JPS62275701A - 単板積層材の熱圧方法 - Google Patents

単板積層材の熱圧方法

Info

Publication number
JPS62275701A
JPS62275701A JP11982386A JP11982386A JPS62275701A JP S62275701 A JPS62275701 A JP S62275701A JP 11982386 A JP11982386 A JP 11982386A JP 11982386 A JP11982386 A JP 11982386A JP S62275701 A JPS62275701 A JP S62275701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
intermediate product
heating
hot
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11982386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0416041B2 (ja
Inventor
直 相澤
西山 俊道
勝 大川
中根 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hashimoto Denki Co Ltd filed Critical Hashimoto Denki Co Ltd
Priority to JP11982386A priority Critical patent/JPS62275701A/ja
Publication of JPS62275701A publication Critical patent/JPS62275701A/ja
Publication of JPH0416041B2 publication Critical patent/JPH0416041B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 ((イ)産業上の利用分野 本発明はベニヤ単板の板面に接着剤を塗布して繊維方向
に平行に、または一部繊維方向を直交させて多数プライ
に積層した連続状の中間製品を断続的に、または連続的
に搬送しながら加熱加圧して生産する単板積層材、所謂
LVL(ラミネーテッド・ベニヤ・ランバー)乃至はL
VB (ラミネーテッド・ベニヤ・ボード)と通称され
ている単板積層材の熱圧方法の改良に関するものである
■) 従来技術 従来技術によるこの種単板積層材の熱圧方法には、例え
ば特許第982535号(特公昭54−14641号)
単板積層材の連続製造装置等に開示されているような、
「蒸気。
電熱若しくは高周波電力等の加熱源が装備された連続状
の熱盤をスチールベルトコンベアを挟んで上下に対峙さ
せ、且つ該熱盤の可動盤に装着されている多数の油圧シ
リンダーを前記スチールベルトコンベアの休止中に発動
することによって、該スチールベルトコンベアに搭載さ
れている中間製品、即ちベニヤ単板の板面に接着剤を塗
布して繊維方向に平行に、または一部繊維方向を直交さ
せて多数プライに積層した連続状の中間製品を断続的に
、または連続的に搬送しながら加熱加圧する単板積層材
の熱圧方法」があった。
V\) 発明が解決しようとする問題点取上のような従
来技術による単板積層材の熱圧方法は、その熱圧操作の
直前でベニヤ単板の板面に接着剤を塗布して多層プライ
に仕組んだ中間製品の積層物を作り、これを直接上下の
熱盤間に挿入して熱圧を開始するものであったから、加
熱源に蒸気、電熱等を用いるものはその最初の段階では
中間製品の表層のみの積極的な加熱に留り、従ってその
中間層は間欠または連続の搬送動作を暫く繰返した後で
なければ充分に全体が加熱されないので、搬送過程での
接着剤の未硬化による板ずれを起し、継合部にトンネル
やオーバーラツプを生じ易く、また加熱源に高周波電力
を用いるものにおっても、その最初の段階では中間製品
の中間層のみの積極的な加熱に留り、その表層は電極、
加圧盤等の放冷作用によって間欠または連続の搬送動作
を暫く繰返した後でなければ充分に全体が加熱されない
ので、前記蒸気、電熱等を用いた場合と同様に搬送過程
での接着剤の未硬化による板ずれを起し、継合部にトン
ネルやオーバーラツプを生じ易い等の難点があった。更
にまた取上の蒸気。
電熱等を加熱源に用いるものと高周波電力を加熱源に用
いるものとを同一熱盤上に重畳することによって、その
被熱圧物の表層と中間層の加熱の時間差を穫力均等化す
ることによって、前記搬送過程での接着剤の未硬化によ
る板ずれに起因する継合部のトンネルやオーバーラツプ
の惹起を排除しようとする試みもなされてはいたが、こ
の種の同一熱盤上での加熱源重畳方式は、蒸気、電熱等
を加熱源とする比較的長大な熱面をそのまま高周波電力
の印加電極に流用しなければならなくなるので、斯る長
大な印加電極では印加した高周波電力に定常波(Sta
nding Wave )が乗ッテ著しい加熱斑を発生
し、またこれらの瑛象を極力軽減しようとして熱面と高
周波発振機を多段に隔絶して設置する等の対策が図られ
たが、断る対策は熱圧工程中に加熱加圧されない隔絶個
所が数個新生じて継続的な接着剤の熱硬化を阻害して接
着強度を不安定なものとするのみならず、長大な設置場
所を要し、設備費も嵩む等の機能上、構造上、経済上の
障害が続出していたこの種従来技術の難点を払拭すべく
したものである。
■ 問題を解決するための手段 本発明は取上の従来技術の難点を払拭すべ  ・く、高
周波電力により加熱される熱面と、蒸気、電熱等により
加熱される熱面とを前後に分離して配置し、また前者の
熱面は中間製品の局所を横縞模様に加熱加圧する仮膠着
操作により、また後者の熱面はその全面を一様に加熱加
圧する本膠着操作により、ベニヤ単板の板面に塗布した
接着剤の段階的な熱硬化に有用に機能させるように構成
したもので必って、即ち本発明は a)連続状の中間製品を搬送方向に直交して設けた格子
状の高周波電極によりその局所を横縞模様に熱圧して仮
膠着するようにしたことと、 b)前記横縞模様に仮膠着された連続状の中間製品を引
続き蒸気、電熱等により加熱される連続状の熱盤間に挿
入してその全面を一様に熱圧して本膠着するようにした
こと、 から構成される単板積層材の熱圧方法である。
心作 用 本発明の中間製品の局所を縦縞模様に加熱加圧してこれ
を仮膠着させる操作と、その全面を一様に加熱加圧して
本膠着させる操作は、第2図に例示するような長大な中
間製品1の熱圧工程における搬送過程において順次に行
われるものであって、個々のベニヤ単板2の板面の両側
または片側にスプレッダ−、フロ−コーター等により熱
硬化性の接着剤を塗布して各種の仕組装置により繊維方
向に平行に、または一部繊維方向を直交させて多数プラ
イに積層した連続状の中間製品1は、コンベア。
プレッシャー等により断続的に、または連続的に長手方
向に搬送されて来て仮膠着工程に到来する。仮膠着工程
に到来した連続状の中間製品1の構成は、通常個々のベ
ニヤ単板2の継合部3が対照的な斜面にその端縁を切削
加工してスカーフジヨイント風に重ね合されているか、
またはそのままの切断端縁をバットジヨイント風に突き
合せるか、若しくはこれを鎧積みにしてオーバーラツプ
ジョイン1〜風に重ね合されているものであって、少な
くともその継合部3は事前にホットメルト樹脂等により
一体に接合されている状態ではないので、搬送時の撮動
や板面に塗布した接着剤の水分、揮発分等の吸収による
材質の膨張等によって、前記ベニヤ単板2の板面に塗布
した接着剤が未硬化の内は、それが一部の層間であって
も板ずれを惹起し易い状態にある。
従って本発明はこの種の板ずれに起因する継合部3での
トンネルやオーバーラツプの発生を排除すべく、連続状
の中間製品1の搬送方向に直交して設けた格子状の高周
波電極および加圧機構によって構成される仮膠着区間A
で、その局所を80〜100’C程度まで横縞模様に数
10秒間加熱するようにした、例えば幅50m、ピッチ
150m程度の横縞模様に20〜70秒間加熱した仮膠
着状態の多数の仮付は個所4を形成する仮膠着操作を行
うようにしたものである。
次にまた本発明は前記仮膠着操作によって横縞模様に仮
付けされた中間製品1を引続きコンベア、プッシャー等
により断続的に、または連続的に搬送して次段の本膠着
工程へ挿入する。本膠着工程へ挿入された前記一旦横縞
模様に仮付けされた中間製品1は、その全面を上下から
一様に覆うように蒸気、電熱等の加熱源および加圧機構
を装備した連続状の熱面によって構成される本膠着区間
Bでその全面を100〜110°C程度で一様に数分間
加熱して前記ベニヤ単板2の板面に塗布されている熱硬
化性の接着剤の総てをこの区間で完全に熱硬化させる本
膠着操作が前段の仮膠着操作に引続いて段階的に行われ
るものである。
へ 実施例 第1図に示した実施の一例は、本発明の仮膠着工程と本
膠着工程に配設された熱面および710圧機構等の付帯
装置の構成を示すものであって、前段工程の接着剤塗で
■工程および仕組工程において多数プライに積層された
連続状の中間製品1は、スチールベルトコンベア5等に
よって断続的に、または連続的に搬送されてきて、先ず
最初に仮膠着工程の高周波タックプレス6内に到来する
。該高周波タックプレス6は油圧シリンダー7を装着し
た可動盤8と該可動盤8に対峙した固定型9により平均
圧締力6〜8Kg/cm程度で加圧され、且つ前記可動
盤8に付設した絶縁体10中に埋設した格子状の高周波
電極11に高周波発振機12からの1電極当り2〜3K
w程度の高周波電力が数10秒間印加されて80〜10
0′C程度まで横縞模様に加熱して局部の層間を仮膠着
するように構成されている。前記格子状の高周波電極1
1は、例えば中間製品1の層間を幅50m、ピッチ15
0馴程度の横縞模様に20〜70秒間程度加熱加圧出来
るように構成されると共に、その接地電極となる固定盤
9には前記スチールベルトコンベア5を含む中間製品1
の下層の放冷現象を極力防止するため、通常は蒸気、電
熱等を加熱源とする保温熱面13が付設されているもの
である。
次にまた前記高周波タックプレス6に連設して、該高周
波タックプレス6によりその局所を横縞模様に加熱加圧
して仮付けさせた連続状の中間製品1を引続き前記スチ
ールベルトコンベア5等によりホラ1ヘプレス14内に
挿入して、ここで再び油圧シリンダー15を装着した連
続状の可動盤16と固定盤17により平均圧締力6〜E
3に’j/crtt程度で加圧し、且つ前記可動盤16
および固定盤17に付設した熱面18i9に蒸気、電熱
等の加熱源を供給してその全面を100〜110’C程
度で一様に数分間加熱するようにして前記ベニヤ単板の
板面に塗布された熱硬化性の接着剤の総てをここで完全
に熱硬化させる、段階的な接着剤の熱硬化手段がとられ
て連続状の単板積層材製品20が継続的に生産され、こ
れを後段のクロスカットソー等からなる仕上工程に受渡
すように構成されているものでおる。
(ト) 発明の効果 本発明は取上のように高周波電力により加熱される熱面
と、蒸気、電熱等により加熱される熱面とを前後に分離
して配置し、前者の熱面は中間製品の局所を横縞模様に
加熱加圧する仮膠着操作により、また後者の熱面はその
全面を一様に加熱加圧する本膠着操作により、ベニ単板
の板面に塗布した接着剤の段階的な熱硬化に有用に職能
ざぜるように構成したものであって、本発明による時は
搬送過程での接着剤の未硬化による板ずれを起して継合
部にトンネルやオーバーラツプを生じていた現象を完全
に排除出来、しかも仮膠着時における高周波電力の加熱
熱量は、次の本膠着における蒸気、電熱等の加熱熱量に
加算され、少なくとも当初の横縞模様の仮膠着個所は早
期に所望の接着強度に到達するので、全体の熱圧時間を
短縮して除圧後高温のまま堆積することによって一層接
着剤の熱硬化を促進させるホットスタッキング工法に相
似の工法も採用出来、高品質の単板積層材製品を高能率
で生産出来る成果を収め得たものでおるばかりでなく、
本発明による時は搬送方向に直交して設けた高周波電極
による中間製品に対する横縞模様の高周波電力の印加手
段によって、横縞模様の配列方向に大部分のベニヤ単板
の繊維方向が平行しているこの種中間製品は、その繊維
方向の剛性によって加熱部分に対する非加熱部分の比を
数倍程度と広くとっても板ずれを惹起しない程度の仮膠
着状態を維持することが出来たものであり、このことは
従来技術における高周波電力による全面加熱の場合の数
分の1の所要電力でも中間製品の仮膠着操作を安全に完
結出来ることを意味し、仮膠着工程における設備費およ
び電力費の軽減に寄与する等の成果も併せ収め得た、実
施効果の極めて顕著な発明である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の一例を示すものであって、第1図は
装置の側面図、第2図は中間製品の熱圧状態の平面図で
ある。 1・・・中間製品、2・・・ベニヤ単板、11・・・高
周波電極、18.19・・・熱面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベニヤ単板の板面に接着剤を塗布して繊維方向に平行に
    、または一部繊維方向を直交させて多数プライに積層し
    た連続状の中間製品を断続的に、または連続的に搬送し
    ながら加熱加圧する単板積層材の熱圧工程において、前
    記連続状の中間製品を搬送方向に直交して設けた格子状
    の高周波電極によりその局所を横縞模様に熱圧して仮膠
    着するようにしたことと、前記横縞模様に仮膠着された
    連続状の中間製品を引続き蒸気、電熱等により加熱され
    る連続状の熱盤間に挿入してその全面を一様に熱圧して
    本膠着するようにしたことを特徴とする単板積層材の熱
    圧方法。
JP11982386A 1986-05-23 1986-05-23 単板積層材の熱圧方法 Granted JPS62275701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11982386A JPS62275701A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 単板積層材の熱圧方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11982386A JPS62275701A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 単板積層材の熱圧方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62275701A true JPS62275701A (ja) 1987-11-30
JPH0416041B2 JPH0416041B2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=14771133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11982386A Granted JPS62275701A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 単板積層材の熱圧方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62275701A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0416041B2 (ja) 1992-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2729584A (en) Method and apparatus for the manufacture of a composite wood product
JPH03205A (ja) 表面加熱による集成材の製造方法とその装置
US20040060634A1 (en) Method of manufacturing glued laminated wood
JP2720085B2 (ja) 木質系の板材の接着方法
JPS62275701A (ja) 単板積層材の熱圧方法
CA2152009C (en) Dielectric-heated, continuous layup laminated veneer lumber press
EP0253628A2 (en) Method for manufacturing plywood sheets
KR100507395B1 (ko) 접착 집성재 제조 방법
JPH1095002A (ja) 生単板の接合方法及び生単板接合装置
JP4934064B2 (ja) 接合単板と基材との接着方法
JP2563869B2 (ja) 単板積層材の製造方法
JPS6251721B2 (ja)
JP3715977B2 (ja) 大型木質積層板及びその製造方法
JP2004216612A (ja) 床材の製造方法
JP2582092Y2 (ja) 床 材
JPH0226572B2 (ja)
JP3803168B2 (ja) 建築用複合木質材
JPH0479282B2 (ja)
JPS6042007B2 (ja) 単板積層材の製造方法
JPS62267101A (ja) 集成材の製造方法
JPS6034441B2 (ja) ベニヤ単板の縦接ぎ方法
JPH0330901A (ja) 改質木材の製造方法
JPH0114870B2 (ja)
JP3623335B2 (ja) パーティクルボードの製造方法
JPS63127039A (ja) 暖房床の製造方法