JPS62285933A - 水膨潤性組成物 - Google Patents

水膨潤性組成物

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JPS62285933A
JPS62285933A JP12801586A JP12801586A JPS62285933A JP S62285933 A JPS62285933 A JP S62285933A JP 12801586 A JP12801586 A JP 12801586A JP 12801586 A JP12801586 A JP 12801586A JP S62285933 A JPS62285933 A JP S62285933A
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JP
Japan
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water
rubber
copolymer
fiber
block
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JP12801586A
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English (en)
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Toshinori Shiraki
利典 白木
Takeharu Ochiai
落合 岳春
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 λ 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水膨潤性、水吸収性、保水性及び機械的強度
に優れ、膨潤速度の改良された水膨潤性組成物に関する
〔従来の技術〕
天然ゴムや合成ゴムに吸水性物質としてポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸塩、カルゼキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等を配合したゴム組成
物は、例えば特開昭53−143653号、特開昭54
−7461号、特開昭54−おり、それらは吸水して膨
張するため土木、建築その他の分野において止水材など
の水膨潤性材料として有用である。しかしながら、この
様な組成物は、含有する吸水性物質が水溶性であるため
水によって溶出したり、高度に膨潤し難いという欠点を
有している。
そのため、最近、それらの欠点を改良するために、非水
溶性の高吸水性樹脂をザムに配合することが提案されて
いる。かかる高吸水性樹脂としては、デンゾ/・アクリ
ル酸塩のグラフト重合体、ビニルアルコール・アクリル
酸塩共重合体、架橋ポリアクリル酸塩等が使用されてい
る。例えば、特公昭60−41092号公報には熱可塑
性エラストマーに水膨潤性の固体状低級オレフィン−無
水マレイン酸共重合体架橋物を配合した組成物が開示さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の高吸水性樹脂は粒状或いは粉末状
でゴムに配合されており、膨潤速度が遅いン云う欠点を
宥1−てい机膨潤凍庁を凍(寸ふ方法として高吸水性樹
脂を多量に配合したり、組成物を発泡させて発泡体状の
成形品にするなどがあるが、かかる方法では高吸水性樹
脂が成形品から落脱したシ、成形品の機械的強度が低下
するなどの問題があった。
〔問題点解決の手段〕
本発明者は、この様な問題がなく、膨潤速度及び膨潤性
に優れた組成物を得るべく鋭意研究の結果、ゴム状弾性
体に高吸水性樹脂と非水溶性吸水繊維を組合せることに
よシその目的が達成されることを見出し本発明を完成し
た。
即ち、本発明は (a):#′ム状弾性体       100重量部(
b)高吸水性樹脂      5〜200重量部(C)
非水溶性吸水繊維    3〜100重量部からなる水
膨潤性組成物に関する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する成分(a)の2ム状弾性体は、25℃
における引張弾性率が約0.05〜5000 kf/c
m2、好ましくは約0.1〜2000#/cm”の重合
体であシ、その具体例としては、天然ゴム、合成インプ
レンゴム、ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム
(ランダムまたはブロック)、ハイステレ/ゴム、ポリ
ブタジェンゴム、クロロプレンゴム、ポリブテンゴム、
ゴム状エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合ゴム、ゴム状ブタジェン−アクリ
ロニトリル共重合体、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、
各種ニトリル系ゴム、ゴム状エチレン−酢酸ビニル共重
合体、ゴム状エチレン−アクリル酸エステル共重合体、
エチレン・酢ビ−アクリル酸エステルゴム、ゴム状アタ
クチックポリプロピレン樹脂、ゴム状エチレン−7クリ
ル酸アイオノマー、ポリウレタンゴム、エピクロルヒド
リンゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム、クロロシリ
コーンゴム、シリコーンゴム、アクリル酸エステル−ア
クリロニトリルゴム、塩素化ポリエチレンゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、ポリエーテルゴム、ポリオレ
フィン系熱可塑性ニジストマー、ポリウレタン系熱可塑
性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
、ポリアミP系熱可望性エラストマー、塩化ビニル系熱
可塑性エラストマー、トランスポリオクテナマーなどが
あげられる。これらのゴム状弾性体のうち、室温では加
硫された天然ゴム或いは合成ゴムと同様の弾性を有し、
高温においては熱可重性樹脂と同様の加工性を有する熱
可塑性ニジストマーが好ましい。とりわけ、共役ジエン
とビニル芳香族炭化水素とから成るブロック共重合体が
好ましい。
共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成るブロック
共重合体(以後、単にブロック共重合体と呼ぶ)は、ビ
ニル芳香、原炭化水素の含有量が一般に5〜70重量%
、好ましくは10〜60重量%のものである。かかるブ
ロック共重合体の製造方法としては、例えば特公昭36
−19286号公報、特公昭43−14979号公報、
特公昭49−36957号公報、特公昭48−2423
号公報、特公昭48−4106号公報などに記載された
方法があげられる。これらはすべて、炭化水素溶剤中で
有機リチウム化合物等の−r −上 唯ノ 16 ムM
J、ム割 イー 1fl + −Jr4− り)、テ 
〒+/  し −−1芳香族炭化水素をブロック共重合
する方法でらυ、一般式、 (人−B)n、  人+B−A)n 、  B+A−B
)n(上式において、人はビニル芳香族炭化水素を主と
する重合体ブロックでi、Bは共役ジエンを主とする重
合体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界
は必ずしも明瞭に区別される必要はない。又、nは1以
上の整数である。)で表わされる線状ブロック共重合体
、あるいは一般式、 C(B−人)fl−+1liliTrx、  ((A−
B)、→詰TX((B−A一端B七X、   [:(A
−B精A殆πX(上式において、A、Bは前記と同じで
あシ、Xは例えば四塩化ケイ素、四塩化スズなどのカッ
プリング剤の残基又は多官能有機リチウ化合物等の開始
剤の残基金示す。m及びnは1以上の整数である。) で表わされるラジアルブロック共重合体として得られる
。尚、上式において、ビニル芳香族炭化水素を主とする
重合体ブロックとはビニル芳香族炭化水素を50重量%
以上含有するビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとの共
重合体ブロック及び/又はビニル芳香族炭化水素単独重
合体ブロックを示し、共役ジエンを主とする重合体ブロ
ックとは共役ジエンを50重量%を超える量で含有する
共役ジエンとビニル芳香族炭化水素との共重合体ブロッ
ク及び/又は共役ジエン単独重合体ブロックを示す。共
重合体ブロック中のビニル芳香族炭化水素は均一に分布
していても、又、チーツク−状に分布していてもよい。
均一に分布した部分及び/又はテーパー状に分布した部
分は、各共重合体ブロック中に複数個共存してもよい。
本発明で使用するブロック共重合体は上記一般式で表わ
されるブロック共重合体の任意の混合物でもよい。
本発明の方法で用いるビニル芳香族炭化水素としてはス
チレン、O−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
 −tert−ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニル
アントラセンなどがあるが、特に一般的なものとしては
スチレンが挙げられる。
これらは1種のみならず2種以上混合して使用してもよ
い。
本発明の方法で用いる共役ジエンとは、1対の共役二重
結合を有する・クオレフインであシ、たとえば1,3−
ブタジェン、2−メチル−1,3−ブタジェン(イソプ
レン)、2.3−ジメチル−1,3−シタジエン、1.
3−ペンタ・クエン、1,3−ヘキサジ臣ンなどである
が、特に一般的なものとしては1.3−ブタジェン、イ
ソプレンが挙げられる。 とれらは1種のみならず2s
以上混合して使用してもよい。
本発明で使用するブロック共重合体の分子量はs、oo
o〜1,000,000、好ましくは10,000〜8
00,000、更に好ましくは30 、000〜500
.000である。又、ブロック共重合体はその基本的な
特性、例えば耐衝撃性改良効果などを損わない範囲内で
水素添加、ハロゲン化、ハロゲン化水素化、或いは化学
反応により水酸基、チオール基、ニトリル基、スルホン
酸基、アミノ基等の官能基の導入を行うなどの改質が行
われていてもよい。改質されたブロック共重合体の好適
なものとしては水素添加されたブロック共重合体及び末
端変性ブロック共重合体があげられる。
水素添加(水添)されたブロック共重合体は耐熱老化性
や耐侯性が改良されるため好ましい改良方法である。水
添する前のブロック共重合体としては、共役ジエンに基
づく1.2−ビニル結合金量が20〜60%、好ましく
は25〜50%であることが推奨される。水添反応に使
用される触媒としては、(1) Ni 、 Pt 、 
Pd 、 Ru等の金属をカーgン、シIJ力、アルミ
ナ、ケイソウ上等の担体に担持させた担持型不均一系触
媒と、(2)Ni、 Co、 Fe、 Or等の有機酸
塩またはアセチルアセトン塩と有機All、hJの還元
剤とt用いるいわゆるチーグラー型触媒、あるいは几u
、3h等の有機金属化合物等のいわゆる有機錯触媒等の
均一触媒が知られている。具体的な方法としては特公昭
42−8704号公報、特公昭43−6636号公報、
あるいは特開昭59−133203号公報に記載された
方法によシ、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に水
素添加して、水添物を得、本発明に供する水添ブロック
共重合体を合成することができる。その際、ビニル芳香
族化合物−共役ジエン化合物ブロック共重合体の共役ジ
エン化合物に基づく脂肪族二重結合は少なくとも80%
を水素添加せしめ、共役ジエン化合物を主とする重合体
ブロックを形態的にオレフィン性化合物重合体ブロック
に変換させることができる。また、ビニル芳香族化合物
を主とする重合体ブロック人および必要に応じて共役ジ
エン化合物を主とする重合体ブロックBに共重合されて
いるビニル芳香族化合物に基づく芳香族二重結合の水素
添加率については特に制限はないが、水素添加率を20
%以下にするのが好ましい。該水添ブロック共重合体中
に含まれる未水添の脂肪族二重結合の量は、赤外分光光
度計、核磁気共鳴装置等によシ容易に知ることができる
末端変性ブロック共重合体としては、ブロック共重合体
の少なくとも1つの重合体鎖末端に極性基含有原子団が
結合したブロック共重合体を使用することができる。か
かる末端変性ブロック共重合体を使用することによシ機
械的強度を更に向上させることができる。ここで極性基
含有原子団とは、窒素、酸素、ケイ素、リン、硫黄、ス
ズから選ばれる原子を少なくとも1種含有する原子団を
云う。具体的には、カルゼキシル基、カルNニル基、チ
オカルボン酸基、酸ノ・ロゲン化物基、酸無水物基、カ
ルジン酸塩、チオカルボン酸基、アルデヒr基、チオア
ルデヒP基、カルはン酸エステル基、アミド基、スルホ
ン酸基、スルホン酸エステル基、リン酸基、リン酸エス
テル基、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、ピリ・クル
基、キノリン基、エポキシ基、チオエポキシ基、スルフ
ィF基、インシアネート基、イソチオシアネート基、ノ
・ロゲン化ケイ素基、アルコキシケイ素基、ノ・ロゲン
化スズ基、アルキルスズ基、フェニルスズ基等から選ば
れる極性基を少なくとも1種含有する原子団があげられ
る。よシ具体的には、特願昭61−1819号に記載さ
れた末端変性ブロック共重合体を使用することができる
本発明で使用する成分(b)の高吸水性樹脂は、高吸水
性樹脂自身の吸水倍率が20〜1000倍、好ましくは
50〜SOO倍のものである。ここで高吸水性樹脂の吸
水倍率とは、高吸水性樹脂12当たりの飽和吸水量(?
)である。吸水倍率が小さいと組成物の水吸収性、水膨
潤性が劣シ、一方吸水倍率が過度に高くなると水で膨潤
した高吸水性樹脂の強度が低くなシ過ぎ好ましくない。
このような高吸水性樹脂としては、水膨潤性ゴム層の吸
水性及び耐久性の点から、カルゼキシル基、カルジン酸
塩、カルジン酸塩ミP1 カルジン酸塩ミP1 カルイ
ン酸無水物等のカルゼキシル基に誘導しうるカルゼキシ
ル基類を分子中に1個若しくは2個有するα・β−不飽
和化合物を単量体成分として含有する重合体の架橋体が
好ましい。
前記α・β−不飽和化合物は、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミr、 
m水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸アミド、マレ
イン酸イミP1 イタコン酸、クロトン酸、フマール酸
、メサコン酸などであシ、高吸水性樹脂に要求される性
能を満たす範囲で、共重合可能な他の単量体成分と組合
せて用いてもよい。前記共重合可能な他の単量体として
は、エチレン、プロピレン、インブチレン、1−ブチレ
ン、ジインブチレン、メチルビニルエーテル、スチレン
、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニル
化合物、ビニリデン化合物が挙げられる。他の単量体と
組合せる場合、カルゼキシ基若しくはこれに転化し得る
基を含有するα・β−不飽和化合物は、全単量体成分中
40モル%以上であるのが適当である。
前記のカルぜキシル基又はこれに転化しうる基を有する
α・β−不飽和化合物を単量体として含有する重合体は
、ラジカル重合触媒を用いる常法により調製される。そ
の重合度は特に限られているものではないが、10〜3
000が好ましい。
このようにして調製される前記重合体のなかでも、アク
リル酸1.メタクリル酸等の重合体、α−オレフィンま
たはビニル化合物と無水マレイン酸との共重合体が好ま
しい。これらの重合体または共重合体は、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム、ノ々リウム等の
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、酸化
物または炭酸塩々どの化合物、アンモニア、アミン等を
反応させることによシ、よシ親水性にすることが好まし
い。この反応は、前記重合体を溶媒、好ましくは水に溶
解し、そこに前記アルカリ金属化合物、アルカリ土類金
属化合物、アンモニア、アミン等を攪拌下に添加するこ
とによって行われる。この反応においては、反応性およ
び得られる高吸水性の耐久性・の点から水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、アンモニアが好ましく用いられる
このようにして得られるα・β−不飽和化合物を単量体
成分として含有する重合体は、架橋反応に供されるが、
使用される架橋剤としては、多価エポキシ化合物、多価
アミン、多価アルコール、アミノアルコール、ポリイソ
シアネートまたは多価ハロヒp +)ン等が挙げられ、
特に多価エポキシ化合物、多価アミンが好ましく用いら
れる。多価エポキシ化合物としては、グリセリンジグリ
シジルエーテル、エチレングリコール)り!/ シー)
ルx−テル、ポリエチレングリコールジグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル、プロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ぼりプロピレングリ
コール、り〆リシジルエーテル、またはトリメチロール
プロノセントリグリシジルエーテルが挙げられ、又多価
アミンとしてはエチレン・クアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンヘキ丈ミンまたは分子量が5oo
o以下のポリエチレンイミンが挙げられる。架橋反応は
、前記α・β−不飽和化合物を単量体成分として含有す
る重合体に、前記架橋剤を添加することによって行われ
る。この際、加熱してもよいし、また溶媒を用いてもよ
い。架橋剤として多価ニブキシ化合物または多価アミン
を用いるときには、加熱下でしかも水の存在下で行うこ
とが好ましい。
このような場合には乾燥あるいは熱処理することが好ま
しい。架橋の程度は、前述した所望の吸水倍率を示す高
吸水性樹脂が得られるよう架橋剤の使用量を適宜選ぶこ
とKよシ調整される。
本発明における高吸水性樹脂の好ましい例を以下に列挙
する。
(1)  マレインit たu無水マレイン酸、マレイ
ン酸アミドもしくはマレイン酸イミP等のマレイン酸誘
導体ト、エチレン、プロピレン、ブチレン、インブチレ
ンまたはジイソブチレン等の炭素数が2〜12、好まし
くは2〜8の直鎖状もしくは分岐状のα−オレフィンと
の共重合体とアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化
合物、アンモニア、アミン等との反応物の架橋剤、 (2)マレイン酸またにその誘導体と、スチレン、酢酸
ビニル、メチルビニルエーテル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルまたはアクリロニトリル等のビニ
ルもしくはビニリデン化合物との共重合体と、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニア、ア
ミン等との反応物の架橋体、 (3)  アクリル酸またはメタクリル酸の重合体とア
ルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニ
ア、アミン等との反応物の架橋体、(4)  アクリル
酸またはメタクル酸と前記(2)のビニルまたはビニリ
デン化合物との共重合体と、アルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物、アンモニア、アミン等との反応物
の架橋体、これらのなかでも、吸水性および耐久性の点
から、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体と水酸化
ナトリウム、水酸カリウムあるいはアンモニアとの反応
物の架橋体、およびポリアクリル酸と水酸化ナトリウム
との反応物(すなわち、ポリアクリル酸ナトリウム)の
架橋体がとくに好ましい。
このようにして得られる高吸水性樹脂は、粉砕により2
0メツシユフルイを通過する粒子にして用いることが望
ましい。
本発明で使用する吸水繊維は、吸水倍率が5倍以上、よ
υ好ましくは10〜300倍で、繊維径が0.3〜30
0デニール(d)がよく、繊維の乾強度が0.2f/d
以上、より好ましくは1?以上のものであシ、かつ非水
溶性のものである。ここでの吸水倍率とは、吸水繊維1
f当りの飽和吸水量(f)である。吸水倍率が小さいと
組成物の水吸収性、水膨潤性が劣り、一方吸水倍率が過
度に高くなると水で膨潤した吸水lR維の強度が低くな
シ過ぎ好ましくない。
吸水繊維の繊維径が細いものは繊維同志が絡み合い易く
加工し難い、−1大すぎるものは樹脂中への均一分散が
困難であシ好ましくない。吸水繊維の乾強度の低いもの
はこれを混合した組成物の機械強度を低下させ好ましく
ない。
このような吸水繊維としては、−COOX (X : 
Li。
N a 、 K 、 NH4又はアミン類)を例えば1
〜9 mmon/2を有する繊維があり、この鷹維を得
る方法としては、例えば下記に示すものである。
(1)  七ルロース系繊維をカル?キシル化した後、
アルカリ金属水酸化物やアンモニアセアミン類で塩の形
にする方法 (2)  アクリル繊維を架橋後扉水分解したり、架橋
せずそのまま高濃度のアルカリで架橋しながら加水分解
する方法 (3)  カルゼン酸基又はこれに転化しうる基を有す
る重合体を繊維化した後、アルカリ金属やアンモニウム
やアミンの塩の形にする方法 これらの方法で得られる吸水繊維のなかで、アクリフニ
トリシフ0〜85重景%とアクリル酸等のカルゼン酸基
を有するコモノマー15〜30重量%からなる共重合体
を繊維化した後、L iOH、NaOH。
KOH等のアルカリ金属水酸化物で塩の形にした吸水繊
維が水膨潤性ゴムを得るための加工時の安定性及び得ら
れた水膨潤性ゴムの吸水性及び耐久性から最も好ましい
このようにして得られる非水溶性吸水繊維は、1〜10
醜に短く切断して用いることが望ましい。
本発明の水膨潤性組成物において成分(b)の高吸水性
樹脂は、成分(、)のゴム状弾性体100重量部に対し
て5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部使
用される。成分(b)の配合量が5重量部未満の場合に
は水膨潤効果が小さく、逆に200重量部を超える場合
は水で膨潤した組成物の強度が低下するため好ましくな
い。又、成分(C)の非水溶性吸水繊維は、成分(a)
のゴム状弾性体100重量部に対して3〜100重量部
、好ましくは5〜70重量部使用される。成分(C)の
配合量が3ffit部未満の場合には水膨潤速度の改善
効果がなく、100重量部を超えるとビム状弾性体との
混合が不均一となシ、膨潤後の強度が低下するため好ま
しくない。
本発明の組成物には必要に応じて軟化剤や熱可塑性樹脂
等を配合して加工性、硬さ、強度などを改善することが
できる。軟化剤としては、潤滑油、ノミラフイン系プロ
セスオイル、ナフテン系プロセスオイル、アロマ系プロ
セスオイル、パラフィン、ワセリン、アスファルト、植
物油(ヒマシ油、綿実油、ナタネ油、大豆油など)、サ
ブ、口・クン、脂肪酸などがあげられる。熱可塑性樹脂
としては、ぼり塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリフッ
化ビ −ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、
塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、臭素化ポ
リエチレン、塩化ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロ
ピレン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化
ビニル−インブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイン
酸三元共重合体、塩化ヒニルースチレンーアクリロニト
リル共重合体、塩化ビニル−ブタジェン共重合体、塩化
ビニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩素化プロ
ピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビ
ニル三元共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共
重合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合体、塩
化ビニル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル
−アクリロニトリル共重合体、内部可塑化、j? リ塩
化ビニルなどの含ハロゲン合成樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブチン、ポリ−3−メチルブテンな
どのα−オレフィン重合体またはエチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオ
レフィンおよびこれらの共重合体、ポリスチレン、アク
リル樹脂、スチレンと他の単量体(例えば無水マレイン
酸、ブタジェン、アクリロニトリルなど)との共重合体
、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体、
アクリル層 〒 2 子 ルー ザ i 、、フ ン 
− ブ キ 1ノ ・ノ丑舌7二壱虻   −々クリル
酸エステルーブタジェンースチレン共重合体または、こ
れらの樹脂類のブレ72品、ブロック共重合体、グラフ
ト共重合体などをあげることができる。
又、本発明の組成物には、各種の顔料、染料、難燃剤、
帯電防止剤、滑剤、可塑剤、無機・有機充填剤など(詳
しくは、「プラスチックおよびゴム用添加剤実用便覧」
 (化学工業社発行)や「ゴム・プラスチック配合薬品
」 (ラノ々−ダイジェスト社発行)に記載された添加
剤)が使用できる。
本発明の組成物は、従来公知のあらゆる配合方法によっ
て製造することができる。
例、tばオープンロール、インテンシブミキサー、イン
ターナルミキサー、コニーダー、二軸ローター付の連続
混練機、−軸或いは二軸押出機などの一般的な混和機を
用いた溶融混練方法、成分(a)を溶解した溶液に成分
(b)を分散混合した後溶媒を加するものであシ、本発
明の範囲を制限するものではない。
実施例1〜3及び比較例1〜5 第1表に示した配合処決に従い、ミキシンクロールによ
り混練物を作製した後、厚さ2面のシート状物を圧縮成
形し、成形品の引張強度を測定した。又、該シートから
3 cm X 4 cmの正方形の試験片を切り出し、
蒸留水中に浸漬して吸水率を測定した。尚、第1表にお
いて非水溶性吸水繊維及び粉末状吸水性樹脂は以下のも
のを用いた。
過硫酸アンモニウムと亜硫酸水素ナトリウムを重合開始
剤に用いて、水素懇濁重合法により、アクリロニトリル
78重量%、アクリル酸22重量%の共重合体を得た。
この得られた重合体を65%量%硝酸を用いて紡糸を行
ない、80〜90℃の熱水中で6倍に延伸した後、70
℃で乾燥して約3dの繊維を得た。この繊維を40重量
%の水を含むエタノールの3重量%NaOH溶液に1分
間浸漬した後、エタノールで洗浄後、乾燥して吸水繊維
を得た。この吸水繊維の性能は下記のものであった。
デニール    4.8d 吸水倍率   158  倍 乾強度     1.2 r/d 又、粉末状吸水性樹脂は、インブチレンと無水マレイン
酸とのモル比が1=1の共重合体を水酸化ナトリウムと
グリセリングリシジルエーテルで架橋させた架橋物を粉
砕し、4ooメツシユノξスのものを用いた。この粉末
状吸水性樹脂の吸水倍率は約200倍であった。
結果を第1表に示したが、本発明の組成物は引張強度に
優れ、吸水速度が早く、吸水率の良好な組成物であった
。又、実施例1〜3の組成物は良好な保水性を示した。
以下余白 注1) S;ポリスチレンブロック B;?リプタジエンブロック Bl;テーパー構造ブタジェン/スチレン共重合体ブロ
ック I;イソプレンブロック 注2) ブロック共重合体100重量部に対する配合置
注3 )  JIS K6872に準拠性4) 吸水率
は以下の方法で測定。
実施例4〜9 シクロヘキサン中、n−ブチルリチウムを触媒として重
合したBABA構造を有し、スチレン含有量が40重量
%であるブロック共重合体のりピングポリマーに、第2
表に示した末端処理剤を重合に使用した触媒と当モル反
応させて末端変性ブロック共重合体を作製した。
ブロック共重合体としてこれらの末端変性ブロック共重
合体を用いる以外は実施例1と同様の方法により吸水性
組成物を作製し、それらの特性を第2表に示した。
末端変性ブロック共重合体を使用すると引張強度、吸水
率が更に優れた組成物を得ることができた。
以下余白 実施例10〜17 ゴム状弾性体として第3桑に示したものを使用する以外
は実施例1と同様の方法により吸水性組成物を作製した
。これらの吸水率を第3表に示したが、いずれも良好な
吸水性を示した。尚、実施例10 、16及び17の組
成物は、通常の加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、老
化防止剤、滑剤、カーゼンブラックを添加して常法によ
り加硫したものを用いた。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明の吸水性組成物は優れた水吸収性、水膨潤性、保
水性及び引張強度、耐衝撃性などの機械的強度を生かし
て種々の用途に利用できる。例えばシーリング材、ノに
ツキング材、上水材、各種の防水材、はすいざい、油水
分離材、汚泥固化材、結露防止材、吸汗性材料、生理用
品、オムツ等の衛生用品、畜冷材等に好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ゴム状弾性体100重量部 (b)高吸水性樹脂5〜200重量部 (c)非水溶性吸水繊維3〜100重量部 からなる水膨潤性組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0569423A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Katsuya Hiraoka 外装材先付けコンクリートpc版の製造方法
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