JPS6227500Y2 - - Google Patents

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JPS6227500Y2
JPS6227500Y2 JP3368183U JP3368183U JPS6227500Y2 JP S6227500 Y2 JPS6227500 Y2 JP S6227500Y2 JP 3368183 U JP3368183 U JP 3368183U JP 3368183 U JP3368183 U JP 3368183U JP S6227500 Y2 JPS6227500 Y2 JP S6227500Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
hook
rope
frame
washer
Prior art date
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Expired
Application number
JP3368183U
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English (en)
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JPS59139478U (ja
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Priority to JP3368183U priority Critical patent/JPS59139478U/ja
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Publication of JPS6227500Y2 publication Critical patent/JPS6227500Y2/ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二輪車に荷掛けをする際の荷掛け装置
に関し、主として自動二輪車に好適なものであ
る。
従来二輪車において、バツテリや修理用具を収
納する空間を確保し、又外観の体裁を向上させる
ため、フレーム側面を薄板状のカバーで覆つた構
成が知られている。通常カバーは樹脂或は板金製
であり、車体を軽量化するため、薄いものが望ま
しい。このため、従来知られているようにフレー
ムに荷掛け用のリベツト状フツクを設けた場合
に、フツクに掛けられたロープがカバーを押圧
し、カバーが変形してしまつたり、極端な場合に
は破損してしまう不具合がある。(先行技術文献
として、実公昭57−8527号がある。) 本考案は上記不具合に鑑み、荷掛け用のフツク
に工夫を加えてカバーを保護し、フツクにロープ
を掛けて荷物を緊縛した場合にも、カバーの変形
や破損が防止できるようにすると共に、カバーを
充分薄くして車体の軽量化を図れるようにするこ
とを目的としており、次に図面に基づいて本考案
を説明する。
第1図は本考案の採用された自動二輪車の左側
面部分図であり、略水平方向後方に延びるフレー
ム1には、ヒンジ式で開閉自在のシート2が載置
されると共に、シート2の周縁下方には、フレー
ム1を左右及び後側より覆う薄板状のカバー3が
配置され、カバー3はフレーム1に対し図示しな
いビス等によつて固定されている。第1図に示す
カバー3のうちの前半部はサイドカバー4であ
り、フレーム1の内部に収納されたエアクリーナ
やバツテリを覆つており、又カバー3の後半部は
シートカバー5であり、上方より見て略U字状の
部材である。カバー5の前端部はフレーム1の側
面に沿い前方に延びてサイドカバー4の後端部に
接合し、その結果カバー4とカバー5とは連続的
形状に形成されている。カバー5の後部は内側に
空間が形成されて物入れを兼ねており、シート2
を開ければ矢印A方向に修理用具等を収納できる
ようになつている。又カバー5の後部は、U字形
パイプより成るリヤーステー6と共に、フレーム
1に溶着されたブラケツト7にビス等によつて固
定されている。更にフレーム1の左側部分には略
垂直方向の平板状のガセツト8の上端部が溶接さ
れており、ガセツト8には略垂直方向にカバー3
の下端よりも下方に突出する複数本(例えば2
本)のフツク9,9′の上端部が固定されてい
る。
次にフツク9近傍の構造について詳述する。第
1図の−断面図である第2図において、フツ
ク9は下端に略半球形の頭部10を一体に有する
リベツト状であり、上端部は直角に屈曲してその
端部がガセツト8に設けられた孔11に直角方向
に嵌入すると共に溶着固定されている。フツク9
のうち略垂直方向の主軸部分12は、下部がカバ
ー3の下端よりも下方に出ており、上部側面がカ
バー3の内面3aに沿い近接している。主軸部分
12のカバー3の下端よりわずかに低い位置に
は、略水平の姿勢でワツシヤ13が嵌合し溶接さ
れている。ワツシヤ13は第3図に示すように略
円板形であり、一方にU字形の溝14を有し、そ
の反対側には切欠き平面部15を有している。第
2図ではワツシヤ13の溝14を主軸部分12に
左方から嵌合して溶接することにより平面部15
が左端に位置すると共にカバー3よりわずかに左
方に突出する姿勢に固定されている。
ここで第2図に2点鎖線で示すように、荷物を
固定するためのロープ16が頭部10とワツシヤ
13間の主軸部分12に掛けられるとする。第2
図のロープ16は締めつけられておらず弛緩状態
にあるが、荷物を締めつけるため緊縛状態にする
と、ロープ16は上方に引つ張られると同時に、
カバー3に当接してカバー3を右方に押圧する。
この押圧によつて、平板状のカバー3の下部は右
方にわずかに撓むが、カバー3の内面3aがフツ
ク9の主軸部分12に当接支持されるため、それ
以上にカバー3が撓むことはない。一方ロープ1
6の下部はワツシヤ13によつて、上方への摺動
が制限され、カバー3はロープ16による上方向
の力を受けることはない。
なお上記カバー3(サイドカバー4、シートカ
バー5)は、ABS樹脂等の樹脂或は板金より成
る薄板状の部材である。又第1図のフツク9′に
ついてもフツク9と同様の構成が採用されてお
り、車体右側にもフツク9,9′と同じ構成を有
するフツクが設けられている。
以上説明したように本考案によると、二輪車の
フレーム1側面を薄板状のカバー3で覆い、カバ
ー3よりも下方に突出する荷掛け用フツク9,
9′の上端部を上記フレーム1に固定すると共
に、上記カバー3の下端部内面3aに上記フツク
9,9′を近接させて、フツク9,9′に掛けられ
た荷掛け用ロープ16がカバー3を内方に押圧し
たとき、カバー3の下端部内面3aがフツク9,
9′に当接支持されるようにしたので、フツク
9,9′にロープ16を掛けて荷物を緊縛した場
合に、カバー3の変形や破損を防止できる利点が
ある。しかもフツク9,9′によりカバー3が支
持されるので、カバー3の強度を低くすることが
可能となり、カバー3の厚みを薄くして軽量化が
図れる利点がある。又フツク9,9′によつてカ
バー3を支持する構成であるので、他にカバー3
支持用の部品を設ける必要がなく構造が簡単であ
るばかりでなく、ロープ16によるカバー3の押
圧箇所の裏面を直接フツク9,9′で支持するこ
ととなり、支持効果が高い利点がある。
上記実施例によれば、ワツシヤ13によつてロ
ープ16の上方への摺動が制限され、より良くカ
バー3が保護される利点があるが、ワツシヤ13
を省略しても上記本考案の効果を同様に得ること
ができる。
第4図は別の実施例を示す第2図に相当する断
面図である。第2図のワツシヤ13に代えて、第
4図では、主軸部分12のうちカバー3の下端よ
りも下方に突出する部分に左側方に直角に屈曲す
る段部17が形成されている。この場合は段部1
7にロープ16が掛けられることとなり、段部1
7によつてロープ16の上方への摺動が制限され
る。従つてワツシヤ13(第2図)を主軸部分1
2に溶接する必要がなくなり、更に製作コストの
低減を図ることができる。
第5図は更に別の実施例を示す第2図に相当す
る断面図である。第5図ではフツク18は略垂直
方向直線状の主軸部分19に略水平方向のワツシ
ヤ20が溶接されることにより形成されている。
ワツシヤ20は第6図に示すように略円板形であ
り、一方にU字形の溝21を有し、その反対側に
は直角方向上方に屈曲する平板状の屈曲部22を
一体に有している。第5図ではこのワツシヤ20
の溝21を主軸部分19に左方から嵌合して溶接
することにより、屈曲部22が左端に配置され
て、カバー3の内面3aにわずかな距離を隔てて
対向している。この場合はロープ16の緊縛時
に、屈曲部22の左端平面が内面3aに当接す
る。
又本考案を実施するにあたり、フツク9,
9′,18とカバー3との間には予め隙間が設け
られていなくてもよく、常時接触していてもよ
い。更に第7図に示すように、主軸部分12のう
ちカバー3(第2図)の当接する部分に、カバー
3の裏面と略平行な平板材23又はゴム片を固着
すれば、更に支持は安定する。又平板材23の下
端23aをカバー3の下端よりも下方に突出させ
れば、第2図のワツシヤ13を省略してもロープ
16の上方への摺動は制限される。ワツシヤ1
3,20の主軸部分12,19への固着姿勢及び
平板材23の下端縁23aは略水平方向に限られ
ることはなく、例えば第1図のようにカバー3の
下端が傾斜している場合には、その傾斜に沿うよ
う傾けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による荷掛け装置の採用された
自動二輪車の左側面部分略図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第2図のワツシヤの斜視
図、第4図、第5図はそれぞれ別の実施例を示す
第2図に相当する断面図、第6図は第5図のワツ
シヤの斜視図、第7図は更に別の実施例を示すフ
ツク部分の側面図である。 1……フレーム、3……カバー、3a……内
面、9,9′,18……フツク、16……ロー
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二輪車のフレーム側面を薄板状のカバーで覆
    い、カバーよりも下方に突出する荷掛け用フツク
    の上端部を上記フレームに固定すると共に、上記
    カバーの下端部内面に上記フツクを近接させて、
    フツクに掛けられた荷掛け用ロープがカバーを内
    方に押圧したとき、カバーの下端部内面がフツク
    に当接支持されるようにしたことを特徴とする二
    輪車の荷掛け装置。
JP3368183U 1983-03-08 1983-03-08 二輪車の荷掛け装置 Granted JPS59139478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3368183U JPS59139478U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 二輪車の荷掛け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3368183U JPS59139478U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 二輪車の荷掛け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139478U JPS59139478U (ja) 1984-09-18
JPS6227500Y2 true JPS6227500Y2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=30164456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3368183U Granted JPS59139478U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 二輪車の荷掛け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59139478U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59139478U (ja) 1984-09-18

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