JP2004135955A - 洗濯機の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁駆動装置により脱水シャフトに挿嵌したブレーキホィールにブレーキをかける洗濯機の駆動装置において、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくして、洗濯兼脱水槽の共回りを防止して静音化を図る。
【解決手段】洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトにブレーキホィール10を挿嵌し、ブレーキホィール10の外周に同心上にブレーキバンド11を配設して洗濯時にはブレーキばね22によりブレーキホィール10と密着し脱水時と排水時には開放状態にし、ブレーキバンド11に配設したブレーキレバー20を電磁駆動装置29によりコックロッド31を介して回動自在とする。電磁駆動装置29は、オフ時にコックロッド31に連結する動作レバー30を軸方向に移動させる駆動モータ32を内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ32により動作レバー30をブレーキレバー20に当接させて押し力を印加する構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトにブレーキホィール10を挿嵌し、ブレーキホィール10の外周に同心上にブレーキバンド11を配設して洗濯時にはブレーキばね22によりブレーキホィール10と密着し脱水時と排水時には開放状態にし、ブレーキバンド11に配設したブレーキレバー20を電磁駆動装置29によりコックロッド31を介して回動自在とする。電磁駆動装置29は、オフ時にコックロッド31に連結する動作レバー30を軸方向に移動させる駆動モータ32を内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ32により動作レバー30をブレーキレバー20に当接させて押し力を印加する構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁駆動装置により脱水シャフトに挿嵌したブレーキホイールにブレーキレバーを介してブレーキをかける洗濯機の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗濯機は図4〜図6に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、水受け槽1は、下方に駆動装置2とモータ3を配設し、かつ内底部に回転翼4を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽5を回転自在に配設している。
【0004】
駆動装置2は、図5に示すように構成しており、脱水時には回転翼4を回転させる洗濯シャフト6と、洗濯兼脱水槽5を回転させる脱水シャフト7が同時に回転し、洗濯時には、切換クラッチ8の働きにより、減速ギヤ9を介して、洗濯シャフト6のみが回転する。ブレーキホイール10は減速ギヤ9を外包するものであり、同心的に洗濯時の脱水回転方向への洗濯兼脱水槽5の共回り防止と、脱水終了時に洗濯兼脱水槽の5の回転を停止させるブレーキバンド11を配設し、このブレーキホイール10の上方に脱水シャフト7を嵌着し、下方にギヤケース12を嵌着している。
【0005】
このブレーキホイール10は、脱水シャフト7を外包し遊嵌状態とした上軸受13を挿着した蓋14と、ギヤケース12を外包し嵌着状態とした下軸受15を挿着した軸受ケース16とにより軸支している。
【0006】
クラッチレバー17は軸受ケース16に設けたクラッチ軸18を中心に回動自在に配設し、クラッチ軸18にクラッチレバー17を切換クラッチ8に係合させるクラッチばね19を同心上に設けている。ブレーキレバー20は、ブレーキバンド11をブレーキホイール10に密着または開放させるもので、軸受ケース16に設けたブレーキ軸21を中心に回動自在に配設し、ブレーキ軸21にブレーキバンド11をブレーキホイール10に密着させるブレーキばね22を同心上に設けている。
【0007】
水受け槽2の底面に水受け槽1内の洗濯水を排水する排水弁23を設けており、この排水弁23は、図6に示すように、コックロッド24を介して電磁駆動装置25の動作レバー25aに連結し、電磁駆動装置25により排水弁23を開閉するようにしている。
【0008】
コックロッド24にブレーキレバー作動部26を設け、このブレーキレバー作動部26にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置25の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している(例えば、特許文献1)。
【0009】
上記構成において動作を説明する。洗濯時には、図6(a)に示すように、電磁駆動装置25がオフ状態となり、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド24が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部26に当接した状態で矢印b方向に移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で矢印c方向に移動する。
【0010】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0011】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となり、脱水回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを防止する。これと同時に、下軸受15の上方に配設したワンウェイクラッチ15aの働きにより、脱水逆回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを防止して、共回りによりクラッチスプリング8aの開放状態が密着状態へと変化し、プーリメタル22とギヤケース12が連結されて脱水状態となり、過負荷によるモータ3のロックが発生するのを防止することができる。
【0012】
脱水時には、図6(b)に示すように、電磁駆動装置25がオン状態となり、コックロッド24が矢印d方向に移動し、排水弁23を開くとともに、コックロッド24に設けたブレーキレバー作動部26により、ブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力に抗して矢印e方向に移動する。これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力に抗して矢印f方向に移動する。
【0013】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8から離れ、クラッチスプリング8aがプーリーメタル27と密着することにより、モータ3の回転は回転翼4と洗濯兼脱水槽5に同時に回転が伝わる。一方、ブレーキレバー20が矢印e方向に移動することによって、ブレーキバンド11は矢印g方向に移動してブレーキホイール10より開放され、洗濯兼脱水槽5を回転することができる。
【0014】
【特許文献1】
特公平3−14480号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗濯時の脱水回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを、ブレーキばね22のばね力によるブレーキバンド11とブレーキホイール10の密着力のみで防止しているため、強水流等の強い衣類の回転が発生した際には、洗濯兼脱水槽5が共回りを起こし、この共回りにより摺動音を発生させる恐れがあった。
【0016】
また、共回りを防止するため、ブレーキばね22のばね力を強くしてブレーキバンド11とブレーキホイール10の密着力を増加させると、脱水終了時のブレーキが急ブレーキとなり、ブレーキ音が発生するとともに、慣性力が高いため水受け槽1が筐体に当接する恐れがあった。
【0017】
また、排水弁23の止水性能はコックばね23aの圧縮反発力を利用しているため、高い止水性能を得るためにはコックばね23aの圧縮反発力を高くする必要があり、よって排水時に動作する電磁駆動装置25の出力も高くなり、安価なコストでの提供が困難であった。
【0018】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくして、洗濯兼脱水槽の共回りを防止して静音化を図ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトの内径部に、洗濯兼脱水槽の内底部に配設した回転翼に連結した洗濯シャフトを同心上に配設し、脱水シャフトにブレーキホイールを挿嵌し、ブレーキホイールの外周に同心上にブレーキバンドを配設して洗濯時およびブレーキ時にはブレーキばねによりブレーキホイールと密着し脱水時および排水時には開放状態となるようにし、ブレーキバンドに配設したブレーキレバーを電磁駆動装置によりコックロッドを介して回動自在とし、電磁駆動装置は、オフ時にコックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータにより動作レバーをブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたものである。
【0020】
これにより、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくすることができて、洗濯兼脱水槽の共回りを防止することができ、静音化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトと、前記洗濯兼脱水槽の内底部に配設した回転翼に連結し前記脱水シャフトの内径部に同心上に配設した洗濯シャフトと、前記脱水シャフトに挿嵌したブレーキホイールと、前記ブレーキホイールの外周に同心上に配設し洗濯時およびブレーキ時にはブレーキばねにより前記ブレーキホイールと密着し脱水時および排水時には開放状態となるブレーキバンドと、前記ブレーキバンドに配設したブレーキレバーと、前記ブレーキレバーをコックロッドを介して回動自在とする電磁駆動装置とを備え、前記電磁駆動装置は、オフ時に前記コックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、前記駆動モータにより前記動作レバーを前記ブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたものであり、洗濯時に、電磁駆動装置内の駆動モータを回転させて、動作レバーの先端をブレーキレバーに当接させることにより押し力を印加することで、ブレーキばねのばね力に動作レバーによる押し力を加えた力でブレーキバンドとブレーキホイールとを密着させることができ、ブレーキバンドとブレーキホイールの密着力を向上することができ、洗濯時の衣類の回転による洗濯兼脱水槽の脱水回転方向への共回りを防止することができ、共回りによる摺動音が発生することなく、静音化することができる。
【0022】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、コックロッドに連結し洗濯兼脱水槽内の水を排水する排水弁を備え、洗濯時に、電磁駆動装置の動作レバーを前記コックロッドに当接させて押し力を印加する構成としたものであり、洗濯時に電磁駆動装置の動作レバーの押し力をコックロッドに印加することにより、排水弁の止水性能をコックばねの圧縮反発力を高くしなくても高めることができ、洗濯時の静音化と排水弁の止水性能の向上を安価なコストで得ることができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
(実施例1)
図1に示すように、電磁駆動装置29は、動作レバー30をコックロッド31に連結し、コックロッド31を排水弁23に連結している。動作レバー30は電磁駆動装置29がオフのときは、コックばね23aにより矢印a方向に移動し、磁駆動装置29がオンすると矢印aと逆方向に移動する。さらに、電磁駆動装置29内に駆動モータ32を内蔵しており、電磁駆動装置29がオフの状態で、駆動モータ32を回転させることにより動作レバー30を軸方向に移動できるように構成している。
【0025】
コックロッド31にブレーキレバー作動部33を設け、このブレーキレバー作動部33にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置29の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している。
【0026】
ここで、電磁駆動装置29は、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ32により動作レバー30をブレーキレバー20に当接させて押し力を印加するよう構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0027】
上記構成において動作を説明する。なお、電磁駆動装置29をオンする排水および脱水時の動作は従来例の動作と同じであるので説明を省略する。
【0028】
洗濯時に、電磁駆動装置29はオフ状態で、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド31が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部33に当接した状態で移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で移動する。
【0029】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0030】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となる。さらに、駆動モータ32を回転させて、動作レバー30の先端をブレーキレバー20に当接させて、押し力を印加し、ブレーキホイール10とブレーキバンド11の密着力を向上させる。
【0031】
これにより、衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りをなくして、摺動音の発生を防止することができる。合わせて、脱水逆回転方向の洗濯兼脱水槽5の共回りも同様に防止することができるため、図2に示すように、従来の構造では必要であったワンウェイクラッチ15aを廃止することができる。
【0032】
(実施例2)
図3に示すように、電磁駆動装置34は、動作レバー35をコックロッド36に連結し、コックロッド36を排水弁23に連結している。動作レバー35は電磁駆動装置34がオフのときは、コックばね23aにより矢印a方向に移動し、磁駆動装置34がオンすると矢印aと逆方向に移動する。さらに、電磁駆動装置34内に駆動モータ37を内蔵しており、電磁駆動装置34がオフの状態で、駆動モータ37を回転させることにより動作レバー35を軸方向に移動できるように構成している。
【0033】
コックロッド36にブレーキレバー作動部38を設け、このブレーキレバー作動部38にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置34の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している。
【0034】
ここで、電磁駆動装置34は、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ37により動作レバー35をコックロッド36に当接させて押し力を印加するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において動作を説明する。なお、電磁駆動装置34をオンする排水および脱水時の動作は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0036】
洗濯時に、電磁駆動装置34はオフ状態で、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド36が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部38に当接した状態で移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で移動する。
【0037】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0038】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となる。さらに、駆動モータ37を回転させて、動作レバー35の先端をコックロッド36に当接させた後、コックロッド36とブレーキレバー20を当接させることにより、ブレーキホイール10とブレーキバンド11の密着力を向上させるとともに、排水弁23の止水側にも押し力を印加することができ、止水性能を向上することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の発明によれば、ブレーキバンドに配設したブレーキレバーを電磁駆動装置によりコックロッドを介して回動自在とし、電磁駆動装置は、オフ時にコックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータにより動作レバーをブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたことにより、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくすることができて、洗濯兼脱水槽の共回りを防止することができ、静音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部側面図
【図2】同洗濯機の駆動装置の一部切欠した側面図
【図3】(a)本発明の第2の実施例の洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部側面図
【図4】従来の洗濯機の駆動装置を備えた洗濯機の縦断面図
【図5】同洗濯機の駆動装置の一部切欠した側面図
【図6】(a)同洗濯機の駆動装置の洗濯時の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の排水・脱水時の一部切欠した要部下面図
【符号の説明】
4 回転翼
5 洗濯兼脱水槽
6 洗濯シャフト
7 脱水シャフト
10 ブレーキホイール
11 ブレーキバンド
20 ブレーキレバー
22 ブレーキばね
29 電磁駆動装置
30 動作レバー
31 コックロッド
32 駆動モータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁駆動装置により脱水シャフトに挿嵌したブレーキホイールにブレーキレバーを介してブレーキをかける洗濯機の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗濯機は図4〜図6に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、水受け槽1は、下方に駆動装置2とモータ3を配設し、かつ内底部に回転翼4を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽5を回転自在に配設している。
【0004】
駆動装置2は、図5に示すように構成しており、脱水時には回転翼4を回転させる洗濯シャフト6と、洗濯兼脱水槽5を回転させる脱水シャフト7が同時に回転し、洗濯時には、切換クラッチ8の働きにより、減速ギヤ9を介して、洗濯シャフト6のみが回転する。ブレーキホイール10は減速ギヤ9を外包するものであり、同心的に洗濯時の脱水回転方向への洗濯兼脱水槽5の共回り防止と、脱水終了時に洗濯兼脱水槽の5の回転を停止させるブレーキバンド11を配設し、このブレーキホイール10の上方に脱水シャフト7を嵌着し、下方にギヤケース12を嵌着している。
【0005】
このブレーキホイール10は、脱水シャフト7を外包し遊嵌状態とした上軸受13を挿着した蓋14と、ギヤケース12を外包し嵌着状態とした下軸受15を挿着した軸受ケース16とにより軸支している。
【0006】
クラッチレバー17は軸受ケース16に設けたクラッチ軸18を中心に回動自在に配設し、クラッチ軸18にクラッチレバー17を切換クラッチ8に係合させるクラッチばね19を同心上に設けている。ブレーキレバー20は、ブレーキバンド11をブレーキホイール10に密着または開放させるもので、軸受ケース16に設けたブレーキ軸21を中心に回動自在に配設し、ブレーキ軸21にブレーキバンド11をブレーキホイール10に密着させるブレーキばね22を同心上に設けている。
【0007】
水受け槽2の底面に水受け槽1内の洗濯水を排水する排水弁23を設けており、この排水弁23は、図6に示すように、コックロッド24を介して電磁駆動装置25の動作レバー25aに連結し、電磁駆動装置25により排水弁23を開閉するようにしている。
【0008】
コックロッド24にブレーキレバー作動部26を設け、このブレーキレバー作動部26にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置25の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している(例えば、特許文献1)。
【0009】
上記構成において動作を説明する。洗濯時には、図6(a)に示すように、電磁駆動装置25がオフ状態となり、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド24が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部26に当接した状態で矢印b方向に移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で矢印c方向に移動する。
【0010】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0011】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となり、脱水回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを防止する。これと同時に、下軸受15の上方に配設したワンウェイクラッチ15aの働きにより、脱水逆回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを防止して、共回りによりクラッチスプリング8aの開放状態が密着状態へと変化し、プーリメタル22とギヤケース12が連結されて脱水状態となり、過負荷によるモータ3のロックが発生するのを防止することができる。
【0012】
脱水時には、図6(b)に示すように、電磁駆動装置25がオン状態となり、コックロッド24が矢印d方向に移動し、排水弁23を開くとともに、コックロッド24に設けたブレーキレバー作動部26により、ブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力に抗して矢印e方向に移動する。これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力に抗して矢印f方向に移動する。
【0013】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8から離れ、クラッチスプリング8aがプーリーメタル27と密着することにより、モータ3の回転は回転翼4と洗濯兼脱水槽5に同時に回転が伝わる。一方、ブレーキレバー20が矢印e方向に移動することによって、ブレーキバンド11は矢印g方向に移動してブレーキホイール10より開放され、洗濯兼脱水槽5を回転することができる。
【0014】
【特許文献1】
特公平3−14480号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗濯時の脱水回転方向への衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りを、ブレーキばね22のばね力によるブレーキバンド11とブレーキホイール10の密着力のみで防止しているため、強水流等の強い衣類の回転が発生した際には、洗濯兼脱水槽5が共回りを起こし、この共回りにより摺動音を発生させる恐れがあった。
【0016】
また、共回りを防止するため、ブレーキばね22のばね力を強くしてブレーキバンド11とブレーキホイール10の密着力を増加させると、脱水終了時のブレーキが急ブレーキとなり、ブレーキ音が発生するとともに、慣性力が高いため水受け槽1が筐体に当接する恐れがあった。
【0017】
また、排水弁23の止水性能はコックばね23aの圧縮反発力を利用しているため、高い止水性能を得るためにはコックばね23aの圧縮反発力を高くする必要があり、よって排水時に動作する電磁駆動装置25の出力も高くなり、安価なコストでの提供が困難であった。
【0018】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくして、洗濯兼脱水槽の共回りを防止して静音化を図ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトの内径部に、洗濯兼脱水槽の内底部に配設した回転翼に連結した洗濯シャフトを同心上に配設し、脱水シャフトにブレーキホイールを挿嵌し、ブレーキホイールの外周に同心上にブレーキバンドを配設して洗濯時およびブレーキ時にはブレーキばねによりブレーキホイールと密着し脱水時および排水時には開放状態となるようにし、ブレーキバンドに配設したブレーキレバーを電磁駆動装置によりコックロッドを介して回動自在とし、電磁駆動装置は、オフ時にコックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータにより動作レバーをブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたものである。
【0020】
これにより、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくすることができて、洗濯兼脱水槽の共回りを防止することができ、静音化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトと、前記洗濯兼脱水槽の内底部に配設した回転翼に連結し前記脱水シャフトの内径部に同心上に配設した洗濯シャフトと、前記脱水シャフトに挿嵌したブレーキホイールと、前記ブレーキホイールの外周に同心上に配設し洗濯時およびブレーキ時にはブレーキばねにより前記ブレーキホイールと密着し脱水時および排水時には開放状態となるブレーキバンドと、前記ブレーキバンドに配設したブレーキレバーと、前記ブレーキレバーをコックロッドを介して回動自在とする電磁駆動装置とを備え、前記電磁駆動装置は、オフ時に前記コックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、前記駆動モータにより前記動作レバーを前記ブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたものであり、洗濯時に、電磁駆動装置内の駆動モータを回転させて、動作レバーの先端をブレーキレバーに当接させることにより押し力を印加することで、ブレーキばねのばね力に動作レバーによる押し力を加えた力でブレーキバンドとブレーキホイールとを密着させることができ、ブレーキバンドとブレーキホイールの密着力を向上することができ、洗濯時の衣類の回転による洗濯兼脱水槽の脱水回転方向への共回りを防止することができ、共回りによる摺動音が発生することなく、静音化することができる。
【0022】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、コックロッドに連結し洗濯兼脱水槽内の水を排水する排水弁を備え、洗濯時に、電磁駆動装置の動作レバーを前記コックロッドに当接させて押し力を印加する構成としたものであり、洗濯時に電磁駆動装置の動作レバーの押し力をコックロッドに印加することにより、排水弁の止水性能をコックばねの圧縮反発力を高くしなくても高めることができ、洗濯時の静音化と排水弁の止水性能の向上を安価なコストで得ることができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
(実施例1)
図1に示すように、電磁駆動装置29は、動作レバー30をコックロッド31に連結し、コックロッド31を排水弁23に連結している。動作レバー30は電磁駆動装置29がオフのときは、コックばね23aにより矢印a方向に移動し、磁駆動装置29がオンすると矢印aと逆方向に移動する。さらに、電磁駆動装置29内に駆動モータ32を内蔵しており、電磁駆動装置29がオフの状態で、駆動モータ32を回転させることにより動作レバー30を軸方向に移動できるように構成している。
【0025】
コックロッド31にブレーキレバー作動部33を設け、このブレーキレバー作動部33にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置29の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している。
【0026】
ここで、電磁駆動装置29は、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ32により動作レバー30をブレーキレバー20に当接させて押し力を印加するよう構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0027】
上記構成において動作を説明する。なお、電磁駆動装置29をオンする排水および脱水時の動作は従来例の動作と同じであるので説明を省略する。
【0028】
洗濯時に、電磁駆動装置29はオフ状態で、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド31が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部33に当接した状態で移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で移動する。
【0029】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0030】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となる。さらに、駆動モータ32を回転させて、動作レバー30の先端をブレーキレバー20に当接させて、押し力を印加し、ブレーキホイール10とブレーキバンド11の密着力を向上させる。
【0031】
これにより、衣類の回転による洗濯兼脱水槽5の共回りをなくして、摺動音の発生を防止することができる。合わせて、脱水逆回転方向の洗濯兼脱水槽5の共回りも同様に防止することができるため、図2に示すように、従来の構造では必要であったワンウェイクラッチ15aを廃止することができる。
【0032】
(実施例2)
図3に示すように、電磁駆動装置34は、動作レバー35をコックロッド36に連結し、コックロッド36を排水弁23に連結している。動作レバー35は電磁駆動装置34がオフのときは、コックばね23aにより矢印a方向に移動し、磁駆動装置34がオンすると矢印aと逆方向に移動する。さらに、電磁駆動装置34内に駆動モータ37を内蔵しており、電磁駆動装置34がオフの状態で、駆動モータ37を回転させることにより動作レバー35を軸方向に移動できるように構成している。
【0033】
コックロッド36にブレーキレバー作動部38を設け、このブレーキレバー作動部38にブレーキレバー20をブレーキばね22のばね力により当接し、ブレーキレバー20にクラッチレバー17をクラッチばね19のばね力により当接し、電磁駆動装置34の動作により、排水弁23の開閉と、ブレーキレバー20およびクラッチレバー17の動作とを連動するように構成している。
【0034】
ここで、電磁駆動装置34は、洗濯時のオフ状態で、駆動モータ37により動作レバー35をコックロッド36に当接させて押し力を印加するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において動作を説明する。なお、電磁駆動装置34をオンする排水および脱水時の動作は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0036】
洗濯時に、電磁駆動装置34はオフ状態で、排水弁23のコックばね23aのばね力によりコックロッド36が矢印a方向に移動して排水弁23を閉じる。これにより、ブレーキレバー20はブレーキばね22のばね力によりブレーキレバー作動部38に当接した状態で移動し、これに伴い、クラッチレバー17はクラッチばね19のばね力によりブレーキレバー20に当接した状態で移動する。
【0037】
これにより、クラッチレバー17は切換クラッチ8と係合し、クラッチスプリング8aをプーリメタル27と開放させることにより、モータ3の回転は、プーリーメタル27を介してギヤシャフト28および減速ギヤ9、洗濯シャフト6、回転翼4に伝わる。
【0038】
このとき、ブレーキバンド11は、ブレーキばね22のばね力によりブレーキホイール10と密着状態となる。さらに、駆動モータ37を回転させて、動作レバー35の先端をコックロッド36に当接させた後、コックロッド36とブレーキレバー20を当接させることにより、ブレーキホイール10とブレーキバンド11の密着力を向上させるとともに、排水弁23の止水側にも押し力を印加することができ、止水性能を向上することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の発明によれば、ブレーキバンドに配設したブレーキレバーを電磁駆動装置によりコックロッドを介して回動自在とし、電磁駆動装置は、オフ時にコックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、駆動モータにより動作レバーをブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成としたことにより、洗濯時のブレーキレバーによるブレーキ力を大きくすることができて、洗濯兼脱水槽の共回りを防止することができ、静音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部側面図
【図2】同洗濯機の駆動装置の一部切欠した側面図
【図3】(a)本発明の第2の実施例の洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の一部切欠した要部側面図
【図4】従来の洗濯機の駆動装置を備えた洗濯機の縦断面図
【図5】同洗濯機の駆動装置の一部切欠した側面図
【図6】(a)同洗濯機の駆動装置の洗濯時の一部切欠した要部下面図
(b)同洗濯機の駆動装置の排水・脱水時の一部切欠した要部下面図
【符号の説明】
4 回転翼
5 洗濯兼脱水槽
6 洗濯シャフト
7 脱水シャフト
10 ブレーキホイール
11 ブレーキバンド
20 ブレーキレバー
22 ブレーキばね
29 電磁駆動装置
30 動作レバー
31 コックロッド
32 駆動モータ
Claims (2)
- 洗濯兼脱水槽に連結した脱水シャフトと、前記洗濯兼脱水槽の内底部に配設した回転翼に連結し前記脱水シャフトの内径部に同心上に配設した洗濯シャフトと、前記脱水シャフトに挿嵌したブレーキホイールと、前記ブレーキホイールの外周に同心上に配設し洗濯時およびブレーキ時にはブレーキばねにより前記ブレーキホイールと密着し脱水時および排水時には開放状態となるブレーキバンドと、前記ブレーキバンドに配設したブレーキレバーと、前記ブレーキレバーをコックロッドを介して回動自在とする電磁駆動装置とを備え、前記電磁駆動装置は、オフ時に前記コックロッドに連結する動作レバーを軸方向に移動させる駆動モータを内蔵し、洗濯時のオフ状態で、前記駆動モータにより前記動作レバーを前記ブレーキレバーに当接させて押し力を印加する構成とした洗濯機の駆動装置。
- コックロッドに連結し洗濯兼脱水槽内の水を排水する排水弁を備え、洗濯時に、電磁駆動装置の動作レバーを前記コックロッドに当接させて押し力を印加する構成とした請求項1記載の洗濯機の駆動装置。
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Cited By (3)
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JP2007054368A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
CN103282573A (zh) * | 2010-12-27 | 2013-09-04 | 大宇电子株式会社 | 自动洗衣机 |
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2002
- 2002-10-18 JP JP2002304797A patent/JP2004135955A/ja active Pending
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