JPS62277540A - ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置 - Google Patents

ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置

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JPS62277540A
JPS62277540A JP12143286A JP12143286A JPS62277540A JP S62277540 A JPS62277540 A JP S62277540A JP 12143286 A JP12143286 A JP 12143286A JP 12143286 A JP12143286 A JP 12143286A JP S62277540 A JPS62277540 A JP S62277540A
Authority
JP
Japan
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contamination
tape
signal
polyethylene
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP12143286A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kunii
国井 博幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明はポリエチレン中のコンタミネーション自動測定
検査装置、特に口視測定に比し迅速性および精密度に8
いて優れているレーザ光を利用したポリエチレン中のコ
ンタミネーション自動測定検査装置に関する。
〔従来の技術] ポリエチレン中のコンタミネーション(微細な混入異物
)は架橋ポリエチレン電カケーフル(CVケーフル)用
途及び海底同軸通信ケーフル用途に使われるポリエチレ
ン材料の重質な品質保証項目の一つとなっている。
ケーフルの性能を満足させるコンタミネーションの規格
の一例は現在、次のようなものである。
高電圧用C■ケーフルの場合・・・ポリエチレンサンプ
ル中に100 ≠1以上の異物を含まないこと。
近年の傾向として、ユーザーである電線業界の要請によ
りCVケーフル用途のポリエチレンのコンタミネーショ
ン規格は年々厳しくなってきている。これは、超高電圧
(例えば500KV)の送電か計画されていることによ
るものである。
超高電圧下て用いられるケーフルのポリエチレン絶縁層
中のコンタミネーションは、致命的なケーフルの破壊を
引き起こす要因とされている。従っで、超高電圧用CV
ケーブル用途のポリエチレン中のコンタミネーションは
、現段階で次のような異物混入の粒子サイズの微細化が
求められている。
超高電圧用CVケーブルの場合・・・ポリエチレンサン
プル中に50pa+以上の異物を含まないこと。
そこで、従来は、このコンタミネーション検査に関して
は、熟練した検査員の目視判定による試験方法か採用さ
れている。
[発明が解決1)ようとする問題点] しかしながら、最近になって上述のコンタミネーション
の微細化及び製造工程中のコンタミネーション検査頻度
を増加させる必要性か生じてきた。そのような要請に対
しては従来の目視判定による試験方法では迅速性と正確
性に劣るほか、検査には熟練した検査員が必要であると
いう欠点があった。
[問題点を解決するための手段コ 従って、本発明の目的は上記従来方法の欠点を解決した
、検査の迅速性及び正確性に優れた検査頻度を増加し得
るコンタミネーション自動測定検査装置を提供すること
にある。
そしてその目的は、本発明によれば、レーザ光を走査し
て走行中の被検査材ポリエチレンテープに照射し、該テ
ープ通過時の透過光量を受光器て受け、その光量変化を
信号として出力する検出手段と、該検出手段から出力さ
れた前記テープの幅方向の信号と、パルス発生器から得
られるテープ走行方向の信号とからコンタミネーション
の大きさと位置を信号として出力する制御手段とを少な
くとも備えてなる、ポリエチレン中のコンタミネーショ
ン自動測定検査装置を提供することによって達成される
コンタミネーション(微細な混入異物)は、一般にアン
バーと称される酸化樹脂等の赤味を呈する夾雑物、およ
びブラックと称される炭化樹脂、金属その他の無機物、
繊維等の、透過光で観察のとき、光を透過せず黒色を呈
する夾!物を指すものとして定義されている。
本発明て使用するレーザ光は、特にその種類が制限され
るものではなく、例えばHe−Ne光やHe−Cd光か
使用てきるが、アンバー系のコンタミネーションを検知
するために紫色系のレーザ光を必要とすることがらHe
−Cd光を用いることか好ましい。
[作用コ 第1図により、本発明に係るコンタミネーション自動測
定検査装置の作用を説明する。
走行している被検査材ポリエチレンテープ1を検出手段
のうちの走査器2から発するレーザ光により走査して、
透過光量を検出手段のうちの受光器3によって受け、そ
れが信号として出力され。
制御盤5に伝送される。
一方、所定位置(第1図ではテープ1走行の上流側)に
設けられたパルス発生器4によってテープ走行方向の情
報か信号として制御!1(li5に伝送される。
制御盤5においては、上記受光器3からの信号とパルス
発生器4からの信号とからテープ1におけるコンタミネ
ーションの大きさと位置か信号として出力される。そし
て、通常このコンタミネーション信号はランプブザー又
はプリンター6によって出力され、又、必要に応じてコ
ンタミネーションの位置付近にラベラー7によりラベル
を貼ることもできる。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基いて更に詳細に説明する。
第2図は本発明のコンタミネーション自動測定検査装置
の一実施例の概略説明図である。
ケーフルの絶縁層等として用いられるポリエチレンベレ
ットより採取したサンプルテープが35nv+φ押出a
8より連続して押出され、テープ引取機9の冷却ロール
10、ピンチロール11を介して、一部が被検査材ポリ
エチレンテープlとしてコンタミネーション自動測定検
査装置に導かれる。
被検査材ポリエチレンテープ1はコンタミネーション自
動測定検査装置における、レーザ光を回転多面鏡て走査
するレーザ発信器(走査器)2により照射され、その透
過光量か受光器3によりとらえられ、これを光電変換し
た信号として制御盤(図示せず)へ伝送される。また、
パルス発生器4によりテープ走行方向の情報も信号とし
て制御盤に伝送され、制御盤におけるコンピュータ処理
によりテープ1におけるコンタミネーションの大きさ、
位置か検出される。そして、この検出信号に従ってラベ
ラー7によりコンタミネーション位置にラベルか貼付さ
れ、巻取機12によって巻取られる。
また、第2図の装置では、外部からの付着異物の混入を
防止するために充分な清浄度か要求されることに鑑み、
装置を据えつける室13として、空気を超高性能フィル
ター14を通った空気で加圧する構造とした。なお、1
5はピンチロール、16はプレフィルタ−117は送風
機、18はTダイを示す。
次に、本発明装置の具体的な実施結果を示す。
(実施例1) レーザ光源としてHe−Cd光源を用い、検査幅を35
〜60mmとした。また、微小なコンタミネーションを
検査するため、レーザ光のテープ表面てのスポットサイ
ズを50〜100gmとした。
又、本実施例装置では、テープ中のコンタミネーション
は、テープ地合(コンタミネーションのない部分)との
レーザ光の透過光量の差を微分電圧の差(0〜l OV
)として捕捉する。そこて、コンタミネーションの大き
さ、位置の検出について具体的に説明する。
レーザ光を走査してポリエチレンテープに照射すると、
第3図に示すように、テープ幅a方向の透過光量は、′
電流(直流: DC)に光電変換され、ざらにこれを微
分することにより微分電圧量として、コンタミネーショ
ンの大きさと位置か検出される。そして、この際、微分
信号に検出レベル(コンタミネーションサイズ 級、後
述参照)A、B、C,Dを設定し、検出レベル以上の信
号をコンタミネーション信号としてマイクロコンピュー
タに伝送し、そこで信号処理されコンタミネーションの
適嘉な表示、例えばプリントアウト、警報又はラベラー
表示がなされることになる。
また、微分電圧差よりコンタミネーションの粒子サイズ
を計測するには、予め本装置か出力する微分電圧差と目
視で計測したコンタミネーションサイズの関係を求める
必要かある。(尚、比較するため、目視計測によるコン
タミネーションサイズはく長径+短径)/2の平均粒径
とした。)そこて、サンプル数N=lOO(ブラック7
4+アンバー26)についてこれらの関係を求めたとこ
ろ、第3図に示す関係直線か得られた。
一方、コンタミネーション累積長さと目視検査による測
定累積長さの関係については、前述の微分電圧差とコン
タミネーションサイズの関係よりコンタミネーションを
計算させ、これを目視による累積長さと比較し、関係を
求めたところ、第4図に示す直線関係か得られた。
但し、計算条件は次の通りとした。
次に、本装置で予め検査測定を終了したテープを検査員
の長時間をかけた目視検査て再検査し、本装置のコンタ
ミネーション検出限界を調へた。
尚、検査条件は以下の通っである。
使用樹脂   :高電圧用クレート スポット径  :50ルl テープ走行速度:3.5α/分 テープ厚み  : 0.7i11 その結果、本自動測定検査装置による測定は、サンプリ
ングから検査終了までか約30分と短く、また検査員の
熟練度を必要としないため、検査頻度の増加及び1検体
当りの被検香材数量を増加することか可能であることか
わかった。また、機械による判定であるため、一定水準
の精度で正確にコンタミネーションを検出し測長するこ
とが可能となった。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明のコンタミネーション自動
測定検査装置によれば、ポリエチレン中のコンタミネー
ションを迅速且つ精密に検査、測定することかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンタミネーション自動測定検査装置
の構成図、第2図は本発明に係るコンタミネーション自
動測定検査装置の一実施例を示す概略説明図、第3図は
受光器におけるモニタ端子の信号波形と検出レベルの関
係を示す図、第4図は微分電圧差と目視によるコンタミ
ネーションサイズの関係を示すグラフ、第5図は本発明
装置のコンタミネーション累積長さと目視検査による測
定累積長さの関係を示すグラフである。 l・・・被検香材ポリエチレンテープ、2・・・走査器
、3・・・受光器、4・・−パルス発生器、5・・・制
御盤、6・・・プリンター、7・・・ラベラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レーザ光を走査して走行中の被検査材ポリエチレンテー
    プに照射し、該テープ通過時の透過光量を受光器で受け
    、その光量変化を信号として出力する検出手段と、 該検出手段から出力された前記テープの幅方向の信号と
    、パルス発生器から得られるテープ走行方向の信号とか
    らコンタミネーションの大きさと位置を信号として出力
    する制御手段とを少なくとも備えたことを特徴とするポ
    リエチレン中のコンタミネーション自動測定検査装置。
JP12143286A 1986-05-27 1986-05-27 ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置 Pending JPS62277540A (ja)

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JP12143286A JPS62277540A (ja) 1986-05-27 1986-05-27 ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置

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JP12143286A JPS62277540A (ja) 1986-05-27 1986-05-27 ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置

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ID=14810995

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JP12143286A Pending JPS62277540A (ja) 1986-05-27 1986-05-27 ポリエチレン中のコンタミネ−シヨン自動測定検査装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063283A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Kao Corp 磁気テープの欠陥検査方法及び装置
JP2016161462A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 学校法人早稲田大学 高分子の異物検査方法、および電力ケーブルの製造方法
JP2018010022A (ja) * 2017-10-24 2018-01-18 学校法人早稲田大学 高分子の異物検査方法、および電力ケーブルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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