JPH03239989A - 絶縁体の検査方法 - Google Patents

絶縁体の検査方法

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JPH03239989A
JPH03239989A JP2035919A JP3591990A JPH03239989A JP H03239989 A JPH03239989 A JP H03239989A JP 2035919 A JP2035919 A JP 2035919A JP 3591990 A JP3591990 A JP 3591990A JP H03239989 A JPH03239989 A JP H03239989A
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JP
Japan
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tape
insulating material
cutting
insulator
foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP2035919A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Goto
和彦 後藤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電気ケーブルの絶縁体中の異物等を自動的に
連続して検知する方法に関する。
[従来の技術] 電気ケーブルの導体を絶縁し、保護するための絶縁体と
して、種々の合成樹脂が用いられている。
これら合成樹脂に要求される特性としては、絶縁抵抗と
耐電圧性のほか、耐候性、すなわち特性の経時変化が少
ないことが重要である。
ところがこれら絶縁体中に金属粒子、各種添加剤の未分
散物や樹脂炭化粒子などの異物力(含有されていると、
絶縁抵抗が低下するばかりでなく、合成樹脂が劣化し、
絶縁体として十分(こ機能しなくなる。また気泡が存在
すると、この気泡中:こ水分等が吸収され、その絶縁抵
抗が低下するとt)う不都合があった。
そしてケーブルの絶縁体中に存在する異物および気泡(
以下、この明細書中ではこれらを総称して異物という。
)の検知を行うことは、ケーブルの信頼性を保証する上
で非常に有効な手段となっている。
従来、ケーブルの絶縁体中に存在する異物を検知する方
法としては、絶縁体を薄くスライスして薄片状の試料と
した後、洗浄し、この薄片試料り飄らプレパラートを作
成する。このプレ/<ラードをX−Yステージに載置し
、ビデオカメラで観察しなからX−Yステージを操作し
、試料全面をスキャンニングし、異物を映像として検出
し、その映像の明るさ、色彩、大きさなどによって異物
の種類を同定する方法が一般的である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記方法においてはスライスされた薄片
からプレパラートを作成する過程で、ゴミ、はこりが試
料に付着したり、傷がつき、洗浄工程なくしては正確な
検査が行えないという問題があった。また1枚のプレパ
ラートごとの検査であるので、検査に長時間を必要とす
る不都合もある。さらにビデオカメラ、イメージステー
ジ、画像処理装置などが必要であり、検査装置が大型化
し、費用がかさむという欠点もあった。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであ
って、高速化、自動化、工程の簡略化が可能であり、か
つ検査装置の小型化が可能な絶縁体の検査方法を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明の絶縁体の検査方法は、電気ケーブルの絶縁体
を連続したテープ状薄片に切り出し、この切り出された
テープ状薄片を切り出し直後に光学的異物検知装置に連
続して送り込み、該薄片中に存在する異物を検査するこ
とを解決手段とした。
[実施例] 以下、この発明の詳細な説明する。
この発明の絶縁体の検査方法にあっては、まず電気ケー
ブルの絶縁体を連続したエンドレスのテープ状薄片に切
り出す。
第1図はこの切り出し工程の一例を示したものである。
第1図中、符号1は、シース、外導体および内導体など
を取り去った後の円筒状の絶縁体である。この絶縁体l
は、その一端が旋盤2の主軸台の主軸3に固定され、そ
の軸を回転中心として回転できるようになっている。
また第1図中、符号4はバイトである。このバイト4は
旋盤2の往復台のサドル5に固定されており、図示しな
い送り装置によって回転軸方向に移動可能となっている
。このバイト4の刃先を回転する絶縁体lの先端面にあ
てつつ、バイト4を主軸3側に微移動させて面削りを行
うことにより、第1図に示したような絶縁体1の厚みに
相当する幅を有する連続したエンドレス状のテープ状薄
片6が切り出される。
このテープ状薄片6の厚さは主軸3の回転数およびバイ
ト4の送り速度等によって適宜状められるが、光透過性
および観察効率の観点から通常は100〜500μm程
度とされる。
またこの切り出し方法の他の例として、バイト4の刃先
を絶縁体lの周面に押し当て、バイト4を絶縁体lの中
心に向けて微移動させて丸削りを行い、あたかも調理に
おけるかつらむきのような連続したテープ状薄片6を切
り出すこともできる。
ただし、この丸削りでは、絶縁体lの厚さ方向に削りつ
くすことになるので、テープ状薄片6の長さは一定の有
限値を持つこととなる。
ついで、このようにして得られたテープ状薄片6を、そ
のまま引き続き、連続して光学的異物検知装置7に導き
、テープ状薄片6中に存在する異物を検出する。第2図
はここで用いられる光学的異物検知装置7の一例を、ま
た第3図は第2図の要部であるセンサ部8を拡大して示
したものである。この光学的異物検知装置7は、バイト
4にて削り出されたテープ状薄片6を直ちにその内部へ
導くことができるように、ノくイト4の直上もしくは直
下など近接した位置に取り付けられており、図示しない
支持部材によってバイト4と共に自在に移動できるよう
になっている。またセンサ部8は、光照射部9、光検知
部10およびテープガイド部11から概略構成されてい
る。光照射部9は白熱電灯、蛍光灯、発光ダイオードな
どの光源からなり、測定光をテープ状薄片6の全幅にわ
たって均一に照射するものである。この光照射部9の両
端には、一対の切片状のテープガイド部11.11がテ
ープ状薄片6の幅よりもごく僅かに広し1幅で対向する
ようにそれぞれ連設されており、切り出されたテープ状
薄片6を、光照射部9と光検知部10との間に平行に供
給できるようになっている。またCOD等の受光素子か
らなる光検知部10がテープ状薄片6を介して上記光照
射部9と対向するように設けられており、光照射部9か
ら照射された測定光をテープ状薄片6を透かして受光し
、テープ状薄片6の透視映像が得られるようになってい
る。
このようにして得られた映像を、映像データとして画像
処理装置12に伝送し、ここで画像解析した後、表示装
置13にてその検知結果を表示する。第4図はこれらの
各装置を接続した様子を示したものである。
テープ状薄片6中に異物が存在すると、その異物の種類
、大きさ、密度等により、テープ状薄片6を透かして得
られる映像の明るさ、色彩、大きさが変化するので、そ
の映像のデータ解析によって異物存在の有無、さらには
異物の種類およびその程度を検知することができる。そ
してこの検知結果を電気信号に変換して、表示装置13
にて表示する。
このような検知方法では、絶縁体をテープ状薄片に連続
的に切り出し、このテープ状薄片を引き続いて光学的異
物検知装置内に導くようにしたので、試料の交換や供給
装置等が不必要となり、装置の小型化が可能である。さ
らに試料の作成と同時に異物の検知を行うことができる
ので、作業速度を格段に向上させることができる。
また光学的異物検知装置への搬送手段を必要としないの
で、搬送時にテープ状薄片にごみなどが付着することが
なくなり、異物検知の精度を向上させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の絶縁体の検査方法は電
気ケーブルの絶縁体を連続したテープ状薄片に切り出し
、この切り出されたテープ状薄片を切り出し直後に光学
的異物検知装置に連続して送り込み、該薄片中に存在す
る異物を検知するものであるので、絶縁体を連続検査で
きるようになる。よって試料の搬送手段が不必要となり
、装置の小型化のみならず検査時間の短縮が可能となる
さらに搬送時に試料にごみ等が付着することがなくなる
ので、洗浄工程が不必要となるとともに、検査不良の発
生度を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の検査方法の削り出し工程の一例を示
した概略構成図、第2図はこの発明の検査方法に好適に
用いられる光学的異物検知装置の一例を示した概略構成
図、第3図は第2図に示した装置の要部拡大図、第4図
はこの発明の検査方法に好適に用いられる表示装置の概
略構成図である。 l・・・絶縁体、 6・・・テープ状薄片、 7・・・光学的異物検知装置 第2図 と

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電気ケーブルの絶縁体を連続したテープ状薄片に切り出
    し、この切り出されたテープ状薄片を切り出し直後に光
    学的異物検知装置に連続して送り込み、該薄片中に存在
    する異物を検知することを特徴とする絶縁体の検査方法
JP2035919A 1990-02-16 1990-02-16 絶縁体の検査方法 Pending JPH03239989A (ja)

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JP2035919A JPH03239989A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 絶縁体の検査方法

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JPH03239989A true JPH03239989A (ja) 1991-10-25

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