JPH0262279B2 - - Google Patents

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JPH0262279B2
JPH0262279B2 JP60169167A JP16916785A JPH0262279B2 JP H0262279 B2 JPH0262279 B2 JP H0262279B2 JP 60169167 A JP60169167 A JP 60169167A JP 16916785 A JP16916785 A JP 16916785A JP H0262279 B2 JPH0262279 B2 JP H0262279B2
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JP
Japan
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dehydration
brake
clutch
washing
lever
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Application number
JP60169167A
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English (en)
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JPS6227998A (ja
Inventor
Kazutoshi Hyatsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPS6227998A publication Critical patent/JPS6227998A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全自動洗濯機等の脱水洗濯機に係り、
特にその駆動装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の洗濯機では、脱水ブレーキ及び
洗濯・脱水切換え用クラツチを動作させる作動レ
バーを、ソレノイドを使用してそのブランジヤー
により吸引動作させるよになつている。その為ソ
レノイドに通電した際にプランジヤーが急激に吸
引されてソレノイドのコアに衝突し、極めて大き
い音を発生し、そしてその音は洗濯機の外枠等に
伝わり、反響音及び共鳴音を伴うことが多く、使
用者に大きな不快感を与えることになつていた。
そこで、このような騒音を解消するために、小
型モータを用いて脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切
換え用クラツチを制御するようにしたものが種々
提案されている。
しかし、小型モータを用いた場合には停電等に
より電源がOFFされると、小型モータが制御不
能状態に陥入り、例えば脱水動作中に電源が
OFFすると制動をかけることができず、開蓋に
よつて慣性で回転し続ける洗濯兼脱水槽に手を触
れる、という極めて危険な事態を招く虞れがあ
り、実用化には停電等に対する安全対策が要求さ
れるものである。
(発明の目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、小
型モータに小型の電磁ソレノイドを組わせること
により、停電等によつて電源がOFFされた時に
も直ちに制動がかかるように構成し、低騒音で安
全な駆動装置を提供するものである。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例における脱水洗濯機を
示す概略縦断面図である。第1図においては、1
は外枠、2は外枠1内に防振支持機構により弾性
的に吊下支持した水槽、3は洗濯兼脱水槽、4は
該槽3を上端に固定する中空の脱水軸、5は、脱
水槽3の内底部に配置した回転翼、6は脱水軸4
内に回転自在に貫通支持し上端に回転翼5を、下
端にプーリ7を夫々固定した回転軸、8はプーリ
7とモータプーリ9との間にベルト10を張設し
て回転軸6に回転を伝達する洗濯兼脱水モータ、
11は脱水軸4に設けた脱水ブレーキ、12は脱
水軸4と回転軸6若しくはプーリ7との間に設け
た洗濯・脱水切換え用クラツチ、13は排水弁、
14は基板、15は機構ケースを示す。
上記脱水ブレーキ11は第2図に示すように、
脱水軸4に固定したブレーキドラム16と、内面
にブレーキライニングを装着しブレーキドラム1
6の外周に弾性的に嵌着すると共に一端を外方に
折り曲げて折曲片18を形成した環状のブレーキ
バンド17と、ブレーキドラム16の上方ボス部
16aの外周に軸受19を介して嵌合し脱水軸4
即ちボス部16aに対して回転自在となる回転ド
ラム20と、該回転ドラム20の外周縁適所に突
設され先端部のスリツト22をブレーキバンド1
7の折曲片18に第3図示の如く嵌挿係合するこ
とにより回転ドラム20とブレーキバンド17を
回転方向に対して一体関係におくアーム21と、
回転ドラム20の外周に巻着すると共に一端をボ
ルト及びナツト等の締着具23により基板14に
固着して固定端としかつ他端を自由端としてなる
コイルバネ24とにより構成し、上記コイルバネ
24の巻締め方向は脱水軸4の脱水時回転方向と
一致させてある。
又、洗濯・脱水切換え用クラツチ12は第2図
に示すように、回転軸6若しくはプーリ7に一体
的に設けたクラツチボス25と、該クラツチボス
25と脱水軸4の双方に跨つて巻着し巻締め方向
を脱水時の回転方向と一致させてなるクラツチバ
ネ26と、該クラツチバネ26の外周に位置しか
つ該バネ26の下端と係合する回転自在なクラツ
チギア27とにより構成する。
第2図中、28は脱水ブレーキ11を切換え動
作させるためのブレーキレバー、29はクラツチ
爪30を有し洗濯・脱水切換え用クラツチ12を
動作させるためのクラツチレバーであり、この両
レバー28,29については後段で詳述する。3
1はブレーキドラム16の下方ボス部16bの外
周に巻着すると共に一端をボルト及びナツト等の
締着具32により機構ケース15に固着して固定
端としかつ他端を自由端としてなるコイルバネ
で、その巻締め方向は他方のコイルバネ24と逆
方向に設定してある。
次に、脱水ブレーキ11及び洗濯・脱水切換え
用クラツチ12を切換える為の構造を第4図乃至
第6図に従つて説明する。33は基板14若しく
は機構ケース15上に立設した軸34に回転自在
に設けた主作動レバーで、第4図示の第1の位置
と第5図示の第2の位置との間を回転移動するも
のであり、その自由端にはロツド35により排水
弁13を連結する。この排水弁13は主作動レバ
ー33が第1の位置にある時間、第2の位置にあ
る時間の各状態になる。36は主作動レバー33
と同軸34上に回転自在に設けた補助作動レバー
で、主作動レバー33と同じく第4図示の第1の
位置と第5図示の第2の位置との間を回転移動す
るものであり、軸34に敢装するスプリング37
によつて常時第1の位置方向に付勢されている。
この補助作動レバー36にはブレーキレバー28
及びクラツチレバー29が共に一体的な連動関係
に設けられている。而して、補助作動レバー36
は第1の位置において脱水ブレーキ11を制動、
洗濯・脱水切換え用クラツチ12を伝達解除の各
状態とし、第2の位置において脱水ブレーキ11
を制動解除、クラツチ12を動力伝達の各状態と
する。脱水ブレーキ11はコイルバネ24の自由
端にブレーキレバーが係合してコイルバネ24を
弛緩した時に制動解除となり、コイルバネ24の
自由端よりブレーキレバー28が離間した時に制
動状態となる。一方、洗濯・脱水切換え用クラツ
チ12はクラツチレバー29のクラツチ爪30が
クラツチギア27に係合してクラツチバネ26を
弛緩した時に伝達解除となり、クラツチギア27
よりクラツチ爪30が外れた時に動力伝達状態と
なる。
38は主作動レバー33と補助作動レバー36
とを連動関係におくための連動機構であり、該機
構38は主作動レバー33に回転自在に軸支され
該回転により補助作動レバー36に係脱するフツ
ク39、該フツク39を常時係合解除方向に付勢
するスプリング40、及びプランジヤー42をフ
ツク39に連結する電磁ソレノイド41により構
成され、電磁ソレノイド41は通電時にプランジ
ヤー42を吸引してフツク39をスプリング40
に抗し係合方向に回転する。
43は減速歯車群を内蔵する小型モータで、そ
の軸44はモータ部の回転に伴つて減速回転する
ものであり、モータ部は交流用同期モータよりな
る。45は軸44に取着した渦巻き状のカムで、
回転により主作動レバー33の突起33aと摺接
して該レバー33を移動させるものである。
上記構成において、特に脱水工程時の動作につ
いて説明する。
脱水工程に入ると、先ず電磁ソレノイド41に
通電してフツク39を補助作動レバー36に係合
させ、両作動レバー33,36を連動関係におい
た後、小型モータ43をONする。すると、小型
モータ43によりカム45は第4図示の矢印方向
に回転を始めて、主作動レバー33を第1の位置
から第2の位置方向に回転移動させ、これに伴つ
て補助作動レバー36も移動する。やがて、カム
45のピーク点と突起33aとが接触し両作動レ
バー33,36が第5図示のように第2の位置に
達した時点で小型モータ43をOFFしカム45
の回転を停止する。この状態において、両作動レ
バー33,36は第2の位置に保持されることに
なり、脱水ブレーキ11は制動解除、洗濯・脱水
切換え用クラツチ12は動力伝達、排水弁13は
開の各状態にある。
従つて、洗濯兼脱水モータ8をONすると、そ
の回転力は洗濯・脱水切換え用クラツチ12を介
して脱水軸4に伝達され、洗濯兼脱水槽3の回転
により脱水を実行することになり、絞り出された
水は排水弁13を通して外部に排出される。この
時、回転ドラム20はブレーキレバー28との係
合によりコイルバネ24が弛緩状態にある為、ブ
レーキバンド17と共に脱水軸4に伴つて回転す
る。
このような脱水動作中において、今停電により
電源がOFFされると、洗濯兼脱水モータ8は
OFFすると同時に、電磁ソレノイド41もOFF
することになる。すると、フツク39はスプリン
グ40の復元力により回転して補助作動レバー3
6との係合を解除し、この係合解除により補助作
動レバー36のみがスプリング37の復元力を受
けて第1の位置に回転移動する。然るにこの状態
で、クラツチレバー29はクラツチ爪30をクラ
ツチギア27に係合してクラツチバネ26による
動力伝達状態を解除する一方、ブレーキレバー2
8はコイルバネ24の自由端との係合を解除す
る。すると、コイルバネ24の巻締め方向と回転
ドラム20の回転方向とが一致している為、回転
ドラム20はコイルバネ24の巻締まりにより回
転が阻止され、これに伴つてブレーキバンド17
も回転が阻止されることになり、ブレーキバンド
17と慣性回転しているブレーキドラム16との
間で摩擦力が発生し、この摩擦力により脱水軸4
に制動をかけてその慣性回転を速やかに停止す
る。
従つて、開蓋したところで洗濯兼脱水槽3の慣
性回転は既に制動を受けて停止しており、何ら危
険な事態を招くことはない。
時間経過により脱水工程が終了すると、洗濯兼
脱水モータ8をOFFする一方、小型モータ43
を再度ONしてカム45を第5図示の位置から反
時計方向に回転する。すると、主作動レバー33
及び補助作動レバー36はスプリング37及び排
水弁13内蔵のスプリングにより第1の位置方向
に回転移動し、第4図示の位置で小型モータ43
をOFFする。この状態では、先に述べたように
脱水ブレーキ11が制動、洗濯・脱水切換え用ク
ラツチ12が伝達解除の各状態になると同時に、
排水弁13も閉じることになる。
上記実施例において、脱水工程終了時に電磁ソ
レノイド41をOFFした後、小型モータ43を
ONするようにしてもよい。又、小型モータ43
をOFFするタイミングは例えばカム45、或い
は主作動レバー33等の位置を検出することによ
り決めることができる。
さらに、本実施例にあつては、電磁ソレノイド
41を備えているが、このソレノイド41はスプ
リング40に抗してフツク39を回転させるだけ
の操作力の極めて小さいものでよく、吸引時に発
生する衝撃音も極小さく、従来に比較して騒音も
著しく軽減することができる。
その他、本発明は上記しかつ図明に示す実施例
のみに限定されるものではなく、例えば脱水ブレ
ーキの構成、カムの形状等、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ること勿論である。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、低騒音で安全な脱
水洗濯機の駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における脱水洗濯機を
示す概略縦断面図、第2図は同上要部縦断面図、
第3図は第2図のA部矢視図、第4図及び第5図
は同上切換構造の異なる状態を示す平面図、第6
図は同切換構造の側面図である。 3:洗濯兼脱水槽、4:脱水軸、11:脱水ブ
レーキ、12:洗濯・脱水切換え用クラツチ、2
8:ブレーキレバー、29:クラツチレバー、3
3:主作動レバー、36:補助作動レバー、3
7:スプリング(付勢手段)、38:連動機構、
41:電磁ソレノイド、43:小型モータ、4
5:カム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脱水ブレーキ及び洗濯・脱水切換え用クラツ
    チを小型モータにより制御するものにおいて、第
    1の位置と第2の位置との間を移動する主作動レ
    バーと、該レバーと同じく第1の位置と第2の位
    置との間を移動し該移動により脱水ブレーキ及び
    洗濯・脱水切換え用クラツチを動作させる補助作
    動レバーと、該補助作動レバーを常時第1の位置
    方向に付勢する付勢手段と、電磁ソレノイドを具
    備し通電時に上記両作動レバーを連動関係におき
    かつ非通電時に該両作動レバーの連動関係を解除
    する連動機構と、上記小型モータにより減速回転
    され上記主作動レバーを移動させるカムとを備え
    てなることを特徴とする脱水洗濯機の駆動装置。
JP60169167A 1985-07-29 1985-07-29 脱水洗濯機の駆動装置 Granted JPS6227998A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60169167A JPS6227998A (ja) 1985-07-29 1985-07-29 脱水洗濯機の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP60169167A JPS6227998A (ja) 1985-07-29 1985-07-29 脱水洗濯機の駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6227998A JPS6227998A (ja) 1987-02-05
JPH0262279B2 true JPH0262279B2 (ja) 1990-12-25

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