JPS62286718A - デイスク成形用金型 - Google Patents
デイスク成形用金型Info
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- JPS62286718A JPS62286718A JP13126186A JP13126186A JPS62286718A JP S62286718 A JPS62286718 A JP S62286718A JP 13126186 A JP13126186 A JP 13126186A JP 13126186 A JP13126186 A JP 13126186A JP S62286718 A JPS62286718 A JP S62286718A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばいわゆるコンパクトディスク(以下「
CD」と記述する)等のように片面だけに信号が記録さ
れるディスクを射出成形するためのディスク成形用金型
に関するものである。
CD」と記述する)等のように片面だけに信号が記録さ
れるディスクを射出成形するためのディスク成形用金型
に関するものである。
従来及び本発明のディスク成形用金型によって射出成形
されるCD等のディスクは、片面だけに信号が記録され
る(即ちディジタル化されたビットが形成される〉こと
が大きな特徴の1つである。
されるCD等のディスクは、片面だけに信号が記録され
る(即ちディジタル化されたビットが形成される〉こと
が大きな特徴の1つである。
そこで金型全体のうち固定側金型には凹凸の無い固定鏡
面が取付けられ、可動側金型にはピットが形成されたス
タンパ−が取付けられている。そして、射出成形中はこ
の固定鏡面やスタンパ−等は一定温度(例えば約90℃
)に保たれ、両者の間に作られた一定形状の空間(隙間
)に、約300℃に熱せられて液体状となったポリカー
ボネート等のプラスチックが射出(注入)され、ここで
約90℃にまで温度低下されて凝固した後、可動側金型
を固定側金型から隔離して、成形されたディスクを取出
している。従って、異なる種類のディスクを射出成形す
る場合等には、このスタンパ−のみを可動側金型から外
して交換すれば良く、固定鏡面は交換しないで続けて使
用することができる。このスタンパ−の交換の頻度は、
主として同一種類のディスクのオーダーの枚数によって
定まり、そのオーダー数は平均約2000枚であるが、
オーダーによっては僅か二、三百枚と少ない場合もある
。
面が取付けられ、可動側金型にはピットが形成されたス
タンパ−が取付けられている。そして、射出成形中はこ
の固定鏡面やスタンパ−等は一定温度(例えば約90℃
)に保たれ、両者の間に作られた一定形状の空間(隙間
)に、約300℃に熱せられて液体状となったポリカー
ボネート等のプラスチックが射出(注入)され、ここで
約90℃にまで温度低下されて凝固した後、可動側金型
を固定側金型から隔離して、成形されたディスクを取出
している。従って、異なる種類のディスクを射出成形す
る場合等には、このスタンパ−のみを可動側金型から外
して交換すれば良く、固定鏡面は交換しないで続けて使
用することができる。このスタンパ−の交換の頻度は、
主として同一種類のディスクのオーダーの枚数によって
定まり、そのオーダー数は平均約2000枚であるが、
オーダーによっては僅か二、三百枚と少ない場合もある
。
このようにしてディスクを成形する射出成形装置におけ
る従来のディスク成形用金型について、第5図を参照し
ながら説明する。第5図は従来のディスク成形用金型1
の概略断面図であり、これは一般的金型に見られるよう
に、固定側金型2と可動側金型3とに大別される。固定
側金型2には金型のセンタリング〈図示しない射出ユニ
ットの噴射ノズル等との位置決め)を行なう為のロケー
トリング13、ポリカーボネート等の成形樹脂を金型内
に注入するための湯口(スプールブツシュ)14、及び
固定鏡面16等を備えている(この他にも加熱手段や冷
却手段等を有しているが、金型(射出成形技術)におい
ては常識的なことなので省略する)。一方可動側金型3
には1、ディジタル信号(ピット)が形成されたスタン
パ−4を保持〈固定)するための外周リング5と、この
スタンパ−4のセンタリング及び内周側からの保持を行
なうリテーナ−6、成形用樹脂の凝固後に不要部分を切
取る(ディスク中央の孔を打ち抜く)ためのセンターポ
ンチ7、成形品突出し用のエジェクタースリーブ8、ス
プルー突出し用のエジェクタービン(ポンチ機構)9等
を備えている。そしてこのスタンパ−4と前述の固定鏡
面16との間には、所定幅の隙間4aが形成されており
、ここにポリカーボネート等の成形樹脂が注入されて冷
されることによりディスクが成形される。
る従来のディスク成形用金型について、第5図を参照し
ながら説明する。第5図は従来のディスク成形用金型1
の概略断面図であり、これは一般的金型に見られるよう
に、固定側金型2と可動側金型3とに大別される。固定
側金型2には金型のセンタリング〈図示しない射出ユニ
ットの噴射ノズル等との位置決め)を行なう為のロケー
トリング13、ポリカーボネート等の成形樹脂を金型内
に注入するための湯口(スプールブツシュ)14、及び
固定鏡面16等を備えている(この他にも加熱手段や冷
却手段等を有しているが、金型(射出成形技術)におい
ては常識的なことなので省略する)。一方可動側金型3
には1、ディジタル信号(ピット)が形成されたスタン
パ−4を保持〈固定)するための外周リング5と、この
スタンパ−4のセンタリング及び内周側からの保持を行
なうリテーナ−6、成形用樹脂の凝固後に不要部分を切
取る(ディスク中央の孔を打ち抜く)ためのセンターポ
ンチ7、成形品突出し用のエジェクタースリーブ8、ス
プルー突出し用のエジェクタービン(ポンチ機構)9等
を備えている。そしてこのスタンパ−4と前述の固定鏡
面16との間には、所定幅の隙間4aが形成されており
、ここにポリカーボネート等の成形樹脂が注入されて冷
されることによりディスクが成形される。
〔発明が解決しようとする問題点)
上述の如き従来のディスク成形用金型1においては、ス
タンパ−4は可動側金型3に外周リング5及びリテーナ
−6によって直接取付けられている。従ってスタンパ−
4を交換する場合には、一旦成形機の運転を止めて、以
下のような手順により作業者が手作業で行なわなければ
ならない。その主な作業としては、■成形機の運転を停
止して可動側金型の温度を作業可能な温度まで低下させ
ること、■スタンパーの取外し、■可動側金型の表面(
スタンパ−取付は而)磨き、■金型全体の掃除、■スタ
ンパーの裏面拭き゛及び検査、■周表面検査、■スタン
バ−の取付け、■感形機再稼動。
タンパ−4は可動側金型3に外周リング5及びリテーナ
−6によって直接取付けられている。従ってスタンパ−
4を交換する場合には、一旦成形機の運転を止めて、以
下のような手順により作業者が手作業で行なわなければ
ならない。その主な作業としては、■成形機の運転を停
止して可動側金型の温度を作業可能な温度まで低下させ
ること、■スタンパーの取外し、■可動側金型の表面(
スタンパ−取付は而)磨き、■金型全体の掃除、■スタ
ンパーの裏面拭き゛及び検査、■周表面検査、■スタン
バ−の取付け、■感形機再稼動。
■成形条件設定等々である。
以上の作業の中には非常に面倒なものもあり、例えば■
のスタンパ−の取外し作業においてはまず外周リング5
及びリテーナ−6を外さなければならず、それには外周
リング5には多くの捩子類が付いているのでこれらを1
つ1つ回して取外さなければならず、またリテーナ−6
においても様々な固定金具を全部外さなければならない
。更に、■のスタンパ−取付は作業も取外し作業と略同
様に非常に面倒な作業である。しかもこのスタンパ−取
付けにあたっては、スタンパ−の両面及び可動側金型の
表面(スタンパ−取付は面)に埃や汚れが付着していな
いかどうかを丹念に検査しなければならない(作業■、
■、■)。もし塵埃等が少しでも付着していると、周知
の如<CD等のディスクには非常に高密度に信号が記録
されているので、仮えそれが微細なものであっても、こ
れによって作られたディスクには暇や無用の凹凸が生じ
て不良品となってしまう。従って作業者は自分の目で見
て検査するのみならず、指先で表面を慎重に触ることに
よっても検査している。ところで前述の如く、金型は約
90℃に熱せられているので、このままでは金型交換に
際して作業者が指先を火傷してしまう。そこで交換作業
に当っては、必ずスタンパ−4及び可動側金型3の温度
を火傷しない程度に下げねばならず、かつ新らしいスタ
ンパ−を取付けた後にはこの可動側金型3の温度を略平
温から再び約90℃にまで上げてからディスクの成形作
業を開始しなければならないわけで、これらの時間を含
めると、1回のスタンパ−交換に要する時間はトータル
約1時間も要する。これはディスク1枚当たりの射出成
形時間(約11〜16秒)に比べて非常に長いので、同
一種類のディスクのオーダ一枚数が少なければ少ない程
スタンバー交換の回数が増大し、その間ディスクの全製
造ラインを停止しなければならないため、ディスク1枚
当たりの実質的成形時間が長くなって生産性が低下して
しまうという欠点があった。更にまた、スタンパ−の交
換後、成形作業を開始した際に、成形されたディスクに
上記塵埃やスタンパ−の傷等によるIGが発見された場
合には、再び全製造ラインを止めて、上記の面倒な交換
作業を再度ヤリ直さなければならないという問題点もあ
った。
のスタンパ−の取外し作業においてはまず外周リング5
及びリテーナ−6を外さなければならず、それには外周
リング5には多くの捩子類が付いているのでこれらを1
つ1つ回して取外さなければならず、またリテーナ−6
においても様々な固定金具を全部外さなければならない
。更に、■のスタンパ−取付は作業も取外し作業と略同
様に非常に面倒な作業である。しかもこのスタンパ−取
付けにあたっては、スタンパ−の両面及び可動側金型の
表面(スタンパ−取付は面)に埃や汚れが付着していな
いかどうかを丹念に検査しなければならない(作業■、
■、■)。もし塵埃等が少しでも付着していると、周知
の如<CD等のディスクには非常に高密度に信号が記録
されているので、仮えそれが微細なものであっても、こ
れによって作られたディスクには暇や無用の凹凸が生じ
て不良品となってしまう。従って作業者は自分の目で見
て検査するのみならず、指先で表面を慎重に触ることに
よっても検査している。ところで前述の如く、金型は約
90℃に熱せられているので、このままでは金型交換に
際して作業者が指先を火傷してしまう。そこで交換作業
に当っては、必ずスタンパ−4及び可動側金型3の温度
を火傷しない程度に下げねばならず、かつ新らしいスタ
ンパ−を取付けた後にはこの可動側金型3の温度を略平
温から再び約90℃にまで上げてからディスクの成形作
業を開始しなければならないわけで、これらの時間を含
めると、1回のスタンパ−交換に要する時間はトータル
約1時間も要する。これはディスク1枚当たりの射出成
形時間(約11〜16秒)に比べて非常に長いので、同
一種類のディスクのオーダ一枚数が少なければ少ない程
スタンバー交換の回数が増大し、その間ディスクの全製
造ラインを停止しなければならないため、ディスク1枚
当たりの実質的成形時間が長くなって生産性が低下して
しまうという欠点があった。更にまた、スタンパ−の交
換後、成形作業を開始した際に、成形されたディスクに
上記塵埃やスタンパ−の傷等によるIGが発見された場
合には、再び全製造ラインを止めて、上記の面倒な交換
作業を再度ヤリ直さなければならないという問題点もあ
った。
本発明は、固定側金型と、スタンパ−を取付ける可動側
金型とを有するディスク成形用金型において、スタンパ
−を取付ける部分を可動側金型とは別体のスタンパ−ブ
ロックとすると共に、スタンパ−ブロック及び可動側金
型に、スタンパ−ブロックを可動側金型に対して着脱自
在に保持し得る機構を備えることにより、上記従来のデ
ィスク成形用金型における上記諸問題点を解決したもの
である。
金型とを有するディスク成形用金型において、スタンパ
−を取付ける部分を可動側金型とは別体のスタンパ−ブ
ロックとすると共に、スタンパ−ブロック及び可動側金
型に、スタンパ−ブロックを可動側金型に対して着脱自
在に保持し得る機構を備えることにより、上記従来のデ
ィスク成形用金型における上記諸問題点を解決したもの
である。
第1図は本発明のディスク成形用金型の一実施例の概略
断面図である。この図において第5図示の従来例と同一
構成部分には同一符号を付して、その詳細な説明を省略
する。図から明らかなように、ディスク成形用金型10
は固定側金型11と可動側金型12とに大別される。固
定側金型11には金型のセンタリングを行なう為のロケ
ートリング13.ポリカーボネート等の成形樹脂を注入
するための湯口14、及び固定鏡面16等を備えている
(この他に加熱手段や冷却手段等を有しているが、これ
らは従来装置と略同じなので省略する)。−・方、可動
側金型12には、スタンパ−4を取付けるスタンパ−ブ
ロック20を着脱自在に固定Tる油圧ロックピン(以下
単に「ロックピン」と記述する)19aと、このロック
ビン19aを前進。
断面図である。この図において第5図示の従来例と同一
構成部分には同一符号を付して、その詳細な説明を省略
する。図から明らかなように、ディスク成形用金型10
は固定側金型11と可動側金型12とに大別される。固
定側金型11には金型のセンタリングを行なう為のロケ
ートリング13.ポリカーボネート等の成形樹脂を注入
するための湯口14、及び固定鏡面16等を備えている
(この他に加熱手段や冷却手段等を有しているが、これ
らは従来装置と略同じなので省略する)。−・方、可動
側金型12には、スタンパ−4を取付けるスタンパ−ブ
ロック20を着脱自在に固定Tる油圧ロックピン(以下
単に「ロックピン」と記述する)19aと、このロック
ビン19aを前進。
後退させるピストンロッド19bを有する移動機構(ピ
ストン)1つ、及びこのピストン19を移動可能に収納
しているシリンダ18、成形樹脂の凝固後に不要部分を
切取る(ディスク中央の孔を打ち汰り)ためのセンター
ポンチ7、成形品突出し用のエジェクタースリーブ8、
スプルー突出し用のエジェクタービン(ポンチ機構)9
等を備えている。そしてこのスタンパ−ブロック20と
前述の固定鏡面16との間には、所定幅の隙間4aが形
成されており、ここへディスクの成形材料であるポリカ
ーボネート等の成形樹脂が注入される。なJ5、スタン
パ−4のセンタリング及び内周側からの保持を行なうリ
テーナ−36は、可動側金型12どは完全に分離して、
スタンパ−ブロック20側のみに取付けられている。
ストン)1つ、及びこのピストン19を移動可能に収納
しているシリンダ18、成形樹脂の凝固後に不要部分を
切取る(ディスク中央の孔を打ち汰り)ためのセンター
ポンチ7、成形品突出し用のエジェクタースリーブ8、
スプルー突出し用のエジェクタービン(ポンチ機構)9
等を備えている。そしてこのスタンパ−ブロック20と
前述の固定鏡面16との間には、所定幅の隙間4aが形
成されており、ここへディスクの成形材料であるポリカ
ーボネート等の成形樹脂が注入される。なJ5、スタン
パ−4のセンタリング及び内周側からの保持を行なうリ
テーナ−36は、可動側金型12どは完全に分離して、
スタンパ−ブロック20側のみに取付けられている。
次に、上記スタンパ−ブロック20と固定鏡面16との
間に所定幅の隙間4aが形成された本発明のディスク成
形用金型10による1枚当りのディスクの成形方法につ
いて簡単に説明する。公知の射出ユニット(図示せず)
内の加熱シリンダで約300℃強に熱せられて液体とな
ったポリカーボネート等のプラスチック樹脂がノズル(
図示せず)から噴射され、湯口14内の通路15を通っ
て隙間4a内にくまなく注入される。ここでプラスチッ
ク樹脂は約90℃にまで温度を下げられて凝固する。
間に所定幅の隙間4aが形成された本発明のディスク成
形用金型10による1枚当りのディスクの成形方法につ
いて簡単に説明する。公知の射出ユニット(図示せず)
内の加熱シリンダで約300℃強に熱せられて液体とな
ったポリカーボネート等のプラスチック樹脂がノズル(
図示せず)から噴射され、湯口14内の通路15を通っ
て隙間4a内にくまなく注入される。ここでプラスチッ
ク樹脂は約90℃にまで温度を下げられて凝固する。
しかる後に、ポンチ機構9によりディスク中央に直径1
〜2cmの孔を形成するための切欠きを入れる。その後
、可動側金型12を第1図中矢印X方向に移動させるこ
とにより、スタンパ−4(スタンパ−ブロック20)は
固定側金型11から采離(分1et)する。このとき凝
固した成形樹脂(ディスク)は可動側金型12に付着し
たまま共に所定圧l!1ll(例えば30cm )を移
動する。続いて射出成形装置とは別体の成形品取出し装
置(図示せず)の腕部が進入して来て、成形されたディ
スクに吸着する。略同時に可a fill金型1211
+11からはエジエクタースリーブ8及びエジェクター
ビン(ポンチ機構)9が突出してきて夫々ディスク及び
スプルー(残余の部分)は可動側金型12から剥がされ
、成形品取出し装置により金型本体10から取出される
。最後に可動側金型12が図中矢印Xとは反対方向に移
動して固定側金型11に再び密着し、次の射出成形のサ
イクルに移る。この1サイクルに要する時間は約11〜
16秒である。なお、スタンバ−ブロック2oには温度
昇降(熱交換)用の熱温等を通すバイブは形成されてい
ないが、比較的薄い板状に形成されており、しかも熱伝
導率の高い金属で作られているので、可動側金型12本
体からの熱伝導によって、十分な温度調整(スタンバ−
4を常時的90℃に維持すること等)が行なえるのであ
る。
〜2cmの孔を形成するための切欠きを入れる。その後
、可動側金型12を第1図中矢印X方向に移動させるこ
とにより、スタンパ−4(スタンパ−ブロック20)は
固定側金型11から采離(分1et)する。このとき凝
固した成形樹脂(ディスク)は可動側金型12に付着し
たまま共に所定圧l!1ll(例えば30cm )を移
動する。続いて射出成形装置とは別体の成形品取出し装
置(図示せず)の腕部が進入して来て、成形されたディ
スクに吸着する。略同時に可a fill金型1211
+11からはエジエクタースリーブ8及びエジェクター
ビン(ポンチ機構)9が突出してきて夫々ディスク及び
スプルー(残余の部分)は可動側金型12から剥がされ
、成形品取出し装置により金型本体10から取出される
。最後に可動側金型12が図中矢印Xとは反対方向に移
動して固定側金型11に再び密着し、次の射出成形のサ
イクルに移る。この1サイクルに要する時間は約11〜
16秒である。なお、スタンバ−ブロック2oには温度
昇降(熱交換)用の熱温等を通すバイブは形成されてい
ないが、比較的薄い板状に形成されており、しかも熱伝
導率の高い金属で作られているので、可動側金型12本
体からの熱伝導によって、十分な温度調整(スタンバ−
4を常時的90℃に維持すること等)が行なえるのであ
る。
このようにして、短時間に故多くのディスクが次々に成
形される。そして、予め設定されていたオーダ一枚数に
達すると射出成形作業は自動的に打切られ、スタンバ−
ブロック20の交換作業に移る。この交換作業について
説明する前に、スタンバ−ブロック20の構造について
主として第2図を参照して詳細に説明する。
形される。そして、予め設定されていたオーダ一枚数に
達すると射出成形作業は自動的に打切られ、スタンバ−
ブロック20の交換作業に移る。この交換作業について
説明する前に、スタンバ−ブロック20の構造について
主として第2図を参照して詳細に説明する。
第2図(A>は本発明のディスク成形用金型の主要部で
あるスタンバ−ブロック20の右半部平面図、同図(B
)は(A)図中ll−ff線で切断した断面図である。
あるスタンバ−ブロック20の右半部平面図、同図(B
)は(A)図中ll−ff線で切断した断面図である。
スタンバ−ブロック20は大別して、大略ドーナツ状の
コア21と、このコア21の表面にスタンバ−4を取付
けて保持するための保持リング5と、コア21の中央部
(内側〉に取付けられ、中心部に略円筒形の孔35が形
成されたりテーカ−36(スタンバ−4のセンタリング
及び保持を行なう)と、スタンバ−ブロック20を前述
のロックビン19aに着脱自在に係合固定(保持)する
嵌合部であるカプラー23(これは当然ピストンロッド
19bの本数と同じく例えば4個設けられる)、及びブ
ツシュプレート24等から構成されている。この嵌合部
(カプラー)23は第2図(B)及び第4図(A)に示
すように、ロックビン19aの先端付近に形成された所
面U字状溝19C(第4図参照)に係合する複数(例え
ば6個)のカプラーボール28と、これらのカプラーボ
ール28をその窓26Cから(脱落させない範囲r:)
突出自在に収納する中空のカプラー内輪26と、カプラ
ーボール28を内方に突出させるためにカプラー内輪2
6の外側からこれを押圧するカプラー外輪27と、カプ
ラー内輪26をコア21またはこれに固定されたクラン
パー31に取付けるためのカプラーカバー25と、カプ
ラー外輪27をブツシュプレート24に固定するための
Cリング(カプラーストップリング)33等から構成さ
れている。また、カプラー外輪27には第4図<A)に
一層明瞭に示すように、カプラーボール28の押圧を解
除するための凹溝27aが形成され、かつこの凹溝27
aの端部を当接させることによりカプラー外輪27のカ
プラー内輪26からの抜けを防止するためのサークルク
リップ29がカプラー内輪26の所定の個所に取付けら
れている。
コア21と、このコア21の表面にスタンバ−4を取付
けて保持するための保持リング5と、コア21の中央部
(内側〉に取付けられ、中心部に略円筒形の孔35が形
成されたりテーカ−36(スタンバ−4のセンタリング
及び保持を行なう)と、スタンバ−ブロック20を前述
のロックビン19aに着脱自在に係合固定(保持)する
嵌合部であるカプラー23(これは当然ピストンロッド
19bの本数と同じく例えば4個設けられる)、及びブ
ツシュプレート24等から構成されている。この嵌合部
(カプラー)23は第2図(B)及び第4図(A)に示
すように、ロックビン19aの先端付近に形成された所
面U字状溝19C(第4図参照)に係合する複数(例え
ば6個)のカプラーボール28と、これらのカプラーボ
ール28をその窓26Cから(脱落させない範囲r:)
突出自在に収納する中空のカプラー内輪26と、カプラ
ーボール28を内方に突出させるためにカプラー内輪2
6の外側からこれを押圧するカプラー外輪27と、カプ
ラー内輪26をコア21またはこれに固定されたクラン
パー31に取付けるためのカプラーカバー25と、カプ
ラー外輪27をブツシュプレート24に固定するための
Cリング(カプラーストップリング)33等から構成さ
れている。また、カプラー外輪27には第4図<A)に
一層明瞭に示すように、カプラーボール28の押圧を解
除するための凹溝27aが形成され、かつこの凹溝27
aの端部を当接させることによりカプラー外輪27のカ
プラー内輪26からの抜けを防止するためのサークルク
リップ29がカプラー内輪26の所定の個所に取付けら
れている。
なお、ブツシュプレート24はクランパー31(又はコ
ア21)の収納部に内装されたコイルバネ32(4箇所
に設けられる)によって弾性的に付勢されているも、以
上の説明から類推されるように、このブツシュプレート
24の41!l所に固定されているカプラー外輪27の
凹溝27aの端が、カプラー内輪26に取付けられてい
るサークルクリップ2つに当接すること等により、それ
以上のコア21からの隔離を制限されている。
ア21)の収納部に内装されたコイルバネ32(4箇所
に設けられる)によって弾性的に付勢されているも、以
上の説明から類推されるように、このブツシュプレート
24の41!l所に固定されているカプラー外輪27の
凹溝27aの端が、カプラー内輪26に取付けられてい
るサークルクリップ2つに当接すること等により、それ
以上のコア21からの隔離を制限されている。
視点を変えれば、コア21(クランパー31)に一端を
固定されている複数個所のコイルバネ32がブツシュプ
レート24を弾性的に押圧することにより、このブツシ
ュプレート24に固定されているカプラー外輪27を第
2図(B)中矢印Y方向に付勢する。この状態では、コ
ア21(クランパー31)に固定されたカプラー内輪2
6に収納されているカプラーボール28に対しては、第
2図(B)及び第4図(A>図示の如く凹溝27aが形
成されていない部分のカプラー外輪27の内壁27bが
当接するために、カプラーボール28は窓2f3cより
内側へ突出させられるわけである。
固定されている複数個所のコイルバネ32がブツシュプ
レート24を弾性的に押圧することにより、このブツシ
ュプレート24に固定されているカプラー外輪27を第
2図(B)中矢印Y方向に付勢する。この状態では、コ
ア21(クランパー31)に固定されたカプラー内輪2
6に収納されているカプラーボール28に対しては、第
2図(B)及び第4図(A>図示の如く凹溝27aが形
成されていない部分のカプラー外輪27の内壁27bが
当接するために、カプラーボール28は窓2f3cより
内側へ突出させられるわけである。
従って、かかる構成により、ロックビン19aの0字状
溝19c側に突出された複数のカブラーボール28は、
カプラー外輪27の内!27bによって退路を断たれる
ので、スタンパ−ブロック20のロックビン19aから
の脱落を完全に防止するわけである。
溝19c側に突出された複数のカブラーボール28は、
カプラー外輪27の内!27bによって退路を断たれる
ので、スタンパ−ブロック20のロックビン19aから
の脱落を完全に防止するわけである。
なお、使用済みのスタンパ−ブロックや、可動側金型1
2に取付ける前のスタンパ−ブロックは、スタンパ−4
を取付けた面側に例えば第3図に示すようなスタンパ−
ブロックカバー40を被せられて、図示しないベルトコ
ンベアや加熱装ra(スタンパ−ブロック20を約90
℃に加熱し得る)の上に夫々載置された状態で待機して
いる。第3図<A>はスタンパ−ブロックカバー40の
右半部上面図、同図(B)はその側面図である。このス
タンパ−ブロックカバー40の平面形状はスタンパ−ブ
ロック20の平面形状と略同形状に作られており、嵌合
部となるカプラー23に対向する位置には、これに挿入
、係合されるカバーロックビン43が夫々所定数(4個
)植立されている。このカバーロックビン43の略中央
部には0字状溝43aが形成されているので、ロックビ
ン19aに対する係合固定と同様の原理で、スタンパ−
ブロック20はスタンパ−ブロックカバー40に係合固
定され、特殊な冶具を使用しない限り両者が垂離するこ
とは無い。なお、41はスダンパーブロック自動交換装
置(図示せず)に設けられたブツシュプレート押圧用ブ
ツシュビンを負通させるための透孔、42はセンタービ
ン(チャックロケートピン〉である。
2に取付ける前のスタンパ−ブロックは、スタンパ−4
を取付けた面側に例えば第3図に示すようなスタンパ−
ブロックカバー40を被せられて、図示しないベルトコ
ンベアや加熱装ra(スタンパ−ブロック20を約90
℃に加熱し得る)の上に夫々載置された状態で待機して
いる。第3図<A>はスタンパ−ブロックカバー40の
右半部上面図、同図(B)はその側面図である。このス
タンパ−ブロックカバー40の平面形状はスタンパ−ブ
ロック20の平面形状と略同形状に作られており、嵌合
部となるカプラー23に対向する位置には、これに挿入
、係合されるカバーロックビン43が夫々所定数(4個
)植立されている。このカバーロックビン43の略中央
部には0字状溝43aが形成されているので、ロックビ
ン19aに対する係合固定と同様の原理で、スタンパ−
ブロック20はスタンパ−ブロックカバー40に係合固
定され、特殊な冶具を使用しない限り両者が垂離するこ
とは無い。なお、41はスダンパーブロック自動交換装
置(図示せず)に設けられたブツシュプレート押圧用ブ
ツシュビンを負通させるための透孔、42はセンタービ
ン(チャックロケートピン〉である。
次に、スタンパ−ブロック20の交換作業について第4
図を参照しながら説明する。第4図(A)〜(G)は本
発明のディスク成形用金型の主要部であるスタンパ−ブ
ロックの通常時及び取外し作業時の各段階でのカプラー
23とロックビン19aまたはカバーロックビン43と
の嵌合(係合)状態等を示す図であり、同図(A>は取
外し開始前の通常の成形時の状態を示し、(B)〜(F
)図は途中経過を、(G)図は取り外しく受取り)完了
時の状態を夫々示す。引続いて行なわれる新スタンバー
ブロックの取付は作業は、この取付は作業と全く逆の順
序の工程で行なわれるものであるので、その詳細な説明
は省略する。以下、各段階の状態図について個々に説明
する。
図を参照しながら説明する。第4図(A)〜(G)は本
発明のディスク成形用金型の主要部であるスタンパ−ブ
ロックの通常時及び取外し作業時の各段階でのカプラー
23とロックビン19aまたはカバーロックビン43と
の嵌合(係合)状態等を示す図であり、同図(A>は取
外し開始前の通常の成形時の状態を示し、(B)〜(F
)図は途中経過を、(G)図は取り外しく受取り)完了
時の状態を夫々示す。引続いて行なわれる新スタンバー
ブロックの取付は作業は、この取付は作業と全く逆の順
序の工程で行なわれるものであるので、その詳細な説明
は省略する。以下、各段階の状態図について個々に説明
する。
<A)図は、第1図と同様な状態即ち通常の成形時の状
態である。この時、スタンパ−ブロック20のカプラー
23は可動側金型12のロックビン19aに係合してお
り、しかも給油口j8aからの移8機構(シリンダ)1
8への給油(送油〉によってロックビン+9aは矢印α
方向に常時付勢されているため、スタンパ−ブロック2
0は可動側金型12にa!’Wしている。次に、(8)
図は取外し作業開始時の状態を示すもので、給油口18
aからの送油が止み、代りに給油口18bからの送油に
よって、スタンパ−ブロック20の可動側金型12への
a?Wが解除され、わずかに采離する。次に(C)図に
示すように、スタンパ−ブロック自動交換装置(図示せ
ず〉に取付けられたスタンパ−ブロックカバー40が欠
目)α方向へ移動(前進)して来、カバーロックビン4
3の先端がカプラー23を構成するカプラー内輪26内
にわずかに進入してロックビン19aの先端に接触する
。かかる状態で、スタンパ−ブロック自動交換装置に設
けられたブツシュビン(図示せず)を第3図(△)図示
の透孔41から貫通させてブツシュプレート24に当て
て、第2図(B)図示のコイルバネ32の矢印Y方向へ
の復帰力に抗してブツシュプレート24を押え込む。す
ると(D)図に示すように、Cリング33等でブツシュ
プレート24に固定されているカプラー外輪27も矢印
α方向へ偏倚(移動)するので、カプラーボール28に
対してはカプラー外輪27の内側の図面上右半分に形成
されている凹溝27aが対面することとなり、従ってカ
プラーボール28はフリーとなって窓26cからの突出
を解除され、U字状溝19cとの係合を解かれるので、
ロックビン19aに対するカプラー23のロックは解除
となる。かかる状態で、(E)図に示すように給油口1
8aからシリンダ18へ送油してロックビン19aを矢
印α方向に後退させてカプラー23から完全に外し、略
同時に(または引続いて)スタンパ−ブロックカバー4
0を前進(矢印α方向へ移+j」)させて、カバーロッ
クビン43をカプラー23のカプラー内輪26内に完全
に挿入させる。この時カプラーボール28に対しては、
カバーロックビン43に形成されている0字状溝43a
が対面する。この時点で図示しないスタンバ−ブロック
自動交換装置のブツシュビンが後退する。するとブツシ
ュプレート24が第2図(B)図示のコイルバネ32の
押圧力によって矢印Y方向に復帰し、これによつ、(F
)図に示すようにカプラー外輪27も矢印β方向へ移動
して復帰するので、カプラーボール28に対してはカプ
ラー外輪27の内壁27bが再び当接するようになり、
従って、カプラーボール28は窓26cより突出してカ
バーロックビン43の0字状溝43aに係合するく受取
り動作完了)。このようにして、スタンバ−ブロック2
oはカプラー23により今度はスタンバ−ブロックカバ
ー40側に″係合固定され、更に自動交換装置のオート
ハンド(図示せず)によって(G)図に示すように後退
く矢印β方向に移動)させられて、図示しないベルトコ
ンベア等にスタンバ−ブロックカバー40共々載置させ
られて、例えば返送ステーション(図示せず)に送られ
るわけである。引続いてオートハンドは例えば予熱装置
の上に載置されている新しいスタンバ−ブロックを掴み
(吸着し)、以上の第4図を参照して説明した動作と略
正反対の順序で受は渡し動作を行ない、スタンバ−ブロ
ックの交換作業を完了する。なお、第4図(B)図示の
取外し開始から取付は完了まで、僅か14秒程度でスタ
ンバ−が取付けられたスタンバ−ブロックの交換が出来
るようになり、従来のディスク成形用金型においてはス
タンバ−の交換作業に1時間も費していたのに比較して
格段に短縮され、非常に便利なディスク°成形用金型を
実現さ眩ることができた。
態である。この時、スタンパ−ブロック20のカプラー
23は可動側金型12のロックビン19aに係合してお
り、しかも給油口j8aからの移8機構(シリンダ)1
8への給油(送油〉によってロックビン+9aは矢印α
方向に常時付勢されているため、スタンパ−ブロック2
0は可動側金型12にa!’Wしている。次に、(8)
図は取外し作業開始時の状態を示すもので、給油口18
aからの送油が止み、代りに給油口18bからの送油に
よって、スタンパ−ブロック20の可動側金型12への
a?Wが解除され、わずかに采離する。次に(C)図に
示すように、スタンパ−ブロック自動交換装置(図示せ
ず〉に取付けられたスタンパ−ブロックカバー40が欠
目)α方向へ移動(前進)して来、カバーロックビン4
3の先端がカプラー23を構成するカプラー内輪26内
にわずかに進入してロックビン19aの先端に接触する
。かかる状態で、スタンパ−ブロック自動交換装置に設
けられたブツシュビン(図示せず)を第3図(△)図示
の透孔41から貫通させてブツシュプレート24に当て
て、第2図(B)図示のコイルバネ32の矢印Y方向へ
の復帰力に抗してブツシュプレート24を押え込む。す
ると(D)図に示すように、Cリング33等でブツシュ
プレート24に固定されているカプラー外輪27も矢印
α方向へ偏倚(移動)するので、カプラーボール28に
対してはカプラー外輪27の内側の図面上右半分に形成
されている凹溝27aが対面することとなり、従ってカ
プラーボール28はフリーとなって窓26cからの突出
を解除され、U字状溝19cとの係合を解かれるので、
ロックビン19aに対するカプラー23のロックは解除
となる。かかる状態で、(E)図に示すように給油口1
8aからシリンダ18へ送油してロックビン19aを矢
印α方向に後退させてカプラー23から完全に外し、略
同時に(または引続いて)スタンパ−ブロックカバー4
0を前進(矢印α方向へ移+j」)させて、カバーロッ
クビン43をカプラー23のカプラー内輪26内に完全
に挿入させる。この時カプラーボール28に対しては、
カバーロックビン43に形成されている0字状溝43a
が対面する。この時点で図示しないスタンバ−ブロック
自動交換装置のブツシュビンが後退する。するとブツシ
ュプレート24が第2図(B)図示のコイルバネ32の
押圧力によって矢印Y方向に復帰し、これによつ、(F
)図に示すようにカプラー外輪27も矢印β方向へ移動
して復帰するので、カプラーボール28に対してはカプ
ラー外輪27の内壁27bが再び当接するようになり、
従って、カプラーボール28は窓26cより突出してカ
バーロックビン43の0字状溝43aに係合するく受取
り動作完了)。このようにして、スタンバ−ブロック2
oはカプラー23により今度はスタンバ−ブロックカバ
ー40側に″係合固定され、更に自動交換装置のオート
ハンド(図示せず)によって(G)図に示すように後退
く矢印β方向に移動)させられて、図示しないベルトコ
ンベア等にスタンバ−ブロックカバー40共々載置させ
られて、例えば返送ステーション(図示せず)に送られ
るわけである。引続いてオートハンドは例えば予熱装置
の上に載置されている新しいスタンバ−ブロックを掴み
(吸着し)、以上の第4図を参照して説明した動作と略
正反対の順序で受は渡し動作を行ない、スタンバ−ブロ
ックの交換作業を完了する。なお、第4図(B)図示の
取外し開始から取付は完了まで、僅か14秒程度でスタ
ンバ−が取付けられたスタンバ−ブロックの交換が出来
るようになり、従来のディスク成形用金型においてはス
タンバ−の交換作業に1時間も費していたのに比較して
格段に短縮され、非常に便利なディスク°成形用金型を
実現さ眩ることができた。
以上の説明においては、スタンバ−ブロックの交換作業
は専用の自動交換装置によって自動的に行なうものとし
て説明したが、適当な冶具(叩ら第3図(A)図示のス
タンバ−ブロックカバー40に穿設された4つの透孔4
1から貫通させてブツシュプレート24に当てて、第2
図示のコイルバネ32の復帰力に抗してブツシュプレー
ト24を押し込むことのできる4本のブツシュビンを備
えた板等)があれば、手作業で行なうことも可能である
。
は専用の自動交換装置によって自動的に行なうものとし
て説明したが、適当な冶具(叩ら第3図(A)図示のス
タンバ−ブロックカバー40に穿設された4つの透孔4
1から貫通させてブツシュプレート24に当てて、第2
図示のコイルバネ32の復帰力に抗してブツシュプレー
ト24を押し込むことのできる4本のブツシュビンを備
えた板等)があれば、手作業で行なうことも可能である
。
なお、スタンバ−4のスタンバ−ブロック2゜への取付
けに際しては、予め保持リング5及びリテーナ−36を
スタンバ−ブロック20本体から外しておき、スタンバ
−ブロック20の上面(スタンバ−取″付は面)を磨ぎ
、スタンバ−4の両面を丹念に拭いて埃等の無いことを
確認した上でこのスタンバ−4をスタンバ−ブロック2
0の上面に設置し、リテーナ−36をスタンバ−4及び
スタンバ−ブロック20の中央孔35に挿通してリテー
ナ−36をスタンバ−ブロック20に固定することによ
りスタンバ−4のセンタリング及び中央部分の保持を行
ない、続いて保持リング5を複数の捩子〈ボルト)3つ
によってスタンバ−ブロック20本体に取付は固定する
ことによりスタンバ−4はその外周部分を保持されて、
スタンバ−ブロック2oに対し充分確実に固定される。
けに際しては、予め保持リング5及びリテーナ−36を
スタンバ−ブロック20本体から外しておき、スタンバ
−ブロック20の上面(スタンバ−取″付は面)を磨ぎ
、スタンバ−4の両面を丹念に拭いて埃等の無いことを
確認した上でこのスタンバ−4をスタンバ−ブロック2
0の上面に設置し、リテーナ−36をスタンバ−4及び
スタンバ−ブロック20の中央孔35に挿通してリテー
ナ−36をスタンバ−ブロック20に固定することによ
りスタンバ−4のセンタリング及び中央部分の保持を行
ない、続いて保持リング5を複数の捩子〈ボルト)3つ
によってスタンバ−ブロック20本体に取付は固定する
ことによりスタンバ−4はその外周部分を保持されて、
スタンバ−ブロック2oに対し充分確実に固定される。
かかる作業はディスクの射出成形作業とは完全に独立し
て行なえるので、作業者は時間に追われることなく、落
ち着いて表面検査等の作業を行なえるようになり、スタ
ンバ−への塵埃の付着を略完全に取除けるようになった
。
て行なえるので、作業者は時間に追われることなく、落
ち着いて表面検査等の作業を行なえるようになり、スタ
ンバ−への塵埃の付着を略完全に取除けるようになった
。
本発明のディスク成形用金型は以上の如く構成したので
、予めスタンバ−をスタンバ−ブーツクに取付けて諸検
査、vJ整や予熱等の作業をしておくことができ、異る
種類のディスクを成形する際等に必要不可欠なスタンバ
−の交換を極めて短時間、かつ確実に行なうことができ
、従ってディスク1枚当たり0実質的製造時間が短くな
って生産
、予めスタンバ−をスタンバ−ブーツクに取付けて諸検
査、vJ整や予熱等の作業をしておくことができ、異る
種類のディスクを成形する際等に必要不可欠なスタンバ
−の交換を極めて短時間、かつ確実に行なうことができ
、従ってディスク1枚当たり0実質的製造時間が短くな
って生産
第1図は本発明のディスク成形用金型の一実施例の概略
断面図、第2図(A>は本発明金型の主要部であるスタ
ンバ−ブロックの右半部平面図、同(B)図は(A)図
中II−IF線で切断した断面図、第3図(’A)はス
タンバ−ブロックカバーの右半部上面図、同(B)図は
その側面図、第4図(A)〜(G)はスタンパ−ブロッ
クの取外し作業の各段階でのカプラーとロックビン又は
カバーロックビンとの係合状態を示す説明図、第5図は
従来のディスク成形用金型の概略断面図である。 4・・・スタンパ−15・・・保持リング、10・・・
ディスク成形用金型、11・・・固定側金型、12・・
・可動側金型、19・・・移動機構(ピストン) 、1
9a・・・ロックビン、19b・・・ピストンロッド、
19c、43a・・・U字状溝、2o・・・スタンバ−
ブロック、21・・・コア、23・・・カプラー、24
・・・ブツシュプレート、25・・・カプラーカバー、
26・・・カプラー内輪、27・・・カプラー外輪、2
8・・・カプラーボール、30・・・嵌合部、32・・
・コイルバネ、36・・・リテーナ−140・・・スタ
ンバ−ブロックカバー。 特許出願人 日木ピクター株式会社 fs1図 jI2図 (B) (A) (B)第3図 第4図 19C24
断面図、第2図(A>は本発明金型の主要部であるスタ
ンバ−ブロックの右半部平面図、同(B)図は(A)図
中II−IF線で切断した断面図、第3図(’A)はス
タンバ−ブロックカバーの右半部上面図、同(B)図は
その側面図、第4図(A)〜(G)はスタンパ−ブロッ
クの取外し作業の各段階でのカプラーとロックビン又は
カバーロックビンとの係合状態を示す説明図、第5図は
従来のディスク成形用金型の概略断面図である。 4・・・スタンパ−15・・・保持リング、10・・・
ディスク成形用金型、11・・・固定側金型、12・・
・可動側金型、19・・・移動機構(ピストン) 、1
9a・・・ロックビン、19b・・・ピストンロッド、
19c、43a・・・U字状溝、2o・・・スタンバ−
ブロック、21・・・コア、23・・・カプラー、24
・・・ブツシュプレート、25・・・カプラーカバー、
26・・・カプラー内輪、27・・・カプラー外輪、2
8・・・カプラーボール、30・・・嵌合部、32・・
・コイルバネ、36・・・リテーナ−140・・・スタ
ンバ−ブロックカバー。 特許出願人 日木ピクター株式会社 fs1図 jI2図 (B) (A) (B)第3図 第4図 19C24
Claims (3)
- (1)固定側金型と、スタンパーが取付けられる可動側
金型とを有するディスク成形用金型において、該スタン
パーを取付ける部分を該可動側金型とは別体のスタンパ
ーブロックとすると共にこのスタンパーブロックのみに
スタンパーの中央部を保持するリテーナーを設け、該ス
タンパーブロック及び該可動側金型に、該スタンパーブ
ロックを該可動側金型に対して着脱自在に保持し得る保
持機構を設けたことを特徴とするディスク成形用金型。 - (2)保持機構は、可動側金型に設けられた複数の進退
自在な移動機構と、スタンパーブロックに設けられ、該
複数の移動機構の一部に夫々嵌合する複数の嵌合部と、
スタンパーブロックに設けられ、この嵌合を解除され得
る嵌合解除部とよりなることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のディスク成形用金型。 - (3)複数の移動機構の先端には夫々ロックピンが形成
されると共に、スタンパーブロックの各嵌合部はこれら
のロックピンに嵌合し、少くともディスクの射出成形中
には該複数のロックピンを常時引込める方向に付勢する
ことにより、該スタンパーブロックを上記可動側金型に
密着固定させるようにしたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のディスク成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13126186A JPS62286718A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | デイスク成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13126186A JPS62286718A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | デイスク成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62286718A true JPS62286718A (ja) | 1987-12-12 |
Family
ID=15053787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13126186A Pending JPS62286718A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | デイスク成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62286718A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63303713A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-12 | Canon Inc | 光ディスクの射出用金型 |
US4917833A (en) * | 1987-06-26 | 1990-04-17 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing information discs from a synthetic material by an injection molding device |
US5552098A (en) * | 1991-10-12 | 1996-09-03 | Sony Corporation | Method for fabrication of disc substrate |
Citations (5)
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JPS60115417A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | Meiki Co Ltd | 射出成形機の金型装置 |
JPS6124422A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-03 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | キャビテイブロック等の着脱装置 |
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JPS6156012B2 (ja) * | 1978-01-27 | 1986-12-01 | Kobe Steel Ltd |
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1986
- 1986-06-06 JP JP13126186A patent/JPS62286718A/ja active Pending
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