JPS6120361Y2 - - Google Patents

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JPS6120361Y2
JPS6120361Y2 JP7710881U JP7710881U JPS6120361Y2 JP S6120361 Y2 JPS6120361 Y2 JP S6120361Y2 JP 7710881 U JP7710881 U JP 7710881U JP 7710881 U JP7710881 U JP 7710881U JP S6120361 Y2 JPS6120361 Y2 JP S6120361Y2
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JP
Japan
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cylinder
record
valve
air
valve body
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JP7710881U
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JPS57187969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に演奏されるレコード盤を負圧
吸着してレコード再生装置のターンテーブルとと
もに回転するレコード吸着盤等に好適な逆止弁に
関するものである。
レコード演奏において、レコード盤にそりがあ
ると混変調にひずみが生じ、良好な音質が得られ
ない。また、別の問題として、スピーカからの副
射音圧によつてレコード盤に細かな振動が惹起さ
れ、これによるランブル雑音が発生することも知
られている。このような問題の多くは、レコード
盤のそりを矯正するようにそのレコード盤をター
ンテーブル上にしつかりと固定することにより解
決される。この点に鑑み、本出願人は、レコード
再生装置のターンテーブルと演奏されるレコード
盤との間に着脱自在に介装され、そのレコード盤
をしつかりと負圧吸着した状態でターンテーブル
とともに回転するようにして構造が簡単で安価な
レコード吸着盤を開発した。より詳しく説明する
と、このレコード吸着盤は、内部に気密的な空気
室が形成された円板体と、この円板体上にあつて
演奏に供されるレコード盤の外周縁と内周縁の
各々に密着してそれらの間を気密的にシールする
環状のアウターシールとインナーシールとを有
し、真空ポンプ等の減圧手段で前記空気室ととも
にこの室に連通しているレコード盤との間の空間
部を減圧して負圧状態とすることにより、レコー
ド盤を円板上に吸着する。しかるのち、この円板
体は真空ポンプから外され、ターンテーブルとと
もに回転される。したがつて、このレコード吸着
盤は、真空ポンプを取外したのちに前記空気室内
を負圧状態に保持するための逆止弁を必要とす
る。しかしながら、この種の従来の逆止弁は、管
状の弁箱内に弁座を形成するとともに、その弁箱
内に球状の弁体を入れ、この弁体をスプリングに
よつて上記弁座に向けて付勢する構成であるた
め、加工性および組立性が悪く、特にこのレコー
ド吸着盤のように量産を目的としているものにつ
いてはコスト的な面をも含めて適していない。
そこで、この考案の目的は、組立加工性がよ
く、量産性に富む構造を備えた逆止弁を提供する
ことにある。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
第1図と第2図との示されているように、この
逆止弁1は、金属製のシリンダ2を備えている。
このシリンダ2は、その外周壁に公知のシールリ
ング4が嵌められる環状溝5を有し、そのシール
リング4とともに例えば気密的な空気室(図示し
ない)に連通している空気通路3内に気密的に挿
嵌されるように形成されている。そして、シリン
ダ2には、その一端から通路3内に延びるように
形成された門形のフレーム6が一体的に設けられ
ている。すなわち、このフレーム6は、第3図に
例示されているように、シリンダ2の一端におい
て互いに平行に延びるように突設された1対の脚
片6a,6aを有し、この脚片6a,6aの先端
部間には小径の保持リング7がシリンダ2に対し
て同軸となるように取付けられている。また、こ
の逆止弁1は、シリンダ2内に密嵌されていて、
この逆止弁1の前後にかかる圧力差に応動して開
閉する弁体8を備えている。この弁体8は、例え
ばネオプレンゴム等の柔軟な材料製の有底円筒体
からなり、その閉塞されている底部側には頚部8
a(第3図参照)が形成されていて、この頚部8
aが前記した保持リング7内にしつかりと取付け
られ、かつ、開口側がシリンダ2内に入り込むよ
うにして組込まれている。その場合、シリンダ2
内に挿嵌される弁体8の周壁部分は、シリンダ2
の内径よりも実質的に大径に形成されており、し
たがつて、シリンダ2は常態においてその弁体8
の周壁部分により気密的にシールされることにな
る。
次に、この考案の作用について説明する。この
逆止弁1はフレーム6側を先端にして空気通路3
内に気密的に差込み固定される。そして、シリン
ダ2の後端に真空ポンプ等の減圧手段から延びる
パイプ(図示しない)を嵌込み真空ポンプを作動
させると、その減圧吸引作用により弁体8は第2
図の想像線で示す如く内側に潰れるように弾性変
形する。したがつて、真空ポンプと空気通路3と
が連通し、図示しない空気室内の空気が吸引さ
れ、その室内は負圧状態となる。しかるのち、真
空ポンプを停止しパイプを取外すと、シリンダ2
の後端側は大気に開放され、弁体8は大気圧と空
気通路3側の負圧との圧力差により、第2図の実
線で示す状態に復元し、シリンダ2内を完全にシ
ールする。このような弁体8の作用により、空気
通路3側の空間は確実に負圧状態を維持される。
なお、上記実施例において、フレーム6は門形に
形成されているが、これは保持リング7を片持ち
的に支持するように変形してもよい。また、この
逆止弁1の用途は、前述したようなレコード吸着
盤に限定されるものではない。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、金属製のシリンダの一端に保持
リングを有するフレームを一体的に形成し、この
保持リングを介して軟質ゴム等からなる有底円筒
状の弁体をシリンダ内に組込むという簡単な構成
により、動作が確実な逆止弁を得ることができ。
したがつて、この逆止弁は従来の弁座とバネ付勢
された球状弁体との組合せからなるものに比べて
組立加工性がきわめてよく、かつ、コスト的にも
安価であり、量産する上において実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による逆止弁の外観図、第2
図は第1図の−線に沿つた断面図、第3図は
シリンダに設けられているフレームとこのフレー
ムに保持される弁体とを分離して示す斜視図であ
る。 図中、1は逆止弁、2はシリンダ、3は空気通
路、6はフレーム、7は保持リング、8は弁体で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 気密的な空気に連通する空気通路内に取付けら
    れ、真空ポンプ等の減圧手段により前記空気室を
    減圧する際、その通路内の圧力差によつて開閉す
    る逆止弁であつて、 一端が前記減圧手段側に接続されるように前記
    空気通路内に気密的に挿嵌されるシリンダ2と、
    該シリンダ2の他端からその軸方向に沿つて延び
    る脚片状のフレーム6を介して前記シリンダ2に
    対して同軸的に支持された保持リング7と、該保
    持リング7を介して前記シリンダ2に同軸的に保
    持され、かつ、そのシリンダ2内に密嵌する円筒
    部分を有する軟質ゴム等からなる有底円筒状の弁
    体8とを備えていることを特徴とする逆止弁。
JP7710881U 1981-05-26 1981-05-26 Expired JPS6120361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7710881U JPS6120361Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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JP7710881U JPS6120361Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57187969U JPS57187969U (ja) 1982-11-29
JPS6120361Y2 true JPS6120361Y2 (ja) 1986-06-19

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ID=29872769

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JP7710881U Expired JPS6120361Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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JPS57187969U (ja) 1982-11-29

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