JP2971553B2 - 情報記録ディスク射出成形装置 - Google Patents

情報記録ディスク射出成形装置

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JP2971553B2 JP28689390A JP28689390A JP2971553B2 JP 2971553 B2 JP2971553 B2 JP 2971553B2 JP 28689390 A JP28689390 A JP 28689390A JP 28689390 A JP28689390 A JP 28689390A JP 2971553 B2 JP2971553 B2 JP 2971553B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は情報記録ディスク射出成形装置に関する。
背景技術 光ディスクなどの情報記録ディスクの透明基板の多く
は、PC(ポリカーボネート)やPMMA(ポリメチルメタア
クリレート)などを素材として射出成形装置により形成
されている。
第7図に従来の情報記録ディスク射出成形装置を示
す。
第7図に示すように、かかる状来装置においては、型
成形面を有して図示せぬベース上に固定された固定型体
1と、該ベース上に固定型体1と型成形面同士が対向す
るように且つ該型成形面に対して直角な方向において移
動自在に設けられた可動型体2とを有している。なお、
図示してはいないが、可動型体2を移動せしめると共に
固定型体1及び可動型体2を互いに型締めする型締手段
としての油圧シリンダが設けられている。
固定型体1は、固定型板3と、成形すべき基板の一方
の面を形成する円盤状の固定鏡面板4と、固定鏡面板4
を固定型板3に取り付ける取付型板5とからなる。固定
鏡面板4の中央を貫くように中空の冷却スリーブ6が挿
入されており、該冷却スリーブ内には筒状のスプール7
が設けられている。スプール7は射出手段のノズル8よ
り射出せしめられる溶融状態の被成形材料を型成形面が
画定する型空間9内に案内する。
一方、可動型体2は、可動型板10と、成形すべき基板
の他方の面、すなわちスタンパ11を担持する面を有する
円盤状の可動鏡面板12と、可動鏡面板12を可動型板10に
取り付ける取付型板13とから成る。スタンパ11は信号記
録用ピットを成形するための薄板状かつ環状のものであ
り、可動鏡面板12の内周部及び外周部に対応する部分に
は、このスタンパ11の内周部及び外周部を各々可動鏡面
板12に押圧して固定せしめる押圧部材としての環状の内
周クランプ14及び環状の外周クランプ15が夫々設けられ
ている。外周クランプ15は、成形さるべき基板の外周面
を画定する型成形面を有し、可動鏡面板12に複数のボル
トなど(図示せず)にて取り付けられている。
図示した如く、外周クランプ15の内周部及び外周部に
は、固定型体1に向って互いに漸次近接する如きテーパ
面15a及び15bが形成されている。そして、固定型体1の
一部をなす固定鏡面板4及び取付型板5にはこれらのテ
ーパ面と密接し得るテーパ面4a及び5aを内周部及び外周
部に有する環状の溝が形成されており、型締時において
外周クランプ15がこの環状溝に密接嵌合する。また、可
動鏡面板12の位置決めは可動型板及び取付け型板13によ
り行ない、取付け型板13の外周部にも、固定型体1に向
って漸次拡開するが如きテーパ面13aが形成されてお
り、固定型体1の一部を構成する取付型板5に形成され
たテーパ面5bにこのテーパ面13aが密接している。
上記の各テーパ面の作用によって、可動型体2を固定
型体1に近接させて型締めをなす際に、該両型体の相互
の芯出しがなされる。なお、外周クランプ15の背面側に
は、該外周クランプが取り付けられた可動型体2に向っ
て漸次拡開するが如き第3のテーパ面15cが形成されて
おり、可動型体2の一部を構成する可動鏡面板12の外周
部近傍に形成されたテーパ面12aにこのテーパ面15cが密
接している。これらテーパ面15c及び12cの相互接合によ
って、可動型体2に対して外周クランプ15を芯出しされ
る。
ところで、内周クランプ14内には、各型体1及び2の
型成形面に対して直角な方向である矢印S方向において
移動自在に管状のパンチ17が設けられている。パンチ17
の先端部は上記型成形面の一部、この場合、被成形材料
が冷却凝固することにより成形される基板の中心孔に対
応する部分を形成する。パンチ17は油圧シリンダ(図示
せず)の出力軸に連結されて矢印S方向に駆動され、固
定型体1側に設けられたダイス18と協働して上記基板の
中心孔を穿孔する。なお、ダイス18内に位置する冷却ス
リーブ6及びスプール7はこの穿孔動作に伴なって後退
せしめられる。
パンチ17の内部には、パンチ17により打ち抜かれた基
板中心孔に対応する部分をパンチ17から離脱させるため
のイジェクトピン20が矢印S方向において往復動自在に
設けられている。このイジェクトピン20も図示せぬ油圧
シリンダにより駆動される。
内周クランプ14とパンチ17との間には各々円筒状に形
成されたイジェクタ21及び固定スリーブ22が設けられて
いる。イジェクタ21は、成形された基板を押し出して可
動鏡面板12及びスタンパ11から剥離されるものであり、
矢印S方向において移動自在であり、これも油圧シリン
ダによって駆動される。固定スリーブ22は、ボルト等に
より可動型体2に固定されており、イジェクタ21の移動
の案内をなす。
次いで、上記した構成の情報記録ディスク射出成形装
置の動作を説明する。
まず、固定型体1に対して可動型体2が強く押し付け
られて型締めがなされ型空間9が形成される。そして、
ノズル8から溶融状態の被成形材料が射出され、これが
スプール7により型空間9内に案内される。型空間9に
達した被成形材料は冷却凝固せしめられて基板が成形さ
れる。この後、穿孔工程として、パンチ17が突出され、
同時に冷却スリーブ6及びスプール7が打ち抜かれる基
板の中心部と一緒に後退する。これにより基板に中心孔
が形成される。
次いで、可動型体2が成形された基板と共に固定型体
1から大きく離間せられ、同時にイジェクトピン20が突
出し、既に打ち抜かれてパンチ17の先端に付着していた
基板中心部がパンチ17から離脱せしめられる。この後、
イジェクタ21が突出して基板が可動型体2から剥離され
て回収される。
前述した如く、上記の情報記録ディスク射出成形装置
においては、固定型体1と可動型体2とを互いに芯出し
するために、可動型体2の取付型板13と外周クランプ15
にテーパ面13a,15a及び15bが形成され、固定型体1の固
定鏡面板4及び取付型板5にこれら各テーパ面と接合す
るテーパ面5b,4a及び5aが形成されている。
ところが、かかる構成においては、これら相互に接合
するテーパ面同士のはめ合い精度の不適正や、スタンパ
11の板厚の不適正によって、第8図に示す如くスタンパ
11の主面外周部とこれを押圧する外周クランプ15との
間、並びに、外周クランプ15のテーパ面15aとこれに接
合すべき固定鏡面板4のテーパ面4aとの間に僅かに間隙
が生じやすく、その結果、被成形材料25がこの間隙に入
り込んでバリ25a,25bが生じる場合があった。
発明の目的 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、スタンパ外周部を型体に押圧
して固定するための環状押圧部材近傍におけるバリの発
生を防止した情報記録ディスク射出成形装置を提供する
ことである。
発明の構成 本発明による情報記録ディスク射出成形装置において
は、型成形面を有し且つ前記型成形面が互いに対向する
ように配置されて前記型成形面に対して略垂直な方向に
おいて相対的に移動し得る一対の型体と、前記型体同士
を型締めする型締手段と、前記型体各々のうちいずれか
一方に設けられて型成形面の一部をなすスタンパと、前
記一方の型体に取り付けられて前記スタンパの外周部を
前記一方の型体に押圧し且つ前記型体各々及び前記スタ
ンパと共に型空間を形成する環状押圧部材と、型締め後
に前記型空間内に、溶融状態の被成形材料を射出する射
出手段とを含み、前記押圧部材の内周部及び外周部には
前記一方に対する他方の型体に向って互いに漸次近接す
るが如きテーパ面が形成され、前記他方の型体に前記テ
ーパ面と密接し得るテーパ面を内周部及び外周部に有す
る環状溝が形成されて型締時に前記押圧部材が前記環状
溝に嵌合するようになされた情報記録ディスク射出成形
装置であって、前記押圧部材は前記一方の型体に対して
前記型成形面と略平行な面内において移動可能であるこ
とを特徴としている。
発明の作用 かかる構成の情報記録ディスク射出成形装置において
は、環状押圧部材が型成形面と略平行な面内において移
動し、該押圧部材がこれが嵌合すべく型体に形成された
環状溝が密接に嵌合し、且つ、該押圧部材とスタンパと
が密接に接合する。
実 施 例 以下、本発明の実施例としての情報記録ディスク射出
成形装置を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図に示す如く、当該情報記録ディスク射出成形装
置は、図示せぬベース上に固定された固定型体41と、該
ベース上に固定型体41と型成形面同士が互いに対向する
ように且つ該型成形面に対して垂直な方向において移動
自在に設けられた可動型体42とを有している。また、図
示してはいないが、可動型体42を移動せしめると共にこ
れを固定型体41に対して強く押圧して該両型体を互いに
型締めする型締手段としての油圧シリンダが設けられて
いる。
固定型体41は、固定型板44と、固定型板44の主面にボ
ルト45及び46によって締結された円盤状の固定バックプ
レート47と、固定バックプレート47の主面にボルト48に
より結合されて成形すべき基板の一方の面を形成する円
盤状の固定鏡面板49と、固定型板44にボルト51により固
定されて固定バックプレート47及び固定鏡面板49の半径
方向のずれ止めをなす環状の固定取付型板52とから成
る。固定鏡面板49の中央部には型成形面の一部を形成す
るようにダイス54が設けられている。ダイス54は、後述
するパンチと協働して基板の中心孔の打ち抜き作用をな
す。ダイス54によって囲まれるように、各々円筒状に形
成されたカウンタパンチ55、冷却スリーブ56及びスプー
ル57が同心的に設けられている。また、冷却スリーブ56
とスプール57との間にはヒータ59が介装されている。ス
プール57は射出手段(全体は図示せず)がそのノズル60
により射出する溶融状態の例えばPMMA(ポリメチルメタ
アクリレート)などの被成形材料を固定型体41及び可動
型体42の各型形成面が画定する型空間61内に案内する。
また、ヒータ59はスプール57内での被成形材料の凝固を
防止するためのものである。また、カウンタパンチ55は
後述するパンチによる打ち抜き力に対する逆押え力を付
与するものである。
一方、可動型体42は、互いにボルト62などにより締結
された3つの可動型板63,64及び65と、一番内側の可動
型板63の主面にボルト66によって固定された円盤状の可
動バックプレート67と、可動バックプレート67の主面に
ボルト68により結合された円盤状の可動鏡面板69と、可
動型板63にボルト71により固定されて可動バックプレー
ト67及び可動鏡面板69の半径方向のずれ止めをなす環状
の可動取付け型板72とから成る。
可動鏡面板69の主面上には、成形すべき基板の他方の
面を形成するスタンパ75が設けられている。スタンパ75
は信号記録用ピットを形成するためのものであり、薄板
状かつ環状に形成されている。
なお、固定鏡面板49及び可動鏡面板69の各背面部に水
路49a,69aが形成されており、図示せぬ給水手段によっ
て該水路内に循環して供給される水によって被成形材料
の冷却凝固が助長される。
スタンパ75の内周部及び外周部に対応する部分には、
このスタンパ75の内周部及び外周部を各々可動鏡面板69
に向けて押圧して固定せしめる円筒状の内周クランプ77
及び円環状の外周クランプ78が夫々設けられている。な
お、外周クランプ78は、スタンパ75及び固定型体41の固
定鏡面板49と共に、型空間61を形成する。内周クランプ
77は可動鏡面板69上のスタンパ75の型成形面に対して出
没自在に設けられており、型空間61内に突出した環状の
突起部を有しており、該突起部にてスタンパ75の内周部
を可動鏡面板69に押圧する。
前述した如く、内周クランプ77は円筒状に形成されて
おり、その外周に係止溝77が形成されている。可動型板
63内には、この係止溝77bに一端部にて嵌入して内周ク
ランプ77をクランプ位置すなわちスタンパ75を押圧する
位置にて係止する係止部材80は内周クランプ77の出没方
向(矢印S方向)において移動自在に設けられている。
また、係止部材80は、内周クランプ77の係止溝77bに嵌
入してこれを係止する係止位置と、内周クランプ77から
離脱して該内周クランプの係止状態を解除する係止解除
位置との間で(矢印R方向)移動する。係止部材80には
その移動方向(矢印R方向)に対して傾斜した一対の平
行な斜面が互いに反対側に位置するように形成されてい
る。可動型板63内にはこの係止部材80の後方にチャンバ
63aが形成されており、該チャンバ63aには内周クランプ
77の出没方向(矢印S方向)において移動自在にピスト
ンロッド81が設けられている。ピストンロッド81の先端
部は係止部材80の一方の斜面に摺接し得る。チャンパ63
aには図示せぬ加圧気体供給手段によって加圧気体が供
給され、これによってピストンロッド81が突出方向に駆
動される。係止部材80の他方の斜面には駒部材82が摺接
している。可動バックプレート67内にはこの駒部材82を
係止部材80の他方の斜面に向けて且つ内周クランプ77の
出没方向(矢印S方向)において付勢するコイルスプリ
ング83が設けられている。
上記した係止部材80と、ピストンロッド81を含む空気
圧シリンダと、駒部材82と、コイルスプリング83とによ
って、内周クランプ77がクランプ位置にあるときこれを
係止する係止手段が構成されている。
一方、スタンパ75の外周部を可動鏡面板69に押圧して
固定する円環状の押圧部材すなわち外周クランプ78は円
環状の中間リング84に結合せしめられている。なお、外
周クランプ78と中間リング84との結合状態については後
述する。第2図から特に明らかな如く、中間リング84の
外周面には、その全周に亘る環状の溝84aが形成されて
いる。第3図にも示す如く、中間リング84に外嵌するよ
うに被係止部材としての円環状のクランプリング85が設
けられている。クランプリング85は固定型体41及び可動
型体42の各構成部材である固定取付型板52及び可動取付
型板72により挟まれるように配置されている。クランプ
リング85にはその周方向において等間隔の複数の摺動ピ
ン86が固設されており、該摺動ピン86の先端部が中間リ
ング84に形成された環状溝84aに摺動自在に係合してい
る。即ち、クランプリング85は外周クランプ78及び中間
リング84に対して固定型体41及び可動型体42の各型成形
面に平行な面内において摺動自在となっている。
第1図に示すように、クランプリング85を挟む固定取
付型板52内及び可動取付型板72内には、チャンバ52a及
び72aが形成されている。両チャンバ52a及び72aは固定
取付型板52及び可動取付型板72の円周方向に沿って夫々
等間隔にて且つ交互に並ぶように複数ずつ設けられてい
る。各チャンバ52a及び72aには、固定型体41及び可動型
体42の各型成形面に直交する矢印S方向において移動自
在に且つ該型成形面より突出し得るように係止部材すな
わちピストンロッド89及び90が設けられている。被係止
部材すなわちクランプリング85は、これらのピストンロ
ッド89及び90に係合することにより固定型体41及び可動
型体42に対して係止せしめられる。各チャンバ52a及び7
2a内には図示せぬ加圧気体供給手段によって加圧気体が
供給され、これによって各ピストンロッド89及び90が突
出方向すなわち係止解除位置に向けて駆動される。ま
た、チャンバ52a及び72a内には、各ピストンロッド89及
び90に収納方向すなわち係止位置に向けてのバイアス力
を付与するコイルスプリング92及び93が設けられてい
る。
第3図に示す如く、上記した各ピストンロッド89及び
90には円形の大径部89a,90aが設けられている。被係止
部材としてのクランプリング85にはこの各大径部89a及
び90aが嵌挿可能な複数の円形の貫通孔85a及び85bが形
成されている。また、クランプリング85には、一方のピ
ストンロッド89の大径部89aが嵌装し得る貫通孔85aに一
端にて連通する長孔85cが形成されている。この長孔85c
は、中間リング84に対するクランプリング85の移動方向
(矢印Q方向)において伸長し、且つ、ピストンロッド
89の大径部89aよりも小なる幅径を有し、ピストンロッ
ド89の大径部以外の部分が挿通し得る。また、他方のピ
ストンロッド90の大径部90aが嵌挿可能な貫通孔85bに一
端にて連通する長孔85dが形成されている。長孔85dは自
体が連通する貫通孔85bと上記した他の長孔85cとにより
挟まれるように配設されており、他の長孔85cと平行
(矢印Q方向)に伸長し、且つ、ピストンロッド90の大
径部90aよりも小なる幅径を有し、ピストンロッド90の
大径部以外の部分が挿通し得る。第3図に示すように、
一方のピストンロッド89の大径部89aがクランプリング8
5の貫通孔85aに対して抜き差しし得るとき、他方のピス
トンロッド90はその大径部90a以外の部分が長孔85dの先
端部に挿通している。即ち、被係止部材であるクランプ
リング85はその保持した中間リング84及び外周クランプ
78と共にピストンロッド90の大径部90aにより、一方の
型体、この場合、可動型体42に対して係止される。これ
によってスタンパ75の外周部が可動型体42に押圧固定せ
しめられる。このときのクランプリング85の位置を第1
位置と称する。クランプリング85が中間リング84に対し
てこの第1位置から所定角度だけ回転せしめられてピス
トンロッド90の大径部90aがクランプリング85の貫通孔8
5bに対して抜き差し可能となる位置を第2位置と称す
る。クランプリング85がこの第2位置にあるときには、
上記とは逆にピストンロッド89はその大径部89a以外の
部分が長孔85cの先端部に挿通している。従って、クラ
ンプリング85はその保持した中間リング84及び外周クラ
ンプ78と共にピストンロッド89の大径部89aにより固定
型体41に対して係止され、可動型体42に対する係止状態
から解除され、これにより外周クランプ78によるスタン
パ75の押圧状態が解除される。
第3図に示すように、クランプリング85の外周にはハ
ンドル95が突設され、クランプリング85はこのハンドル
95を操作することにより中間リング84及び外周クランプ
78に対して上記の第1位置と第2位置の間で移動せしめ
られる。
また、上述のように、固定型体41及び可動型体42に対
するクランプリング85の固定並びに該両型体間における
クランプリング85の移行を、ピストンロッド89,90を含
む空気圧シリンダによりなす構成としたことにより、他
の可動部材を移動せしめるための多くの空気圧シリンダ
の含む当該情報記録ディスク射出成形装置においてはコ
ストの低減が図り易くなっている。
第1図に示したように、円筒状に形成された内周クラ
ンプ77内には、固定型体41及び可動型体42の各型成形面
に対して直角な方向である矢印S方向において移動自在
に管状のパンチ97が設けられている。パンチ97の先端部
は上記型成形面の一部、この場合、被成形材料が冷却凝
固することにより成形される基板の中心孔に対応する部
分を形成する。パンチ97は油圧シリンダ(図示せず)に
より矢印S方向において駆動され、固定型体41側に設け
られたダイス54と協働して上記の基板の中心孔を穿孔す
る。なお、ダイス54内に位置するカウンタパンチ55、冷
却スリーブ56及びスプール57はこの穿孔動作に伴なって
パンチ97の突出方向に後退せしめられる。
パンチ97の内部には、パンチ97により打ち抜かれて該
パンチの先端に付着した基板中心孔に対応する部分をパ
ンチ97から離脱させるためのイジェクトピン98が矢印S
方向において往復動自在に設けられている。このイジェ
クトピン98も図示せぬ油圧シリンダにより駆動される。
内周クランプ77とパンチ97との間には、各々円筒状に
形成されたイジェクタ100及び固定スリーブ101が同心的
に配設されている。イジェクタ100は、成形された基板
を押し出してスタンパ75から剥離させるためのものであ
り、矢印S方向において移動自在であり、これも油圧シ
リンダ(図示せず)によって駆動される。
固定スリーブ101はボルト等によって可動型体42に固
定されており、イジェクタ100に外嵌して該イジェクタ
の移動の案内をなす。
第2図に示すように、外周クランプ78の内周部及び周
部には、固定型体41に向って互いに漸次近接するが如き
テーパ面78a及び78bが形成されている。そして、固定型
体41の一部をなす固定鏡面板49及び固定取付型板52に
は、これらのテーパ面と密接し得るテーパ面49c及び52c
を内周部及び外周部に有する環状の溝が形成されてお
り、型締時において外周クランプ78がこの環状溝に密接
嵌合するようになされている。また、可動鏡面板69を可
動型板63に取り付けるための可動取付型板72に外周部に
も、固定型体41に向って漸次拡開するが如きテーパ面72
cが形成されており、固定型体41の一部を構成して該可
動取付板に対応して位置する固定取付板52に形成された
テーパ面52dにこのテーパ面72cが型締時に密接する。
上記の各テーパ面78a,78b及び72cとこれらに対応する
テーパ面49c,52c及び52dとの相互接合によって、可動型
体42を固定型体41に近接させて型締をなす際に、該両型
体の相互の芯出しがなされる。
なお、第2に示すように、外周クランプ78と結合され
た中間リング84の背面側すなわち可動鏡面板69側には、
該中間リングが取り付けられた可動型体42に向って漸次
拡開するが如きテーパ面84cが形成させており、可動鏡
面板69の外周部近傍に形成されたテーパ面69cにこのテ
ーパ面84cが密接している。これらテーパ面84c及び69c
の相互接合によって、可動型体42に対して中間リング84
が芯出しされる。
次いで、外周クランプ78と中間リング84との結合状態
について説明する。
第2図に示すように、夫々環状に形成されている外周
クランプ78及び中間リング84には、これらの環中心軸と
平行なボルト挿通孔78e及び84eが同心的に形成されてい
る。これらボルト挿通孔78e及び84eは、外周クランプ78
及び中間リング84の周方向において、略等間隔にて複数
形成されている。両ボルト挿通孔78e及び84eには、結合
ボルト110が外周クランプ78側から挿通されている。な
お、外周クランプ78にはボルト挿通孔78eと同心的に座
ぐり部78fが形成されており、結合ボルト110の頭部はこ
の座グリ部78f内に収容されている。また結合ボルト110
の頭部と座グリ部78fの底面との間には座金110aが介装
されている。
一方、中間リング84の背面側にも、そのボルト挿通孔
84eと同心的に座グリ部84fが形成されており、結合ボル
ト110のネジ部前端はこの座グリ部84f内に突出し、これ
にナット111が螺合している。なお、ナット111は座グリ
部84f内に完全に収容されている。また、座グリ部84fの
底面とナット111との間には、環状に形成され且つゴム
などから成る弾性部材112と、該弾性部材を座グリ部84f
の底面と共に挟圧する環状の押え板113とが介装されて
いる。そして、結合ボルト110の径dは、これが挿通さ
れたボルト挿通孔78e及び84eの内径Dよりも小となって
いる。かかる構成においては、外周クランプ78は、座グ
リ部84fの底面と押え板113との間で圧縮状態にある弾性
部材112の復元力に基づく摩擦力を以て、中間リング84
に対して結合している。よって、外周クランプ78は、そ
の環中心軸に対して垂直な面内すなわち、固定型体41及
び可動型体42の型成形面と平行な面内において、ボルト
挿通孔78e及び84e結合ボルト110との間の間隙D−dの
範囲で移動可能となっている。
ところで、前述した如く、当該情報記録ディスク射出
成形装置においては、固定型体41と可動型体42とを互い
に芯出しするために、可動型体42の可動取付型板72と外
周クランプ78にテーパ面72c,78a及び78bが形成され、固
定型体41の固定鏡面板49及び固定取付型板52にこれら各
テーパ面と接合するテーパ面49c,52c及び52dが形成され
ている。かかる構成においては、これら相互に接合する
テーパ面同士のはめ合い精度の不適正やスタンパ75の板
厚の不適正によって、型締時において、スタンパ75の主
面外周部と外部位に当接すべき外周クランプ78との間、
並びに外周クランプ78の内側テーパ面78aとこれに接合
すべき固定鏡面板49のテーパ面49cとの間に僅かな間隙
が生ずることが考えられる。ところが、上記の如く、外
周クランプ78がその環中心軸に対して垂直な面内におい
て移動可能である故、型締時に外周クランプ78が弾性部
材112による中間リング84との間の摩擦力に抗して該面
内で自在に移動し、上記の外周クランプ78の内側テーパ
面78aと固定鏡面板49のテーパ面49cは僅かな間隙も隔て
ることなく密接する。
また、外周クランプ78は弾性部材112によって付勢力
を加えられていることから、スタンパ75の主面外周部と
外周クランプ78も、間隔を、隔てることなく密接する。
次に、上記した構成の情報記録ディスク射出形成装置
の動作を説明する。
まず、型締手段によって可動型体42が固定型体41に近
接せしめられ、且つ、強大なる油圧力により押し付けら
れ、型締めがなされる。これによって型空間61が形成さ
れる。そして、ノズル60を通じて溶融状態の被成形材料
が射出され、これがスプール57を経て型空間61内に案内
され、型空間内に被成形材料が所定の圧力を以て充填さ
れる。溶融状態の被成形材料は型空間61内にて冷却凝固
せしめられてこれにより基板が形成される。なお、この
基板にはスランパ75により情報記録ピットが形成され
る。この後、穿孔工程として、パンチ97が型空間61内に
突出せしめられ、同時にカウンタパンチ55、冷却スリー
ブ56及びいスプール57がパンチ97により押される状態で
後退し、これによって基板に中心孔が形成される。
その後、型締手段によって可動型体42が、成形された
基板が付着した状態で固定型体41から離間せられる。同
時にイジェクトピン98が突出し、基板の本体からパンチ
97により打ち抜かれて該パンチの先端に付着していた基
板中心部が該パンチから離脱せしめられる。この後イジ
ェクタ100が突出せしめられて基板がスタンパ75及び可
動型体42から剥離されて回収される。
次いで、上述した構成の情報記録ディスク射出成形装
置においてスタンパ75の交換を行なう際の作業について
第4図ないし第6図をも参照しつつ説明する。なお、射
出成形作業中はスタンパ75は可動型体42に固定されてい
る。
まず、型締手段によって可動型体42を固定型体41に近
接させて型締めをなす。そして、所定のスイッチを操作
して固定取付型板52及び可動取付板72内の各チャンバ52
a,72a内に加圧気体を供給する。これにより、第4図に
示す如くピストンロッド89及び90が突出せしめられ、コ
イルスプリング93の付勢力を以てピストンロッド90の大
径部90aにより可動型体42に係止されていたクランプリ
ング85、中間リング84及び外周クランプ78の係止状態が
解除される。従ってクランプリング85が中間リング84及
び外周クランプ78に対して回転自在となる故、クランプ
リング85のハンドル95を操作してクランプリング85を回
転せしめ、クランプリング85を前述した第1位置から第
2位置に持ち来す。かくしてピストンロッド90の大径部
90aがクランプリング85の貫通孔85bに対して抜き差し可
能となり、且つ、他方のピストンロッド89の大径部89a
以外の部分がクランプリング85の長孔85cの先端部に挿
通する。この後、上記のスイッチを操作してチャンバ52
a,72a内への加圧気体の供給を断つ。従って、第5図に
示す如く各ピストンロッド89及び90はコイルスプリング
92及び93の付勢力により収納方向に移動せしめられ、ク
ランプリング85は中間リング84及び外周クランプ78と共
にピストンロッド89の大径部89aにより固定型体41に対
して固定され、可動型体42に対する係止状態から解除さ
れ、これにより外周クランプ78によるスタンパ75の外周
部の押圧状態は解除される。
一方、他のスイッチを操作して可動型板63内のチャン
バ63a内への加圧気体の供給を断つ。これにより、駒部
材82を介してコイルスプリグ83により付与される付勢力
により係止部材80が係止位置から係止解除位置に移動せ
しめられ、内周クランプ77から離脱する。これによっ
て、内周クランプ77によるスタンパ75の内周部の押圧状
態が解除される。かくしてスタンパ75は内周部及び外周
部の押圧状態を共に解除され、第6図に示す如く可動型
体42を固定型体41から離間せしめれば、スタンパ75を可
動鏡面板69から取り外して回収することが出来る。この
後、上記とは全く逆の過程を辿って新たなスタンパの取
り付けを行ない。スランパの交換作業は終了する。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明による情報記録ディスク射
出成形装置においては、各々型成形面を有する一対の型
体の一方に取り付けられてスタンパの外周部を該一方の
型体に押圧し且つ該型体及びスタンパと共に型空間を形
成する環状押圧部材の内周部及び外周部に、該一方に対
する他方の型体に向って互いに漸次近接するが如きテー
パ面が形成され、該他方の型体に該両テーパ面と密接し
得るテーパ面を内周部及び外周部に有する環状溝が形成
されて型締時に該押圧部材と環状溝が嵌合するようにな
され、該押圧部材は該一方の型体に対して上記型成形面
と略平行な面内において移動可能となっている。
このように押圧部材を型体の型成形面と略平行な面内
において移動可能とした構成の故、型締時に押圧部材が
移動し、押圧部材と環状溝とが常に密接に嵌合し、且
つ、押圧部材とスタンパとが密接に接合するのである。
従って、押圧部材と環状溝及びスタンパとの間には溶融
した被成形材が侵入し得る間隙が生ずることがなく、バ
リの発生が防止されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としての情報記録ディスク射出
成形装置の一部断面を含む側面図、第2図及び第3図は
第1図に示した情報記録ディスク射出成形装置の要部の
各々拡大断面図及び斜視図、第4図ないし第6図は第1
図ないし第3図に示した情報記録ディスク射出成形装置
の動作説明図、第7図は従来の情報記録ディスク射出成
形装置の一部断面を含む側面図、第8図は第7図に示し
た従来装置の要部の拡大断面図である。 主要部分の符号の説明 41……固定型体、42……可動型体 44……固定型板 47……固定バックプレート 49……固定鏡面板、54……ダイス 55……カウンタパンチ 56……冷却スリーブ 57……スプール 63,64,65……可動型板 69……可動鏡面板 75……スタンパ、77……内周クランプ 78……外周クランプ 84……中間リング 85……クランプリング 97……パンチ 98……イジェクトピン 100……イジェクタ 101……固定スリープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−92609(JP,A) 特開 平3−7316(JP,A) 特開 平2−128808(JP,A) 特開 平2−34315(JP,A) 特開 平2−52716(JP,A) 実開 昭62−78415(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/26 - 45/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型成形面を有し且つ前記型成形面が互いに
    対向するように配置されて前記型成形面に対して略垂直
    な方向において相対的に移動し得る一対の型体と、前記
    型体同士を型締めする型締手段と、前記型体各々のうち
    いずれか一方に設けられて型成形面の一部をなすスタン
    パと、前記一方の型体に取り付けられて前記スタンパの
    外周部を前記一方の型体に押圧し且つ前記型体各々及び
    前記スタンパと共に型空間を形成する環状押圧部材と、
    型締め後に前記型空間内に溶融状態の被成形材料を射出
    する射出手段とを含み、前記押圧部材の内周部及び外周
    部には前記一方に対する他方の型体に向って互いに漸次
    近接するが如きテーパ面が形成され、前記他方の型体に
    前記テーパ面と密接し得るテーパ面を内周部及び外周部
    に有する環状溝が形成されて型締め時に前記押圧部材が
    前記環状溝に嵌合するようになされた情報記録ディスク
    射出成形装置であって、前記押圧部材は前記一方の型体
    に対して前記型成形面と略平行な面内において移動可能
    であることを特徴とする情報記録ディスク射出成形装
    置。
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