JPH0630346Y2 - ワーク反転装置 - Google Patents

ワーク反転装置

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JPH0630346Y2
JPH0630346Y2 JP1988131132U JP13113288U JPH0630346Y2 JP H0630346 Y2 JPH0630346 Y2 JP H0630346Y2 JP 1988131132 U JP1988131132 U JP 1988131132U JP 13113288 U JP13113288 U JP 13113288U JP H0630346 Y2 JPH0630346 Y2 JP H0630346Y2
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JP
Japan
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work
rotating body
shaft
pinion
actuator
Prior art date
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JP1988131132U
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JPH0253325U (ja
Inventor
利則 津田
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コア積層体の積層装置において別々に組み立
てられ、内径(又は外径)基準により位置決めされてい
る2種のコア積層体を片側を回転して他方に積層する反
転移載装置に適用して好適なワーク反転装置に関する。
従来、この種の反転移載装置は動作の種類分だけのアク
チュエータを必要とする。すなわちワーク把持用チャッ
クを上下させるアクチュエータと、ワーク反転用アクチ
ュエータ及び水平方向に移動させるアクチュエータの3
種のアクチュエータが必要となり、可動部に反転させる
アクチュエータと上下又は水平方向に移動させるアクチ
ュエータの少なくとも2個のアクチュエータが付加され
るため、その装置は大掛かりで複雑であり、重量が重く
高速で駆動するには不向きである。
本考案はかかる点に鑑み、反転用回転体に対してワーク
を移動する距離2hの半分の距離hだけワーク把持用チャ
ックを偏心して取り付けることにより、水平方向の動作
に反転動作を複合させ、回転方向の動作をロッドの上下
動をラックアンドピニオンにより行なうようにし、ロッ
ドの速度差をもって回転体をワークの積層方向に対して
垂直方向に上下及び反転することにより、上下方向に駆
動する2個のアクチュエータにより上記の動作を行な
い、可動部重量の軽い反転移載装置の提案することを主
たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案の一例を示す図である。1は反転すべき
ワークの把持具すなわちチャックを示し、回転体3の一
方に取り付けられ、空気圧等を利用してワークを挾持す
るものである。そして回転体3により反転すべき円筒状
ワークを治具8の軸又は台81から2hの距離だけ離間し
た軸又は台82に反転して載置するものである。
回転体3を反転する機構は、軸又は台81,82の中間
線に一致する線上に回転軸31が延長形成され、その端
部にピニオン2が取り付けられ、これに噛合するラック
ギア18が垂直に取り付けられている。回転軸31は軸
受32に軸支され、軸受32は垂直に設けた上下ロッド
4に支持され、ロッド4は軸受11に軸支されている。
ラック18は下部にロッド5が形成されている。
軸又は台81に嵌合されたワーク6を把持するには、軸
受32自体を上下駆動させ、把持したワークを反転させ
るにはラック18が上下してピニオン2を回転させる。
そのため、駆動源17の出力軸又は台36に取り付けら
れたカム14,16とカムフォロワ19,24とにより揺動動作を
得て、その揺動動作により各ロッド4,5にその運動を伝
達している。すなわちカムフォロワ19は一端が支点2
0となったアームの中間位置に設けられ、他端はL形揺
動アーム12の一端にアーム23を介して回転自在に取
り付けられている。揺動アーム12の他端はロッド4と
回動自在に取り付けられている。26は支軸を示す。
カムフォロワ24は中間を支軸25としたアーム15の
一端に位置に設けられ、他端はロッド5と回動自在に取
り付けられている。
換言すれば、積層コア状ワークをつまむチャック1をh
だけ偏心させるため、その回転中心を2種類の積層コア
6,7の中心にとり、ピニオンギア2を持ちベアリング1
8により回転支持された回転体3の中心にあるブッシュ
9、そのブッシュ9の内径とはめ合い公差を持ち治具8
上に取り付けられた位置決めピン10と、回転体3を上
下せしめるロッド4、そのロッド4を上下させる揺動ア
ーム12,13、カム14と、ピニオン2に対応したラック
ギア18を持つロッド5とそのロッド5で上下させ回転
体5を回転せしめる揺動アーム15,カム16とこれら
のカムを回転せしめる駆動モータ17により構成され
る。
第2図は本考案の作用を説明した図であり、同図Aは反
転すべきワーク6を軸又は台81に載置している原点状
態を示している。この状態から、ロッド4,5を同速度v
で下方に移動させることにより、回転体3に回転方向の
運動を与えずにチャック1を反転すべき積層コア状ワー
ク6に対し垂直に下降させることができる。
この際、ラックギアピニオンのバックラッシを補正する
ため位置決めピン10、ブッシュ9により回転体3を正
確に位置決めする。
次に同図Bに示す如く、積層コア状ワーク6を把持し、
ロッド4,5を同速度vで積層コア状ワーク6がフリー状
態になるまで上昇させる。
積層コア状ワーク6がフリー状態になったならば、同図
Cに示す如く、ロッド4,5の間に速度差はV−vを与え
て回転体3を回転させ、反転させる。この際、ロッド4
の速度を0もしくはマイナス1より下降させても一向に
構わない。
反転の後は、同図Dに示す如く、ロッド4,5を同速度v
で下降させ、積層コア状ワーク6を軸又は台82に嵌合
している積層コア状ワーク7上に移載させ得る。
これらのロッド4,5の動作は2枚のカム14,16の外形形状
によってのみ行なわれる。ロッド4,5を同一速度にする
にはアーム比を考慮した単位時間当たりのカム外径の変
位量を同一にすればよく、速度差を得るには変位量を増
減すればよいので、構造が簡単ですみ、またヘッド部は
回転体3とピニオン2のみの重量が負担されるが、大幅
に軽量となる。
本実施例においては円筒状の積層コア状ワークの反転移
載について述べたが、円筒状でなくとも、把持し得る形
態ならば一向に構わない。また、駆動用のカムについて
もカムではなくロッド4,5を直接シリンダなどで上下さ
せる方法でも達成し得る。
以上述べたごとく本考案によれば、ワークを反転する回
転体の軸受を上下に駆動するアクチュエータと、回転体
を回転するラックピニオンを駆動するアクチュエータと
で構成し、回転体の回転中心より等距離に設定した左右
位置にワークを載置する軸又は台を設け、回転体先端の
チャックで軸又は台に載置したワークを把持して反転し
他の軸又は台に載置する動作を各アクチュエータにより
得るようにしたので、 2個のアクチュエータで反転動作が可能で、可動部が軽
量で高速動作向きの利点を持った反転移載装置の提供が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図A,B,C,
Dは動作説明図である。 1……チャック、2……ピニオン、3……回転体、4,5
……ロッド、6,7……ワーク、8……治具、12,15……揺
動アーム、14,16……カム、17……駆動源、18……
ラック、19,24……カムフォロワ、32……軸受、81,82
……軸又は台。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを反転する回転体の軸受を上下に駆
    動するアクチュエータと、回転体を回転するラックピニ
    オンを駆動するアクチュエータとで構成し、回転体の回
    転中心より等距離に設定した左右位置にワークを載置す
    る軸又は台を設け、回転体先端のチャックで軸に載置し
    たワークを把持して反転し他の軸又は台に載置する動作
    を各アクチュエータにより得るようにしたことを特徴と
    するワーク反転装置。
  2. 【請求項2】2つのアクチュエータは1つの回転駆動源
    にて回転される2つのカム、2つのカムフォロワ、2つ
    の揺動アームで構成し、夫々の出力をワークを反転する
    回転体の軸受の上下駆動用及び回転体を回転するラック
    ピニオンの駆動用として利用した請求項第1項記載のワ
    ーク反転装置。
JP1988131132U 1988-10-06 1988-10-06 ワーク反転装置 Expired - Lifetime JPH0630346Y2 (ja)

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JP1988131132U JPH0630346Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 ワーク反転装置

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JP1988131132U JPH0630346Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 ワーク反転装置

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Publication Number Publication Date
JPH0253325U JPH0253325U (ja) 1990-04-17
JPH0630346Y2 true JPH0630346Y2 (ja) 1994-08-17

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KR102409165B1 (ko) * 2021-01-19 2022-06-14 김태영 상하반전이 가능한 픽앤플레이스 장치

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JPS6190844A (ja) * 1984-10-11 1986-05-09 Mazda Motor Corp 自動工具交換装置

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JPH0253325U (ja) 1990-04-17

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