JPS6227998A - 脱水洗濯機の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は全自動洗濯機等の脱水洗濯機に係り、特番こそ
の駆動装置Ｏこ関するものである。

（従来技術とその問題点） 従来、この種の洗濯機では、脱水ブレーキ及び洗濯・脱
水切換え用クラッチを動作させる作動レバーを、ソレノ
イドを使用してそのプランジャーにより吸引動作させる
ようになっている。その為ソレノイドに通電しだ際にプ
ランジャーが急激番こ吸引されてソレノイドのコアに衝
突し、極めて大きい音を発生し、そしてその音は洗濯機
の外枠等に伝わり、反響音及び共鳴音を伴うことが多く
、使用者に大きな不快感を与えることになっていた。

そこで、このような騒音を解消するために、小型モータ
を用いて脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用クラッチ
を制御するようにしたものが種々提案されている。

しかし、小型モータを用いた場合には停電等により電源
がＯＦＦされると、小型モータが制御不能状態基こ陥入
り、例えば脱水動作中に電源がＯＦＦすると制動をかけ
ることができず、開蓋によって慣性で回転し続ける洗濯
兼脱水槽に手を触れる、という極めて危険な事態を招く
虞れかあり、実用化には停電等に対する安全対策か要求
されるものである。

（発明の１］的） 本発明はかかる点ＩＣ鑑みてなされたもので、小型モー
タに小型の電磁ソレノ・ｆドを組合わせることＩこより
、停電等番こよ７って電源がＯＦ　Ｆされた特番こも直
ちに制動かかかるように構成し、低騒音で安全な駆動装
置を提供するものである。

（実施例） 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。

第１図は本発明の実施例における脱水洗面機を示す概略
縦断面図である。第１図において、１は外枠、２は外枠
１内番こ防振支持機構番こより弾性的に吊下支持した水
槽、３は洗濯兼脱水槽、４は該槽３を上端に固定する中
空の脱水軸、５は脱水槽８の内底部に配置した回転免、
６は脱水軸４内に回転自在に貫挿支持し上端に回転翼５
を、下端にプーリ７を夫々固定した回転軸、８はプーリ
７とモータプーリ９との門にベルトＩＯを張設して回転
軸６に回転を伝達する洗７ｖ兼脱水モータ、１１は脱水
軸４１こ設けた脱水ブレーキ、１２は脱水軸４と回転軸
６若しくはプーリ７との間に設けた洗濯・脱水切換え用
クラッチ、１３は排水弁、１４は基板、１５は機構ケー
スを示す。

」１記脱水ブレーキ１１は第２図に示すように、脱水軸
４に固定したブレーキドラム１６と、内面にブレーキラ
イニングを装着しブレーキドラム１６の外周ｌこ弾性的
に嵌着すると共ｌこ一端を外方に折り曲げて折曲片１８
を形成した環状のブレーキバンド１７と、ブレーキドラ
ム１６の上方ボス部＋６ａの外周に軸受Ｉ９を介して嵌
合し脱水軸４即ちボス部＋６ａｌこ対して回転自在とな
る回転ドラム２０と、該回転ドラム２０の外周縁適所に
突設され先端部のスリブｌ−２２ｋブレーキバンド１７
の折曲片１８に第３図示の如く嵌挿係合すること番こよ
り回転ドラム２０とブレーキバンドＩ７を回転方向に対
して一体関係におくアーム２Ｉと、回転ドラム２０の外
周番こ巻着すると共に一端をボルト及びナツト等の締着
具２８１こより基板Ｉ４に固着して固定端としカ１つ曲
端を自由端としてなるコイルバネ２４とにより構成し、
上記コイルバネ２４の巻締め方向は脱水軸４の脱水時回
転方向と一致させである。

又、洗濯・脱水切換え用クラッチ１２は第２図番こ示す
ように、回転軸６若しくはプーリ７に一体的に設けたク
ラッチボス２５と、該クラッチボス２５と脱水軸４の双
方に跨って巻着し巻締め方向を脱水時の回転方向と一致
させてなるクラッチバネ２６と、該クラッチバネ２６の
外周に位置しかつ該バネ２６の下端と係合する回転自在
なりラッチギア２７とにより構成する。

第２図中、２８は脱水ブレーキ１１を切換え動作させる
だめのブレーキレバー、２９はクラッチ爪３０を有し洗
濯・脱水切換え用クラッチ１２を動作させるだめのクラ
ッチレバ−であり、この両レバー２８，２９１こついて
は後段で詳述する。

３１はブレーキドラム１６の下方ボス部１６ｂの外周に
巻着すると共に一端をボルト及びナツト等の締着具３２
により機構ケース１５に固着して固定端としかつ他端を
自由端としてなるコイルバネで、その准締め方向は他方
のコイルバネ２４と逆方向に設定しである。

次に、脱水ブレーキ１１及び洗濯・脱水切換え用クラッ
チ１２を切換える為の構造を第４図乃至第６図に従って
説明する。３３は基板１４若しくは機構ケース１５上に
立設しだ軸３４に回転自在に設けた主作動レバーで、第
４図示の第１の位置と第５図示の第２の位置との間を回
転移動するものであり、その自由端にはロッド３５１こ
より排水弁１８を連結する。この排水弁１３は主作動レ
バー３３が第１の位置にある時間、第２の位置にある時
間の各状態になる。３６は主作動レバー３３と同軸３４
上番こ回転自在に設けた補助作動レバーで、主作動レバ
ー３３と同じく第４図示の第１の位置と第５図示の第２
の位置との間を回転移動するものであり、軸８４．１こ
敢装するスプリング３７によって常時第１の位置方向に
付勢されている。

この補助作動レバー３６１こはプレーギレバー２８及び
クラッチレバ−２９か共に一体向な連動関係番こ設けら
れている。而して、補助作動レバー３６は第１の位置に
おいて脱水ブレーキ１１を制御助、洗濯・脱水切換え用
クラッチ１２を伝達解除の各状態点し、第２の位置ｌこ
おいて脱水ブレーキ１１を制動解除、クララｆ−１２を
動力伝達の各状態とする。脱水ブレーキ１１はコイルバ
ネ２４の自由端番こブレーキレバ−２８か係合してコイ
ルバネ２４を弛緩した時に制動解除となり、コイルバネ
２４の自由端よりプレーギレバー２８か離間した時に制
動状態となる。一方、洗濯・脱水切換え用クラッチ１２
はクラッチレバ−２９のクラッチ爪３０かクラッチギア
２７に係合してクラッチバネ２６を弛緩した時に伝達解
除となり、クラッチギア２７よりクラッチ爪３０か外れ
た時に動力伝達状態となる。

３８は主作動レバ〜３３と補助作動レバー３６とを連動
関係番こおくための連動機構であり、該機構３８は主作
動レバー３３ｉこ回転自在番こ軸支され該回転番こより
補助作動レバー３６に係脱するフック３９、該フック３
９を常時係合解除方向に付勢するスプリング４０、及び
プランジャー４２をフック３９に連結する電磁ソレノイ
ド４目こよす構成され、電磁ソレノイド４１は通電時に
プランジャー４２を吸引してフック３９をスプリング４
０に抗し係合方向に回転する。

４３は減速歯巾群を内蔵する小型モータで、その軸４４
はモータ部の回転に伴って減速回転するものであり、モ
ータ部は交流用同期モータよりなる。４５はｆｔｌ＋　
４４１こ取着した渦巻き状のカムで、回転により主作動
レバー３３の突起３３ａと摺接して該レバー３３を移動
させるものである。

」−４構成において、特に脱水工程時の動作番こついて
説すｊする。

脱水工程番こ入ると、先ず電磁ソレノイド４１に通電し
てフック３９を補助作動レバー３６に係合させ、両作動
レバー３３．３６を連動関係においだ後、小型モータ４
３をＯＮする。すると、小型モータ４３によりカム４５
は第４図示の矢印方向に回転を始めて、主作動レバー３
３を第１の位置から第２の位置方向に回転移動させ、こ
れに伴って補助作動レバー３６も移動する。やがて、カ
ム４５のピーク点と突起３３ａとか接触し両作動レバー
３３．３６か第５図示のように第２の位置に達した時点
で小型モータ４３を０ＦＦＬカム４５の回転を停止する
。この状態番こおいて、両作動レバー８３．８６は第２
の位置Ｉこ保持されるととｔこなり、脱水ブレーキ１１
は制動解除、洗濯・脱水切換え用クラッチ１２は動力伝
達、排水弁１３は開の各状態にある。

従って、洗濯兼脱水モータ８をＯＮすると、その回転力
は洗濯・脱水切換え用クラッチ１２を介して脱水軸４に
伝達され、洗濯兼脱水槽３０回転により脱水を実行する
ことになり、絞り出された水は排水弁Ｉ３を通して外部
に排出される。この時、回転ドラム２０はブレーキレバ
ー２８との係合によりコイルバネ２４が弛緩状態にある
為、ブレーキバンド１７と共に脱水軸４に伴って回転す
る。

このような脱水動作中において、今停電により電源がＯ
ＦＦされると、洗濯兼脱水モータ８はＯＦＦすると同時
に、電磁ソレノイド４１もＯＦＦすることになる。する
と、フック３９はスプリング４０の復元力により回転し
て補助作動レバー３６との係合を解除し、この係合解除
により補助作動レバー３６のみかスプリング８７の復元
力を受けて第１の位置に回転移動する。然るにこの状態
で、クラッチレバ−２９はクラッチ爪３０をクラッチギ
ア２７に係合してクラッチバネ２６による動力伝達状態
を解除する一方、ブレーキレバー２８はコイルバネ２４
の自由端との係合を解除する。すると、コイルバネ２４
０巻締め方向と回転ドラム２００回転方向とが一致して
いる為、回転ドラム２０はコイルバネ２４の巻締まりに
より回転がβ［１止され、これに伴ってブレーキバンド
１７も回転が阻止されることになり、ブレーキバンド１
７と慣性回転しているプレーギドラム１６との間で摩擦
力が発生し、この摩擦力により脱水軸４に制動をかけて
その慣性回転を速やかに停止する。

従って、開蓋したところで洗濯兼脱水槽３の慣性回転は
既に制動を受けて停止しており、何ら危険な事態を招く
ことはない。

時間経過により脱水工程か終了すると、洗濯兼脱水モー
タ８をＯＦＦする一方、小型モータ４３を再度ＯＮして
カム４５を第５図示の位置から反時計方向に回転する。

すると、主作動レバー３３及び補助作動レバー３６はス
プリング３７及び排水弁１３内蔵のスプリングにより第
１の位置方向に回転移動し、第４図示の位置で小型モー
タ４３をＯＦＦする。この状態では、先に述べたように
脱水ブレーキ１１が制動、洗濯・脱水切換え用クラッチ
１２が伝達解除の各状態になると同時に、排水弁Ｉ３も
閉じることになる。

上記実施例において、脱水工程終了時に電磁ソレノイド
４１をＯＦＦした後、小型モータ４３をＯＮするように
してもよい。又、小型モータ４３をＯＦＦするタイミン
グは例えばカム４５、或いは主作動レバー　３３等の位
置を検出することにより決めることができる。

さらに、本実施例にあっては、電磁ソレノイド４１を備
えているが、このソレノイド４１はスプリング４０に抗
してフック３９を回転させるたけの操作力の極めて小さ
いものでよく、吸引時に発生する衝撃音も極小さく、従
来に比較して騒音も著しく軽減することができる。

その他、末完ｉＶｊは上記し力・つ図明に示す実施例の
みに限定されるものではなく、例えば脱水ブレ−ギの構
成、カムの形状等、要旨を逸脱しない範囲内で適冗変形
して実施し得ること勿論である。

（発明の効果） 以上の如く末完り］によれば、低騒音で安全な脱水洗濯
機の駆動装置を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における脱水洗擢機を示す概略
縦断面図、第２図は同上要部縦断面図、第３図は第２図
のＡ部矢視図、第４図及び第５図は同上切換構造の異な
る状態を示す平面図、第６図は同切換構造の側面図であ
る。 ８：洗濯兼脱水槽、４：脱水槽、１１：脱水ブレーキ、
１２：洗濯・脱水切換え用クラッチ、２８：プレーギレ
バー、２９：クラッチレバ−，３３：主作動レバー、３
６：補助作動レバー、３７：スプリング（付勢手段）、
３８：連動機構、４１：電磁ソレノイド、４３：小型モ
ータ、４５：カム。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用クラッチを小
   型モータにより制御するものにおいて、第１の位置と第
   ２の位置との間を移動する主作動レバーと、該レバーと
   同じく第１の位置と第２の位置との間を移動し該移動に
   より脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用クラッチを動
   作させる補助作動レバーと、該補助作動レバーを常時第
   １の位置方向に付勢する付勢手段と、電磁ソレノイドを
   具備し通電時に上記両作動レバーを連動関係におきかつ
   非通電時に該両作動レバーの連動関係を解除する連動機
   構と、上記小型モータにより減速回転され上記主作動レ
   バーを移動させるカムとを備えてなることを特徴とする
   脱水洗濯機の駆動装置。