JPS62260309A - 電磁機器の端子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、コイルの引出線および電気機器に配線するリ
ード線を接続する電ｒａｍ器の端子装置に関する。

（従来の技術） 端子装置を備えた電磁機器は、第４図に示すように、コ
イルボビン１のフランジ２，２間の巻胴部３にコイル４
が巻回されて図示しない鉄心に嵌装されるようになって
おり、そのコイル、ボビン１の一方のフランジ部２に設
けられた端子台５に略し字状の端子金具６．６が取付け
られ、その端子金具６の立上げられた接続片６ａにコイ
ル４の引出線４ａを巻付けて半田付は接続されている。

そして、電気機器に配線するリード線７は、端子金具６
の接続片６ａの側部に沿わして接続板Ｇｂ上に半［口付
は接続するようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の雷ｒａＩ３器の端子装置では、コイル４の引出線
４ａが接続された端子金具６上にリード線７を半田付は
接続するため、そのリード線７の接続竹竿時に、引出線
４ａの断線を起こすことがあり、特にその引出線４ａが
細線の場合により！ｆＪｉ線を起こし易い問題がある。

また、リード線７が端子金具６に対して半田付は接続の
ため、例えば半田付は不良やコイル４の異常発熱時に半
田が溶けることによりそのリード線７が外れ、アークが
生じて引火したり、外れたリード線７が他の全屈部分に
接触して地格あるいは感１”Ｉの事故が起る危険がある
問題があった。

本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、コイル
の引出線の断線を防止できるとともに端子金具にリード
線を機械的に固定接続することができる電磁機器の端子
装置を提供することを目的どするものである。

Ｃ発明の構成） （問題点を解決するための手段） 本発明は、コイル１３を巻回するコイルボビン１２の端
子台１６に端子金具２６を取付け、その端子金具２６に
コイル１３の引出線１３ａおよびリード線３５を接続す
る電ｍ機器の端子装置において、上記コイルボビン１２
の端子台１６に、外側に開口する端子保持室１７を有し
上記端子金具２６を収容保持する端子保持部１８を設け
、上記端子金具２６に、上記端子保持室１７内に収納保
持され接続されるリード線３５を自己鎖錠する自己鎖錠
接続部２７を設けるとともに、端子保持部１８の上部に
突出し上記コイル１３の引出線１３ａを接続する接続片
３３を設けたものである。

（台用） 本発明の電磁ｉ器の端子装置は、端子金具２６の端子保
持部１８の上部に突出する接続片３３にコイル１３の引
出線１３ａを接続するとともに、端子金具２６の端子保
持部１８内に収納保持された自己鎖錠接続部２７にリー
ド線３５を機械的に固定接続可能としたものである。

〈実施例） 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。

第１図ないし第３図において、１１は電ｌａ＋幾本体で
、コイルボビン１２に巻回されたコイル１３が図示しな
い鉄心に嵌装されて構成される。

上記コイルボビン１２は、絶縁性をイラーシた合成樹脂
にて一体形成され、コイル１３が外周に巻回される巻胴
部１４の両端にフランジ部１５．１５が設けられ、その
一方のフランジ部１５の外側に端子台１６が突設されて
いる。そして、この端子台１６上には、外側に水平に開
口する端子保持室１７を有した２個の端子保持部１８．
１８が並／Ｖで設けられており、その端子保持室１７は
、後述する端子金具２６を収納保持可能どする室形状に
形成されて、両側壁上部に案内溝１り、　１９が水平に
段けられ、また、端子保持部１８には、端子保持室１７
の入口部の上縁に後）ホする端子金具２６の接続片３３
が配置されるｔ７Ｊ欠ぎ部２０が設けられ、この切欠き
部２０の両側に］イル１３の引出線＋３ａを接続片３３
に導くための傾斜面２１．２１が設けられ、さらに、端
子保持部１８の両側上縁部に沿って傾斜面２１に導かれ
る引出線１３ａの浮上りを防止する押え突部２２．２２
が突設されている。また、端子保持部１８．１８の前端
下縁部に沿って台部２３が突設され、この台部２３の各
Ｇｅｌ子保持室１７．１７の前端に、外表面側が傾斜面
で端子保持室１７．１７側が垂直面の係止突部２４が設
けられている。なお、端子台１６が設けられた一方のフ
ランジ部１５には、巻胴部１４に巻回されたコイル１３
の引出ＦＡ１３ａを端子台１６上に導くための切欠き２
５が複数設けられている。

上記コイルボビン１２の端子台１６に取付けられる端子
金具２６は、導電性および適度のばね性を有する銅、ｒ
３よび銅合金等から形成され、端子保持室１７に収納保
持される自己鎖錠接続部２７を有し、この自己鎖錠接続
部２１は、基部２８、立上り部２９および折返し部３０
とから略コ字状に折曲されるとともに、その折返し部３
０の先９￥から下方の基部２８方向かつ立上り部２９側
に傾斜して係止片３１が折曲されている。その折返し部
３０の両縁部には、端子保持ｙ１７の案内溝１９．１９
に摺動可能に嵌合する案内片３２、３２が突設され、ま
た、折返し部３０の上面に係止片３１が折曲された１）
α端側を支点として接続片３３が切起され、この接続片
３３の上端に川口）け突部３４が設けられている。

そして、この端子金具２６は、立上り部２９側を先端と
してコイルボビン１２の端子保持室１７に圧入され、案
内片３２．３２が案内溝１９．１９に嵌合されていると
ともに基部２８の先端が係止突部２４に係合して央は止
めがなされた状態で端子保持室１７内に収納保持され、
また、接続片３３が切欠き部２０に配置され−て端子保
持部１８の上部に突出している。

そして、コイル１３の引出線１３ａは、切欠き２５、押
え突部２２および傾斜面２１を通じて接続片３３に導か
れて、その接続片３３に巻付けられるともに必要に応じ
て半田付けやスポット溶接付けして接続されている。

そうして、この電磁機器本体１１を電気回器に装着して
、機器に配線されるリード線３５の皮むきした先端を基
部２８と係止片３１との間に圧入することによって、そ
の基部２８および係止片３１にリード線３５は電気的に
接続され、しかも、その係止片３１によって、リードＩ
！Ｊ３５の圧入は可能であるが引抜く方向の力に対して
係止片３１がリード線３５に食込むために扱は止めされ
る。

また、このリード線３５の接続作業時に、端子保持部１
８の上部に突出する接続片３３に接続された引出ｆＪ　
１３ａに外力が加わらず、たとえ引出線１３ａが細線で
あったとしてもその引出線１３ａを断線させることはな
い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、端子金具の端子保持部の上部に突出す
る接続片にコイルの引出線を接続するとともに、端子金
具の端子保持部内に収納保持された自己鎖錠接続部にリ
ード線を接続するので、リード線の接続作業時等にコイ
ルの引出線をＩｇｉａさヒることがなく、リード線を機
械的に固定接続することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電Ｉａ礪器の端子装置の・−実旅例を
示す斜視図、第２図はその一部断面図、第３図はその端
子金具の斜視図、第４図は従来の電磁別器の端子％Ｎ置
の斜視図である。 １２・・コイルボビン、１３・・コイル、１３ａ　・・
引出線、１６・・端子台、１１・・端子保持室、１８・
・端子保持部、２６・・端子金具、２７・・自己鎖錠接
続部、３３・・接続片、３５・・リード線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コイルを巻回するコイルボビンの端子台に端子金
   具を取付け、その端子金具にコイルの引出線およびリー
   ド線を接続する電磁機器の端子装置において、 上記コイルボビンの端子台に、外側に開口する端子保持
   室を有し上記端子金具を収容保持する端子保持部を設け
   、 上記端子金具に、上記端子保持室内に収納保持され接続
   されるリード線を自己鎖錠する自己鎖錠接続部を設ける
   とともに、端子保持部の上部に突出し上記コイルの引出
   線を接続する接続片を設けたことを特徴とする電磁機器
   の端子装置。