JPS6226252A - 脂肪族ジアミンからの二量体の製造法 - Google Patents
脂肪族ジアミンからの二量体の製造法Info
- Publication number
- JPS6226252A JPS6226252A JP60162945A JP16294585A JPS6226252A JP S6226252 A JPS6226252 A JP S6226252A JP 60162945 A JP60162945 A JP 60162945A JP 16294585 A JP16294585 A JP 16294585A JP S6226252 A JPS6226252 A JP S6226252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triamine
- reaction
- diamine
- catalyst
- diaminooctane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/64—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by disproportionation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/82—Purification; Separation; Stabilisation; Use of additives
- C07C209/90—Stabilisation; Use of additives
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、脂肪族ジアミン(以下ジアミンと称す)から
の脱アンモニア二量体(以下トリアミンと称す)の製造
法に関するものである。トリアミンは、分散剤、高分子
改質剤、農医薬合成中間体等の原料として利用され、例
えば1.8−ジアミノオクタンより得られる1 、17
−ジアミツー9−アザへブタデカンは、農園芸用殺菌剤
グアザチン(Guazatine )の合成中間体とし
て有用である。
の脱アンモニア二量体(以下トリアミンと称す)の製造
法に関するものである。トリアミンは、分散剤、高分子
改質剤、農医薬合成中間体等の原料として利用され、例
えば1.8−ジアミノオクタンより得られる1 、17
−ジアミツー9−アザへブタデカンは、農園芸用殺菌剤
グアザチン(Guazatine )の合成中間体とし
て有用である。
〈従来の技術さ
従来、トリアミンの製造法としては、ジアミンを原料と
し、これを硝酸等の酸の存在下に脱アンモニア反応させ
る本発明者等による方法(特公昭58−8381号)が
知られている。
し、これを硝酸等の酸の存在下に脱アンモニア反応させ
る本発明者等による方法(特公昭58−8381号)が
知られている。
〈発明が解決しようとする問題点)
ジアミンを原料とするトリアミン生成反応に於いては、
生成したトリアミンがさらに脱アンモニア反応を起こし
て、目的物以外のポリアミンを副生ずる。ポリアミンの
生成比率は、反応の転化率(ジアミン全量が全てトリア
ミンとなったと仮定した時の理論アンモニア生成量に対
する実際に生成したアンモニアの貸金百分率で表わした
幸:増す゛に伴って増大する。トリアミンの収率は、ジ
アミン仕込み量に対して転化率が約65%で最大となり
、以降減少する。しかし、未反応のジアミンを回収する
場合のトリアミンの、収率は、実際に消費されたジアミ
ンに対して転化率の小さい根太となる。
生成したトリアミンがさらに脱アンモニア反応を起こし
て、目的物以外のポリアミンを副生ずる。ポリアミンの
生成比率は、反応の転化率(ジアミン全量が全てトリア
ミンとなったと仮定した時の理論アンモニア生成量に対
する実際に生成したアンモニアの貸金百分率で表わした
幸:増す゛に伴って増大する。トリアミンの収率は、ジ
アミン仕込み量に対して転化率が約65%で最大となり
、以降減少する。しかし、未反応のジアミンを回収する
場合のトリアミンの、収率は、実際に消費されたジアミ
ンに対して転化率の小さい根太となる。
このため、トリアミンの生産能力の面からは、1バツチ
当たりのトリアミン収1まを最大とすべく、転化率を約
6504に設定することが望ましいのであるが、従来の
前記製造法では経済的見地から、消費ジアミンに対する
トリアミン収率を向上させるべく、転化率を10〜40
%の範囲に抑制することが必要であった。
当たりのトリアミン収1まを最大とすべく、転化率を約
6504に設定することが望ましいのであるが、従来の
前記製造法では経済的見地から、消費ジアミンに対する
トリアミン収率を向上させるべく、転化率を10〜40
%の範囲に抑制することが必要であった。
また、従来の前記製造法に於いては、ジアミンと酸との
混合、分離等の煩雑な工程、及び操作全装し、連続法を
採用することが困難であった。
混合、分離等の煩雑な工程、及び操作全装し、連続法を
採用することが困難であった。
く問題点を解決するための手段〉
本発明者らは、かかる問題点を解決するために研究全点
ねた結果、パラジウム、白金、ロジウム及びルテニウム
の1種以上の触媒の存在下に加熱して脂肪族ジアミンを
脱アンモニア反応させれば、ポリアミンの副生全抑え、
トリアミンが効率よく得られることを見出だし本発明を
完成するに至った。
ねた結果、パラジウム、白金、ロジウム及びルテニウム
の1種以上の触媒の存在下に加熱して脂肪族ジアミンを
脱アンモニア反応させれば、ポリアミンの副生全抑え、
トリアミンが効率よく得られることを見出だし本発明を
完成するに至った。
即ち、本発明は、一般式:H,NRNH2(Rは炭素数
7〜14の脂肪族基金表わす)で示される脂肪族ジアミ
ンを、パラジウム、白金、ロジウム、及びルテニウムの
1種以上の触媒の存在下に加熱、脱アンモニアさせるこ
とを特徴とする脂肪族ジアミンからの二量体の製造法を
提供するものである。
7〜14の脂肪族基金表わす)で示される脂肪族ジアミ
ンを、パラジウム、白金、ロジウム、及びルテニウムの
1種以上の触媒の存在下に加熱、脱アンモニアさせるこ
とを特徴とする脂肪族ジアミンからの二量体の製造法を
提供するものである。
これによって転化率40〜80%とすることが経済的に
可能となり、1バツチ当たりのトリアミンの生産能力全
太幅に増大させることが可能となった。また前記の貴金
属触媒を用いることによって、従来の前記製造法では困
難であった連続反応による製造が可能となシ、ジアミン
と酸との混合、分離等の煩雑な工程及び操作全必要とし
ない為、より効率の高いトリアミンの製造が可能となっ
た。
可能となり、1バツチ当たりのトリアミンの生産能力全
太幅に増大させることが可能となった。また前記の貴金
属触媒を用いることによって、従来の前記製造法では困
難であった連続反応による製造が可能となシ、ジアミン
と酸との混合、分離等の煩雑な工程及び操作全必要とし
ない為、より効率の高いトリアミンの製造が可能となっ
た。
く構 成)
本発明の脂肪族ジアミンとは、一般式;H,NRNH2
で示される2個の1級アミノ基を有する炭素数7〜14
の脂肪族ジアミンであり、脂肪族基は直鎖状でもよく、
環状、或は、分岐があってもよい。
で示される2個の1級アミノ基を有する炭素数7〜14
の脂肪族ジアミンであり、脂肪族基は直鎖状でもよく、
環状、或は、分岐があってもよい。
本発明に於けるジアミンの具体例としては、1,7−ジ
アミノオクタン、1,8−ジアミノオクタン、1.10
−ジアミノデカン、1.12−ジアミノドデカン、1.
14−ジアミノテトラデカン、1,5−ジアミノ−2,
2−ジメチルペンタン、4.4Lメチレンビス(シクロ
ヘキシルアミン)、1.4−ビス(アミノメチル)シク
ロヘキサン等が挙げられる。
アミノオクタン、1,8−ジアミノオクタン、1.10
−ジアミノデカン、1.12−ジアミノドデカン、1.
14−ジアミノテトラデカン、1,5−ジアミノ−2,
2−ジメチルペンタン、4.4Lメチレンビス(シクロ
ヘキシルアミン)、1.4−ビス(アミノメチル)シク
ロヘキサン等が挙げられる。
本発明の触媒としては、パラジウム、白金、ロジウム、
ルテニウムの1種以上の触媒であり、これらは単独に用
いてもよく、また、パラジウムと、白金、ロジウム、ル
テニウムのうち1種又は2[i以上全適宜組み合わせて
用いてもよい。触媒の使用形態は、海綿或は黒のように
金属のままでもよく、また、これを炭素、シリカ、シリ
カリット、シリカ−アルミナ、アルミナ、ケイソウ±、
炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、硫酸バリウ
ム、炭酸ストロンチウムなどに担持させたものでもよい
。
ルテニウムの1種以上の触媒であり、これらは単独に用
いてもよく、また、パラジウムと、白金、ロジウム、ル
テニウムのうち1種又は2[i以上全適宜組み合わせて
用いてもよい。触媒の使用形態は、海綿或は黒のように
金属のままでもよく、また、これを炭素、シリカ、シリ
カリット、シリカ−アルミナ、アルミナ、ケイソウ±、
炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、硫酸バリウ
ム、炭酸ストロンチウムなどに担持させたものでもよい
。
本発明に於ける触媒の使用量は、バッチシステムの場合
、ジアミン100重量部に対して貴金属成分換算0.0
01〜10重量部(例えば5%パラジウム−アルミナ触
媒の場合Q、02〜200重量部)であり、好ましくは
0.005〜0.5重量部である。かかる好ましい範囲
に於いては経済的に有利なトリアミンの製造が可能であ
る。連続反応に於ける触媒使用量については、特に限定
しない。
、ジアミン100重量部に対して貴金属成分換算0.0
01〜10重量部(例えば5%パラジウム−アルミナ触
媒の場合Q、02〜200重量部)であり、好ましくは
0.005〜0.5重量部である。かかる好ましい範囲
に於いては経済的に有利なトリアミンの製造が可能であ
る。連続反応に於ける触媒使用量については、特に限定
しない。
本発明の反応形態は、ジアミンを直接、粉末状或はペレ
ット状の貴金属触媒と接触させてもよく、また、水、メ
タノール、イソプロピルエーテル、ベンゼン、ヘキサン
等の溶媒中にて接触させてもよい。
ット状の貴金属触媒と接触させてもよく、また、水、メ
タノール、イソプロピルエーテル、ベンゼン、ヘキサン
等の溶媒中にて接触させてもよい。
その反応温度は、一般に50−250℃の範囲、好まし
くは140〜200℃の範囲である。かかる好ましい温
度範囲では、転化率40〜80%に到達する迄の反応時
間は1〜20時間となり、反応速度のコントロールが容
易となる。
くは140〜200℃の範囲である。かかる好ましい温
度範囲では、転化率40〜80%に到達する迄の反応時
間は1〜20時間となり、反応速度のコントロールが容
易となる。
当該反応は、大気中で行ってもよく、窒素ガス、水素ガ
ス等の雰囲気下で行ってもよい。また、当該反応は、常
圧下に於いて、また、必要ならば加圧下においても行う
ことができる。
ス等の雰囲気下で行ってもよい。また、当該反応は、常
圧下に於いて、また、必要ならば加圧下においても行う
ことができる。
〈発明の効果さ
本発明のジアミンを原料としたトリアミンの製造方法は
、副生ポリアミンの抑制とそれに伴うトリアミン選択率
の向上が得られ、例えば、ジアミン仕込み景に対するト
リアミンの収率が最大となる、転化率65%に於けるデ
ータを従来の製法と本発明による方法とで比べると、後
者のトリアミン収率は前者のトリアミン収率の135倍
にも達するものである。
、副生ポリアミンの抑制とそれに伴うトリアミン選択率
の向上が得られ、例えば、ジアミン仕込み景に対するト
リアミンの収率が最大となる、転化率65%に於けるデ
ータを従来の製法と本発明による方法とで比べると、後
者のトリアミン収率は前者のトリアミン収率の135倍
にも達するものである。
また、本発明によって、従来の製法に於ける煩雑な工程
、及び操作が必要なくなり、連続反応方式の採用が容易
となった。連続反応方式に於いては、原料の供給速度と
反応温度とをコントロールすることにより、反応の転化
率を制御することができる。
、及び操作が必要なくなり、連続反応方式の採用が容易
となった。連続反応方式に於いては、原料の供給速度と
反応温度とをコントロールすることにより、反応の転化
率を制御することができる。
本発明によれば1.8−ジアミノオクタンより農園芸用
殺菌剤原料として有用な1・、17−ジアミツー9−ア
ザヘプタデカンを容易に得ることができるので、グアザ
チンの製造に有用である。
殺菌剤原料として有用な1・、17−ジアミツー9−ア
ザヘプタデカンを容易に得ることができるので、グアザ
チンの製造に有用である。
く実 施例さ
以下実施例によシ説明するが、本発明はこれによって限
定されるものではない。文中、断わシのない限り重量基
準であるものとする。
定されるものではない。文中、断わシのない限り重量基
準であるものとする。
実施例1
100ゴ三ツ口フラスコに1.8−ジアミノオクタン5
010.347モル)と5%パラジウム−アルミナ触媒
1yとを入れ、温度計、窒素ガス導入管、空冷コンデン
サーを取p付け、マグネチツクスターラーで攪拌しなが
ら窒素気流下145〜150℃に保ち、反応を行った。
010.347モル)と5%パラジウム−アルミナ触媒
1yとを入れ、温度計、窒素ガス導入管、空冷コンデン
サーを取p付け、マグネチツクスターラーで攪拌しなが
ら窒素気流下145〜150℃に保ち、反応を行った。
生成したアンモニアは空冷コンデンサー上部よシゼーカ
ーに入れた蒸留水中に導き、pH指示薬’t2N塩酸に
より滴定し、反応の進行状況を観察した。12時間後、
アンモニアΩ生成量が0.113モルになった時点で反
応′ff、を60°Cまで冷却し、次いでメタノール5
0ゴを加えてアミンを溶解せしめ、吸引濾過にて触媒を
分離した。
ーに入れた蒸留水中に導き、pH指示薬’t2N塩酸に
より滴定し、反応の進行状況を観察した。12時間後、
アンモニアΩ生成量が0.113モルになった時点で反
応′ff、を60°Cまで冷却し、次いでメタノール5
0ゴを加えてアミンを溶解せしめ、吸引濾過にて触媒を
分離した。
メタノールを留去し之後、アミンを減圧蒸留し、120
〜140°C/15mH,9にてジアミン18.7L
165〜b 蒸留残のポリアミンは108gであった。
〜140°C/15mH,9にてジアミン18.7L
165〜b 蒸留残のポリアミンは108gであった。
実施例2
1.8−ジアミノオクタン50II(0,347モル)
と、27%白金−アルミナ触媒1gとを実施例1と同様
の方法で168〜172℃、17時間反応させアンモニ
アα113モルを生成させた。触媒分離後、減圧蒸留を
行って1,8−ジアミノオクタン190g、トリアミン
17.0.9、ポリアミン1a1.Pを得た。
と、27%白金−アルミナ触媒1gとを実施例1と同様
の方法で168〜172℃、17時間反応させアンモニ
アα113モルを生成させた。触媒分離後、減圧蒸留を
行って1,8−ジアミノオクタン190g、トリアミン
17.0.9、ポリアミン1a1.Pを得た。
実施例3
1.8−ジアミノオクタン50g([1347モル)と
、5%ロジウム−アルミナ触媒1gとを実施例1と同様
の方法で168〜172℃、75時間反応させ、アンモ
ニア[1113モルを生、成させた。触媒分離後減圧蒸
留全行って、1.8−ジアミノオクタン20.4 、!
i+、トリアミンi6.6y。
、5%ロジウム−アルミナ触媒1gとを実施例1と同様
の方法で168〜172℃、75時間反応させ、アンモ
ニア[1113モルを生、成させた。触媒分離後減圧蒸
留全行って、1.8−ジアミノオクタン20.4 、!
i+、トリアミンi6.6y。
ポリアミン9.49を得た。
実施例4
1.8−ジアミノオクタン50F(0,347モル)と
、5%ルテニウム−アルミナ触媒11とを実施例1と同
様の方法テ168〜172℃、15時間反応させ、アン
モニア0.113モルを生成させた。触媒分離後、減圧
蒸留を行って、1,8−ジアミノオクタン19.5F1
トリアミン16.。
、5%ルテニウム−アルミナ触媒11とを実施例1と同
様の方法テ168〜172℃、15時間反応させ、アン
モニア0.113モルを生成させた。触媒分離後、減圧
蒸留を行って、1,8−ジアミノオクタン19.5F1
トリアミン16.。
y1ポリアミン10.!Mを得た。
実施例5
内径60のガラス管に直径5mmの0.5%パラジウム
−アルミナ球形触媒を779充填し、これを155℃に
加熱しながら1.8−ジアミノオクタンを1009/h
の速度で連続的に供給した。反応開始後7時間経過した
時点よりの1.8−ジアミノオクタン供給11754.
5.9に対する反応液737.79について減圧蒸留を
行い、1.8−ジアミノオクタン628.31、トリ゛
アミン93.79、ポリアミン(0,347モル)と6
1%硝酸35.fl(0,347モル)とを入れ、温度
計、攪拌器、蒸留装置、窒素ガス導入管を取り付け、窒
素気流下において160℃まで加熱し、フラスコ内の水
を留去させた。次に蒸留装置を還流冷却器と取り替え、
フラスコ内を200〜205℃に保ち、反応を行つた。
−アルミナ球形触媒を779充填し、これを155℃に
加熱しながら1.8−ジアミノオクタンを1009/h
の速度で連続的に供給した。反応開始後7時間経過した
時点よりの1.8−ジアミノオクタン供給11754.
5.9に対する反応液737.79について減圧蒸留を
行い、1.8−ジアミノオクタン628.31、トリ゛
アミン93.79、ポリアミン(0,347モル)と6
1%硝酸35.fl(0,347モル)とを入れ、温度
計、攪拌器、蒸留装置、窒素ガス導入管を取り付け、窒
素気流下において160℃まで加熱し、フラスコ内の水
を留去させた。次に蒸留装置を還流冷却器と取り替え、
フラスコ内を200〜205℃に保ち、反応を行つた。
実施例1と同様の方法で生成アンモニア量を追跡、アン
モニア生成漬が0113モルになった時点で、反応液を
80゛Cまで冷却し、次いで20%苛性ソーダ水溶液8
3.39を加え、遊離アミンと無機物とを分離した後、
減圧蒸留を行った。ジアミン21.9g、トリアミン1
2.8!i’、ポリアミン11.79を得た。
モニア生成漬が0113モルになった時点で、反応液を
80゛Cまで冷却し、次いで20%苛性ソーダ水溶液8
3.39を加え、遊離アミンと無機物とを分離した後、
減圧蒸留を行った。ジアミン21.9g、トリアミン1
2.8!i’、ポリアミン11.79を得た。
ア/′
/、・′
実施例6
1.7−ジアミノへブタン50g(0,384モル)と
5%パラジウム−カーボン触媒1gとを実施例1と同様
の方法で145〜150°C112時間反応させ、アン
モニア0、125モルを生成させた。触媒分離後減圧蒸
留を行ってジアミン18.5g、トリアミン17.1
g、ポリアミンio、syを得た。トリアミンの選択率
は62.0%、その収率64.2%であった。
5%パラジウム−カーボン触媒1gとを実施例1と同様
の方法で145〜150°C112時間反応させ、アン
モニア0、125モルを生成させた。触媒分離後減圧蒸
留を行ってジアミン18.5g、トリアミン17.1
g、ポリアミンio、syを得た。トリアミンの選択率
は62.0%、その収率64.2%であった。
実施例7
1.12−ジアミノドデカン50g(D、250モル)
とパラジウム黒触媒0.5gとを実施例1と同様の方法
で、145〜150℃、6時間反応石せ、アンモニア0
.081モルを生成させた。触媒分離後減圧蒸留を行っ
てジアミン17、9 g、トリアミン18.0g、ポリ
アミン11.2gを得た。トリアミンの選択率は61,
6%、その収率66.0%であった。
とパラジウム黒触媒0.5gとを実施例1と同様の方法
で、145〜150℃、6時間反応石せ、アンモニア0
.081モルを生成させた。触媒分離後減圧蒸留を行っ
てジアミン17、9 g、トリアミン18.0g、ポリ
アミン11.2gを得た。トリアミンの選択率は61,
6%、その収率66.0%であった。
実施例8
1.4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン509(
0,352モル)と5%ロジウム−シリカ−アルミナ触
媒1gとを実施例1と同様の方法で、160〜165℃
、8時間反応させ、アンモニア0.114モルを生成さ
せた。触媒分離後減圧蒸留を行ってジアミン199g、
トリアミン16.7g、ポリアミン10.5gを得た。
0,352モル)と5%ロジウム−シリカ−アルミナ触
媒1gとを実施例1と同様の方法で、160〜165℃
、8時間反応させ、アンモニア0.114モルを生成さ
せた。触媒分離後減圧蒸留を行ってジアミン199g、
トリアミン16.7g、ポリアミン10.5gを得た。
トリアミンの選択率は61.4%、その収率は33.4
%であった。
%であった。
実施例9
2.4−ジメチル−1,8−オクタンジアミン50&、
(0,290モル)と5%パラジウム−硫酸バリウム触
媒19とを実施例1と同様の方法で170°C〜175
°C17989を得た。トリアミンの選択率Vi62.
7%、ソノ収率66.0%であった。
(0,290モル)と5%パラジウム−硫酸バリウム触
媒19とを実施例1と同様の方法で170°C〜175
°C17989を得た。トリアミンの選択率Vi62.
7%、ソノ収率66.0%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式:H_2NRNH_2 (Rは炭素数7〜14の脂肪族基を表わす)で示される
脂肪族ジアミンをパラジウム、白金、ロジウム、及びル
テニウムの1種以上の触媒の存在下に加熱、脱アンモニ
アさせることを特徴とする脂肪族ジアミンからの二量体
の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60162945A JPS6226252A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 脂肪族ジアミンからの二量体の製造法 |
EP86110002A EP0212287A3 (en) | 1985-07-25 | 1986-07-21 | Process for producing aliphatic diamine dimers |
KR1019860006081A KR870001148A (ko) | 1985-07-25 | 1986-07-25 | 지방족 디아민 이량체의 제조방법 |
CN198686105588A CN86105588A (zh) | 1985-07-25 | 1986-07-25 | 脂族二胺二聚物的制备方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60162945A JPS6226252A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 脂肪族ジアミンからの二量体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226252A true JPS6226252A (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=15764241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60162945A Pending JPS6226252A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 脂肪族ジアミンからの二量体の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0212287A3 (ja) |
JP (1) | JPS6226252A (ja) |
KR (1) | KR870001148A (ja) |
CN (1) | CN86105588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014503490A (ja) * | 2010-11-10 | 2014-02-13 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 高分子量ポリアルキレンアミンへの窒素含有化合物のアミノ基転移 |
WO2016143738A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | 三菱瓦斯化学株式会社 | エポキシ樹脂用硬化剤、これに用いられるポリアミン化合物の製造方法、エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂用硬化剤 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2508754B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1996-06-19 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ジオクタメチレントリアミンの製造方法 |
JPH0830044B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1996-03-27 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ジオクタメチレントリアミンの製造法 |
CN105745251B (zh) | 2013-12-02 | 2019-04-23 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 高分子量的、支化的、无环多亚烷基胺及其混合物的制备 |
CN113387813A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-14 | 江苏万盛大伟化学有限公司 | 一种脂肪伯胺制备二脂肪仲胺的方法 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP60162945A patent/JPS6226252A/ja active Pending
-
1986
- 1986-07-21 EP EP86110002A patent/EP0212287A3/en not_active Withdrawn
- 1986-07-25 CN CN198686105588A patent/CN86105588A/zh active Pending
- 1986-07-25 KR KR1019860006081A patent/KR870001148A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014503490A (ja) * | 2010-11-10 | 2014-02-13 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 高分子量ポリアルキレンアミンへの窒素含有化合物のアミノ基転移 |
WO2016143738A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | 三菱瓦斯化学株式会社 | エポキシ樹脂用硬化剤、これに用いられるポリアミン化合物の製造方法、エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂用硬化剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0212287A3 (en) | 1988-08-31 |
EP0212287A2 (en) | 1987-03-04 |
CN86105588A (zh) | 1987-01-21 |
KR870001148A (ko) | 1987-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5237800B2 (ja) | 大環状ポリイミン(macrocyclicpolyimines)中間体の形成を介した、アルデヒドおよびケトンの還元性アミノ化方法 | |
MX2008000140A (es) | Proceso para la fabricacion de base de cinacalcet. | |
KR930009038B1 (ko) | α, ω-디아민류의 제조방법 | |
JPS6226252A (ja) | 脂肪族ジアミンからの二量体の製造法 | |
JP3001685B2 (ja) | ジアミンの製造法 | |
JP2598848B2 (ja) | ビス(3−シアノ−3,5,5−トリメチル−シクロヘキシリデン)−アジン、該化合物の製法及び3−(アミノメチル)−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミンの製法 | |
WO1998032729A1 (fr) | Polyamines alicycliques et leur procede de preparation | |
EP0290239B1 (en) | Process for the hydrogenation of bis-phenols | |
JPS5826902B2 (ja) | 炭素原子数4〜18を有する脂肪族又は脂環式ジアミンの製法 | |
EP0013554B1 (en) | Process for production of 1,17-diamino-9-azaheptadecane | |
US6958418B2 (en) | Process for preparing vanillylamine hydrochloride | |
JP3012399B2 (ja) | ジシクロヘキシルアミン類の製造方法 | |
JPH08333308A (ja) | N,n´−ビス(3−アミノプロピル)−ジアミノアルカンの製法 | |
GB731819A (en) | Improvements in or relating to the production of hexamethylene diamine and salts thereof | |
JPH0570411A (ja) | 脂肪族トリアミンの製造法 | |
CN114181090B (zh) | 由酰胺经铱和硼试剂共同催化硅氢化合成胺类化合物的制备方法 | |
WO2011050499A1 (zh) | 盐酸西那卡塞的合成方法 | |
JP2825603B2 (ja) | アルキルジアミン類およびその製造法 | |
JPH08109170A (ja) | ヘキサヒドロピリダジンの製造方法 | |
JPH0816101B2 (ja) | 3,5−ジクロロピリジンの製造法 | |
JPS63297363A (ja) | 3−メチルインド−ル類の製造法 | |
JPH06135906A (ja) | 光学活性ジアミンのラセミ化法 | |
JPH1112231A (ja) | ジアミンの製造方法 | |
JPS59219253A (ja) | ヘキサメチレンジアミンの製造方法 | |
JPS63238046A (ja) | ジフエニルアミンの製造方法 |