JPS62260037A - 耐食性高クロム合金 - Google Patents
耐食性高クロム合金Info
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- JPS62260037A JPS62260037A JP10214186A JP10214186A JPS62260037A JP S62260037 A JPS62260037 A JP S62260037A JP 10214186 A JP10214186 A JP 10214186A JP 10214186 A JP10214186 A JP 10214186A JP S62260037 A JPS62260037 A JP S62260037A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐食性及び冷間加工性に侵れた高クロム合金
に関するものである。） 〔従来の技術〕 高温の燃焼ガス中で使用される構造鋼、熱交換器用鋼等
は、燃焼ガス中の０□による酸化、不純物による高温腐
食等に対する耐食性に十分浸れていることが要求される
。
に関するものである。） 〔従来の技術〕 高温の燃焼ガス中で使用される構造鋼、熱交換器用鋼等
は、燃焼ガス中の０□による酸化、不純物による高温腐
食等に対する耐食性に十分浸れていることが要求される
。
これらの使用環境には、現在、 １８−８系ステンレス
鋼より厳しい環境には、２５Ｃｒ−２ＯＮｉ ｇ、イン
コロイ８００．シクロマル等が使用されているが。
鋼より厳しい環境には、２５Ｃｒ−２ＯＮｉ ｇ、イン
コロイ８００．シクロマル等が使用されているが。
何れも十分な耐食性を示さない。
より耐食性を改善した鋼として、２９Ｃｒ−ＩＭｏ ｆ
ｆ４或いは２５ＣｒにＳｉ、ＡＩ等を含有させた鋼が提
案されているが、時効後の靭性や待に冷間加工性が著し
く低下する等の問題点があった。
ｆ４或いは２５ＣｒにＳｉ、ＡＩ等を含有させた鋼が提
案されているが、時効後の靭性や待に冷間加工性が著し
く低下する等の問題点があった。
本発明は、耐食性特に冷間加工性に優れた高クロム合金
を提供することを目的とするものである。
を提供することを目的とするものである。
本発明の第１発明は、
重量基準にて、Ｃ； ０．０７２；以下、’ Ｓ ｉ
； ０．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０Ｘ以下、 Ｃ
ｒ ； ４０Ｊｌ、 Ｆ ｅ ； ３ｏＸ以下、 ｑ：
０．０７２以下を含み、ＮＩ／′Ｃｒ重量比；０．５
以上。
； ０．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０Ｘ以下、 Ｃ
ｒ ； ４０Ｊｌ、 Ｆ ｅ ； ３ｏＸ以下、 ｑ：
０．０７２以下を含み、ＮＩ／′Ｃｒ重量比；０．５
以上。
Ｃ十Ｎ ； ０．０７’３：以下
を満足し、残部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなる
ことを特徴とする耐食性高クロム合金であり、第２発明
は、 重量基準にて、Ｃ； ０．１５ｘ以下、 Ｓ ｉ； ０
．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０Ｘ以下、 Ｃｒ ；
４０Ｊ０％、 Ｆ ｅ ； ３０２以下、 Ｎ； ０
．０３Ｘ以下、を含み、更にＴｉ、Ｎｂ。
ことを特徴とする耐食性高クロム合金であり、第２発明
は、 重量基準にて、Ｃ； ０．１５ｘ以下、 Ｓ ｉ； ０
．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０Ｘ以下、 Ｃｒ ；
４０Ｊ０％、 Ｆ ｅ ； ３０２以下、 Ｎ； ０
．０３Ｘ以下、を含み、更にＴｉ、Ｎｂ。
Ｚｒ、Ｔａの一種または二種以上を含み、Ｎｉ／Ｃｒ重
量比；０．５以上。
量比；０．５以上。
（ｃ＋ｓ） −０，０７≦１／４ （Ｔｉ＋１／２Ｎｂ
＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０．２０を満足し、残部
がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴とす
る耐食性高クロム合金であり、第３発明は、 重量基準にて、ｃｉ ０．０７Ｘ以下、Ｓｉ；０．５Ｘ
以下、 Ｍ ｎ ； Ｌｏ２以下、 Ｃｒ； ４（１〜
６ｏｚ、 Ｆ ｅ；３０２以下、 Ｎ： ０．０７Ｘ以
下を含み、更にｃｏ、Ｍｏ。
＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０．２０を満足し、残部
がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴とす
る耐食性高クロム合金であり、第３発明は、 重量基準にて、ｃｉ ０．０７Ｘ以下、Ｓｉ；０．５Ｘ
以下、 Ｍ ｎ ； Ｌｏ２以下、 Ｃｒ； ４（１〜
６ｏｚ、 Ｆ ｅ；３０２以下、 Ｎ： ０．０７Ｘ以
下を含み、更にｃｏ、Ｍｏ。
Ｗの一種以上を合計で５％以下を含み、Ｎｉ／Ｃｒ重量
比；０．５以上。
比；０．５以上。
Ｃ＋Ｎ、０．０７だ以下。
を満足し、残部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなる
ことを特徴とする耐食性高クロム合金であり第４発明は
、 重量基準にて、Ｃ，０，１５Ｘ以下ｐ Ｓ ｔ ； ０
．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０％以下、 Ｃｒ ；
４０〜６０％、 Ｆ ｃ ； ３０Ｘ以下、 Ｎ：
０．０３ｘ以下、を含み、更にＴｉ、Ｎｂ。
ことを特徴とする耐食性高クロム合金であり第４発明は
、 重量基準にて、Ｃ，０，１５Ｘ以下ｐ Ｓ ｔ ； ０
．５Ｘ以下、 Ｍ ｎ ； １．０％以下、 Ｃｒ ；
４０〜６０％、 Ｆ ｃ ； ３０Ｘ以下、 Ｎ：
０．０３ｘ以下、を含み、更にＴｉ、Ｎｂ。
Ｚｒ、Ｔａの一種または二種以上及びＣｏ、Ｍｏ。
Ｗの一種以上を合計で５％以下を含み、Ｎｉ／Ｃｒ重量
比、 ０．５゜ （Ｃ＋Ｎ） −０，０７≦１／４ （Ｔｉ＋１／２Ｎｂ
＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａｌ ≦０．２０を満足し、残
部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴と
する耐食性高クロム合金である。
比、 ０．５゜ （Ｃ＋Ｎ） −０，０７≦１／４ （Ｔｉ＋１／２Ｎｂ
＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａｌ ≦０．２０を満足し、残
部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴と
する耐食性高クロム合金である。
本発明（よ、Ｃｒ量を４０％以上とすることで十分な耐
食性を有し、且つ合金成分量を調整することにより、従
来問題となっていた冷間加工性が改善出来ることを見出
したものでみるっ す上第１介明の合金組成の限定理由について述べる。
食性を有し、且つ合金成分量を調整することにより、従
来問題となっていた冷間加工性が改善出来ることを見出
したものでみるっ す上第１介明の合金組成の限定理由について述べる。
後述する実施例に示した第１図並びに第２図の腐食減量
とＣｒ１ｉ４との関係グラフに依れば、Ｃｒ量の増加に
伴い腐食減量は減少し、４０％以上で十分な耐食性を示
すことは明らかである。従って本発明合金においては、
Ｃｒ量を４０％以上にした。また過剰のＣｒ量は、熱間
加工性、靭性を損なうため、上限を６０％にした。４０
％以上のＣｒ量を含有した場合、冷間加工性は著しく低
下する。
とＣｒ１ｉ４との関係グラフに依れば、Ｃｒ量の増加に
伴い腐食減量は減少し、４０％以上で十分な耐食性を示
すことは明らかである。従って本発明合金においては、
Ｃｒ量を４０％以上にした。また過剰のＣｒ量は、熱間
加工性、靭性を損なうため、上限を６０％にした。４０
％以上のＣｒ量を含有した場合、冷間加工性は著しく低
下する。
本発明の特徴は、Ｎｉ／Ｃｒ量比とＣ十Ｎ量を制限する
ことでこの問題を解決したものである。
ことでこの問題を解決したものである。
後述する第３図の常温の引っ張り伸びに対するＮｉ／Ｃ
ｒ量比の関係グラフより、Ｎｉ／Ｃｒ量比が０．５未満
では１０％息下の伸びとなることから実施加工上成型加
工は不可能である。そのため本発明合金では、Ｎｉ／Ｃ
ｒ量比を０．５以上とした。
ｒ量比の関係グラフより、Ｎｉ／Ｃｒ量比が０．５未満
では１０％息下の伸びとなることから実施加工上成型加
工は不可能である。そのため本発明合金では、Ｎｉ／Ｃ
ｒ量比を０．５以上とした。
また同しく後述する実施例において示した第４図の常温
の引っ張り伸びに対するＣ十Ｎ旦の関係グラフから、常
温の伸びはＣ＋Ｎｉ０，０７％以上で１０％未満となる
ことから、Ｃ十Ｎ量の上限を０．０７％とした。
の引っ張り伸びに対するＣ十Ｎ旦の関係グラフから、常
温の伸びはＣ＋Ｎｉ０，０７％以上で１０％未満となる
ことから、Ｃ十Ｎ量の上限を０．０７％とした。
本発明の特徴であろ冷間加工性の改善は、合金中のフェ
ライトオーステナイト 量比で調整することにある。即ちフェライト世中には、
Ｃ，Ｎは殆ど固溶出来ないなめ、炭化物。
ライトオーステナイト 量比で調整することにある。即ちフェライト世中には、
Ｃ，Ｎは殆ど固溶出来ないなめ、炭化物。
窒化物として析出し、著しく冷間加工性を低下させろ。
そのため本発明合金においては、Ｃ＋Ｎ量の上限を規定
した理由である。
した理由である。
またＣ，Ｎについては、上に述べた理由で夫々上限を０
．０７％とした。
．０７％とした。
またＱ Ｃ ｒ合金の問題点の一つであるシグマ相析出
による靭性低下が挙げられる。然し本発明合金のミクロ
観察等によりＦｅ量を３０％以下にすることでσ相の析
出を抑制出来ることが見出されたためＦｅ量の上限を３
０％にした。
による靭性低下が挙げられる。然し本発明合金のミクロ
観察等によりＦｅ量を３０％以下にすることでσ相の析
出を抑制出来ることが見出されたためＦｅ量の上限を３
０％にした。
脱酸，脱硫を目的としてＳｉ，Ｍｎは添加されるが、こ
れらの元素はシグマ相の析出を助長する元素であるため
上限を夫々０．５％，１．０％にする。
れらの元素はシグマ相の析出を助長する元素であるため
上限を夫々０．５％，１．０％にする。
第２発明合金の成分限定理由について述べろ。
Ｃ，Ｎの害を軽減する目的で、第１発明合金の添加元素
に追加して、Ｔｉ，Ｎｂ，Ｔａ，及びＺｒ等の炭化物，
窒化物形成元素を添加することが出来ろ。
に追加して、Ｔｉ，Ｎｂ，Ｔａ，及びＺｒ等の炭化物，
窒化物形成元素を添加することが出来ろ。
後述する実施例の第１表のＮｏ． ６及びＮｏ． ３
２の本発明合金のように、高（Ｃ＋Ｎ）量であっても、
Ｔｉ，Ｎｂ，Ｔａ，及び Ｚｒを一種又は二種以上を、 （ Ｃ＋Ｎ） −０． ０７≦１／４ （Ｔｉ＋１／２
Ｎｂ＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０，２０の範囲で添
加することにより、冷間加工性を改善することが出来ろ
。
２の本発明合金のように、高（Ｃ＋Ｎ）量であっても、
Ｔｉ，Ｎｂ，Ｔａ，及び Ｚｒを一種又は二種以上を、 （ Ｃ＋Ｎ） −０． ０７≦１／４ （Ｔｉ＋１／２
Ｎｂ＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０，２０の範囲で添
加することにより、冷間加工性を改善することが出来ろ
。
１／４ （Ｔｉ＋１／２Ｎｂ＋１／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ
ｌ≦０． ２０ としたのは、０、 ２０Ｘを超える
添加は、冷間加工性の向上が認められないこと及び靭性
が損なわれるので０． ２０ｘを上限とした。
ｌ≦０． ２０ としたのは、０、 ２０Ｘを超える
添加は、冷間加工性の向上が認められないこと及び靭性
が損なわれるので０． ２０ｘを上限とした。
第２発明では、Ｃｉ ０．１５Ｘ以下， Ｎ． ０．０
３Ｘ以下に限定したが、この理由は、（ｌよ０．１５ｘ
を超えると熱間加工性が損なわれるので、０．１５ｘを
上限とし、Ｎｌま０．０３Ｘを超えると冷間加工性の改
善に有効なＴｉ，Ｎｂ，Ｚｒ，及びＴａ等の添加効果を
減じるため、０．０３Ｘを上限とした。
３Ｘ以下に限定したが、この理由は、（ｌよ０．１５ｘ
を超えると熱間加工性が損なわれるので、０．１５ｘを
上限とし、Ｎｌま０．０３Ｘを超えると冷間加工性の改
善に有効なＴｉ，Ｎｂ，Ｚｒ，及びＴａ等の添加効果を
減じるため、０．０３Ｘを上限とした。
第３発明で（よ、第１発明合金の添加元素に追加して、
高温強度の改善を目的としてＣ ｏ 、 Ｍ ｏ ｐＷ
の一種以上を合計で５％以下添加する。
高温強度の改善を目的としてＣ ｏ 、 Ｍ ｏ ｐＷ
の一種以上を合計で５％以下添加する。
これらの元素の過剰の添加は経済性が損なわれるので、
合計添加量の上限を５％とした。
合計添加量の上限を５％とした。
第４発明では、第２発明の添加元素に追加して第３発明
と同し添加元素Ｃｏ，Ｍｏ，Ｗの一種以上を合計で５％
以下で添加する。
と同し添加元素Ｃｏ，Ｍｏ，Ｗの一種以上を合計で５％
以下で添加する。
次に本発明の実施例について述べろ。
第１表に示す組成の合金を真空溶解し、熱間圧延にて１
２ ｍｍ を仮とし、溶坏化処理した後各種試験片を
採取した。
２ ｍｍ を仮とし、溶坏化処理した後各種試験片を
採取した。
石炭灰腐食１よ２５ｘ１５Ｘ５ ＋ｎｍ仮の全面に３４
？’＞Ｊａ２ＳＱ４ ＋４１ＸＫ２ＳＯ＝＋２５ＸＦｅ
２０３を塗布し、混合ガス中において７００℃，１００
ｈ加熱することて行った。加熱後室温にて脱スケールし
腐食減量をごｎ１定し、耐食性を評価した。
？’＞Ｊａ２ＳＱ４ ＋４１ＸＫ２ＳＯ＝＋２５ＸＦｅ
２０３を塗布し、混合ガス中において７００℃，１００
ｈ加熱することて行った。加熱後室温にて脱スケールし
腐食減量をごｎ１定し、耐食性を評価した。
第１図及び第２図に腐食減量とＣｒ量の関係をグラフに
て示す。尚第２図は第１図のＣｒ上４０Ｘの拡大図であ
る。
て示す。尚第２図は第１図のＣｒ上４０Ｘの拡大図であ
る。
図に明らかな如（、Ｃｒ量の増加に伴い腐食減量は減少
し、４０％ＣｒＮ以上で十分な耐食性を示す。
し、４０％ＣｒＮ以上で十分な耐食性を示す。
第３図に常温の引っ張り伸びに対するＮｉ／Ｃｒ量比の
関係をグラフにて示す。図に明らかな如く、Ｎｉ／Ｃｒ
Ｊｉ比０．５未満では１０％以下の伸びとなる。これは
実施加工上成型加工（よ不可能である。
関係をグラフにて示す。図に明らかな如く、Ｎｉ／Ｃｒ
Ｊｉ比０．５未満では１０％以下の伸びとなる。これは
実施加工上成型加工（よ不可能である。
第４図に同じく常温の引っ張９呻びに対するＣ十Ｎ．ｆ
Ｈの影響をグラフにて示す。
Ｈの影響をグラフにて示す。
図に明らかな如く、常温の呻びはＣ ＋ Ｎ ｆＪ ０
． ０７’１以上で１０２未満となることを示す。
． ０７’１以上で１０２未満となることを示す。
本発明の耐食性高クロム合金は、耐食性及び冷間加工性
に優れたものであり、？：ｓ扁燃焼ガス中で使用する構
造用材料、熱交換器用材材の他、酸。
に優れたものであり、？：ｓ扁燃焼ガス中で使用する構
造用材料、熱交換器用材材の他、酸。
アルカリ、塩素イオンを含む腐食環境下の材料としても
十分な耐食性を示すものである。
十分な耐食性を示すものである。
第１図及び第２図は腐食減量とＣｒ量との関係グラフ、
第３図は常温の引っ張り伸びに対するＮｉ／Ｃｒ量比と
の関係グラフ、第４図は、常温の引っ張り伸びに対する
Ｃ十Ｎ量と関係グラフである。
第３図は常温の引っ張り伸びに対するＮｉ／Ｃｒ量比と
の関係グラフ、第４図は、常温の引っ張り伸びに対する
Ｃ十Ｎ量と関係グラフである。
Claims (4)
- （１）重量基準にて、Ｃ；０．０７％以下、Ｓｉ；０．
５％以下、Ｍｎ；１．０％以下、Ｃｒ；４０〜６０％、
Ｆｅ；３０％以下、Ｎ；０．０７％以下を含み、 Ｎｉ／Ｃｒ重量比；０．５以上、 Ｃ＋Ｎ；０．０７％以下 を満足し、残部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなる
ことを特徴とする耐食性高クロム合金。 - （２）重量基準にて、Ｃ；０．１５％以下、Ｓｉ；０．
５％以下、Ｍｎ；１．０％以下、Ｃｒ；４０〜６０％、
Ｆｅ；３０％以下、Ｎ；０．０３％以下、を含み、更に
Ｔｉ、Ｎｂ、Ｚｒ、Ｔａの一種または二種以上を含み、 Ｎｉ／Ｃｒ重量比；０．５以上、 （Ｃ＋Ｎ）−０．０７≦１／４（Ｔｉ＋１／２Ｎｂ＋１
／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０．２０を満足し、残部がＮ
ｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴とする耐
食性高クロム合金。 - （３）重量基準にて、Ｃ；０．０７％以下、Ｓｉ；０．
５％以下、Ｍｎ；１．０％以下、Ｃｒ；４０〜６０％、
Ｆｅ；３０％以下、Ｎ；０．０７％以下を含み、更にＣ
ｏ、Ｍｏ、Ｗの一種以上を合計で５％以下を含み、 Ｎｉ／Ｃｒ重量比；０．５以上、 Ｃ＋Ｎ；０．０７％以下 を満足し、残部がＮｉ及び溶製上不可避不純物からなる
ことを特徴とする耐食性高クロム合金。 - （４）重量基準にて、Ｃ；０．１５％以下、Ｓｉ；０．
５％以下、Ｍｎ；１．０％以下、Ｃｒ；４０〜６０％、
Ｆｅ；３０％以下、Ｎ；０．０３％以下、を含み、更に
Ｔｉ、Ｎｂ、Ｚｒ、Ｔａの一種または二種以上及びＣｏ
、Ｍｏ、Ｗの一種以上を合計で５％以下を含み、 Ｎｉ／Ｃｒ重量比；０．５、 （Ｃ＋Ｎ）−０．０７≦１／４（Ｔｉ＋１／２Ｎｂ＋１
／２Ｚｒ＋１／４Ｔａ）≦０．２０を満足し、残部がＮ
ｉ及び溶製上不可避不純物からなることを特徴とする耐
食性高クロム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10214186A JPS62260037A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 耐食性高クロム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10214186A JPS62260037A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 耐食性高クロム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62260037A true JPS62260037A (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=14319484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10214186A Pending JPS62260037A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 耐食性高クロム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62260037A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06128672A (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-10 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れた合金 |
| JPH06128671A (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-10 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れた合金 |
| EP2000550A1 (de) * | 2007-06-08 | 2008-12-10 | Wärtsilä Schweiz AG | Werkstoff auf Basis einer CrNi-Legierung, Halbzeug, Komponente für einen Verbrennungsmotor, sowie ein Verfahren zur Herstellung des Werkstoffs und des Halbzeugs |
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