JPH06155938A - 熱転写印刷用転写フィルムおよびそれを利用した熱転写印刷法 - Google Patents

熱転写印刷用転写フィルムおよびそれを利用した熱転写印刷法

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JPH06155938A
JPH06155938A JP43A JP33539992A JPH06155938A JP H06155938 A JPH06155938 A JP H06155938A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33539992 A JP33539992 A JP 33539992A JP H06155938 A JPH06155938 A JP H06155938A
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coating layer
thermal transfer
film
transfer
layer
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JP43A
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English (en)
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Norio Yamaguchi
口 教 男 山
Tomokazu Ishida
田 共 和 石
Fumio Nishimura
村 文 夫 西
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MEIWA INSATSU KK
NAGANO JIEKOO KK
Murata Kimpaku Co Ltd
Original Assignee
MEIWA INSATSU KK
NAGANO JIEKOO KK
Murata Kimpaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】相手部材に転写されたとき反射光および透過光
の双方で視認しても転写塗膜層の色彩を保持可能とし、
また相手部材への転写を一回で完了可能とする。 【構成】基材フィルム(11)の一面に対し剥離層(12)を介
して少なくとも1つの反射塗膜層(13A) および透過塗膜
層(13B) を一組として互いに積層して包有しかつ基材フ
ィルム(11)の延長方向にそって複数条延長された転写塗
膜層(13)が形成されかつ転写塗膜層(13)を相手部材に接
着せしめるための接着剤層(14)が転写塗膜層(13)上に形
成された熱転写印刷用転写フィルム、ならびにこの熱転
写印刷用転写フィルムを利用した熱転写印刷法。 【効果】相手部材に転写されたとき反射光および透過光
の双方で視認しても転写塗膜層の色彩を保持可能とで
き、また相手部材への転写を一回で完了可能とできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写印刷用転写フィ
ルムおよびその熱転写印刷用フィルムを利用した熱転写
印刷法に関し、特に、基材フィルムの一面に対し剥離層
を介して少なくとも1つの反射塗膜層および透過塗膜層
を一組として互いに積層して包有しかつ基材フィルムの
延長方向にそって複数条延長された転写塗膜層が形成さ
れかつ転写塗膜層を相手部材に接着せしめるための接着
剤層が転写塗膜層上に形成された熱転写印刷用転写フィ
ルムに関し、併せてこの熱転写印刷用転写フィルムを熱
転写型で相手部材に押圧する熱転写印刷法に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の熱転写印刷用転写フィル
ムとしては、たとえば、特公昭59-19834に開示されたご
とく、基材フィルムの一面に対し剥離層と反射塗膜層お
よび金属蒸着膜層からなる転写塗膜層と接着剤層とを一
層ずつ順次積層せしめて基材フィルムの延長方向にそっ
て延長するよう作製してなるものが提案されているに過
ぎなかった。
【0004】また従来、この種の熱転写印刷用転写フィ
ルムを利用した熱転写印刷法としては、たとえば、基材
フィルムの一面に対し剥離層と反射塗膜層および金属蒸
着膜層からなる転写塗膜層と接着剤層とを一層ずつ順次
積層せしめて基材フィルムの延長方向にそって延長する
よう作製された特公昭59-19834に開示されたごとき熱転
写印刷用転写フィルムを所定長ずつ巻き取って位置決を
反復しつつ熱転写装置の熱転写型で相手部材に押圧し転
写してなるものが提案されているに過ぎなかった。
【0005】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来の熱転写印刷
用転写フィルムならびにこれを利用した熱転写印刷法で
は、熱転写印刷用転写フィルムが、基材フィルム上に剥
離層を介して反射塗膜層および金属蒸着膜層からなる転
写塗膜層と接着剤層とを一層ずつ順次積層せしめて基材
フィルムの延長方向にそって延長するよう作製するのみ
であったので、転写塗膜層を相手部材に転写するとき、
(i) 相手部材に色彩の異なる複数の転写塗膜層を転写し
ようとすると、色彩の数だけ転写作業を反復しなければ
ならない欠点があり、ひいては(ii)作業能率を改善でき
ない欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
る目的で、基材フィルムの一面に対し剥離層を介して少
なくとも1つの反射塗膜層および透過塗膜層を一組とし
て互いに積層して包有しかつ基材フィルムの延長方向に
そって複数条延長された転写塗膜層が形成されかつ転写
塗膜層を相手部材に接着せしめるための接着剤層が転写
塗膜層上に形成された熱転写印刷用転写フィルムを提供
し、併せてこの熱転写印刷用転写フィルムを利用した熱
転写印刷法を提供せんとするものである。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
第1の解決手段は、「基材フィルムの一面に対し剥離層
と転写塗膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印
刷用転写フィルムにおいて、転写塗膜層が、(a) 剥離層
の表面に積層して形成されており、相手部材に転写され
たとき反射光によって視認せしめるための反射塗膜層(1
3A;23A) と、(b) 反射塗膜層(13A) の表面もしくは剥離
層と反射塗膜層(13A) との間に積層して形成されてお
り、相手部材に転写されたとき透過光によって反射塗膜
層(13A;23A) を視認せしめる場合に反射塗膜層(13A;23
A) の色彩が反射光によって視認せしめる場合に比べて
変化してしまうことを抑制ないし防止するための透過塗
膜層(13B;23B) とを一組として包有し、かつ基材フィル
ムの延長方向にそって複数条延長されてなることを特徴
とする熱転写印刷用転写フィルム」である。
【0009】本発明により提供される問題点の第2の解
決手段は、「基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印刷用転写
フィルムにおいて、転写塗膜層が、(a) 剥離層の表面に
積層して形成されており、相手部材に転写されたとき反
射光によって視認せしめるための第1の反射塗膜層(33A
1)と、(b) 第1の反射塗膜層(33A1)の表面に積層して形
成されており、相手部材に転写されたとき反射光によっ
て視認せしめるための第2の反射塗膜層(33A2)と、(c)
第1および第2の反射塗膜層(33A1,33A2) の間に積層し
て形成されており、相手部材に転写されたとき透過光に
よって第1もしくは第2の反射塗膜層(33A1,33A2) を視
認せしめる場合に第1もしくは第2の反射塗膜層(33A1,
33A2) の色彩が反射光によって視認せしめる場合に比べ
て変化してしまうことを抑制ないし防止するための透過
塗膜層(33B) とを一組として包有し、かつ基材フィルム
の延長方向にそって複数条延長されてなることを特徴と
する熱転写印刷用転写フィルム」である。
【0010】本発明により提供される問題点の第3の解
決手段は、「基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用
転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧
し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法に
おいて、(a) 剥離層の表面に積層して形成されており、
相手部材に転写されたとき反射光によって視認せしめる
ための反射塗膜層(13A) と、(b) 反射塗膜層(13A) の表
面もしくは剥離層と反射塗膜層(13A;23A) との間に積層
して形成されており、相手部材に転写されたとき透過光
によって反射塗膜層(13A;23A) を視認せしめる場合に反
射塗膜層(13A;23A)の色彩が反射光によって視認せしめ
る場合に比べて変化してしまうことを抑制ないし防止す
るための透過塗膜層(13B;23B) とを一組として包有し、
かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条延長された
転写塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィルムを熱転写
型で相手部材に押圧してなることを特徴とする熱転写印
刷法」である。
【0011】本発明により提供される問題点の第4の解
決手段は、「基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用
転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧
し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法に
おいて、(a) 剥離層の表面に積層して形成されており、
相手部材に転写されたとき反射光によって視認せしめる
ための第1の反射塗膜層(33A1)と、(b) 第1の反射塗膜
層(33A1)の表面に積層して形成されており、相手部材に
転写されたとき反射光によって視認せしめるための第2
の反射塗膜層(33A2)と、(c) 第1および第2の反射塗膜
層(33A1,33A2) の間に積層して形成されており、相手部
材に転写されたとき透過光によって第1もしくは第2の
反射塗膜層(33A1,33A2) を視認せしめる場合に第1もし
くは第2の反射塗膜層(33A1,33A2) の色彩が反射光によ
って視認せしめる場合に比べて変化してしまうことを抑
制ないし防止するための透過塗膜層(33B) とを一組とし
て包有し、かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条
延長された転写塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィル
ムを熱転写型で相手部材に押圧してなることを特徴とす
る熱転写印刷法」である。
【0012】
【作用】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムは、
上述の[問題点の解決手段]の欄に第1の解決手段とし
て明示したごとく、基材フィルムの一面に対し剥離層と
転写塗膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印刷
用転写フィルムであって、特に、転写塗膜層が、(a) 剥
離層の表面に積層して形成されており、相手部材に転写
されたとき反射光によって視認せしめるための反射塗膜
層と、(b) 反射塗膜層の表面もしくは剥離層と反射塗膜
層との間に積層して形成されており、相手部材に転写さ
れたとき透過光によって反射塗膜層を視認せしめる場合
に反射塗膜層の色彩が反射光によって視認せしめる場合
に比べて変化してしまうことを抑制ないし防止するため
の透過塗膜層とを一組として包有し、かつ基材フィルム
の延長方向にそって複数条延長されているので、(i)
相手部材が透明ないし光透過可能な材料で形成されてい
る場合にあっても、転写塗膜層の色彩を保持可能とする
作用をなし、また(ii) 相手部材に転写されたとき、反
射光および透過光の双方で視認しても転写塗膜層の色彩
を保持可能とする作用をなし、ひいては(iii) 不透明
な相手部材ばかりでなく透明ないし光透過可能な相手部
材にも色彩を維持しつつ転写可能とし、利用範囲を拡張
する作用ならびに(iv) 反射光による視認ばかりでなく
透過光による視認にも提供可能として利用範囲を拡張す
る作用をなし、併せて(v) 相手部材への転写を一回で
完了可能とする作用をなし、ひいては(vi) 作業能率を
改善する作用をなす。
【0013】本発明にかかる他の熱転写印刷用転写フィ
ルムは、上述の[問題点の解決手段]の欄に第2の解決
手段として明示したごとく、基材フィルムの一面に対し
剥離層と転写塗膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱
転写印刷用転写フィルムであって、特に、転写塗膜層
が、(a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相手
部材に転写されたとき反射光によって視認せしめるため
の第1の反射塗膜層と、(b) 第1の反射塗膜層の表面に
積層して形成されており、相手部材に転写されたとき反
射光によって視認せしめるための第2の反射塗膜層と、
(c) 第1および第2の反射塗膜層の間に積層して形成さ
れており、相手部材に転写されたとき透過光によって第
1もしくは第2の反射塗膜層を視認せしめる場合に第1
もしくは第2の反射塗膜層の色彩が反射光によって視認
せしめる場合に比べて変化してしまうことを抑制ないし
防止するための透過塗膜層とを一組として包有し、かつ
基材フィルムの延長方向にそって複数条延長されている
ので、上記(i) 〜(vi)の作用に加え、(vii) 相手部材
に転写されたとき、反射光および透過光の光源の位置に
左右されることなく使用可能とする作用をなし、ひいて
は(viii) 利用範囲を一層拡張する作用をなす。
【0014】本発明にかかる熱転写印刷法は、上述の
[問題点の解決手段]の欄に第3の解決手段として明示
したごとく、基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用
転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧
し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法で
あって、特に、(a) 剥離層の表面に積層して形成されて
おり、相手部材に転写されたとき反射光によって視認せ
しめるための反射塗膜層と、(b) 反射塗膜層の表面もし
くは剥離層と反射塗膜層との間に積層して形成されてお
り、相手部材に転写されたとき透過光によって反射塗膜
層を視認せしめる場合に反射塗膜層の色彩が反射光によ
って視認せしめる場合に比べて変化してしまうことを抑
制ないし防止するための透過塗膜層とを一組として包有
し、かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条延長さ
れた転写塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィルムを熱
転写型で相手部材に押圧しているので、上記(i) 〜(vi)
の作用をなす。
【0015】本発明にかかる他の熱転写印刷法は、上述
の[問題点の解決手段]の欄に第4の解決手段として明
示したごとく、基材フィルムの一面に対し剥離層と転写
塗膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷
用転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押
圧し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法
にあって、特に、(a) 剥離層の表面に積層して形成され
ており、相手部材に転写されたとき反射光によって視認
せしめるための第1の反射塗膜層と、(b) 第1の反射塗
膜層の表面に積層して形成されており、相手部材に転写
されたとき反射光によって視認せしめるための第2の反
射塗膜層と、(c) 第1および第2の反射塗膜層の間に積
層して形成されており、相手部材に転写されたとき透過
光によって第1もしくは第2の反射塗膜層を視認せしめ
る場合に第1もしくは第2の反射塗膜層の色彩が反射光
によって視認せしめる場合に比べて変化してしまうこと
を抑制ないし防止するための透過塗膜層とを一組として
包有し、かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条延
長された転写塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィルム
を熱転写型で相手部材に押圧しているので、上記(i) 〜
(viii)の作用をなす。
【0016】
【実施例】次に、本発明にかかる熱転写印刷用転写フィ
ルムおよびこれを利用した熱転写印刷法について、その
好ましい実施例を挙げ、添付図面を参照しつつ、具体的
に説明する。
【0017】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0018】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むも
のである。
【0019】(添付図面の説明)
【0020】図1は、本発明にかかる熱転写印刷用転写
フィルムの第1の実施例を示すための拡大断面図であっ
て、特に、幅方向に比べて肉厚方向に拡大されている。
【0021】図2は、本発明にかかる熱転写印刷用転写
フィルムの第2の実施例を示すための拡大断面図であっ
て、特に、幅方向に比べて肉厚方向に拡大されている。
【0022】図3は、本発明にかかる熱転写印刷用転写
フィルムの第3の実施例を示すための拡大断面図であっ
て、特に、幅方向に比べて肉厚方向に拡大されている。
【0023】図4は、図1,図2および図3にそれぞれ
示した第1ないし第3の実施例の外形を共通に示すため
の斜視図である。
【0024】図5は、図1,図3に示した第1,第3の
実施例の使用状態ならびに本発明にかかる熱転写印刷法
の第1,第2の実施例を共通に示すための部分断面図で
あって、特に、自動車のポジションインディケータ50
の導光板51を相手部材Wとしている場合を示している。
【0025】図6は、図1,図3に示した第1,第3の
実施例ならびに本発明にかかる熱転写印刷法の第1,第
2の実施例を利用して作製された導光板の組み込まれた
自動車のポジションインディケータの分解図である。
【0026】図7は、図6に示した自動車のポジション
インディケータの断面図である。
【0027】図8は、図6に示した自動車のポジション
インディケータの部分平面図であって、特に、表示パネ
ル54を示している。
【0028】(熱転写印刷用転写フィルムの第1の実施
例の構成)
【0029】まず、図1および図4を参照しつつ、本発
明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第1の実施例に
ついて、その構成を詳細に説明する。
【0030】10は、本発明にかかる熱転写印刷用転写フ
ィルムであって、熱転写印刷に際して収縮などの変質を
生じない適宜の周知材料 (たとえばポリエステルフィル
ムなど) で形成された基材フィルム11と、基材フィルム
11の一面に対して塗布されており熱転写印刷に際して基
材フィルム11から相手部材Wへの剥離を容易とするため
に適宜の周知材料で形成された剥離層12と、剥離層12の
表面に配置されており相手部材Wに熱転写印刷されたと
き反射光および透過光によって適宜の色彩を提供するた
めの転写塗膜層13と、転写塗膜層13の表面に配置されて
おり相手部材Wに熱転写印刷するに際し転写塗膜層13を
相手部材Wに好適に接合せしめるために適宜の周知材料
で形成された接着剤層14とを、備えている。転写塗膜層
13は、相手部材Wの着色パターン (すなわち着色領域の
パターン) に応じた複数条 (ここでは4条) の塗布パタ
ーンとされている。これに伴ない、剥離層12および接着
剤層14も、相手部材Wの着色パターン (すなわち着色領
域のパターン) に応じた適宜の塗布パターン (ここでは
4条の帯) とされていてもよい。
【0031】転写塗膜層13は、剥離層12の表面に対し所
望の色彩をもつ塗料もしくはインクを塗布ないし印刷し
て形成された反射塗膜層13A と、反射塗膜層13A の表面
に対し透過光の影響を除去する目的で淡青色ないしは白
色などの塗料あるいはインクを塗布ないし印刷して形成
された透過塗膜層13B とを、包有している。転写塗膜層
13の反射塗膜層13A および透過塗膜層13B を印刷する場
合、グラビア印刷,オフセット印刷,シルクスクリーン
印刷などの周知の印刷技法を所望に応じて採用すればよ
い。転写塗膜層13の肉厚は、所望ないしは必要に応じて
適宜に決定すればよいが、たとえば10μm以下であって
もよい。転写塗膜層13の反射塗膜層13Aおよび透過塗膜
層13B を形成するための塗料あるいはインクに含まれた
顔料としては、反射光および透過光の双方でそれぞれ視
認したときともに鮮明に視認されることが好ましいの
で、単味で使用されることはまれである。転写塗膜層13
の反射塗膜層13A および透過塗膜層13B を形成するため
の塗料あるいはインクに含まれた顔料が黄色を呈する必
要があるときには、ナフトールイエローS,ジスアゾイ
エロー,アントラピリジンイエローなどの顔料を複数混
合して使用すればよい。転写塗膜層13の反射塗膜層13A
および透過塗膜層13B を形成するための塗料あるいはイ
ンクに含まれた顔料が赤色を呈する必要がるときには、
キナクリドン,ローダミンB,リソールレッド,チオイ
ンディゴレッドなどの顔料を複数混合して使用すればよ
い。転写塗膜層13の反射塗膜層13A および透過塗膜層13
B を形成するための塗料あるいはインクに含まれた顔料
が青色を呈する必要があるときには、フタロシアニンブ
ルー,ナフトールブルー,インダトロンブルーなどの顔
料を複数混合して使用すればよい。
【0032】反射塗膜層13A は、転写塗膜層13が相手部
材Wに対して熱転写印刷されたとき、観察者が相手部材
Wの着色領域を反射光 (すなわち相手部材Wに関し観察
者と同一側にある光源によって発生されたのち相手部材
Wの着色領域で反射された光) によって視認する場合の
色彩を提供している。反射塗膜層13A を形成するための
塗料もしくはインクは、反射光ばかりでなく透過光でも
視認されるので一般に複数の有機顔料を混合して作成さ
れていることが好ましく、また塗装などによって形成さ
れる場合に比べて肉厚が薄いので反射塗膜層13A の反射
光による色彩の鮮明度を確保する目的でチタン白あるい
はリトポンなどの白色無機顔料を混合して作成されてい
ることが好ましい。ちなみに、透過塗膜層13B を形成す
るための塗料もしくはインクとして、チタン白あるいは
リトポンなどの白色無機顔料を採用しても反射塗膜層13
A の反射光による色彩の鮮明度を確保できる。
【0033】透過塗膜層13B は、転写塗膜層13が相手部
材Wに対して熱転写印刷されたとき、相手部材Wを介し
て与えられた光 (すなわち透過光;相手部材Wに関し観
察者と反対側にある光源によって発生されたのち相手部
材Wと透過塗膜層13B および反射塗膜層13A とを介して
与えられた光) が観察者に与えられた場合に透過光によ
って反射塗膜層13A が提供する色彩が反射光によって提
供する色彩に比べて変化することを防止ないしは抑制す
るために配置されている。
【0034】転写塗膜層13の反射塗膜層13A および透過
塗膜層13B を形成するための塗料ないしはインクには、
熱転写型41で熱転写印刷するに際しバリを生じることを
抑制ないし防止する目的で、アクリル樹脂,メラミン樹
脂,尿素樹脂,ポリエステル樹脂などの合成樹脂を含む
インクが混合せしめられていることが好ましい。
【0035】(熱転写印刷用転写フィルムの第1の実施
例の作用ならびに熱転写印刷法の第1の実施例)
【0036】また、図1,図4ないし図8を参照しつ
つ、本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第1の
実施例についてその作用を詳細に説明し、併せて本発明
にかかる熱転写印刷法の第1の実施例についてその構成
および作用を詳細に説明する。
【0037】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルム
10は、本発明にかかる熱転写印刷法の第1の実施例にし
たがって、熱転写装置40の熱転写型41と固定治具42によ
って保持された相手部材W (ここでは自動車のポジショ
ンインディケータ50の導光板51) との間に巻取可能に配
置されており、熱転写型41によって相手部材Wに押圧さ
れ熱転写されるごとに所定長だけ巻き取られる。
【0038】熱転写装置40の固定治具42は、基台43上に
配置されており、相手部材Wを保持するに好適な形状と
されいる。ここでは、固定治具42が、相手部材Wを載置
するための載置部材42A と、載置部材42A に載置された
相手部材Wを固定して保持するための保持部材42B とに
よって、形成されている。保持部材42B は、基台43上に
形成された案内溝43A 中を移動することによって載置部
材42A に対する相手部材Wの載置ないしは降置を容易と
している。
【0039】熱転写装置40の熱転写型41は、本発明にか
かる熱転写印刷法の第1の実施例にしたがって、本発明
にかかる熱転写印刷用転写フィルム10を押圧しつつ、固
定治具42に保持された相手部材Wに接近し、相手部材W
の一表面に対し所望の着色パターン (すなわち着色領域
51A 〜51F のパターン) に応じて転写塗膜層13を転写す
る。
【0040】ここでは、着色領域51A 〜51F に対応する
転写塗膜層13の反射塗膜層13A および透過塗膜層13B
が、表1のごとく着色されており、反射光および透過光
によって表1の視認色彩のごとく視認される。すなわ
ち、反射塗膜層13A が白色の場合は、ランプ55A,55D,55
E,55F,55G の発生する光が橙色であるので、これを青色
の透過塗膜層13B で除去している。また、反射塗膜層13
A が琥珀色ならびに緑色の場合は、反射光で視認すると
き暗い色調を呈するので白色の透過塗膜層13B で鮮明度
を確保している。
【0041】
【表1】
【0042】転写塗膜層13は、熱転写装置40の熱転写型
41による相手部材Wへの押圧に際し、接着剤層14によっ
て相手部材Wの一表面に対して接合される。ここでは、
相手部材Wの使用状況からして相手部材Wの外表面 (す
なわち外光ひいては反射光の光源側表面) に転写塗膜層
13が転写されている。
【0043】相手部材W (ここでは自動車のポジション
インディケータ50の導光板51) は、そののち、ケーシン
グ52の一端面に取り付けられ、所望の文字 (ここではギ
アのポジションを示す“P”,“R”,“N”,
“D”,“2”,“L”) が導光板51の着色領域51A 〜
51F にそれぞれ対応した位置に適宜に形成された表示パ
ネル54で被覆される。ケーシング52の他端面には、適宜
の数 (ここでは7つ) のランプ55A 〜55G が取り付けら
れた基板56が取り付けられる。レンズ53には、ランプ55
A 〜55G が点灯されてギアポジションをランプ55F の点
灯もしくは滅灯にかかわらず明瞭に表示可能とする目的
で、導光板51の着色領域51A 〜51F にそれぞれ対応した
位置に導光板51の着色領域51A 〜51F の色彩と同一であ
るが濃度の高い色彩とされた着色領域53A 〜53F が形成
されている。表示パネル54は、文字“P”,“R”,
“N”,“D”,“2”,“L”ならびに枠54a 〜54f
を表示する以外にランプ55A 〜55F が点灯されたときそ
の光が観察者に直接に与えられることを防止ないし抑制
する目的で全体として黒色に着色されており、文字
“P”,“R”,“N”,“D”,“2”,“L”が白
抜で形成され、かつ文字“P”,“R”,“N”,
“D”,“2”,“L”をそれぞれ包囲するよう枠54a
〜54fが白抜で形成されている。ケーシング52の内部
は、基板56のランプ55A 〜55G が導光板51の着色領域51
A 〜51F およびレンズ53の着色領域53A 〜53F をギアの
ポジションに応じて個別に照射できるよう、仕切板52A
によって適宜に仕切られて光案内通路52B が確保されて
おり、また基板56のランプ55G によって導光板51の一端
面 (すなわち受光端面) を照射できるよう、仕切板52A
によって適宜に仕切られている。
【0044】基板55に取り付けられたランプ55G が外光
の強い昼間などに滅灯状態とされている場合、相手部材
W (すなわち自動車のポジションインディケータ50の導
光板51) の転写塗膜層すなわち導光板51の着色領域51A
〜51F の転写塗膜層13は、表示パネル54の文字“P”,
“R”,“N”,“D”,“2”,“L”を介して与え
られた外光を反射塗膜層13A で反射したのち再び表示パ
ネル54の文字“P”,“R”,“N”,“D”,
“2”,“L”を介して与えられた光 (すなわち反射
光) によって観察者 (ここでは自動車の運転手) に観察
されている。これにより、表示パネル54の文字“P”,
“R”,“N”,“D”,“2”,“L”は、相手部材
Wすなわち導光板51の着色領域51A 〜51F の色彩で観察
者に観察されている。このとき、ランプ55A 〜55F のう
ちの1つ (たとえば55A)がギアのポジションに応じて点
灯されているので、それに対応するレンズ53の着色領域
53A 〜53F(たとえば53A)が導光板51および表示パネル54
を介して観察者にギアのポジションに応じた文字 (たと
えば“P”および枠54a)を視認せしめる。
【0045】基板56に取り付けられたランプ55G が外光
の弱い夜間などに点灯状態とされている場合、相手部材
W (ここでは自動車のポジションインディケータ50の導
光板51) の転写塗膜層すなわち導光板51の着色領域51A
〜51F の転写塗膜層13は、ランプ55G からケーシング52
の光案内通路52B および導光板51によって案内されたの
ち透過塗膜層13B および反射塗膜層13A を透過した光
(すなわち透過光) を表示パネル54の文字“P”,
“R”,“N”,“D”,“2”,“L”を介して与え
られることによって観察者 (ここでは自動車の運転手)
に観察されている。これにより、表示パネル54の文字
“P”,“R”,“N”,“D”,“2”,“L”は、
ギアのポジションにかかわらず、相手部材Wすなわち導
光板51の着色領域51A 〜51F の色彩で観察者に観察され
ている。
【0046】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルム
10を利用して相手部材W (すなわち自動車のポジション
インディケータ50の導光板51) に上述のごとく着色領域
51A〜51F を形成すれば、表示パネル54の文字“P”,
“R”,“N”,“D”,“2”,“L”は、ランプ55
G の滅灯状態にあっては転写塗膜層13中の反射塗膜層13
A の色彩で観察者に視認され、かつランプ55G の点灯状
態にあっては転写塗膜層13中の透過塗膜層13A によって
ランプ55G の発光した光の影響を除去して転写塗膜層13
中の反射塗膜層13A の色彩で観察者に視認されているの
で、ランプ55Gの点灯状態にあってもその滅灯状態にあ
る場合と同様の色彩で観察者に視認される。
【0047】ちなみに、ギアのポジションは、それに対
応して基板56のランプ55A 〜55F のいずれか1つ (たと
えばランプ55A)が点灯されているので、ランプ55A から
ケーシング52の光案内通路52B およびレンズ53の着色領
域53A を介して相手部材Wの他表面に与えられた光によ
って相手部材Wの着色領域51A を介して文字“P”およ
び枠53a を照射することにより、観察者に視認される。
【0048】なお、ランプ55A 〜55F としては、白熱灯
などを所望ならびに必要に応じて採用すればよいが、た
とえば白熱灯を採用する場合、反射塗膜層13A としてチ
タン白などの白色顔料を採用するとき透過塗膜層13B と
して青色の顔料を採用すればよく、また反射塗膜層13A
として緑色の顔料を採用するとき透過塗膜層13B として
チタン白などの白色顔料を採用すればよく、更に反射塗
膜層13A として琥珀色の顔料を採用するとき透過塗膜層
13B としてチタン白などの白色顔料を採用すればよい。
【0049】また、本発明にかかる熱転写印刷法によれ
ば、本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルム10を利用
しているので、相手部材W (すなわち自動車のポジショ
ンインディケータ50の導光板51) に転写するに際し、位
置決作業を除去ないし回避でき、また相手部材W (すな
わち自動車のポジションインディケータ50の導光板51)
の着色パターンが複数の色彩を有していても転写を一回
で完了可能とでき、ひいては作業能率を改善できる。
【0050】(熱転写印刷用転写フィルムの第2の実施
例)
【0051】併せて、図2および図4を参照しつつ、本
発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第2の実施例
について、その構成および作用を詳細に説明する。
【0052】20は、本発明にかかる熱転写印刷用転写フ
ィルムであって、熱転写印刷に際して収縮などの変質を
生じない適宜の周知材料 (たとえばポリエステルフィル
ムなど) で形成された基材フィルム21と、基材フィルム
21の一面に対して塗布されており熱転写印刷に際して基
材フィルム21から相手部材Wへの剥離を容易とするため
に適宜の周知材料で形成された剥離層22と、剥離層22の
表面に配置されており相手部材Wに熱転写印刷されたと
き反射光および透過光によって適宜の色彩を提供するた
めの転写塗膜層23と、転写塗膜層23の表面に配置されて
おり相手部材Wに熱転写印刷するに際し転写塗膜層23を
相手部材Wに好適に接合せしめるために適宜の周知材料
で形成された接着剤層24とを、備えている。転写塗膜層
23は、相手部材Wの着色パターン (すなわち着色領域の
パターン) に応じた複数条 (ここで4条) の塗布パター
ンとされている。これに伴ない、剥離層22および接着剤
層24も、相手部材Wの着色パターン (すなわち着色領域
のパターン) に応じた適宜の塗布パターン (ここでは4
条の帯) とされていてもよい。
【0053】転写塗膜層23は、剥離層22の表面に対し透
過光の影響を除去する目的で淡青色ないしは白色の塗料
あるいはインクを塗布して形成された透過塗膜層23B
と、透過塗膜層23B の表面に対し所望の色彩をもつ塗料
もしくはインクを塗布して形成された反射塗膜層23A と
を、包有している。
【0054】反射塗膜層23A は、転写塗膜層23が相手部
材Wに対して熱転写印刷されたとき、観察者が相手部材
Wの着色領域を反射光 (すなわち相手部材Wに関し観察
者と反対側にある光源によって発生されたのち透過塗膜
層23B および反射塗膜層23Aと相手部材Wとを介して与
えらえた光) によって視認する場合の色彩を提供してい
る。
【0055】透過塗膜層23B は、転写塗膜層23が相手部
材Wに対して熱転写印刷されたとき、光が透過塗膜層23
B および反射塗膜層23A を透過したのち相手部材Wを介
して観察者に与えられたとき透過光 (すなわち相手部材
Wに関し観察者と反対側にある光源によって発生された
のち透過塗膜層23B および反射塗膜層23A と相手部材W
とを介して与えらえた光) によって反射塗膜層23A が提
供する色彩が反射光によって提供する色彩に比べて変化
することを防止ないしは抑制するために配置されてい
る。
【0056】したがって、本発明にかかる熱転写印刷用
転写フィルム20は、転写塗膜層23中の反射塗膜層23A お
よび透過塗膜層23B の基材フィルム21に対する形成順序
が本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルム10と異なる
ので、相手部材Wの内表面 (すなわち透過光の光源側表
面) に熱転写印刷して利用するに適している。
【0057】(熱転写印刷用転写フィルムの第3の実施
例ならびに熱転写印刷法の第2の実施例)
【0058】併せて、図3ないし図8を参照しつつ、本
発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第3の実施例
についてその構成および作用を詳細に説明し、併せて本
発明にかかる熱転写印刷法の第2の実施例についてその
構成および作用を詳細に説明する。
【0059】30は、本発明にかかる熱転写印刷用転写フ
ィルムであって、熱転写印刷に際して収縮などの変質を
生じない適宜の周知材料 (たとえばポリエステルフィル
ムなど) で形成された基材フィルム31と、基材フィルム
31の一面に対して塗布されており熱転写印刷に際して基
材フィルム31から相手部材Wへの剥離を容易とするため
に適宜の周知材料で形成された剥離層32と、剥離層32の
表面に配置されており相手部材Wに熱転写されたとき適
宜の色彩を提供するための転写塗膜層33と、転写塗膜層
33の表面に配置されており相手部材Wに熱転写するに際
し転写塗膜層33を相手部材Wに好適に接合せしめるため
に適宜の周知材料で形成された接着剤層34とを、備えて
いる。転写塗膜層33は、相手部材Wの着色パターン (す
なわち着色領域のパターン) に応じた複数条 (ここでは
4条) の塗布パターンとされている。これに伴ない、剥
離層32および接着剤層14も、相手部材Wの着色パターン
(すなわち着色領域のパターン) に応じた適宜の塗布パ
ターン (ここでは4条の帯) とされていてもよい。
【0060】転写塗膜層33は、剥離層32の表面に対し所
望の色彩をもつ塗料もしくはインクを塗布して形成され
た第1の反射塗膜層33A1と、第1の反射塗膜層33A1の表
面に対し透過光の影響を除去する目的で淡青色ないしは
白色の塗料あるいはインクを塗布して形成された透過塗
膜層33B と、透過塗膜層33B の表面に対し所望の色彩を
もつ塗料もしくはインクを塗布して形成された第2の反
射塗膜層33A2とを、包有している。
【0061】第1,第2の反射塗膜層33A1,33A2 は、転
写塗膜層33が相手部材Wに対して熱転写印刷されたと
き、観察者が相手部材W (ここでは自動車のポジション
インディケータ50の導光板51) の着色領域51A 〜51F を
反射光によって視認する場合の色彩を提供している。
【0062】透過塗膜層33B は、転写塗膜層33が相手部
材Wに対して熱転写印刷されたとき、(i) 相手部材Wを
介して与えられた光が透過塗膜層33B および反射塗膜層
33A1,33A2 を介して観察者に与えられたとき、あるいは
(ii)反射塗膜層33A2を介して与えられた光が透過塗膜層
33B,反射塗膜層33A1および相手部材Wを介して観察者に
与えられたときに、透過光 (すなわち相手部材Wに関し
観察者と反対側にある光源によって発生されたのち透過
塗膜層33B および反射塗膜層33A1,33A2 を介しもしくは
透過塗膜層33A1および相手部材Wを介して与えらえた
光) によって反射塗膜層33A1あるいは反射塗膜層33A2
提供する色彩が反射光によって提供する色彩に比べて変
化することを防止ないしは抑制するために配置されてい
る。
【0063】したがって、本発明にかかる熱転写印刷用
転写フィルム30は、転写塗膜層33中の反射塗膜層33A1,3
3A2 および透過塗膜層33B の基材フィルム31に対する形
成要領が本発明にかかる他の熱転写印刷用転写フィルム
1020と異なるので、相手部材Wの内表面 (すなわち透
過光の光源側表面) および外表面 (すなわち反射光ひい
ては外光の光源側表面) のうちの所望の一面に熱転写し
て利用するに適している。
【0064】本発明にかかる熱転写印刷法の第2の実施
例によれば、本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルム
30を利用しているので、相手部材W (すなわち自動車の
ポジションインディケータ50の導光板51) に転写するに
際し、表裏両面のいずれにも転写でき、更に位置決作業
を除去ないし回避でき、また相手部材W (すなわち自動
車のポジションインディケータ50の導光板51) の着色パ
ターンが複数の色彩を有していても転写を一回で完了可
能とでき、ひいては作業能率を一層改善できる。
【0065】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
る熱転写印刷用転写フィルムは、[問題点の解決手段]
の欄に第1の解決手段として明示したごとく、基材フィ
ルムの一面に対し剥離層と転写塗膜層と接着剤層とを順
次積層してなる熱転写印刷用転写フィルムであって、特
に、転写塗膜層が、(a) 剥離層の表面に積層して形成さ
れており、相手部材に転写されたとき反射光によって視
認せしめるための反射塗膜層と、(b) 反射塗膜層の表面
もしくは剥離層と反射塗膜層との間に積層して形成され
ており、相手部材に転写されたとき透過光によって反射
塗膜層を視認せしめる場合に反射塗膜層の色彩が反射光
によって視認せしめる場合に比べて変化してしまうこと
を抑制ないし防止するための透過塗膜層とを一組として
包有し、かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条延
長されているので、(i) 相手部材が透明ないし光透過
可能な材料で形成されている場合にあっても、転写塗膜
層の色彩を保持可能とできる効果を有し、また(ii) 相
手部材に転写されたとき、反射光および透過光の双方で
視認しても転写塗膜層の色彩を保持可能とできる効果を
有し、ひいては(iii) 不透明な相手部材ばかりでなく
透明ないし光透過可能な相手部材にも色彩を維持しつつ
転写可能とでき、利用範囲を拡張できる効果ならびに(i
v) 反射光による視認ばかりでなく透過光による視認に
も提供可能とでき利用範囲を拡張できる効果を有し、併
せて(v) 相手部材への転写を一回で完了可能とできる
効果を有し、ひいては(vi) 作業能率を改善する作用を
有する。
【0066】本発明にかかる他の熱転写印刷用転写フィ
ルムは、[問題点の解決手段]の欄に第2の解決手段と
して明示したごとく、基材フィルムの一面に対し剥離層
と転写塗膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印
刷用転写フィルムであって、特に、転写塗膜層が、(a)
剥離層の表面に積層して形成されており、相手部材に転
写されたとき反射光によって視認せしめるための第1の
反射塗膜層と、(b) 第1の反射塗膜層の表面に積層して
形成されており、相手部材に転写されたとき反射光によ
って視認せしめるための第2の反射塗膜層と、(c) 第1
および第2の反射塗膜層の間に積層して形成されてお
り、相手部材に転写されたとき透過光によって第1もし
くは第2の反射塗膜層を視認せしめる場合に第1もしく
は第2の反射塗膜層の色彩が反射光によって視認せしめ
る場合に比べて変化してしまうことを抑制ないし防止す
るための透過塗膜層とを一組として包有し、かつ基材フ
ィルムの延長方向にそって複数条延長されているので、
上記(i) 〜(vi)の作用に加え、(vii) 相手部材に転写
されたとき、反射光および透過光の光源の位置に左右さ
れることなく使用可能とできる効果を有し、ひいては(v
iii) 利用範囲を一層拡張できる効果を有する。
【0067】本発明にかかる熱転写印刷法は、[問題点
の解決手段]の欄に第3の解決手段として明示したごと
く、基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗膜層と接
着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用転写フィ
ルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧し所望の
形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法であって、
特に、(a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相
手部材に転写されたとき反射光によって視認せしめるた
めの反射塗膜層と、(b) 反射塗膜層の表面もしくは剥離
層と反射塗膜層との間に積層して形成されており、相手
部材に転写されたとき透過光によって反射塗膜層を視認
せしめる場合に反射塗膜層の色彩が反射光によって視認
せしめる場合に比べて変化してしまうことを抑制ないし
防止するための透過塗膜層とを一組として包有し、かつ
基材フィルムの延長方向にそって複数条延長された転写
塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィルムを熱転写型で
相手部材に押圧しているので、上記(i) 〜(vi)の効果を
有する。
【0068】本発明にかかる他の熱転写印刷法は、[問
題点の解決手段]の欄に第4の解決手段として明示した
ごとく、基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗膜層
と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用転写
フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧し所
望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法にあっ
て、特に、(a) 剥離層の表面に積層して形成されてお
り、相手部材に転写されたとき反射光によって視認せし
めるための第1の反射塗膜層と、(b) 第1の反射塗膜層
の表面に積層して形成されており、相手部材に転写され
たとき反射光によって視認せしめるための第2の反射塗
膜層と、(c) 第1および第2の反射塗膜層の間に積層し
て形成されており、相手部材に転写されたとき透過光に
よって第1もしくは第2の反射塗膜層を視認せしめる場
合に第1もしくは第2の反射塗膜層の色彩が反射光によ
って視認せしめる場合に比べて変化してしまうことを抑
制ないし防止するための透過塗膜層とを一組として包有
し、かつ基材フィルムの延長方向にそって複数条延長さ
れた転写塗膜層を備える熱転写印刷用転写フィルムを熱
転写型で相手部材に押圧しているので、上記(i) 〜(vii
i)の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第
1の実施例を示すための拡大断面図である。
【図2】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第
2の実施例を示すための拡大断面図である。
【図3】本発明にかかる熱転写印刷用転写フィルムの第
3の実施例を示すための拡大断面図である。
【図4】図1,図2および図3にそれぞれ示した第1な
いし第3の実施例の外形を共通に示すための斜視図であ
る。
【図5】図1,図3に示した第1,第3の実施例の使用
状態ならびに本発明にかかる熱転写印刷法の第1,第2
の実施例を共通に示すための部分断面図である。
【図6】図1,図3に示した第1,第3の実施例ならび
に本発明にかかる熱転写印刷法の第1,第2の実施例を
利用して作製された導光板の組み込まれた自動車のポジ
ションインディケータの分解図である。
【図7】図6に示した自動車のポジションインディケー
タの断面図である。
【図8】図6に示した自動車のポジションインディケー
タの部分平面図である。
【符号の説明】1020;30・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熱転写印刷用転写フィ
ルム 11;21;31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基材フィルム 12;22;32・・・・・・・・・・・・・・・・・・・剥離層 13;23;33・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転写塗膜層 13A;23A;33A1,33A2 ・・・・・・・・反射塗膜層 13B;23B;33B ・・・・・・・・・・・・・・透過塗膜層 14;24;34・・・・・・・・・・・・・・・・・・・接着剤層40・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 熱転写装置 41・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熱転写型 42・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・固定治具 42A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・載置部材 42B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持部材 43・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基台 43A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案内溝50・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自動車のポジションイ
ンディケータ 51・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・導光板 51A 〜51F・・・・・・・・・・・・・・・・・着色領域 52・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーシング 52A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仕切板 52B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光案内通路 53・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レンズ 53A 〜53F ・・・・・・・・・・・・・・・・着色領域 54・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示パネル 53a 〜53f ・・・・・・・・・・・・・・・・枠 55A 〜55G ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ランプ 56・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基板
フロントページの続き (72)発明者 石 田 共 和 東京都文京区大塚3−21−4 株式会社村 田金箔内 (72)発明者 西 村 文 夫 大阪府八尾市若林町2丁目100番地 明和 印刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
    膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印刷用転写
    フィルムにおいて、転写塗膜層が、 (a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相手部材
    に転写されたとき反射光によって視認せしめるための反
    射塗膜層(13A) と、 (b) 反射塗膜層(13A) の表面もしくは剥離層と反射塗膜
    層(13A;23A) との間に積層して形成されており、相手部
    材に転写されたとき透過光によって反射塗膜層(13A;23
    A) を視認せしめる場合に反射塗膜層(13A;23A)の色彩が
    反射光によって視認せしめる場合に比べて変化してしま
    うことを抑制ないし防止するための透過塗膜層(13B;23
    B) とを一組として包有し、かつ基材フィルムの延長方
    向にそって複数条延長されてなることを特徴とする熱転
    写印刷用転写フィルム。
  2. 【請求項2】透過塗膜層(13B;23B) が、淡青色もしくは
    白色の塗料もしくはインクで形成されてなることを特徴
    とする請求項1に記載の熱転写印刷用転写フィルム。
  3. 【請求項3】基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
    膜層と接着剤層とを順次積層してなる熱転写印刷用転写
    フィルムにおいて、転写塗膜層が、 (a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相手部材
    に転写されたとき反射光によって視認せしめるための第
    1の反射塗膜層(33A1)と、 (b) 第1の反射塗膜層(33A1)の表面に積層して形成され
    ており、相手部材に転写されたとき反射光によって視認
    せしめるための第2の反射塗膜層(33A2)と、 (c) 第1および第2の反射塗膜層(33A1,33A2) の間に積
    層して形成されており、相手部材に転写されたとき透過
    光によって第1もしくは第2の反射塗膜層(33A1,33A2)
    を視認せしめる場合に第1もしくは第2の反射塗膜層(3
    3A1,33A2) の色彩が反射光によって視認せしめる場合に
    比べて変化してしまうことを抑制ないし防止するための
    透過塗膜層(33B) とを一組として包有し、かつ基材フィ
    ルムの延長方向にそって複数条延長されてなることを特
    徴とする熱転写印刷用転写フィルム。
  4. 【請求項4】透過塗膜層(33B) が、淡青色もしくは白色
    の塗料もしくはインクで形成されてなることを特徴とす
    る請求項3に記載の熱転写印刷用転写フィルム。
  5. 【請求項5】基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
    膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用
    転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧
    し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法に
    おいて、 (a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相手部材
    に転写されたとき反射光によって視認せしめるための反
    射塗膜層(13A) と、 (b) 反射塗膜層(13A) の表面もしくは剥離層と反射塗膜
    層(13A;23A) との間に積層して形成されており、相手部
    材に転写されたとき透過光によって反射塗膜層(13A;23
    A) を視認せしめる場合に反射塗膜層(13A;23A)の色彩が
    反射光によって視認せしめる場合に比べて変化してしま
    うことを抑制ないし防止するための透過塗膜層(13B;23
    B) とを一組として包有し、かつ基材フィルムの延長方
    向にそって複数条延長された転写塗膜層を備える熱転写
    印刷用転写フィルムを熱転写型で相手部材に押圧してな
    ることを特徴とする熱転写印刷法。
  6. 【請求項6】基材フィルムの一面に対し剥離層と転写塗
    膜層と接着剤層とを順次積層して作成した熱転写印刷用
    転写フィルムを巻き取りつつ熱転写型で相手部材に押圧
    し所望の形状の着色領域を形成してなる熱転写印刷法に
    おいて、 (a) 剥離層の表面に積層して形成されており、相手部材
    に転写されたとき反射光によって視認せしめるための第
    1の反射塗膜層(33A1)と、 (b) 第1の反射塗膜層(33A1)の表面に積層して形成され
    ており、相手部材に転写されたとき反射光によって視認
    せしめるための第2の反射塗膜層(33A2)と、 (c) 第1および第2の反射塗膜層(33A1,33A2) の間に積
    層して形成されており、相手部材に転写されたとき透過
    光によって第1もしくは第2の反射塗膜層(33A1,33A2)
    を視認せしめる場合に第1もしくは第2の反射塗膜層(3
    3A1,33A2) の色彩が反射光によって視認せしめる場合に
    比べて変化してしまうことを抑制ないし防止するための
    透過塗膜層(33B) とを一組として包有し、かつ基材フィ
    ルムの延長方向にそって複数条延長された転写塗膜層を
    備える熱転写印刷用転写フィルムを熱転写型で相手部材
    に押圧してなることを特徴とする熱転写印刷法。
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