JPS6227608Y2 - - Google Patents

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JPS6227608Y2
JPS6227608Y2 JP1982049840U JP4984082U JPS6227608Y2 JP S6227608 Y2 JPS6227608 Y2 JP S6227608Y2 JP 1982049840 U JP1982049840 U JP 1982049840U JP 4984082 U JP4984082 U JP 4984082U JP S6227608 Y2 JPS6227608 Y2 JP S6227608Y2
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JP
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base plate
foam
heat insulating
insulating base
synthetic resin
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JP1982049840U
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は建築、構造物の下地板として有用な断
熱下地板に関する。特に断熱材である合成樹脂発
泡体の伸縮を部分的に抑制すると共に、下地板装
着時の釘等の打設による合成樹脂発泡体組織の破
壊を阻止した断熱下地板に係る。 以下に図面を用いて本考案に係る断熱下地板の
一実施例について詳細に説明する。第1図a、b
は断熱下地板を示す斜視図であり、1は硬質基材
で例えば、合板、石膏ボード等からなり、その形
状は長方形、もしくは正方形で、厚さが5〜20mm
位のものである。2は合成樹脂発泡体(以下、単
にフオームという)で硬質基材1の裏面に一体に
形成したものであり、主に断熱材、クツシヨン材
として機能するものである。フオーム2の素材と
しては、ポリウレタンフオーム、ポリイソシアヌ
レートフオーム、フエノールフオーム、エポキシ
フオーム、塩化ビニルフオーム、ポリスチレンフ
オーム等であり、厚さは5〜30mm、密度は10〜
400Kg/m3位である。3は骨材でフオーム2の少
なくとも2側端部分のある範囲について高密度に
充填するものであり、主に硬度の付与と圧縮性の
強化、衝撃力の分散によるフオーム2の保護、お
よびフオームの変形(二次発泡)阻止に役立つも
のである。骨材3の具体例としてはパーライト
粒、シラスバルーン、焼成バーミキユライト、お
よびケイ酸質産業廃棄物、例えばフエロアロイダ
ストとカ性ソーダとこれに必要により水、明ば
ん、消石灰、生石灰、リン酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム、リン酸マグネシ
ウム、水ガラス、硼砂、ホワイトカーボン、その
他の無機材を添加した組成物を一次、または二次
焼成した粒状物等である。なお比重は例えば0.1
〜5位であり、焼成温度は300〜400℃または750
〜1500℃位のものであり、その粒径は1〜20mmφ
程度のものである。4はシート状物でフオーム2
の裏面に必要により貼着するものであり、例えば
クラフト紙、アスベスト紙、アスフアルトフエル
ト、合成樹脂シート、またはこれらシート状物に
金属箔(Al、Cu、Fe)をラミネートしたもの等
である。なお、シート状物4は硬質基材1とフオ
ーム2をサンドイツチすることにより、機械強度
を大幅に向上することができる。 次に実施例につき説明する。 実施例 1 硬質基材1として厚さ9mm、幅900mm、長さ
1800mmの合板を下型(図示せず)に載せ、フオー
ム2としてポリウレタン樹脂(A液としては、第
一工業製薬社製AZシステムポリオール、B液と
しては日本ポリウレタン社製MR−100のポリイ
ソシアネート)をワンシヨツト法により混合し、
これを合板上にやや平均に吐出する。また、合板
1の両側端部には骨材3としてパーライト粒(粒
径3mmφ)を約20mmの幅に亘つて、しかも側壁に
沿つて散布し、その後で1点鎖線で示すようにシ
ート状物4としてアルミアスベスト紙を積層し、
上型(図示せず)をのせ、約70〜90℃で20分間キ
ユアした。このようにして製造した断熱下地板の
縦断面は第1図に示すような構造になつていた。
なお、フオーム2の密度は289Kg/m3、骨材3が
存在する部分のフオーム2の密度は493Kg/m3
フオーム2の厚さは20mmであつた。 比較例 1 実施例1において骨材3の添加を排除した以
外、上記と同様に製造した断熱下地板である。な
お、フオーム2の密度は289Kg/m3であつた。そ
こで、寸法安定性をみるために、断熱下地板の一
部分を−20℃で48時間、150℃で48時間、お
よび60℃、95℃RHで48時間の環境下にそれぞ
れさらした。そこで、比較例と実施例について線
変化率(%)を対比した。
【表】 また、圧縮強度は実施例1では↑→方向で1.3
Kg/cm2、比較例では0.71Kg/cm2であつた。 次に施工例につき説明する。 第2図に示すように、胴縁5に断熱下地板○イの
側端部を釘6を介して固設する。次に断熱下地板
○ロの側壁を断熱下地板○イの側壁に当接し、その側
端部の上面を釘6で固設する。従つて、胴縁5上
に断熱下地板を敷設するには、上記のような作業
を順次くり返して行えばよい。なお、この際、釘
6の打設後の観察ではフオーム2の発泡組織が破
壊されていなかつた。しかも、打設作業は従前の
ようにフオーム単体と異なり、反発力がなく、非
常に打設しやすかつた。 上述したように本考案に係る断熱下地板によれ
ば、施工時にその側端部に打撃が付加されてもフ
オームの破壊がなく、しかも打設作業のし易い特
徴がある。また、フオームの寸法安定性は抜群で
あり、経時変化により大きく変形することがない
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本考案に係る断熱下地板の一実
施例を示す斜視図、第2図は上記断熱下地板を施
工した際の一部を示す説明図である。 1……硬質基材、2……合成樹脂発泡体、3…
…骨材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質基材と合成樹脂発泡体とを一体に形成した
    下地板において、上記合成樹脂発泡体の少なくと
    も2側端部分に粒径が1〜20mmφ程度の骨材を高
    密度に分布したことを特徴とする断熱下地板。
JP4984082U 1982-04-05 1982-04-05 断熱下地板 Granted JPS58151214U (ja)

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JP4984082U JPS58151214U (ja) 1982-04-05 1982-04-05 断熱下地板

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JP4984082U JPS58151214U (ja) 1982-04-05 1982-04-05 断熱下地板

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JPS58151214U JPS58151214U (ja) 1983-10-11
JPS6227608Y2 true JPS6227608Y2 (ja) 1987-07-15

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ID=30060673

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2709042B2 (ja) * 1995-04-26 1998-02-04 ナショナル住宅産業株式会社 断熱用板状体の取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518413U (ja) * 1978-07-21 1980-02-05

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JPS5518413U (ja) * 1978-07-21 1980-02-05

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JPS58151214U (ja) 1983-10-11

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