JPS6228246A - 複合成形体の製造方法 - Google Patents

複合成形体の製造方法

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JPS6228246A
JPS6228246A JP60169210A JP16921085A JPS6228246A JP S6228246 A JPS6228246 A JP S6228246A JP 60169210 A JP60169210 A JP 60169210A JP 16921085 A JP16921085 A JP 16921085A JP S6228246 A JPS6228246 A JP S6228246A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は基体材料層と表皮材料層との複合(積層)成形
体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば、車両用の各種内装会外装部品(ドアトリムボー
ド・フロントシートパネル争天井内張り板・ダツシュボ
ード等)、建築用各種内装部材、家具、電気機器外装(
化粧)容器などには、第8図(a)乃至(d)のように
基体材料層Aと表皮材料層Bとの複合成形体製品が多用
されている。
基体材料層Aは例えば、硬質又は半硬質で、充実又はポ
ーラス肉質の各種の樹脂・ゴム質材料、或はこれらと炭
酸カルシウム・タルク・バルブ粉砕紙・木粉等との混合
材料、レジンフェルト、ポリスチレン等の樹脂ビーズ発
泡体、樹脂製・紙製等の段ポール構造板、金属板、草木
用凝結材等の、単−材質材料或は2以上の所望材質材料
の組合せ複合層材料である。
表皮材料層Bは例えば、硬質又は半硬質で、充実又はポ
ーラス肉質の各種の樹脂シート(塩化ビニル、T−P−
E等)拳ゴム質材料、伸び性を有する布帛類(織布・編
布・不織布置カーペ−/ )等)、天然又は合成皮革等
の、単−材質材料或は2以上の所望材料の組合せ複合層
材料である。第8図の各表皮材料層Bは上記のような材
料を外面材料層b1としその裏面に適当厚さの軟質或は
半硬質クッション材料層b2、例えば塩化ビニル・ポリ
エチレン・ポリプロピレン・ウレタンフオーム等の軟質
発泡シート、不織布、フェルト等を貼合せてなる複合層
材料である。
」二足のような複合成形体製品は、一般には基体材料層
Aと表皮材料層Bを予め積層貼合せ処理した積層平板或
は積層シート状材料を素材にして、それを成形型を用い
た適宜のシートフォーミングト法、例えば真空成形法・
圧空成形法・真空圧空成形法・プレス成形法等により所
要の製品形状に1個取り或は多数個取りで成形処理する
。そしてその成形と同時に或は脱型後に成形体の有効成
形部分間りの非有効成形材料部分(不要材料部分)をト
リミング処理1−1 (第8図(a))する。上記トリ
ミング処理1−1だけにとどめた製品もあるが、この場
合は複合成形体のトリミング端面に各構成材料層bI 
−b2・Aの積層横断面が露呈しており、゛外観体裁が
悪いこと、この端面部から構成材料層b1 ・b2がめ
くれて剥離を生じ易いこと等から、トリミング端面の隠
蔽を必要とするものについては従来一般に第8図(a)
の2点鎖線示のように複合成形体の周縁に別生産のモー
ル材m(縁飾り)を取付は処置して緑化上げしている。
しかしモール材mによる縁処理品はそれだけコスト高の
ものとなるし、又成形体の縁がモール材mで額縁的に縁
取られて違和感がある等のことから形態として好まれな
い場合も少なくない。
このような場合その縁処理形態としては第8図(b)の
ように、複合成形体の表皮材料層Bについてその周縁を
裏側の基体材料層Aの周縁よりも延長B+Lその延長材
料層部分B、を基体材料層Aの裏面側へ折返して接着剤
や止め金具等で止めた形態のものとするのが違和感がな
く自然で外観体裁のよい美麗な緑化上げ状態となる。又
モール材2を必要としない分コストの低減を図ることが
できる。而して本出願人はそのような縁処理(端末処理
)形態の複合成形体の製造手法について既に数多くの有
効な手法の提案を行っている。例えば、特公昭59−6
229号・同59−8230号参同59−31934号
番同60−1193号・同60−21864号、特開昭
56−111645号・同5G−154040号会同5
B−157329号e同57−137156号・同58
−29833号・同59−29182号・同59−13
6255号e同59−185620号e同80−483
49号−同Go−48350号、特願昭11io−33
995号e同60−53700号e同Go−f3256
0号等。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記第8図(b)のように表皮材料層Bの延長
材料層部分B、の幅寸法を十分にとり、それを基体材料
層Aの裏面側に折返して止め処理するのではなく、第8
図(C)のように基体材料層Aの外周端面を表皮材料層
Bの細幅延長材料層部分B1で隠蔽処置する、或は第8
図(d)のように表皮材料層Bの外周縁部をわずかに内
向きに折返した縁処理形態で足りる、或はそのような縁
処理形態によることを要求される場合も多い。
上記第8図(c)の縁処理形態のものは表皮材料層Bの
延長材料層部分B1の幅寸法を基体層Aの外周端面につ
いてそれを隠蔽するに足る細幅にトリミング処理し、そ
の細幅延長材料層部分B1を基体層Aの外周端面に折返
して接着剤等で止め処置すれば製造可能であるが、延長
材料層部分B1が細幅であるから第8図(b)のように
幅広の延長材料層部分B1を基体iAの裏面側へ折返し
て止め処理する場合に比べて実際上格段に手間を要し、
非能率的で4産は難しい。第8図(d)の縁処理形態の
ものは更に難しい。
本発明は」二連の第8図(C)や同(d)のような縁処
理形態の複合成形体につき、それを合理的・能率的に量
産することができる手法を提供することを目的とする。
口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、 基体材料層Aと表皮材料層Bからなる複合成形体を得る
に当り、 目的複合成形体の表皮材料層B側の面を造形する成形型
1にシート状表皮材料についての真空成形機能或は圧空
成形機能或は真空圧空成形機能を具備させ、且つ該成形
型の有効成形面領域10の周縁部に成形キャビティ内方
に内向きに張り出させて可撓性の或は可動の突縁部材1
6を配設し、該突縁部材の成形キャビティ内方への張り
出し寸法Wは造形基体材料層Aの外周端面の幅寸法或は
表皮材料層Bの厚さ寸法に略対応した或はそれ以下の適
当寸法に設定し、 上記成形型1によりシート状表皮材料を真空成形或は圧
空酸形成は真空圧空成形してそのまま該成形面に保持さ
せ、 上記成形型lに保持されている成形表皮材料層Bの有効
成形領域部の裏面側に基体材料RAを造形被着させて、
造形基体材料層Aの外面及び外周端面部を表皮材料層B
で被覆した形態の、或は造形基体材料層Aの外面を被覆
した表皮材料層Bの有効成形領域部周縁の材料層部分を
内向きに折返し成形した形態の複合成形体を製造し。
脱型後、該複合成形体の成形表皮材料層Bの有効成形領
域部外周囲の不要材料部分Bをトリミング処理1−1す
る。
ことを特徴とする複合成形体の製造方法を要旨とする。
〔作 用〕
即ち、成形型1として上記したような突縁部材16を具
備させたものを用い、該成形型lにより先ず表皮材料層
Bとなるシート状表皮材料を真空成形或は圧空酸形成は
真空圧空成形して成形表皮材料層Bをそのまま成形型面
に保持させ、その保持成形表皮材料層Bの有効成形領域
部の裏面側に基体材料層Aを造形被着させることにより
、成形型の上記突縁部材16の存在により、脱型して得
られる複合成形体は造形基体材料fiAの外面及び外周
端面部が表皮材料層Bで被覆された形態のもの、或は造
形基体材料層Aの外面を被覆した表皮材料層Bの有効成
形領域部周縁の材料層部分が内向きに折返し成形された
形態のものとなる。成形型1の突縁部材16部分は型の
アンダカ−/ ト部となるが、その突縁部材16は可撓
性の或は可動の部材としであるので、複合成形体の脱型
は支障なく、容易になされる。而して脱型後の複合成形
体の成形表皮材料層Bにつきその有効成形領域部外周囲
の不要材料部分B(第4・7図)をトリミング処理1−
1することにより、第8図(c)或は(d)のような縁
処理形態の複合成形体を容易に量産的に製造することが
できるものである。
〔実施例〕
実施例】 (第1〜5図) 本例は基体材料層Aを樹脂の射出成形により造形するよ
うにしたものである。
1及び2は互いに型締めしたとき対向成形面10・20
間に目的複合成形体の全体形状に略一致したキャビティ
C(第1図2点鎖線示)が形成される、複合成形体の表
皮材料層B側の面を造形する第1成形型(本例では可動
型)と、基体材料層A側の面を造形する第2r&形型(
本例では固定型)である。
第1成形型lにおいて、11は成形面10に数多開口さ
せた真空小孔であり、それ等の真空小孔は型内の真空室
12に連通している。真空室12には真空ポンプ14に
通じる真空パイプ13を接続してあり、真空ポンプ14
の作動により各真空小孔11が真空吸引状態となり、型
1は真空成形型として機Ikする。15は型lの肉厚内
に埋設した型冷却用冷媒導入パイプである。
16は該成形型lの有効成形面領域10の周縁部に型キ
ヤビテイ内方に張り出させて配設した、それ自体適度に
可撓性の或は可動の突縁部材である。該突縁部材16の
型キヤビテイ内方への張り出し寸法Wは造形される基体
材料層Aの外周端面の幅寸法、或は表皮材料層Bの厚さ
寸法に略対応した或はそれ以下の適当寸法に設定しであ
る。
上記の突縁部材16は具体的には適度の可撓弾性を有す
る耐熱ゴム部材(本例はその例)、第5図(a)のよう
に金属ばね板部材、同図(b)のようにヒンジ17を中
心に起倒回動自由の剛性板部材、同図(c)のようにあ
る温度以上に加熱されることにより2点鎖線示のように
型キヤビテイ内方から外方へまくれ上り変形し、冷却さ
れると実線示のように型キヤビテイ内方に張り出した状
態に戻り変形する形状記憶合金板等で構成することがで
きる。18a・18bは突縁部材16としての形状記憶
合金板の加熱用ヒータ、及び冷却用冷媒導入パイプ、L
8cは断熱板である。
第2成形型2において、21は成形面20に開口させた
基体材料層A用の溶融樹脂射出孔部、22は型肉厚内に
埋設した型冷却用冷媒導入パイプである。
尚、溶融樹脂射出機本体、エジェクタ機構、型固定支持
・型移動機構等は図に省略した。
(1)表皮材料層Bの成形 第1及び第2成形型1・2を型開きした状態において第
1成形型1によりシート状表皮材料を常法に従って真空
成形し、そのまま成形型面に保持させた状態にする。第
2図はその状態を示す部分拡大図である。19はシート
状表皮材料の取り枠或はシールクランプを示す。
衣例で使用のシート状表皮材料は、外面材料層b1と、
その裏面に積層したクッション材料層b2と、更にその
裏面に積層した耐熱耐圧用樹脂シート層b3との3層構
成のものである。
耐熱耐圧用樹脂シート層b3は、本例の場合基体材料層
Aを溶融樹脂の射出成形で造形する関係上、その射出溶
融樹脂の熱と圧力でクッション材料層b2が溶融して或
は射出溶融樹脂が浸入して充実肉質化したり、へたりを
生じたりしないようにクッション材料層b2を保護する
目的で設けたものである。
更にそのシート層b3の裏面に必要に応じて基体材料層
Aとの接合を強化する接着剤層を予め形成しておいても
よく、或は表皮材料の真空成形処理後、成形型1面に保
持されている成形表皮材料層Bの有効成形領域部の裏面
に必要に応じて接着剤をスプレー等して施してもよい。
b4は上記成形表皮材料層Bを保持した第1成形型1を
第2に:&形型2に型締めしたとき第2成形型2側の溶
融樹脂射出孔部21と対向対面する成形表皮材料層の裏
面部分に貼着したアルミニウムホイル片等の#熱耐圧片
である。
溶融樹脂射出孔部21は対向対面する成形表皮材料層の
裏面部分は溶融樹脂の射出がなされたとき射出樹脂の圧
力と熱を一番強く受け、その結果その部分のクッション
材料層す7部分に局部的に溶融やへたり等を生じるおそ
れがある。上記のように耐熱耐圧片b4を予め添着して
おくことにより射出溶融樹脂によるクッション材料層b
2の局都市溶融等を防止することができる。この耐熱耐
圧片b4の添着は表皮材料の真空成形後に手作業で或は
ロボット装置にて自動的に行ってもよいし、真空成形前
に表皮材料の所要裏面部分に予め貼着するようにしても
よい。
第1成形型1の有効成形面10に予めしぼ等の所望の凹
凸模様を刻設しておくことにより表皮材料層Bの外面に
該材料の真空成形と同時に上記凹凸模様を転写付与する
ことができる。
表皮材料の第1成形型lによる成形は真空成形の他、圧
空成形、或は真空圧空成形で行ってもよい。
表皮材料自体が通気性で真空成形・圧空成形・真空圧空
成形が困難或は不能であっても、例えばその材料の裏面
側に伸張柔軟性の非通気性のゴム、膜シート等を重ね合
せて成形操作することにより支障なく成形処理できる。
(2)基体材料層Aの造形 上記成形表皮材料層Bを保持させた第1成形型lを第2
成形型2に対して型締めし、第1成形型1側に保持され
ている成形表皮材料層Bの有効成形領域部の裏面と第2
J&形型2の成形面20間のキャビティ内に第1J&形
型2側の射出孔部21から基体材料層用の溶融樹脂を射
出注入する。これにより成形表皮材料層Bの有効成形領
域部の裏面側に基体材料層Aが造形されて一体に被着状
態となる(第3図)。
次いで、型1・2の各冷媒導入バイブ15・22で型1
・2及び内部の製造複合成形体の冷却を行う。
(3)脱型 所定の冷却硬化時間が経過したら第1及び第2成形型1
・2の型開きを行う、キャビティ内の基体材料層・表皮
材料層からなる複合成形体は第1成形型l偏に保持され
て型開きされる。
而して該第1成形型lから製造された複合成形体を脱型
する。該成形型の突縁部材16部分は型のアンダカット
部となるが、その突縁部材16はそれ自体可撓性の、或
は可動の部材であること、張り出し寸法Wが比較的小さ
いことから複合成形体の脱型は支障なく、容易に行うこ
とができる。
脱型補助のために型成形面の各真空小孔11がら空気を
噴出状態にすることも有効である。
突縁部材16を第5図(c)のように形状記憶合金で構
成した場合は、上記型開き後にヒータ18aで該突縁部
材16を加熱状態にすることにより該突縁部材16が2
点鎖線示のように型キヤビテイ内方から外方へまくれ上
り状態に変形することにより型内の複合成形体は容易に
脱型される。
脱型後は冷却用冷媒導入パイプ18bにより冷却するこ
とにより上記まくれ上り変形した突縁部材16は再び元
の実線示の張り出し状態に復元する。
(4)縁処理 脱型して得られる複合成形体は第4図示のように、造形
基体材料層Aの外面及び外周端面部が表皮材料層Bで被
覆された形体のもの、或は造形基体材料層Aの外面を被
覆した表皮材料層Bの有効成形領域部用縁の材料層部分
が内向きに折返し成形された形態のもので、更に成形表
皮材料層Bの有効成形領域部用縁に不要材料部分B′が
存在している。
そこで該複合成形体の成形表皮材料層Bにつき、上記表
皮材料層Bの基体材料層端面部被覆部分或は内向き折返
し成形部分を含む表皮材料層有効成形領域部よりも外方
の不要材料部分Bをトリミング処理1−1することによ
り第8図 (C)のような総処理形態の目的複合成形体
が得られる。
実施例2(第6・7図) 本例は基体材料層Aを熱発泡性樹脂ビーズの発泡モール
ド成形により造形することにしたものである。
第1成形型lは前記実施例1の第1成形型1と同様の構
成のものである。
第21&形型2はその成形前20の略中央面部に熱発泡
性樹脂ビーズ(熱発泡性ポリスチレンビーズ等)の注入
口23を開口させである。又成形前20には数多の蒸気
噴出用小孔24を開口させである。25は核型内に配設
した蒸気及び冷媒導入室であり、上記の各茂気噴出用小
孔24は該室25に連通している。26・27は該室2
5に接続した蒸気パイプ及び冷媒導入パイプ、28はド
レン・冷媒排出パイプである。
(1)表皮材料層Bの成形 前記実施例1の (1)と同様の要領で行う。
(2)基体材料層Aの造形 成形表皮材料層Bを保持した第1成形型lを第2成形型
2に対して型締めし、第1成形型l側に保持されている
成形表皮材料層Bの有効成形領域部の裏面と第2成形型
2の成形面20間のキャビティ内に第2成形型z側の樹
脂ビーズ注入口23から基体材料層用の熱発泡性樹脂ビ
ーズを十分に注入充填する。
次いで蒸気パイプ26から室25内に蒸気を導入する。
そうすると室25内の導入蒸気が各小孔24から上記樹
脂ビーズ充填キャビティ内に噴入し、キャビティ内の充
填樹脂ビーズが熱発泡して全体に一体の樹脂ビーズ発泡
成形体化して造形基体材料層Aとして成形表皮材料層B
の有効成形領域部の裏面側に一体に被着状態となる。
次いで第1成形型1の冷媒導入パイプ15、第2成形型
2の室25内への冷媒導入により型1・2及び内部の製
造複合成形体の冷却を行う。
(3)脱型 前記実施例1の (3)と同様の要領で行う。
(4)縁処理(第7図) 前記実施例1と同様の要領で行うことにより第8図(d
)のような縁処理形態の目的複合成形体が得られる。
尚、基体材料層Aの造形は実施例1の樹脂射出成形、実
施例2の樹脂ビーズの発泡モールド成形の他に、樹脂の
モールドプレス成形、注型成形、ウレタン樹脂等の発泡
成形で行うことができる。
ハ、発明の効果 以上のように本発明方法に依れば、第8図 (C)のよ
うに基体材料層Aの外周端面を表皮材料層Bで被覆隠蔽
した形態、或は第8図(d)のように表皮材料層Bの外
周縁部をわずかに内向きに折返した縁処理形態の複合成
形体を合理的・俺率的に量産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例における第1及び第2成形型の難開
き状態の概略の縦断面図、第2図は第1成形型で表皮材
料を真空成形した状態の一部分の拡大縦断面図、第3図
は型締めして基体材料層を射出造形した状態の同上図、
第4図は脱型した、トリミング処理前の複合成形体の一
部の断面図、第5図(a)乃至同図(c)は突縁部材の
各種の構成形態例の断面図、第6図は樹脂ビーズで基体
材料層を造形した状態の型開き前の第1及び第2成形型
の縦断面図、第7図は脱型した、トリミング処理前の複
合成形体の一部の断面図、第8図(a)乃至同図 (d
)は各種の縁処理形態例の断面図。 1・2は第1及び第2の成形型、Aは基体材料層、Bは
表皮材料層。 第3図 第4図 8 第5図 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体材料層(A)と表皮材料層(B)からなる複
    合成形体を得るに当り、 目的複合成形体の表皮材料層(B)側の面を造形する成
    形型(1)にシート状表皮材料についての真空成形機能
    或は圧空成形機能或は真空圧空成形機能を具備させ、且
    つ該成形型の有効成形面領域(10)の周縁部に成形キ
    ャビティ内方に内向きに張り出させて可撓性の或は可動
    の突縁部材(16)を配設し、該突縁部材の成形キャビ
    ティ内方への張り出し寸法(W)は造形基体材料層(A
    )の外周端面の幅寸法或は表皮材料層(B)の厚さ寸法
    に略対応した或はそれ以下の適当寸法に設定し、 上記成形型(1)によりシート状表皮材料を真空成形或
    は圧空成形或は真空圧空成形してそのまま該成形面に保
    持させ、 上記成形型(1)に保持されている成形表皮材料層(B
    )の有効成形領域部の裏面側に基体材料層(A)を造形
    被着させて、造形基体材料層(A)の外面及び外周端面
    部を表皮材料層(B)で被覆した形態の、或は造形基体
    材料層(A)の外面を被覆した表皮材料層(B)の有効
    成形領域部周縁の材料層部分を内向きに折返し成形した
    形態の複合成形体を製造し、 脱型後、該複合成形体の成形表皮材料層(B)の有効成
    形領域部外周囲の不要材料部分(B)をトリミング処理
    (t−t)する、 ことを特徴とする複合成形体の製造方法。
  2. (2)成形型(1)に保持させた成形表皮材料層(B)
    の有効成形領域部の裏面側に対する基体材料層(A)の
    造形は、樹脂の射出成形、モールドプレス成形、注型成
    形、熱発泡性樹脂ビーズのモールド成形、ウレタン樹脂
    等の発泡成形等で行う、特許請求の範囲第(1)項に記
    載の複合成形体の製造方法。
  3. (3)シート状表皮材料の裏面に予め接着剤層を設け、
    或はシート状表皮材料の成形型(1)による成形処理後
    に成形表皮材料層(B)の有効成形領域部の裏面に接着
    剤を付与し、該接着剤層を介して造形基体材料層(A)
    と成形表皮材料層(B)とを一体化させる、特許請求の
    範囲第(1)項に記載の複合成形体の製造方法。
  4. (4)表皮材料層(B)は単層材料、或は2種以上の材
    質材料の複合層材料である、特許請求の範囲第(1)項
    に記載の複合成形体の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162220A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Toyota Tekko Kk 貼合せ部品の製造方法
JPH01176530A (ja) * 1988-01-06 1989-07-12 Dainippon Printing Co Ltd 絵付け成形品の製造方法

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