JPH02274518A - 成形用型の製造方法 - Google Patents

成形用型の製造方法

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JPH02274518A
JPH02274518A JP1095357A JP9535789A JPH02274518A JP H02274518 A JPH02274518 A JP H02274518A JP 1095357 A JP1095357 A JP 1095357A JP 9535789 A JP9535789 A JP 9535789A JP H02274518 A JPH02274518 A JP H02274518A
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JP
Japan
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skin layer
layer
mold
laminate
thermoformed
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Pending
Application number
JP1095357A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Dezuki
清人 出月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiwa Industry Co Ltd
Original Assignee
Meiwa Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meiwa Industry Co Ltd filed Critical Meiwa Industry Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、熱成形された表皮層と貼り合わせることに
より、積層体を構成する基体層を成形するための基体層
成形型の製造方法に関する。
(従来技術) 例えば車両用内装板は6表皮のみ、又は表皮とクツショ
ンシート等からなる表皮層が、基体層に貼り合わされた
積層体で形成されている。そして内装板は車両の板金パ
ネル形状に倣う、所定の設計された形状に正しく製作す
ることが要求される。
このような内装板を製作するには、表皮層と基体層を予
め貼り合わせて積層板とし、この積層板を表面側が所定
形状になるような熱成形型で成形して積層体を製造する
方法がある。この方法によると、fiWff体における
表面側を所定形状に成形することができ、かつ表皮層と
基体層との密着は保つことができる。しかしこの方法で
は、裏面側を所定形状にすることは困難で、特に積層体
の車両パネルに接する輪郭は、さらに切削加工する必要
があり5無論部分的な補強用のリブを成形時に形成する
ことはできない。
また、射出成形型の一方の金型で表皮層材料を熱成形し
、成形された表皮層をその型面に保持した状態で他方の
金型と型締めし、次いでキャビティに基体層材料を射出
成形して積層体を得る方法がある。この方法では、表皮
層は基体層材料を射出する圧力により一旦圧縮されるが
、成形され一体化された積層体を離型すると再び復元す
る。ただこの復元の度合いは1表皮層材料の種類、基体
層材料の流動経路、基体層材料の温度などの要因により
部分的に異なる。従って得られた積層体の表皮層側の表
面形状は、成形型面とは対応しないことがあった。
さらに、通気孔を設けるなどの手段により通気性をもた
せた、成形された基体層の上に熱成形法で表皮層を被覆
して積層体を製造する方法も採用されているが、表皮層
表面に設けた凹凸模様が、前記被覆熱成形時に引き伸ば
されて、変形したり、深さが浅くなり見映えの悪い@屠
体となっている。
このため、熱成形した表皮層の裏面側に、圧縮成形法や
射出成形法により、別工程で成形した基体層を貼り合わ
せて積層体を得る方法が実施されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら熱成形した表皮層の裏面に、成形した基体
層を貼り合わせる方法では、表皮層材料が熱成形時に延
伸される度合いが各部分で異なる。
このため第1図に示したように、成形された表皮層1の
表面側は成形型4の成形面に接するから型形状に対応す
る面に成形されるが、′Ii面側はその延伸される度合
に応じて表皮層1の厚さが変化し不均一となるから、そ
の裏面7は成形型4の成形面から単純に表皮層1の厚さ
を加算した計算面6とは異なり、容易に算出することの
できない面形状となっている。
またこの表皮層1の厚さの変動は、表皮層材料を構成す
るシートの材質、厚さ、熱成形条件などによっても変化
するほか、車両内装板の表面側形状は複雑であるから、
熱成形された表皮層の裏面形状を厳密に予測することは
不可能である。
このため、製造しようとする積層体の設計図面の表面側
形状から表皮層1用の熱成形型4を、そして積層体の所
定全体形状から、表皮N1を貼り合わせる部分について
、成形前の表皮層材料の成形前の厚さをほぼ一様に控除
した。前記計算面6に対応する形状の基体層成形型をと
りあえず製作し、その型で基体層2を成形し熱成形され
た表皮層1と組み合わせ、積層体の形状を設計図の所定
形状になるように、基体層成形型のキャビティを繰返し
修正していた。この修正は手間のかかる繁雑な作業で、
完璧に仕上げることはほとんど不可能であった。
表皮層1と基体M2の各々の貼り合わせ面が、一致対応
していないときは、第2図に示したように、積層体3を
構成する両M1,2との間に間隙5が発生する。そこで
その間隙5を無くすために。
両層1,2を無理やり押しつけて貼り合わせると。
表皮層1の表面にしわが発生するのみならず、積層体3
の外形が所定形状より小さくなる。
この発明は上記のような問題点を解決する成形用型の製
造方法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の成形用型の製造方法は、熱成形された表皮層
の裏面に貼り合わせることにより、積層体を構成する基
体層を成形するための基体1成形用型を製造するにあた
り、 表皮層材料を熱成形型にて熱成形し、成形された表皮層
を熱成形型面に保持したまま、その開放状態にある表皮
層の裏面に母型材料を付着させ、その母型材料を固化せ
しめたのち表皮層から分離し、これを母型とし、その母
型の型表面を、基体層の表皮層裏面と貼り合わされる側
の基準面とすることを特徴とするものであるから、上記
問題点を解決することができるのである。
(作 用) 所定形状の積層体を、基体層と熱成形された表皮層の貼
り合わせで製造するにあたり、基体層の表皮層裏面と貼
り合わされる側の面を、表皮層を熱成形型にて熱成形し
、その表皮層裏面の開放面側に一致対応する面とする成
形型で成形したから。
両層は密着して貼り合わすことができ、両層間に空隙が
なく、かつ所定の外形形状を有する積層体を製造するこ
とが可能となる。
(実施例) この発明の実施例を図面を参照しながら、説明する。
第3図に示したように、まず積層体を形成するのと同一
の表皮N]−用の材料を、積層体の設計図の表面側形状
に対応する型面を有する、熱成形型4で所定成形条件下
で熱成形する。この例では熱成形の代表的な方法である
真空成形で実施する場合について説明する。
そして成形された表皮層1を熱成形型4の成形面に保持
したままの状態で1表皮層1の裏面7すなわち開放面側
に離型剤を薄く塗布し、その表皮層1の裏面周囲に型枠
10を設けたのち、母型材料として硬化剤を配合した流
動性のあるエポキシ樹脂母型材料11を付着させる。こ
のときそのエポキシ樹脂母型材料11を補強するために
、ガラス繊維布12をバッキングする場合もある。
その母型材料11を完全に固化せしめたのち表皮層1か
ら分離すると第4図に示したような母型13が得られる
。この母型J3において母型表面14は、熱成形された
表皮層1の裏面7が忠実に反転写されている。
次にこの母型表面を基柳面14として、従来から公知の
方法で再度反転して、第5図に示したような基体層成形
用の射出成形型の、表皮層裏面7と貼り合わされる側の
面18を製作する。
この成形用型は、固定側金型15と移動側金型1.6と
からなり、両者15.16を型締めすると基体層成形用
のキャビティ17が形成される。
上記成形型15.16から成形された基体層8を表皮層
1と貼り合わせると、第6図に示したように、両11.
8間に空隙がなく、表面にしわのない、所定設計形状の
積層体9が得られる。
さらに熱成形型4の成形面に凹凸模様を形成し、表皮層
1の表面に反転写することにより、積層体9表面をあた
かも天然皮革を貼り付けたように豪華にすることができ
る。
母型13を製作するにあたり、母型材料を付着させる前
に、熟成形された表皮H1の開放面7側に離型剤を塗布
して母型材料との離型を容易にするほか1表皮層開放面
側が多孔質で吸水性のある材料で構成されているときは
、表面処理剤を塗布して口止を行なうことがある。
母型13を製作するための母型材料としては。
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂。
シリコーンゴム、多硫化ゴム、ウレタンゴムなどの硬化
剤との反応で架橋硬化するもののほか、いわゆる鋳造石
膏と呼ばれているものも使用することができる。そのほ
か低温金属溶射法にて、母型材料を熱成形された表皮N
1の開放面7側に付着させることも可能である。そして
上記の母型材料は硬化するときの収縮が極めて少ないも
のを1選択する必要がある。
この発明の成形用型に適用される。積層体の表皮層1材
料としては軟質または半硬質の塩化ビニル樹脂、熱可塑
性エラストマー、その他の各種熱可塑性樹脂の非発泡シ
ートなどがある。またそれらの非発泡シートに軟質塩化
ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの発泡
シートを組み合わせた積石シートや、非発泡シート、発
泡シート、非発泡シートの3層@層シートも利用するこ
とができる。さらに表皮M1の最外層の表皮に織布、不
織布の繊維材料を使用することもできる。
基体層材料としては、圧縮成形や射出成形可能な熱可塑
性および熱硬化性の合成樹脂に、必要に応じて無機質や
有機質の充填材を添加した材料が用いられる。さらに鋳
造法等により形成された各種無機、有機材料からなる成
形品も適用することができる。
さらに基体層と貼り合わせる表皮層が、それぞれ別々に
熱成形された複数枚の材料を順次貼り合わせて構成され
る形態のものである場合、その各々の材料を別々に熱成
形する各々の熱成形型にもこの発明の成形用型の製造方
法を適用することができる。
(効 果) 基体層の表皮層裏面と貼り合わされる側の面を、表皮層
を熱成形型トこて熱成形し、その表皮M裏面の開放面側
に一致対応する面とする成形型で成形したから、両層は
密着して貼り合わせられるから。
間層間に空隙がなく、積層体の表面にしわのない豪華な
外観で、かつ所定の外形形状を有する積層体を製造する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は表皮層が熱成形されたときの状態を示す表皮層
と熱成形型の断面図、第2図は熱成形された表皮層と、
従来の方法で製造された成形用型で成形された基体層と
を貼り合わせときの断面図。 第3図は熱成形された表皮層から母型を製作する方法を
示す説明断面図、第4図は得られた母型の断面図、第5
図はこの発明の方法で製造された成形用型の断面図、そ
して第6図は第5図で示した成形用型で成形された基体
層に表皮層を貼り合わせた積層体の断面図である。 1・・・表皮層 7・・・表皮層裏面 9・・・積層体 13・・・母型

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱成形された表皮層の裏面に貼り合わせることにより、
    積層体を構成する基体層を成形するための基体層成形用
    型を製造するにあたり、 表皮層材料を熱成形型にて熱成形し、成形された表皮層
    を熱成形型面に保持したまま、その開放状態にある表皮
    層の裏面に母型材料を付着させ、その母型材料を固化せ
    しめたのち表皮層から分離し、これを母型とし、その母
    型の型表面を、基体層の表皮層裏面と貼り合わされる側
    の基準面とすることを特徴とする基体層成形用成形型の
    製造方法。
JP1095357A 1989-04-17 1989-04-17 成形用型の製造方法 Pending JPH02274518A (ja)

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JP1095357A JPH02274518A (ja) 1989-04-17 1989-04-17 成形用型の製造方法

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JPH02274518A true JPH02274518A (ja) 1990-11-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005070641A1 (en) * 2004-01-24 2005-08-04 Full Bar Composite Limited A method of producing a mould

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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