JP2601984Y2 - 透過照明付きスイッチのノブ構造 - Google Patents

透過照明付きスイッチのノブ構造

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JP2601984Y2
JP2601984Y2 JP1993055006U JP5500693U JP2601984Y2 JP 2601984 Y2 JP2601984 Y2 JP 2601984Y2 JP 1993055006 U JP1993055006 U JP 1993055006U JP 5500693 U JP5500693 U JP 5500693U JP 2601984 Y2 JP2601984 Y2 JP 2601984Y2
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正雄 出頭
武重 仁科
峰男 平野
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、透過照明付きスイッ
チのノブ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透過照明付きスイッチのノブ構造
は、例えば図2(a)(b)に示す構造であった。すな
わち、透光性樹脂層Aと、該透光性樹脂層Aに印刷した
透光性白色塗装層Bと、前記透光性樹脂層Aの表面に被
着した不透明層Cと、夜間照明灯D及びインジケータラ
ンプEからの光線を透過すべく該不透明層Cの一部を除
去して形成した形象部F及びインジケータ窓Gとを備え
ていた。上記透光性白色塗装層Bは、形象部Fの下面に
印刷したものである。尚、この種の透過照明付きスイッ
チのノブ構造は、実開昭60−22721号公報に開示
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術において、価格を低減するための技術として、例
えば、形象部Fの表示を鮮明にするといった前記透光性
白色塗装層Bの機能を白色系の透光性樹脂層Aを採用す
ることにより達成させ、これにより、透光性白色塗装層
Bを廃止することが考えられる。前記インジケータ窓G
は、スイッチ操作時の作動状態等を確認するため、昼夜
に関係なくインジケータランプEが点灯時には、その点
灯を視認できる必要がある。しかしながら、前記の如く
白色系の透光性樹脂層Aを採用した場合、インジケータ
窓Gも透光性樹脂層Aが白色系であるため日中の太陽光
線等によって白く見える。そのため、日中はインジケー
タランプEの点灯が視認しにくく成るといった問題が発
生した。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記した課
題を解決するものであり、白色系の透光性樹脂層を採用
することにより透光性白色塗装層を廃止して価格の低減
を行なうとともに、日中の太陽光線等をインジケータ窓
で反射しにくくして、日中におけるインジケータランプ
の点灯の旨を視認者にとって視認し易くすることを目的
としたものである。
【0005】この考案は、上記目的を達成するために、
白色系の透光性樹脂層と、該透光性樹脂層の表面に被着
した不透明層と、夜間照明灯光線が透過する部分であり
該不透明層に形成した形象部と、インジケータランプ光
線が透過する部分であり不透明層に網目状に形成したイ
ンジケータ窓と、を備えたことを特徴とする透過照明付
きスイッチのノブ構造を提供する。
【0006】
【実施例】添付図1(a)(b)は、この考案に係る好
適な実施例を示したものであり、図1(a)はスイッチ
ノブの正面図、図1(b)は図1(a)の矢視I−I線
方向断面図である。尚、不透明層3等の厚さは説明上分
かり易くするために実物より厚く描いている。
【0007】同図において、1は白色系の透光性樹脂層
であり、合成樹脂によって構成している。該白色系と
は、当該技術において白色、乳白色、灰色及びライトブ
ルーといった比較的明るい色調のものを称する。透光性
樹脂層1を白色系にするには、例えば、樹脂材料そのも
のの原色が白色系の樹脂を使用するか、樹脂材料に顔料
やフィラーの如き混合物を混入して白色系に着色する等
の各種手段がある。
【0008】2は不透明樹脂層であり、例えば黒色に着
色した合成樹脂によって構成している。該不透明樹脂層
2と上記透光性樹脂層1とはいわゆる2色成型若しくは
2重成型によって一体的に形成している。
【0009】3は不透明層である。該不透明層3は、上
記透光性樹脂層1及び不透明樹脂層2からなる成型品の
表面に塗装して被着した塗料からなり、該不透明層3の
一部を除去して形象部31、及びインジケータ窓32を
形成している。ちなみに、形象部31はスイッチの機能
を象徴して表示する部分であり、インジケータ窓32は
該スイッチの操作に基づく作動状態を表示する部分であ
る。
【0010】形象部31及びインジケータ窓32は、そ
れぞれ夜間照明灯4及びインジケータランプ5からの光
線を透過する部分であり、不透明層3にレーザー光を照
射して不透明層3を部分的に剥離し、透光性樹脂層1を
部分的に露出させて形成している。例えば、形象部31
は不透明層3を剥離して形象を形成したものである。ま
た、インジケータ窓32は網目状に不透明層3を剥離し
て形成している。
【0011】これにより、形象部31では形象形状に不
透明層3を剥離した部分だけ透光性樹脂層1を露出させ
白色系の色をした形象を表示することとなる。また、イ
ンジケータ窓32では前記の如く網目状に不透明層3を
剥離し、その剥離部分だけ透光性樹脂層1を露出するの
で結局露出部分が少なくなり、インジケータ窓32によ
って日中の太陽光線が反射しにくくなる。そのため、日
中であってもインジケータ窓32から内部のインジケー
タランプ5の点灯が視認し易くなる。
【0012】このように構成したスイッチノブは、スイ
ッチ操作によってインジケータランプ5が点灯すると、
その点灯光線がインジケータ窓32を透過し、該スイッ
チ操作に基づく作動状態を点灯表示する。また、ライテ
ィングスイッチ(図示せず)の操作によって夜間照明灯
4が点灯すると、その点灯光線が形象部31を透過し、
形象を照明する。
【0013】尚、インジケータ窓は実質的に網目状に形
成したものと同等の機能を有していればよく、例えば縞
模様状に形成してもよい。
【0014】
【考案の効果】この考案は、白色系の透光性樹脂層を採
用するとともに、該透光性樹脂層の表面に被着した不透
明層に網目状に形成したインジケータ窓を構成したの
で、白色系の透光性樹脂層を採用することにより透光性
白色塗装層を廃止して価格の低減を行なうことができる
とともに、日中の太陽光線等がインジケータ窓で反射し
にくくなり、日中においてもインジケータランプの点灯
が視認し易くなるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す図面であって、
図1(a)はスイッチノブの正面図を、図1(b)は図
1(a)の矢視I−I線方向断面図をそれぞれ示す。
【図2】従来技術を示す図面であって、図2(a)はス
イッチノブの正面図を、図2(b)は図2(a)の矢視
II−II線方向断面図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 透光性樹脂層 2 不透明樹脂層 3 不透明層 4 夜間照明灯 5 インジケータランプ 31 形象部 32 インジケータ窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−76929(JP,U) 実開 昭63−176228(JP,U) 実開 平2−57519(JP,U) 実開 平2−104389(JP,U) 実開 平1−127131(JP,U) 実開 平2−18219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 9/16 - 9/18 H01H 13/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色系の透光性樹脂層と、 該透光性樹脂層の表面に被着した不透明層と、 夜間照明灯光線が透過する部分であり該不透明層に形成
    した形象部と、 インジケータランプ光線が透過する部分であり不透明層
    に網目状に形成したインジケータ窓と、 を備えたことを特徴とする透過照明付きスイッチのノブ
    構造。
JP1993055006U 1993-09-16 1993-09-16 透過照明付きスイッチのノブ構造 Expired - Fee Related JP2601984Y2 (ja)

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