JPH0262280B2 - - Google Patents

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JPH0262280B2
JPH0262280B2 JP60230614A JP23061485A JPH0262280B2 JP H0262280 B2 JPH0262280 B2 JP H0262280B2 JP 60230614 A JP60230614 A JP 60230614A JP 23061485 A JP23061485 A JP 23061485A JP H0262280 B2 JPH0262280 B2 JP H0262280B2
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JP
Japan
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clutch
small motor
output shaft
brake
dehydration
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JP60230614A
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JPS6287195A (ja
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Kazutoshi Hyatsuki
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Sharp Corp
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Publication of JPS6287195A publication Critical patent/JPS6287195A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全自動洗濯機等の脱水洗濯機に係り、
特にその駆動装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の洗濯機では脱水ブレーキ及び洗
濯・脱水切換え用クラツチを動作させる作動レバ
ーを、ソレノイドを使用してそのプランジヤーに
より吸引動作させるよになつている。その為ソレ
ノイドに通電した際にプランジヤーが急激に吸引
されてソレノイドのコアに衝突し極めて大きな音
を発生し、そしてその音は洗濯機の外枠等に伝わ
り、反響音及び共鳴音を伴うことが多く、使用者
に大きな不快感を与えることになつていた。
そこで、このような騒音を解消する為に、例え
ば特開昭55−129097号公報に見られるように、小
型モータ及びクラツチ介在の減速歯車群を用いて
作動レバーの移動を制御し、該レバーの移動によ
り脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用クラツチ
を制御するようにしたものが提案されている。と
ころが、この提案のものでは構造的に複雑にな
り、実用面で問題を有することになつていた。即
ち、この提案のものは、小型モータにより減速歯
車群内を介して出力軸を回転させ、この出力軸に
取付けたプーリに紐状部材を巻付け、この紐状部
材により作動レバーを第1の位置から第2の位置
方向に移動させ、第2の位置に達したことを検知
して小型モータを停止する構成である為、作動レ
バーが第2の位置に達したことを検知する手段が
別途必要であり、特にこの提案のように出力軸に
カムを設け、このカムにより操作されるスイツチ
を設けた構成では構造的に極めて複雑となるもの
であつた。
(発明の目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、小
型モータへの通電を時間的に制御することによ
り、従来のような位置検知手段を別途設ける必要
をなくし、しかも作動レバーを確実に動作させ得
るようにしたものである。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細
に説明する。
第3図は本発明の実施例における脱水洗濯機を
示す概略縦断面図である。第3図において、1は
外枠、2は外枠1内に防振支持機構により弾性的
に吊下支持した水槽、3は洗濯兼脱水槽、4は該
槽3を上端に固定する中空の脱水軸、5は脱水槽
3の内底部に配置した回転翼、6は脱水軸4内に
回転自在に貫挿支持し上端に回転翼5を、下端に
プーリ7を夫々固定した回転軸、8はプーリ7と
モータプーリ9との間にベルト10を張設して回
転軸6に回転を伝達する洗濯兼脱水モータ、11
は脱水軸4に設けた脱水ブレーキ、12は脱水軸
4と回転軸6若しくはプーリ7との間に設けた洗
濯・脱水切換え用クラツチ、13は排水弁、14
は基板、15は機構ケースを示す。
上記脱水ブレーキ11は第4図に示すように、
脱水軸4に固定したブレーキドラム16と、内面
にブレーキライニングを装着しブレーキドラム1
6の外周に弾性的に嵌着すると共に一端を外方に
折り曲げて折曲片18を形成した環状のブレーキ
バンド17と、ブレーキドラム16の上方ボス部
16aの外周に軸受19を介して嵌合し脱水軸4
即ちボス部16aに対して回転自在となる回転ド
ラム20と、該回転ドラム20の外周縁適所に突
設され先端部のスリツト22をブレーキバンド1
7の折曲片18に第5図示の如く嵌挿係合するこ
とにより回転ドラム20とブレーキバンド17を
回転方向に対して一体関係におくアーム21と、
回転ドラム20の外周に巻着すると共に一端をボ
ルト及びナツト等の締着具23により基板14に
固着して固定端とし、かつ他端を自由端としてな
るコイルバネ24とにより構成し、上記コイルバ
ネ24の巻締め方向は脱水軸4の脱水時回転方向
と一致させてある。
又、洗濯・脱水切換え用クラツチ12は第4図
に示すように、回転軸6若しくはプーリ7に一体
的に設けたクラツチボス25と、該クラツチボス
25と脱水軸4の双方に跨つて巻着し巻締め方向
を脱水時の回転方向と一致させてなるクラツチバ
ネ26と、該クラツチバネ26の外周に位置しか
つ該バネ26の下端と係合する回転自在なクラツ
チギア27とにより構成する。
第4図中、28は脱水ブレーキ11を切換え動
作させるためのブレーキレバー、29はクラツチ
爪30を有し洗濯・脱水切換え用クラツチ12を
動作させるためのクラツチレバーであり、この両
レバー28,29については後段で詳述する。3
1はブレーキドラム16の下方ボス部16bの外
周に巻着すると共に一端をボルト及びナツト等の
締着具32により機構ケース15に固着して固定
端としかつ他端を自由端としてなるコイルバネ
で、その巻締め方向は他方のコイルバネ24と逆
方向に設定してある。
次に、脱水ブレーキ11及び洗濯・脱水切換え
用クラツチ12を動作させる為の構造を第1図乃
び第2図に従つて説明する。33は基板14若し
くは機構ケース15上に立設した軸34に回転自
在に設けた主作動レバーで、第1図示の第1の位
置と第2図示の第2の位置との間を回転移動する
ものであり、その自由端側はロツド35により排
水弁13と連結する。この排水弁13は作動レバ
ー33が第1の位置にある時に閉、第2の位置に
ある時に開の各状態になる。
又、上記作動レバー33にはブレーキレバー2
8及びクラツチレバー29が共に一体的な連動関
係に設けられている。而して、作動レバー33は
第1の位置において脱水ブレーキ11を制動、洗
濯・脱水切換え用クラツチ12を伝達解除の各状
態とし、第2の位置において脱水ブレーキ11を
制動解除、クラツチ12を動力伝達の各状態とす
る。脱水ブレーキ11はブレーキレバー28によ
りコイルバネ24の自由端が操作されて該バネ2
4が弛緩した時に制動解除となり、コイルバネ2
4が操作の解除により緊締した時に制動状態とな
る。一方、洗濯・脱水切換え用クラツチ12はク
ラツチレバー29のクラツチ爪30がクラツチギ
ア27に係合してクラツチバネ26を弛緩した時
に伝達解除となり、クラツチギア27よりクラツ
チ爪30が外れた時に動力伝達状態となる。
36は軸34に嵌装したスプリングで、排水弁
13内蔵のスプリング(図示せず)と共に作動レ
バー33を常時第1の位置方向に付勢するための
付勢手段を構成している。37は減速歯車群を内
蔵しかつ該歯車群中にクラツチを介挿した小型モ
ータであり、その構造を第6図乃至第8図に従つ
て説明する。
第6図乃至第8図において、小型モータ37は
交流用同期モータよりなるモータ部と減速歯車群
39とからなり、減速歯車群39はモータ部のロ
ーター38に一体的に設けた駆動側の歯車40と
出力軸41に設けた出力歯車42との間に多数の
歯車を介挿して段階的に減速することにより、最
終的に所定の減速化を得るように構成されてい
る。即ち、ローター38の回転は減速歯車群39
を介して出力軸41に伝達され、出力軸41は所
定の低速度で回転する。上記減速歯車群39を構
成する多数の歯車の中の2個、例えば歯車40に
かみ合う歯車43と、該歯車43と同軸上に設け
た歯車44との間にてクラツチ45を構成する。
上記歯車44は軸46に対して回転自在でかつ軸
方向に摺動自在に設けられ、軸方向への摺動によ
りクラツチ45の結合、解除の切換えを行なうも
のであり、歯車43との間に縮設したスプリング
47により常時上方に付勢されクラツチ45を解
除状態におく。尚、歯車44は操作軸部44aを
一体に形成して該軸部44aを小型モータ37の
外方に突出する。
次に、第1図,第2図及び第9図において、4
8はクラツチ45を操作するためのクラツチ操作
機で、電磁石49とシーソー動作する金属片50
とにより構成され、電磁石49に通電した時に該
電磁石49で金属片50の一端を吸着して、他端
で操作軸部44aを押し下げることにより歯車4
4をスプリング47に抗して摺動させ、クラツチ
45を結合状態に切換える。
51は出力軸41に取着したカム体(操作体)
で、略渦巻き形状をなし、そのカム面51bには
作動レバー33の自由端にあるローラ52が当接
しており、カム体51は時計方向への回転によつ
て作動レバー33を第1の位置から第2の位置方
向に移動する。51a及び51dは作動レバー3
3が第1の位置及び第2の位置にある時ローラ5
2と接する点であり、点51aはカム体51の最
短径部にある。51cは点51aの近傍に設けた
ストツパーである。
上記カム体51のカム面51bは作動レバー3
3をスプリング36及び排水弁13内蔵のスプリ
ングに抗して第2の位置方向に移動して行くと
き、同期モータ及び減速歯車群39の定格トルク
を越えず動作するように設計すると同時に、クラ
ツチ45の解除時において出力軸41を回転させ
るに充分なトルクが、上記両スプリングの付勢力
によつて加えられるように設計するものである。
又、カム体51はカム面51bを点51dより
θ(第10図参照)だけ延長している。これはカ
ム体51のストロークを所望のストロークSより
長くしてストロークに余裕をもたせ、スタート位
置(点51a)の誤差、取付け誤差等を吸収する
ためであり、これによつて作動レバー33を確実
に第2の位置まで移動させることができる。
第1図において、54はクラツチ操作機48を
制御するための操作機制御部、55は小型モータ
37を制御するためのモータ制御部、56はシー
ケンス制御部である。而して、これら制御部5
4,55,56は小型モータ37及びクラツチ操
作機48への通電を制御する制御手段を構成する
もので、この制御手段は小型モータ37への通電
開始からの経過時間をカウントするタイマー機能
を含み、所定時間の経過により小型モータ37へ
の通電を停止する構成になつている。尚、上記時
間は作動レバー33が第1の位置から第2の位置
に達するまでの時間を基に設定しており、上記ス
タート位置の誤差、取付け誤差等の吸収のために
は作動レバー33の上記移動に要する時間より極
わずか長く設定することが望ましい。
上記構成において、その動作を説明する。
洗濯及びすすぎ時において、小型モータ37及
び電磁石49は非通電状態にあり、クラツチ45
は歯車44がスプリング47により浮上がり歯車
43と離間している為第6図示の如く解除状態に
あつて、出力軸41は回転自由状態におかれてい
る。一方、作動レバー33は排水弁13内蔵のス
プリング及びスプリング36の付勢力を受けてカ
ム体51を回転させ、ローラ52が点51aに位
置し、第1図示の如く第1の位置にある。然るに
脱水ブレーキ11は制動、洗濯・脱水切換え用ク
ラツチ12は伝達解除の各状態におかれている。
而して、この状態でモータ8の左右反転駆動に
より回転軸6及び回転翼5は周期的に反転して反
転水流により洗濯或いはすすぎを行なうことにな
るが、この際洗濯兼脱水槽3は何れの方向にも回
転することはない。即ち、洗濯兼脱水槽3が脱水
時と同じ方向に回転しようとした場合には、コイ
ルバネ24の巻締まりにより回転ドラム20及び
ブレーキバンド17が停止状態にあつて該バンド
17とブレーキドラム16との摩擦力により阻止
され、逆方向に回転しようとした場合にはコイル
バネ31の巻締まりにより阻止されることにな
る。
次に、排水及び脱水動作について第11図示の
フローチヤートを参照しながら説明する。
排水・脱水動作開始時シーケンス制御部56よ
り操作機制御部54及びモータ制御部55に指示
して電磁石49及び小型モータ37に通電する。
すると、金属片50は電磁石49に一端が吸着さ
れて、他端で第9図示の如く操作軸部44aを押
し下げ、歯車44をスプリング47に抗して軸方
向に移動させクラツチ45を第7図示の如く結合
状態とする。これによりローター38側と出力軸
41とは機械的に結合され、ローター38の回転
は減速歯車群39を介して出力軸41に伝達され
る。この出力軸41の回転によりカム体51は第
1図において時計方向に回転し、そのカム面51
bにより作動レバー33をスプリング36等に抗
して第2の位置方向に移動して行くことになる。
一方、シーケンス制御部56は小型モータ37
に通電開始した時からの経過時間をカウントして
おり、やがて所定時間が経過するとその時点で停
止信号を出力してモータ制御部55により小型モ
ータ37を停止する。小型モータ37が停止した
時には、作動レバー33が第2図示の如く第2の
位置に達しており、脱水ブレーキ11はコイルバ
ネ24の自由端がブレーキレバー28により操作
されて該バネ24が弛緩し、制動解除状態になる
一方、洗濯・脱水切換え用クラツチ12はクラツ
チレバー29のクラツチ爪30がクラツチギア2
7より外れて動力伝達状態になり、さらに排水弁
13は開状態になる。尚この時、カム体51には
スプリング36及び排水弁13内蔵のスプリング
により反時計方向の回転トルクが加わることにな
るが、カム体51及び出力軸41は回転せず、第
2図示の状態を保持することになる。
而して、排水弁13の開放により排水が行なわ
れ、そしてシーケンス制御部56は水位スイツチ
により排水の終了を判定し、次に蓋スイツチによ
り閉蓋を確認した後、モータ8を駆動して脱水動
作に移行する。すると、モータ8の回転はベルト
10、プーリ7及びクラツチバネ26を経て脱水
軸4に伝達されることになり、洗濯兼脱水槽3の
回転により被洗濯物の脱水動作を行なう。この時
回転ドラム20はコイルバネ24が弛緩状態にあ
る為、ブレーキバンド17と共に脱水軸4に伴つ
て回転する。
所定の脱水時間の経過によりシーケンス制御部
56が脱水終了を判定して、モータ8への通電を
停止する。そして、シーケンス制御部56はモー
タ8への通電停止後、所定の慣性脱水時間が経過
すると、操作機制御部54により電磁石49への
通電を停止させる。これにより、クラツチ45は
スプリング47により歯車44が浮上がる為第6
図示の如く解除状態となり、出力軸41は回転自
由状態になる。すると、スプリング36及び排水
弁13内蔵のスプリングの付勢力を作動レバー3
3を介して反時計方向の回転トルクとして受けて
いるカム体51は第2図示の位置から反時計方向
に回転する一方、作動レバー33も第1の位置方
向に移動することになり、カム体51の回転及び
作動レバー33の移動はローラ52がストツパー
51cに当たることによつて止まり、最終的には
第1図示の如くローラ52が最短径である点51
aに位置して静止する。
而して、作動レバー33の第1の位置への移動
により脱水ブレーキ11は制動、洗濯・脱水切換
え用クラツチ12は伝達解除の各状態に切換わり
この時、洗濯兼脱水槽3即ち脱水軸4が未だ慣性
回転中であれば、ブレーキドラム16とブレーキ
バンド17間の摩擦力により直ちに停止する。
尚、第11図において、異常・緊急停止時には
モータ8への通電停止と同時に、電磁石49への
通電をも停止する。従つて、脱水ブレーキ11に
より直ちに制動がかかり、洗濯兼脱水槽3の回転
が速やかに停止することになる。
以上のように、小型モータ37及び電磁石49
への通電制御により脱水ブレーキ11及び洗濯・
脱水切換え用クラツチ12等を制御でき、従来の
ように電磁ソレノイドによるプランジヤーの吸引
よつて直接脱水ブレーキ11等を動作させるもの
に比較して静音化を計ることができる。又、カム
体51の形状(カム面51bの延長)により取付
け誤差,スタート位置の誤差等を吸収できる上
に、小型モータ37への通電を時間的に制御する
ことにより、作動レバー33を第2の位置に確実
に移動させて停止することができ、動作が確実で
安定したものになり、しかも従来のような位置検
知手段が不要になる。
第12図はクラツチ45の他の構造例を示すも
ので、歯車43に一体に突設した中空軸43aと
該中空軸43aの上端部に設けた割り溝43bと
中空軸43a内に挿入され割り溝43bに嵌挿す
るピン58を備えた操作軸57と、中空軸43a
の外周に回転自在でピン58の先端が係する溝4
4bを備えた歯車44と、操作軸57をピン58
を介して上方に付勢するスプリング47とを有し
ており、操作軸57が押し下げられてピン58が
溝46bに係合すると第12図aに示す如くクラ
ツチ45は結合状態となり、第12図bに示す如
く操作軸57がスプリング47により上動してピ
ン58が溝44bより外れるとクラツチ45は解
除状態となる。
次に、第13図はクラツチ45の今一つの構造
例を示すもので、歯車43に一体に突設した軸4
3cと、該軸43cに回転自在でかつ軸方向に移
動自在に嵌挿し該軸方向の移動により歯車43の
溝43dに係脱する係合体59と、該係合体59
に一体に突設した操作軸59aと、上記係合体5
9に対し軸方向に移動自在でかつ回転不能状態に
設けた歯車44と、係合体59を上方に付勢する
スプリング47とを有しており、クラツチ45は
第13図aに示す如く係合体59が溝43dに係
合すると結合、第13図bに示す如く係合体59
が溝43dより外れると解除の各状態となる。
又第14図はカム体の他の形状例を示すもの
で、カム体51の点51d近傍にストツパー51
eを設けたものである。従つて、小型モータ37
への通電時間を所要時間よりわずかに長くするこ
とで、スタート位置の誤差等に関係なくローラ5
2を確実に点51dに止めることができる。
尚、小型モータは減速歯車群を内蔵したものに
限らず、別途減速歯車群を設けたものでもよい。
その他、本発明は上記しかつ図面に示す実施例
のみに限定されるものではなく、例えば操作体の
構成、脱水ブレーキの構成、クラツチ操作機の構
成等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実
施し得ること勿論である。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、小型モータ及びク
ラツチ操作機への通電制御により脱水ブレーキ及
び洗濯・脱水切換え用クラツチを制御して騒音上
の問題を解消することができ、しかも従来のよう
な位置検知手段を別途設けずに作動レバーを確実
に移動停止させることができ、構造的にも簡単と
なり、実用上頗る有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例における全
自動洗濯機の駆動装置においてその主要部の異な
る動作状態を示す構成説明図、第3図は同全自動
洗濯機の概略構成図、第4図は同駆動部の断面
図、第5図は第4図のA部矢視図、第6図及び第
7図は同小型モータのクラツチ付減速歯車群の異
なる状態を示す断面図、第8図は同クラツチ部の
構成斜視図、第9図は第2図のB矢視図、第10
図は同カム体の形状を示す図、第11図は同排
水・脱水時のフローチヤート、第12図a及び第
13図aはクラツチの他の異なる構造例を示す減
速歯車群の断面図、第12図b及び第13図bは
その夫々のクラツチ部を示す構成説明図、第14
図はカム体の他例を示す図である。 11:脱水ブレーキ、12:洗濯・脱水切換え
用クラツチ、28:ブレーキレバー、29:クラ
ツチレバー、33:作動レバー、36:スプリン
グ、37:小型モータ、39:減速歯車群、4
1:出力軸、45:クラツチ、47:スプリン
グ、48:クラツチ操作機、51:カム体(操作
体)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の位置と第2の位置との間を移動し該移
    動により脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用ク
    ラツチを動作させる作動レバーと、該作動レバー
    を常時第1の位置方向に付勢する付勢手段と、出
    力軸を減速歯車群を介して低速で回転させる小型
    モータと、上記減速歯車群内にあつて結合時に上
    記小型モータの運転に伴い出力軸を回転させかつ
    該モータの運転停止に伴い出力軸を回転阻止状態
    におき、結合解除時に出力軸を回転自由状態にお
    くクラツチと、通電時に該クラツチを結合状態に
    保持し該係合状態を通電停止により解除するクラ
    ツチ操作機と、上記小型モータによる出力軸の回
    転に伴つて上記作動レバーを付勢手段に抗し第2
    の位置方向に移動させる操作体と、上記小型モー
    タ及びクラツチ操作機への通電を制御する制御手
    段とを具備し、上記制御手段は小型モータへの通
    電開始からの経過時間をカウントするタイマー機
    能を含み所定時間の経過により小型モータへの通
    電を停止すべく構成したことを特徴とする脱水洗
    濯機の駆動装置。
JP60230614A 1985-10-14 1985-10-14 脱水洗濯機の駆動装置 Granted JPS6287195A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPS6287195A JPS6287195A (ja) 1987-04-21
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