JPS62270333A - 銅張積層板 - Google Patents

銅張積層板

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JPS62270333A
JPS62270333A JP11375786A JP11375786A JPS62270333A JP S62270333 A JPS62270333 A JP S62270333A JP 11375786 A JP11375786 A JP 11375786A JP 11375786 A JP11375786 A JP 11375786A JP S62270333 A JPS62270333 A JP S62270333A
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JP
Japan
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copper
prepreg
glass
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clad laminate
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JP11375786A
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信彦 内田
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Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、半田耐熱性、打抜加工性に優れた銅張積層板
に関する。
〈従来の技術〉 近年、電子n器の発達は目覚ましく、銅張積層板の使用
も多種多用となり、一段と漬れた特性のものが要求され
てきた。 ガラス不織布を基材とする銅張fa層板は、
ガラス織布を基材とするがラスエポキシ積層機と電気特
性が同等であるうえに、打抜加工が容易なため、その生
産量は急激に伸びている。 この不織布基材の銅張積層
板は、厚さ100〜600μmのガラス不織布にエポキ
シ樹脂を塗布・含浸し、加熱乾燥してプリプレグを得、
これに銅箔を巾ね加熱加圧一体に成形して製造される。
 ガラス不織布を基材とする銅張積層板は、ガラス織布
を基材とする銅張積層板に比べ、ドリル加工や打抜加工
による穴あけ性にE竪れでいるが、寸法特性やスルホー
ル信頼性に劣るという欠点があった。 これを改良する
ためエポキシ樹脂に20〜70重量%の水酸化アルミニ
ウム粉末やEガラス粉末のような無橢質充填剤を加えた
銅張積層板が一般的に使用されている。
しかしながら、この無機質充項剤を添加するとエポキシ
樹脂の粘度が増大し、ガラス不織布にiJする樹脂の含
浸性が悪くなり、これを用いた(^囮板の半田耐熱性が
低下する欠点がある。 また積層板のせん断抵抗が増大
し、打抜加工時にクラックが発生しやすくなるという欠
点もあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、樹脂の含浸性がよく、半田耐熱性、打抜加工時に
優れ、また寸法安定性およびスルーホール信頼性のよい
銅張積層板を提供しようとするものである。
[発明の構成1 (問題点を解決するための手段と作用)本発明者は、上
記の目的を達成しようと鋭意検討を重ねた結果、熱硬化
性樹脂に含まれる無m質充填剤の平均粒径が1〜6μm
のものを使用すれば、含浸性がよく、半田耐熱性、打抜
加工時等に優れた銅張積層板が得られることを見いだし
、本発明を完成させたものである。 即ち、本発明は、
ガラス不織布に平均粒径1〜6μmの無機質充填剤を含
有する熱硬化性樹脂を塗布・含浸、乾燥させてなるとと
もに複数枚を重ねたプリプレグ(1)と、ガラス織布に
熱硬化性樹脂を塗布・含浸、乾燥させてなるとともに上
記複数枚のプリプレグ(I)の上下面に重ね合わせたプ
リプレグ<ff)と、上記重ね合わせたプリプレグ(I
[)の少なくとも片面に重ねた銅箔とを、加熱加圧一体
に成形したことを特徴とする銅張積層板である。
本発明に用いる無機質充填剤としては、その平均粒径が
1〜6μmのものであればいずれも使用可能であるが、
具体的には、Eガラス粉末、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、アルミナ、酸化マグネシウム、二酸化
チタン、チタン酸カリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸
アルミニウム、炭酸カルシウム等が挙げられ、これらは
単独もしくは2種以上混合して使用する。
無機質充填剤の平均粒径が1〜6μmであれば、不織布
を構成するガラス繊維の平均径8〜10μmより小さい
ためにガラス繊維のすき間に熱硬化性樹脂と共に含浸し
やすくなり、またぬれ性もよくなり、打抜加工時におい
てもクラックが発生しなくなる。
平均粒径が6μmを超えるとガラス繊維に対する含浸性
が悪くなり好ましくない。 また1μm未満ではそれを
含有させた熱硬化性樹脂の粘度が高くなり、また粒子が
二次凝集して数μmの粒子径となりガラス繊維への含浸
性が悪くなり好ましくない。
本発明に用いるガラス不織布は、通常使用されているも
のが広く包含される。
本発明に用いる熱硬化性樹脂としては、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等が用いられる。
本発明に用いるプリプレグ(I)は、上記通常のガラス
不織布基材に上記無機質充填剤を配合した熱硬化性樹脂
を、常法により塗布・含浸し、乾燥させてプリプレグを
(qる。
一方、プリプレグ([)は、通常使用されているガラス
織布にポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂等の熱硬化性樹脂を、常法により塗布・含浸、乾燥さ
せて得られる。
本発明の銅張積層板は通常の方法によって製造され、特
に製造方法に限定されるものではない。
例えば、エポキシ樹脂に硬化剤、適潰の無m質充填剤、
有機溶剤を加えてエポキシワニスを得る。
次にエポキシワニスを塗布機でガラス不織布に含浸、乾
燥させてプリプレグを得、これを所定枚数積層し、別に
用意したガラス織布を基材とするエポキシ樹脂プリプレ
グおよび銅箔を重ね合わせ、加熱加圧、積層成形一体化
して銅張積層板が製造される。
(実施例) 次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例 1 臭素化エポキシ樹脂(エポキシ当kJ4470g/ e
Q。
臭素含有量20.5%)100重遣重退、ジシアンジア
ミド31退部、2−エチル−4−メチルイミダゾール0
.1重量部およびアセトン適但を加えて攪拌し、さらに
無機質充填剤として平均粒径が2μmの水酸化アルミニ
ウム55重量部を加えてエポキシ樹脂ワニスを調製した
。 次に厚さ 400μmのガラス不織布に前記のエポ
キシ樹脂ワニスを塗布含浸し、160℃の温度で乾燥し
てプリプレグ(I)をつくった。 このプリプレグ(■
)6枚を重ね合わせ、その上下面に無機質充填剤として
の水酸化アルミニウムの含有しない上記エポキシ樹脂ワ
ニスをガラス織布に塗布含浸し、乾燥して得たプリプレ
グ(II)をそれぞれ1枚重ね合わせ、更にプリプレグ
(II)の上下面に厚さ35μmの銅箔をそれぞれ1枚
重ね合わせて、170℃、 40kg/am2で90分
間加熱加圧して、板厚1.6+nmの銅張積層板を製造
した。 この銅張積層板について緒特性を試験したので
第1表に示したが、半田耐熱性、打抜加工性のいずれに
も優れ、本発明の効果が確認された。
実施例 2 実施例1に於て、無機質充填剤として平均粒径2μmの
水酸化アルミニウムの代わりに平均粒径6μmの水酸化
アルミニウムを用いた以外は、すべて実施例1と同一に
して銅張積層板を製造し、また同様にして開時性試験を
行ったので第1表に示した。 半田耐熱性、打抜加工性
に優れ、同じく本発明の効果が確認された。
比較例 1 実施例1に於て、平均粒径2μmの水酸化アルミニウム
の代わりに平均粒径10μmの水酸化アルミニウムを用
いた以外は、すべて実施例1と同一にして銅張積層板を
製造した。 この銅張積層板についても開時性試験を行
ったので、その結果を第1表に示した。
比較例 2 実施例1に於て、平均粒径2μmの水酸化アルミニウム
の代わりに平均粒径0.5μmの水酸化アルミニウムを
用いた以外は、すべて実施例1と同一にして銅張積層板
を製造し、また同様にして緒特性を試験したのでその結
果を第1表に示した。
比較例 3 実施例1に於て、無機質充填剤を含まないエポキシ樹脂
ワニスを用いた以外は、すべて実施例1と同一にして鋼
張積層板を製造し、また同様にして緒特性を試験したの
でその結果を第1表に示した。
[発明の効果] 以上の説明および第1表からも明らかなように、本発明
の銅張積層板は、平均粒径1〜6μmの無礪質充填剤を
用いたことによって、含浸性がよく含浸ムラがなくなり
、優れた半田耐熱性、打法加工性および寸法安定性、ス
ルホール信頼性を得ることができたもので、電子機器用
として好適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス不織布に平均粒径1〜6μmの無機質充填剤
    を含有する熱硬化性樹脂を塗布・含浸、乾燥させてなる
    とともに複数枚を重ねたプリプレグ( I )と、ガラス
    織布に熱硬化性樹脂を塗布・含浸、乾燥させてなるとと
    もに上記複数枚のプリプレグ( I )の上下面に重ね合
    わせたプリプレグ(II)と、上記重ね合わせたプリプレ
    グ(II)の少なくとも片面に重ねた銅箔とを、加熱加圧
    一体に成形したことを特徴とする銅張積層板。
JP61113757A 1986-05-20 1986-05-20 銅張積層板 Expired - Lifetime JPH07100360B2 (ja)

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JP61113757A JPH07100360B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 銅張積層板

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JPS62270333A true JPS62270333A (ja) 1987-11-24
JPH07100360B2 JPH07100360B2 (ja) 1995-11-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110889A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Matsushita Electric Works Ltd 多層積層板の製造方法
JPH05162246A (ja) * 1991-12-12 1993-06-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd 印刷回路用積層板

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607796A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 住友ベークライト株式会社 印刷回路用銅張積層板及びその製造方法
JPS60203438A (ja) * 1984-03-29 1985-10-15 住友ベークライト株式会社 印刷回路用積層板

Patent Citations (2)

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