JPS6144049B2 - - Google Patents
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- JPS6144049B2 JPS6144049B2 JP54063520A JP6352079A JPS6144049B2 JP S6144049 B2 JPS6144049 B2 JP S6144049B2 JP 54063520 A JP54063520 A JP 54063520A JP 6352079 A JP6352079 A JP 6352079A JP S6144049 B2 JPS6144049 B2 JP S6144049B2
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- Japan
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- plastic
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- sheet
- injection
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
- B29C45/14811—Multilayered articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば自動車のドアトリム・ダツシユ
ボード等の内装材、その他、表面を感触のよいク
ツシヨン性スポンジ表皮材で被覆してなるプラス
チツク成形品をプラスチツク射出成形法を利用し
て良好に能率的に製造することを目的とする。
ボード等の内装材、その他、表面を感触のよいク
ツシヨン性スポンジ表皮材で被覆してなるプラス
チツク成形品をプラスチツク射出成形法を利用し
て良好に能率的に製造することを目的とする。
従来、この種のスポンジ表皮材付プラスチツク
成形品は主として、(1)母材となるプラスチツクの
板面に予めスポンジ表皮材を貼合せた積層材を用
い、これを真空成形する、(2)予め母材プラスチツ
クのみの成形品を作り、その後その表面にスポン
ジ表皮材を貼付ける、(3)同じく予め母材プラスチ
ツクのみの成形品を作り、これに最外皮となる軟
質シート材をかぶせ、そのシート材と成形品との
間に発泡性プラスチツク液を注入して発泡させ
る、等の方法により製造される。
成形品は主として、(1)母材となるプラスチツクの
板面に予めスポンジ表皮材を貼合せた積層材を用
い、これを真空成形する、(2)予め母材プラスチツ
クのみの成形品を作り、その後その表面にスポン
ジ表皮材を貼付ける、(3)同じく予め母材プラスチ
ツクのみの成形品を作り、これに最外皮となる軟
質シート材をかぶせ、そのシート材と成形品との
間に発泡性プラスチツク液を注入して発泡させ
る、等の方法により製造される。
しかし(1)の方法は、材料の積層材が硬・軟性質
の異なる貼合せ体であるから、これを真空成形す
るに当り全体均一良好に軟化処理するには高度の
技術を要し、又軟化処理に比較的時間を要する、
トリミングで廃棄される材料量が多く従つて材料
の利用率が低く製品コストが高くなる等の欠点が
ある。又(2)の方法はスポンジ表皮層を母材表面の
凹凸形状にならつて各部密着させて美麗に貼合わ
せるに時間を要し、又スポンジ表皮層表面のハイ
ライト線が出にくい欠点がある。(3)の方法は生産
性が極度に悪く、製品コストが非常に高くなる。
の異なる貼合せ体であるから、これを真空成形す
るに当り全体均一良好に軟化処理するには高度の
技術を要し、又軟化処理に比較的時間を要する、
トリミングで廃棄される材料量が多く従つて材料
の利用率が低く製品コストが高くなる等の欠点が
ある。又(2)の方法はスポンジ表皮層を母材表面の
凹凸形状にならつて各部密着させて美麗に貼合わ
せるに時間を要し、又スポンジ表皮層表面のハイ
ライト線が出にくい欠点がある。(3)の方法は生産
性が極度に悪く、製品コストが非常に高くなる。
そこで上記(1)〜(3)の欠点のない他の方法として
プラスチツク射出成形法を利用することが一応考
えられる。即ち予めスポンジ表皮材を射出成形金
型面に密着保持させて型締めし、次いで金型キヤ
ビテイ内に母材となるプラスチツクを射出してス
ポンジ表皮材付プラスチツク成形品を得るもので
ある。
プラスチツク射出成形法を利用することが一応考
えられる。即ち予めスポンジ表皮材を射出成形金
型面に密着保持させて型締めし、次いで金型キヤ
ビテイ内に母材となるプラスチツクを射出してス
ポンジ表皮材付プラスチツク成形品を得るもので
ある。
しかしながら、これを実際に実施してみると射
出プラスチツクの熱と圧力の影響でスポンジ材が
溶けて復元不能に押し潰されクツシヨン性の失な
われたほとんど充実の層に変化してしまい、感
触・クツシヨン性のよいスポンジ表皮材付プラス
チツク成形品は得られなかつた。
出プラスチツクの熱と圧力の影響でスポンジ材が
溶けて復元不能に押し潰されクツシヨン性の失な
われたほとんど充実の層に変化してしまい、感
触・クツシヨン性のよいスポンジ表皮材付プラス
チツク成形品は得られなかつた。
本発明は同じく上記のプラスチツク射出成形法
を利用してスポンジ表皮材付プラスチツク成形品
を得るものであるが、スポンジ表皮材の上記充実
層化を防止して常に良好な製品を失敗なく製造で
きるようにしたものである。
を利用してスポンジ表皮材付プラスチツク成形品
を得るものであるが、スポンジ表皮材の上記充実
層化を防止して常に良好な製品を失敗なく製造で
きるようにしたものである。
以下図を参照しながら工程を追つて具体的に説
明する。なお本発明でスポンジ表皮材とは、スポ
ンジ構造のシート1そのものの外に、そのスポン
ジシート1の表面に予め装飾或は保護外皮1′と
して軟質のプラスチツクシート(或はフイル
ム)、加熱伸延性を有する布・合成皮革等を貼合
せたもの、更にその外皮1′に装飾模様をプリン
ト等で表わしたものも含むものとする。
明する。なお本発明でスポンジ表皮材とは、スポ
ンジ構造のシート1そのものの外に、そのスポン
ジシート1の表面に予め装飾或は保護外皮1′と
して軟質のプラスチツクシート(或はフイル
ム)、加熱伸延性を有する布・合成皮革等を貼合
せたもの、更にその外皮1′に装飾模様をプリン
ト等で表わしたものも含むものとする。
本発明は上記のスポンジ表皮材1についてその
裏面に対して、射出する母材プラスチツクと同系
統(フアミリープラスチツク)を可とする充実の
プラスチツクシート2を貼合せ処理する(第1
図)。この裏打ちシート2は後述する射出成形時
キヤビテイ内に射出された母材プラスチツクの保
有熱が表皮材1であるスポンジ層に過度に伝達さ
れるのを防ぐと共に、射出圧が表皮材1に過度に
作用するのをやわらげる働きをするもので、肉厚
大体0.5mm以上のシートであれば大概の場合上記
の働きを十分にはたすことが実験によりわかつ
た。
裏面に対して、射出する母材プラスチツクと同系
統(フアミリープラスチツク)を可とする充実の
プラスチツクシート2を貼合せ処理する(第1
図)。この裏打ちシート2は後述する射出成形時
キヤビテイ内に射出された母材プラスチツクの保
有熱が表皮材1であるスポンジ層に過度に伝達さ
れるのを防ぐと共に、射出圧が表皮材1に過度に
作用するのをやわらげる働きをするもので、肉厚
大体0.5mm以上のシートであれば大概の場合上記
の働きを十分にはたすことが実験によりわかつ
た。
又射出成形用の固定及び可動の割り金型3,4
のうちプラスチツク射出孔5を有しない側の金型
(普通は可動金型)4の成形面に真空孔6を開口
させる、或は該金型4の成形面部分を金属粉焼結
体など耐熱・耐圧通気性材料で構成する等により
該金型4に真空成形能を具備させる。
のうちプラスチツク射出孔5を有しない側の金型
(普通は可動金型)4の成形面に真空孔6を開口
させる、或は該金型4の成形面部分を金属粉焼結
体など耐熱・耐圧通気性材料で構成する等により
該金型4に真空成形能を具備させる。
そして上記金型3,4を型締めする前に金型4
を真空成形型として用いてその成形面に前記裏打
ち処理2したスポンジ表皮材1を表面側を金型成
形面側にして一般の真空成形法と同じ要領で真空
成形する(第2図)。
を真空成形型として用いてその成形面に前記裏打
ち処理2したスポンジ表皮材1を表面側を金型成
形面側にして一般の真空成形法と同じ要領で真空
成形する(第2図)。
次いで上記成形した表皮材1をそのまま金型4
の成形面に全面的に真空力で密着保持させた状態
にして金型3,4を型締めする。この場合両金型
3,4の周縁部を予めトリミング用刃7と同刃受
溝8を形成しておくことにより金型の型締め力で
表皮材1の外周不要部分がトリミング処理され能
率的である。
の成形面に全面的に真空力で密着保持させた状態
にして金型3,4を型締めする。この場合両金型
3,4の周縁部を予めトリミング用刃7と同刃受
溝8を形成しておくことにより金型の型締め力で
表皮材1の外周不要部分がトリミング処理され能
率的である。
次いで金型3の成形面と、金型4に保持された
表皮材1の裏打ちシート2面とで形成されるキヤ
ビテイ9内に金型3の射出孔5より母材となる溶
融プラスチツク10を射出して充満させる。この
キヤビテイ内に射出充満したプラスチツク10は
その保有熱を冷却状態にある金型3,4にうばわ
れて降温し硬化する。又保有熱は裏打ちシート2
を通して表皮材たるスポンジ層1へも伝達される
がシート2が熱バリヤー層となつてその伝達速度
が遅く、又そのうち母材プラスチツク10も上記
金型の冷却作用で降温するのでスポンジ層1はそ
の発泡倍率が高いものであつても溶融してしまう
ほどの高温には加熱されない。又スポンジ層1は
母材プラスチツク10の射出時シート2を介して
バツクプレツシヤを受けて圧縮状態になるが、そ
の圧縮力はシート2の存在により比較的やわらげ
られたものであること、及びスポンジ層1は上記
のように溶融するには至らないことから型開きし
て開放した時点で自身の弾性でほぼ元の厚さ状態
に復元する。
表皮材1の裏打ちシート2面とで形成されるキヤ
ビテイ9内に金型3の射出孔5より母材となる溶
融プラスチツク10を射出して充満させる。この
キヤビテイ内に射出充満したプラスチツク10は
その保有熱を冷却状態にある金型3,4にうばわ
れて降温し硬化する。又保有熱は裏打ちシート2
を通して表皮材たるスポンジ層1へも伝達される
がシート2が熱バリヤー層となつてその伝達速度
が遅く、又そのうち母材プラスチツク10も上記
金型の冷却作用で降温するのでスポンジ層1はそ
の発泡倍率が高いものであつても溶融してしまう
ほどの高温には加熱されない。又スポンジ層1は
母材プラスチツク10の射出時シート2を介して
バツクプレツシヤを受けて圧縮状態になるが、そ
の圧縮力はシート2の存在により比較的やわらげ
られたものであること、及びスポンジ層1は上記
のように溶融するには至らないことから型開きし
て開放した時点で自身の弾性でほぼ元の厚さ状態
に復元する。
即ち、スポンジ層1は母材プラスチツク10の
射出工程時そのスポンジ構造に破壊を生じること
がなく、クツシヨン性能が十分に維持される。
射出工程時そのスポンジ構造に破壊を生じること
がなく、クツシヨン性能が十分に維持される。
又シート2のスポンジ層1と反対側面は母材1
0と接触し母材10の熱で溶融して母材10と良
好に一体化する。シート2として母材10と相溶
性のあまりよくないものを使用したときは予めシ
ート2の面に適当な接着剤層を形成しておけばよ
い。
0と接触し母材10の熱で溶融して母材10と良
好に一体化する。シート2として母材10と相溶
性のあまりよくないものを使用したときは予めシ
ート2の面に適当な接着剤層を形成しておけばよ
い。
射出孔(射出ゲート)5の位置に対応するシー
ト2面部分には溶融樹脂射出時に樹脂の射出噴流
が直接に当つてシート2の他の面部分よりも大き
な圧力と多量の熱が作用する。特に射出孔5がピ
ンポイントゲートの場合にはその作用が大きい。
そのためそのシート部分に局部的溶融破壊を生じ
るおそれがある。そこで本発明はシート裏打ち表
皮材の上記真空成形前、或は真空成形後で型締め
前にそのシート面部分に例えばアルミ箔などの保
護シート材13(第2図)を貼着処理しておく。
ト2面部分には溶融樹脂射出時に樹脂の射出噴流
が直接に当つてシート2の他の面部分よりも大き
な圧力と多量の熱が作用する。特に射出孔5がピ
ンポイントゲートの場合にはその作用が大きい。
そのためそのシート部分に局部的溶融破壊を生じ
るおそれがある。そこで本発明はシート裏打ち表
皮材の上記真空成形前、或は真空成形後で型締め
前にそのシート面部分に例えばアルミ箔などの保
護シート材13(第2図)を貼着処理しておく。
なお、スポンジ層1は上記のように母材プラス
チツク10の射出時バツクプレツシヤを受けて圧
縮状態になる。従つて金型キヤビテイ9の設計に
当つては予めそのスポンジ層1の圧縮量を勘案し
て金型3と金型4の成形面間の寸法tを決定す
る。例えば、第1図に於てスポンジ層1(1′も
含めて)の厚さ=3mm、裏打シート2の厚さ=1
mm、母材プラスチツク10の厚さ=5mmの成形品
を得る場合、スポンジ層1が母材プラスチツク1
0の射出時1mmに圧縮されるものとすると、上記
tは7mmと設計される。
チツク10の射出時バツクプレツシヤを受けて圧
縮状態になる。従つて金型キヤビテイ9の設計に
当つては予めそのスポンジ層1の圧縮量を勘案し
て金型3と金型4の成形面間の寸法tを決定す
る。例えば、第1図に於てスポンジ層1(1′も
含めて)の厚さ=3mm、裏打シート2の厚さ=1
mm、母材プラスチツク10の厚さ=5mmの成形品
を得る場合、スポンジ層1が母材プラスチツク1
0の射出時1mmに圧縮されるものとすると、上記
tは7mmと設計される。
次いで金型3,4内の製品が所定の取出し可能
温度まで冷却された後型開きして製品を取り出す
(第4図)。11はエジエクタピン、12はプラス
チツク射出機の先端部を示す。
温度まで冷却された後型開きして製品を取り出す
(第4図)。11はエジエクタピン、12はプラス
チツク射出機の先端部を示す。
以上の本発明方法に依れば、スポンジ表皮材1
のクツシヨン性を何等損なわせることなく射出成
形法を利用して目的のスポンジ表皮材付プラスチ
ツク成形品を常に良好に能率的に量産することが
できる。複雑な凹凸面形状のものでも常に良好に
製造することができる。少なくとも母材プラスチ
ツク10についてはトリミングによる損失がなく
材料の利用率が高くなりコストを低減するに効果
がある。金型4の成形面に予めシボ模様等所望の
凹凸模様を形成しておくことにより表面にシボ等
の凹凸模様を有するスポンジ表皮材付きのプラス
チツク成形品を容易に得ることができる等の効果
があるもので、この種成形品の量産方法として有
効適切である。
のクツシヨン性を何等損なわせることなく射出成
形法を利用して目的のスポンジ表皮材付プラスチ
ツク成形品を常に良好に能率的に量産することが
できる。複雑な凹凸面形状のものでも常に良好に
製造することができる。少なくとも母材プラスチ
ツク10についてはトリミングによる損失がなく
材料の利用率が高くなりコストを低減するに効果
がある。金型4の成形面に予めシボ模様等所望の
凹凸模様を形成しておくことにより表面にシボ等
の凹凸模様を有するスポンジ表皮材付きのプラス
チツク成形品を容易に得ることができる等の効果
があるもので、この種成形品の量産方法として有
効適切である。
実施例 1
発泡倍率約20倍、厚さ約3mmのポリエチレン高
発泡シート1の表面に保護膜1′として厚さ約0.4
mmの軟質塩化ビニルフイルムを、又裏面に裏打ち
シート2として厚さ約1mmのポリプロピレンシー
トを夫々貼合せたものをスポンジ表皮材1として
用い、これを射出成形金型3,4の一方の金型4
の成形面に真空成形により成形して保持させ、射
出孔5に対応するシート2面部分にアルミ箔13
を貼着し、次いで両金型3,4を型締めした後
(型温約30℃)、射出孔5からキヤビテイ内に母材
プラスチツク10として溶融ポリプロピレンを射
出した(樹脂温約230℃、射出圧約300Kg/cm2)。次
いで所定の冷却時間経過後型開きして製品を得
た。
発泡シート1の表面に保護膜1′として厚さ約0.4
mmの軟質塩化ビニルフイルムを、又裏面に裏打ち
シート2として厚さ約1mmのポリプロピレンシー
トを夫々貼合せたものをスポンジ表皮材1として
用い、これを射出成形金型3,4の一方の金型4
の成形面に真空成形により成形して保持させ、射
出孔5に対応するシート2面部分にアルミ箔13
を貼着し、次いで両金型3,4を型締めした後
(型温約30℃)、射出孔5からキヤビテイ内に母材
プラスチツク10として溶融ポリプロピレンを射
出した(樹脂温約230℃、射出圧約300Kg/cm2)。次
いで所定の冷却時間経過後型開きして製品を得
た。
この製品のスポンジ表皮材1は母材10の表面
凹凸起伏に忠実にならつて各部良好に密着してお
り、且つ全体にも又部分的にもスポンジ構造の破
壊は認められず、良好な感触・クツシヨン性が保
持されていた。
凹凸起伏に忠実にならつて各部良好に密着してお
り、且つ全体にも又部分的にもスポンジ構造の破
壊は認められず、良好な感触・クツシヨン性が保
持されていた。
比較のため、上記表皮材1として裏面に裏打ち
シート2を施こさないものを用いて他は同じ手順
にて製品を得たところ、そのスポンジ表皮材1は
全体にスポンジ構造が破壊されて充実な硬く薄い
シート層に変化してスポンジ表皮の性質は全く失
なわれていた。
シート2を施こさないものを用いて他は同じ手順
にて製品を得たところ、そのスポンジ表皮材1は
全体にスポンジ構造が破壊されて充実な硬く薄い
シート層に変化してスポンジ表皮の性質は全く失
なわれていた。
実施例 2
塩化ビニル表皮層1′を有する発泡倍率約3
倍、厚さ約3mmの塩化ビニル発泡シート1の裏面
に裏打ちシート2として厚さ約0.5mmのABS樹脂
シートを貼合せたものをスポンジ表皮材として用
い、以下実施例1と同様の手順で母材10を
ABS樹脂とするスポンジ表皮材付プラスチツク
成形品を製造した(射出樹脂温約220℃、射出圧
約300Kg/cm2、型温約20℃)。
倍、厚さ約3mmの塩化ビニル発泡シート1の裏面
に裏打ちシート2として厚さ約0.5mmのABS樹脂
シートを貼合せたものをスポンジ表皮材として用
い、以下実施例1と同様の手順で母材10を
ABS樹脂とするスポンジ表皮材付プラスチツク
成形品を製造した(射出樹脂温約220℃、射出圧
約300Kg/cm2、型温約20℃)。
この場合も実施例1と同様に表皮材1のスポン
ジ構造に何等破壊のない感触・クツシヨン性のよ
い製品が得られた。
ジ構造に何等破壊のない感触・クツシヨン性のよ
い製品が得られた。
比較のため、本実施例に於てスポンジ表皮材1
として裏打ちシート2を施こさないものを用い、
他は同じ手順にて製品を得たところ、該製品に於
けるスポンジ表皮材は全体に破壊されてスポンジ
表皮としての感触・クツシヨン性は全く失なわれ
ていた。
として裏打ちシート2を施こさないものを用い、
他は同じ手順にて製品を得たところ、該製品に於
けるスポンジ表皮材は全体に破壊されてスポンジ
表皮としての感触・クツシヨン性は全く失なわれ
ていた。
第1図は本発明で用いる裏面をシート材で裏打
ちしたスポンジ表皮材の断面図、第2図は表皮材
を射出成形用金型で真空成形した状態の断面図、
第3図は型締めして母材プラスチツクを射出した
状態の断面図、第4図は型開きして製品をエジエ
クトした状態の断面図。 6は真空孔、7,8はトリミング用刃と受溝、
9はキヤビテイ、11はエジエクタピン、12は
プラスチツク射出機の先端部。
ちしたスポンジ表皮材の断面図、第2図は表皮材
を射出成形用金型で真空成形した状態の断面図、
第3図は型締めして母材プラスチツクを射出した
状態の断面図、第4図は型開きして製品をエジエ
クトした状態の断面図。 6は真空孔、7,8はトリミング用刃と受溝、
9はキヤビテイ、11はエジエクタピン、12は
プラスチツク射出機の先端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク射出成形用の第1及び第2の割
り金型3,4のうち溶融プラスチツク射出孔5を
有しない側の第1の金型4に真空成形能を具備さ
せ、 上記真空成形能を具備させた第1の金型4によ
り、予め裏面に射出プラスチツク10と同系統を
可とする厚さ0.5mm以上の充実肉質のプラスチツ
クシート2を貼合せたスポンジ表皮材1の表面側
を金型成形面側にして適用して真空成形してその
まま金型成形面に全面的に真空力で密着保持さ
せ、 スポンジ表皮材裏面に対して貼合せられている
プラスチツクシート2の自由面の、第2の金型3
における溶融プラスチツク射出孔5位置に対応す
る面部分にアルミ箔等の保持シート材13を部分
的に貼着具備させ、 次いで上記真空成形処理した表皮材1,2を保
持した第1の金型4と他方の第2の金型3とを型
締めした後、第1の金型4側に保持されている真
空成形表皮材1,2と第2の金型3の成形面との
間の金型キヤビテイ9内に第2の金型3側の射出
孔5から母材プラスチツク10を射出し、 その射出したプラスチツク10が所定の冷却温
度以下に降温したら型開きする、 ことを特徴とするスポンジ表皮材付プラスチツク
射出成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6352079A JPS55156037A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Manufacture of plastic molded article with spongy skin material attached |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6352079A JPS55156037A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Manufacture of plastic molded article with spongy skin material attached |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156037A JPS55156037A (en) | 1980-12-04 |
JPS6144049B2 true JPS6144049B2 (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=13231571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6352079A Granted JPS55156037A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Manufacture of plastic molded article with spongy skin material attached |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55156037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043361A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Fujifilm Corp | 加飾シート及びインモールド成形方法 |
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JPS5932416U (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | 共和レザ−株式会社 | 成形用発泡複合体 |
JPS5983633A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | 装飾模様を有する多重成形品の製造法 |
JPS61107529U (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-08 | ||
JP2503753B2 (ja) * | 1990-10-12 | 1996-06-05 | 住友化学工業株式会社 | 登泡層が裏打ちされた表皮材を貼合したポリプロピレン樹脂成形体の成形方法 |
JP2701683B2 (ja) * | 1992-10-30 | 1998-01-21 | 豊田合成株式会社 | 樹脂成形体の製造方法 |
DE4492763T1 (de) * | 1993-04-30 | 1996-08-22 | Komatsu Mfg Co Ltd | Verfahren und Apparat zur Herstellung von Schichtpreßstofferzeugnissen |
KR100807470B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2008-02-25 | 사카에리켄 고교 가부시키가이샤 | 요철모양표면을 가지는 플라스틱 성형체의 제조방법 |
JP4845758B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2011-12-28 | 日本クラウンコルク株式会社 | リシール機能付きキャップ |
CN102689395B (zh) * | 2012-06-28 | 2015-06-03 | 金发科技股份有限公司 | 一种pa11与金属嵌件相结合的成型工艺 |
CN102729401B (zh) * | 2012-06-28 | 2015-06-03 | 金发科技股份有限公司 | 一种pa6/pa66/pa10t合金与金属嵌件相结合的成型工艺 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53134862A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-24 | Toyoda Gosei Co Ltd | Production of laminated resin moldings |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6352079A patent/JPS55156037A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53134862A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-24 | Toyoda Gosei Co Ltd | Production of laminated resin moldings |
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JP2013043361A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Fujifilm Corp | 加飾シート及びインモールド成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156037A (en) | 1980-12-04 |
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