JPS62272698A - 立体テレビ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、立体テレビ装置に関するものであり、特に、
液晶表示パネルを備えた立体テレビ装置に関するもので
ある。

〔従来技術とその問題点〕

従来、立体感のある画像を形成する立体テレビ装置が種
々提案されているが、その基本原理は左右の両眼視差を
利用したものである。即ち、人間が対象物を目視する場
合、第１図に示すように、対象物の点Ａ、Ｂが左眼の水
晶体１を通って網膜２上に像Ａ’、Ｂ’を結ぶとともに
、右眼の水晶体３を通って網膜４上に像Ａ″、Ｂ“を結
ぶこととなる。左右の眼は普通６〜ＶＣＩＯの距離があ
るため、左右の目の網膜２．４上に形成される像の位置
及び形が異なるいわゆる視差を生しるため、この視差を
知覚的に総合することにより、奥行や遠近感を有する立
体像が融合されるのである。

そして従来装置では、左右の両眼視差に対応して撮像機
により撮像された左右の映像をそれぞれ二個の液晶表示
パネルに映し出し、両パネルの映像を左右の目で見るよ
うに構成することにより、人工的に立体像の融合作用を
生じさせることが行なわれている。

ところで、上記液晶表示パネルは、光源からの光を透過
させることによって画像を形成するように構成されてお
り、各パネルの透過率および表示特性が異なる場合には
適正な立体像の融合作用を得ることが困難であるという
問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記問題点を解決するためＱこなされたもの
であり、左右の映像がそれぞれ形成される各液晶表示パ
ネルの透過率等の相違に対応させて適正な立体像の融合
作用を得ることができる立体テレビ装置を提供するもの
である。

〔目的を達成するだめの手段〕

本発明は、左右の両眼視差に対応して撮像された左右の
画像情報をそれぞれ表示する第１液晶表示パネルおよび
第２液晶表示パネルを備え、各パネルの画像情報をそれ
ぞれ左右のレンズを通して左右の目で目視することによ
り立体像の融合作用を得る立体テレビ装置に於いて、各
パネルの後方に、表示面に向って光を照射する光源をそ
れぞれ配設しておき、且つ各光源の光量を個別に調節す
る光量調節手段を設けるようにしたものである。

これにより、使用者は左右の表示パネルが同し明るさに
なるように調節して、適正な立体画像を得ることが出来
るのである。

〔実施例〕

第１図は本発明に係る立体テレビ装置５の概略構成を示
すブロック図である。上記立体テレビ装置５は、テレビ
カメラ等からなる第１撮像機６及び第２撮像機７により
撮像された画像情報がそれぞれ信号処理回路８．９によ
り処理され、その画像情報信号が人力されて画像が形成
される第１液晶パネル１０及び第２液晶パネル１１と、
各パネル１０゜１１の後方に配設されてその表示面に向
けてそれぞれ光を照射する光源１２．１３と、左右の目
に対応する接眼レンズ１４．１５とを備え、上記各光源
１２．１３は調節器１６．１７および光量調節回路１８
．１９を介してそれぞれ個別に光量を調節できるように
構成されている。

上記第１．第２の撮像機６，７からは左右の両眼視差に
対応する画像情報信号が出力され、この画像情報信号に
基づいて第１液晶表示パネル１０には左眼の画像情報が
表示され、且つ第２液晶表示パネル１１には右眼の画像
情報が表示される、そして、両パネル１０．　ＩＮこ表
示された画像を接眼レンズ１４．１５を通して左右の眼
でそれぞれ目視することにより、左眼の水晶体１を通っ
て網膜２上に第１液晶表示パネル１１の画像情報に対応
する像が結ばれ、右眼の水晶体３を通って網膜４上に第
２液晶表示パネル１１の画像情報Ｇこ対応する像が結ば
れ、これらの像の視差に応じて立体像が融合されること
となる。

上記両パネル１０．１１の表示面に画像を形成するため
に光を照射する光源１２．１３は、調節器１６．１７に
より個別に光量を調節可能であるため、上記両画像の明
るさのバランスを必要に応して調節することができる。

したがって、両パネル１０．１１にそれぞれ表示される
画像情報の明るさを使用者が画像を見つつ上記調節器１
６．１７を操作して個別に調節することにより、両パネ
ル１０．１１の光の透過率および表示特性等の相違を補
正して、より適正な立体像の融合作用を得ることができ
る。

なお、上記実施例では、一枚のレンズ体からなる接眼レ
ンズ１４．１５を用いているが、複数のレンズ体が組合
わされてなる接眼レンズを用いてもよく、更にこの接眼
レンズの接眼部に可動部分を左右個別に設け、集点を調
節できるように構成してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、左目に対応する画像情報
が表示される第１液晶表示パネルと、右目に対応する画
像情報が表示される第２液晶表示パネルとの後方にそれ
ぞれ配設された光源の光量をそれぞれ個別に調節する光
量調節手段を設けたため、上記両パネルに表示される画
像の明るさのバランスを調節することにより、左右の画
像のコントラストや明暗の相違及び各パネルの光の透過
率や表示特性等の相違を補正し、上記左右の画像に基づ
いて立体像を適正に融合することができるという利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は立体像の融合作用を示す説明図、第２図は本発
明の実施例を示すブロック図である。 図中、 ５・・・立体テレヒ装置、 １０・・・第１液晶表示パネル、。 １１・・・第２？＆晶表示パネル、 １２、１３・・・光源、 １４、１５・・・接眼レンズ、 １６、１７・・・光量の調節器、 １８、１９・・・光Ｎ調節回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）左右の両眼視差に対応して撮像された左右の画像
   情報をそれぞれ表示する第１液晶表示パネル及び第２液
   晶表示パネルを備え、各パネルの画像情報をそれぞれ左
   右のレンズを通して左右の目で目視することにより、立
   体像の融合作用を得る立体テレビ装置に於いて、各パネ
   ルの後方に、表示面に向って光を照射する光源をそれぞ
   れ配設し、且つ各光源の光量を個別に調節する光量調節
   手段を設けたことを特徴とする立体テレビ装置。