JPS62269126A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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Publication number
JPS62269126A
JPS62269126A JP11087586A JP11087586A JPS62269126A JP S62269126 A JPS62269126 A JP S62269126A JP 11087586 A JP11087586 A JP 11087586A JP 11087586 A JP11087586 A JP 11087586A JP S62269126 A JPS62269126 A JP S62269126A
Authority
JP
Japan
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focus detection
light
focal length
circuit
photographic lens
Prior art date
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Application number
JP11087586A
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English (en)
Inventor
Toru Matsui
徹 松井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62269126A publication Critical patent/JPS62269126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ズームレンズ、並びに焦点距離の異なる多
種類の撮影レンズを使用するカメラに適したアクテイレ
゛タイプの焦点検出装置に関する。
〔従来の技術〕
カメラの自動焦点検出方式には外界の光を利用するパッ
シブ型の自動焦点検出方式(以下)くツシプAFという
)と、カメラ側から光を投射して被写体からの反射光で
検出するアクティブ型の自動焦点検出方式(以下アクテ
ィブAFという)とがある。レンズ交換可能なカメラで
は、焦点距離や開放F値の異なる多種類の交換レンズに
対応するため、パッシブ方式が主流であるが、外界の暗
い場合に焦点検出がおこなえない不便さを解決するため
パッシブAFを備えたカメラにアクティブAFを付加す
る提案が多数なされている(例えば、特開昭47−13
282号公報、特開昭52−62022号公報、特開昭
54−126023号公報、実開昭55−55805号
公報参照)。
アクティブAF用の投射光としては赤外域に近い光を用
いるのが望ましいが、これは人間の眼に対する刺激を考
慮したためであって、刺激が強いときは撮影に際して眼
を閉じてしまう可能性があるからである。投射光の眼に
対する刺激は第1図に示すように、赤外域で減少し、波
長700nmの近赤外光の刺激は波長660nmの近赤
外光1110となる。
しかしながら、多くの物体ではそれを照明する光の波長
が長くなる程反射率が高くなる傾向があり、700問以
上の波長域ではコントラストの差がなくなってしまうた
め、被写体が赤外光で照明されている場合と自然光や蛍
光灯のような可視光で照明されている場合とでは、焦点
検出センサの検出する被写体コントラストに差が生じ、
可視光照明下ではコントラストの高い被写体でも赤外光
照明下ではコントラストが低下することが少くない。
第2図は緑、ブルーグレー、白の物体(紙6)の分光反
射率の一例を示したもので、赤外域に近ずく程コントラ
ストが小さくなる(反射率の差が小さくなる)ことを示
している。
このように焦点検出用受光素子り被写体を照射したとき
コントラストが低いと焦点検出精度が期待値よりも低く
なり、焦点検出用にカメラシステム側から光を投射する
ことの意義が薄れてしまう。
この点を解決するため、焦点検出用投射光学系の投射レ
ンズの焦点位置に投影バタンを配置し、被写体上に投影
バタン像によるコントラストを形成して、焦点検出を容
易にするものが、特願昭59−261194号として提
案されている。
本発明は上記出願の改良に関するものであるから、まず
、上記出願発明について簡単に説明する第3図は特願昭
59−261194号の発明を実施したカメラシステム
の一実施例の構成を示すもので、Cは主ミラーM1を有
する一眼レフカメラとして構成されたレンズ交換式カメ
ラ、ELは交換レンズ、Sはカメラ上面に設けられたア
クセサリシュー2に脚部4で装着された照明装置である
照明装置には公知の閃光発光管6と昇圧回路その他の発
光用回路が組込まれているほか、焦点検出用の一対の発
光装置7,8.一対の投射レンズ9.10.一対の投影
バタンフィルム11.12からなる補助照明装置が組込
まれている。
カメラCは主ミラーM1のほか副ミラーM2と、その下
方に焦点検出装置Fを備え、撮影レンズELを経て入射
した光を焦点検出袋#Fで検出する構成となっている。
第4図は投影バタンフィルム11. 12の例ヲ示した
もので、このフィルムは縦縞のストライプからなる投影
パタンを備えており、図で斜線の部分が不透明部である
不透明部の巾をp、透明部の巾をqとすると、p及びq
はそれぞれの部分で異なり、その繰返し周期(p十q 
)も全く不規則に構成されている。
このような構成の投影バタンフィルムは、例えば第3図
に示す補助照明装置内の投射レンズ9゜100焦点位置
近傍に配置され、被写体上に投影バタン像によるコント
ラスト部分を形成するのに使用される。
投影パタンの不透明部の巾pは焦点検出装置における焦
点検出用受光素子、例えばCCDの一画素分の巾を考慮
して決定される。すなわち被写体上に形成された投影バ
タン像を焦点検出装置の焦点検出面に結像させた状態を
示す第5図において、焦点検出用受光素子上に結像され
る投影バタン像の巾りは受光素子の一画素分の巾Xより
も太き(しである。そしてこの投影バタン像の巾りは撮
影レンズの焦点距離によって異なり、広角レンズの場合
は狭(、長焦点レンズの場合は広(なるが、使用予定さ
れる交換レンズのすべてに対して上記の条件が満たされ
ることが望ましい。
一方、投影パタンに同−巾の不透明部を複数個設けると
、公知の位相差方式による焦点検出装置の場合、再結像
レンズにより形成される2つの投影バタン像の一致する
組が複数組検出されることになり、焦点検出を誤ること
になる。
また、カメラに広角レンズが装着されているときは被写
体側に撮影レンズを介して投影される焦点検出エリアが
相対的に広くなり、投影パタンに同じパタンの繰返しが
存在するとそれらが焦点検出エリア内に共に存在するこ
とになり、前記した同−巾の投影パタンか複数個存在す
る場合と同様の理由から焦点検出を誤ることになる。
したがって、投影パタンは不透明部の巾pのみでなく、
不透明部pと透明部qとを合せた(p+q)の繰返しも
生じないように全く不規則に配列して構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、焦点検出用の投影パタンの不透明部
の巾pと透明部の巾q及びその配列には工夫がこらされ
ているが、カメラに装着される交換レンズは短焦点距離
のものから長焦点距離のものまできわめて多種類のもの
が提供されており、これらの多種類の焦点距離の交換し
/ズに対応するには投影パタンの構成に限界があり、色
々な巾や周期をもつ多くの投影パタンを用意しない限り
、使用可能な交換レンズは限られた範囲のものとなって
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、以上のべた問題点を解決することを目的と
するものであって、撮影レンズ外部より被写体忙投射し
た焦点検出光の被写体からの反射光を撮影レンズを介し
て測光し、その測光出力に基いて焦点検出をおこなう外
光式アクティブ型自動焦点検出機構を備えた焦点検出装
置において、交換可能な撮影レンズに内蔵された焦点距
離情報読取り手段と、投射光束巾を変更できる光束中1
bす両手段を備えた撮影レンズ外部より被写体に向け焦
点検出光を投射する焦点検出光投光手段と、前記焦点距
離情報読取り手段で読取られた撮影レンズの焦点距離情
報に応答して前記焦点検出光投光手段の光束巾制御手段
に光束巾変更信号を出力する制御手段を備えたことを特
徴とするものである1、〔作 用〕 どからなる投射光束巾を変更する光束巾制御手段を設け
、カメラに装着された撮影レンズから焦点距離情報を読
取り、その情報に基いて焦点距離に適合した巾に投射光
束巾を制御して焦点検出光を投射するから、ズームレン
ズ並びに焦点距離の異なる多種類の交換レンズに対して
焦点検出装置の焦点検出エリアと焦点検出光の光束中を
一定の範囲内に収めることができる。
〔実 施 例〕
以下、の発明の実施例忙ついて説明する。
まず、カメラの焦点検出部分の構成について、第6図に
基すいて説明する。第6図(a)において、100はカ
メラボディ、101は交換可能な撮影レンズ、102は
レフレックスミラー、103はサブミラー、104は焦
点検出装置である。
焦点検出装置104の構成を説明すると、200は撮影
レンズの予定焦点面の近傍に配置され、細長い開口20
0aを有する視野マスク、201は上記視野マスク20
0の直後に配置された無色透明な保護カバー、202は
コンデンサレンズで、絞りマスク開口を略々撮影レンズ
の射出瞳面上に結像させる屈折力を有する。203は全
反射鏡でコンデンサレンズ202を透過した入射光をビ
ームスプリッタ204に偏向させる。ビームスプリッタ
204は半透過面204aと全反射面204bを有し、
またビームスプリッタ204に密着して略楕円形のパッ
シブM用及び外光式アクティブM用の一対の絞り開口2
08aとTTLアクティブM用の一対の絞り開口208
 bを備えた絞りマスク208が配置されている。
第6図(b)は絞りマスク208の正面図である。絞り
開口208aの後方には一対の二次結像レンズ205a
が、絞り開口208bの後方には一対の二次結像レンズ
205bが配置され、二次結像レンズ205aの後方に
はパッシブM用及び外光式アクティブM用のCCDなと
の一次元ライセンサからなる受光素子206が、また、
二次結像レンズ205bの後方にはTTLアクティブM
用のCCDなとの一次元ライセンサからなる受光素子2
07が配置されている。
焦点検出装置1040以上の構成によれば、コンデンサ
レンズ202と一対の二次結像レンズ205a又は20
5bにより受光素子206又は207に形成される一対
の像の位置関係を求めることにより焦点検出がおこなわ
れる。
次に、フラッシュ発光器に組込まれた焦点検出用の補助
照明装置について、第7図に基すいて説明する。図にお
いて、300はフラッシュ発光器を示している。補助照
明装置はフラッシュ発光器の一部に組込まれ、投射レン
ズ301、投射レンズ301の焦点面付近に配置された
電気光学素子302、発光ダイオード等からなる投射光
源303から構成される。
電気光学素子302はカメラに装着される撮影レンズの
焦点距離情報によって光透過領域を切替えるもので、長
焦点距離の撮影レンズでは比較的細い巾の光束Pを投射
し、短焦点距離の撮影レンズでは比較的広い巾の光束Q
を投射するように作動する。なお、カメラに装着される
撮影レンズの焦点距離情報は、フラッシュ発光器300
をカメラボディに取付けるとき、取付シュー304を経
由して照明装置に伝達される。なお、第7図において、
Rは長焦点レンズ使用時に撮影レンズ101を通して被
写体側に投影される焦点検出エリアを示し、このとき投
射される焦点検出光の光束中はPである。また、Sは広
角レンズ使用時に撮影レンズ101を通して被写体側に
投影される焦点検出エリアを示し、このとき投射される
光束中はQである。
投射光束の巾は撮影レンズ101を通して被写体側に投
影されたCCDの画素全体よりも狭く、所定個数以上の
CCD画素をカバーするように設定される。
では次に電気光学素子302の構成の詳細を第8図によ
り説明する。第8図(a)は電気光学素子の正面図を、
第8図(b)は第8図(a)のA−A線に沿った断面を
示すものである。
305はその中央に長方形の開口305aを有する絞り
板、306は無色透明なガラス板で、この表面に上記絞
り板305が密着している。また、ガラス板306の裏
面には図に点線で示すように、長方形の開口305aの
中心線に対称に第1、第2の透明導電膜307.318
が形成されている。第1.第2の導電膜の間隔P、は第
7図に示す投射光束の巾Pに対応する。また、長方形の
開口305aの巾Q、は第7図に示す投射光束の巾Qに
対応する。
308は酸化タングステン、水酸化イリジウム等からな
るエレクトドック膜、315は電解質物質、317はガ
ラス板で、その内面には共通導電膜316が形成されて
いる。なお、309. 310はシール材、311、 
312はそれぞれ第1導電膜307.第2導電膜318
の接続電極、313. 314は共通導電膜316の接
続電極である。
エレクトコック膜の材料が酸化タングステンの場合には
、第1.第2の導電膜307. 318に負電位を、共
通導電膜316に正電位を与えると、第8図(a)に点
線で示した導電膜307と318の部分が着裔し、絞り
開口305・の中央部分の巾P1の部分のみを光が透過
する。また、第1.第2の導電膜307、 318に正
電位を、共通電導膜316に負電位を与えると全面が透
明となり、絞り開口305aの巾Q、全体を光が透過す
るようKなる。
このようにして、カメラに装着された撮影レンズの焦点
距離に応じて焦点検出用投射光の光束中を切換えること
ができる。
第9図は焦点検出回路のブロック図である。以下、その
構成について説明する。まず、カメラボディ側の構成を
説明する。206. 207は焦点検出用受光素子で、
例えばCCD等の一次元のラインセンサにより構成され
ている。206はパッシブM及び外光式アクティブM用
の受光素子、207はTTLアクティブM用の受光素子
で、受光素子206には第6図(a)に示す第1の絞り
開口208aを通過した光が、受光素子207には第2
の絞り開口208bを通った光が入射する。
401a 、  401bはCCD駆動回路であり、受
光素子206、 207の出力アナログ信号をデジタル
信号に変換して出力し、またCCD駆動信号を出力する
402a 、  402bはデジタルメモリ回路であっ
て、CCD :駆動回路のデジタル出力信号を記憶する
403a 、  403bはゲート回路で、制御演算回
路404から信号線“a″、”b”を介して出力される
制御信号により制御され、制御信号がハイレベルのとき
、メモリ回路402a 、 402bの内容を制御演算
回路に出力する。
404は制御演算回路で、焦点検出用受光素子の検出信
号を入力とし、所定のアルゴリズムに従って演算処理し
てCCDラインセンサの出力信号の位相差からデフォー
カス量ΔLとデフォーカス方向(正負)を出力する。そ
のほか、焦点検出回路の制御をおこなう。
405は減算回路であり、制御演算回路404の出力で
あるデフォーカス量ΔLとデフォーカス方向(正負)及
びレジスタ回路418から出力される撮影レンズの収差
に関する補正データCを入力とし、デフォーカス量ΔL
に対して補正データCを減算したデフォーカス量ΔL′
とデフォーカス方向信号とを出力する。406は加算回
路で、上記減算回路と同様の機能をもつが、補正データ
Cを加算する点が異なる。
407はセレクタ回路で、上記した減算回路405の出
力と加算回路406の出力とが入力され、さらにレジス
タ回路418より正負いづれかの信号が入力され、負信
号ならば減算回路405の出力及び信号を選択し、正信
号ならば加算回路406の出力及び信号を選択し、デフ
ォーカス量ΔL′とその方向(正負)信号を出力する。
算出されたデフォーカス量ΔL′とその方向(正負)の
データは乗算回路413と表示比較回路410とに入力
される。
413は乗算回路であって、前記デフォーカス量ΔL/
とその方向(正負)データと、レジスタ414に入力さ
れているデフォーカス量ΔL/に相当するレンズ移動を
得るために必要な焦点距離とレンズ移動系の機械的構成
の情報を含む焦点調節のための変換係数にとを乗算して
レンズ駆動用モータMの回転数Nと回転方向を算出し、
算出データをモータ駆動回路415に与える。
410は表示比較回路であって、上記のデフォーカス量
ΔL′と合焦中データ回路411から出力される合焦許
容範囲を示す合焦中データとを比較し、合焦、非合焦の
データを出力する。このデータは表示回路412に入力
され、演算回路408より出力されるデフォーカス方向
信号と共に合焦、非合焦と、非合焦にあってはその方向
も合せて表示する。
415はモータ駆動回路であって、モータ回転数Nと回
転方向データを入力どし、モータMを回転制御する。モ
ータMの回転はギア列GTとスリップ機構SLを介して
駆動軸DAへ伝達される。スリップ機構を経た後の回転
角度位置はフォトカブラPCからなるエンコーダぞ検出
され、モータ駆動回路415ヘフイードバツクされる。
モータが乗算回路413で算出された回転数Nだけ回転
したかどうかがモニターされ、Nだけ回転したことがわ
かればモータを停止させる。
416はトリガ回路であって、シャッタボタン、あるい
は別設の部材の操作に基ずくスイッチのON(又はOF
F ”)に応じて焦点検知スタート信号を制御演算回路
404へ出力する。
417はレジスタ回路であり、読取回路(社)により読
取られた撮影レンズの焦点距離情報が格納され、後述す
るフラッシュ発光器に内蔵されている電気光学素子駆動
回路(以下ECD駆動回路という)420に出力する。
422は測光回路であって、被写体の明るさを測定し、
その情報を制御演算回路404へ出力し、その出力レベ
ルに応じてアクティブM1あるいはパッシブMのいづれ
かを選択し、制御演算回路404よりゲート回路403
a 、  403bにゲート開閉信号を出力する。
423はモード設定回路であって、外光式アクティブM
あるいはTTLアクティブHの選択をおこなうもので、
例えば外光式アクティブM゛が選択されたときはハイレ
ベル信号を、TTLアクティブMが選択されたときはロ
ーレベル信号を制御演算回路404に出力し、これに応
じて制御演算回路404はゲート回路403a 、 4
03bにゲート開、閉の信号を出力する。
次にフラッシュ発光器に組込まれた補助照明装置につい
て説明する。補助照明装置は第9図でFLと表示された
一点鎖線で囲まれた部1分である。
420はECD駆動回路で、カメラボディ側のレジスタ
回路417より出力される焦点距離情報を判別し、焦点
距離があらかじめ決められた値よりも大きいか小さいか
を判別し、その結果忙応じて先に第8図に基すいて説明
した電気光学素子302へ印加する電位を制御して光の
透過領域を切換え、撮影レンズの焦点距離に応じた光束
中の投射光を得るものである。
419は発光回路であって、補助照明用発光素子の点灯
制御をおこなう。この発光回路419はモード設定回路
423が外光式アクティブMに設定され、測光回路42
2の出力が所定の明るさよりも暗い信号を出力している
ときに制御演算回路より信号線“g#を経て出力される
信号により点灯制御される。
また、モード設定回路423がTTLアクティブMに設
定されている場合にはフラッシュ発光器内の発光回路4
19に代えて、図示しないカメラボディ内の発光回路が
使用される。
次に、交換レンズ側の構成について説明する。
交換レンズ側の構成部分は第9図でELと表示された一
点鎖線で囲まれた部分である。
ここではズームレンズの実施例で説明しである。
ZRは外部より操作されるズームリングであり、このズ
ームリングZRと一体的に回転可能なブラシBRが設け
られている。ブラシBRに対応してレンズ鏡胴固定部に
はコード板CDが設けられ、ズームリングの回転、即ち
焦点距離の設定に応じて、夫々の焦点距離に応じたデジ
タルコード信号を発生する。
LIDはレンズ情報出力回路であり、撮影レンズの焦点
距離情報E、撮影レンズの球面収差に関する補正データ
C1撮影レンズの色収差に関する補正データA、モータ
の回転数変換係数Kを格納したリードオンリーメモリー
(ROM)を内蔵しており、前記ブラシBItとコード
板CDとによって発生したデジタル信号によって指定さ
れたROMのアドレスから焦点距離情報E、レンズの球
面収差に関する補正データC1色収差に関する補正デー
タA1変換係数Kが読出され、それぞれレジスタ417
 、418゜419、 414へ入力される。レジスタ
417 、418 。
419 、414 K入力される上記の情報は、撮影レ
ンズのズーミングに応じて変化するものであり、ズーミ
ングに応じた最新のアドレス信号に基いてROMから読
出され更新されることは云うまでもないことである。
カメラボディと交換レンズ間は、電源端子、同期クロッ
クパルス端子、読取り信号端子、直列データ端子、アー
ス端子で接続され、また、フォーカシングレンズ駆動の
ため、駆動軸DA、従動軸団、フォーカシングリングF
Rの順に噛合連結される。
次に、その動作について説明する。
交換レンズをカメラボディに装着すると、レンズ情報出
力回路LIDと読取回路器は端子を介して接続され、フ
ォーカシングレンズを移動させる駆動機構が連結される
カメラ使用者が焦点合せのためにシャッタボタンに触れ
ると、読取回路器からレンズ情報出力回路LIDに電源
と読出し信号が出力され、ROMの内容が読出されて、
焦点距離情報Eがレジスタ417K、レンズの球面収差
に関する補正データCがレジスタ418に、色収差に関
す・る補正データAがレジスタ419に、交換係数Kが
レジスタ414に取り込まれる。この情報の取り込みは
その後も所定のタイミングで実施され、撮影レンズのズ
ーミングに応じた最新の情報に更新される。
上記の情報の取り込みが完了すると、制御演算回路40
4より信号線“e″を介してCCD駆動パルスがCCD
駆動回路401aと401bへ出力される。CCD駆動
回路401a 、 401bに駆動パルスが付与される
とCCDドライブ開始信号が焦点検出用受光素子206
、 207に与えられ、CCDから出力されるアナログ
信号はCOD駆動回路内のA/D変換回路によってデジ
タル信号に変換され、デジタルメモリ回路402a 、
  402bに格納される。
一方、測光回路422は被写体の明るさを測光し、測光
出力を信号線“f#を介して制御演算回路404に入力
する。
制御演算回路404はモード設定回路423が外光式ア
クティブMモードに設定されていて、゛測光回路422
より出力された測光値が予め決められたし ”ベルより
も暗いときに焦点検出用受光素子より出力される信号の
積分開始と同時に補助照明装置FL内の発光回路419
へ信号線@g″を経て発光信号を出力し、発光素子30
3(第7図参照)を点灯する。
この発光素子303より発した光は電気光学素子302
を透過し、投射レンズ301により集光されて被写体に
投射される。電気光学素子302は先に説明したとおり
レジスタ417より出力される撮影レンズの焦点距離情
報に基いて透過領域が最適になるよう制御されるので、
撮影レンズの焦点距離に応じて最適の光束中の光が投射
される。
モード設定が外光式アクティブMモードに設定されてい
るときは、制御演算回路404は、信号線″′a″を介
してゲート回路403aにハイレベル信号を出力し、信
号線”b”を介してゲート回路403bにローレベルの
信号を出力している。したがって、ゲート回路403a
は開き、ゲート回路403bは閉じてデジタルメモリ回
路402aの内容が制御演算回路404に入力する。こ
の入力データに基いて制御演算回路404は色収差情報
Aを加味した予め定められたアルゴリズムに従って演算
処理し、CCDラインセンサの相関信号の位相差からそ
の時点でのデフォーカス量ΔLとデフォーカスの方向(
正負)を求め、減算回路405、加算回路406に出力
する。
一方、レジスタ回路418にはレンズの球面収差に関す
る補正データが格納されており、補正データCと補正方
向信号(正負)がそれぞれ減算回路405、加算回路4
06及びセレクタ回路407に与えられる。
セレクタ回路407では入力された補正方向信号が負屯
あれば減算回路405のデータと符号が、また正であれ
ば加算回路406のデータと符号を選択し、デフォーカ
ス量ΔL/とその方向信号を出力する。
撮影レンズのデフォーカス量ΔL′は乗算回路413と
表示比較回路410に入力され、乗算回路413ではレ
ジスタ414に格納されているモータの回転数変換係数
にと乗算され、得られた回転数データNがモータ駆動回
路415に入力される。表示比較回路410ではデフォ
ーカス量ΔL/と合焦中データ回路411に格納されて
いる合焦中データとを比較し、デフォーカス量ΔL′が
合焦中に入っているときは合焦表示素子412を点灯す
る。また、合焦中に入っていないときは演算回路408
より出力されているデフォーカス方向(正負)信号によ
り非合焦表示素−子412の左右いづれかを点灯する。
モータ駆動回路415では乗算回路413から出力され
た回転数データNと演算回路408より出力されている
デフォーカス方向(正負)信号とによりモータMの回転
数、回転方向を制御してモータな駆動する。
モータMの回転はギア列GT、スリップ機構SLを介し
て駆動軸DAべ伝達され、更に交換レンズ側の従動軸F
Dを経てフォーカシングリングFRへ伝達されて図示し
てない撮影レンズを光軸方向にデフォーカス量ΔL′分
だけ移動させる。
なお、被写体の明るさが所定レベルよりも高い場合、制
御演算回路404は発光回路419による発光を禁止す
る一方、ゲート回路403aにハイレベル信号を、ゲー
ト回路404bにローレベル信号をそれぞれ出力する。
このため、受光素子206の出力が制御演算回路404
に入力されることになり、制御演算回路404はその出
力に基いて所定のアルゴリズムに従ってデフォーカス量
ΔL及びその方向を演算する。但し、この場合の演算で
はレジスタ419かも出力される撮影レンズの色収差に
関する補正データAは用いない。
以上、この発明の一実施例について説明したが、この実
施例では焦点検出用補助照明装置から投射される光束の
巾はPとQの2種類であるが、第8図に示した電気光学
素子上の第1.第2の透明導電膜307. 318を個
別に制御すれば3通りの投射光束巾を得ることができ、
透明導電膜の配置と数を増して多種の投射光束巾を設け
ることもできる。
また、エレクトロクロミック素子や液晶素子のような電
気光学素子上代えて電磁的に制御される機械的な切替え
部材を用いることもできる。
情報をレンズ情報出力回路LIDに出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の焦点検出装置によれば
、撮影レンズ外部より被写体に向けて焦点検出用補助照
明光を投射する外光式アクティブHにおいて、ズームレ
ンズならびに焦点距離の異なる多種類の撮影レンズに対
して焦点検出エリアと投射光束の巾の関係をほぼ一定の
範囲内に収めることかできるから、色々な巾や周期をも
つ多数の投影バタンを設けなくとも、繰返しバタン(広
角レンズ使用時は焦点検出エリアが広くなるために、ラ
ンダムな配置であっても繰返しバタンに近ず()による
誤った焦点検出をおこうおそれが少(なり、焦点検出に
供する交換レンズの制限を解消することができる。また
、被写体が焦点検出装置の焦点検出エリア内にあるにも
かかわらず、焦点検出用投射光の巾か細すぎて被写体に
照射されず、焦点検出が不可能になる、いわゆる「ず抜
け」現象を生ずる可能性が少(なり、これによる誤った
焦点検出がおこなわれることも少くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は赤外光の眼に対する刺激と波長の関係を示す図
、第2図は各種の色彩をもつ物体の分光反射率を示す図
、第3図は焦点検出用投射光学系を組込んだ照明装置を
カメラに装着した状態のカメラシステムの概略構成図、
第4図は補助照明装置に組込まれた投影バタンフィルム
の例、第5図は投影バタン像が焦点検出装置の焦点検出
面に結像した状態の説明図、第6図はカメラに組込まれ
た焦点検出部分の構成を示す図、第7図はフラッシュ発
光器に組込まれた補助照明装置の構成の概略と投°射光
束の拡がりを示す図、第8図は電気光学素子の構成を示
す図、第9図は焦点検出回路のブロック図である。 300:フラッシュ発光器、  301 :投射 し 
ンズ、302:電気光学素子、303:投 射 光 源
、P、Q :投射光束の巾、R,S :焦点検出エリア
。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社仮−! (ルミ
) 第  1  図 (X) 第  2  図 弔  3  図 (a) (b) 第4図 15図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズ外部より被写体に投射した焦点検出光
    の被写体からの反射光を撮影レンズを介して測光し、そ
    の測光出力に基いて焦点検出をおこなう外光式アクティ
    ブ型自動焦点検出機構を備えた焦点検出装置において、
    交換可能な撮影レンズに内蔵された焦点距離情報読取り
    手段と、投射光束巾を変更できる光束巾制御手段を備え
    た撮影レンズ外部より被写体に向け焦点検出光を投射す
    る焦点検出光投光手段と、前記焦点距離情報読取り手段
    で読取られた撮影レンズの焦点距離情報に応答して前記
    焦点検出光投光手段の光束巾制御手段に光束巾変更信号
    を出力する制御手段を備えたことを特徴とする焦点検出
    装置。
  2. (2)前記光束巾制御手段は電気光学素子で構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焦点
    検出装置。
JP11087586A 1986-05-16 1986-05-16 焦点検出装置 Pending JPS62269126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071010A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社ミツトヨ オートフォーカス装置、オートフォーカス方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071010A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社ミツトヨ オートフォーカス装置、オートフォーカス方法、及びプログラム

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