JPS6227526B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6227526B2
JPS6227526B2 JP56120191A JP12019181A JPS6227526B2 JP S6227526 B2 JPS6227526 B2 JP S6227526B2 JP 56120191 A JP56120191 A JP 56120191A JP 12019181 A JP12019181 A JP 12019181A JP S6227526 B2 JPS6227526 B2 JP S6227526B2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
laminated
insulating
insulating plate
insulating plates
Prior art date
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Expired
Application number
JP56120191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5821806A (ja
Inventor
Yasushi Kawakami
Mitsuo Sakakura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EASTERN STEEL
Original Assignee
EASTERN STEEL
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Filing date
Publication date
Application filed by EASTERN STEEL filed Critical EASTERN STEEL
Priority to JP12019181A priority Critical patent/JPS5821806A/ja
Publication of JPS5821806A publication Critical patent/JPS5821806A/ja
Publication of JPS6227526B2 publication Critical patent/JPS6227526B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコイル用導体を形成した薄い絶縁板を
複数枚重ね合せた積層コイルに関する。
従来のこの種の積層コイルは、第1図及び第2
図の説明図に示す構造がよく知られている。まず
第1図の積層コイルは可塑性の帯状絶縁シート1
上に渦巻状のコイル用導体3をプリント等によつ
て多数連続して形成しA、この絶縁シート1を各
コイル用導体3の間(図中一点破線)で蛇腹状に
折り曲げ積層する構造Bである。また第2図の積
層コイルは渦巻状のコイル用導体7を同様にプリ
ント等で主表面に形成した薄い絶縁板9を複数枚
積層してなる積層コイルであり、各絶縁板9のコ
イル用導体7相互はコイル用導体7からスルーホ
ールによつて絶縁板9の裏面に形成した接続電極
11と隣りの絶縁板のコイル用導体7とを接触さ
せることによつて順次接続する構造である。
しかしながら第1図の積層コイルは、帯状絶縁
シート1を折り曲げて積層する構造であるから、
その帯状絶縁シート1上に形成したコイル用導体
3間を結ぶリード部3′が絶縁シート1の折り曲
げ部分で断線しやすく信頼性に乏しかつた。その
うえ、絶縁シート1を蛇腹状に折りたたんで積層
した時、コイル用導体3を相互に接触させないた
めに第1図Bのように別の絶縁シート5をコイル
用導体3間に介在させて積層しなければならず、
余分な部品を必要として積層コイルの形状が大型
化するうえ、コスト高となる欠点を有していた。
又第2図の積層コイルは各絶縁板9上のコイル用
導体7と隣り合う接続電極11との接触が不完全
となりやすく、信頼性が乏しいうえに、接続電極
11をコイル用導体7からスルーホールによつて
形成しなければならず作業工程が複雑になりやす
い欠点があつた。
本発明はこのような従来の積層コイルの欠点を
改善し、積層される各コイル用導体間の接続を確
実にして信頼性を高めると共に製造の容易な積層
コイルを提供する。
本発明の積層コイルは外周形状が同じ複数の絶
縁板に夫々1ターン以下のコイル用導体を施した
ものを積層して形成される。コイル用導体は絶縁
板の外周に設けた2個の切欠き部分で終端し、外
周に達している。この絶縁板はコイル用導体が終
端した切欠き部を順次ずらせて積層し、コイル用
導体を切欠き部分で接続しコイルを形成する。
以下本発明の積層コイルの実施例を示す第3図
を参照しながら説明する。第3図は積層される複
数の絶縁板の平面図である。
第3図において、21,22,23,24はプ
ラスチツク、フエライト、セラミツク等からなる
同じ外周形状の薄い絶縁板であり、2は切欠き部
分、4はコイル用導体である。
絶縁板21,22,23,24は円板の外周に
半円状の切欠き部分2を90゜ずらせて2個設けた
外周形状であり、片側主表面に1ターン以下のコ
イル用導体(4)がその外周形状にそつてほゞリング
状に形成されている。コイル用導体4の形状およ
び形状されている位置は夫々の絶縁板で同じであ
り、その端部は切欠き部分2において外周に達し
ている。第3図では切欠き部分2の方向だけが積
層時を考慮して異ならせてある。
このような絶縁板を絶縁板24を最下部にして
順次絶縁板21まで積層するが、夫々の絶縁板の
点線で結んだ切欠き部分2を互に一致させて積層
する。そしてこの切欠き部分2に導電物質、例え
ば導電ペースト、半田を固着させて腕接する絶縁
板のコイル用導体4が互に接続され、本発明の積
層コイルが構成される。
第4図はこのようにして構成された積層コイル
のコイル用導体4の結線を示す模型図であるが、
黒点は切欠き部分2を表している。
最下部の絶縁板24のコイル用導体4に切欠き
部分2から矢印の方向に電流を流した場合、夫々
の絶縁板のコイル用導体4にも同方向の電流が流
れることがわかる。
次に本発明の積層コイルの製造方法をフエライ
トのグリーンシートから製造する場合を例にと
り、第5図のグリーンシートの平面図を参照しな
がら説明する。
第5図において、グリーンシート211,22
2,233,244には夫々3個ずゝのコイル用
導体4が同じ位置にプリントにより形成されてお
り、又後に切欠き部分2となる打抜き部分6が打
抜かれている。コイル用導体4の形状はどのグリ
ーンシートも同じであり、端部が2個の部分6に
達するリング状に形成されている。夫々のグリー
ンシートの2個の打抜き部分6は点線で表す共通
の円周に沿つて90゜ずれた位置にあるが、グリー
ンシート244からグリーンシート211まで隣
接するグリーンシート間では順次右回りに90゜ず
つ位置がずれている。グリーンシートの厚みは10
〜100μであり、コイル用導体の厚みは5〜50μ
程度である。このような4枚のグリーンシートを
グリーンシート244を最下部にしてグリーンシ
ート211まで順次積層して熱圧着することによ
り4枚のグリーンシートは一体に形成される。そ
して一体になつたグリーンシートを点線で表す共
通の円周にそつて打抜くことにより3個の積層し
たコイル部分を得る。
次に脱脂工程によりグリーンシート内のバイン
ダーを除き、焼成する。焼成することによりグリ
ーンシートの体積が減少し、コイル用導体4の端
部がわずかに切欠き部分2から外周に突出する。
ここで積層したコイル部分全体を半田デイツプ
後、外周に沿つて研磨して切欠き部分2だけに半
田を残すと共に電極を形成することにより本考案
の積層コイルが完成する。
第6図は本発明の積層コイルの他の実施例を示
す図であり、積層される複数の絶縁板の平面図で
ある。
31,32,33,34は同じ外周形状の薄い
絶縁板であり、8は切欠き部分、10はコイル用
導体である。絶縁板31,32,33,34は正
四角形の平板の各辺の中央にV形の切欠き部分8
を設けた外周形状であり、片側主表面に1ターン
以下のコイル用導体10がほぼその外周形状にそ
つて形成されている。コイル用導体4の形状およ
び形成されている位置は夫々の絶縁板で同じであ
り、その端部は4個の切欠き部分8の中で互に隣
接する2個の切欠き部分8において外周に達して
いる。第6図ではこの隣接する2個の切欠き部分
8の方向だけが積層を考慮して異ならせてある。
このような絶縁板を絶縁板34を最下部にして
順次絶縁板31まで積層するが、夫々の絶縁板の
点線で結んだ切欠き部分8を互に一致させて積層
する。そしてこの隣接する2個の切欠き部分8に
導電物質を固着させて隣接する絶縁板のコイル用
導体が互に接続されて本発明の積層コイルが構成
される。
本発明はこのように外周形状が円板状、角板状
のどちらでも積層コイルを形成することができ
る。
かくして本発明によれば2個の切欠き部分にお
いてコイル用導体の端部が外周に達するように形
成した同じ外周形状の絶縁板を積層して一体に形
成し、切欠き部分で隣接するコイル用導体間を容
易に接続することができる。夫々の絶縁板にスル
ーホールと共に接続電極を設ける必要はないし、
又折り曲げられるリード部も不要である。従つて
コイル用導体間の接続の信頼性を向上させること
ができる。
さらに本発明の積層コイルは絶縁板がフエライ
トの場合、絶縁板の外周を削除することによりイ
ンダクタンスの調整を簡単にできる利点がある。
特に第3図のように外周が円板状の場合は、絶縁
板を積層して一体に構成された積層コイルの外周
をセンタレスグラインダーで精度良く削除してイ
ンダクタンスを調整することができる。実験によ
れば従来の積層コイルは±5%程度のばらつきは
避けられなかつたが、本発明の積層コイルはこの
ような調整により±0.5%程度までばらつきを小
さくすることが可能になつた。又本発明は同じ形
状のコイル用導体が形成されている同じ外周形状
の絶縁板を切欠き部分の方向だけを変化させて積
層すればよいので設計を容易である。
さらに又製造時に、切欠き部分のない外周も含
めて半田等の導電物質を付着させ、その後切欠き
部分のない外周の導電物質を除き切欠き部分だけ
に導電物質を残すこともできる。従つて最終的に
はほとんど切欠き部分のない単純な形状にできる
し、又切欠き部分の導電物質ははがれにくいので
コイル用導体間の接続の信頼性を飛躍的に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の積層コイルの説明図で
あり、第3図は本発明の積層コイルの実施例を示
す絶縁板の平面図であり、第4図は第3図の結線
を示す模型図であり、第5図は本発明の積層コイ
ルの製造方法を説明するためのグリーンシートの
平面図であり、第6図は本発明の積層コイルの他
の実施例を示す絶縁板の平面図である。 1:帯状絶縁シート、2,8:切欠き部分、
3,4,7,10:コイル用導体、5:絶縁シー
ト、6:切欠き部分2となる部分、11:接続電
極、9,21,22,23,24,31,32,
33,34:絶縁板、211,222,233,
244:グリーシート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外周形状が同じ複数の絶縁板に各絶縁板の外
    周に設けた2個の切欠き部分に両端部が夫々達す
    る1ターン未満のコイル用導体が形成され、該絶
    縁板が該2個の切欠き部分の間隔に応じた角度順
    次ずらして積層され、積層された複数枚の絶縁板
    のコイル用導体が該切欠き部分に充填された導体
    により順次接続されてコイルを形成したことを特
    徴とする積層コイル。
JP12019181A 1981-07-31 1981-07-31 積層コイル Granted JPS5821806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12019181A JPS5821806A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 積層コイル

Applications Claiming Priority (1)

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JP12019181A JPS5821806A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 積層コイル

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Publication Number Publication Date
JPS5821806A JPS5821806A (ja) 1983-02-08
JPS6227526B2 true JPS6227526B2 (ja) 1987-06-15

Family

ID=14780158

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JP12019181A Granted JPS5821806A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 積層コイル

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