JPS62279080A - ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法 - Google Patents

ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法

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JPS62279080A
JPS62279080A JP12175386A JP12175386A JPS62279080A JP S62279080 A JPS62279080 A JP S62279080A JP 12175386 A JP12175386 A JP 12175386A JP 12175386 A JP12175386 A JP 12175386A JP S62279080 A JPS62279080 A JP S62279080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
voltage
weaving
groove
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP12175386A
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English (en)
Inventor
Iwao Shimizu
清水 巖
Yoshihiro Shiomi
塩見 義宏
Mitsuru Aono
満 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS62279080A publication Critical patent/JPS62279080A/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に厚板材等を多層盛り溶接するにあたり、
ウィービングの状態に応じて溶接条件を制御する方法に
関する。
〔従来の技術〕
溶接しようとする母材の開先精度が悪い場合、直線的に
溶接トーチを動かすだけでは、開先面における融合不良
や溶接線からのずれを生じることがある。また、立向き
姿勢、横向き姿勢等で溶接を行うとき、溶融金属の量的
増加につれて溶接ビードの不整が顕著になる。このよう
な欠陥を防ぐ手段として、溶接棒を溶接方向に対してほ
ぼ直角に左右交互に動かしながら溶接するウィービング
法がある。
このウィービング法は、特に開先精度の悪い継手、多層
盛りが必要な厚板の継手等に対して有効である。溶接ト
ーチにこのウィービングを自動的に行わせる機構として
は、これまで種々のものが提案されている(特公昭57
−14269号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のウィービング機構は、単に溶接トーチ
を所定の軌跡に沿って運動させるものにすぎない。その
ため、たとえば板厚25璽曹以上の厚板を水平横向き姿
勢で溶接する場合、開先奥部では溶込みが不足となり、
また板材表面近傍では溶着金属の垂れ下がり等の欠陥が
生じる。
すなわち、第7図+a)に示す開先に対して矢印で示す
ような軌跡で溶接トーチを動かすとき、同図山)に示す
ように奥部1では開先の上側及び下側を同時に溶融させ
ることが必要である。たとえば、開先の下側だけを溶融
させる条件下で、溶接トーチを開先の奥部1に近づける
とき、開先の上側まで溶融させるに必要な熱量が不足し
ている。そのため、開先の上側に溶け込み不足が生じる
また、表面部2では、溶融金属をできるだけ早く凝固さ
せることが、溶け落ちを防ぐために必要である。ところ
が、ウィービング中の溶接条件のままで溶接トーチが表
面部2に近づくとき、溶融プールが大きすぎるため、溶
融金属の迅速な凝固が生じない。その結果、溶融金属の
垂れ下がり3が生じる。このため、必要とする溶接強度
が得られず、また生成した溶接ビードも表面性状の劣る
ものとなる。
このような欠陥の発生は、多層盛りが必要とされる厚板
の溶接の場合、より顕著となる。すなわち、多層盛り溶
接において、溶接状態が悪い下層の上に次の層を盛り上
げるときには、アーク長が不安定になる。たとえば、前
層の溶接の際に溶けていない個所は、前層の溶接の際に
上側母材の加 熱が不十分であるため、次層の溶接の際
にも溶融し難い。また、前層の溶接の際に流れ出した個
所は、ビードが部下がりとなっているので、次層の溶接
の際には余計に流れ落ち4が生じ易くなる。
このようにして、層を重ねるほどに溶接とはいえない状
態になりかねない。
本発明は、ウィービング時におけるこのような問題に鑑
み、ウィービングに応じて溶接条件を適宜変更すること
により、溶込み不足、垂れ下がり等の欠陥のない良好な
溶接部を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の溶接条件の制御方法は、その目的を達成するた
め、ウィービング端における溶接電流及び/又は溶接電
圧波形に基づいて溶接トーチの姿勢及び開先における溶
接トーチの位置を判断し、該溶接トーチの姿勢及び位置
に応じて、溶け込み不足の個所では入熱を増加させ、溶
け込み過剰の個所では入熱を減少させるように、溶接電
流、溶接電圧及び溶接速度等の溶接条件を制御すること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の特徴を具体的に説明する。
一横向き姿勢− 第2図に示す開先を溶接する場合、第1図+8)及び同
図山)にそれぞれ示すウィービング軌跡及び溶接電流及
び又は溶接電圧を用いる。すなわち、開先の奥部では溶
接電流及び/又は溶接電圧を増加させ、表面近傍では溶
接電流及び/又は溶接電圧を減少させるように、溶接ト
ーチの振幅(第1図(a))に対応した波形の溶接電流
及び/又は溶接電圧(第1図(b))を採用する。なお
、この動作により溶着速度が大きくなる場合には、その
増加分に対応して溶接速度を大きくすることにより、溶
着量の一定化を図る。
このときの溶接条件を、得られた溶接部の形状と合わせ
て、第5図の横向き欄に示した。
多層盛り溶接の進行に伴って、溶接トーチは開先の上部
を動くようになる。このとき、溶接トーチの振幅は、開
先の下部に比較して小さいものとなる。この振幅が設定
値を下回るようになったときには、開先の表面近傍だけ
を溶接することになるので、溶融金属が流れ出さずに層
の厚さが一定となるように、溶接電流及び/又は溶接電
圧を下げる。その結果、溶着速度が低下するので、その
低下分に応じて溶接速度を下げる。このようにして、表
面性状の良好なビードを形成することができ、安定した
条件での多層盛り溶接が可能となる。
−立向き姿勢− 第4図に示すような開先を立向き姿勢で溶接する場合、
溶融金属が流出しないように溶接電流流及び/又は溶接
電圧をかなり下げて溶接を行う。
そのため、開先壁を充分に溶融させるだけの熱量が不足
しがちとなる。そこで、第3図(alに示すような溶接
トーチの振幅に対応して、第3図山)に示すように、ウ
ィービングに対応させた溶接電流及び/又は溶接電圧を
採用する。すなわち、壁面にアークが近づいたときだけ
、溶接電流及び/又は溶接電圧を増加させることにより
、熱量を増加させ壁面への溶け込みを促進する。なお、
この動作により溶融速度が増加する場合には、横向き姿
勢のときと同様に、溶接速度を大きくし、溶着量の一定
化を図る。このとき、初層及び2層目を溶接する際に開
先が特に狭い場合、溶融金属の盛り上がりが大きくなり
過ぎ、開先の奥部まで溶けなくなることがある。したが
って、この場合には溶接速度を大きくする。
この立向き姿勢による溶接を、第5図の立向き欄に示す
条件で行ったところ、同欄に示すような形状の溶接部が
得られた。
なお、以上の例において溶接電流及び/又は溶接電圧を
ウィービングに対応して制御する方法としては、第6図
にフローチャートとして示したものを用いた。
第6図において、ステップ100は、第1図(al又は
第3図(alに示すようなウィービング動作で溶接を行
うことを表している。ステップ101では、第1図(b
)又は第3図(blに示すような溶接電流及び/又は溶
接電圧の波形に基づき、ウィービング端であるかどうか
の判断を行う。次のステップ103は姿勢判断を示し、
溶接トーチが横向き、立向き又は下向きのいずれの姿勢
であるかの判断を行う。
横向き姿勢であるときは、ステップ104において、そ
れが開先の表面部であるか奥部であるかを判断する。ト
ーチの姿勢が立向きか又は開先の奥部であるときは、ス
テップ105に示すように、溶接電流及び/又は溶接電
圧を上げるとともに速度を落とす。溶接トーチが開先の
表面部であるときは、ステップ106に示すように、溶
接電流及び/又は溶接電圧を下げ、速度を上昇させる。
溶接トーチの姿勢が下向きの場合にはこのような溶接電
流。
溶接電圧又は速度条件の変更は行わない。ステップ10
7は、以上のような条件に基づいて溶接を行うことを表
している。そして、ウィービング端が終了したかどうか
を溶接電流/電圧の変化に基づいてステップ108で判
断し、ウィービング端終了のときはステップ109によ
り電流、電圧、速度条件を元に戻して次の溶接作業を行
う。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、ウィービン
グの状態に応じて、溶接電流及び/又は溶接電圧を変更
する。このため、側部においても溶込み不良のない健全
な溶接ビードが得られる。
この溶接ビードを多層に盛っても、開先の形状を大幅に
乱すことがない。したがって、本発明方法は、開先精度
の悪い継手、多層盛りが必要な厚板の継手等、特に厚板
の溶接に優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の水平横向き姿勢においてウィー
ビングと溶接電流又は溶接電圧の変化を対比して示した
ものであり、第2図は該水平横向き姿勢による溶接の概
要を示す。また、第3図は立向き姿勢においてウィービ
ングと溶接電流又は溶接電圧の変化を対比して示したも
のであり、第4図は該立向き姿勢による溶接の概要を示
す、そして、第5図はこれらの溶接姿勢における溶接条
件とそれによりえられた溶接ビード及び溶接部の外観を
示し、第6図は本発明実施例における制御動作を示すフ
ローチャートである。他方、第7図は従来のウィービン
グによるときに発生する欠陥を説明するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ウィービング端における溶接電流及び/又は溶接電
    圧波形に基づいて溶接トーチの姿勢及び開先における溶
    接トーチの位置を判断し、該溶接トーチの姿勢及び位置
    に応じて、溶け込み不足の個所では入熱を増加させ、溶
    け込み過剰の個所では入熱を減少させるように、溶接電
    流、溶接電圧及び溶接速度等の溶接条件を制御すること
    を特徴とするウィービング時における溶接条件の制御方
    法。
JP12175386A 1986-05-26 1986-05-26 ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法 Pending JPS62279080A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12175386A JPS62279080A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法

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JP12175386A JPS62279080A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法

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JP12175386A Pending JPS62279080A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 ウイ−ビング時における溶接条件の制御方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237967A (ja) * 1988-07-28 1990-02-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 消耗電極式溶接方法
CN103785926A (zh) * 2012-10-31 2014-05-14 株式会社神户制钢所 电弧焊接装置、恒压特性焊接电源以及电弧焊接方法
JP2016209891A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社神戸製鋼所 水平すみ肉溶接方法、水平すみ肉溶接システム及びプログラム

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