JPS62273853A - 反転機構付枚葉印刷機の位相切替装置 - Google Patents

反転機構付枚葉印刷機の位相切替装置

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JPS62273853A
JPS62273853A JP11623486A JP11623486A JPS62273853A JP S62273853 A JPS62273853 A JP S62273853A JP 11623486 A JP11623486 A JP 11623486A JP 11623486 A JP11623486 A JP 11623486A JP S62273853 A JPS62273853 A JP S62273853A
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Hiroshi Takamatsu
高松 浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は反転機構付枚葉印刷機において、片面刷から両
面刷、および両面刷から片面刷への移動時に反転胴と倍
径胴との位相ならびに倍径胴上の爪と吸着ヘッドとの位
相を切替える位相切替装置に関するものである。
〔従来の技術〕
印刷の多様化に伴外い、一台で片面刷と両面刷とに使い
分けることのできる各種の反転機構付枚葉印刷機が提案
されて実用化されており、この種の印刷機は、反転用の
胴として倍径の反転胴を備えた1本タイプのものと、渡
し胴および反転胴とその間の倍径胴とを備えた3本タイ
プのものとに大別される。
第11図および詔12図はそれぞれ3本タイプの反転機
構付枚葉印刷機の印刷動作を説明するために示す胴配列
図であって、第11図は片面刷の場合を示しておシ、第
12図は両面刷の場合を示している。そこでこの種印刷
機の構成と動作との概要を同図に基いて説明すると、図
示し匁い版胴の下方においてこれと対接するゴム胴1の
斜め下方には、外周切欠き内に爪2と爪台3とからなる
咥え爪装置4(以下爪4と言う〕を備えた圧胴5が同面
を対接させて設けられており、また、下流側の印刷ユニ
ットにも版胴に対接するゴム胴6と、爪Tと爪台8とか
らなる咥え爪装[9(以下爪9と言う)を備え同面をゴ
ム胴6に対接させた圧胴10とが配設されている。そし
て、両方の圧胴5.10間には、互に川面を対接させた
渡し胴11と倍径胴12および反転胴13の3本ローラ
からなる反転機構が設けられている。このうち、渡し胴
11は、爪14と爪台15とからなる咥え爪装置16(
以下爪16と言う)を外周切欠き内に備えている。また
倍径胴12は、渡し胴11等の倍径を有していて、その
外周部を2等分する位置には、爪1Tと爪台18とから
なる2組の咥え爪装置19.20(以下爪19.20と
言う)が設けられておシ、6爪19.20よりも胴の回
転方向へ所定角度先行する位置には、2組の吸着ヘッド
21.22が配設されている。そしてこの吸着ヘッド2
.1.22は、倍径胴12の外周部に軸線方向へ複数個
並列しているとともに、円周方向へ移動自在に形成され
ており、爪19.20との円周方向へ移動自在に形成さ
れておシ、爪19.20との円周方向への位相を調整で
きるように構成されている。さらに反転胴13の外周切
欠き内には、爪23と爪台24とからなる咥え爪装置(
A)25(以下爪(A)25と言う)と爪26と爪台2
7とからなる咥え爪装置(B)28(以下爪(B)2B
と言う)とが円周方向に隣接して配設されている。そし
て6胴1.5,11.12,13,10.6は互にギア
で駆動連結されておシ、このうち、反転胴13の端軸上
には、軸固定の固定ギアと回動自在な回動ギアとが互に
固定、固定解放自在に設けられていて、固定ギアは圧胴
10のギアと噛合い、回動ギアは倍径胴のギアと噛合っ
ている。
このように構成されていることにより、第11図に示す
片面刷の場合、6胴が矢印方向に回転すると、給紙装蓋
からスイング装置を経て圧胴5の爪4に咥え替えられた
紙30は、さらに渡IJ11の爪16に咥え替えられて
搬送され、この紙30には、ゴム胴1と圧胴5との間を
通過するときに表面へ1色目の印刷が施される。この紙
30は、渡し胴11の爪16から倍径胴12の爪19(
20)に咥えられて搬送され、図示のように爪19と爪
(4)25とが対向することによシ爪(A25に咥え替
えられて搬送される。このあとさらに圧胴10の爪9に
咥え替えられて搬送され、ゴム胴6と圧胴10との間を
通過するときに、紙30には1色目と同じ表面に2色目
の印刷が施される。
片面刷から両面刷に移行する場合には、第11図におい
て爪19と爪25とが対応している状態から、第12図
に示す吸着ヘッド21と爪(B)28とが対応する状態
となるように前記回動ギアを回動させて倍径#112を
含む上流側の側群を反転胴13に対して位相調整すると
ともに、倍径胴12上の爪19.20と吸着ヘッド21
.22との相対位相を調節して紙サイズの変更に対応す
る。また、倍径胴12の爪19 、20が紙30の咥え
を解放する位置が、片面刷と両面刷とでは、は!紙30
の天地方向長さだけ変るので、紙放しカムの作用位置を
調節する。このようにして切替調整を行なったのち、6
胴を回転させると、片面刷の場合と同様にして表面に印
刷が施された紙30は、倍径胴12の爪19(20)に
咥えられるとともに紙尻を吸着ヘッド21 (22)で
吸着されて搬送され、この紙30は、図に符号30Aで
示すように紙尻が両側12,13の対接点に達するまで
搬送される。このとき、爪(13)2Bの開閉と吸着ヘ
ッド21の吸着解放とによシ紙30Aの紙尻を咥えると
同時に爪20が咥えを解放し紙30Aは紙尻側を先行さ
せて反転胴13で搬送される。
この搬送途中で両方の爪(A)25.(B)2Bがm−
タイミングを違えて開閉し、紙30Aは爪(B)28か
ら爪(A)25に咥え替えられて搬送される。そして、
爪(A)25と圧胴10の爪9とが対向すると、紙30
Aは爪9に咥え替えられ、図に符号30Bで示すように
搬送される。この紙30Bはゴム胴6と圧胴10との間
を通過するときに裏面がゴム胴6に対接するので、裏面
に印刷が施され、前記表面への印刷とで両面刷となって
排紙される。
このような反転機構付枚葉印刷機においては、前述した
ように片面刷と両面刷との切替時には、紙サイズの変更
にも併せて対応するように、倍径胴12と反転胴13と
の間の位相調整ならびに倍径胴12における爪19 、
20と吸着ヘッド21.22との位相調整を行なう必要
がある。そこで従来、種々の印刷切替装置が提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来における位相切替装置はいずれも切
替操作部がフレームの内側にあるために1色目の印刷ユ
ニットと2色目の印刷ユニットとの間のステップを開き
、レバーを差込んで動かしたり、フックで胴の位相調節
を行なわなければならないので、作業が面倒で多くの労
力と長時間を要するばかシでなく、両側開の位相調節と
、吸着ヘッドの移動とをそれぞれ別々に行なわなければ
ならず、さらに作業が面倒で長時間を要するという問題
があった。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本発明では、倍径胴
の周面に近接して両側のフレームに軸支されフレーム外
から回動操作可能なフック軸を設けて、その両端部に成
層部材用の支持部材に近接する一対のフックを固定し、
このフックの両端部にその回動両端限において前記支持
部材側のピンと選択的に係合する一対の溝を設けるとと
もに、フックの回動両端限において吸着部材が片面副基
準位置と両面刷基準位置とにそれぞれ位置するように設
定し、かつ、倍径胴側の回転駆動ギアに固定した倍径胴
本体と前記支持部材との間に軟制動部材を介装した。
〔作 用〕
片面刷から両面刷への切替に際しては、先ずフック軸を
フレーム外から回動操作してフックな反内側へ傾動させ
たのち、倍径胴側のギアと反転胴側のギアとの噛合を解
いて倍径胴側のギアを回動させると、軟制動された倍径
胴の胴本体と支持部材とが一体となって回動し、支持部
材側のピンとフックの溝とが係合すると、支持部材が両
面刷基準位置で停止し、吸着部材は最大紙両面刷位置を
占める。紙サイズが小さい場合はさらに倍径胴の回動を
続けると、支持部材を残して胴本体のみが回動し、爪と
吸着部材との位相が調節されて紙サイズに対応する。切
替後はフックを中立位置にして印刷を開始する。
両面刷から片面刷への切替に際しても、フックを片面胴
側へ傾動させる他は、上記の動作に準じる。
〔実施例〕
第1図ないし第10図は本発明に係る位相切替装置の実
施例を示し、第1図はその横断面図、第2図は第1図の
A視測面図、第3図は第1図のB視測面図、第4図は第
1図のCC断面図、第5図は第4図のDD断面図、第6
図は第1図のgg断面図、第7図は第1図OFF断面図
、第8図は位相切替装置の斜視図、第9図はフック、フ
ック軸等を除いて示す倍径胴1反転胴、圧胴の軸端部の
展開平面図、第10図は位相切替動作を説明するために
示す胴配列図である。なお、全体の胴配列ならびに片面
刷1両面刷動作は第11図、第12図に基いて説明した
のでその説明を省略するとともに、このあと必!!ある
ときは同図を用いて説明する。図において、前記倍径胴
12と反転胴13および2色目の圧胴10は、両側のフ
レーム31に軸受32,33.34を介して軸支されて
おシ、これら6胴12.13.10のフレーム31外突
出軸端部には、ギア35.36.37がそれぞれ軸着さ
れている。また、ギア36のボス上には、中間ギア38
と手廻しギア39とが隣接して回動自在に遊装されてお
シ、ギア36とギア37、および中間ギア38とギア3
5がそれぞれ噛合っている。反転胴13上の3個のギア
36.38.39は、複数個のボルト40を締めること
によシ、面圧が作用して一体的に固定され、ボルト40
を弛めることにより面圧が解けるように構成されている
。′また、3個のギア36,38.39の外周部に設け
たピン孔には、ばね部材で挿入方向へ付勢された片面刷
基準ピン41が挿抜自在に挿入されており、これを図示
のように挿入することによシ、3個のギア36,38.
39が回転方向に一体化され、またこのピン41をばね
部材の弾発力に抗し引張ってギア36のピン孔から抜い
たのち回動させることによ)、ギア38.39が一体の
1\ギア36のボス上で回動可能となるように構成され
ている。また、手廻しギア39には図示しないピニオン
が噛合っておυ、とのピニオンを手廻し操作で回動させ
ることによシ、上記回動可能にされたギア38.39が
回動し、固定のギア3Bに対しギア35のみが回動して
倍径胴12と反転胴13との位相が調節されるように構
成されている。
倍径胴12は、左右の端軸42を備えた円筒状の胴本体
43と、その端面に添接して両側の端軸42上に回動自
在に嵌装された支持部材としてのちょうちん形の側板4
4とを備えておシ、胴本体43の外周部を円周方向へ2
等分する位置には、第11図、第12図で説明した複数
個の爪19゜20(第9図では簡略化して図示〕が外局
切欠き内に軸方向へ並列して設けられている。また左右
の側板44間には、他方の胴端部に設けられた図示しな
いロータリパルプを介して吸引エア源と接続された吸気
管45が、胴周空間部内に支架されておシ、この吸気管
45上には、中心のエア孔を吸気管45の内孔と連通さ
れた吸着部材としての複数個の吸着ヘッド21 (22
)が、吸口を胴本体43の周面に開口させて軸方向に並
設されている。この吸着ヘッド21(22)は、胴本体
43の外向壁に設けられて円周方向へ延びる複数個の6
溝47に係合されておシ、後述する位相切替装置で側板
44を回動させることによシ溝47内で移動して爪19
(20)との位相が調節されるように構成されている。
48は両側の端軸42に設けた直径方向の貫通孔49に
挿入されて両側の側板44に添接された左右一対の押え
棒であって、胴心部を全長にわたって貫通する図示しな
い固定軸の段部と係合しておシ、固定軸の一端ねじ部に
螺合されたねじ部材50をスパナ等で回動操作すること
によシ、両側の押え棒4Bが側板44を胴本体43に圧
接させ面圧によって倍径胴12が吸着ヘッド21 (2
2)の位相調節後に一体化されるように構成されている
そこで位相切替装置について説明する。両側のフレーム
31には、全体を符号51で示すフック軸が、倍径胴1
2の周面に近接し胴軸と平行して軸架されておplこの
フック軸51は、両側の端軸52,53と、中間軸54
とで形成されている。
段状に形成された一方の端軸52は、フレーム31にス
ライド軸受55で回動かつ摺動自在に軸支されており、
カラー56によって外方への移動を規制されている。ま
た、他方の端軸53は、フレーム31に回動かつ摺動自
在に軸支されておシ、外端面にボルト止めされたストッ
パ57によって内方への移動を規制されている。さらに
、中間軸54の両端面取部54a、54bは、両端軸5
2 、53の切欠部52a、53a に係入されてノッ
クピン58で固定されておシ、中間軸54は、止ねじ5
9で軸方向への移動を規制された円筒状のカバー60に
よって両端軸52.53からの離脱を規制されている。
操作側の端軸52にノックピン61で固定された長方形
のレバー62とフレーム31の凹孔との間には、フック
軸51をフレーム31外方へ付勢する圧縮コイルばね6
3が介装されている。
また、非操作側の端軸53にノックピン64で固定され
たはソ円形のストライカ65とフレーム31の凹孔との
間には、フック軸51をフレーム31内方へ付勢する圧
縮コイルばね66が介装されている。67はカラー56
とストライカ65とにそれぞれ隣接して各端軸52,5
3にそれぞれ固定された三角形状のフックであって、そ
の内遊端部には、下方5向って開口する一対の溝67a
、67bがそれぞれ設けられておシ、前記両側板44の
両端部にそれぞれホルダ68を介し植設されたピン69
に対して左右の溝67a、67bのいずれかが選択的に
係合する傾動姿勢となったシ、共に係合しない水平中立
姿勢となったシするように構成されている。すなわち、
前記レバー62の側方に位置してフレーム31にスペー
サ70を介しボルト止めされたブロックT1先端部のピ
ン孔71a には、レバー62に植設されたピン72が
挿抜自在に挿入されておシ、ピン72がピン孔71aK
挿入されたときにレバー62が水平姿勢となっている。
1だ、操作側端軸52の先端に形成された6角頭73に
スパナ等を挿入し、圧縮コイルばね63.66の弾発力
に抗しフック軸51を押すことによシピン72がピン孔
71aから抜けてフック6Tが傾動可能となるように構
成されている。
T4はレバー62の一端に球面軸受75を介して枢着さ
れたばね軸であって、その他端は、フレーム31に固定
されたばね軸受75の孔に球面軸受16を介して挿入さ
れておシ、ばね軸74の頭部と球面軸受76との間には
、ばね軸T4を球面軸受T5内で摺動させてレバー82
11IJに付勢する圧縮コイルばね7Tが介装されてい
る。そして、レバー62を第2図に鎖線62A、62B
で示すように傾動させると、両傾動位置においてばね軸
74が圧縮コイルばね77に弾発されてレバー62が傾
動位置を保持するように構成されている。T8.79は
フレーム31に植設されレバー62の両傾動端を規制す
るストッパである。そして、レバー62が符号62Aで
示す方向に傾動すると、フック67が第6図、第7図に
鎖線67Aで示すように傾動してピン69が溝67a 
と係合し、またレバー62が符号62Bで示す方向に傾
動すると、フック67が第6図、第7図に鎖線67Bで
示すように傾動してピン69が溝67b と係合するよ
うに構成されており、#167aがピン69と係合する
位置が後述する両面刷基準位置であシ、また溝67bが
ピン68と係合する位置が片面側基準位置である。80
はブロック71の先端部にねじ止めされた指針であ、り
、81.82.83はレバー62に刻印されて指針80
と符合することにょシフツク67が片面側基準位置、中
立位置、両面刷基準位置にあることを示す標識である。
さらに前記反操作側のストッパ5Tから突設されたピン
84は、フック6Tが中立位置にあるときに、フレーム
31に固定された溝金具85の溝と係合してフック軸5
10回動を規制しておシ、フック軸51を軸方向へ移動
させることによシ、ピン84が溝金具85の溝から外れ
てフック軸51の回動を許すように構成されている。ま
た、前記反操作側のストライカ65上方には、片面制用
のリミットスイッチ86と両面刷用のリミットスイッチ
8Tとが、フレーム31にボルト止めされたブラケット
88に固定されて配設されておシ、ストライカ65の周
面には、これら両リミットスイッチ86.87の接点を
共に開かせる面取部と、両リミットスイッチ86.87
の接点の片方を選択的に閉じさせる一対の円弧面とが形
成されている。こうすることによシ、フック67が中立
位置にあるときには両接点が開いて機械が運転可能とな
シ、フック6Tが両面刷位置または片面網位置へ傾動し
ているときにはどちらかの接点が閉じて機械が運転不能
となる。第1図において符号89で示すものは、胴本体
43の両端軸42と、これと嵌合する両側の側板44と
の間に介装された軟制動部材であって、圧縮コイルばね
8oとその弾発力で端軸42周面に圧接されたと191
とで形成されておシ、前記位相調節に際し端軸42をギ
ア駆動で回動させると側板44が端軸42とともにつれ
回シし、フック67がピン69で係止されると、このあ
と端軸42の回動を続けても端軸42のみが回動するよ
うに構成されている。
以上のように構成された位相切替装置の動作を説明する
。先ず第12図において説明した両面刷状態においては
、倍径胴12の爪19と反転胴13の爪(B)28とが
対向しておシ、第10図(a)もこの状態を示している
。この両面刷状態から片面刷状態へ切替える場合、実際
には第10図(b)に示すように倍径胴12の爪20と
圧胴11の爪16とが対向した位相で電気的に停止し、
との位置から切替操作を始める。第8図もこの状態を示
している。
この状態で第9図に示すボルト40を弛めてギア36.
38.39間の面圧を解く。両面刷の場合、片面刷基準
ピン41は抜き出してあシ、面圧を解くとギア38.3
9は一体であるが、ギア38゜39とギア36との間は
回動自在となる。一方、両面刷状態で印刷中、第2図お
よび第8図に示すように、フック67が水平姿勢であシ
、またレバー62は中立状態であってピンT2がピン孔
71aと係合している。そこで、片面刷への切替に際し
ては、フック軸51の6角頭13にスパナ等を挿入して
フック軸51を圧縮コイルばね63 、66の弾発力に
抗して押すと、ピンT2がピン孔71aから抜けてフッ
ク67が傾動可能となるので、フック軸51を押したま
\図の反時計方向へ回動させると、フック62が右傾す
る。このとき第2図に符号62Bで示すようにレバー6
2が回動して圧縮コイルばねT7によるクリック作用に
よシ係止され、指針80が片面刷基準位置の標R81と
符号する。
このようにして準備したのち、図示しない手廻しハンド
ルによシピニオンを介して手廻しギア39を回動させる
と、ギア35が回動し、これと一体的に固定された倍径
胴12の胴本体43が倍径胴12よシも上流側の缶胴と
一体となって図の時計方向に回動するとともに、胴本体
43の両端軸42との間を軟制動部材89で軟制動され
た両側の側板44も胴本体43とともにつれ回シする。
したがって両側板44に支持された吸着ヘッド21(2
2)もつれ回シする。こうして回動させることによシ、
側板44のピン69が溝67aに近づくと、フック67
を圧縮コイルばね77の弾発力に抗してわずかに回動さ
せ、ピン69が溝67a に対向するとフック67が復
帰してピン69と溝67a とが係合する。第10図(
c)はこの状態を示している。そして手廻しギア38を
回動し続けると、フック67が係止されていることによ
り〜側板44および吸着ヘッド21(22)を残して胴
本体43および爪19.20のみが回動し、手廻しギア
39mに設けた図示し危い片面側基準標識と指針とが合
ったところで回動を停止する。第1θ図(d)はこの状
態を示しており、第1図(c)よシも爪19.20が吸
着ヘッド21.22に近づいている。そしてこのとき第
9図に示す片面側基準ピン41がギア36のピン孔と合
うので、このピン41をピン孔に挿入してギア38.3
9とギア36とを円周方向に対して固定する。さらに、
ボルト40を締めると、ギア36.38.39は面圧に
よって強固に固定される。第10図(e)は第10図(
b)の位置から缶胴を回動させて爪19と爪(4)25
とを対向させたところを示しており、第11図と同じ状
態である。そこで、フック軸51の6角頭73にスパナ
を挿入して押しながら回動させ、フック67を中立状態
にしたのち、機械の運転を開始すると、第11図に示す
ように片面刷が行なわれる。
なお、フック67が水平になることによシ、フック軸5
1のストライカ65に形成した面取部がリミットスイッ
チ86.87の接点を抑圧から解放するので、機械の運
転が可能である。また上記切替作業中はフック67の右
傾によジストライカ65の円弧部がリミットスイッチ8
6の接点を押圧しているので、誤ってスイッチを入れて
も機械が運転されず安全である。
次に第10図(f)(第10図(e)と全く同じ)に示
す片面刷状態から第10図(ト)(第10図(a)と全
く同じ)に示す両面刷状態に切替える場合には、同じよ
うにしてギア36.38.39の面圧を解き、片面刷基
準ピン40を抜き出すとともに、両面刷基準位置標識8
3と指針80とが合うようにフック6Tを左傾させる。
このとき缶胴は第10図(g)に示す位相関係で電気的
に停止しているので、手廻しギア39を回動させると、
胴本体43と側板44とが第10図(g)の状態から反
時計方向に回動し、ピン69がフック67の溝67b 
 と係合して側板44のみが停止し第10図伍)に示す
状態になる。さらに手廻しギア39の回動を続けると、
胴本体43と爪19.20および倍径胴12を含むこれ
よりも上流側の胴が回動し、第10図(j)で示すよう
に爪20.16がはソ対向した状態で停止する。なお、
第10図(h)は紙サイズが最大の場合であり、第1o
E(j)は紙サイズが最小の場合であって、中間のサイ
ズの場合は図示しない目盛にしたがい中間位置で停止さ
せる。また切替作業中リミットスイッチ87が作動して
機械が運転不可能になることは、前記の場合と同じであ
る。切替後は片面刷基準ピ/41を抜いたま\ポルト4
0でギア36.38.39を固定し、フック67を中立
状態にしたのち運転を開始すると、第12図に示すよう
に両面刷が行なわれる。
〔発明の効果〕
以上の説明によシ明らかなように、本発明によれば反転
機構付枚葉印刷機の印刷切替装置において、倍径胴の周
面に近接して両側のフレームに軸支されフレーム外から
回動操作可能なフック軸を設けてその両端部に吸着部材
用の支持部材に近接する一対のフックを固定し、このフ
ックの両端部にその回動両端限において前記支持部材側
のピンと選択的に係合する一刈の溝を設けるとともに、
フックの回動両側限において吸着部材が片面刷基準位置
と両面刷基準位置とにそれぞれ位置するように設定し、
かつ倍径胴側の回転駆動ギアに固定し九倍径胴本体と前
記支持部材との間に軟制動部材を介装したことによシ、
フレーム外からフック軸を回動操作するとフックが傾動
して吸着ヘッド支持部材の回動を片面刷基準位置と両面
刷基準位置とでそれぞれ固定することができるので、従
来、印刷ユニット間のステップを開いて切替操作を行な
っていたのと比較して作業が大幅に簡素化され、労力の
軽減と生産性の向上が計れるとともに、フックの溝とピ
ンとの保合によシ切替がW認でき、切替精度が向上する
。ま九倍径胴本体を回動操作すると、回動の前半では爪
と吸着ヘッドとが一体的に移動して倍径胴と反転胴との
位相が調節され、フックで係止されてからの後半では爪
のみが移動して爪と吸着ヘッドとの位相が調節されるの
で、連続操作で2つの調節が可能となシ作業がよシ簡素
化される。さらに、フック軸が両側のフレーム間に軸架
されていてこれにフックが固定されているので、胴の右
側と左側とで基準位置に差が生じず、左右の位相精度が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明に係る反転機構付枚葉印
刷機の位相切替装置の実施例を示し、第1図はその横断
面図、第2図は第1図のA視測面図、第3図は第1図の
B視測面図、第4図は第1−23= 図のCC断面図、第5図は第4図のDD断面図、第6図
は第1図のEE断面図、第7図は第1図OFF断面図、
第8図は位相切替装置の斜視図、第9図はフック、フッ
ク軸等を除いて示す倍径胴、反転胴、圧胴の軸端部の展
開平面図、第10図は位相切替動作を説明するために示
す胴配列図、第11図は片面刷動作を説明するために示
す胴配列図、第12図は両面刷動作を説明するために示
す胴配列図である。 12・・・φ倍径胴、13・・・・反転胴、19.20
−−−−爪、21.2’2−−−−吸着ヘッド、31・
・・・フレーム、35.3B、37・・・Φギア、39
・・0・手廻しギア、43・・・・胴本体、44・・・
+111411板、51−・・・ フック軸、67・・
・・フック、67a、67b ・・拳・溝、69・・・
・ピン、77愉・・・圧縮コイルばね、89・・・・軟
制動部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互の噛合位置を調節可能なギアの噛合により駆動連結さ
    れて両側のフレームに軸支された倍径胴と反転胴とを備
    え、前記倍径胴を、外周部に爪を備えた胴本体と、吸着
    部材を支持し前記胴本体に対して円周方向へ位相調節可
    能な両側の支持部材とで構成した反転機構付枚葉印刷機
    において、前記倍径胴の周面に近接して前記両側のフレ
    ームに軸支されフレーム外から回動操作可能なフック軸
    と、このフック軸の両端部に前記支持部材に近接して固
    定されフック軸の回動両端限において前記支持部材側の
    ピンと選択的に係合する溝を両側の各遊端部に備えた一
    対のフックと、このフックの回動を両回動端限において
    それぞれ係止するクリック機構とを備え、前記フック軸
    の回動両端限位置において前記吸着部材が片面刷基準位
    置と両面刷基準位置とをそれぞれ占めるように設定する
    とともに、前記倍径胴側のギアと前記胴本体とを固定し
    、かつ前記胴本体と支持部材との間に軟制動部材を介装
    したことを特徴とする反転機構付枚葉印刷機の位相切替
    装置。
JP61116234A 1986-05-22 1986-05-22 反転機構付枚葉印刷機の位相切替装置 Expired - Fee Related JPH0818425B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180407A (en) * 1974-12-20 1976-07-14 Heidelberger Druckmasch Ag Tanshiisonyakudatsusutoreejidoramu no kirikaechoseisochi

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180407A (en) * 1974-12-20 1976-07-14 Heidelberger Druckmasch Ag Tanshiisonyakudatsusutoreejidoramu no kirikaechoseisochi

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