JPS62271051A - 日本語文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、同音異義語の出力順位の制御を必要とするカ
ナ漢字変換処理を用いた日本語文書作成装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の日本語文書作成装置は、参照すべき辞書
として多数の単語を記憶する装置を設け、このような辞
書の単語を引くことによって各種処理を行ってきた。と
ころで単語の中には同音異義語等があって一意的に決定
できない場合が多いことはよく知られている。このため
、装置で作成された複数の文書に使用された単語を、前
記辞書とは別に装置全体で共通の学習単語として記憶し
、次に記憶した単語と同じ読みで入力された場合は。

学習単語として記憶されている同音異義語を辞書の同音
異義語より優先して出力するように構成された装置が考
えられている。

例えば、第３図は、従来の日本語文書作成装置である。

１は読み情報入力部、２は文書作成部、３は同音異義語
出力順位決定回路、４は辞書記憶装置、５は学習単語記
憶装置である。

上記のような日本語文書作成装置は、学習単語記憶装置
が一つであるのが普通である。従って、専門分野の異な
る文書、修正或いは編集を行う必要がある過去に作成し
た文書、他の装置で作成されたもので呼び出し修正追加
が必要な文書、或いは、使用する単語が著しく異なる使
用者の作成した文書を作成する場合、当該文書の内で使
用された単語が学習単語として反映されていないため。

誤った同音異義語が優先して出力される確率が高くなる
という欠点があった。また、正しい同音異義語をカナ漢
字変換処理するためには、その選択操作時間が必要であ
るから、文書作成の速度が遅くなるという欠点があった
。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、専門分野の異なる文書或いは使用する鵠語が著しく
異なる使用者の作成した文書を作成する場合、最も適し
た同音異義語を優先して出力する日本語文書作成装置を
提供することを目的とするものである。

また、本発明は、他の装置で作成されたもので呼び出し
修正追加が必要な文書、或いは修正編集が必要な過去に
作成された文書を作成する場合でも、誤った同音異義語
を出力することなく、最も適した同音異義語を優先して
出力する日本語文書作成装置を提供することを目的とす
るものである。

更に、本発明は、いかなるタイプの文書を作成する場合
でも、最も適した同音異義語を優先して出力させること
により、同音異義語の選択操作に要する時間を短縮する
ことができる日本語文書作成装置を提供することを目的
とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記目的を達成するために、過去に作成され
た文書で使用された単語情報をもとに、同音異義語のあ
る単語の出現順位を決定するカナ漢字変換処理システム
において、過去の文書データを読み取り、これらを単語
単位に分割する手段と、前記分割された単語とカナ漢字
変換処理に用いる辞書に記憶された複数の単語とを比較
する手段と、前記比較結果一致した単語を学習単語とし
て記憶する手段と、前記学習単語を辞書に記憶されてい
る単語より優先して出力する手段を備えたものである。

（作　用） 従って、本発明によれば、過去に作成した文書および他
の装置で作成された文書に対して、内容を修正追加する
場合、これらの文書を読み取り、この読み取ったデータ
を単語単位に分割する単語分割回路を設け、ここで得ら
れた単語と辞書の単語とを比較し、一致したものを学習
単語記憶装置に記憶し、学習単語を辞書に記憶されてい
る単語より優先して出力するようになっているため、こ
れから作成しようとするいかなる文言にも、最も適した
同音異義語が優先して出力されるという効果を有する。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例を示すものである。

第１図において、１は読み情報入力部、２は文書作成部
、３は同音異義語の出力順位決定回路、４は辞書記憶装
置、５は文書で使用された単語を記憶する学習単語記憶
装置、６は文書データ記憶装置、７は文書データを読み
取り、これらを単語単位に分割し単語部分を検出する単
語分割回路、８は分割した文書データの単語と辞書に記
憶している単語との一致性を検出する比較回路である。

次に上記実施例の動作について説明する。文書データ記
憶装置６に記憶されている過去に作成された文書または
他の装置で作成された文書を読み取り、これらの文書デ
ータをカナ漢字変換処理とは逆の処理にて単語単位に分
割する単語分割回路７へ供給する。単語分割回路７では
それ専用の辞書とアルゴリズムを用いて、文書データを
自立語と付属語に分割し、自立語には読み情報を付加し
て、カナ漢字変換装置に用いる辞書記憶装置４に記憶し
ている単語と比較回路８で比較し、一致した単語は学習
単語記憶装置５へ追加記憶する。

入力部１は日本語情報をカナ鍵盤入力し１文書作成部２
へ供給される。入力読み情報が漢字である場合は、与え
られた読みをもつ単語を学習単語記憶装置５と辞書記憶
装置４から読み出し、出力順位決定回路３で同音異義語
は学習単語を優先して出力することにより、該文書に最
も適した同音異義語を出力することができる。

第２図に″拘束の期間は″という文書データを「拘束」
と「期間」の単語に分割し、辞書内の同音異義語と比較
した結果一致したので学習単語として記憶した具体例で
ある。この文書データが他の装置で作られた場合は、最
近の学習単語として記憶することにより、該文書の内容
に修正追加する際、同音異義語の中から「拘束」と「期
間」を最初に出力できるという利点を有する。

なお１本発明の各回路は、公知な回路の組合せにより構
成されるもので、回路自体は、新規なものではないから
、当業者であれば、いろいろな回路構成を取ることがで
きるということはいうまでもないことでもある。

（発明の効果） 本発明は上記実施例より明らかなように、過去の文書や
他の装置で作成された文書でも、該文書を呼び出し使用
する際に該文書の内で使用されている単語を、最近使用
の学習単語として学習単語記憶装置に記憶し、辞書記憶
装置の単語より優先して出力できるようにしたものであ
り、他の文書で使用された同音異義語に邪魔されること
なく該文書に最も適した同音異義語を出力できるという
利点を有する。そして、同音異義語の選択操作が少なく
なることは、文書作成時間をより少なくできるという効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における日本語文書作成装置
の概略ブロック図、第２図は同装置を用いた場合の具体
的な学習軍語作成例、第３図は従来の日本語文書作成装
置の概略ブロック図である。 １・・・読み情報入力部、　２・・・文書作成部、３・
・・同音異義語出力順位決定回路、　４・・・辞書記憶
装置、　５・・・学習単語記憶装置、６・・・文書デー
タ記憶装置、　７・・・単語分割回路、　８・・・比較
回路。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 過去に作成された文書で使用された単語情報をもとに、
   同音異義語の出現順位を決定するカナ漢字変換処理シス
   テムにおいて、過去の文書データを読み取り、これらを
   単語単位に分割する手段と、前記分割された単語とカナ
   漢字変換処理に用いる辞書に記憶された複数の単語とを
   比較する手段と、前記比較結果一致した単語を学習単語
   として記憶する手段と、前記学習単語を辞書に記憶され
   ている単語より優先して出力する手段を備えた日本語文
   書作成装置。