JP2718233B2 - 表示盤 - Google Patents

表示盤

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JP2718233B2
JP2718233B2 JP2027377A JP2737790A JP2718233B2 JP 2718233 B2 JP2718233 B2 JP 2718233B2 JP 2027377 A JP2027377 A JP 2027377A JP 2737790 A JP2737790 A JP 2737790A JP 2718233 B2 JP2718233 B2 JP 2718233B2
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輝彦 岩瀬
猛 今井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は表示盤に関し、特に反射画像と透過画像の色
調を大きく変化せしめて斬新な意匠性を付与することが
できる表示盤に関する。
[従来の技術] 従来、車両のインストルメントパネル等で使用する表
示盤では、白抜きの数字部や文字部の裏面に色フィルタ
を設けて、夜間にはバックライトにより数字部や文字部
を白以外の明るい他の色に変更することが行われてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の表示盤では、夜間時は数字
部等で表示色が変わるものの、表示盤全体は昼間時と同
様の色調であり、夜間の車内雰囲気の変化に応じて表示
盤全体の色調も変化させたいという要請が強かった。
本発明はかかる要請に応えるもので、昼間時と夜間時
で全体の色調を大きく変化せしめて、周囲の雰囲気に応
じた最適の意匠性を発揮する表示盤を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の表示盤は、透過濃度が0.01〜2.0の範囲の白
色基層1の表面側と裏面側にそれぞれ着色された透光性
の網点画像層2,3を設け、裏面側画像層3の背後に、適
宜点灯する光源4を設けたものである。
〔作用〕
上記構成の表示盤において、透過濃度が0.01〜2.0の
範囲の白色基層1とすることで反射性と透過性とが具備
されることで、光源4が点灯していない場合には、上記
表示盤は基層1の表面側の網点画像層2のみが反射によ
り視認され、網点画像層3による混色を生じることなく
網点画像層2の色調により画像が認識される。
光源4が点灯すると、これより発した光は、上記基層
1と網点画像層2を透過し、これら画像層2、3の色調
を重ねて得られる他の色調で視認される。
かくして、光源の点灯時と非点灯時とで、表示盤の色
調を大きく変えることができる。
[第1実施例] 第1図ないし第3図には本発明を車両の速度表示盤に
適用した例を示し、第1図は表示盤の表面斜視図、第2
図はその裏面斜視図、第3図はその概略断面図である。
図において、1は基層を兼ねる透光性の白色基板であ
り、その透過濃度を0.01〜2.0の範囲とすると、ある程
度の反射性と透光性を具備するようになり、特に好まし
くは0.1〜0.5の範囲である。
上記基板1には、その表面と裏面のそれぞれに網点画
像層2、3が形成してある。各網点画像層2、3は、カ
ラー原図を色分解装置(カラースキャナ)でイエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の4原色の網点画像に分解し、この網点画像に対
応せしめて上記基板1上の各位置に各原色の点状塗膜層
を形成したもので、これら点状塗膜層の組合わせで上記
カラー原図に対応する色付画像を再現する。
上記塗膜層としては、発明者等が先に出願した表示盤
(特願平1−164520号)におけるものが使用でき、着色
した光重合性樹脂組成物よりなる膜の所定部位を露光、
硬化せしめて多数の上記点状塗膜層を形成して網点画像
層2、3とする。この画像層2、3は密度80線/inch以
上で形成することが可能である。上記各点状塗膜層の透
過濃度は0.1〜2.0の範囲とすると、透光性のある重厚な
色調が得られ、これは、さらに好ましくは0.1〜1.0の範
囲とするのが良い。
さて、第1図において、速度表示の各数字と目盛りの
部分には網点画像層2は形成されておらず、白色の基板
1が露出している。目盛り内側の領域2aは、網点占有率
80%のマゼンタ(M)点状塗膜層(以下これをM80のよ
うに表示する)と網点占有率100%のシアン(C)点状
塗膜層(以下これをC100のように表示する)で網点画像
層が形成されている。また、目盛り外側の領域は(Y8
0、M100、C90)の網点画像層よりなる背景2bの中に、
(Y100、M100、C100)の網点画像層よりなるストライプ
模様2cが形成されている。
基板1の裏面に形成される網点画像層3は、第2図に
示す如く、目盛り内側の領域にのみ形成されており、
(Y80)としてある。基板1の後方にはランプ4が設け
られ(第3図)、運転者は基板1の表面側より視認す
る。上記ランプ4は夜間等に点灯せしめられる。
上記構造の表示盤において、ランプ消灯時には基板表
面の網点画像層2のみが反射認識される。すなわち、目
盛りおよび速度数字は白色、目盛り内側領域2aの(M8
0、C100)は青系色、目盛り外側の背景2bの(Y80、M10
0、C90)およびストライプ模様2cの(Y100、M100、C10
0)はいずれも黒っぽい茶色として認識され、この結
果、ストライプ模様2cは認識されない。
夜間にランプ4を点灯すると、ランプ光は基板1裏面
の(Y80)の網点画像層3に入射し、基板1表面の網点
画像層2を経て前方へ射出する。これにより、上記目盛
り内側領域2aは、(M80、C100)の色調に(Y90)の色調
が加わって緑系色に変化する。一方、外側の背景2bはラ
ンプ光が透過して明るい茶色に変化し、ストライプ模様
2cはランプ光の透過量が小さいから、その色調は殆ど変
化しない。
しかして、ランプ4の点灯により、目盛り内側領域2a
は青系色より緑系色に変化し、目盛り外側の背景2bは黒
っぽい茶色より明るい茶色に変化して、この背景の中に
黒っぽい茶色のストライプ模様2cが浮き出す。こうし
て、夜間は表示盤全体が暖かい色調に大きく変化せしめ
られる。
網点画像層2、3の色調は4原色点状塗膜層を組合わ
せて任意に選択することができる。例えば網点画像層
2、3をそれぞれ(B60)、(C100)とすると、ランプ
消灯時には網点画像層2での反射光により灰色が視認さ
れ、ランプ点灯時には網点画像層3の透過光が加わって
黒っぽい青となる。また、網点画像層2、3をそれぞれ
(Y100、C60)、(M100)にすると、ランプ消灯時には
黄緑色、ランプ点灯時には茶色となる。さらに網点画像
層2、3をそれぞれ(Y100)、(M100)にすると、ラン
プ消灯時に黄色、ランプ点灯時には橙色が得られる。
ところで、上記背景2bとストライプ模様2cを構成する
点状塗膜層の組合わせは、ランプ4消灯時には両者が濁
った黒っぽい同系色となって判別されず、ランプ4点灯
時には両者が明瞭に区別されるようなものとする必要が
ある。
発明者等の実験によれば、これを実現するには上記両
者共に既述の実施例の如くイエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の3原色を全て組合わせるか、2
原色にブラックを組合わせ、かつ、一つの原色を、両者
で20%以上異ならしめると良い。この両者の組合わせは
他に別表の如きものが使用できる。
[第2および第3実施例] なお、白色基層1を基板と共用することなく別体とし
ても良く、例えば、第4図に示す如く、透明基板11の一
面に白色塗膜を形成して基層1とすることができ、ま
た、第5図に示す如く、基板11の表面に網点画像層3、
基層1、網点画像層2を順次形成する構造としても良
い。
[第4実施例および第5実施例] 第6図に示す如く、網点画像層3をランプ4の表面に
形成しても良く、また、光源としてランプ4に代え、第
7図に示すように網点画像層3の裏面にEL(エレクトロ
・ルミネッセンス)発光層の如き面状発光層4′を形成
しても良い。
なお、上記各実施例において、光源としては白色光源
のみならず有色光源を使用することができ、また、網点
画像層の着色は必ずしも4原色には限られない。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の表示盤は、着色した透光性の網
点画像層を、透過濃度が0.01〜2.0の範囲の白色基層の
表面側と裏面側にそれぞれ設けるとともに、裏面側網点
画像層の後方に光源を設けて、該光源の点灯時と消灯時
で表示盤全体の色調を大きく変化せしめることができる
もので、特に車両の計器類に好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は表示盤の表面斜視図、第2図はその裏面斜視図、第
3図はその概略断面図、第4図ないし第7図はそれぞれ
第2ないし第5実施例を示す表示盤の概略断面図であ
る。 1……基板(基層) 11……基板 2、3……網点画像層 4……ランプ(光源) 4′……EL発光層(光源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−135112(JP,U) 実開 昭64−23623(JP,U) 実開 昭63−6318(JP,U) 実開 昭61−178419(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透過濃度が0.01〜2.0の範囲の白色基層の
    表面側と裏面側にそれぞれ着色された透光性の網点画像
    層を設け、 該、画像層の背後に、適宜点灯する光源を設けたことを
    特徴とする表示盤。
  2. 【請求項2】前記網点画像層の背後にEL発光層を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の表示盤。
JP2027377A 1990-02-07 1990-02-07 表示盤 Expired - Fee Related JP2718233B2 (ja)

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