JPS62282153A - 定真空式気化器 - Google Patents

定真空式気化器

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JPS62282153A
JPS62282153A JP12501586A JP12501586A JPS62282153A JP S62282153 A JPS62282153 A JP S62282153A JP 12501586 A JP12501586 A JP 12501586A JP 12501586 A JP12501586 A JP 12501586A JP S62282153 A JPS62282153 A JP S62282153A
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throttle valve
negative pressure
intake passage
valve
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Hiroshi Yamazoe
山添 博司
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Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] (′ 本発明はエンジンへ供給する混合気量及び混合気濃度を
適正に制御する気化器に関するものであり、特に絞り弁
より上流側の吸気路に生起する負圧によって吸気路内を
昇降する負圧作動弁を備えた定真空式気化器に関するも
のである。
[従来の技術] 従来一般的に使用される主なる定真空式気化器は大別す
ると次の三通りある。まず第1は実公昭41−1845
号公報にしるされる。
これによると気化器本体を貫通する吸気路に連設した円
筒形状の負圧作動弁案内筒内に円筒形の負圧作動弁が配
置されるとともに負圧作動弁よりエンジン側の吸気路に
は板状の絞り弁が昇降自在に配置されるもので、絞り弁
は操作者によって強制的に開閉され、一方負圧作動弁は
吸気路内に生起される吸気負圧に応じて昇降する。また
第2は特公昭37−10953号公報にしるされる。こ
れによると1気化器本体を貫通する吸気路に連設した円
筒形状の案内筒内に該案内筒内を昇降する内外二重の円
筒状の摺動弁を配置し、この一方の摺動弁を操作者によ
って強制的に開閉される絞り弁とし、他方の摺動弁を吸
気路内に生起する吸気負圧に応じて昇降する負圧応動弁
としたものである。
また第3は本件出願人の出願にかかる特願昭57−14
1435号公報にしるされる。これによると、負圧作動
弁をベンチュリー形成部と、該ベンチュリー形成部の長
手軸心方向に沿った側面より側方へ突出する板状のガイ
ド部をもって構成し、この負圧作動弁の板状のガイド部
を気化器本体に穿設した板状のガイド溝内に摺動自在に
配置し、さらに前記負圧作動弁よりエンジン側の吸気路
内に気化器本体に回動自在に軸支された絞り弁軸に取着
されて、絞り弁軸の回動に応じて吸気路を開閉するバタ
フライ型の絞り弁を配置した構造が明示される。
[発明が解決しようとする問題点] かかる前述した従来の定真空式気化器によると、次の問
題点を有する。
すなわち第1の例によると、負圧作動弁は気化器本体に
穿設した円筒形状の負圧作動弁案内筒内に摺動自在に配
置したので、負圧作動弁が上昇する負圧作動弁の高開度
時において、吸気路の側方にこの円弧状のガイド溝が残
存するものである。
これによると、吸気路を流下する空気はこの円弧状のガ
イド溝にて渦流が生じ、機関への空気流入に対して抵抗
となり吸入効率を向上できないものであって機関の高出
力化に適合しにくい場合があった。
また負圧作動弁案内筒の円筒内溝径と負圧作動弁の外径
とでは摺動を許容する為に出熱クリヤランスを有するも
のであるが、機関運転中においては負圧作動弁は吸気路
内の負圧を受けて常に機関側に吸引されているものであ
り、特に吸気路内の負圧が大となる機関急減速時におい
ては負圧作動弁は負圧作動弁案内筒の機関側へ吸引され
、前述の如くの筒内径と負圧作動弁とにクリヤランスが
存在することによってそれらは全周で接触することなく
局部的に接触されるものである。
従ってその接触部における面圧が上昇するので負圧作動
弁案内筒、負圧作動弁の材質、表面処理、の選定は注意
深く行なわなければならなかった。
また負圧作動弁がそれ自体にて気化器本体に穿設した負
圧作動弁案内筒にて案内保持されるので負圧作動弁の外
径は吸気路径よりも大径でなければならないものであり
、この為に気化器本体の全長を短縮できないものであっ
た。
また、第2の例によると、内外二重の円筒状の摺動弁を
配置したことによって前記第1の不具合点はそのまま具
有するものであるとともにさらには外方の摺動弁は単一
の例えば負圧作動弁より大径化するもので、これによれ
ば摺動弁の高開度時において吸気路の側方に残存する案
内筒部は大径化し、空気流れが阻害されて吸入効率は更
に悪化して吸入効率の悪化が著しいものである。
また、第3の例によると負圧作動弁をベンチュリー形成
部と、該ベンチュリー形成部の長手軸心方向に沿った側
面より側方へ突出する板状のガイド部をもって形成し、
前記板状のガイド部を気化器本体に穿設した板状のガイ
ド溝に移動自在に配置したので負圧作動弁の高開度時に
おいて板状のガイド溝のみが吸気路内に残存し、空気流
れを阻害することなく吸入効率の向上を望みうるちので
あるが、これにても絞り弁の全開時において絞り弁軸、
絞り弁が吸気路内に残存することから吸入効率を極限名
高めることに困難さがあり、特に高出力を要求される競
争車用気化器としては極限迄吸入効率を高めた定真空式
気化器を要求されるものであった。
[問題点を解決するための手段] 本発明になる定真空式気化器は前記不具合点に鑑みなさ
れたもので吸入効率を極限まで高めることのできる定真
空式気化器を提供することを第1の目的とし1機関急減
速時における絞り弁の閉塞性の向上を図ることを第2の
目的とするものであって、前記目的達成のために次の如
き構成としたものである。
すなわち、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置したもので
ある。
[作用] かかる定真空式気化器によると、負圧作動弁及び絞り弁
がともに各別に設ける板状のガイド溝内を摺動自在に移
動するものであり、これによると絞り弁、負圧作動弁が
全開状態において吸気路の側方には板状のガイド溝のみ
が残るもので吸気路内を通過する空気流に対して乱流、
渦流が生じにくいものである。
一方、機関の急減速時において絞り弁が急速に閉方向に
付勢されて低開度状態となると副絞り弁の機関側に生起
する極めて大なる吸気道負圧が副絞り弁の吸気路への開
口部の機関側端面に作用して副絞り弁を機関側へ吸引す
るものであり、一方、吸気路の大なる吸気道負圧は主絞
り弁と副絞り弁の機関側の端面の背部とにより構成され
る受圧室内にも導入されるので副絞り弁の絞り弁案内筒
への押圧力は受圧室内の副絞り弁の背部に加わる吸気道
負圧が副絞り弁の機関側への吸引に対して反対方向に作
用し、副絞り弁の摺動絞り弁案内筒への押付力を低減で
き、もって絞り弁の動特性を向上し得るものである。
[実施例] 以下、本発明になる定真空式気化器の一実施例を図によ
って説明する。
1は内部を吸気路2が貫通した気化器本体であり、気化
器本体1の下部に配置した浮子基本体3とによって浮子
室4が形成される。浮子室4には燃料通路5の端部が開
口し、この端部にバルブシート6が圧入される。バルブ
シート6に対応してフロートバルブ7が配置されこのフ
ロートバルブ7はフロート8によって開閉され、もって
浮子室4内に一定なる液面が形成される。吸%路2の底
部より上方に連設して少なくとも吸気路2より大径のガ
イドプロッタ嵌入凹部9が形成され、このガイドブロッ
ク嵌入凹部9の上方開口端部は後述する大気室を形成す
るために拡大される。ガイドブロック嵌入凹部9のエン
ジン側部(第2図において上方)にはエンジン側ジェッ
トブロック10が嵌入される。
このエンジン側ジェットブロック10は平板ブロック状
よりなり、その−側がガイドブロック嵌入凹部9のエン
ジン側部Aの形状に合致され、その他側部Bは平面とな
る。またガイドブロック嵌入凹部9のエヤークリーナー
側部(第2図において下側)にはエヤークリーナー側ジ
ェットブロック11が嵌入配置され、このエヤークリー
ナー側ジェットブロック11の外形はガイドブロック嵌
入凹部9に嵌入可能な形状とする。
そして、このエヤークリーナー側ジェットブロック11
のエンジン側部Cには第2図において下方方向に溝12
が穿設され、クリーナー側部りには第2図において上下
方向に溝13が穿設される。しこうしてガイドブロック
嵌入凹部9内にエンジン側ジェットブロック10とエヤ
ークリーナー側ジェットブロック11とを嵌入すること
により、エンジン側ジエンドブロック10の他側部Bと
エヤークリーナー、側ジェットブロック11の溝12と
によってエンジン側のガイド溝14が形成され、一方エ
ヤークリーナー側ジェットブロック11のエヤークリー
ナー側部りの溝13とガイドプロッタ嵌入凹部9のエヤ
ークリーナー側部とによってエヤークリーナー側ガイド
溝15が形成される。また第3図に示す如くエヤークリ
ーナー側ジェットブロック11には後述する操作レバー
の逃げ部16と負圧作動弁のガイド部17が立設して形
成される。18は板状の絞り弁であって、主絞り弁19
と副絞り弁20とによって構成される。主絞り弁19は
板状よりなり、その上部に操作溝19Aが穿設されると
ともに主絞り弁18の両端部(図において左右端部)に
回転コロ21が回動自在に配置され、さらに吸気路2に
対応する他側面には後述する受圧室を形成する凹部19
Bが形成される。一方副絞り弁20もまた平板状に形成
され、−側面には主絞り弁18の四部198に挿入され
る挿入突部20Aが形成される。
そして副絞り弁20の挿入突部2OAを主絞り弁19の
凹部19Bに挿入することによって副絞り弁20の背部
に受圧室22を形成するものである。また受圧室22の
圧力保持特性を向上させるにはその嵌入部にシール部材
を配置してもよい。そしてこの受圧室22内に副絞り弁
20に穿設した負圧導入孔20Bをもって副絞り弁20
より機関側の吸気道負圧を導入するものである。
而して絞り弁18は主絞り弁18と副絞り弁20とによ
って板状に形成される。
かかる如く形成された絞り弁18は副絞り弁20をエン
ジン側ジェットプロ・ンク10の他側部Bに対応して配
置され、エンジン側ガイド溝14内にコロ21を介して
移動自在に配置される。従って副絞り弁20に穿設され
た負圧導入孔20Bは機関側(第3図において上側)の
吸気路2に開口される。
尚、23は運転者によって操作される絞り弁レバーであ
ってその端部は絞り弁18の主絞り弁18の操作溝19
AにコロH等によって機械的に連結される。24は負圧
作動弁であって、この負圧作動弁24は吸気路2の底と
ともにベンチュリーVを形成する。例えば塔状のベンチ
ュリー形成部24A とそのベンチュリー形成部24A
の長手軸心方向Y−Yに沿った側面より側方に突出して
設けた板状のガイド部24Bとにより構成されるもので
あり、ベンチュリー形成部24Aの外径は吸気路径より
小径となし、その外径は安定したベンチュリー負圧を得
ることのできる径及び形状を適宜に設定するものである
また負圧作動弁24の上部にはダイヤフラムあるいはシ
リンダーのごとき区画体25が一体的に配置され、この
区画体25と気化器本体1の上側凹部とによって大気室
26が形成され、一方区画体25とその上部をおおうキ
ャップ27とによって受圧室28が形成され、この大気
室26は図示せぬ大気導入路を介して大気と連通され、
受圧室28は例えば負圧作動弁24のベンチュリー形成
部24Aの底部に開口した第1の負圧導入孔29を介し
てベンチュリー■の負圧が導入される。
また、前記負圧作動弁24のベンチュリー形成部24A
のエンジン側の側面Eは絞り弁1日の主絞り弁19のエ
ヤークリーナー側の側面Fに近接して配置するものであ
り、具体的には0.1 ミリメートル程度の微少間隙に
保持する。
さらに負圧作動弁24のベンチュリー形成部24Aのエ
ンジン側の側面Eの底部にはエンジン側の吸気路2と受
圧室28とを連設する第2の負圧導入孔30を穿設する
ものであり、少なくとも絞り弁18の低開度時において
絞り弁18の主絞り弁18のエヤークリーナー側の側面
Fにて前記第2の負圧導入孔30は閉塞保持されるもの
である。またこの第2の負圧導入孔30の孔径、孔数、
孔形状はエンジンに適合するよう最適に選定される。
さらに前記絞り弁18の副絞り弁20のエンジン側の側
面1には大気室26と吸気路2とを連通ずる縦長の溝3
1が穿設されるとともに溝31の中間部には溝31を図
の上下方向において遮断する制御部32が突設されるも
のでこの制御部32はエンジン側ジェットブロック1o
の他側部Bの面を摺設するものである。
尚制御部32の巾及び溝31の深さはエンジンとのセツ
ティングにおいて適宜選定される。
また、前記溝31及び制御部32に対応したエンジン側
ジェットブロック10には低速混合気室33が設けられ
、この低速混合気室33よりエンジン側ジェットブロッ
ク10の他側部Bに向かって低速混合気噴孔34が穿設
される。
従って絞り弁18の上下方向の移動によって絞り弁18
の副絞り弁20に設けた制御部32によって前記低速混
合気噴孔34の開口量が変化する。
また絞り弁レバー23の回動によって絞り弁18が高開
度に開放されると絞り弁18の上端面が負圧作動弁24
のロアープレート35を押圧し、吸気路2内に生起する
吸気負圧と無関係に負圧作動弁24を機械的に一定開度
、例えば5ミリメートルから10ミリメートル程強制的
に開放できる。(但し、機関によっては必ずしも機械的
に開放させなければならないものでなく、テストによっ
てその採用を決定される。その時は絞り弁18の作動ス
トローク範囲外に前記ロアープレート35を配置する。
)尚、36は負圧作動弁24に立設されたジエ−/1・
ニードルであり、これはメーンジェット37に連らなり
、吸気路2に開口するニードルジェット38内に挿入さ
れ、38は低速燃料ジェットで図示せぬ低速空気ジェッ
トよりの空気と混合されて低速混合気が形成され、この
低速混合気は低速混合気室33へ供給されるとともに絞
り弁18よりエンジン側の吸気路2に開口するパイロッ
トアウトレット孔40に供給される。41は負圧作動弁
21を下方に押圧するスプリングである。
次にかかる定真空式気化器の組みつけ製造方法について
説明すると、まず気化器本体1のガイドブロック嵌入凹
部9内のエンジン側にエンジン側ジェットブロック10
を嵌入し1次いでエヤークリーナー側にエヤークリーナ
ー側ジェットブロック11を嵌入する。これによれば気
化器本体りにエンジン側のガイド溝14及びエヤークリ
ーナー側のガイド溝15及び操作溝19Aが形成される
次に絞り弁18の組みつけについて述べると、まず主絞
り弁19の凹部]、9 Bに副絞り弁20の挿入突部2
OAを挿入し、絞り弁18を形成する。従って主絞り弁
19を板状としであるので平板状のガイド部が形成され
るとともに副絞り弁20の背部に凹部198と挿入突部
2OAとによって受圧室22が形成される。そして絞り
弁18の低開度時において副絞り弁20の機関側の吸気
路2に対する有効受圧面積を受圧室22の副絞り弁20
の背部に加わる有効受圧面積より大とすると好ましい。
次に操作レバー23のコロHを絞り弁18の主絞り弁1
8の操作溝19A内に配置し、しかるのちかかる如く構
成された絞り弁18を気化器本体1のエンジン側ガイド
溝14内にコロ21を介して移動自在に配置するもので
あるが、このとき特に、副絞り弁20の平板状部分が機
関側の吸気路2に開口(第1図において左側)される。
また、かかる状態において主絞り弁19と副絞り弁20
とは副絞り弁20の挿入突部20Aが主絞り弁19の凹
部19B内に挿入されたので絞り弁18の吸気路2の開
閉動作時において同期的でかつ一体的に動作しうるちの
である。
次いで負圧作動弁24の板状のガイド部24Bをエヤー
クリーナー側のガイド溝15内に挿入するとともにベン
チュリー形成部24Aを負圧作動弁のガイド部17内へ
挿入する。しこうして絞り弁18及び負圧作動弁24を
気化器本体1内に移動自在に配置できたものである。
かかる構造になる本発明の定真空式気化器によると、絞
り弁18及び負圧作動弁24の気化器本体1への摺動案
内をエンジン側のガイド溝14、及びエヤークリーナー
側のガイド溝15とによって行うことができるので、絞
り弁18、負圧作動弁24が全開状態となったとき吸気
路2内に残存するのはそれらの溝のみであるので、空気
の流れによる渦流の発生を制御でき空気流れの抵抗を減
少でき大きく吸入効率の向上が可能となったもので機関
の高出力化に対応できるものである。また機関の急加速
、急減速運転時において負圧作動弁24には吸気路2内
に生起する負圧が作用するものであるが、前述のごと〈
ガイド溝15内に負圧作動弁24の板状のガイド部24
Bを配置したので負圧作動弁24に加わる負圧は溝との
摺接面に均等に分散されるもので一部が喰いこんだり、
引っかかったりすることがなく安定した動特性を得るこ
とができたものである。又負圧作動弁24の形状は吸気
路2の径に依存することなく比較的に小形状とすること
ができる(従来のものは吸気路2より大形状とする必要
がある)とともに板状の案内としたので気化器本体を縦
、横方向にコンパクトにまとめうるちのである。
またエンジン側のジェットブロックlOを合成樹脂材料
にて形成すれば絞り弁18の板状のガイド部との摩擦抵
抗を減少し得るもので絞り弁18の操作力を大きく低減
でき操作性を向上できるものであり、さらにエンジン側
のジェットブロック10の他側部Bを機械加工して平面
度、平坦度を精度よく仕上げることによれば絞り弁18
とエンジン側のガイド溝14との対接部からの空気洩れ
を微少に抑止できたもので絞り弁18の開度に対する空
気量のバラツキを良好に維持できるものでこれによると
混合気濃度バラツキ幅を縮小でき、有害排気ガス成”分
の排出を抑止できるものである。
さらに絞り弁18の両端部に配置したコロ21を介して
絞り弁18をエンジン側ガイド溝C内に移動自在に配置
することによって絞り弁18の吸気路2に対する摺動摩
擦抵抗を一段と減少できる。
次にエンジン運転時について説明する。
まず、絞り弁18が最低アイドリンク開度迄降下した状
態(第1図の状態)においては、空気量は絞り弁18の
開度によって決定され、このとき燃料はパイロ−/ ト
アウトレント孔40及び低速混合気噴孔34より吸出さ
れる。
ここで注目すべきことは、絞り弁18の副絞り弁20の
溝31に設けた制御部32にて制御される点にある。こ
れは制御部32の第1図において下方向に開口する低速
混合気噴孔34より燃料が吸出され、制御部32の上方
向に開口する低速混合気噴孔34より大気室26内の空
気を上側の溝31より低速混合気室33内に吸入するも
ので、絞り弁18と同期的に移動する制御部32を低速
混合気噴孔34の孔数、孔径、孔のピッチ等を適正に選
定することによりエンジンの低速域に最適な混合気を供
給し得るものである。また特に低速混合気噴孔34を吸
気路2の中心より少なくとも上方に配置したので混合気
は吸気路2の空気流に混合され易く霧化性の秀れた混合
%ヲエンジンに供3合できるものである。
かかる状態においてベンチュリー■を流れる空気流量は
微少であるので大なる吸気道負圧が負圧作動弁24の受
圧室28に作用しないので負圧作動弁24も下位にある
次いで操作レバー23を図において反時計方向に回動す
るとコロHが操作溝19A内を移動することによって絞
り弁18は開放するもので、この開放による空気流の流
れに伴なう吸気路2内の圧力上昇は第1負圧導入孔29
より受圧室28内に導入され通常の定真空式気化器と同
様の負圧作動弁24の作用をなす。
次にy1関の急加速運転時について説明すると、絞り弁
18は吸気路2を急激に開放するものであり、これらよ
ると負圧作動弁24は絞り弁18の移動に対して一時的
に遅れる。然しながら、かかる状態において、負圧作動
弁24のベンチュリー形成部24Aのエンジン側の側面
Eの底部に第2の負圧導入孔30を穿設し、この第2の
負圧導入孔30が吸気路z内に開口し、この孔を介して
吸気路2内の上昇した負圧を受圧室2日内に導入して該
室内の圧力を急速に上昇させうるので負圧作動弁24を
絞り弁18の開放に極めて追従性よく開放しうるちので
、これによると加速性能の著しい向上を図ることができ
た。
また、かかる急加速運転時において絞り弁X8を一気に
全開に近い高開度に開放すると絞り弁18の上端部が負
圧作動弁24のロアープレート35に当接して機械的に
開放させたので前記作用とあいまって加速性の向とを図
ることができる。
また前述の如く、絞り弁18の高開度ストローク時にお
いて負圧作動弁24のストロークを機械的に開放させる
ことによってそのストローク分気化器の全高を低下せし
めることができるもので軽量、コンパクト化を図ること
ができるものである。
一方、絞り弁18をみると、絞り弁18の一定開度にお
ける@E運転時、あるいは加速運転時並びに徐々に絞り
弁1日を閉塞する通常の減速運転時においては絞り弁1
8より機関側の吸気路2に格別大なる吸気道負圧が生起
するものでない、従って絞り弁18が一側に大なる吸引
力にて吸引されて絞り弁18の板状部かガイド溝に押圧
吸引されることがないので運転者の開閉操作は即座に副
絞り弁20に伝達され極めて円滑に行なえるものである
次に絞り弁1日を高開度に開放した機関の高速運転状態
から急激に絞り弁18を閉塞する急減速運転時について
みると、絞り弁18はある中間開度威名は絞り弁18の
吸気路2への開口が比較的少ないので戻し得るものであ
る。しかしながら低開度域に絞り弁1Bが戻って吸気路
2を閉塞しようとすると、機関は慣性によって依然高回
転で回転し、これによって吸気路2内は高吸気道負圧が
生起している。従来のものであると、かかる状態におい
て、絞り弁X8の側方への吸引力が作用してその戻りが
円滑さを欠くものであったが、本発明になる定真空式気
化器によると、副絞り弁20の機関側の吸気路2への開
口部に機関側へ吸引する第1図において左方向の吸引力
が働くが、この吸気道負圧導入孔20Bを介して受圧室
22にも導入される。
これによると受圧室22内に副絞り弁20の背部が開口
しているので副絞り弁20の背部に図において右方向の
吸引力が生ずる。従って機関側の高い吸気道負圧を受け
る副絞り弁20はその背部に生起する右方向の吸引力と
副絞り弁20の機関側の吸気路に開口する部分に生起す
る左方向の吸引力との差だけの押圧力で付勢されること
になる。木実雄側においては前述の如く、副絞り弁20
の機関側の吸気路2に対する有効受圧面積を受圧室22
の副絞り弁20の背部に加わる有効受圧面積より大とし
たのでその差の分に等しい機関側への吸引力が副絞り弁
20のガイド部に加わることとなる。従って絞り弁18
は副絞り弁20のガイド部がエンジン側ジェットブロッ
ク10のエヤークリーナー側の端面Bにわずかな押圧力
をもって付勢保持されるにとどまるので、かかる急減速
運転時において絞り弁18がエンジン側ジェットブロッ
ク10のエヤークリーナー側の端面Bに吸着されること
なく絞り弁18の復帰を円滑かつ確実に行ないうるちの
である。
なお、絞り弁の低開度時において絞り弁から機関への漏
れ量をさほど微少に抑止する必要のないものによっては
、副絞り弁20の機関側の吸気路2に対する有効受圧面
積を受圧室22の副絞り弁20の背部に加わる有効受圧
面積を等しくするか、もしくは小とすることによって副
絞り弁を積極的に絞り弁案内筒より浮かし、さらにその
復帰力を軽減できる。
[発明の効果] 以上の如く、本発明になる定真空式気化器によると、 ■絞り弁と負圧作動弁の気化器本体へのガイド部を板状
とし該板状部を板状のガイド溝内に摺動自在に配置した
ので、気化器の吸入効率を大幅に向上できエンジンの高
出力化に対応でき、さらには絞り弁、負圧作動弁を従来
の円筒型の負圧作動弁、バタフライ型の絞り弁を有する
気化器に比較して軽量、コンパクト化を図ることができ
た。
■エンジン側のガイド溝、エヤークリーナー側のガイド
溝を気化器本体のガイドブロック嵌入凹部とエンジン側
ジェットブロック、クリーナー側ジェットブロックにて
形成したので特に加工が困難な溝の機械加工が不要とな
ったので気化器の製造コストを低減できたものである。
■エンジン運転時に絞り弁が吸引されて摺動するエンジ
ン側のジェットブロックを合成樹脂材料しごて形成した
のでmrh摩擦抵抗の軽減を図ることができ絞り弁の操
作性を向上できるとともにハリツキを完全に防止できた
ものである。
■エンジン側のジェットブロックの絞り弁と対接する他
側部を機械加工することによって平面度、平坦度を確実
に得ることができ、この絞り弁との対接部からの空気洩
れを極めて微少に抑止できたので空気量を均一に安定し
て制御することができ混合気濃度のバラツキを押さえ有
害排気ガス成分の排出を低減できたものである。
■板状の絞り弁のエヤークリーナー側の側面に、負圧作
動弁のベンチュリー形成部のエンジン側の側面を近接し
て配置したので絞り弁と負圧作動弁との間に間隙が形成
されることなく空気流れを円滑に制御できるのでニード
ルジェットに加わる負圧を整流することができ混合気の
霧化性の向上を図ることができ、さらには負圧作動弁の
傾斜をおさえることができ負圧作動弁の動特性を向上し
うるちのである。
■絞り弁のエンジン側の側面に気化器本体に設けた大気
室と吸気路を連通ずる溝及び溝を上下方向において遮断
する制御部とを有する低速溝を穿設し、前記低速溝の制
御部に対応したジェットブロックの側面に低速混合気噴
孔を穿設したので、低速運転領域における混合気供給特
性を高めることができ低速運転、低速から中速運転領域
へのツナガリを良好に設定しうるものである。
また特に低速混合気噴孔をエンジン側のジェットブロッ
クに穿設したので予め低速混合気噴孔を穿設できるもの
で、仮に該孔加工を誤った際においても仕損費の低減を
図ることができ、またこの低速混合気噴孔が吸気路より
上方に配置されることによって空気流に混合され易く霧
化性の向上奄図ることができたものである。
■板状の絞り弁のエヤークリーナー側の側面に、負圧作
動弁のベンチュリー形成部のエンジン側の側面を近接し
て配置全るとともに負圧作動弁のベンチュリー形成部の
エンジン側の側面の底部にエンジン側の吸気路を受圧室
とを連通ずる第2の負圧導入孔を穿設し、少なくとも絞
り弁の低開度時において絞り弁にて第2の負圧導入孔を
閉塞保持したので絞り弁の急開時において第2の負圧導
入孔より吸気路内の負圧を第1の負圧導入孔に加えて供
給できたので受圧室内の圧力を急速に高めることができ
絞り弁の開放に近い負圧作動弁の開放特性に近い特性を
得ることができ急加速運転性能の向上を図ることができ
る。
■絞り弁の高開度時において負圧作動弁を機械的に一定
開度開放したので、絞り弁を全開広開放する加a運転時
あるいは中開度からの加速運転時における負圧作動弁の
開放を絞り弁の開放と同期的にかつ確実に行なえたので
加速運転性能の向上を図れるとともに絞り弁が負圧作動
弁を機械的に開放するストローク分気化器の全高を低く
することができ気化器の軽量、コンパクト化を図れるも
のである。
■絞り弁を主絞り弁と副絞り弁とにより構成し、副絞り
弁を機関側の吸気路へ配置し、機関側に生起する吸気道
負圧を副絞り弁の背部に加え、副絞り弁の機関側への吸
引力を自動的に軽減したので、絞り弁の絞り弁案内筒へ
の押圧力を極力低減でき特に機関急減速運転時の摺動弁
の復帰性を円滑にできたもので運転性、操作性、安全性
の点より極めて大なる効果を奏しうるちのである。
また、特に多連装気化器への採用において従来のものに
比較して全開への戻し力を格段と軽減でき特に効果的な
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明になる定真空式気化器の一実施例を示し、第
1図は縦断面図、第2図は第1図II −n線での横断
面図、第3図はキャップ27を取り外した状態における
上部平面図、第4図は第1図rV−TV線における縦断
面図である。 1・・・・気化器本体、   2・・・・吸気路。 9・・・・ガイドブロック嵌入凹部、 10・・・・エンジン側ジェットブロック、11・・・
・エヤークリーナー側ジェットブロック、14・・・・
エンジン側のガイド溝。 15・・・・エヤークリーナー側のガイド溝、18・・
・・絞り弁、     19・・・・主絞り弁、19B
・・・・凹部、    20・・・・副絞り弁、20A
・・・・挿入突部、  21・・・・コロ、22・・・
・受圧室、    24・・・・負圧作動弁、24A・
・・・ベンチュリー形成部、 24B・・・・板状のガイド部、 30・・・・第2の負圧孔、 31・・・・溝、32・
・・・制御部、35・・・・ロアープレート、ig ネ34り 23    L8   H23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真式空気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
    び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置してなる定
    真空式気化器。 2、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真空式気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設してガイドブロック嵌入凹部を形
    成し、該ガイドブロック嵌入凹部にジェットブロックを
    嵌入することにより、吸気路に連設した板状のガイド溝
    を各別に形成し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状
    のガイド部及び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配
    置してなる定真空式気化器。 3、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真空式気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、一方のガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部を
    移動自在に配置するとともに絞り弁の板状のガイド部を
    他方のガイド溝に回転コロを介して移動自在に配置して
    なる定真空式気化器。 4、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真式空気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
    び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置し、さらに
    絞り弁のエヤークリーナー側の側面に、負圧作動弁のベ
    ンチュリー形成部のエンジン側の側面を近接して配置し
    てなる定真空式気化器。 5、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真式空気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
    び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置し、さらに
    副絞り弁のエンジン側の側面に気化器本体に設けた大気
    室と吸気路を連通する縦溝及び縦溝を上下方向において
    遮断する制御部とを有する低速溝を穿設し、前記低速溝
    の制御部に対応して低速混合気噴孔を穿設してなる定真
    空式気化器。 6、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真式空気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
    び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置し、さらに
    絞り弁のエヤークリーナーの側面に負圧作動弁のベンチ
    ュリー形成部のエンジン側の側面を近接して配置すると
    ともに負圧作動弁のベンチュリー形成部のエンジン側の
    側面の底部にエンジン側の吸気路と受圧室とを連通する
    第2の負圧導入孔を穿設し、少なくとも絞り弁の低開度
    時において絞り弁にて第2の負圧導入孔を閉塞保持して
    なる定真空式気化器。 7、絞り弁より上流側の吸気路に生起する負圧によって
    吸気路内を昇降する負圧作動弁を備えた定真式空気化器
    において、負圧作動弁をベンチュリー形成部と、該ベン
    チュリー形成部の長手軸心方向に沿った側面より側方へ
    突出する板状のガイド部とにより構成するとともに絞り
    弁を板状として主絞り弁と、主絞り弁の機関側の端面に
    配置した副絞り弁とにより構成し、絞り弁の吸気路の開
    閉動作時において主絞り弁と副絞り弁とを同期的に摺動
    させるとともに主絞り弁と副絞り弁の機関側の端面の背
    部とにより受圧室を形成し、該受圧室内に副絞り弁より
    機関側の吸気道負圧を導入することによって副絞り弁の
    吸気路の長手軸心方向に対する移動を許容し、一方気化
    器本体の吸気路に連設して板状のガイド溝を各別に穿設
    し、前記各ガイド溝内に負圧作動弁の板状のガイド部及
    び絞り弁の板状のガイド部を移動自在に配置し、さらに
    絞り弁の高開度時において負圧作動弁を機械的に一定開
    度開放してなる定真空式気化器。
JP12501586A 1986-05-30 1986-05-30 定真空式気化器 Expired - Lifetime JPH07111158B2 (ja)

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