JPS6289244A - 光ヘツド - Google Patents

光ヘツド

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Publication number
JPS6289244A
JPS6289244A JP22973585A JP22973585A JPS6289244A JP S6289244 A JPS6289244 A JP S6289244A JP 22973585 A JP22973585 A JP 22973585A JP 22973585 A JP22973585 A JP 22973585A JP S6289244 A JPS6289244 A JP S6289244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical head
main body
actuator
polymer material
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP22973585A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Maeda
政己 前田
Tetsuji Takegawa
武川 哲二
Tadao Karasawa
忠夫 唐沢
Hideyuki Komamura
秀幸 駒村
Takashi Hirayama
孝 平山
Kazuyuki Suda
和幸 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP22973585A priority Critical patent/JPS6289244A/ja
Publication of JPS6289244A publication Critical patent/JPS6289244A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、ビデオディスク等の光デ
ィスクや光磁気ディスクなどの光学式記録媒体に対して
情報の記録や再生を行うための光ヘッドに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の光ヘッドにおいては、レーザダイオードより成る
光源、この光源から放射される光ビームを対物レンズへ
導く光学系、対物レンズをその光軸方向およびそれとほ
ぼ直交する方向に変位させてフォーカフレンズ制御やト
ラッキング制御を行うアクチュエータ、記録媒体から反
射された光ビームを対物レンズを介して受光するフォト
ダイオードより成る受光素子等を支持する光ヘッド本体
は、アルミや亜鉛等の金属の成形体を以って構成されて
いる。
上述した従来の光ヘッドにおいては、光ヘッド本体に装
着される各種の部品の位置関係を所望のものとするため
に光ヘッド本体の面精度および寸法精度を出す必要があ
り、このため成形後、切削加工が必要となり、工程数が
増え、コスト高となる欠点がある。
また、金属成形体を以って構成される光ヘッド本体の重
量は、例えば約30gと重く、光ヘッド全体の重量は約
60gとなっている。これに伴ってイナーシャが増大し
、光ヘッドを、記録媒体のトラックと直交する方向、す
なわちディスク状記録媒体の径方向に駆動する動力源と
して出力の大きなものが必要となるとともに高速送りが
困難となり、光ヘッドを所望のトラック位置に移動する
までのアクセス時間が長くなる欠点がある。
通常、対物レンズを駆動するアクチュエータにはコイル
が設けられており、このコイルに電流を流して対物レン
ズを光軸方向やトラッキング方向に駆動しているが、金
属成形体より成る光ヘッド本体では熱伝導率が大きいた
め、コイルで発生された熱が光ヘッド本体を経て光源の
レーザダイオードに伝達され、レーザダイオードの寿命
が短くなる欠点がある。このレーザダイオードの温度上
昇は約36C以下に抑えるのが望ましく、この要求を満
たすためにアクチュエータのコイルへ流す駆動電流の大
きさが制限され、光ヘッド設計上の制約の一つとなって
いた。
上述した種々の欠点を除去するため、光ヘッド本体を一
体成形可能なプラスチックにより構成して、面精度およ
び寸法精度を出すと共に軽量化を達成した光ヘッドが提
案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したプラスチック成形体により光ヘ
ッド本体を構成したものにおいては、一体成形によりプ
ラスチック成形体を形成しているため、その内部は中実
のモールド品であり、温度や湿度等の光ヘッドが曝され
る雰囲気の変化により光ヘッドに歪みや捩れが発生して
光ヘッドの性能を著しく損なう欠点があった。さらに、
強度をもたすために光ヘッド本体を厚くすると、軽量化
が十分にできない欠点があった。
本発明の目的は上述した不具合を解消して、中実のプラ
スチック成形体による歪みや捩れを減少させると共に、
軽量かつ高強度の光ヘッド本体を有する光ヘッドを提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光ヘッドは、光源、この光源から放射される光
ビームを記録媒体上にスポットとして投射する対物レン
ズ、この対物レンズを光軸方向及びそれとほぼ直交する
方向に駆動するアクチュエータおよび光学系等を支持す
る光ヘッド本体を多孔性構造を有する高分子材料を以っ
て構成したことを特徴とするものである。
更に詳しく説明すると、かかる材料は多数の微少結節が
微細繊維(フィブリン)によって互に結合された多孔性
微細構造を有する結晶性高分子材料であって、これらの
微少結節と微細繊維の間に多数の空隙が形成され、全体
として、連続気孔性の多孔構造を有するものである。こ
の結晶性高分子材料の高分子物質の例としては、弗素樹
脂、ポリオレフィンなどが好適であり、弗素樹脂の具体
例としては、ポリテトラフロロエチレン(PTFE)が
ポリオレフィンの具体例としてポリプロピレンがある。
光ヘッド本体をこれらの材料を以って構成するので、光
ヘッド本体の歪みや涙れを減少させることができると共
に両性を持たすことができ、光ヘッドの性能を損なうこ
とはない。また、光ヘッド本体を多孔性構造の高分子材
料の成形体なり、製造が容易となり、安価となる。また
、多孔性高分子材料より成る光ヘッド本体の重量はきわ
めて軽量となる。したがってイナーシャが小さくなり、
低出力の動力源によって高速で移動させることができ、
アクセス時間が短くなる。さらに多孔性高分子材料は特
に熱伝導率が低いのでアクチュエータのコイルで発生さ
れる熱がレーザダイオードに伝達されることがなくなり
、レーザの寿命が延びるとともに駆動電流に対する制約
がなくなるので設計の自由度が増大する。
また、本発明においては、後述する実施例から明らかな
ように、光ヘッド本体のみを多孔性高分子材料の成形体
を以って構成することに限定されるものではなく、軸受
部、ランク部、ガイド部等をも一体的に成形することも
できる。
〔実施例〕
第1図は本発明による光ヘッドの一実施例の構成を示す
ものであり、第1図Aは内部に配置したレーザダイオー
ド、フォトダイオード、光学系の配置を示す線図であり
、第1図B〜Eは光ヘッド本体の平面図、正面図、右側
面図、裏面図、第1図Fは光ヘッド全体の構成を示す斜
視図である。
第1図Aに示すように、光源を構成するレーザダイオー
ド1から放射された光ビームはコリメータレンズ2によ
り平行ビームに集束され、偏光膜3aを有する偏光プリ
ズム3に入射する。入射光ビームはこの偏光膜3aで反
射され、174波長板4を経てアクチュエータ5により
光軸方向並びにそれと直交するトラッキング方向に変位
される対物レンズ6に入射し、記録媒体7上にスポット
として照射される。本例では記録媒体7に記録された情
報トラックを再生するものとする。この情報トラック7
の情報で変調を受けた記録媒体7からの反射光ビームは
対物レンズ6で集光され、再び1/4波長板4を通り偏
光プリズム3に入射する。
この光ビームは174波長板4を2回透過しているので
偏光面906回転し、偏光膜3aを透過し、反射面8a
が入射光の光軸に対してほぼ臨界角に設定された検出プ
リズム8に入射する。この反射面8aで反射した光束を
4分割した受光領域を有する受光素子を構成するフォト
ダイオード9に入射させる。第1図Aでは図面を明瞭と
するためにアクチュエータ5の内部構造を示していない
が、対物レンズ6はその光軸方向およびそれと直交する
方向に変位可能に板ばねにより支持されており、フォー
カシングコイルおよびトラッキングコイルにフォーカシ
ングエラーおよびトラッキングエラーに応じた電流を流
すことにより対物レンズ6を光軸方向およびトラッキン
グ方向に変位させることができるように構成されている
。このようなアクチュエータの詳細な構成は、例えば特
開昭56−94311号公報に開示されているとともに
本発明の要部ではないのでこれ以上詳細な説明は省略す
る。
また、反射面8aをほぼ臨界角に設定した検出プリズム
8と4分割した受光素子9を含むフォーカシングエラー
およびトラッキングエラーを検出機構についても、例え
ば特開昭57−66533号公報に開示されているので
、これ以上詳細な説明は省略する。
本実施例においては、レーザダイオード1と、コリメー
タレンズ2と、偏光プリズム3と、174波長板4およ
び検出プリズム8を一体に構成した光学系と、アクチュ
エータ5およびフォトダイオード9を支持する光ヘッド
本体10を多孔性高分子材料を以って構成する。
第1図B−Eは本発明の光ヘッド本体10の構成を示す
ものである。この本体10は、前述したポリテトラフロ
ロエチレン又はポリオレフィンの多孔性高分子材料の一
体成形体を以って構成する。
このような多孔性の高分子材料の成形体は、型の寸法精
度さえ確保しておけば、きわめて正確に成形することが
できるので、従来の金属成形体より成る光ヘッド本体の
場合のように成形後、切削加工を施して寸法精度を出す
必要はない。したがって製造工程から切削工程を省くこ
とができ、製造コストを低減することができる。さらに
、多孔性高分子材料は金属に比べて172〜173程度
軽量であるので、光ヘッドの重量を軽くすることができ
る。したがって光ヘッドの情報トラックと直交する方向
、すなわちディスク状記録媒体の径方向に駆動するため
の動力源は低出力のもので足り、しかも高速に移動する
ことができるのでアクセス時間の短縮を図ることができ
る。さらに、高分子材料は金属に比べて熱伝導率が低く
また本実施例では多孔性に基づく空気の断熱層があるた
めアクチュエータ5のコイルで発生した熱が光ヘッド本
体10を伝わってレーザダイオード1に到達しにくくな
り、レーザダイオードの温度上昇を有効に抑えることが
でき、レーザダイオードの寿命を延長することができる
光ヘッド本体10は全体として箱形をしており、底部は
開放している。第1図Bに示すように上面にはほぼ円形
の孔10aが形成されており、この孔に第1図Fに示す
ようにアクチュエータ5の下端部が嵌合するようになっ
ている。また、アクチュエータ5を固定するためのねじ
11が螺合するねじ孔10b〜10eが上面に形成され
ている。また、光ヘッド本体10の内壁には第1図Eに
示すように段部10fが形成されており、この段部の表
面には、レーザダイオード1およびコリメータレンズ2
を支持する鏡胴12(第1図A)を固定するためのねじ
孔10gおよび10hが形成されている。第1図Dに示
すように光ヘッド本体10の右側壁には矩形の切込み1
0iが形成されており、この切込みからフォトダイオー
ド9を本体10の内部に臨ませるようになっている。こ
の右側壁にはフォトダイオード9を支持するプレート1
3をねじ18により固定するためのねじ孔10jおよび
10kが形成されている。
さらに第1図BおよびCに示すように、光ヘッド本体1
0の正面の壁には、レーザダイオード1、アクチュエー
タ5のコイルおよびフォトダイオード9に接続されたリ
ード線の端子板(図示せず)をねじ止めするためのねじ
孔101および10mが突起Ionおよび100の端面
にそれぞれ形成されている。
また、これらのリード線を本体10の内部へ導くための
切欠きtopが底縁に形成されている。さらに第1図E
に示すように底面には裏M14をねじ15によって固定
するためのねし孔10qが形成されている。この裏蓋1
4の他端は軸受ブロック16によって押さえるが、この
軸受ブロックをねじ17により本体10に固定するため
のねじ孔10rおよび10sが形成されている。軸受は
ブロック16には軸受19が設けられており、この軸受
19にガイドシャフト20を摺動自在に挿入する。さら
に軸受はブロック】6の上面にはプレート21が固着さ
れており、このプレートの側面にはラック21aが形成
されている。このラック21aをモータ22により駆動
されるピニオン23と噛合させ、光ヘッド全体をディス
ク状記録媒体7の径方向に所定の範囲に亘って移動でき
るように構成する。例えばコンパクトディスクプレーヤ
に用いる場合には、この移動範囲は約40mmであり、
したがってラック21aの長さも約401である。
光ヘッド本体10の一側にはガイド部10tを一体的に
形成し、第1図Aに示すように、このガイド部10tを
挟むようにねじ24aおよび24bを有する軸受ブロッ
ク25を設け、この軸受ブロック25には軸受26を取
付け、この軸受26にガイドシャフト27を摺動自在に
挿通する。本例ではねし24aおよび24bを調整する
ことにより光ヘッド本体10をガイドシャフト20を中
心として第1図Aの紙面の平面内で回動させることがで
き、これにより対物レンズ6の光軸を情報トラックの接
線方向に調整することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
の光ヘッドにおいては光ヘッド本体を多孔性の高分子材
料の成形体を以って構成したため、光へノド本体の歪み
や撲れを減少させることができると共に剛性を持たすこ
とができ、どのような条件下においてもその性能を損な
うことのない光ヘッドを得ることができる。さらに、高
分子材料の成形体は面精度や寸法精度がよいため成形後
の切削加工は不要となり、製造工程数が減り、製造コス
トが安価となる。また、多孔性高分子材料の成形体は肉
厚を厚くして機械的強度を高くしても重量が軽いため光
ヘッド全体の重量も軽くなり、イナーシャが小さくなる
。したがって光ヘッドをディスク状記録媒体の径方向へ
駆動する動力源の出力は小さなもので足り、しかも高速
の移動ができるのでアクセス時間が短くなるとともにア
クセス精度も向上することになる。さらに高分子材料は
金属に比べて熱伝導率が低いため、アクチュエータのコ
イルで発生する熱が光へノド本体を伝わってレーザダイ
オードに伝達されないので、レーザダイオードの温度上
昇を抑えることができ、レーザダイオードの寿命が長く
なる。また、これによってアクチュエータのコイルに大
電流が流せるようになり、光ヘッド設計上の制約も著し
く緩和される利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A−Fは本発明による光ヘッドの一実施例の構成
を示す図である。 1・・・レーザダイオード 2・・・コリメータレンズ 3・・・偏光プリズム  4・・・174波長板5・・
・アクチュエータ 6・・・対物レンズ7・・・記録媒
体    8・・・検出プリズム9・・・フォトダイオ
ード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光源、この光源から放射される光ビームを記録媒体
    上にスポットとして投射する対物レンズ、この対物レン
    ズを光軸方向及びそれとほぼ直交する方向に駆動するア
    クチュエータおよび光学系等を支持する光ヘッド本体を
    多孔性の高分子材料成形体を以って構成したことを特徴
    とする光ヘッド。
JP22973585A 1985-10-15 1985-10-15 光ヘツド Pending JPS6289244A (ja)

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JP22973585A JPS6289244A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 光ヘツド

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JP22973585A Pending JPS6289244A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 光ヘツド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0764945A1 (en) * 1995-09-20 1997-03-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0764945A1 (en) * 1995-09-20 1997-03-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup
US5673152A (en) * 1995-09-20 1997-09-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup comprising a heat-insulating material

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