JPS62260881A - ヘミング用シ−リング材 - Google Patents

ヘミング用シ−リング材

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Publication number
JPS62260881A
JPS62260881A JP10317586A JP10317586A JPS62260881A JP S62260881 A JPS62260881 A JP S62260881A JP 10317586 A JP10317586 A JP 10317586A JP 10317586 A JP10317586 A JP 10317586A JP S62260881 A JPS62260881 A JP S62260881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
epoxy resin
sealing material
curing agent
hemming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10317586A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ashida
正 芦田
Masao Nakajima
正雄 中島
Tatsuumi Onishi
達海 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10317586A priority Critical patent/JPS62260881A/ja
Publication of JPS62260881A publication Critical patent/JPS62260881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車のフード、ドア、トランクリッドの
外板と内板の合わせ部にあるヘミング部等の防錆に用い
られるシーリング材に関する。
(従来の技術) 従来より、自動車のヘミク部のシーリング材としては、
例えば接着ハンドブック第729頁に記載されているよ
うに一液加熱硬化性のペースト状をしたエポキシ系シー
リング材が用いられており、外板周縁部にビード状に連
続塗布して内板を組み付け、ヘミング工程を経てスポッ
ト溶接で仮止めを行ったあと、次工程に゛移り、下塗り
塗装である電着塗装が施こされ電着塗装の焼付はオーブ
ンでシーリング材は硬化される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記エポキシ系シーリング材は、密着性、防錆性に優れ
ているものとして多量に使用されているが、樹脂の価格
が高価であるため自動車の製造コストを上げる原因にな
っている。またコストを下げるため塗布量を減らすと本
来の目的である防錆性が損われるという問題が発生し、
一方では接着性、引張りせん断強度の更に改善されたヘ
ミング用シーリング材の開発が望まれている。
(問題点を解決するための手段) この発明は、ヘミング用シーリング材の低コスト化並び
に接着性、引張りせん断強度の改善という観点に立ち、
種々研究の結果達成されたもので、塗料組成物に、この
塗料組成物の固形分100重量部に対し、常温で液状の
エポキシ樹脂50重量部以上と高温で活性を示すエポキ
シ樹脂の硬化剤を配合したことを特徴とするヘミング用
シーリング材に関するものである。
この発明のヘミング用シーリング材は、上述の如く塗料
組成物と、常温で液状のエポキシ樹脂と高温で活性を示
す硬化剤を必須成分とするものである。この際使用する
塗料組成物としては、シーリング材のコスト低減の観点
からできるだけ安価なものが好ましく、この点から塗料
廃棄物を塗料組成物として用いると著しいコスト低減を
達成することができる。
ここで塗料廃棄物とは、自動車車体、電気冷蔵庫、電気
洗濯機等の各工業製品を入ブレー塗装する際に発生する
未塗着の塗料で、通常塗料滓と称され、樹脂、R料、溶
剤、水等を主成分とするものである。これに関して従来
、上記の各種の工業製品を塗装ブース内でスプレー塗装
する場合、噴霧された塗料のすべてが被塗物に付着する
のではなく、一部は被塗物に付着せずに損失となる。例
えば、中塗りおよび上塗り塗装を行う自動車車体は通常
塗装ブース内でスプレー塗装され、スプレーガンにより
噴霧された塗料は80〜90%は被塗物に付着するが、
残りの10〜20%は空中に飛散して損失となる。この
損失塗料は水シヤワーにより補集され、塗料滓として滓
池に集められたのち、定期的に取出され、産業廃棄物と
して土中に埋設するかまたは焼却処理されている。しか
し、生産量の増大に伴ない損失塗料の量も著しく増大す
るので、埋設による処理では用地確保の問題がる。一方
、焼却による処理は前記塗料滓が多量の水分を含んでい
るため燃焼効率が悪(、かつホルマリン等の望ましくな
い物質を発生する恐れがあるので、その対策に真人な費
用を要する。このような状況から未塗着塗料、即ち塗料
廃棄物に関して従来より新たな処理技術の開発が要望さ
れているものである。
また上記塗料廃棄物は、例えば、自動車車体を例として
説明すると、被塗物である車体は電着塗装等により下塗
り塗装されたのち、塗装ブース内でスプレー塗装法によ
り中塗りおよび上塗り塗装されるので、塗料滓としては
単一色の中塗り塗料滓、多彩色の上塗り塗料滓および両
者が混合した塗料滓に大別される。
これらの塗料滓は、使用される塗料の種類によってその
成分構成は若干変動するが、その大略は樹脂としてアル
キッド樹脂系、アクリル樹脂系、メラミン系樹脂、エポ
キシ系樹脂等が、顔料として酸化チタン、カーボンブラ
ック、タルク、クレー等の無機顔料、フタロシアニン系
、アゾ系、キナクリドン系等の有機顔料が、さらには溶
剤として、トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン系、エタノール、イソプロパツール、ブタ
ノール等のアルコール系、酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチル等のエステル系、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、エチレングリコールモノメチルエーテル等のグリ
コール系溶剤が、そして、水分が種々の割合で含まれて
いる。塗料滓池から採取した塗料滓の一例を示すと、つ
ぎのとおりである。
樹脂分   30重量% 顔料分   25重重量 溶剤分   20重量% 水 分   25重量% 次にこの発明のシーリング材の製造方法につむ)で説明
する。この発明のシーリング材は通常、塗料組成物に所
定量の常温で液状のエポキシ樹脂をニーダなどの混合機
にて充分混合した後、硬化剤、所要に応じて必要とされ
る充填剤等の添加剤を配合し、混合することにより得ら
れる。
塗料組成物として塗料滓を用いる場合は塗料滓は溶剤分
、水分を含む、ため使用するにあたっては、これらを除
去する必要がある。この場合、あらかじめ塗料滓の揮発
分を把握しておき、塗料滓の固形分に対し、所定量の液
状エポキシ樹脂を塗料滓と一緒にニーダなどの混合機に
投入し、減圧下で揮発分を除去すれば良い。この際塗料
成分が反応しない程度の温度、例えば100℃以下で加
熱しながら脱水、脱溶媒を行うと効率的に処理できる。
こうして流動性を有する塗料滓と液状エポキシ樹脂の混
合物が得られる。次に高温で活性を示すエポキシ樹脂の
硬イ、ヒ剤を3本ロールやニーダの混練装置を用いて配
合すればよい。
この発明において塗料組成物に混合する液状エポキシ樹
脂としては、代表的にはビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンから誘導されるグリシジルエーテル型のビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂があるが、必要に応じてグリ
シジルエステル型1、グリコール型、脂環族型、ゴム変
性型、ウレタン変性型の液状エポキシ樹脂を使用すれば
よい。塗料組成物に対する液状エポキシ樹脂の配合量は
塗料組成物の固形分100重量部に対し50重量部以上
を使用する必要がある。これは得られたシーリング材が
ペースト状で良好な接着性を有するためである。また配
合量の上限は特に規定されないが、液状エポキシ樹脂が
多くなるとコストメリットがなくなる。従って50〜9
00重量部の範囲とするのが好ましい。
次に高温で活性を示す液状エポキシ樹脂の硬化剤として
は80〜200℃の温度範囲で活性であれば十分で、例
えば、ジシアンジアミド、2−n−ヘプタデシルイミダ
ゾールのようなイミダゾール誘導体、アジピン酸ジヒド
ラジドのようなジヒドラジド類、N、N−ジアルキル尿
素誘導体、4.4′−ジアミノジフェニルスルホンなど
があげられる。これらは所望の硬化状態に応じて適宜組
成物中に配合されるが、通常エポキシ樹脂100重量部
に対し3〜20重量部の範囲が好ましい。硬化剤が3重
量部未満では硬化が十分行なわれず、一方20重量部を
越えると耐湿性、耐水性が悪くなる。
さらにこの発明のシーリング材には防錆力の向上、コス
トダウン等を目的として充填剤を用いてもよい。例えば
シリカ粉末、タルク、炭酸カルシウム、リン酸亜鉛、リ
ンモリブデン酸アルミニウムなどの充填剤をシーリング
材の油面定着性、可撓性、接着性などの性質を妨げない
範囲で用いればよい。
さらに油面定着性を向上させる目的でシーリング材の表
面張力を下げる作用する各種界面活性剤などのような添
加剤やコストダウンを目的として安価な石油樹脂類を用
いてもよい。
(実施例) 以下この発明を実施例により説明する。
去土■上二工 溶剤および水分を含む溶剤型回収塗料の固形分を測定し
た後、回収塗料の固形分と液状エポキシ樹脂の割合が表
1に示す量になるように計量し、それぞれをニーダに投
入した。50℃に加温して減圧下で溶媒、水分を除去し
ながら充分混合した後、常圧に戻し、硬化剤、充填剤を
所定量(重量部)加え8種のペースト状のし−リング材
を作成した。
上記シーリング材を用いて次に示す測定方法で油面鋼板
での引張せん断強度を測定するとともにヘミングモデル
を作成して塩水噴霧試験を実施し、得た結果を表1に併
記する。得られたシーリング材は良好な接着性および耐
食性を有することが判明した。
〔試験方法〕
(A)接着性 得られたシーリング材について、100mmX25龍X
1.61■の防錆油P−1400(日本石油製)を塗布
した軟鋼板を用いて引張試験片を作成し、オートグラフ
DOS2000 (島津製作所製)で引張せん断強度を
測定した。
(B)塩水噴霧試験 第1図に示すヘミングモデルを作成し、1000時間の
塩水噴霧試験を実施し、外板と内板の合わせ目の発錆状
態を観察した。
くヘミングモデルの作成方法〉 第1図に示すように、実施例で得られたシーリング材4
を図に示す0.8 tmの厚さを有する軟鋼板製のアウ
タパネル2にビード状に塗布後、0.8nの厚さを有す
る軟鋼板製のインチパネル1を組みつけヘミングを行い
、電着塗装を行う。
焼付条件は170°Cl2O分とした。次にアウタパネ
ルエツジ部にペイントシーラ3 (サンダイン1310
、日本ゴム製、商品名)を塗布後、140°C130分
で焼付は塩水噴霧試験に供した。
且5」虹−1 シーリング材を使用せずにヘミングモデルを作成し、電
着塗装、ペイントシール実施した後、実施例1に記載し
た方法で塩水噴霧試験を行った結果、約100時間で、
ヘミング部より発錆した。
ル較適叉ニュ 表2に示す配合(重量部)でシーリング材を作成した。
これ等のシーリング材につき実施例1に記載した方法に
より接着性および塩水噴霧試験を実施し得た結果を表2
に示す。得られたシーリング材は半固形状で粘度が高く
、塗布作業性に劣り、実用性に劣り、かつ接着強度も低
い値を示した。
表2 (発明の効果) 以上説明してきたように、この発明のシーリング材は塗
料組成物と常温で液状のエポキシ樹脂と高温で活性を示
す硬化剤を必須成分として規定量配合したことにより引
張せん断強度および耐食性に優れ、特に塗料組成物とし
て塗料廃棄物を使用すると著しくコスト低減が計れると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で用いたヘミングモデルの斜視図である
。 1・・・インナパネル   2・・・アウタパネル3・
・・ペイントシーラ  4・・・シーリング材特許出願
人  日産自動車株式会社 代理人弁理士  杉  村  暁  秀同   弁理士
   杉   村   興   作第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塗料組成物に、この塗料組成物の固形分100重量
    部に対し、常温で液状のエポキシ樹脂50重量部以上と
    高温で活性を示す硬化剤を配合したことを特徴とするヘ
    ミング用シーリング材。
JP10317586A 1986-05-07 1986-05-07 ヘミング用シ−リング材 Pending JPS62260881A (ja)

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JP10317586A JPS62260881A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 ヘミング用シ−リング材

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JP10317586A JPS62260881A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 ヘミング用シ−リング材

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JPS62260881A true JPS62260881A (ja) 1987-11-13

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ID=14347172

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JP10317586A Pending JPS62260881A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 ヘミング用シ−リング材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763409B1 (ko) 2006-01-26 2007-10-05 자연테크(주) 재생 폐페인트 분말을 이용한 금속접합용 구조접착 실러조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763409B1 (ko) 2006-01-26 2007-10-05 자연테크(주) 재생 폐페인트 분말을 이용한 금속접합용 구조접착 실러조성물

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