JPS6226833Y2 - - Google Patents

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JPS6226833Y2
JPS6226833Y2 JP1980132234U JP13223480U JPS6226833Y2 JP S6226833 Y2 JPS6226833 Y2 JP S6226833Y2 JP 1980132234 U JP1980132234 U JP 1980132234U JP 13223480 U JP13223480 U JP 13223480U JP S6226833 Y2 JPS6226833 Y2 JP S6226833Y2
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suction
hole
disk
stabilizer
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフオノ・レコード盤、ビデオ・デイ
スク盤などの情報記録体を大気圧以下の減圧状態
(以下便宜上真空圧と呼ぶ)を利用してターンテ
ーブル面上に吸着させる吸着装置において、上記
真空圧を供給する(空気を吸引する)吸引装置に
関する。特にこの考案では情報記録体の面上から
真空圧を供給するようにした吸着装置に適用され
る吸引装置を提供するものである。
真空圧を利用して情報記録体をターンテーブル
に吸着する装置としてはターンテーブルの下面か
ら真空圧を供給する方式のものが従来一般的であ
つた。第1図はその一例として米国特許第
4065135号明細書に記載の吸着装置を示したもの
である。この吸着装置は、ターンテーブル装置T
の吸着部aと真空ポンプbとを連通させる吸引経
路(矢印で示す)を回転軸線Lに沿つて構成し、
この経路の途中には切換バルブVを介装し、この
切換バルブの切換操作によりデイスク演奏時には
吸着部aを真空ポンプbに連通せしめ、かつ真空
ポンプbを作動せしめることにより真空圧を発生
させて、この真空圧によりデイスクfをターンテ
ーブルcに吸着させ、デイスクfをターンテーブ
ルcから取外すときには、切換バルブVを操作し
て吸着部aを大気に連通させて空気を吸着部aに
導入し、デイスクfの取外しを容易にするように
したものである。なお、第1図においてg,hは
パツキング、iはセンタスピンドル、jは駆動モ
ータである。
かかる従来の吸着装置においてはターンテーブ
ルc内に吸引経路を形成するため、製作に手間が
かかつてコスト高となるとともに、汎用性がなく
一般のターンテーブルにそのままこのシステムを
採用することができない欠点があつた。また、吸
引経路が相対回転する部分を経由するため、この
相対回転部のシーリングが必要であり、これがワ
ウフラツタやS/N比を劣化させる原因となつて
いた。
情報記録体の面上から真空圧を供給するように
した吸着装置はこのような従来装置における欠点
を除去する目的で考案されたものである。すなわ
ち、上記従来装置における欠点は吸引経路がター
ンテーブル内を通過しなければならないことに原
因するものであり、それは吸着部内の空気をター
ンテーブルの下方から抜取ろうとする考えによる
ものであるから、この抜取りをデイスクの面上か
ら行なうようにして従来装置の欠点を除去するよ
うにしたのである。
デイスク面上から真空圧を供給する手段として
は次の各種の手段が考えられる。
デイスクの中心孔とセンタスピンドルとの間
隙を利用する手段。すなわち、一般にデイスク
の中心孔の直径はデイスクの製作上の誤差によ
り規格通りのものは少なく大きい方にバラつい
ている。したがつて、センタスピンドルとデイ
スクの中心孔の内壁との間には、ごく僅かであ
るが間隙が存する。この手段はこの間隙を積極
的に利用してデイスク下面の吸着部に真空圧を
供給しようとするものである。
センタスピンドルの外周面に軸線方向のチヤ
ンネル(溝)を形成する手段。この手段もデイ
スクの中心孔とセンタスピンドルとの間から真
空圧を供給しようとするものであるが、センタ
スピンドルにチヤンネルを形成することによ
り、より良好な吸引を行なえるようにしたもの
である。
センタスピンドル内に軸線方向の孔を開設
し、その下端をデイスク下面の吸着部に連通さ
せる手段。この手段は上記の孔から真空圧の供
給を行なおうとするものである。
デイスクの中心孔に連続する切欠きをデイス
クに形成する手段。この手段もデイスクの中心
孔とセンタスピンドルとの間から真空圧を供給
しようとするものであり、センタスピンドルに
チヤンネルを形成するかわりにデイスクの中心
孔に連続的切欠きを形成するものである。
デイスクの中心孔近傍にデイスクの表面から
裏面に貫通する貫通孔を形成する手段。この貫
通孔から真空圧を供給するものである。
以上のようにデイスクの面上から真空圧を供給
する手段は様々あるが、いずれにも共通する点は
デイスクの中心部においてこれを行なう点であ
る。そこで、この考案ではこのいずれの手段にお
いても適用できる吸引装置として、内部にセンタ
スピンドルが収容される空間を有し、情報記録体
のレーベル面に密着することにより前記空間の気
密が保持されるアタツチメントと、該アタツチメ
ント内の空間に連通する吸引ポンプとを具えた情
報記録体の吸着装置における吸引装置を提供する
ものである。特にこの考案では前記アタツチメン
トにスタビライザを併用することにより、あらか
じめデイスクを押圧し、吸着部の空気を減少させ
ることにより、吸着作業を容易に行なうようにし
た点に特徴を有している。
以下この考案の実施例を添付図面を参照して詳
しく説明する。
はじめに、この考案が適用される情報記録体の
吸着装置の一例として前記の手段(デイスクの
中心孔とセンタスピンドルとの間隙を利用する手
段)を用いた装置について第2図にもとづいて説
明する。
第2図は前記の手段が適用されたターンテー
ブル装置を縦断面図で示したものである。第2図
の例においてはターンテーブル1上のデイスク吸
着体3にターンテーブル1とデイスク下面との間
に介在する空気をセンタスピンドルの外周面に導
くための吸引経路が形成されている。
第2図に示すターンテーブル装置においてター
ンテーブル1の中心にはセンタスピンドル2が固
設されている。
デイスク吸着体3は上記の吸着手段が適用され
た部分で、一般のゴムシートに替わるものであ
る。このデイスク吸着体3は全体が円板状のもの
であり、その中心部に開設された孔4にセンタス
ピンドル2を差込むことによりターンテーブル1
に載置される。
デイスク吸着体3はメタルシート5とその上に
固着されたゴムシート6,7の2層に構成されて
いる。メタルシート5は例えばアルミニウムや亜
鉛でつくられたものである。
外側のゴムシート6はデイスク(図示せず)の
吸着を行なうためのものである。すなわち、ゴム
シート6の外周縁および内周縁には上方に突出し
たシール8および9がそれぞれ形成されている。
このシール8および9は第2図の実施例を上方か
ら見た第3図に示すようにゴムシート6の全周に
わたつてそれぞれ円環状に形成されている。した
がつてその上にデイスクが載せられると、シール
8および9で囲まれた空間(以下吸着部という)
14が気密状態となり、その吸着部14の空気を
抜取ることによりシール8,9が吸盤としてはた
らいてデイスクは吸着される。ゴムシート6には
チヤンネル(溝)10が第3図に示すように径方
向に複数本形成されている。このチヤンネル10
は吸着部14の空気を抜き取る際にデイスクがゴ
ムシート6に吸いつけられて排気できなくなるの
を防ぐためのものである。
ゴムシート6のチヤンネル10の部分には吸引
孔11が開設されている。この吸引孔11は更に
メタルシート5との間に形成された吸引路12を
通つてシール9の下部までつながつている。吸着
部14の空気はこの吸引孔11および吸引路12
からなる吸引経路を経て排出される。
吸引孔11と吸引路12との間にはチエツクバ
ルブ13が配設されている。これは第4図に拡大
して示すように一端がゴムシート6の吸引路12
を形成する部分の下面に固着された弾性部材から
なり、吸着部14の空気を抜き取る方向にのみ吸
引孔11を開くはたらきをする。
このチエツクバルブ13は第5図に示すように
吸引孔11に挿通する突起15aが中央部に設け
られ、吸引路12に単に置かれて使用されるチエ
ツクバルブ15として構成することもできる。
また、吸引経路は第6図に示すようにシール9
に開設された吸引孔16とその位置においてシー
ル9に取付けられたチエツクバルブ17とで構成
することもできる。
第2図において内側のゴムシート7にはチヤン
ネル18が第3図に示すように径方向に複数本形
成されている。このチヤンネル18は吸着部14
の空気を抜き取る際にデイスクがゴムシート6に
吸いつけられて排気できなくなるのを防ぐための
もの、いいかえれば吸引路12から排出された空
気をスムーズにセンタスピンドル2の外周面にま
で導くためのものである。
ところでゴムシート6,7上には第3図に示す
ように径方向のチヤンネル10,18のほかに、
これらにつながつた円周方向のチヤンネル19,
20,21,22が形成されており、これによつ
てデイスクが全面にわたつて均等に吸着されるよ
うになつている。また、デイスク吸着体3の下面
の外周部分には第2図に示すように当該吸着体3
のターンテーブル1上でのすわりを良くするため
の弾性体(例えば接着テープやフエルトなど)2
3が全周にわたつてはりつけられている。また、
第2図においてシール8の外側に突出しているタ
ブ24は、指で下方に引くことにより吸着部14
の気密を破つてデイスクを離脱させるためのもの
である。
尚、デイスク吸着体をメタルシートを用いずに
ゴムシートだけで構成する場合は、吸引経路は第
7図に示すように、一体構造とした内側および外
側のゴムシート25の上面に内側のシール29を
うめ込み、その下面に吸引路を構成する溝26を
切欠き、その両端に内側および外側のチヤンネル
27,28に連通する吸引孔30,31を開設
し、吸引孔31の下端にチエツクバルブ32を配
置し、溝26をシール33で覆うように構成すれ
ばよい。
第8図はこの考案の一実施例を示すものであ
る。第8図の吸引装置はデイスクの中心孔とセン
タスピンドル2とのすき間に覆いかぶさるアタツ
チメント34と、手動ポンプ35と、これらを連
通するパイプ36,37とで構成される。なお3
8はパイプ36,37の間に設けられた圧力検知
器である。
アタツチメント34はスタビライザ39と、こ
のスタビライザ39に着脱可能に取付けられる連
結部材40とで構成される。
スタビライザ39はターンテーブル装置にデイ
スクを載置した状態で更にその上に載せられるも
ので、デイスクの吸着を行なうときは吸着の補助
具として、また吸着を終わつて再生を行なうとき
は安定装置として働くものである。このスタビラ
イザ39は真鎮など重量のあるもので円柱状につ
くられている。スタビライザ39の中心部にはセ
ンタスピンドル2が挿通する貫通孔41が軸線方
向に開設されている。この貫通孔41の下部はセ
ンタスピンドル2に係合するように径が狭くなつ
ており、更にその部分にはセンタスピンドル2と
デイスクの中心孔との間隙から吸引された空気を
貫通孔41に導くためのチヤンネル41aが形成
されている。また貫通孔41の上端は前記連結部
材40を装着しやすくするため約15゜程度のテー
パ面になつている。
スタビライザ39の下面にはデイスクに載置さ
れた状態で気密を保持するためのシール部材とし
てOリング42がうめ込まれている。尚、スタビ
ライザ39の底面から見た図を第9図に示す。
連結部材40はチユーブ36の先に取付けられ
て、該チユーブ36をスタビライザ39に着脱可
能に連結するものである。すなわち、デイスクの
吸着を行なう場合はスタビライザ39の貫通孔4
1に差込まれ、吸着を終わつてデイスクの再生を
行なう場合は抜取られて、スタビライザ39を安
定装置として働かせるものである。
この連結部材40は中心に貫通孔90が開設さ
れている。また、スタビライザ39の貫通孔41
に密着してシール作用を行なうOリング91が取
付けられている。また、スタビライザ39の貫通
孔41上端のテーパ面に係合するフランジ92が
形成されている。
手動ポンプ35は吸引を行なうためのものであ
る。この手動ポンプ35はピストン式のもので、
固定部はフレーム43とその底面にネジ44によ
り取付けられた底板45とを具えている。また可
動部はフレーム43内に配置されたピストン46
と、該ピストン46とフレーム43で囲まれる空
間を気密にするためにピストン46の外周部分と
フレーム43の下端との間に全周にわたつて取付
けられたゴムシート47と、ピストン46に垂直
に取付けられてフレーム43の中心部から上方に
突出して上下方向に自在に摺動するロツド48
と、該ロツド48の上端に取付けられた押圧操作
部49とを具えている。
なお、フレーム43にはロツド48との気密を
保つためのシール50,51とOリング52が配
設されている。またフレーム43の上部には該フ
レーム43とピストン46によつて囲まれた空間
とチユーブ37とを連通するための連結パイプ5
3が形成されている。更に、フレーム43の上部
にはピストン46が上昇する際のみ開いてフレー
ム43とピストン46により形成される空間の空
気を外部に放出するチエツクバルブ54が組込ま
れている。なお底板45にはピストン46の下方
の空気を抜くための空気抜き孔55が開設されて
いる。フレーム43の下端に形成された溝56は
ゴムシート47の下端を固定するためのものであ
る。
手動ポンプ35の可動部においてピストン46
は例えばABS樹脂でつくられている。ネジ57
はピストン46とゴムシート47とを固定するも
のである。ゴムシート47とネジ57との間に介
在する鉄板58はピストン46とゴムシート47
とを密着させて気密を保持するためのものであ
る。
ピストン46の下面と底板45との間にはコイ
ルバネ59が配置されている。このコイルバネ5
9はピストン46を押上げるためのものである。
以上の構成の手動ポンプ35を使用する場合は
押圧操作部49を手で押下する。このときの可動
部分の状態を二点鎖線で示す。すなわち、ピスト
ン46はコイルバネ59に抗して押下がり、ゴム
シート47は上方にめくれ上がつてピストン46
とフレーム43との間に空間が形成される。ピス
トン46が下降する場合はチエツクバルブ54は
閉じているのでこの空間にはチユーブ37から空
気が導かれる。押下した状態から手を離すとピス
トン46はコイルバネ49によつて押上げられ吸
引された空気はチエツクバルブ54を介して外気
に放出される。このようにして吸引作用が行なわ
れる。尚、チユーブ37の側にはチエツクバルブ
が設けられていないが、実際の使用状態において
は前記ターンテーブル装置におけるチエツクバル
ブ13(第2図参照)が作用するので、ピストン
46が押上がる際にチユーブ37に空気が逆流す
ることはない。
圧力検知器38は左右に設けられた連結部6
0,61にチユーブ37,36がそれぞれつなが
れており、これら連結部60,61はチヤンバ6
2を介して連通している。そして、チヤンバ62
の開放端には球面メタルダイヤフラム63がうめ
込まれている。したがつて前記手動ポンプ35を
駆動して吸引経路中の気圧が所定の値より下がる
とダイヤフラム62はペコンと音を発して反転す
る。これによりデイスクが充分に吸着された状態
となつていることが知らされる。尚、第10図は
圧力検知器38を上面から見た図を示したもので
ある。
第8図に示す吸引装置によつて第2図のターン
テーブルにデイスクの吸着を行なう場合は、第1
1図aに示すようにターンテーブル装置にデイス
ク64を載せ、その上からセンタスピンドル2に
スタビライザ39を装着する。この状態において
はスタビライザ39の重量によりデイスク64は
押下されるので吸着部14内の空気は吸引孔11
からチエツクバルブ13および吸引孔12を介し
てシール9の下部に導かれる。そして、さらに内
側のゴムシート7とデイスク64のレーベル部6
4aの間を通つてセンタスピンドル2の表面に導
かれ、そしてデイスク64の中心孔64bとセン
タスピンドル2とのすき間dを通つてスタビライ
ザ39の下面に至り、チヤンネル41aを通つて
貫通孔41に導かれ外気に放出される。
そして、この状態でスタビライザ39の貫通孔
41に連結部材40を差込んで手動ポンプを駆動
すると吸着部14内の残りの空気は上記と同じ経
路を通つてスタビライザ39の貫通孔41から連
結部材40の貫通孔90、チユーブ36、圧力検
知器38、チユーブ37を通り手動ポンプ35に
吸引される。したがつてデイスク64は第11図
bに示すようにレーベル部64aがゴムシート7
に当接するに至る。この状態に至ると圧力検知器
38のダイヤフラム63がペコンと音を発して逆
転し、吸着が充分になされたことが知らされる。
そして連結部材40をスタビライザ39から外せ
ばチエツクバルブ13は閉じるので、シール8,
9が吸盤のはたらきをしてデイスク64はターン
テーブル装置に吸着された状態に保持される。し
たがつて、この状態でデイスク64を回転させて
再生を行なえばよい。再生状態においてはスタビ
ライザ39は安定装置として働く。
再生を終わつてデイスク64を外す場合はスタ
ビライザ39を抜取りタブ24を下方へ引き、吸
着部14に外気を入れてやればよい。
以上、前記の手段を採用した場合について示
したがそのほかの〜に示す手段を採用する場
合についても第8図に示す吸引装置を適用するこ
とができる。各々の場合について以下簡単に説明
する。
第12図aは前記の手段すなわちセンタスピ
ンドル2の外周面に軸線方向のチヤンネル2aを
形成する手段を採用したターンテーブル装置に第
8図の吸引装置を適用した状態を示す縦断面図で
ある。
第12図bは前記の手段を採用したもの、す
なわち、センタスピンドル2内に軸線方向の孔2
bを開設し、その下端付近において連通する孔2
cを側方に開設してデイスク64とゴムシート7
との間の空気をセンタスピンドル2内を通して吸
引するようにしたものである。尚、この場合はア
タツチメント34内のチヤンネル4はなくてもよ
い。
第13図のデイスク70は前記の手段を採用
する場合の情報記録体の一例として表面から裏面
に連通する軸線方向の切欠き75を中心孔71に
連続して形成したものである。第12図cはその
吸着状態を示すものである。
また、第14図のデイスク80は前記の手段
を採用する場合の情報記録体の一例として表面か
ら裏面に貫通する貫通孔83を中心孔81の近傍
のレーベル部82に開設したものである。第12
図dはその吸着状態を示すものである。
尚、上記実施例のスタビライザ39においては
センタスピンドル2が係合する係合部と連結部材
40が係合するする係合部とを1つの貫通孔41
として形成したが、第15図に示すスタビライザ
139のようにセンタスピンドル2が係合する係
合孔141と連結部材40が係合する係合孔14
2とを別々の構成として、独立した吸引孔14
3,144をスタビライザ139の下面から係合
孔142に開設するようにしてもよい。
以上説明したようにこの考案はデイスクの面上
から真空圧を供給する方式の吸着装置に吸引装置
として有効に利用することができる。特にこの考
案ではスタビライザを併用したので、あらかじめ
デイスクを押圧して吸着部の空気量を減少させる
ことができ、ポンプによる吸着作業を短時間で行
なうことができる。したがつてポンプの容積を小
さくすることができる。また、この押圧力によつ
て吸着部のシールがデイスクに密着されるので、
シールからの空気の漏洩を防ぐことができる。ま
た、スタビライザにより、吸着以後の再生時に、
センタスピンドル近傍のデイスク部分に重力によ
る圧力がかかり、吸着装置による吸着効果と相俟
つて極めて安定なデイスクの保持が可能となる。
また、スタビライザにはポンプやチエツクバルブ
等の余分な吸引構成を一体的に有する必要はない
ので、スタビライザを回転慣性等を考慮した形で
最適形状に形成することができ、回転系の駆動特
性を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式の吸着手段を適用したターン
テーブル装置の一例を示す縦断面図、第2図はこ
の考案が利用されるターンテーブル装置の一例を
示す縦断面図、第3図は第2図の平面図、第4図
は第2図におけるチエツクバルブ13の周辺の拡
大図、第5図は第2図のチエツクバルブ13の変
更例を示す縦断面図、第6図は第2図のチエツク
バルブ13の更に別の変更例を示す縦断面図、第
7図は第2図おける吸引経路の変更例を示す縦断
面図、第8図はこの考案の一実施例を示す一部断
面正面図、第9図は第8図のスタビライザ39の
底面図、第10図は第8図の圧力検知器34の平
面図、第11図は第2図のターンテーブル装置に
第8図の吸引装置を用いてデイスクの吸着を行な
う状態を示す縦断面図、第12図はデイスクの面
上から真空圧の供給を行なう各種の手段にこの考
案を利用した状態を示す縦断面図、第13図は第
12図cにおけるデイスクの平面図、第14図は
第12図dにおけるデイスクの平面図、第15図
はこの考案の他の実施例を示す一部断面正面図で
ある。 1……ターンテーブル、2……センタスピンド
ル、2a……切欠き、3……デイスク吸着体、5
……メタルシート、6,7……ゴムシート、8,
9,29……シール、13,15,17,32…
…チエツクバルブ、34……アタツチメント、3
5……手動ポンプ、36,37……チユーブ、3
8……圧力検知器、39,139……スタビライ
ザ、40……連結部材、41……貫通孔、41a
……チヤンネル、42……Oリング、63……球
面メタルダイアフラム、64,70,80……デ
イスク、d……デイスクの中心孔とセンタスピン
ドルとの間隙、75……切欠き、83……貫通
孔、90……貫通孔、91……Oリング、92…
…フランジ、141,142……係合孔、14
3,144……吸引孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブルの上面と情報記録体の下面との
    間に外気としや断された吸着部を形成し、該吸着
    部とセンタスピンドルまたはその周辺に形成され
    た吸引孔までの間にチエツクバルブを有する吸引
    路を形成し、前記吸引孔から前記吸着部の空気を
    前記情報記録体の面上に抜取つた後、前記チエツ
    クバルブにより空気の逆流を防いで前記吸着部の
    真空圧を保持し、前記情報記録体の吸着を行なう
    ようにした情報記録体の吸着装置であつて、 吸引ポンプと、 該吸引ポンプの吸引口に取付けられた中空の連
    結部材と、 重量の大きい材質を用い中心軸線上に貫通孔を
    有する円注状に形成され、この貫通孔の上部に前
    記連結部材が着脱自在に係合するとともに前記貫
    通孔の下部に前記センタスピンドルが係合するよ
    うに構成されかつ下面に前記情報記録体の上面と
    の間の気密を保つシール部材が構成されてなるス
    タビライザとからなり、 このスタビライザを前記情報記録体の上面にセ
    ンタスピンドルを係合させて載置し、かつ前記連
    結部材を係合した状態で前記吸着部内の空気を吸
    引した後は、前記連結部材を前記スタビライザか
    ら取り外すべく構成されてなる情報記録体の吸着
    装置における吸引装置。
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Citations (1)

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