JPS62266587A - 発光性表示装置用の透光性材 - Google Patents

発光性表示装置用の透光性材

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JPS62266587A
JPS62266587A JP61109776A JP10977686A JPS62266587A JP S62266587 A JPS62266587 A JP S62266587A JP 61109776 A JP61109776 A JP 61109776A JP 10977686 A JP10977686 A JP 10977686A JP S62266587 A JPS62266587 A JP S62266587A
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light
color
layer
transmitting
shielding
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JP61109776A
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中川 善雄
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MARUI KOGYO KK
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MARUI KOGYO KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/20Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S43/255Filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2111/00Use or application of lighting devices or systems for signalling, marking or indicating, not provided for in codes F21W2102/00 – F21W2107/00
    • F21W2111/02Use or application of lighting devices or systems for signalling, marking or indicating, not provided for in codes F21W2102/00 – F21W2107/00 for roads, paths or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車のウィンカランプ、ブレーキランプな
どの着色透光カバーや、あるいは家電製品、情報通信機
器などの光を用いての照光表示装置あるいは装飾装置の
表示部の表面部材として用いられる透光性材に関する。
技術的背景 例えば、自動車のウィンカランプ、ブレーキランプは通
常、内部の白色ランプと橙色や赤色の着色透光カバーを
備え、ランプを点燈することにより、着色透光カバーを
通して同カバーの色の光を発し、所定の情報を周囲に知
らせる。
これに対し、自動車の外観をデザインする観点から、光
源がOB’F’の状態では、そのランプの外部表面の色
が上記の赤色や橙色など情報伝達色とは違った1例えば
、当該ランプの周りの自動車の外装部品、例えばボデー
の色と同じ色をしており、ONにしたときにだけ所要の
情報伝達色を発光できるようにすることが望まれている
が、しかしこのような技術は未だ実用例がない。つまり
隠蔽力のある濃い色の表面にその色と全く違った透過光
色の面、パターン、文字等を出すことにより意匠的な効
果や意外性は勿論のこと、よりコントラストのある視認
性の高い表示装置を形成する技術は未だ開発されていな
い。このような要求は、これらランプに限らず、自動車
の運転席のコンソールボックスなどの種々の照光表示装
置あるいは装飾装貨においても同様である。
発明の目的 本発明は、上記のランプのカバーや、その他の照光表示
装置の表面部材として用いられる透光性材で、上記の如
き要求を満足する材料を提供することを目的としている
すなわち、本発明の透光性材は塗装されたものと同じ様
に濃い表面色の外観をもちながら光源を点燈した時は表
面色と異なる光源の発光色に近い透過光色が得られる。
発明の構成 すなわち、本発明の透光性材は、光を透過する淡く着色
した透光層と、該透光層の裏面に設けられた遮光層とか
らなっている。この裏面の遮光層は光を実質的に透過し
ない遮光部と所定密度で設けられた網目状、スリット状
などの微細な透光部とによって構成される。この遮光部
は金属被膜あるいは有機被膜により濃く着色することが
出来る。
発明の作用及び効果 本発明に係わる透光性材は、上記の如き構成を有するも
のであり、従って、この透光性材を表面部材として用い
た照光性表示装置は、それがOFF”状態にあるときは
、透光層の淡い色と遮光層の色との合成色の外観を呈す
ることになる。例えば、透光層の色が薄い青、遮光層の
遮光部が青とすれば、f#い青の外観色が得られ、また
、上記と透光層が同じ色で遮光部を赤とすると、赤みの
強い紫色の外観色が得られる。
これに対し1表示gc置がONにされたときに、その内
部から発せられる光の色(すなわち、光源の色若しくは
光源の色を所定フィルタに通した光の色)を上記合成色
と違った色にしておけば、遮光層の透光部及び透光層を
通過する光は、透光層の淡い色に余り影響されることな
く、光源の発光色に近い状態で表示装置の表面部に達し
1表示部の色光は、OF’Fの時の外観色とは違った色
光となる。従って、このONのときの表示装置の外観は
、○FF’のときの外観色とは異なった色の光を発する
ことになる。
従って、上記の合成色と光源の発光色を適宜選択するこ
とにより、表示装置の外観色を(MとOFFのそれぞれ
に全く異なったものとすることが可能で1本発明の目的
を満たすことができる。また。
遮光t<iの透光部を所要の文字、パターン等にしてお
けば、ONにおいて外観色と全く異なる色調のパターン
が突然に出現することによる意外性は勿論のこと、ON
のときの発光文字、パターン等はその色と、その背景を
なす合成色との相違により、コントラストのある高い視
認性及び意匠的効果を得ることができる。尚1本発明に
係る透光性材は上記の如き遮光層を有しているので、該
透光性材を用いた透光性表示装置を通常の使用状態で見
た場合、その内部を全く見えないようにすることができ
る。
実施例 以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき説明す
る。
第1図には、本発明に係わる透光性材10を表面部材と
して用いた自動車のウィンカランプ、ブレーキランプ、
コンソールボックスの表示装置などの照光表示装置12
の基本的構成が示されている。
該装置は、ケーシング14と、発光源としてのランプ1
6と、透光性材(表面部材)10の内側のカラーフィル
タ18とを有している。照光表示装置d12が例えばウ
ィンカ−ランプである場合には、橙色の光のみを透す橙
色フィルタとする。
第2図及び第3図には、透光性材1oの詳細が示されて
いる。すなわち、との透光性材1oは、青、赤、白など
の所要の色に淡く着色された透光性の外側層22と、外
側層の裏面に形成された遮光層24とからなる。遮光層
24は、金属や不透光性の塗料などから作られる実質的
に光を透さない遮光部26と、該遮光部の甲に所定密度
で形成された多数の孔からなる透光部側とを有している
外側層22は、アクリル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ナイロンその他の合成樹脂製の着色板やフィルム
、または着色ガラス等で形成される。
この外側層22は光を透過するものであれば必ずしも完
全に透明でなくてもよい。
遮光層24の孔は、図示の例ではメツシュ状としている
が、スリット状などの所要の形状、配列にすることがで
きる。この層を作るには、次のような種々の方法をとる
ことができる。
(1)外側層の裏面に真空蒸着やスパッタリングにより
金属層を形成し、その上にノミターン印刷あるいはフォ
トレジスト法などにより上記遮光層の遮光部26のパタ
ーンに対応するマスクを形成し、非マスク部をエツチン
グにより除去し、その部分を透光部28とする。
又、他の例として、外側層の裏面に最初に着色パターン
印刷、次に金属層を形成し、その上にパターン印刷ある
いはフォトレジスト法などによりマスクを形成し、非マ
スク部を除去する方法もある。
(2)外側層の裏面に真空蒸着やスパッタリングあるい
は塗装、印刷若しくはそれらを組合せて金属や塗料、イ
ンク等の不透光性被膜を形成し、レーザー光線等により
透光部28のパターンに従って。
被膜を除去する。
(3)透光部の孔を有するホットスタンプ箔を用いて、
外側層裏面にホットスタンプを施して被膜を付着する。
(4)不透光性のインクを用い、外側層裏面にパターン
印刷を行なう。
(5)写真法により1.外側層裏面に黒色のパターンを
形成し、遮光層となす。
第4図及び第5図には、本発明の第2の実施例に係わる
透光性材10亦示されている。この透光性材は、第5図
からも判る通り、2枚の板材30 i 32から形成さ
れており、板材30は第1の実施例における外側層22
と同様の材質の淡い色の透光材であり、外側層22′を
形成している。第2の板材32は、アクリル、ポリエス
テルポリカーボネート、ナイロンその他の合成樹脂製の
透光性の板またはフィルム、若しくは透光性ガラス板で
、遮光層24′は、第1の実施例における遮光層24と
同様の方法により、板材32の表面に形成されている。
以上の如き透光性材10.10’を表面部材として用い
た照光表示装置12は、その内部ランプ16がOF1′
のときは、その外観は透光性材10 、10’の外側層
22゜22′の色及び遮光層の外側面の色との組み合わ
された色を呈する。例えば、外側層を淡い青色とし遮光
層の外側面を濃い青色とすれば、OFF’のときの当該
装置12の外観の色は濃い青色として見える。
このとき、外側からの光は遮光層によって装置12の内
部に入るのを遮ぎられるので、その内部が透けて見える
ことは実質上ない。また、遮光層の孔は、それを十分に
小さなものとすることにより、注意して見なければ、は
とんど認識することができない。
一方、ONにした場合、ランプ16の光はフィルタ18
を透され、遮光層の透光部28 、28’及び透光層2
2 、22’を透って外部に出る。従って、その光は所
定の色、例えばフィルタ18が橙色フィルタである場合
には、橙色の光となり透光部28 、28’、透光性層
22 、22’を透される。しかし、上述の如く、透光
性層22 、22’は淡い色に着色されているだけなの
で。
そこを透される光は、余り変色せずに例えば、上記フィ
ルタの例の場合はほぼ橙色のまま、外部に出る。
第6図の(al及び(blには、以上のような基本的構
成のものを応用して三色の光を発光できるようにした表
示装置12が示されている。すなわち、この装置の透光
性材10の外側層は淡い黒とされ、遮光層は黒の塗料に
より形成し、その甲の透光部は3つ透明フィルタ(看し
くはフィルタ無し)とされている。
従って、第6図(alのOF’F’の状態ではその表面
色が濃い黒を呈し、第6図(blのONの状態では右か
ら左にかけて澄色光、赤色光そして白色光が発光される
第7図(al及び(blには、第6図(al 、 (’
b)と同様の構成をもつ照光表示装置が示されている。
この装置の主要な相違点は遮光層の透光部を、A、B、
Cの形に配列し、パターンを表示した点にある。
第8図(al及び(blには、他の応用例が示されてい
る。すなわち、この場合の装置12は、その透光性材1
0の外側層の色を淡い青色とし、遮光層24を右から左
にかけて“緑“、1赤″、そして1青“に分けて着色し
てあシ、光源がOFFのときに右から左にかけて0青緑
“、“赤紫“、そして1青“に見えるようにしである。
また、フィルタは赤色フィルタとしてあり、従って、こ
の装置がONにされると、OFFのときに青緑、赤紫、
青に見えた外観が、すべて赤に発光される。尚、この場
合、赤色フィルタを用いる(1に、赤色ランプを用いる
こともできる。
本発明の作用効果を示すため1次の如き試験を行った。
(1)第1図に示す実施例と同じ構造の本発明に係わる
照光表示装置と、第9図に示す如き構造の照光表示装置
を以下の如き条件で試験をした。
本発明に係わる装置においては、透光性材10の透光層
を淡い青色とし、遮光層はスパッタリングにより透光層
の裏面に金属被膜を形成し、その上に遮光部のパターン
を印刷してマスキングし、それにエツチングを施して透
光部を形成した。
第9図の装置の表面壁材40は透明アクリル板に青色塗
料を塗布して作った。両装置ともランプ16゜42は(
橙色の光を出す)タングステンランプとし。
フィルタ18 、44は橙色フィルタとした。その結果
を下記の表1に示す。この表1で、透過率とは。
本発明に係わる装置における透光性材10及び第9図の
装置の表面壁材の光の透過率を示し、照度は透過した光
の照度を示す。
この表から次の事が判る。透過率を両装置とも同じにし
、OFFのときに装置内部が外部から見えないようにし
、外観色をともに青色としたものにあって、ONにする
と、不発明に係わる装置の発光色は、第9図のものに比
べてはるかに明るく外側層の青色の影響を受けずに光源
色【近い黄橙色となる。ここでいう光源色とは、フィル
タを透って透光性材に入る光をいう。この光源色と透光
色との色相の関係をクロマトシティダイアダラムで示す
と第10図の如くなる。
(2)  この試験では透過光の照度を同じにして比較
を行った。上記試験の各装置からフィルタを敗り除き、
光源をタングステンランプのみとした。
(イ)光源OI’Fの時、外観の色度が赤系統の場合の
結果を表2及び第12図に示す。この結果では、本発明
に係わる装置の透過光色(橙より橙桃)は。
第9図の方式によるより光源色(橙色)に対する変化が
はるかに少ない。
(ロ)光源OF’Fの時、外観の色度が青系統の場合の
結果を表3及び第13図に示す。この結果では、本発明
に係わる装置の透過光色(黄色に近い無彩色)は、第9
図の方式によるより光源色(橙色)に対する変化がはる
かに少ない。
(3)透過光の色度を同一にして比較した。
光源は(2)と同じくフィルタのない装置で、表4に示
す如き試験を行った。尚、表4に対応するクロマトシテ
ィダイアダラムが第14図に示しである。
この試験から、第9図の装置において透過光の色度を光
源の発光色(橙)に近づけようとすると、OFFのとき
の外観は無彩色に近い透明で薄い橙桃色となり、また、
透過率も70%と非常に高くなシ内部が丸見えになって
しまうことが判る。
以上から判るように、本発明の透光性材では、これを透
過してくる光は表面外観色に影響されず、光源の色に近
い色光となる。従って、この透光性材は先に発明の技術
的背景の項で述べた要求を満足することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係わる透光性材を用いた照光表示装
置の断面図、 第2図は1本発明に係わる透光性材の正面図、第3図は
、第2図の断面側面図、 第4図及び第5図は、他の実施例に係わる透光性材の正
面図及び断面側面図。 第6図(a) 、 (b)、第7図(a) 、 (bl
及び第8図(al 、 (1))は、本発明を利用した
それぞれ異なる照光表示装置の○I’F 、 ON状態
を示す斜視図、第9図、第1)図乃至第14図はそれぞ
れ異なる試験結果を示すクロマトシティグラフ。 第10図は、クロマトシティグラフに色相基を付して示
した図である。 10・・・透光性材     22 、22’・・・透
光層24 、24’・・・遮光層    26 、26
’・・・遮光部28 、28’・・・透光部 特許出願人 マルイ工業株式会社 (外5名) 第1 図 第6図 第7図 第2図 第4図 第3図 第5図 第8図 第9図 手続袖正書 昭和62年5月18日 2、発明の名称 発光性表示装置用の透光性材 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名称 マルイ工業株式会社 4、代理人 5補正の対象 6、補正の内容 1、明細書第3頁乃至第12頁を以下の通り訂正する。 「から、光源がOFFの状態では、そのランプの外部表
面の色が上記の赤色や橙色など情報伝達色とは違った、
例えば、当該ランプの周りの自動車のボデーや外装部品
の色と同じ色をしており、ONにしたときにだけ所要の
情報伝達色を発光できるようにすることが望まれている
が、しかしこのような技術は未だ実用例がない0このよ
うな要求は、これらランプに限らず、自動車の運転席の
コンソールボックスなどの種々の照光表示装置あるいは
装飾装置においても同様である。 発明の目的 本発明は、上記のランプのカバーや、その他の照光表示
装置の表面部材として用いられる透光性材で、上記の如
き要求を満足する材料を提供することを目的としている
。 発明の構成 すなわち、本発明の透光性材は、光を透過する淡く着色
した透光層と、該透光層の裏面に設けられた遮光層とか
らなっている。この裏面の遮光層は光を実質的に透過し
ない遮光部と所定密度で設けられた網目状、スリット状
などの微細な透光部とによって構成される。この遮光部
は金属被膜あるいは有機被膜により濃く着色することが
出来る。 発明の作用及び効果 本発明に係る透光性材は、上記の如き構成を有するもの
であり、従って、との透光性材を表面部材として用いた
照光性表示装置は、それがOFF状態にあるときは、透
光層の淡い色と遮光層の色との合成色の外観を呈するこ
とになる。例えば、透光層の色を薄い青、遮光層の遮光
部を青とすれば、濃い鮮やかな青の外観色が得られ、ま
た、例えば、透光層を上記と同じ薄い青とし、遮光部を
赤とすると、赤みの強い紫色の外観色が得られる。 これに対し、表示装置がONにされたときに、その内部
から発せられる光の色(すなわち、光源の色若しくは光
源の色を所定フィルタに通した光の色)を上記合成色と
違った色にしておけば、遮光層の透光部及び透光層を通
過する光は、透光層の淡い色に余り影響されることなく
、光源の発光色に近い状態で表示装置の表面部に達し、
表示部の色光は、OFFの時の外観色とは違った色光と
なる。従って、このONのときの表示装置の外観は、O
FFのときの外観色とは異なった色の光を発することに
なる。 従って、上記の合成色と光源の発光色を適宜選択するこ
とにより、表示装置の外観色をONとOFF’のそれぞ
れに全く異なったものとすることが可能で、本発明の上
記目的を満たすことができる。すなわち、本発明に係る
透光性材を用いた照光性表示装置においては、通常のO
FF状態における外観色を、(周囲に所定情報伝達を行
うための)ON状態における色とほとんど無関係に選定
することができ、従って、当該表示装置及びその周囲を
全体的にデザインするときに該表示装置にとられれず、
デザインすることができることになる。更に、OFFか
らONへの切換に伴う外観色の変化は見る者に非常な意
外性を与え、従って、その注意を引き付けるので、極め
て優れた情報伝達機能を発揮することができる。特に、
遮光層の透光部を所要の文字、パターン等にしておけば
、ONにおいて外観色と全く異なる色調のパターンが突
然に出現することによる意外性は勿論のこと、ONのと
きの発光文字、パターン等はその色と、その背景をなす
合成色との相違により、コントラストのある高い視認性
及び意匠的効果を得ることができる。尚、本発明に係る
透光性材は上記の如き遮光層を有しているので、該透光
性材を用いた透光性表示装置を通常の使用状態で見た場
合、その内部を全く見えないようにすることができる。 実施例 以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき説明す
る。 第1図には、本発明の第1の実施例に係る透光性材10
を表面部材として用いた自動車のウィンカランプ、ブレ
ーキランプ、コンソールボックスの表示装置などの照光
表示装置120基本的構成が示されている。 該装置は、ケーシング14と、発光源としてのう/プ1
6と、透光性材(表面部材)10の内側のカラーフィル
タ18とを有している。照光表示装置12が例えばウィ
ンカ−ランプである場合には、橙色の光のみを透す橙色
フィルタとする。 第2図及び第3図には、透光性材10の詳細が示されて
いる。すなわち、この透光性材10は、青、赤、白など
の所要の色に淡く着色された外側の透光層22と、透光
層の裏面に形成された内側の遮光層24とからなる。遮
光層24は、金属や不透光性の塗料などから作られる実
質的に光を透さない遮光部26と、該遮光部の中に所定
密度で形成された多数の孔からなる透光部28とを有し
ている。 透光層22は、アクリル、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ナイロンその他の合成樹脂製の着色板やフィルム
、または着色ガラス等で形成される。この透光層22は
光を透過するものであれば必ずしも完全に透明でなくて
もよい。 遮光層24の孔は、図示の例ではメツシュ状としている
が、スリット状などの所要の形状、配列にすることがで
きる。この層を作るには、次のような種々の方法をとる
ことができる。 (1)透光層の裏面に真空蒸着やスパッタリングにより
金属層を形成し、その上にパターン印刷あるいはフォト
レジスト法などにより上記遮光層の遮光部26のパター
ンに対応するマスクを形成し、非マスク部をエツチング
により除去し、その部分を透光部28とする。 又、他の例として、透光層の裏面に最初に着色パターン
印刷、次に金属層を形成し、その上にパターン印刷ある
いはフォトレジスト法などによりマスクを形成し、非マ
スク部を除去する方法もある0 (2)透光層の裏面に真空蒸着やスパッタリングあるい
は塗装、印刷若しくはそれらを組合せて金属や塗料、イ
ンク等の不透光性被膜を形成し、レーザー光線等により
透光部28のパターンに従って、被膜を除去する。 (3)透光部の孔を有するホットスタンプ箔を用いて、
透光層裏面にホットスタンプを施して被膜を付着する。 (4)不透光性のインクを用い、透光層裏面にパ黒色の
パターンを形成し、遮光層となす。 第4図及び第5図には、本発明の第2の実施例に係る透
光性材10’が示されている。この透光性材は、第5図
からも判る通り、2枚の板材30゜32から形成されて
おり、板材30は第1の実施例における透光層22と同
様の材質の淡い色の透光材であり、この第2の実施例に
おける透光層22′を形成している。第2の板材32は
、アクリル、ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロ
ンその他の合成樹脂製の透光性の板またはフィルム、若
しくは透光性ガラス板で、遮光層24′は、第1の実施
例における遮光層24と同様の方法により、板材320
表面に形成されている。・以上の如き透光性材10.1
0’  を表面部材として用いた照光表示装置12は、
その内部ランプ16がOFFのときは、その外観は透光
性材10゜10′の透光層22.22’の色及び遮光層
の外側面の色との組み合わされた色を呈する。例えば、
透光層を淡い青色とし遮光層の外側面を濃い青色とすれ
ば、OFFのときの当該装置12の外観の色は濃い青色
として見える。このとき、外側からの光は遮光層によっ
て装置12の内部に入るのを遮ぎられるので、その内部
が透けて見えることは実質上ない。また、遮光層の孔は
、それを十分に小さなものとすることにより、注意して
見なければ、はとんど認識することができない。 一方、ONにした場合、ランプ16の光はフィルタ18
を透され、遮光層の透光部28,28’及び透光922
,22’を透って外部に出る。従って、その光は所定の
色、例えばフィルタ18が橙色フィルタである場合には
、橙色の光となり透光部28.28’、透光層22.2
2’を透される。しかし、上述の如く、透光層22.2
2’は淡い色に着色されているだけなので、そこを透さ
れる光は、余り変色せずに例えば、上記フィルタの例の
場合はほぼ橙色のまま、外部に出る。 第6図の(a)及び(b)には、以上のような基本的構
成のものを応用して三色の光を発光できるようにした表
示装置12が示されている。すなわち、この装置の透光
性材10(10’)の外側の透光層は淡い黒とされ、遮
光層は黒の塗料により形成し、その中の透光部は3つの
正方形状の領域に分けて形成している。また、内部のラ
ンプは白色ランプとし、フィルタは上記3つの透光部の
領域に対応して、右側から橙色フィルタ、赤色フィルタ
及び透明フィルタ(若しくはフィルタ無し)とされてい
る。 従って、第6図(a)のOFFの状態ではその表面色が
濃い黒を呈し、第6図(b)ONの状態では右から左に
かけて橙色光、赤色光そして白色光が発光される。 第7図(a)及び(b)には、第6図(a) 、 (b
)と同様の構成をもつ照光表示装置が示されている。 この装置の主要な相違点は遮光層の透光部を、A。 B、Cの形に配列し、パターンを表示した点にある。 第8図(a)及び(b) Kは、他の応用例が示されて
いる。すなわち、この場合の装置12は、その透光性材
10(10’)の透光層の色を淡い青色とし、遮光層2
4を右から左にかけて6緑”、パ赤″、そして”青″に
分けて着色してあり、光源がOFFのときに右から左に
かけてパ青緑”、°°赤紫″、そして”青″に見えるよ
うにしである。 また、フィルタは赤色フィルタとしてあり、従って、こ
の装置がONKされると、OFFのときに青緑、赤紫、
青に見えた外観が、すべて赤に発光される。尚、この場
合、赤色フィルタを用いる代りに、赤色ランプを用いる
こともできる。 本発明の作用効果を示すため、次の如き試験を行った。 (1)本発明に係る照光表示装置と、第9図に示す如き
構造の従来のこの種照光表示装置を以下の如き条件で試
験をした。 本発明に係る装置においては、透光性材を第4図、第5
図に示す構造のものとし、透光層22′は淡い青色の透
光材とし、遮光層24′は32の表面にスパッタリング
により金属被膜を形成し、その上に遮光部のパターンを
濃い青インクにて印刷してマスキングしそれにエツチン
グを施して透光部を形成した。 第9図の装置の表面壁材40は透明アクリル板に青色塗
料を塗布して作った。 両装置ともランプ16.42は(橙色の光を出ス)タン
グステンランプとし、フィルタ18゜44は橙色フィル
タとした。その結果を下記の表IK示す。この表1で、
透過率とは、本発明に係る装置における透光性材10′
及び第9図の装置の表面壁材の光の透過率を示し、照度
は透過した光の照度を示す。」 2、同第14頁第6行中に「外側層」とあるのを「透光
層」と訂正する。 3、同第20頁第16行乃至第20行中の記載を以下の
通り訂正する。 「第9図は、従来の一般的構造の照光表示装置の複製を
示す分解斜視図、 第10図及び第12図乃至第14図は、それぞれ異る試
験結果を示すクロマトシティグラフ、第1)図は、クロ
マトシティグラフに色相名を4、第6図乃至第8図に「
10」とある−のをtrio(10’)jと訂正する。 、5.第2図乃至第5図を、添付のものに差し換える。 以上 第4図  第5図 (b)ON  /14欠算笠。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に光源を有する装置の表面部材として用いら
    れ、光源の点燈により照光する透光性材であって、光を
    透過する淡く着色した透光層と、該透光層の裏面に設け
    られた遮光層とからなっており、この裏面の遮光層は光
    を実質的に透過しない遮光部と所定密度で設けられた網
    目状、スリット状などの微細な透光部とによって構成さ
    れ、その外観が未点燈時に遮光部の色と透光層の合成色
    を呈する透光性材。
  2. (2)遮光層の遮光部が、塗料あるいはインク等の有機
    被膜からなる特許請求の範囲第1項に記載の透光性材。
  3. (3)遮光層の遮光部が、金属被膜からなる特許請求の
    範囲第1項に記載の透光性材。
  4. (4)遮光層の遮光部が、金属被膜と有機被膜からなる
    特許請求の範囲第1項に記載の透光性材。
  5. (5)透光層と遮光層が1枚の基材上に形成されている
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項のいず
    れかに記載の透光性材。
  6. (6)透光層と遮光層が各々別の基材上に形成されてい
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項のい
    ずれかに記載の透光性材。
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