JPS6228363Y2 - - Google Patents

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JPS6228363Y2
JPS6228363Y2 JP1981050621U JP5062181U JPS6228363Y2 JP S6228363 Y2 JPS6228363 Y2 JP S6228363Y2 JP 1981050621 U JP1981050621 U JP 1981050621U JP 5062181 U JP5062181 U JP 5062181U JP S6228363 Y2 JPS6228363 Y2 JP S6228363Y2
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工具ホルダを工具交換アームで旋回
時に主軸又は工具マガジンと同方向に反転動作さ
せるようにした自動工具交換装置に関するもので
ある。
従来の自動工具交換装置において、工作機械の
主軸と工具マガジンの方向が異なる場合には、工
具マガジン内で工具ホルダを主軸と同方向に傾倒
作動させていた。このため、工具マガジン内に傾
倒部材を設けなければならないほか、高精度な傾
倒位置決めが要求され、工具ホルダは工具マガジ
ンとアーム間での受渡動作が不安定となることが
しばしばあつた。
また、ドローイングボルトで工具ホルダを主軸
に嵌着する軽切削用の工具ホルダにおいては、特
公昭53−44704号明細書に記載されているよう、
工具貯蔵マガジンの円板を水平姿勢に配置したイ
ンデツクステーブルの外周縁寄りに複数の保持孔
を穿ち、この孔に逆立ちとした工具ホルダをその
下方テーパ部を上方から嵌入保持させる構成を採
つている。そして、工具交換アームは、主軸に嵌
着された工具ホルダを一対の把持爪で掴んで引き
抜き、この把持爪の180゜の回転で工具ホルダを
上下反転しつつアームをインデツクステーブル側
へ旋回移動し、逆立ち状態の工具ホルダをインデ
ツクステーブル上の空孔に降下嵌入したのち爪を
開き、インデツクステーブルの回動で割出された
新たな工具ホルダを爪の閉口で把持する。この後
アームは、主軸側へ上述の経路を全く逆方向に旋
回移動して新たな工具ホルダを主軸に嵌着後、把
持爪を開いて待機する運動サイクルを採つてい
る。
上記自動工具交換装置においては、主軸から引
き抜いた工具ホルダを逆立ちでインデツクステー
ブルの孔に保持するから、工具ホルダの刃先に付
着している切削油や切粉がたれ下がつて下方のテ
ーパ部にまで至り、テーパ部を切削油や切粉で汚
す。このために、再び工具ホルダを主軸に嵌着す
るに当り、テーパ部を汚した切削油や切粉等によ
り工具ホルダが主軸に確実に嵌着されないことが
ある。このトラブル解消のために、従来では主軸
テーパ孔内にエア式の清掃部材を設けたものが有
るが、これによつてもテーパ部の切削油や切粉は
完全に排除されない。
また、アームが握持した工具ホルダは、主軸か
らインデツクステーブル(工具貯蔵マガジン)へ
の旋回移動時に上下を入れ替えた逆立ち姿勢に
180゜反転されるから、旋回運動と180゜反転運動
の2つが複合作用して工具ホルダは大きな慣性エ
ネルギをもつことになる。これはアームが高速運
転されると、非常に大きな慣性エネルギとなつて
工具ホルダに発生し、把持爪が工具ホルダを脱落
させる危険性をも伴うと共に、構成各部に無理な
応力が集中発生して装置の耐久性を損うという問
題がある。
本考案はドローイングボルトで主軸に嵌着させ
る工具ホルダ用の自動工具交換装置において、上
記問題点を解消することを目的とするものであ
る。工具交換アームの把持爪の反転運動量を90゜
として、アームを高速運転させても大きな慣性エ
ネルギや各構成部材の集中応力の発生を極力抑制
することができる。更にはアームによつて水平姿
勢の90゜回動された工具ホルダを、工具貯蔵マガ
ジンの把持爪に水平姿勢に受渡保持させること
で、工具ホルダのテーパ部への切削油、切粉のた
れ下がりによる汚れを完全に解消させることに成
功したものである。
以下、本考案の自動工具交換装置を図面に示す
実施例に基づいて説明する。第1,2図の実施例
において、1は数値制御装置NCによつて運転制
御される工作機械(立型フライス盤)で、主要部
をベース2、テーブル3、コラム4、主軸頭5等
によつて構成し、コラムの左壁面には工具貯蔵マ
ガジンTMとこの前寄りに工具交換アームTAと
を付設した自動工具交換装置を装備している。上
記工具貯蔵マガジンTMは、垂直姿勢に配置した
円板上のインデツクステーブル10の外周縁に工
具受け部材の保持器11が複数個付設されてお
り、この一対の把持爪11a,11a……に工具
ホルダH1〜Hnのフランジh1〜hoが嵌合保持され
る構成となつている。即ち、保持器11の構成は
第3,4図に示すよう、インデツクステーブル1
0の外周縁には、突出ブラケツト10aと下方に
伸びる突片10bにボルト12で付設したブラケ
ツト13とからなる取付部材が設けられている。
二股状に形成された上記2つのブラケツト10
a,13間には、2本の支軸14,15が垂直姿
勢にナツト16,16で架絡保持され、これに一
対の細身寸法の把持爪11a,11aがその軸承
部11b,11bを回動自在に承持されている。
11c,11cは軸承部11b,11bの対面側
に歯切した数放の歯山で、互いに噛合し合い、片
方の把持爪11aを回動するとこれに連動して他
方の把持爪11aも逆方向に回動し、開閉作動す
る。17は把持爪11a,11aの尾端11d,
11d間に圧装させたコイルばねで、この弾発力
により把持爪11a,11aを閉口作動し、その
内径寸法が工具ホルダH1のフランジ外径寸法よ
りも若干狭い関係にストツプされる一対のピン1
8,18によつて閉口量が制限されている。10
cは上側のブラケツト10aの先端に設けた受座
で、先端面10c′が工具ホルダH1のテーパ部20
の外周面に沿うよう凹面状となつている。13a
は下側のブラケツト13の先端に設けた受座で、
先端面13a′は上記10c′と同様に凹面状を呈し
ており、第3図に鎖線で示すよう把持爪11a,
11aがフランジh1の中央部を握持し続けるよう
に上下の受座10c,13aはフランジの上下面
と極接状態に対面している。これで、工具ホルダ
H2〜Hnを握持した工具貯蔵マガジンTMが回動
しても工具ホルダは把持爪から脱落することがな
い。
上記保持器11に対する工具交換アームTAの
把持爪21,21の構成は第3,4図に示す如く
である。即ち、円弧状を呈する一対の把持爪2
1,21は、内装体32の外端に突設した上下鍔
片22a,22b間に架絡させた2本のピン軸2
3,24にその基端部21a,21aを枢着し、
この基端部外周に刻設したピニオン21b,21
bをピストン杆63(第5図)のラツク歯25と
噛合されている。これで、把持爪21,21はラ
ツク歯25の前進時に開口し、後退時に工具ホル
ダH1のフランジh1を握持する構成となつてい
る。上記把持爪21,21は中央部分に切欠溝2
1c,21cが切設されて長身な二股形状を呈し
ており、これでフランジh1の中央部を残した上下
両環縁を握持し、切欠溝21c,21cに保持器
11の把持爪11a,11aが嵌入できる関係に
構成されている。而して、工具ホルダH1のフラ
ンジh1に何んの改良を加えなくても別々の把持爪
11a,11a,21,21で工具ホルダのフラ
ンジを同時に握持できる。
上記把持爪の構成に対して、工具交換アーム
TAは、L字状の外観を呈してその自由端に開閉
式の把持爪を備え、このアームは昇降運動と主軸
5a、マガジンTM間を往復する180゜以上の旋
回運動と把持爪21,21の進退運動(アームの
伸縮運動)及び把持爪自体の90゜反転運動と開閉
運動を行う。然るに、上記工具交換アームTA
は、マガジンTMの工具交換位置にある水平姿勢
の工具ホルダを掴み、これを旋回して主軸5aの
直下へ搬送し、主軸に嵌着する働きと、主軸の工
具ホルダを引き抜いてマガジン側へ搬送し、待機
している保持器11に受渡す働きを成す。ここ
で、本案要旨にかかる上記動作をする工具交換ア
ームの内部構成を第5図で明らかにする。40は
機体箱で、工具交換アームTAを内蔵し、これを
主軸5aとマガジンTMの中間位置となるコラム
4に取付けている。41は工具交換アームTAの
旋回腕となる筒体で、その外周面の中腹部を機体
箱40の下方に設けた軸承部40aに垂直姿勢で
回動及び上下摺動自在に嵌合されている。42は
長身な管柱で、その下端フランジ42aを筒体4
1の内壁中腹に鍔設したフランジ41aの上面に
ボルト43……で螺着して直立されており、この
管柱中腹よりやゝ下側位置に刳設した軸承環42
bにL字状の作動杆44を回動自在に係合し、こ
の作動杆44の基端が機体箱40内壁に設けた空
圧駆動シリンダ45のピストン杆45aに連結さ
れ、ピストン杆45aの上下方向のストロークに
よつて筒体41を回動自在な状態下において昇降
運動する構成となつている。46は管柱42の上
半部に設けたスプライン42cに噛合する作動ピ
ニオンで、この溝環46aを機体箱40内壁にボ
ルト47で不動に固着したホルダ48が回転自在
に嵌合保持し、別設の空圧駆動シリンダ(図示な
し)と直結する駆動ラツク杆49を作動ピニオン
46と噛合し、この前後ストロークにより筒体4
1をその昇降位置に係りなく、即ち筒体の昇降動
に干渉されることなく旋回運動(回動運動)する
構成となつている。50は旋回腕の中枢部となる
支持筒で、垂直筒体41の側壁下部に水平姿勢に
付設されていて、この筒内にはシリンダ体51の
左半部が嵌入し、軸受52で支持筒50の基端面
50aの軸芯に回転自在に軸承した支軸53の中
腹螺子部53aに固定ピストン54を螺着させて
いる。そして、支軸の右半分に設けたスプライン
53bはシリンダ体51の左端面に気密に係合し
ており、シリンダ体51を所定のストロークSで
進退できる。上記支軸53の左端にはベベルギヤ
55が取付けられ、これに1/2以下の歯数をもつ
即ちこの歯数比を1:2以上に設定されたベベル
ギヤ56が噛合されており、このベベルギヤ56
は管柱42内を貫通して上下端で軸受57,58
に承持された軸棒59の下端に取付けられ、更に
軸棒59は連接杆60によつて回動不能に上端取
付片59aを作動杆44に連結している。これに
より、筒体41が駆動ラツク杆49によつて回動
されてもベベルギヤ56は不動状態を維持し、筒
体41の180゜以上旋回運動に対して、ベベルギ
ヤ55がベベルギヤ56上を転動しシリンダ体5
1を減角した90゜だけ反転運動しつつ、180゜以
上異なる方向へ転換する関係に構成されている。
上述シリンダ体51のシリンダ室S0にはピストン
61が気密性を保つて嵌入し、このシリンダ室S0
の開放右端面に内装体32を螺締して閉塞させて
いる。63はピストン杆で、内装体32の軸芯に
穿つた通孔32aを挿通して外部へ突出させた先
端両面にはラツク歯63aが刻設されている。2
1,21は円弧状を呈する一対の把持爪で、内装
体32の外端に突設した上下鍔片32b,32c
間に架絡させた2本のピン23,24にその基端
部21a,21aを枢着し、この基端部外周に刻
設したピニオン21b,21bを上記ピストン杆
63のラツク歯25に噛合させている。これで、
ピストン61がシリンダ室S0の左端に位置すると
き一対の把持爪21,21は第2,3図のように
閉じて工具ホルダH1のフランジh1を握持するこ
とができ、シリンダ室S0内に圧縮空気が供給され
ていないときも内装体32とピストン61間に圧
装したばね36の弾発力によつて把持爪21,2
1が工具ホルダを握持することができ、ばね36
の弾発力に抗してピストン61がシリンダ室S0
右側へ移動すると、ラツク歯25の突出量が増大
して一対の把持爪21,21を開く関係となつて
いる。上記ピストン61への圧縮空気は、2本の
配管67,68によつて支持筒50の下側面のポ
ートP1,P2に供給され、シリンダ室S0の左室と右
室に夫々通路51a′,51b′によつて連絡されて
いる。これで、配管68からシリンダ室S0の右室
に圧縮空気が送り込まれると第5図の実線の如く
ばね36の弾発力と相俟つてピストン61が左進
して把持爪21,21を強力に閉じ、また配管6
7からシリンダ室S0左室に圧縮空気が送り込まれ
るとばね36の弾発力に抗してピストン61を内
装体32の左先端に当接されるまで右進し、この
とき一対の把持爪21,21が一直線状に開く関
係構成となつている。また、アームTAを伸縮さ
せる構成は、支持筒50内のシリンダ室S1に圧縮
空気を供給するとシリンダ体51が右進して長伸
し、シリンダ体51内の左端シリンダS2内に嵌入
するスプライン53aの先端ピストン53cの左
側に圧縮空気を供給するとシリンダ体51が左進
して短縮する関係となつている。次に、工具交換
アームTAを昇降させる運動及び主軸5aとマガ
ジンTM間を往復する180゜以上の旋回運動と工
具ホルダを握持した把持爪21,21の90゜反転
運動の各タイミング調整は、筒体41の外周面に
刳設した一条の拘束溝70と機体箱40の軸承部
40aに螺着しその先端71aを拘束溝70に係
入させたピン72とで構成された運動時期調整部
材によつて支配されている。上記拘束溝70の形
状は図示ないが水平溝部と垂直溝部とからなる倒
L字を呈しており、第5図の如くアームTAが上
昇位置にあるときピン72は、拘束溝70の垂直
溝部の最下位置にあり、第2図の如く下降したと
きピン72は、拘束溝70の水平溝部(垂直溝部
の上端)に位置している。そしてアームTAの旋
回移動中ピン72は常に水平溝部に係合してい
て、主軸5aからマガジンTMまでの旋回移動区
間で把持爪21,21が90゜反転する関係であ
る。
本考案の自動工具交換装置は上述の如く構成さ
れており、以下その作用を説明する。先ず、主軸
5aに嵌着された工具ホルダH1をマガジンTMの
保持器11に受渡す動作は、第1図の鎖線又は第
5図の如く、伸長したアームTAがその把持爪2
1,21で工具ホルダH1のフランジh1を握持す
る。次に、駆動シリンダ45の作動で第6図のよ
うにアームTAが下降すると、工具ホルダH1が主
軸5aから抜け出し、これでピン72は拘束溝7
0の水平溝部(垂直溝部の上端)に係合位置をか
える。これに続いて、駆動ラツク杆49の作動で
第7図のようにアームTAは主軸位置からマガジ
ンTMの工具交換位置まで旋回をはじめる。この
旋回運動と同時にシリンダ室S2内に圧縮空気が送
り込まれてアームTAの腕長は短縮し、また工具
ホルダを握持している把持爪21,21も反時計
方向へ反転をはじめ、マガジンTMの工具交換位
置に到達するとき第2図の如く90゜反転した水平
姿勢となる。この後、シリンダ室S1に圧縮空気が
送り込まれるとアームTAの腕が伸長し、第3図
の鎖線の如く待機しているマガジンTMの保持器
11の把持爪11a,11aにばね17の弾発力
に抗して嵌入させる。このとき、細身の把持爪1
1a,11aはアーム側の把持爪21,21の切
欠溝21c,21cに嵌入する形態でフランジh1
の中央部を握持すると共に前後の受座10c,1
3aによつてフランジh1の前後を挟持して脱落を
防いでいる。而る後に、第8図の如くアーム側の
把持爪21,21を開口させ、これに続いて次に
交換すべき工具ホルダを工具交換位置に割出す。
そして、再び把持爪21,21を閉じて新たな工
具ホルダHnを握持し、アームの短縮によりばね
17の弾発力に抗して工具ホルダHnをマガジン
TMの保持器11から引き離す。この後、上記と
は逆経路をたどつて主軸5aの直下に第6図の如
く至り、アームTAの上昇により第5図のように
工具ホルダが主軸5aに嵌着され、而る後に把持
爪21,21が開き腕長の短縮により工具交換作
用が終了する。
本考案の自動工具交換装置によるときは、工具
貯蔵マガジンを垂直姿勢に配置すると共にこのイ
ンデツクステーブル又は無端チエーンの外周に一
対の細身な把持爪からなる複数組の保持器を設
け、回動及び昇降自在に支持された垂直筒体内へ
外周にスプラインを刻設した管柱を植立させ、機
体箱上の昇降用駆動シリンダを上記管柱に係合連
結させ、旋回用駆動シリンダで作動するラツク杆
と噛合うピニオンを上記スプラインに嵌合させて
機体箱上のホルダで支持し、下端にベベルギヤを
固着した軸棒を回動不能にして上記管柱内に貫通
させ、上記垂直筒体に付設した水平支持筒へ先端
に把持爪をもつシリンダ体を回転自在に嵌入し、
上記シリンダ体と摺動自在に結合された支軸端に
ベベルギヤを固着して上記両ベベルギヤを噛合せ
この歯数比を1:2以上に設定し、筒体の回転に
伴つて大径ベベルギヤが小径(固定側)ベベルギ
ヤ上を転動し上記シリンダ体(把持爪)を90゜だ
け反転させるようにして工具交換するようにした
から、工具交換アームの把持爪の反転量が一つの
駆動源で反転と旋回を同時に行なつた90゜に減角
されて、アームを高速運転させても大きな慣性エ
ネルギや各構成部材の集中応力の発生を極力抑制
して工具ホルダの脱落を防ぐと共に、耐久性の向
上を図ることができるほか、アームによつて水平
姿勢に反転された工具ホルダを工具貯蔵マガジン
の把持爪に水平姿勢に受渡保持することで、工具
ホルダのテーパ部への切削油、切粉等のたれ下が
りによる汚れを完全に解消させるなどの実用的効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動工具交換装置を備えた工
作機械の正面図、第2図は本考案第1実施例の自
動工具交換装置を示す正面図、第3図はアームと
マガジンとの把持爪の関係構成を示す平断面図、
第4図は正断面図、第5図は工具交換アームの内
部構成を示す断面図、第6〜8図は作用状態を示
す正面図である。 5……主軸頭、5a……主軸、10……インデ
ツクステーブル、11……保持器、11a……把
持爪、H1〜Ho……工具ホルダ、TA……工具交
換アーム、40……機体箱、41……垂直筒体、
42……管柱、45……昇降用駆動シリンダ、4
6……ピニオン、49……ラツク杆、50……水
平支持筒、51……シリンダ体、53……支軸、
55,56……ベベルギヤ、TM……工具貯蔵マ
ガジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具貯蔵マガジンのインデツクステーブル又は
    無端チエーンの外周に複数の保持部材を持ち、工
    具交換アームが主軸から引き抜いた工具ホルダを
    主軸から工具マガジンへの旋回時に反転して工具
    マガジン上の保持部材に向け、この工具ホルダを
    上記保持部材に保持させるようにした自動工具交
    換装置において、工具貯蔵マガジンを垂直姿勢に
    配置すると共にこのインデツクステーブル又は無
    端チエーンの外周に保持部材としての一対の細身
    な把持爪からなる複数組の保持器を設け、回動及
    び昇降自在に支持された垂直筒体内へ外周にスプ
    ラインを刻設した管柱を植立させ、機体箱上の昇
    降用駆動シリンダを上記管柱に係合連結させ、旋
    回用駆動シリンダで作動するラツク杆と噛合うピ
    ニオンを上記スプラインに嵌合させて機体箱上の
    ホルダで支持し、下端にベベルギヤを固着した軸
    棒を回動不能にして上記管柱内に貫通させ、上記
    垂直筒体に付設した水平支持筒へ先端に把持爪を
    もつシリンダ体を回転自在に嵌入し、上記シリン
    ダ体と摺動自在に結合された支軸端にベベルギヤ
    を固着して上記両ベベルギヤを噛合せこの歯数比
    を1:2以上に設定したことを特徴とする自動工
    具交換装置。
JP1981050621U 1981-04-08 1981-04-08 Expired JPS6228363Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894077A (ja) * 1972-03-15 1973-12-04
JPS533506U (ja) * 1976-06-28 1978-01-13

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