JPS62285355A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPS62285355A
JPS62285355A JP12860286A JP12860286A JPS62285355A JP S62285355 A JPS62285355 A JP S62285355A JP 12860286 A JP12860286 A JP 12860286A JP 12860286 A JP12860286 A JP 12860286A JP S62285355 A JPS62285355 A JP S62285355A
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JP
Japan
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wafer
groove
ion implantation
ion
ion beam
Prior art date
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Application number
JP12860286A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nagatomo
長友 正男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS62285355A publication Critical patent/JPS62285355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は、イオン注入装置に関し、特に、ウェハに形
成された溝構造の底面のみならず側面にも不純物を注入
することができるイオン注入装置に関する。
[従来の技術〕 従来、溝構造を有するウェハにおいて、溝の側面および
底面への不純物の注入は、固相拡散法または気相拡散法
によって行なわれていた。
従来の固相拡散法によれば、たとえばウェハの側面部に
P+層を形成する場合には、溝内部にB3 Q (3o
ro −3111cate Q 1ass)を堆積させ
た後、熱処理によってBSG中のホウ素(B)を溝側面
に拡散させている。また、溝側面部にN+層を形成する
場合には、P S G (P hospho −S l
1lcate Glass)またはA 33 G(A 
rsenlc −5Illcate Q 1ass)を
堆積させた後、熱処理によってPSG中のリン(P)ま
たはAs SG中の砒素(AS)を溝側面に拡散させて
いる。
また、従来の気相拡散法によれば、拡散炉においてガス
を分解し、発生した8などをウェハの溝側面に導入し拡
散させている。
一方で、ウェハの溝の有無に関係なく、不純物のドーピ
ング法として現在量もよく利用されているのは、いわゆ
るイオン注入法である。このイオン注入法は、拡散深さ
、不純物濃度を再現性よく容易に副部可能であることが
大きな特色となっている。
第5図は、従来のイオン注入装置の構成を示す概略図で
ある。
まず、第5図を参照して従来のイオン注入装置の構成お
よび動作について説明する。
第5図において、イオン発生部1で発生したイオンは、
イオン加速部2を介して加速された優、Nlltl石か
らなる質量分析器3に与えられる。この質量分析器3に
おいて目的のイオンのみが分離され、X−Y走査をする
Xスキャ4允生部4およびYスキャ5允生部5を介して
イオンビーム〈図中矢印)としてイオン打込室6に与え
られる。イオン打込室6に与えられたイオンビームは、
ビームシャッタ7を介して、イオン打込室6内に固定さ
れたウェハ8の表面に導入される。従来のイオン注入装
置は上述のように構成されているが、ウェハ8は、チャ
ネリング等を考慮してイオンビームの軸に対してほぼ9
00の角度に固定されており、傾斜させるにしても、イ
オンビーム軸に対してせいぜい83°〜80″の角度ま
でが限度であった。
また、従来イオン打込室6内にはウェハ8を回転させる
灘構などは設置されておらず、ウェハ8はイオン打込室
6内で静止したままである。
[発明が解決しようとする問題点] 前述のように、従来溝を有するウェハの溝側面への不純
物注入は、固相拡散法または気相拡散法によって行なわ
れていたが、固相拡散法によれば、BSGなどを溝内部
に堆積させるときに溝の形状によって堆積の状態が異な
り、そのため溝側面部の全面にわたって均一な拡散深さ
と不純物濃度とを有する不純物層の形成が困難であると
いう問題点があり、また、気相拡散法によれば、ガスの
層流の状態の変化などのために、不純物濃度および拡散
深さの再現性に難点がある。
ここで、拡散深さ、不純物濃度を再現性良く容易に制御
しつつ溝側面に不純物を注入するためには、前述のイオ
ン注入装置を利用できることが望ましいが、前述のよう
に従来のイオン注入装置では、ウェハはイオンビーム軸
に対してほとんど906の角度に固定されてしまってい
るため、溝の底面にはイオンビームが十分に入射するも
ののウェハの表面に対して垂直な溝側面にはイオンビー
ムは入射せず、溝側面にイオンを十分に注入することは
困難であるため、溝付ウェハへのイオン注入に応用する
ことは困難であった。
この発明は、上述のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ウェハに形成された溝の底部のみならず側
面にもイオン注入を行なうことができ、したがって拡散
深さおよび不純物濃度を容易に制御しつつ溝側面に不純
物層を形成することができ、ざらにウェハの溝構造が特
定形状のパターンを有する場合にも同様に溝側面にイオ
ン注入を行なうことができるイオン注入装置を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段1 この発明に係るイオン注入gieは、イオン打込室内に
おいて、溝構造を有するウェハをイオンビームの軸方向
に対して30°〜90’の範囲内の任意の角度に傾けて
固定し、その上に所定のイオンのイオンビームを供給し
、溝側面へのイオン注入を実行するように構成したもの
である。
[作用] この発明におけるイオン注入袋Uは、イオンビ−ムの軸
方向に対して3o″〜90’の範囲内の角度でウェハを
傾けて固定することにより、ウェハの主面に形成された
溝の側面部にもイオンビームが入射するので、イオン注
入法を用いてウェハの側面部に不純物層が形成される。
[発明の実厘例コ 第1図および第2図は、この発明の原理を模式的に説明
するための断面図である。
まず、第1図および第2図を参照してこの発明の原理に
ついて説明する。第1図において、イオン打込室9は、
第5図の従来のイオン注入装置のイオン打込室6に対応
する部分であり、第5図のイオン発生部1、イオン加速
部2、質量分析器3、Xスキャ4允生部4、Yスキャ5
允生部5およびビームシャッタ7は、第1図以下の本発
明においても全(同じものを用いるため、第1図以下に
おいてはこれらの部分は図示せずその説明も省略する。
第1図において、ウェハ1oは、その主面に形成された
溝11を有しており、ウェハ支持部12に装着されてい
る。ざらにウェハ10およびその支持部12は、イオン
打込室9に入射されるイオンビーム13の軸方向に対し
てθ〈θは30゜〜90°)の角度に傾Fltノで固定
される。このため、ウェハ10の主表面および溝11の
底面のみならず、溝11の側面部にもイオンビーム13
が直接導入され、イオン注入が実行される。
第2図は、第1図の溝11の周辺部を拡大して示す断面
図である。イオンビーム13の注入角度は、溝11の7
スペクト比に応じて30”〜900の範囲内で任意に設
定することができ、たとえば溝11が深い場合には、θ
、の角度に設定すれば溝11の側面全面にわたって不純
物拡散@14を形成することができ、溝11が比較的浅
い場合や溝側面の上部にのみ不純物拡散層ット成する場
合には、θ2の角度に設定すれば溝11の側面に不純物
拡散層15を形成することができる。
次に、第3図は、ウェハ上の溝が特定形状のパターンを
有する場合の本発明の原理を示す図である。第3図(a
 )および(b)は共にウェハ10の平面図であり、A
部〜H部を含むようなパターンの溝がウェハ上に刻まれ
ており、中央の点16はイオンビームの中心軸を示して
いる。このウェハ10は、その下部のウェハ支持部゛1
2(図示せず)とともに、軸16を中心としてパルス駆
動のステッピングモータ(図示せず)によってディジタ
ル的に回転させられるものとする。
まず、第3図(a )に示した状態において、1回目の
イオン注入を行なう。すると、たとえば溝11のうちの
AI!lおよびE部の上側の側面にイオンが注入される
。次に、ウェハ10をθW (この場合は453)だけ
回転させて静止し、第3図(11)の状態で2回目のイ
オン注入を行なう。すると、たとえば!1111のうち
8部およびE部の上側の側面にイオンが注入される。そ
して、ウェハ10をさらにθ、だけ回転させて次のイオ
ン注入を行なう。このようなイオン注入を合計8回行な
うと、溝11のすべての側面の均一なイオン注入が完了
する。
なお、このようにしてイオン注入を行なった場合、溝の
各部A−Hは2回ずつイオン注入を受けるので、溝11
の底部には、側面へのドーズlに比べて2倍のドーズ量
が注入されることになるが、これが不都合となる場合に
は、溝11の底部に予め酸化膜等の膜を形成しておいて
、溝底部へのイオン注入を阻止すればよい。
次に、第4A図は、上述の原理を具体化したこの発明の
一実施例であるイオン注入装冨を示す断面図であり、第
4B図は、第4A図のX−Xl、:沿った断面方向から
見た図である。
まず、第4A図および第4B図を参照してこの発明の一
実施例の構成について説明する。
イオン打込室17において、ウェハ18は、ウェハ支持
部19によって支持されており、ウェハ支持部19は、
電11i20に接続されたステッピングモータ21によ
って第4八図中の矢印方向にディジタル的に回転させら
れる。ざらに、ウェハ支持部19は、電822に接続さ
れたステッピングモータ23によって、イオンビーム軸
に対して3o6〜90°の範囲内の任意の角度まで第4
B図中の矢印方向に傾斜させられた後、固定される。
次に、第4A図および第4B図に示したこの発明の一実
施例の動作について説明する。
まず、ステッピングモータ23の回転によって。
ウェハ支持部19およびその上のウェハ18は、イオン
ビームの軸に対して30’〜90’の範囲内の任意の角
度に傾けられ、その後固定される。
これにより、第1図を参照して既に説明したようにウェ
ハ18の主表面および溝の底面のみならず、溝の動面部
にもイオンビームが直接導入され溝側面へのイオン注入
が実行される。
次に、ステッピングモータ21の所定の角度の回転およ
び静止の反復により、第3図(a )および(b )を
参照して説明したように、特定形状のパターンを有する
溝のすべての側面に順次均一なイオン注入が実行される
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、溝構造を有するウェ
ハをイオンビーム輸に対して傾斜させてイオン注入を行
なうように構成したので、ウェハの平面部における場合
と同様の再現性および制御の容易性を保持しつつ、イオ
ン注入法を用いて溝側面に不純物層を形成することが可
能となり、特に他の方向よりも浅い接合の形成が可能と
なる。
また、ASの注入については、従来の固相拡散法や気相
拡散法に比較しても安全かつ簡単に行なうことができ、
また、特定形状のパターンを有する溝の場合であっても
、何ら制約なく均一なイオン注入を実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の原理を模式的に説明
するための断面図である。 第3図は、ウェハ上の溝が特定形状のパターンを有する
場合の本発明の原理を示す平面図である。 第4A図および第4B図は、この発明の一実施例である
イオン注入装茸を示す断面図である。 第5図は、従来のイオン注入′IAIの構成を示す概略
図である。 図において、1はイオン発生部、2はイオン加速部、3
は質量分析器、4はXスキャン発生部、5はYスキャン
発生部、6.9.17はイオン打込空、7はビームシャ
ッタ、8.10.18はウェハ、11は溝、12.19
はウェハ支持部、13はイオンビーム、14.15は不
純¥et層、16はイオンご−ム中心軸、20.22は
fR源、21゜23はステッピングモータを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溝構造を有するウェハの少なくとも溝側面部にイ
    オンを注入するイオン注入装置であつて、 前記ウェハをその中に固定するイオン打込室と、前記イ
    オン打込室内の前記ウェハに所定のイオンのイオンビー
    ムを供給するためのイオンビーム供給手段と、 前記イオン打込室内に設けられ、前記ウェハを前記イオ
    ンビームの軸方向に対して30°〜90°の範囲内の任
    意の角度に傾けて固定するウェハ支持手段とを備えた、
    イオン注入装置。
  2. (2)前記ウェハ支持手段は、 前記ウェハを前記任意の角度に傾けたまま回転させるウ
    ェハ回転手段をさらに含む、特許請求の範囲第1項記載
    のイオン注入装置。
  3. (3)前記ウェハ回転手段は、前記ウェハを連続的に回
    転させる、特許請求の範囲第2項記載のイオン注入装置
  4. (4)前記ウェハ回転手段は、前記ウェハを任意の角度
    だけ回転させた後静止させる動作を反復するディジタル
    回転手段を含む、特許請求の範囲第2項記載のイオン注
    入装置。
  5. (5)前記ウェハ回転手段は、パルス駆動のステッピン
    グモータである、特許請求の範囲第2項記載のイオン注
    入装置。
JP12860286A 1986-06-03 1986-06-03 イオン注入装置 Pending JPS62285355A (ja)

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