JPS62267421A - 鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents

鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法

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JPS62267421A
JPS62267421A JP11119786A JP11119786A JPS62267421A JP S62267421 A JPS62267421 A JP S62267421A JP 11119786 A JP11119786 A JP 11119786A JP 11119786 A JP11119786 A JP 11119786A JP S62267421 A JPS62267421 A JP S62267421A
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less
annealing
electrical steel
steel sheet
iron loss
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Kazumi Morita
森田 和巳
Hiroshi Shimizu
洋 清水
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法に
蘭し、とくにSlを0.6wt%(以下単に%で示す)
以下の範囲で含有するいわゆる低級電磁鋼板につき、そ
の効果的な鉄損の低減を図ったものである。
(従来の技術) 電気機器の鉄心材料に用いられる無方向性電磁鋼板は、
機器の性能向上や省電力化のため鉄損が低いことが要求
される。周知の如<Si量が1.0%以下の低級電磁鋼
板の鉄損を下げるには結晶粒を大きくすることが不可欠
である。そのためには結晶粒成長を阻害する微細な硫化
物及び窒化物を大き(して無害化させるかあるいは酸化
物などの介在物の量を極力低減させて高純度化を図るこ
とが有効な手段であることが知られている。
Si:1.0%以下の低級電磁鋼板の結晶粒成長を阻害
する上記因子のうち、硫化物については、スラブ加熱時
に相変態を起こして生じるTト目がα柑よりもMnSの
溶解度積が低いことを利用して、Mnを0.1 %以上
含有させることによってT相を拡大し、もってM n 
Sを粗大化させて無害化を図るかあるいは鋼の溶製段階
でSを低減させることによって無害化を図っている。
また窒化物については、通常Siが1.5 %以上の中
・高級電磁鋼板の場合は、鋼中にAlを0.1 %以上
含有させることによって比較的大きなサイズのAlxと
して析出させて粒成長に対する抑制力を弱めている。た
とえば特開昭55−97426号、同50−98423
号および同51−1:51215号各公報には、Sl:
1.5〜3,5%を含むけい素鋼板において、低鉄損を
目的として、Alを0.1〜1.D%程度含有させるこ
とによってAlxを無害化する方法が開示されでいる。
しかしながら、Slが1,0%以下の低級電磁鋼板の場
合は(氏価格が必須の要件であるところ、上記した中・
高級電磁鋼板におけるようなlの添加はコストの上昇を
招くことから、これまであまり積極的に利用されてなく
、特公昭48−3055号、同49−6456号および
特開始53−109815号各公報などにおいて、Al
量を0.007%以下に抑え、Alxの析出を防止する
ことによって鉄損の改善を図る方法が提案されているに
すぎない。
さらに酸化物については、SiあるいはA[などで脱酸
すれば軽減できるわけであるけれども、Alで脱酸する
場合は脱酸後にAlが鋼中に0.001 %以上残ると
微細AlNの析出によって粒成長が阻害される。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、低級無方向性電磁鋼板においては、未
だ効果的な鉄損の改善策は見出されてなく、その鉄損値
が高いところに問題を残していた。
この発明は上記の問題を有利に解決するもので、Si含
有量が0.6%以下の低級無方向性電磁鋼板において、
粒成長の阻害要因となる硫化物、窒化物および酸化物を
効果的に、かつ経済的に軽減ないしはその無害化を図る
と共に、熱処理に工夫を加えることによって結晶粒の成
長を促進し、もって鉄損を有利に低減した無方向性電磁
鋼板の有利な製造方法を提案することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 鉄損の改善を図るには硫化物や窒化物の微細析出物や酸
化物などの介在物量を低減するとともに、焼鈍時におけ
る結晶粒成長を促進させてやればよいことは前述した通
りである。
そこで発明者らはかかる観点からとくに硫化物および窒
化物の低減につき、鋭意研究を重ねたところ、S+:0
.6%以下の無方向性電磁鋼板素材を溶製するに当って
、Slやlで脱酸すると同時にSとN量を少なくするこ
とにより上述の硫化物、窒化物および酸化物が減少し、
さらに熱間圧延時における巻取り温度を高くするか、又
は冷間圧延に先立って熱延鋼板の均一化焼鈍を施すこと
により、結晶粒成長性が向上し、もって鉄損の効果的な
改善が実現されることを突止めた。
この発明は、上記の知見に立脚するものである。
すなわちこの発明は、Si:0.6%以下、Mn;0.
1〜1.0 %およびAl: 0.15〜0.60%を
含み、かつ不可避不純物であるC、 S、 Nおよび0
の混入量が低く、残部は実質的にFeの組成になる溶鋼
を、連続鋳造法または造塊−分塊法によってスラブとし
たのち、熱間圧延し、ついで1回または中間焼鈍を挟む
2回の冷間圧延によって製品板厚とし、しかるのち連続
焼鈍を行う一連の工程によって無方向性電磁鋼板を製造
するに当り、 溶鋼の溶製段階において、不可避不純物としてのC、S
 、Nおよび0の混入量をそれぞれC:0.010%以
下、 S  :0.0025%以下、 N 、: 0.0020%以下、 0  :0.0020%以下 に抑制すると共に、 熱間圧延工程において熱延板を700℃以上の高温で巻
取るか、又は冷間圧延に先立って700 ℃以上の温度
で熱延鋼板の均一化焼鈍を施すことから成る、鉄損の低
い無方向性電磁鋼板の製造方法である。
以下この発明を由来するに至った実験結果に基づいて、
この発明を具体的に説明する。
第1図に、C:0.006〜0.007 %、Si:0
.33〜0.37%、Mn:0.23〜0.25%、S
:0.0013〜0.0040%、Al:0.06〜0
.8 %、N:0.0015〜0.0035%および0
:0.011〜0、020%を含有する組成になる溶鋼
を、連続鋳造によってスラブとした後、熱間圧延仕上温
度870℃、巻取り温度560℃の通常の熱間圧延て熱
延鋼板とし、次いで冷延1回法で0.5m厚さに仕上げ
た冷延板に、800℃、2分間の連続仕上げ焼鈍を施し
て得た製品の鉄損値におよぼすへβ含有量、S含有量お
よびN含有量の影響について調べた結果を示す。
また第2図には、第1図に示した製品にさらにN2雪囲
気中で750℃、2時間の歪取り焼鈍を施した後の鉄損
値におよぼすAl含有量、S含有量およびN含有量の影
響について調べた結果を示す。
第1図、2図に示した結果から、明らかなようにAlを
0.15%以上含有させるとともにS:0.0025%
以下でかつN:0.0020%以下に制限した場合に、
仕上げ焼鈍後および歪取り焼鈍後いずれにおいても低い
鉄損値が得られることが判明した。
しかしながらAlを0.15%以上含有していてもSが
0.0026%以上の場合、あるいはNが0.0022
%以上の場合には優れた鉄損値は得られていない。
これらのことから、lを0.15%以上含有させると同
時にS:0.0025%以下およびN:0.0020%
以下に制限することが鉄損値の改善に極めて有効である
ことが判る。
このようにAl量と併せてSとNを規制することにより
鉄損値が著しく向上する理由は明らかなわけではないが
、おそらくSが0.0025%以下、Nが0.0020
%以下にしたことによる高純化とAf!添加による微細
窒化物の析出防止の相乗効果により粒成長性が向上した
ためと推定される。
次に第3図に、第1図および第2図で鉄損値におよぼす
Al含有量、SおよびN含有量の影響についてglべた
材亨斗のうち、A R:Q、 25〜0.30%のスラ
ブについて、熱間圧延を行なうにあたり、熱間圧延仕上
げ温度を870℃の一定に保持する一方巻取り温度を5
00℃〜820℃に変更する条件下に熱延鋼板とし、次
いで冷延1回法で0.50m+n厚さに仕上げた冷延板
に800℃、2分間の連続焼鈍を施して得た製品の鉄損
値におよぼす熱間圧延時の巻取り温度の影響について調
べた結果を示す。
また第4図には、第3図に示した製品にN2雪囲気中で
750℃、2時間の歪取り焼鈍を施した後の鉄損値にお
よぼす熱間圧延時の巻取り温度の影響について調べた結
果を示す。
第3図および第4図に示した結果から明らかなように、
この発明の適正成分組成範囲内にあるAl:0.25〜
0.30%で、かつ3:Q、 0025%以下、\:0
.0020%以下の組成になるスラブにつき、熱間圧延
時の巻取り温度を700℃以上にすることによってより
一層優れた鉄損値が1′4ちれることが判明した。
この理由として熱間圧延時の巻取り温度を700℃以上
にすると、熱延鋼板自身の保有熱による自己焼鈍により
、熱延鋼板の結晶粒成長が起こり、その結果鉄損値が向
上するものと考えられる。
この煮熱間圧延時の巻取り温度が700℃に満たないと
、熱延鋼板の良好な粒成長は望み得ないため鉄損値の向
上はほとんどない。
またこの発明では、上記した如き高温での熱延板巻取り
に替えて、冷間圧延に先立つ熱延鋼板の均一化焼鈍を利
用することもできる。
すなわち、熱延時に通常の巻取り温度である500〜6
00℃程度の温度範囲で巻取ったとしても、その後冷間
圧延に先立って700℃以上の温度で熱延鋼板の均一化
焼鈍を施せば、高温巻取りの場合と同様に結晶粒成長が
起って、鉄損値の有利な低減がもたらされるのである。
(作  用) つぎにこの発明において成分組成を前記の範囲に限定し
た理由を説明する。
Si: 0.6%以下 Sl は、所定の磁気特性を得るために含存せしめる元
素であるが、この発明は低級無方向外電TJIi!を鋼
板を対象としているので、豹、含有量は0.6%以下に
限定した。
Mn: 0.1〜1.0 % Mnは、0.1 %より少ないと熱間脆性が大きくなる
ばかりでなり、!JnSの粗大化を招き、一方1.0%
より多くなるとかえって磁気特性が劣化するだけでなく
コストの上昇も招くので、Mn量は0.1〜1.0 %
の範囲にする必要がある。
Al:0.15〜0.60% Ajは、前述のように0.15%より少ないとAlNの
微細析出が生じて鉄損の劣化が著しく、一方0゜60%
より多くなるとl添加による磁性向上効果が少なくなる
他、価格面でも不利となる。したがってAlは0.15
%〜0.60%の範囲に限定した。
C: 0.010%以下 Cは、磁気特性に有害な元素であって少ないほど好まし
いが、0.010%以下の範囲で許容できる。
S: 0.0025%以下 Sは、前述の如< 、0.0025%より多くなるとM
nSの析出量が多くなって結晶粒成長を阻害するので0
、0025%以下に限定した。
N: 0.0020%以下 Nも、上述のように0.0020%より多くなるとAl
Nの析出量が多くなって磁性向上効果が乏しくなるので
0.002096以下の範囲に限定した。
○: 0.0020%以下 ○は、多くなるほど介在物が増加し、磁性改善効果が少
なくなるので0.0020%以下に限定した。
さて上記の如き好適成分組成への調整は、鋼の溶製段階
にて行う。すなわち鋼の精錬工程中とくに真空脱ガス工
程において、SiついでAf!を添加して脱酸すると共
にS、N量を低減して、不可避不純物であるC、S、N
および○の混入量を上記の範囲に低減するのである。な
おかような真空脱ガス時における脱酸処理においては、
まず最初に81で脱酸し、ついでlの添加を行うように
する方が、高価なAlの歩留りを上げるという点でより
有利である。
スラブの製造は、連続鋳造法や造塊−分塊法など従来公
知のいずれの方法をも使用できる。
ついて熱間圧延を施すわけであるが、この発明では仕上
げ熱延後の巻取りを700℃以上の温度で行うことが肝
要である。というのは巻取り温度が700℃に満たない
と、熱延板の良好な粒成長ひいては満足いく程度の低損
の低減化が達成されないからであ。
またこの発明では、上記の如き高温巻取りに替えて同じ
<700℃以上の温度での冷間圧延に先立つ熱延板の均
一化焼鈍を利用することもてきる。
なお高温巻取りを行った場合には、熱延板の均一化焼鈍
を必要としないのはいうまでもない。
その後、常法に従って1回または中間焼鈍を挟む2回の
冷間圧延、ついで連続焼鈍を施して製品とする。
(実施例) 実施例1 転炉で吹錬抜脱ガス処理をするに際し、最初にSiで脱
酸し、次いでAl添加して表1に示したとおりの成分に
調製した溶鋼をそれぞれ連続鋳造てスラブとした。次い
で熱間圧延を施して厚み2.3mmの熱延鋼板とした後
表1に示す種々の温度で巻取り、ついで酸洗後、冷間圧
延により0.50mm厚さに仕上げ、しかるのち800
℃、1分間の連続仕上げ焼鈍を施して無方向性電磁鋼板
を製造した。
得られた各鋼板の磁気特性並びにこれらの鋼板にさらに
N2雲囲気中で750℃、2時間の歪取り焼鈍を施した
後の磁気特性について調べた結果を表1に併記する。
表1に示した成績から明らかなように仕上げ焼鈍後なら
びに歪取り焼鈍後ともに、この発明に従う適正成分に調
整し、かつ熱延終了後の巻取り温度を高くしたものは比
較材に比し、優れた鉄損値を示している。
実施例2 脱ガス処理を行うに際し、最初にSiで脱酸した後A 
nを添加し、表2に示した成分に調製した溶鋼を連続鋳
造でスラブとした後、熱間圧延により厚み2.3mmの
熱延板としたのち、表2に示す種々の温度で巻取り、つ
いで酸洗後、1回目の冷間圧延で0.543mm厚さの
冷延板に仕上げ、つづいて750℃、2分間の連続焼鈍
を施してから2回の冷間圧延により0.60mm厚さの
冷延仮に仕上げた。次いで、780℃、2分間の連続焼
鈍を施して無方向性電磁鋼板を製造した。
得られた各製品の磁気特性ならびにこれらの鋼板にさら
に750℃、2時間の歪取り焼鈍を施した後の磁気特性
について調べた結果を表2に示す。
表2に示した成績から明らかなように、成分組成と熱間
圧延終了後の巻取り温度とがこの発明の適正範囲内を満
足する製造条件下に得られたものは比較材に比べてより
低い鉄損値が得られている。
実施例3 脱ガス処理をするに際し、最初に81で脱酸し、次・、
)てAlを添加して表3に示したとおりの成分に調製し
た溶鋼をそれぞれ連続鋳造でスラブとした。次いで熱間
圧延を施して厚み2.3m+t+の熱延鋼板とした後、
通常の560℃の巻取り温度で巻取った。引き続き表3
に示したように熱延鋼板の焼鈍温度を変更し、保持時間
を5分の一定にしだ熱延吸焼鈍を行った。ついで酸洗後
、冷間圧延により0、50mm厚さに仕上げ、しかるの
ち800℃、2分間の連続仕上げ焼鈍を施して無方向性
電磁鋼板を製造した。
又比較例として熱延板焼鈍を省略し、以降の工程は上記
実施例と同様にして製品を製造した。
得られた各鋼板の磁気特性並びにこれらの鋼板にさらに
N2露囲気中て750℃、2時間の歪取り焼鈍を施した
後の磁気特性について調べた結果を表3に併記する。
表3に示した成績から明らかなように、成分組成と熱延
板焼鈍条件とがこの発明の適正範囲を満足するものは、
比較例より低い鉄損値が得られている。
(発明の効果) かくしてこの発明によれば、コストの上昇を招く不利な
しに、従来に比し著しく鉄損特性に午れた低級無方向性
電磁鋼板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ、仕上げ焼鈍後および歪
取り焼鈍後の各製品の鉄損特性に及ぼすAl、Sおよび
N量の影響を示したグラフ、第3図および第4図はそれ
ぞれ、仕上げ焼鈍後および歪取り焼鈍後の各製品の鉄損
特性に及ぼす熱間圧延時の巻取り温度の影響を示したグ
ラフである。 第3図 !!’、Mff−延’r/)l#Hリ;111 (’C
)第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Si:0.6wt%以下、 Mn:0.1〜1.0wt%、および Al:0.15〜0.60wt% を含み、かつ不可避不純物であるC、S、NおよびOの
    混入量が低く、残部は実質的にFeの組成になる溶鋼を
    、連続鋳造法または造塊−分塊法によってスラブとした
    のち、熱間圧延し、ついで1回または中間焼鈍を挟む2
    回の冷間圧延によって製品板厚とし、しかるのち連続焼
    鈍を行う一連の工程によって無方向性電磁鋼板を製造す
    るに当り、 溶鋼の溶製段階において不可避不純物とし てのC、S、NおよびOの混入量をそれぞれC:0.0
    10wt%以下、 S:0.0025wt%以下、 N:0.0020wt%以下、 O:0.0020wt%以下 に抑制すると共に、 熱間圧延工程の巻取り温度を700℃以上とすることを
    特徴とする鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法。 2、Si:0.6wt%以下、 Mn:0.1〜1.0wt%および Al:0.15〜0.60wt% を含み、かつ不可避不純物であるC、S、NおよびOの
    混入量が低く、残部は実質的にFeの組成になる溶鋼を
    、連続鋳造法または造塊−分塊法によってスラブとした
    のち、熱間圧延し、ついで1回または中間焼鈍を挟む2
    回の冷間圧延によって製品板厚とし、しかるのち連続焼
    鈍を行う一連の工程によって無方向性電磁鋼板を製造す
    るに当り、 溶鋼の溶製段階において不可避不純物とし てのC、S、NおよびOの混入量をそれぞれC:0.0
    10wt%以下、 S:0.0025wt%以下、 N:0.0020wt%以下、 O:0.0020wt%以下 に抑制すると共に、 冷間圧延に先立って700℃以上の温度で熱延鋼板の均
    一化焼鈍を施すことを特徴とする鉄損の低い無方向性電
    磁鋼板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032323A (ja) * 1989-05-26 1991-01-08 Kobe Steel Ltd 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法
EP0434641A2 (en) * 1989-12-22 1991-06-26 CENTRO SVILUPPO MATERIALI S.p.A. Process for the production of semiprocessed non oriented grain electrical steel

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