JPS62270522A - 尿毒症を治療するための栄養補強物 - Google Patents

尿毒症を治療するための栄養補強物

Info

Publication number
JPS62270522A
JPS62270522A JP61305597A JP30559786A JPS62270522A JP S62270522 A JPS62270522 A JP S62270522A JP 61305597 A JP61305597 A JP 61305597A JP 30559786 A JP30559786 A JP 30559786A JP S62270522 A JPS62270522 A JP S62270522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ketoisocaproate
lysine
mmol
ornithine
keto
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61305597A
Other languages
English (en)
Inventor
マケンジー・ワルサー
アンリ・ベルミユデ
クロード・ボルダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Synthelabo SA
Johns Hopkins University
Original Assignee
Synthelabo SA
Johns Hopkins University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Synthelabo SA, Johns Hopkins University filed Critical Synthelabo SA
Publication of JPS62270522A publication Critical patent/JPS62270522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/185Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
    • A61K31/19Carboxylic acids, e.g. valproic acid
    • A61K31/195Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/17Amino acids, peptides or proteins
    • A23L33/175Amino acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P13/00Drugs for disorders of the urinary system
    • A61P13/02Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P15/00Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/12Drugs for disorders of the metabolism for electrolyte homeostasis
    • A61P3/14Drugs for disorders of the metabolism for electrolyte homeostasis for calcium homeostasis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、慢性腎不全を栄養治療する際に使用する組成
物に関するものである。より詳細には、本発明は、分枝
鎖α=ケト酸と塩基性L−アミノ酸との間で形成される
混成塩の混合物に関するものである。これら組成物は2
0〜30g/ 1日の混合品質の蛋白質ダイエツト並び
にビタミン及びミネラル補給物とを組合せて使用するこ
とができる。
[従来技術とその問題点] たとえば、Lアルギニン及びL−オルニチンのような塩
基性L−アミノ酸並びに分枝鎖必須アミノ酸のα=ケト
同族体、すなわちα=ケトイソカプロエート、α=ケト
イソバレレート及びα=ケト−β−メチルバレレートの
塩類が、アンモ:7過多症及び門脈系脳疾患を特徴とす
る肝臓障害の治療並びに腎不全の治療に使用するべく米
国特許第4,228,099号、第4.296.127
号及び第4.320.146号各公報に開示されている
分枝鎖ケト酸、特にα=ケトイソカブ目エートは、慢性
腎不全を有する患者において窒素−若しくは蛋白−代償
効果を示すことが知られている。
すなわち、分枝鎖ケト酸は、尿中の窒素損失を減少さけ
る。これらのケト酸は、種々異なる多くの窒素消耗状態
に罹患している患者の窒素バランスを改善するために使
用されている。
ケト酸同族体が、数種の必須アミノ酸の充分な栄養代替
物となることも知られている。必須アミノ酸に対するケ
ト酸同族体の代替は、尿毒症患者の窒素摂取の減少を可
能にする。食餌による窒素摂取の減少は、曲中の尿素態
窒素瀧度が高い患者において単に尿素自身の毒性を軽減
することによってのみ徴候上の利点をもたらす。しかし
ながら、ケト同族体の窒素代償効果は、曲中の尿素前窒
素の予想される減少よりも臨床上ずつと顕著である。
理想的には、透析前の期間における慢性腎不全を治療す
るための最も効果的な栄養献立は、蛋白質養分並びにエ
ネルギーバランスを維持すると共に蛋白質含有食品にお
ける尿毒症に寄与する成分の摂取を最少化するものであ
ろう。蛋白質リッチな食餌は、尿素レベレを増大させる
だけでなくリン酸塩、硫酸塩並びに多数の有機酸及びア
ミン、すなわち尿毒症に寄与する物質の蓄積をも増/I
Iさせる。蛋白質の制限と同時にリンの制限は、慢性腎
不全の進行速度を遅延させると思われる。
慢性腎不全の栄養治療を最適化するため多くの努力が払
われている。たとえば、必須アミノ酸のケト同族体をカ
ルシウム塩として補給した20〜300/1日の蛋白質
ダイエツト〜イソ しかしながらこの方策は、ケト同族体のカルシウム塩が
一般に不消化性であD,したがって被覆顆粒として又は
錠剤として摂取せねばならないと言う欠点を有する。さ
らに、アミノ酸の循環濃度は、必須アミノ酸自身に基づ
く補給物に依存するので、この献立では異常となる。
最近、ケト同族体のカルシウム塩を分枝鎖α=ケト酸と
塩基性L−アミノ酸との間で生成された混成塩により置
換した新たな食餌献立が、慢性腎不全を治療するために
使用されている。これらの混成塩はケト同族体のカルシ
ウム塩よりも可溶性でありかつ不消化性が低いと判明し
、したがって粉末として水若しくは果汁に溶解して摂取
することができる[E、アブラス等、「塩基性アミノ酸
と分枝鎖ケト酸との混成塩」、分枝鎖アミノ酸及びケ1
〜酸の代謝及び臨床意義、M、ワルリ゛−及びJ、R,
ウィリアムソン編、エルセビール/ノースーホーランド
、ニューヨーク(1981) 、第593頁:W、F、
ミンチ等、[新規なケト酸の長期作用:慢性腎不全を有
する患者におけるアミノ酸補給J 、KidneV r
nt、第22巻(1982)第48〜53頁]。
これら混合物の1種を含む治療用献立 (IFFJ)は
、中性窒素バランスを与えかつ血漿中のヂロシン及びス
レオニンのレベルを正常値まで上昇させることが判明し
ている[M、ワルザー等、「アミノ酸及びケト酸を含有
する補強物」、Kidney Int、第24巻(19
83) 、第285〜289頁]。
この混合物で治療する前及び治療期間中の6ケ月間にわ
たり腎不全の進行を評価するのに充分なデータが7人の
患者で得られた。この結果は、この混合物の投与期間中
、平均して進行阻止を示している[W、F、ミンチ等、
[慢性腎不全の進行に対する蛋白質制限とケト酸との効
果] (アブス1〜ラク1〜)、クリニカル・リザーチ
、第31巻(1983)、第437  頁]。
しかしながら、rEEJ混合物における改善がさらに望
ましい。この1FF」混成塩補給物は、10種の異なる
成分を混合して製造される。多数の成分は、補給物製造
の困難性を増大させると共に関連する]ストをも高める
。さらに、混合物の保存寿命は混合物における最も安定
性の低い個々の成分の貯藏安定性によって制限されるの
で、多数の成分を有する混合物は比較的小数の成分を有
する混合物よりも保存寿命を短くする傾向がある。
したがって、小数の成分を有し、しかも食餌補給物「F
[」と同様な慢性腎不全の進行を■庄する効果を示す補
給物を得ることが望ましい。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、食餌補給物rFFJにりも小数の成分
を含有するが食餌補給物「F「」と同量の塩基性アミノ
酸及び分枝鎖必須アミノ酸α=ケト同族体を供給する改
善された食餌補給物を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 慢性腎不全を栄養治療するのに有用なこれら組成物は塩
基性し一アミノ酸と分枝鎖α=ケト酸との塩の混合物か
らなD,これらの混合物は(I)L−オルニチンα=ケ
ト−β−メチルバレレートとL−オルニチンα=ケトイ
ソバレレートとL−リジンα=ケトイソカブ[■エート
とL−リジンα=ケトバレレートとL−ヒスチジンα=
ケトイソカプロエート (2)L−オルニチンαーケンーβーメチルバレレー1
へとL−オルニチンα=ケトイソカプロニー1〜とL一
すジンαーケI〜イソカプロニー1〜とL一すジンαー
ケ1ヘイソバレレートと「−ヒスチジンα=ケトイソカ
プロエートとよりなる混合物、(3)L−オルニチンα
ーケト−β−メチルバレレートとL−オルニブ−ンαー
ケ1〜イソカプロニー1〜と1. =リジンαーケ1〜
ーβーメヂルバレレー1〜とし一すジンαーケi〜イソ
バレレートとL−ヒスチジンαーケ1〜イソカプロエー
トとよりなる)捏合物、 (71)L−−オルニチンαーケトーβーメヂルバレレ
ートとし一オルニヂンαーケ1〜イソバレレートとL−
リジンαーケ1〜−β−メチルバレレートとLリジンα
=ケトイソカプロニー1〜とLヒスデシンαーケ1〜イ
ソカプロエートとよりなる)昆合物、 (5)L−オルニチンα=ケトイソカプロニー1〜とL
−オルニチンαーケトイソバレレー1〜とL−リジンα
ーケ1〜−β−メチルバレレートとL一すジンαーケ]
〜イソカプロニーj〜とLヒスブージンα=ケトイソカ
プロエートとよりなる)捏合物、及び (6)L−オルニチンα=ケトイソカプロニーI〜とL
−オルニチンα=ケ]へイソバレレー1〜とL一すジン
αーケトーβーメヂルバレレ−LとLリジンα=ケトイ
ソバレレートとLヒスデシンαーケトイソカブ目ニー1
・とよりなる)捏合物、から)式択される。
混成塩のこれら混合物に加えて、混成塩に基づくこの食
餌補強物は、好ましくはL−ヂロシンとLスレオニンと
り,L−α=ヒドロキシ−γーメヂルチオ酪酸カルシウ
ムとを含有する。これらの食餌補給物は、好ましくはビ
タミンB類とアスコルビン酸とたとえば炭酸カルシウム
若しくは他のカルシウム塩のようなカルシウムとがさら
に補給された比較的蛋白質の低い(20〜30o/1日
)の食餌と共に投与される。
[好適実施例の説明] 食餌補給物[ rFFJの混成塩成分を製造するには3
種の塩基性Lーアミノ酸、すなわらL−オルニチン、L
〜リジン及びL−ヒスチジンと必須アミノ酸の3種の分
枝鎖α=ケト酸同族体、すなわちα=ケトイソカプロニ
ー1〜、αーケトイソバレレー1〜及びαーケ1ーーβ
ーメチルバレレー1〜とが使用される。9種の異なる混
成塩は、とれら塩基性アミノ酸のそれぞれとこれら分枝
鎖ケト酸のそれぞれとを組合せて製造することができる
。食餌補給物「「F」は、7種のこれら混成塩から製造
される。しかしながら、人体にこれら塩基性アミノ酸の
それぞれとこれら分枝鎖ケ1〜Mのそれぞれとを供給す
る任意の食餌補給物を、5種程度に少ないこれら混成塩
を用いて製造することができる。所望される6種のアミ
ノ酸成分のそれぞれの量に応じて、5種未満とすること
もできる。
補給物rFEJの場合、L−ヒスチジンの1日投与量が
4ミリモルのL一ヒスチジンα=ケ1ヘイツカプロエー
トによって供給されると仮定すれば、他の成分は次の1
日投与量を供給けねばなら4rい:L−オルニチン21
ミリモル;L−リジン21ミリモル:α=ケト−β−メ
チルバレレート14ミリモル;α=ケトイソバレレート
14ミリモル;及びα=ケ1〜イソカプロニー1〜14
ミリモル。
食餌補給物「「[」と同じ投与量の塩基性り一アミノ酸
及びケト酸を供給しかつ第5成分としてのL−ヒスチジ
ンα=ケトイソカプロニー1〜の選択に対応する6種の
混成塩混合物が存在する。5種の混成塩成分よりなる6
種の可能な混合物のそれぞれは、1対の混成塩を省略す
る。これら6種の可能t【混合物は次のJ:うに示すこ
とができる:第T表 各節       省略される化合物 Am−オルニチンα=ケト−β−メチルバレレート、 Lリジンα=ケトイソバレレートB Lオルニチンα=ケトイソバレレート、L−リジンα=
ケ1〜−β−メチルバレレートCI−オルニチンα=ケ
トイソカプロエート、L−リジンα=ケト−β−メチル
バレレートDI−一オルニヂンα=ケ]・イソカプロエ
ート、L−リジンα=ケトイソバレレートF L−オルニチンα=ケト−β−メチルバレレート、 L−リジンα=ケトイソカプロエート FL−オルニチンα=ケトイソバレレート、L−リジン
α=ケトイソカプロエート 分枝鎖の必須アミノ酸はバリン、ロイシン及びイソロイ
シンを包含し、その対応するα=ケト同一  23− ナトリウムとして市販されている。ケ1〜酸の製造前体
はα=ケ]・イソバレリン酸、α=ケトイソカプロン酸
及びα=ケト−β−メヂルバレリン酸である。これらの
分枝鎖ケト酸はカルシウム塩及び方法は当業界で周知さ
れている。遊離酸は、過剰の塩酸を添加し、次いでエー
テル抽出しかつ蒸発させることにより塩から製造するこ
とができ、これについてはたとえば米国特許第4,22
8,099号公報に開示されている。
分枝鎖ケ1へ酸のオルニチン、リジン及びヒスデシン塩
は、当モル量のアミノ酸(遊離塩基として)をケト酸と
混合しかつこれらの塩類をエタノールで沈澱させること
により製造される。塩基性アミノ酸及びα=ケ]・同族
体の塩類の製造は、米国特許第4,228,099号(
第3欄、第59行〜第5欄、第2行)及び第4,296
.127号(第5欄、第49行〜第6欄、第64行)に
開示されている。
分枝鎖必須アミノ酸のα=ケト酸同族体の塩基性L−ア
ミノ酸塩は、明らかに希釈溶液中に著量では存在しない
。何故なら、これらはアミンM陽イオンとケト酸陰イオ
ンとに解離するからである。
米国特許第4,296,127号公報に開示されている
ように、α=ケト同族体の塩基性L−アミノ酸塩の多く
はその水に対する溶解度が、塩を生成させるために使用
する最も低い溶解度のアミノ酸及びケト−同族体の溶解
度よりも大である。従来、X線結晶写真技術の結果は、
塩基性L−アミノ酸をα=ケ]・同族体と反応させた際
に物理的混合物でなく有機塩類が生成されることを確認
している[米国特許第4,228,099号]。
本発明の混合物に使用する混成塩は、たとえばし−ヒス
チジン、L−オルニチン及びL−リジンのような各塩基
性アミノ酸を分枝鎖必須アミノ酸の所望のα=ケト同族
体と反応させて生成される。
これらの混成塩は次の実験式: %式% [式中、△はL−オルニチン、し−リジン及びL−ヒス
チジンよりなる群から選択されかつKはα=ケ]〜イソ
バレレート、α=ケトイソカプロニー1〜及びα=ケト
−β−メチルバレレートから選択される分枝鎖必須アミ
ノ酸のα=ケト同族体であD,XはO〜約1である]に
よ って示すことができる。オルニヂン塩の場合、水和のた
めの水は存在−j↓ず、したがってXはOに等しい。L
−オルニチンα=ケ]〜イソカブ[1エートの製造は、
米国特許第4,228,099号公報(第3欄、第59
行〜第4欄、第42行)に記載されている。
本発明による混合物の1日当りの有効投与量は患者の体
重、症状の程度及びその他の因子に応じて変化する。慢
性腎不全の処置に有効であると思われる1日当りの平均
投与量は、次のようにして6種の混合物のそれぞれにお
りる成分につき示される: 混合物A2749モルのLオルニヂンα=ケ1〜イソカ
ブ「1ニーi〜、14ミリモルのL−オルニチンα=ケ
l〜イソバレレー1〜.7ミリモルのし一すジンα=ケ
トイソカプロニー1〜.14ミリモルのL−リジンα=
ケト−β−メヂルバレレー1・及び4ミリモルのL−ヒ
スチジンα=ケトイソカプロニー]\。
混合物82749モルのLオルニヂンα=ケl〜イソカ
プロニー1〜.14ミリモルのLオルニヂンα=ケ1〜
−β−メチルバレレート.7ミリモルのL−リジンα=
ケトイソカブロエ=1〜.14ミリモルのLリジンα=
ケトイソバレレートイび4ミリモルのし一ヒスデシンα
=ケ1〜イソカプロエート。
混合物C:7ミリモルのL−オルニチンα=ケトイソバ
レー−1〜、14ミリモルのLオルニヂンα=ケト−β
−メチルバレレート、7ミリモルのL−リジンα=ケト
イソバレレート、14ミリモルのL−リジンα=ケトイ
ソカプロエート及び4ミリモルのL一ヒスチジンα=ケ
トイソカプロニー1’%。
混合物D:1/lミリモルのL−オルニチンα=ケトイ
ソバレー−1〜、7ミリモルのL−オルニチンα=ケト
−β−メチルバレレート、14ミリモルのL−リジンα
=ケLイソカプロエート、7ミリモルのLリジンα=ケ
ト−β−メチルバレレー L及び4ミリモルのL−ヒス
チジンα=ケトイツカプロエート。
混合物「:14ミリモルのL−オルニチンα=ケ1へイ
ソカプロエート、7ミリモルのL−オルニチンα=ケト
イソバレー−j・、7ミリモルのLリジンα=ケトイソ
バレレートケL−リ ジンα=ケト−β−メチルバレレート及び4ミリモルの
L−ヒスチジンα=ケトイソカプロニート。
ニート。
混合物[:14ミリモルのLオルニヂンα=ケlへイソ
カブDI−ト、7ミリモルのLオルニチンα=ケト−β
−メチルバレレート、14ミリモルのL−リジンα=ケ
ト−イソバレレー1〜.7ミリモルのL一すジンα=ケ
トーβ−メチルバレレート及び4ミリモルのLヒスデシ
ンα=ケ1ヘイソカプ[lニーiへ。
混合物B、C及び[は、塩基性アミノ酸とケ]・酸とを
類似した比率で含有する仙の塩混合物よりも消化性が大
である。「「「」混成塩補給物はα=ケト酸のカルシウ
ム塩に基づく補給物よりも顕著に不消化性が低いが、)
捏合物の味は快適なものでない。長期間にわたりこの補
給物を摂取する患者にとって補給物の味は重要である。
したかつて、混合物B、C及びFが好適である。
上記混合物B及びCは、結晶化困難でありかつ他の混成
塩と対比して比較的不安定であることが判明している混
成塩成分L−リジンα=ケト−β−メチルバレレートを
省略する。したがって、これら混合物を用いて処方され
る食餌補給物は、食餌補給物1F「」により供給される
塩基性アミノ酸及び分枝鎖必須アミノ酸のα=ケト同族
体を供給する仙の混合物よりも比較的長い貯蔵寿命を有
する。したがって、混合物B及びCが特に好適である。
本発明の混合物は経口的又は非経口的に投与しうるが、
特に経口投与に適している。好ましくは、これら混合物
は、先ず最初にたとえばオレンジジュース又はグレープ
フルーツジュースなどの果汁に或いはたとえば水のよう
な伯の液体に溶解させ若しくは懸濁させて、これを患者
が消費することにより投与される。混合物はたとえばグ
レープフルーツジュースのような酸性の水性媒体に溶解
さ1!若しくは懸濁させるのが特に好適である。さらに
、本発明の混合物はたとえば錠剤若しくは粉末などの乾
燥形態で経口投与することもできる。
混成塩は最初にキャリヤと混合した隔成る程度解離する
と思われるが、この解離は完全であってはならない。何
故なら、他の混合物が下記するようにこれの味覚を損う
からである。
上記混合物A〜Fに加えて、本発明の組成物はさらにr
 E E j食餌補給物の他の成分、ずなわちL−チロ
シンとL−スレオニンとD,L−α=ヒドロキシ−γ−
メヂルチオ酪酸カルシウムとを含有することもできる。
本発明による混成塩の混合物の場合と同様に、これら追
加成分の1日当りの有効投与量は患者の体重、症状の程
度及びその他の因子に応じて変化する。しかしながら、
従来有効であると判明しているこれら追加成分のぞれぞ
れの平均的1日当りの投与量は次の通りである:L−チ
ロジン20ミリモル;L−スレオニン15ミリモル;D
、L−α=ヒドロキシ−γ−メチルチオ酪酸カルシウム
2ミリモル。
食餌補給物rEFJのこれら成分に加えて、本発明の混
合物はたとえばアスコルビン酸くビタミンC)、ビタミ
ンB複合体及びたとえば炭酸カルシウム或いはグルコン
酸カルシウムに対するザンドズ・ケミカル社の登録商標
である「ネオ−カルグルコン」のようなカルシウムなど
ビタミン類及びミネラル類を補給することもできる。さ
らに、本発明の混合物は、1日当り20〜300の蛋白
質ダイエツトと共に投与するのが好ましい。
好ましくは、「未選択」又は「混合」品質の蛋白質ダイ
エツトが用いられる。何故なら、この種のダイエツトは
食品の選択において相当な変化を可能にし、したがって
「高」品質の蛋白質を供給するたとえば卵及び]ツテー
ジチーズのような食品を必要とする「高」品質の蛋白質
ダイエツトと比較して、患者が比較的受は入れ易いから
である。
蛋白質の「品質」という用語は、本明細書において供給
される非必須アミノ酸に対する蛋白質により供給される
必須アミノ酸の割合を意味する。
「非選択」蛋白質ダイエツトには、一般に必須アミノ酸
及び(又は)そのケト酸同族体の混合物を補給せねばな
らない。
塩基性アミノ酸と分枝鎖必須アミノ酸のα=ケト同族体
との混成塩による慢性腎不全を有するヒ1〜の処置に対
する治療効果は、上記したように従来記載されている。
混成塩混合物は補給物rEElと同じアミノ酸及びケト
酸を供給するので、本発明の混成塩混合物を含有する食
餌補給物の治療効果は食餌補給物rFEJにつき従来確
認されているものと同じであると思われる。本発明によ
る混成塩混合物及び食餌補給物rFEjの混成塩混合物
のそれぞれは、同量のLオルニチン、L−リジン、L□
eスヂジン、α=ケトイソカプロエート、α=ケトイソ
バレレート及びα=ケト−β−メチルバレレートを与え
る。
[実施例] 以下、実施例ににり本発明の混成塩混合物B1C及びF
の勝れた味覚につき説明する。
例  1 食餌補給物rFFJと同量のアミノ酸及びケト酸を供給
する6種の食餌補給組成物を作成した。
上記第1表に示したように、これら6種の組成物のそれ
ぞれは2種の混成塩類を省略した。これら組成物のそれ
ぞれをグレープフルーツジュースに溶解させ、かつそれ
ぞれの味を5名の正常な志願者及び慢性腎不全を有する
10名の患者によって評価させた(尺度:L最良、6−
最悪)。正常な志願者による評価の結果を上記第■表に
示す。
第■表 混合物        評価合計 A           27 B          11 C12 F          21 F           11 フリートマン統計−14、自由度−5、p<0.02.
これらの結果は、正常な志願者l)< ?捏合物B、C
及び「の味を好んだことを示している。
しかしながら、慢性腎不全を有する患者はいずれの混合
物をも一定して識別しなかった。他方、食餌補給物「「
[]のアミノ酸及びα=ケト同族体の組成を有する食餌
補給物が慢性腎不全の進行速度を遅延させる予想能力を
加味すると、本発明の混合物は上記試験に参加した患者
よりも症状の軽い腎不全の患者を処置するのに有用であ
ると思われる。この種の大して重傷でない患者の味覚は
、重傷の慢性腎不全に罹患した患者で得られるよりも、
正常な被検者で得られる結果によって一層正確に予想さ
れると思われる。
乾燥粉末として及び水と混合して正常な被検者に投与す
ることにより本発明の塩混合物を用いて行なった味覚試
験は、統計上有意の味覚嗜好性を示さなかった。したが
って、グレープフルーツジュースのキャリヤを用いて得
られた味覚試験結果は、特に驚異的かつ予想外である。
以上、本発明を好適実施例につき説明したが、本発明は
これらのみに限定されず本発明の思想及び範囲を逸脱す
ることなく多くの変更をなしうろことが了解されよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)塩基性L−アミノ酸と分枝鎖α−ケト酸との塩の
    混合物からなり、この混合物は (a)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケ
    ト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケトイソカ
    プロエートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (b)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−リジ
    ンα−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソ
    バレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (c)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、 (d)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケト
    イソカプロエートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロ
    エートとより主としてなる混合物、 (e)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケ
    ト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、及び (f)L−オルニチンα=ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケト−β−メチルバレレートとL−リジ
    ンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケト−β−
    メチルバレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロ
    エートとより主としてなる混合物 よりなる群から選択されることを特徴とする慢性腎不全
    を栄養処置するための組成物。 (2)塩基性L−アミノ酸と分枝鎖αケト酸との塩の混
    合物からなり、この混合物は (b)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−リジ
    ンα−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソ
    バレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (c)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、及び (f)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケト−β−メチルバレレートとL−リジ
    ンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケト−β−
    メチルバレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロ
    エートとより主としてなる混合物 よりなる群から選択される、慢性腎不全を栄養処置する
    ための特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (3)L−チロシンとL−スレオニンとD,L−α−ヒ
    ドロキシ−γ−メチルチオ酪酸カルシウムとをさらに含
    む特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (4)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 7ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソバレレートと
    、 14ミリモルのL−オルニチンα−ケト−β−メチルバ
    レレートと、 7ミリモルのL−リジンα−ケトイソバレレートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケトイソカプロエートと
    、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (5)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 7ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソカプロエート
    と、 14ミリモルのL−オルニチンα−ケト−β−メチルバ
    レレートと、 7ミリモルのL−リジンα−ケトイソカプロエートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケトイソバレレートと、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (6)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 14ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソカプロエー
    トと、 7ミリモルのL−オルニチンα−ケト−β−メチルバレ
    レートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケトイソバレレートと、 7ミリモルのL−リジンα−ケト−β−メチルバレレー
    トと、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (7)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 7ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソカプロエート
    と、 14ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソバレレート
    と、 7ミリモルのL−リジンα−ケトイソカプロエートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケト−β−メチルバレレ
    ートと、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (8)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 14ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソバレレート
    と、 7ミリモルのL−オルニチンα−ケト−β−メチルバレ
    レートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケトイソカプロエートと
    、 7ミリモルのL−リジンα−ケト−β−メチルバレレー
    トと、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (9)組成物が慢性腎不全を有する患者へ毎日投与する
    のに適し、混合物が主として約: 14ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソカプロエー
    トと、 7ミリモルのL−オルニチンα−ケトイソバレレートと
    、 7ミリモルのL−リジンα−ケトイソバレレートと、 14ミリモルのL−リジンα−ケト−β−メチルバレレ
    ートと、 4ミリモルのL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    と よりなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (10)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,1−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第4項記載の組成物。 (11)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,L−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第5項記載の組成物。 (12)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,L−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第6項記載の組成物。 (13)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,L−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第7項記載の組成物。 (14)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,L−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第8項記載の組成物。 (15)約20ミリモルのL−チロシンと、15ミリモ
    ルのL−スレオニンと、 2ミリモルのD,L−α−ヒドロキシ−γ−メチルチオ
    酪酸カルシウムと をさらに含む特許請求の範囲第9項記載の組成物。 (16)キャリヤ液をさらに含む特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 (11)キャリヤ液が水及び果汁から選択される特許請
    求の範囲第16項記載の組成物。 (18)慢性腎不全の状態に罹患している患者へ塩基性
    L−アミノ酸と分枝鎖αケト酸との塩の混合物からなる
    組成物の有効投与量を経口若しくは非経口投与すること
    からなり、前記混合物を (a)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケ
    ト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケトイソカ
    プロエートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (b)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−リジ
    ンα−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソ
    バレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (c)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、 (d)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケト
    イソカプロエートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロ
    エートとより主としてなる混合物、 (e)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケ
    ト−β−メチルバレレートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、及び (f)L−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−
    オルニチンα−ケト−β−メチルバレレートとL−リジ
    ンα−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケト−β−
    メチルバレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロ
    エートとより主としてなる混合物 よりなる群から選択することを特徴とする慢性腎不全の
    栄養治療方法。 (19)慢性腎不全の状態に罹患している患者へ塩基性
    L−アミノ酸と分枝鎖αケト酸との塩の混合物からなる
    組成物の有効投与量を経口若しくは非経口投与すること
    からなり、前記混合物を (b)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソカプロエートとL−リジ
    ンα−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソ
    バレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエート
    とより主としてなる混合物、 (c)L−オルニチンα−ケト−β−メチルバレレート
    とL−オルニチンα−ケトイソバレレートとL−リジン
    α−ケトイソカプロエートとL−リジンα−ケトイソバ
    レレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエートと
    より主としてなる混合物、及び (f)L−オルニチンα−ケトイソカプロエトとL−オ
    ルニチンα−ケト−β−メチルバレレートとL−リジン
    α−ケトイソバレレートとL−リジンα−ケト−β−メ
    チルバレレートとL−ヒスチジンα−ケトイソカプロエ
    ートとより主としてなる混合物、 よりなる群から選択する特許請求の範囲第18項記載の
    方法。 (20)治療は、慢性腎不全に罹患した患者へ約20g
    〜30gの蛋白質を毎日投与することをさらに含む特許
    請求の範囲第18項記載の方法。 (21)蛋白質が混合品質の蛋白質である特許請求の範
    囲第20項記載の方法。 (22)治療は、慢性腎不全に罹患した患者へ補給ビタ
    ミン類及びミネラル類を毎日投与することをさらに含む
    特許請求の範囲第18項記載の方法。 (23)補給ビタミン及びミネラルが複合ビタミンBと
    アスコルビン酸とカルシウムとからなる特許請求の範囲
    第22項記載の方法。
JP61305597A 1985-12-23 1986-12-23 尿毒症を治療するための栄養補強物 Pending JPS62270522A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/812,164 US4752619A (en) 1985-12-23 1985-12-23 Nutritional supplement for treatment of uremia
US812164 1985-12-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62270522A true JPS62270522A (ja) 1987-11-24

Family

ID=25208721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61305597A Pending JPS62270522A (ja) 1985-12-23 1986-12-23 尿毒症を治療するための栄養補強物

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4752619A (ja)
EP (1) EP0227545B1 (ja)
JP (1) JPS62270522A (ja)
KR (1) KR940002661B1 (ja)
AT (1) ATE67088T1 (ja)
AU (1) AU592395B2 (ja)
CA (1) CA1286990C (ja)
DE (1) DE3681420D1 (ja)
DK (2) DK622486D0 (ja)
ES (1) ES2025560T3 (ja)
FI (1) FI88581C (ja)
GR (1) GR3003272T3 (ja)
NO (1) NO865217L (ja)
PT (1) PT83995B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2615734B1 (fr) * 1987-05-27 1989-12-01 Synthelabo Compositions pharmaceutiques contenant un melange de sels de cetoacides et d'amino-acides utiles pour le traitement de l'uremie
FR2618331B1 (fr) * 1987-07-23 1991-10-04 Synthelabo Compositions pharmaceutiques utiles pour le traitement de l'uremie
SE8803143L (sv) * 1988-09-07 1990-03-08 Kabivitrum Ab Alternativa energisubstrat
SE8803144L (sv) * 1988-09-07 1990-03-08 Kabivitrum Ab Energisubstrat
GB8906158D0 (en) * 1989-03-17 1989-05-04 Powell & Scholefield Limited Dietary product
US4957938A (en) * 1989-06-21 1990-09-18 Abbott Laboratories Nutritional formulation for the treatment of renal disease
US5210098A (en) * 1990-09-21 1993-05-11 Regents Of The University Of Minnesota Use of pyruvate to treat acute renal failure
US5576287A (en) * 1994-04-29 1996-11-19 Wake Forest University Method for treating acute renal disease and failure
US5591736A (en) * 1995-07-03 1997-01-07 The Johns Hopkins University Method of retarding the progression of chronic renal failure
DK1044017T3 (da) * 1998-01-05 2008-12-08 Univ Johns Hopkins Kosttilskud til dialysepatienter
AU2002254525B2 (en) * 2001-04-04 2004-12-23 Critical Therapeutics, Inc. Method for preventing acute renal failure
ITTO20020672A1 (it) * 2002-07-26 2004-01-26 Medestea Res And Production S Composizioni farmaceutiche contenenti cheto-acidi per somministrazione endoperitoneale
ES2451627T3 (es) * 2005-07-08 2014-03-28 Toray Industries, Inc. Agente terapéutico y método de tratamiento para mejorar uremia
MX2013012228A (es) 2011-04-18 2013-12-06 Nestec Sa Composiciones nutricionales que tienen a-hica y metodos para utilizar las mismas.
WO2019108809A2 (en) 2017-11-29 2019-06-06 Hull Edgar L Jr Alpha keto acid compositions for treating hypo-albuminemia
US11484579B2 (en) 2017-11-29 2022-11-01 Edgar L Hull Vitamins and alpha keto acid compositions for use in a treatment program for chronic kidney disease patients

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4320146A (en) * 1978-03-17 1982-03-16 The Johns Hopkins University Treatment of hepatic and renal disorders with ornithine and arginine salts of branched chain keto acids

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2335215B2 (de) * 1972-07-13 1979-04-05 The Johns Hopkins University, Baltimore, Md. (V.St.A.) Verwendung einer Mischung bei der Bekämpfung von zur Urämie führenden Nierenerkrankungen
DE2516027A1 (de) * 1973-04-30 1975-10-16 Univ Johns Hopkins Arzneimittel zur foerderung der proteinsynthese und zur konservierung des stickstoffs im koerper
GB1442154A (en) * 1973-04-30 1976-07-07 Walser M Composition for promotion of protein synthesis and suppression of urea formation in the body
DE2759133A1 (de) * 1976-12-31 1978-07-13 Carmelo Prof Giordano Gemisch essentieller aminosaeuren und/oder analoger ketosaeuren und verwendung derselben diaetzusatz bei niereninsuffizienz
US4228099A (en) * 1978-03-17 1980-10-14 The Johns Hopkins University Ornithine and arginine salts of branched chain keto acids and uses in treatment of hepatic and renal disorders
US4296127A (en) * 1979-04-18 1981-10-20 The Johns Hopkins University Mixed salts of essential or semi-essential amino acids and nitrogen-free analogs thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4320146A (en) * 1978-03-17 1982-03-16 The Johns Hopkins University Treatment of hepatic and renal disorders with ornithine and arginine salts of branched chain keto acids

Also Published As

Publication number Publication date
FI865268A (fi) 1987-06-24
ES2025560T3 (es) 1992-04-01
FI88581C (fi) 1993-06-10
FI865268A0 (fi) 1986-12-22
DK168274B1 (da) 1994-03-07
US4752619A (en) 1988-06-21
EP0227545B1 (en) 1991-09-11
ATE67088T1 (de) 1991-09-15
NO865217D0 (no) 1986-12-22
PT83995A (en) 1987-01-01
EP0227545A3 (en) 1988-01-20
DK622486D0 (da) 1986-12-22
DK622486A (da) 1987-06-24
GR3003272T3 (en) 1993-02-17
KR870005639A (ko) 1987-07-06
AU6691786A (en) 1987-06-25
KR940002661B1 (ko) 1994-03-28
NO865217L (no) 1987-06-24
AU592395B2 (en) 1990-01-11
PT83995B (pt) 1989-09-14
EP0227545A2 (en) 1987-07-01
FI88581B (fi) 1993-02-26
DE3681420D1 (de) 1991-10-17
CA1286990C (en) 1991-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2925326B2 (ja) ヒトの窒素保持の促進方法
Jebb et al. 5-fluorouracil and folinic acid-induced mucositis: no effect of oral glutamine supplementation
JPS62270522A (ja) 尿毒症を治療するための栄養補強物
JP5574561B2 (ja) 総合経腸栄養組成物
AU697990B2 (en) Pharmaceutical and/or dietetic compositions with antioxidant activity containing carnosine or derivatives and branched amino acids
EP0405295B1 (en) Improved nutritional formulation for the treatment of renal disease
JP3118289B2 (ja) 栄養補給組成物
Jones et al. Oral essential aminoacid and ketoacid supplements in children with chronic renal failure
JPS62185018A (ja) 医薬組成物
MXPA05003088A (es) Composiciones nutricionales enriquecidas en leucina.
JP2009242413A (ja) アミノ酸をベースとする医薬
RO121173B1 (ro) Compoziţie farmaceutică pentru ameliorarea sau reducerea tulburărilor toxice, nutriţionale şi metabolice asociate cu cancerul şi utilizarea acesteia
US6608109B2 (en) Composition comprising L-arginine as a muscle growth stimulant and use thereof
AU2022291500A1 (en) Compositions comprising an urolithin compound
Rudman Capacity of human subjects to utilize keto analogues of valine and phenylalanine
Mizock Branched-chain amino acids in sepsis and hepatic failure
EP1021087A1 (en) Serotonin containing formulation for oral administration and method of use
PL201733B1 (pl) Zastosowanie kompozycji zawierającej propionylo-L-karnitynę
US3362879A (en) Tyrosine tranquilizing compositions and methods of treatment
JP4047935B2 (ja) L−カルニチンもしくはアルカノイル−l−カルニチンと2−アミノエタンスルホン酸との非吸湿性塩を含有する経口投与に適した固体状組成物
JP2001114800A (ja) コレステロール低減化ペプチド
WO2002040013A1 (en) Composition for stimulating the immune defence and iron metabolism, containing propionyl l-carnitine and lactoferrin
McNurlan et al. Protein and amino acids in nutritional support
JPS63307816A (ja) ケト酸とアミノ酸の塩の混合物を含有する医薬組成物
US6441039B1 (en) Gastro-intestinal adverse effect-free composition comprising an L-carnitine replacement