JPH0719921U - 透過照明付きスイッチのノブ構造 - Google Patents

透過照明付きスイッチのノブ構造

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JPH0719921U
JPH0719921U JP5500693U JP5500693U JPH0719921U JP H0719921 U JPH0719921 U JP H0719921U JP 5500693 U JP5500693 U JP 5500693U JP 5500693 U JP5500693 U JP 5500693U JP H0719921 U JPH0719921 U JP H0719921U
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JP5500693U
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正雄 出頭
武重 仁科
峰男 平野
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ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白色系の透光性樹脂層を採用することにより
透光性白色塗装層を廃止して価格の低減を行なうととも
に、日中の太陽光線等をインジケータ窓で反射しにくく
して、日中におけるインジケータランプの点灯の旨を視
認者にとって視認し易くする。 【構成】 透光性樹脂層1、不透明層3、形象部31、
及びインジケータ窓32を有する。透光性樹脂層1は白
色系の合成樹脂で形成する。透光性樹脂層1の表面に不
透明層3を被着する。形象部31は夜間照明灯4からの
光線を透過する部分であり不透明層3を形象形状に剥離
して形成する。インジケータ窓32はインジケータラン
プ5からの光線が透過する部分であり不透明層3を網目
状に剥離して形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、透過照明付きスイッチのノブ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、透過照明付きスイッチのノブ構造は、例えば図2(a)(b)に示す構 造であった。すなわち、透光性樹脂層Aと、該透光性樹脂層Aに印刷した透光性 白色塗装層Bと、前記透光性樹脂層Aの表面に被着した不透明層Cと、夜間照明 灯D及びインジケータランプEからの光線を透過すべく該不透明層Cの一部を除 去して形成した形象部F及びインジケータ窓Gとを備えていた。 上記透光性白色塗装層Bは、形象部Fの下面に印刷したものである。 尚、この種の透過照明付きスイッチのノブ構造は、実開昭60−22721号 公報に開示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来技術において、価格を低減するための技術として、例 えば、形象部Fの表示を鮮明にするといった前記透光性白色塗装層Bの機能を白 色系の透光性樹脂層Aを採用することにより達成させ、これにより、透光性白色 塗装層Bを廃止することが考えられる。前記インジケータ窓Gは、スイッチ操作 時の作動状態等を確認するため、昼夜に関係なくインジケータランプEが点灯時 には、その点灯を視認できる必要がある。 しかしながら、前記の如く白色系の透光性樹脂層Aを採用した場合、インジケ ータ窓Gも透光性樹脂層Aが白色系であるため日中の太陽光線等によって白く見 える。そのため、日中はインジケータランプEの点灯が視認しにくく成るといっ た問題が発生した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記した課題を解決するものであり、白色系の透光性樹脂層を採 用することにより透光性白色塗装層を廃止して価格の低減を行なうとともに、日 中の太陽光線等をインジケータ窓で反射しにくくして、日中におけるインジケー タランプの点灯の旨を視認者にとって視認し易くすることを目的としたものであ る。
【0005】 この考案は、上記目的を達成するために、白色系の透光性樹脂層と、該透光性 樹脂層の表面に被着した不透明層と、夜間照明灯光線が透過する部分であり該不 透明層に形成した形象部と、インジケータランプ光線が透過する部分であり不透 明層に網目状に形成したインジケータ窓と、を備えたことを特徴とする透過照明 付きスイッチのノブ構造を提供する。
【0006】
【実施例】
添付図1(a)(b)は、この考案に係る好適な実施例を示したものであり、 図1(a)はスイッチノブの正面図、図1(b)は図1(a)の矢視I−I線方 向断面図である。尚、不透明層3等の厚さは説明上分かり易くするために実物よ り厚く描いている。
【0007】 同図において、1は白色系の透光性樹脂層であり、合成樹脂によって構成して いる。該白色系とは、当該技術において白色、乳白色、灰色及びライトブルーと いった比較的明るい色調のものを称する。透光性樹脂層1を白色系にするには、 例えば、樹脂材料そのものの原色が白色系の樹脂を使用するか、樹脂材料に顔料 やフィラーの如き混合物を混入して白色系に着色する等の各種手段がある。
【0008】 2は不透明樹脂層であり、例えば黒色に着色した合成樹脂によって構成してい る。該不透明樹脂層2と上記透光性樹脂層1とはいわゆる2色成型若しくは2重 成型によって一体的に形成している。
【0009】 3は不透明層である。該不透明層3は、上記透光性樹脂層1及び不透明樹脂層 2からなる成型品の表面に塗装して被着した塗料からなり、該不透明層3の一部 を除去して形象部31、及びインジケータ窓32を形成している。ちなみに、形 象部31はスイッチの機能を象徴して表示する部分であり、インジケータ窓32 は該スイッチの操作に基づく作動状態を表示する部分である。
【0010】 形象部31及びインジケータ窓32は、それぞれ夜間照明灯4及びインジケー タランプ5からの光線を透過する部分であり、不透明層3にレーザー光を照射し て不透明層3を部分的に剥離し、透光性樹脂層1を部分的に露出させて形成して いる。例えば、形象部31は不透明層3を剥離して形象を形成したものである。 また、インジケータ窓32は網目状に不透明層3を剥離して形成している。
【0011】 これにより、形象部31では形象形状に不透明層3を剥離した部分だけ透光性 樹脂層1を露出させ白色系の色をした形象を表示することとなる。 また、インジケータ窓32では前記の如く網目状に不透明層3を剥離し、その 剥離部分だけ透光性樹脂層1を露出するので結局露出部分が少なくなり、インジ ケータ窓32によって日中の太陽光線が反射しにくくなる。そのため、日中であ ってもインジケータ窓32から内部のインジケータランプ5の点灯が視認し易く なる。
【0012】 このように構成したスイッチノブは、スイッチ操作によってインジケータラン プ5が点灯すると、その点灯光線がインジケータ窓32を透過し、該スイッチ操 作に基づく作動状態を点灯表示する。また、ライティングスイッチ(図示せず) の操作によって夜間照明灯4が点灯すると、その点灯光線が形象部31を透過し 、形象を照明する。
【0013】 尚、インジケータ窓は実質的に網目状に形成したものと同等の機能を有してい ればよく、例えば縞模様状に形成してもよい。
【0014】
【考案の効果】
この考案は、白色系の透光性樹脂層を採用するとともに、該透光性樹脂層の表 面に被着した不透明層に網目状に形成したインジケータ窓を構成したので、白色 系の透光性樹脂層を採用することにより透光性白色塗装層を廃止して価格の低減 を行なうことができるとともに、日中の太陽光線等がインジケータ窓で反射しに くくなり、日中においてもインジケータランプの点灯が視認し易くなるといった 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す図面であって、
図1(a)はスイッチノブの正面図を、図1(b)は図
1(a)の矢視I−I線方向断面図をそれぞれ示す。
【図2】従来技術を示す図面であって、図2(a)はス
イッチノブの正面図を、図2(b)は図2(a)の矢視
II−II線方向断面図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 透光性樹脂層 2 不透明樹脂層 3 不透明層 4 夜間照明灯 5 インジケータランプ 31 形象部 32 インジケータ窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色系の透光性樹脂層と、 該透光性樹脂層の表面に被着した不透明層と、 夜間照明灯光線が透過する部分であり該不透明層に形成
    した形象部と、 インジケータランプ光線が透過する部分であり不透明層
    に網目状に形成したインジケータ窓と、 を備えたことを特徴とする透過照明付きスイッチのノブ
    構造。
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