JPS6226979B2 - - Google Patents

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JPS6226979B2
JPS6226979B2 JP58144431A JP14443183A JPS6226979B2 JP S6226979 B2 JPS6226979 B2 JP S6226979B2 JP 58144431 A JP58144431 A JP 58144431A JP 14443183 A JP14443183 A JP 14443183A JP S6226979 B2 JPS6226979 B2 JP S6226979B2
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JP
Japan
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box
opening
moisture
raw material
conveyor
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JP58144431A
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JPS6045129A (ja
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Ayaji Nagashino
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Priority to US06/564,528 priority patent/US4548539A/en
Publication of JPS6045129A publication Critical patent/JPS6045129A/ja
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフラツプを有する箱に詰められた圧搾
たばこ原料の解包装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に収穫、乾燥された葉たばこは、たる詰め
圧搾されたのち貯蔵熟成されるが、近年に至り輸
送費や材料費等のコスト低減をはかるため、上記
葉たばこの圧搾梱包容器として、たるに代えて厚
紙等によるダンボール箱が盛んに使用され始めて
いる。
従来、この圧搾された葉たばこ原料が詰められ
たダンボール箱(以下単に箱ともいう)からの圧
搾たばこ原料(以下単に原料ともいう)の解包は
人手により行なつていたが、箱の重量は1個で約
200Kgもあり、解包作業は容易でなく、又、解包
に際して葉くずれを多く生出させるという欠点が
あつた。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明者は原料を箱から解包するに際
して原料くずれを生ずることがなく、機械的手段
により簡単な動作で自動的に行なう解包装置を先
に発明し、特願昭57−224971号により出願されて
いる。
すなわち、先の出願に係る解包装置は大別して
箱の搬入コンベヤA、箱の解包部B、原料の搬出
コンベヤC、箱のリフターDとから成るが、本発
明装置はリフターDにおいて持ち上げられた箱か
ら、原料を自重により解包部Bに徐々に下降載置
する場合、下降が円滑に行なわれないという問題
点に鑑み、その部分の改良をはかつた手段を新た
に設けることにより、さらに改善された解包装置
を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、箱詰め圧搾たばこ原料の搬入コンベ
ヤと、該搬入コンベヤの後段に連設され、溝状開
口部、防湿紙吸着用開口部、防湿紙除去用開口部
並びに原料受け部材用開口部を夫々有する前記原
料の詰められた箱の載置台、該載置台上に進退自
在に設けられたキヤリツジローラ、該載置台の側
方に設けられた位置決めアーム、前記溝状開口部
の下部に水平移動自在に設けられた円盤状ナイ
フ、前記防湿紙除去用開口部の下部に設けられた
吸着ドラム、前記原料受け部材用開口部内で上下
動自在に設けられた原料受け部材とを夫々具備す
る解包部と、該解包部の後段に設けられた搬出コ
ンベヤと、該解包部の上部に設けられたリフター
と、前記搬入コンベヤの後端上方に設けられた上
下動自在の錐を有する開孔部材とから成る箱詰め
圧搾たばこ原料の解包装置である。
以下、本発明装置について、実施例を示す図面
を参照しながら詳細に説明する。
第1図は圧搾たばこ原料が詰められる箱の形態
を示すもので、箱1は上、下面において四方から
折り曲げられたフラツプ1aを有する直方体で、
厚紙材料で製作されている。箱1内には第2図に
示すように防湿紙2で覆われた原料3が詰められ
ている。又、箱1の外周には第3図に示すように
4本のフラツプ固定用バンド4が巻かれている。
本発明装置において解包の概略は第4図に示さ
れる。まず、搬入コンベヤAにより搬入された原
料3の詰められた箱1を解包部Bに移送するに先
立ち、開孔部材Eにより、その上面フラツプに開
孔を施こす。次に下面フラツプ1aの面を下方に
向けて解包部B上に載置した後切断手段によりバ
ンド(図示せず)を切断する(第4図a)。次い
でバンドが切断された状態で解包部B上に載置さ
れた箱1をリフターDにより保持し、徐々に上方
に持ち上げる。該箱1の持ち上げ動作による上昇
につれて箱内の原料3の自重降下によりフラツプ
1aが徐々に開く(第4図b)。この状態におい
て解包部Bに設けた原料受け部材B1が上昇して
フラツプ1aの開口部から箱1内に入つて原料3
の下面中央部を支持し、原料3の落下を防止する
(第4図c)。この状態で一方のリフターDを上昇
させ、他方で原料受け部材B1を下降させ(第4
図d)、遂には原料3を箱1から分離して解包部
B上に載置させる(第4図e)。リフターDによ
り持ち上げられた空箱1は、該リフターDにより
解包部Bの側方に移動されて取り除かれる。この
ようにして箱1からの原料3の解包工程の1サイ
クルが終了する。
箱1の寸法は、フラツプ面が770mm×1100mm、
高さが720mmであり、この場合における原料3の
下面中央部を支持する原料受け部材B1の有効支
持面積は、少なくとも78cm2、望ましくは、400cm2
必要である。また、フラツプ1aの開口部が前記
最小限度の面積の原料受け部材B1を受け入れ可
能な広さとなる箱1の持ち上げ高さは約0.3m、
フラツプ1aが完全に開かれて原料3が箱外に落
下可能となる箱1の持ち上げ高さは約0.4mであ
る。
次に本発明の装置について、添付の図面を参照
しながら説明する。第5図に全体の概略側面図、
第6図に全体の概略平面図を示した。図において
本発明の装置は、大別して搬入コンベヤA、該搬
入コンベヤAの後段に設けられる解包部B、該解
包部Bの後段に設けられる搬出コンベヤC、該解
包部Bの上部に設けられるリフターD、該搬入コ
ンベヤAの後端上方に設けられる開孔部材Eより
成る。
以上の構成において、搬入コンベヤAと搬出コ
ンベヤCは、架台5に並設された回動ロール群6
より成る。
解包部Bは、第7図に側面図、第8図に正面
図、第9図に平面図で示したように、架台10の
前後側の上下に支軸11が設けられると共に各支
軸11の両側にスプロケツトホイール12が設け
られ、該スプロケツトホイール12を介して架台
10の左右側に2列の無端環状チエーン13が設
けられる。架台10の左右には第10図に示され
るように相平行して第1レール14が設けられ、
該第1レール14上に無端環状チエーン13が載
置される。左右一対の無端環状チエーン13間に
はそれぞれ弧状連結部材15を介して支持杆16
が設けられ、該支持杆16に対してキヤリツジロ
ーラ17が回転自在に設けられる。又、架台10
の左右側において第1レール14の内側には第2
レール18が設けられ、該第2レール18は上記
弧状連結部材15を支持している。キヤリツジロ
ーラ17は、2列の無端環状チエーン13間に、
搬入コンベヤAの側から、架台10上に設けられ
た箱1の載置台23上面に及び複数列連設され
る。19は電動機であり、駆動チエーン20によ
りスプロケツトホイール12を介して支軸11に
動力を伝達し、キヤリツジローラ17を進退自在
に移動させる。
複数のキヤリツジローラ17の列において、移
送方向の先端部に位置する支持杆16には第11
図及び第12図に示すようにプツシヤ部材21が
その支持部材21aを介して起倒自在に設けら
れ、該プツシヤ部材21は支持杆16に設けたば
ね22により常時起立状態を保持するように付勢
されると共にキヤリツジローラ17による箱1の
移送方向にはばね22に抗して倒伏するように構
成されている(第13図)。
架台10にはローラ17による移送面の下方に
近接して箱1を載置するための載置台23が設け
てられる。又、第8図に示されるように架台10
における搬送方向と交叉する左右両側には軸30
により枢着された位置決めアーム31が載置台2
3の上部に対してエアシリンダ32により進退自
在に構成されている。
位置決めアーム31は、第7図に示すようにそ
の上端部に載置台23上に送り込まれる箱1の側
部に当接して位置決めする側部用当接部31a
と、箱1の後部に当接して位置決めする後部用当
接部31bを有している。
次に載置台23には第9図に示されるように、
箱1の搬送方向と交叉する左右方向に溝状開口部
23a、多数の吸着孔50を有する防湿紙吸着用
開口部23b、防湿紙除去用開口部23c、及び
原料受け部材B1を位置させる原料受け部材用開
口部23dが形成される。
次にバンド4の切断手段は以下のように構成さ
れる。すなわち、溝状開口部23aの下部におけ
る架台10の両端部には第14図に示されるよう
に一対のエアシリンダ40が設けられ、該一対の
エアシリンダ40の端部に支持部材41が上下動
自在に設けられる。支持部材41にはナイフ架台
42がスライドレバー41aを介して溝状開口部
23aと同方向に移動自在に設けられる。ナイフ
架台42は移動部材43に設けられ、移動部材4
3は図示しない空気圧機構により水平方向に移動
される。
又、第15図に示されるようにナイフ架台42
の上部には溝状開口部23aの溝方向と直交する
方向に支軸42aが設けられ、該支軸42aに一
端が枢支されると共に他端がスプリング42bに
よりナイフ架台42に支持されたナイフ支持部材
42cに対して軸42dにより円盤状ナイフ44
が回転自在に設けられる。
円盤状ナイフ44の側面には第16図に示され
るように同軸状に円盤状ガイドプレート44aが
設けられる。円盤状ナイフ44及び円盤状ガイド
プレート44aは、第14図に示されるように軸
42dにプーリ42eを設け、移動部材43に設
けられた電動機45からベルト46を介してプー
リ42eに動力を伝達することにより回転駆動さ
れる。次に防湿紙除去手段は以下のように構成さ
れる。
すなわち、載置台23に設けた前記防湿紙吸着
用開口部23bにおける多数の吸着孔50と連通
して第6図に示すようにパイプ51と制御弁52
を介して吸引ブロワ53が設けられる。また載置
台23における前記防湿紙除去用開口部23cの
下部には、第17図及び第18図に示されるよう
に、外周面上部が載置台23とほぼ同一高さにな
るようかつ箱1の搬送方向と直交する方向に防湿
紙吸着ドラム55がベアリング54を介して支軸
55aに回動自在に支持され、支軸55aの一端
部に設けられたスプロケツト55bとチエーン5
6′を介して電動機56により駆動される。
吸着ドラム55の周面には多数の吸着孔55c
が設けられ、その内部には開口部23cに対向す
る部分に軸方向の開口部57aを有する内筒57
が設けられる。該内筒57は一端において支軸5
7bに固定され、支軸57bと前記支軸55aは
軸受部58により支持されている。支軸57bに
は中空孔57b1が形成されていて前記パイプ51
と連通している。
次に載置台23に設けられる開口部23dの位
置には、原料受け部材B1が第7図に示されるよ
うに垂直方向に設けられたエアシリンダ24のピ
ストン上端に接続して設けられる。原料受け部材
B1はその上端に設けられている板体の上面が載
置台23とほぼ同一高さから、上方位置にエアシ
リンダ24により上下動自在に可動される。
次に箱1の下面フラツプ1aの強制開放手段が
以下のように構成される。
すなわち、第7図、第8図及び第22図、第2
3図に示したように、架台10における搬送方向
と交叉する左右両側には、架台10に固定された
支柱60に対してアーム61の基端が軸62によ
り回動自在に枢着され、該アーム61の自由回動
端には吸着パツド63が載置台23の上方におい
て進退自由に設けられる。軸62にはアーム61
の他にバランスウエイト64と駆動レバー65が
一定の位置関係で固定され、該駆動レバー65に
は架台10に固定されたエアシリンダ66のピス
トン66aとの間に操作用ワイヤ67が滑車68
を介して連結される。又、ピストン66aの先端
部は支持杆69を介して支柱60に連結されてい
る。
次にリフターDは、第5図において架台70の
上部に支持され、解包部Bの上方から側方に延長
するレール71に移動自在に垂下して設けられ
る。即ち、第19図及び第20図において72は
支持部材であり、その上部の相対向する軸支部7
3にそれぞれ車輪74が回動自在に設けられ、該
車輪74はレール71の両側に係合され電動機8
2により駆動される。支持部材73には電動ホイ
スト75を介して昇降部材76が設けられ、該昇
降部材76に保持板77が垂下される。
保持板77の両側には軸78により箱1の保持
アーム79が枢着され、エアシリンダ80により
開閉自在に駆動される。保持アーム79は自由端
の内側に爪79aを有している。又、保持板77
の中央部にはエアの作動により一定角度まで回転
するモータ81の軸81aに爪81bが設けられ
ており、該爪81bは箱1の上面を貫通して箱1
を支持する。図示されていないが、爪81bは一
対相互に逆方向に回動して箱1を貫通し得るよう
に設けられ、該一対の爪81bの間に第21図に
示される防湿紙除去用もり90が設置されてい
る。
次に開孔部材Eは、第5図及び第6図に示され
るように、搬入コンベヤAの後端上方において架
台70に設けられた支持板83に支持されたエア
シリンダ84とエアシリンダ84の下端に装着さ
れた複数本の錐85を有する保持部材86とから
構成され、錐85はエアシリンダ84により上下
動自在に駆動される。
(作用) 以下に本発明装置の作用について説明する。
圧搾たばこ原料箱1はフラツプ面1aを下方に
向け、しかもバンド巻きつけ方向が移送方向と直
交する如くに搬入コンベヤAに置かれる。搬入コ
ンベヤAの終端に箱1が移送された時、開孔部材
Eのエアシリンダ84が作動し、錐85が下降し
て箱1の上面に対して穿孔が施される。この穿孔
により後記するリフターDによる箱1の持ち上げ
時において上部フラツプ部分からの空気の流入が
充分に行なわれ、原料3の自重による自然下降が
円滑に行なわれる。次に箱1を受け入れる状態に
ある解包部Bは、載置台23上にキヤリツジロー
ラ17が位置し(第8図)、位置決めアーム31
は開かれた状態となつており、円盤状ナイフ44
はエアシリンダ40により架台10の下方に下げ
られた状態となつている(第14図)。
箱1が搬入コンベヤAによりキヤリツジローラ
17上に移動され、次いで位置決めアーム31が
エアシリンダ32により側方から閉じられ、側部
用当接部31aと後部用当接部31bがキヤリツ
ジローラ17上の箱1の位置を規制する(第7
図)。次いで電動機19が作動され、キヤリツジ
ローラ17を搬入コンベヤAの移送方向と逆方向
に移動させる。これにより、キヤリツジローラ1
7上の箱1は上記後部用当接部31bに当接する
まで戻されて位置が規制される。その後、キヤリ
ツジローラ17はさらに架台10の下方まで移動
し、箱1を載置台23上に移動させた後に停止さ
れる。この状態で箱1は原料受け部材B1と中心
部が一致する如くに載置台23上に位置決めされ
る。
次いで、第14図に示すようにエアシリンダ4
0により支持部材41を上昇させて円盤状ナイフ
44を載置台23の前記溝状開口部23a内に突
出させる。該円盤状ナイフ44は電動機45によ
り前記上昇に先だつて回転されており、次いで前
記ナイフ架台の移動部材43により溝状開口部2
3a内を一端部から他端部まで移動され、載置台
23上に載置されている箱1の底部に巻かれてい
るバンド4を切断する。この際に円盤状ナイフ4
4はスプリング42bにより軸42aを中心にし
て上向きに付勢されており(第15図)、約2cm
程上下動可能となつているので箱1が変形してい
てもバンド4を切り損じることがなく、また円盤
状ナイフ44の側面にはガイドプレート44aが
設けられているので(第16図)、箱1を必要以
上に深く切断し、内部入れられている防湿紙2ま
でを切ることを防ぐことができる。
バンド切断後において、エアシリンダ40に円
盤状ナイフ44が架台10の下方に移動され、ま
た位置決めアーム31が開かれる。
次いで、あらかじめ解包部Bの上方において待
機していたリフターDの昇降部材76がシザース
により伸ばされ、保持板77を箱1の上面に当接
するまで下降させ、次いでエアシリンダ80の作
動によりあらかじめ外側に開かれた状態になつて
いた保持アーム79を閉じてその爪79aを箱1
の側面に食い込ませ、同時にモータ81の軸81
aに取り付けた爪81bを回転させ箱1を貫通し
て上面防湿紙2に食い込ませ、箱1と箱内の上面
防湿紙2を保持させる。
次いで昇降部材76により保持板77を徐々に
上昇させる。上昇に伴い箱1のフラツプ1aは原
料3の自重により徐々に開けられる。
この段階において、第8図におけるエアシリン
ダ66を作動させてアーム61の吸着パツド63
を該フラツプ1aに吸着させ、次いでアーム61
を逆方向に作動させてフラツプ1aを強制的に開
放させる。
箱1が定位置まで上昇されると原料受け部材
B1がエアシリンダ24により上昇され、フラツ
プ1aの開口部を通過して原料3の下面に接する
まで上昇された後、エアシリンダ24の作動空気
が停止されて電磁バルブ(図示せず)は外気開放
の中立位置となる。
箱1がさらに上昇されると、原料3の自重によ
りエアシリンダ24内の背圧は上記電磁弁の中立
位置より徐々に逃がされ、原料受け部材B1
徐々に下降する。このようにして下面の防湿紙2
および原料3は載置台23上に載置される。
その後、リフターDは電動機82により駆動さ
れる車輪74によりレール71に沿つて解包部B
の側方へ移動され、持ち上げた空箱を取り外した
後、解包部B上へ戻つて待機される。
原料受け部材B1の下降が終了して載置台23
上に下面の防湿紙2および原料3が載置される
と、電磁弁(図示せず)の作動により防湿紙吸着
用開口部23bの吸着孔50と吸着ドラム55の
吸着孔55cから空気が吸引され、下面の防湿紙
2を載置台23上に固定する。
次いで、電動機19によりキヤリツジローラ1
7を前進させて先端にある起立状態のプツシヤ部
材21により原料3を搬出コンベヤC上へ押し出
す。なお、プツシヤ部材21の下部に載置台23
と接触するようにブラシを設けて載置台23上の
たばこ原料を清掃するようにしてもよい。
次いで、電磁弁により防湿紙吸着用開口部23
bのみのサクシヨンを停止し、電動機56により
吸着ドラム55を回転させて、防湿紙2を防湿紙
除去用開口部23cより吸着除去する。
(発明の効果) 本発明装置は以上詳細に説明した如くになるか
ら、箱詰め圧搾たばこ原料の解包に際して、解包
処理される載置台上への箱の移送、箱の位置決め
固定、バンド切断、原料の取り出し、防湿紙除去
等の諸工程を解包部を中心として機能的に行なう
ことが可能となり、さらに本発明装置においては
開孔部材が設けられて箱の上部にあらかじめ穿孔
が施こされることにより、箱内に空気が導入さ
れ、箱の載置台上への載置を極めて円滑に行なう
ことができる。このように本発明装置は、圧搾た
ばこ原料箱の形態に合わせて、葉くずれを生じさ
せることなく、自動的かつ迅速に箱詰め圧搾たば
こ原料を解包できるすぐれた効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧搾たばこ原料が詰められた箱の下面
フラツプを一部開いた状態の斜視図、第2図は圧
搾たばこ原料が詰められた箱の断面図、第3図は
同上箱の外観斜視図、第4図a〜eは本発明装置
の作動工程を示す説明図、第5図は本発明の装置
全体を示す側面図、第6図は同上の平面図、第7
図は解包部の側面図、第8図は解包部の正面図、
第9図は解包部の平面図、第10図はキヤリツジ
ローラの支持機構の説明図、第11図はプツシヤ
部材の正面図、第12図は同上の要部を示す詳細
図、第13図は同上の側面図、第14図はバンド
切断装置の正面図、第15図は同上における円盤
状ナイフの支持機構を示す詳細図、第16図は円
盤状ナイフ部分の正面図、第17図は吸着ドラム
の軸方向断面図、第18図は吸着ドラムの軸方向
と直角方向の断面図、第19図はリフターの側面
図、第20図はリフターの正面図、第21図は防
湿紙除去用もりの説明図、第22図はフラツプ解
放機構の正面図、第23図は同上の作動状態図で
ある。 A…搬入コンベヤ、B…解包部、B1…原料受
け部材、C…搬出コンベヤ、D…リフター、E…
開孔部材、1…圧搾たばこ原料箱、2…防湿紙、
3…圧搾たばこ原料、17…キヤリツジローラ、
23…載置台、23a…溝状開口部、23b…防
湿紙吸着用開口部、23c…防湿紙除去用開口
部、23d…原料受け部材用開口部、31…位置
決めアーム、44…円盤状ナイフ、55…吸着ド
ラム、79…箱の保持アーム、85…錐。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 箱詰め圧搾たばこ原料の搬入コンベヤと、該
    搬入コンベヤの後段に連設され、溝状開口部、防
    湿紙吸着用開口部、防湿紙除去用開口部並びに原
    料受け部材用開口部を夫々有する前記原料の詰め
    られた箱の載置台、該載置台上に進退自在に設け
    られたキヤリツジローラ、該載置台の側方に設け
    られた位置決めアーム、前記溝状開口部の下部に
    水平移動自在に設けられた円盤状ナイフ、前記防
    湿紙除去用開口部の下部に設けられた吸着ドラ
    ム、前記原料受け部材用開口部内で上下動自在に
    設けられた原料受け部材とを夫々具備する解包部
    と、該解包部の後段に設けられた搬出コンベヤ
    と、該解包部の上部に設けられたリフターと、前
    記搬入コンベヤの後端上方に設けられた上下動自
    在の錐を有する開孔部材とから成ることを特徴と
    する箱詰め圧搾たばこ原料の解包装置。
JP14443183A 1982-12-23 1983-08-09 箱詰め圧搾たばこ原料の解包装置 Granted JPS6045129A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14443183A JPS6045129A (ja) 1983-08-09 1983-08-09 箱詰め圧搾たばこ原料の解包装置
DE19833345951 DE3345951A1 (de) 1982-12-23 1983-12-20 Verfahren und vorrichtung zum auspacken von gepresstem material, insbesondere tabakblaettern
GB08334009A GB2132163B (en) 1982-12-23 1983-12-21 Method and apparatus for unpacking a box containing compressed material
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