JPS62267201A - 害虫忌避剤 - Google Patents

害虫忌避剤

Info

Publication number
JPS62267201A
JPS62267201A JP11229486A JP11229486A JPS62267201A JP S62267201 A JPS62267201 A JP S62267201A JP 11229486 A JP11229486 A JP 11229486A JP 11229486 A JP11229486 A JP 11229486A JP S62267201 A JPS62267201 A JP S62267201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclodextrin
repellent
methylated
component
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11229486A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Furukawa
幹夫 古川
Kenji Hara
健次 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP11229486A priority Critical patent/JPS62267201A/ja
Publication of JPS62267201A publication Critical patent/JPS62267201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は害虫忌避剤、更に詳細には害虫忌避成分の効果
の持続性を増大せしめた害虫忌避剤に関する〇 〔従来の技術〕 衛生害虫のなかでも蚊は温暖または熱帯地域に多く棲息
するが、風土的な特異性で寒冷地にもしはしは見られ、
野外作業時露出皮膚表面を攻撃し、時には伝染病、風土
病をぽい介することが多い。
このような虫害を忌避するための害虫忌避剤について従
来から多くの研究がなされ、多くの忌避効果を有する物
質が見出されているが、就中人体に適用後の耐久性およ
び効果等実用面において潰れているものはN、N−ジエ
チルトルアミド、2゜3.4.5−ビス(Δ2−ブチレ
ン)−テトラヒドロフルフラル及びジ−n−プロピルイ
ソシンコメロネートであり現在広く実用に供されている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、とのN、N−ジエチルトルアミドや等の
忌避成分を生体皮膚上に適用するとき、皮膚から体内に
吸収されて皮膚表面から消失し、その結果忌避効果が消
滅してしまい持続性がない欠点を有する。そのため、N
、N−ジエチルトルアミド等の忌避成分の使用量を増大
せしめれば持続性は向上されるが、皮膚のべとつき等を
ともない到底笑用に供し得るものではない。また、斯る
経皮吸収を抑制するため、皮膚上にN、N−ジエチルト
ルアミド等の忌避成分を溶解しない皮膜を形成せしめ、
その上にこれら忌避成分を塗布する方法が報告されてい
るが、この場合も皮膜が皮膚に異和感を与え、必ずしも
好ましい方法とはいい難い。
一方、シクロデキストリンは洩々の物質と包接化合物を
形成することが知られておp1特定の忌避成分とも包接
化合物を形成するといわれている。
この原理を利用し殺虫剤の安置化、忌避剤の持続化、香
料の徐放化、揮発性物質の放出コントロール等に用いら
れている。このような考案において、忌避成分の持続化
は数置されるが得られる粉末の包接化合物は従来の害虫
忌避剤に使用されるエタノールあるいはイソプロパツー
ル及び水に不溶のため、粉剤としてしか利用できないと
いう製剤上の問題点がある。!角、に害虫忌避剤におい
てはその多くの商品が液剤として使用されている現状で
は、上記問題点はあまりに大へい。
〔問題点を解決するだめの手段〕
そこで本発明者らは、貼る問題点を解決すべく種々研死
を重ねた結果、害虫忌避成分をあらかじめ特定のメチル
化シクロデキストリンで処理し、これを害虫忌避剤に用
いれば忌避効果が全く減少せず、かつ経皮吸収が著しく
抑制されることを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は(A) 0.5〜20.0重景チの
害虫忌避成分および(B)(A)成分の%〜20重重倍
の一般式(I) (式中、nは6〜9の数を示し、30個のAのうち少な
くとも1個はメチル基を示し、残りは水素原子を示す) で表わされるメチル化シクロデキストリンを含有するこ
とを特徴とする害虫忌避剤を提供するものである。
本発明害虫忌避剤の(A)成分であるメチル化シクロデ
キストリ/のうち、nが6のものをメチル化a−シクロ
デキストリン、nが7のものをメチル化β−シクロデキ
ストリン、nが8のものをメチル化r−シクロデキスト
リン、nが9のものをメチル化δ−シクロデキストリン
と称し、これらは何れも包接化合物形成性を示す。
メチル化シクロデキストリン(I)はシクロデキストリ
ンをメチル化することによりm造される。
シクロデキストリンをジメチル硫酸等のメチル化剤を用
いて常法に従ってメチル化した場合、グルコース残基の
水酸基が6位、2位、3位の順序でメチル化された混合
物が得られる。
一般式(I)において3n個のAのうち、少くとも1個
がメチル基であればよいが、就中重量平均エーテル置換
度が8.0〜11.0で、エーテル置換度が8〜11の
ものを50重址チ以上含有するメチル化β−シクロデキ
ストリンが好ましい。
ここでエーテル置換度とけβ−シクロデキストリン−分
子当あたり導入されたメチル基の数を示し、異なるエー
テル置換度を有するメチル化−β−シクロデキストリン
t2i以上有する混合物では各エーテル置換度と各成分
の重f%よ11平均工−テル置併度が算出される。
メチル化シクロデキストリン(I)は忌避成分に対し重
量比で3/2〜20倍量、好ましくは1〜10倍甘の割
せで用いられる。メチル化シクロデキストリン(I)を
忌北成分に対しit比で%未満の量を加えてもほとんど
効力の持続性の増加に対する効果は認められず、また2
0倍を超えて使用してもそれ以上効力の持続性の増強は
みられない。
本発明において使用される害虫忌耐成分(B)としては
N、N−ジエチルトルアミド、2,3,4゜5−ビス(
Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフラル、ジ−n−
プロビルイソシンコメロネート、ジメチルフタレート、
ジブチルフタレート等があげられる。就中、N、N−ジ
エチルトルアミド、2.3,4.5−ビス(Δ2−ブチ
レン)−テトラヒドロフルフラル及びジ−n−プロピル
イソシンコメロネートが特に好ましく、これらの忌避成
分は1揮又は28以上0.5〜20車量%、好ましくは
1〜10重量チ配合される。
メチル化シクロデキストリン(I)で忌避成分を処理す
る方法としては、メチル化シクロデキストリン(I)の
飽和水溶液に忌避成分を添加する飽和水溶液法、メチル
化シクロデキストリン(I)と忌避成分を比較的小袖の
水とともにニーダ−等で練り合わせる混練法等が採用さ
れる。得られた包接化合物は室温で10甫m%以上の水
溶液が透明であり、粉剤だけでなく広範囲な製剤への利
用が可能なものである。
本発明に係る青虫忌避剤は粉剤はもとより、水等に0T
Iであるため各槓液剤ローション、クリーム、ゲル、ペ
ーストやエアゾール剤、あるいは不織布に含浸させたナ
プキンタイプとしても良好な製剤を得ることができる。
これらの製剤の製造にあっては従来の各他害虫忌避剤製
剤に用いられている各種添加剤を加えることもできる。
すなわち、ピペロニルプトキサイド等の共力剤、BHT
BHA等の酸化防止剤や紫外線吸収剤さらには界面活性
剤を適宜使用することができる。
〔作用〕
本発明の害虫忌jjt剤はN、N−ジエチルトルアミド
等忌避剤の効果の持続性を高め、かつ水等の溶剤にも可
溶化するため各槓製剤に適用できる。
その作用機序は忌避成分が前述の一般式(I)のメチル
化シクロデキストリンに包接されることにより、皮膚か
らの吸収が阻害されているものと思われる。
〔発明の効果〕
本発明の害虫忌避剤は、効果の持続性が高く、かつ水浴
性である。このため、同一の配合量にあっては効果の増
強が期待されまた従来と同様の性能を示すには忌避成分
の配合量を下げることができコストダウンにもつながる
。また水浴性のため各輝製剤への適用が可能となった。
〔実施例〕
次に実施例を挙けて本発明を説明する。
実施例1 表−1に示す組成の害虫忌避剤組成物を製造し、この組
成物の効果の持続性を検討した。すなわち、体重500
〜600tの雌性ハートレー系白色モルモット5匹の毛
を刈シ、これに1 crA当りN、N−ジエチルトルア
ミド量が02■になるように被検組成物を塗布した。塗
布3時間後に皮膚表面からN、N−ジエチルトルアミド
を回収し、ガスクロマトグラフィーで残存量を測定した
。その結果、表−1に示す如く、本発明品の皮膚上での
残存率は良好であった。
衣用 実施例2 実施例1と同様の毛刈りを行ったモルモットに以下の組
成物を忌避成分がそれぞれ0.7■/C−となるように
塗布した。このモルモットを架台に固定し、ヒトスジシ
マカ未吸血雌成虫を放したゲージ中に入れ、2分間に吸
血した蚊の数を経時的に測定した。表−2に結果を示す
。本発明品にはいずれも忌避効果の持続性が認められた
以下余白 実施例3 下記組成の組成物(75ml )に噴射剤25m/を加
え、スプレーノズルを有する密閉容器に充填してスプレ
ー型害虫忌避剤を得た。
N、N−ジエチルトル°fミド        3. 
Om−11%エタノール          30.0
香料             微量 水         残分 ioo、。
実施例4 下記組成の組成物70m1に対し噴射剤30m1を加え
て、エアゾール用容器に充填してエアゾール型害虫忌避
剤を得た。
ジ−n−プロピルイソシンコメロネート   2.0M
t%エタノール          10.0イソプロ
ピルアルコール    15.0香料        
     微量 水         残分 100.0 実施例5 常法に従い下記組成からなるローション型沓虫忌避剤を
得た。
イソプロピルアルコール         40.0香
料             微量 水         残分 100.0 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)0.5〜20.0重量%の害虫忌避成分およ
    び(B)(A)成分の1/2〜20重量倍の一般式(
    I )▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは6〜9の数を示し、3n個のAのうち少な
    くとも1個はメチル基を示し、残りは水素原子を示す) で表わされるメチル化シクロデキストリンを含有するこ
    とを特徴とする害虫忌避剤。 2、メチル化シクロデキストリンが、重量平均エーテル
    置換度が8.0〜11.0で、エーテル置換度8〜11
    のものを50重量%以上含有するメチル化β−シクロデ
    キストリンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の害虫忌避剤。 3、害虫忌避成分がN,N−ジエチルトルアミド、2,
    3,4,5−ビス(Δ2−ブチレン)テトラヒドロフル
    フラル及びジ−n−プロピルイソシンコメロネートの群
    から選ばれたものである特許請求の範囲第1項又は第2
    項のいずれかの項記載の害虫忌避剤。
JP11229486A 1986-05-16 1986-05-16 害虫忌避剤 Pending JPS62267201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11229486A JPS62267201A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 害虫忌避剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11229486A JPS62267201A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 害虫忌避剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62267201A true JPS62267201A (ja) 1987-11-19

Family

ID=14583087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11229486A Pending JPS62267201A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 害虫忌避剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62267201A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6518740B2 (ja) パーソナルケア組成物
US6607716B1 (en) Pediculicidal compositions, a kit, and methods of use
EP0754028B1 (de) Neue desodorierende und antimikrobielle zusammensetzungen zur verwendung in kosmetischen oder topischen zubereitungen
DE69534385T2 (de) Duftstoff mit verzögerter freisetzung und verfahren zur detektion von mikroorganismen durch diesen duftstoff
US6811789B2 (en) Fragrant composition having mosquito-repelling effect
JPH0798739B2 (ja) 化粧品又は局所用製剤に使用するための脱臭用及び抗菌用組成物
JPH11279079A (ja) 高グリセリン含有抗微生物洗浄液
JP2006087903A (ja) 消臭剤組成物
JPH08176587A (ja) 香料組成物
DE10304721A1 (de) System für eine selbstschäumende Haarkur oder Spülung
DE2354476A1 (de) Desodorans
US4263274A (en) Antiperspirant compositions and methods
PT93244B (pt) Processo de preparacao de composicoes pediculicidas a base de piperonal
DE102004037505A1 (de) Präbiotische Intimpflege
DE2524695C2 (de) Pulveraerosol-Deodoransgemische
DE19924496A1 (de) Desodorierende Wirkstoffkombination und deren Verwendung
KR102018128B1 (ko) 여드름 개선을 위한 pH 감응성 화장료 조성물 및 이의 제조방법
DE102020204730A1 (de) Hautdesinfektionsmittel
DE2557365C2 (de) Verwendung von Polyvinylpyrrolidon zur Löschung unerwünschter Gerüche
JP4731036B2 (ja) 殺ダニ用精油混合物、殺ダニ剤及び殺ダニスプレー
JP6588879B2 (ja) 飛翔害虫忌避剤組成物
JPS62267201A (ja) 害虫忌避剤
DE3630065A1 (de) Aerosol-zusammensetzung
DE19519404A1 (de) Körperdeodorans
JP3405833B2 (ja) 人体用害虫忌避組成物