JPS6225934Y2 - - Google Patents

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JPS6225934Y2
JPS6225934Y2 JP16445383U JP16445383U JPS6225934Y2 JP S6225934 Y2 JPS6225934 Y2 JP S6225934Y2 JP 16445383 U JP16445383 U JP 16445383U JP 16445383 U JP16445383 U JP 16445383U JP S6225934 Y2 JPS6225934 Y2 JP S6225934Y2
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brake ring
cam
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brake
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、駆動輪と被駆動輪との切り換え使
用が可能なオートフリーランニングハブのブレー
キリング取付構造に関する。
〔従来技術〕 従来のオートフリーランニングハブのブレーキ
リング取付構造としては、例えば、ニツサンサー
ビス周報第461号ニツサンサフアリ(昭和57年8
月 日産自動車株式会社発行)の第37頁以下に掲
載されているようなものがあり、その図を第1図
に示す。すなわち、図中1がアクスルシヤフト、
2は、アクスルシヤフト1が挿通されたナツクル
スピンドル、3は、ベアリング4a,4bを介し
てナツクルスピンドル2に回転自在に支持された
ホイールハブであり、このホイールハブ3には、
アクスルシヤフト1の先部を覆い、且つ先端に固
定ギヤ6を有するハウジング5が固定されてい
る。
7は、アクスルシヤフト1にスプライン結合さ
れたドライブギヤ、8は、ドライブギヤ7にスプ
ライン結合されたスライドギヤであり、このスラ
イドギヤ8は、前記固定ギヤ6に噛み合うことが
できるが、通常はリターンスプリング9により互
いに離れる方向に付勢されている。10は、スラ
イドギヤ7を固定ギヤ6側に付勢するスライドス
プリングである。また、11は、スライドギヤ8
にスプライン結合されたスライドカム、12は、
スライドカム11に応動するロータリーカム、1
3は、ロータリーカム12により押圧されて進退
するブレーキコーンであり、これらスライドカム
11、ロータリーカム12及びブレーキコーン1
3によつてカム機構が構成される。14は、ハウ
ジング5の内側に遊嵌されたリテーナである。
ブレーキコーン13には、ナツクルスピンドル
2の軸方向溝に爪で係合されたブレーキリング1
5が臨み、前記カム機構の作用によつて、ブレー
キリング15とブレーキコーン13とが断接され
る。ナツクリスピンドル2の、ブレーキリング1
5の内側には、ベアリング4a,4bを締め付け
ているロツクナツト16が螺合されていて、ロツ
クナツト16の端面には、ブレーキリング15の
背面が直に接触している。17は、ブレーキリン
グ15と同様に軸方向溝に爪で係合されたロツク
ワツシヤ、18は、このロツクワツシヤ17の軸
方向への移動を阻止するスナツプリングである。
而して、このアクスルシヤフト1が回転しない
ときには、カム機構が作動せず、スライドギヤ8
と固定ギヤ6とが噛み合わないから、ベアリング
4a,4bを介してナツクルスピンドル2に回転
自在に支持されたホイールハブ3と、これと一体
のハウジング5とが、車両の運動に伴なつて転動
される。すなわち、この場合、この車輪は被駆動
輪として作用する。
一方、アクスルシヤフト1とエンジンの出力軸
とを連結し、このアクスルシヤフト1を回転させ
ると、これと一体的に、ドライブギヤ7、スライ
ドギヤ8、リターンスプリング9、スライドスプ
リング10、リテーナ14、スライドカム11、
ロータリーカム12及びブレーキコーン13が回
転し、このときのカム機構及びスライドスプリン
グ10の作用により、スライドギヤ8が、図中右
側に移動して固定ギヤ6に噛み込まれる。これに
より、ドライブギヤ7、スライドギヤ8、固定ギ
ヤ6及びハウジング5を介して、アクスルシヤフ
ト1とホイールハブ3とが連結され、アクスルシ
ヤフト1の回転力がホイールハブ3にも伝達され
て、一体に回転する。この場合、この車輪は駆動
輪となり、以上のようなオートフリーランニング
ハブの作用を介して、駆動輪と被駆動輪との切り
換えを行なうようになつている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、このような従来のオートフリー
ランニングハブのブレーキリング取付構造にあつ
ては、ナツクルスピンドル2に設けた軸方向溝
に、ブレーキリング15の内側に突設した回転止
用の爪を係合して、ナツクルスピンドル2とブレ
ーキリング15とを回転方向に一体とすると共
に、ブレーキリング15の背面をロツクナツト1
6の端面に接触させた状態で、該ブレーキリング
15の軸方向への移動を制限する構造となつてい
たため、2輪駆動走行中グリース切れや泥水の浸
入等により、ハウジング5とリテーナ14とが固
着されて、車輪側からの回転力が、ハウジング
5、リテーナ14、リターンスプリング9、スラ
イドカム11、ロータリーカム12及びブレーキ
コーン13を介してブレーキリング15に入力さ
れると、その回転力により、ブレーキリング15
の爪が破損するおそれがあり、その際ブレーキリ
ング15とロツクワツシヤ17又はロツクナツト
16とが相対回転し、軸方向溝に係合しているロ
ツクワツシヤ17の回転止用の爪が破損したり、
あるいは、ロツクナツト16がブレーキリング1
5の回転力により連れ回されてベアリング4a,
4bにガタが生じ、場合によつては、車両走行が
不能になるおそれがあるという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、グリース切れ等の不具合
が生じた場合にもベアリングのガタつきが生じな
いオートフリーランニングハブのブレーキリング
取付構造を提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
而して、この考案は、アクスルシヤフトに、軸
方向にはスライド可能で回転方向には一体に外嵌
されたスライドギヤと、このスライドギヤと噛み
合うことができる固定ギヤを有し、且つホイール
ハブに固定されたハウジングと、ベアリングを介
して前記ホイールハブを回転自在に支持するナツ
クルスピンドルと、このナツクルスピンドルに取
り付けられて前記ベアリングを締め付ける締付部
材と、前記ナツクルスピンドルに回動不能に支持
され、且つ前記アクスルシヤフトの回転に応動す
るカム機構を作動させて前記スライドギヤを前記
固定ギヤに噛合させるブレーキリングと、を備え
たオートフリーランニングハブにおいて、前記ブ
レーキリングの端面をナツクルスピンドルに当接
させ、このブレーキリングと前記締付部材との間
に隙間を設けたことを特徴とするオートフリーラ
ンニングハブのブレーキリング取付構造に係わ
る。
〔実施例〕
以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
第2図ないし第5図は、この考案の一実施例を
示す図である。
まず、構成を説明すると、第2図に示す1がア
クスルシヤフトであり、このアクスルシヤフト1
は、ナツクルスピンドル2の穴に挿通され、ベア
リング19を介して、該ナツクルスピンドル2に
回転自在に支持されている。ナツクルスピンドル
2の外周には、2つのベアリング4a,4bが外
嵌されていて、両ベアリング4a,4bを介し
て、ホイールハブ3が回転自在に支持されてい
る。20,21はオイルシールである。
ホイールハブ3には、アクスルシヤフト1の先
部を覆うハウジング5がボルト22により固定さ
れている。ハウジング5の先部には、径方向の内
側に突出する内歯を備えた固定ギヤ6が一体に形
成されている。
また、アクスルシヤフト1の先部にはスプライ
ンが刻設されていて、これに筒状をなすドライブ
ギヤ7がスプライン結合されている。ドライブギ
ヤ7の外側には、スライドギヤ8がスプライン結
合されていて、このスライドギヤ8の図中左側へ
の移動をスナツプリング23により制限してい
る。スライドギヤ8の外周には、前記固定ギヤ側
に形成され且つ固定ギヤ6と噛み合うことができ
るギヤ部と、これとは反対側に形成されたスプラ
インとを有し、このスプラインには、環状のスラ
イドカム11がスプライン結合されている。
スライドカム11とギヤ部との間には、スライ
ドハウジング10が縮設されていて、このスライ
ドハウジング10の付勢力によるスライドカム1
1の図中左側への移動をサークリツプ24で制限
している。さらに、スライドカム11と、ハウジ
ング5の内側に遊嵌されたリテーナ14との間に
は、リターンスプリング9を縮設している。25
はスナツプリングであり、リテーナ14の左動を
制限する。
前記スライドカム11の左端には、第5図に示
すようにV字状に突出するカム部11aが形成さ
れていて、このカム部側の端部に、環状をなすロ
ータリーカム12の右端が接する。ロータリーカ
ム12は、サークリツプ29によりリテーナ14
の内側に回転自在且つ軸方向不動に支持されてい
て、その右端には、V字状に凹んだカム面12a
と、このカム面12aの両側に連続し且つ若干凹
んだストツパ面12bとを形成しており、通常
は、カム面12aにスライドカム11のカム部1
1aが当接している。さらに、ロータリーカム1
2の他端には、V字状に突出したカム部12cが
形成されている。
ロータリーカム12のカム部12cは、ドライ
ブギヤ7に遊嵌されたブレーキコーン13のカム
面13aに、周方向に遊びをもつた状態で係合さ
れている。ブレーキコーン13の、カム面13a
とは反対側の外周は円錐状をなしていて、この円
錐面に、ブレーキリング15の円錐面が、摩擦接
合可能に臨む。ブレーキリング15は、中央の穴
の周縁に設けた爪部15aを、ナツクルスピンド
ル2の先端に設けた切欠き2aに係合することに
より回転方向を一体として、ナツクルスピンドル
2に回動不能に支持されている。26は、ブレー
キリング15の軸方向への移動を制限するための
スラストワツシヤであり、このスラストワツシヤ
26の軸方向への移動を、アクスルシヤフト1に
係合したスナツプリング27で制限している。
16は、ベアリング4a,4bを締め付ける締
付部材の一具体例を示すロツクナツトであり、ナ
ツクルスピンドル2の先部に螺合されていて、こ
のロツクナツト16の背面がアウタベアリング4
aに当接する。ロツクナツト16の端面とブレー
キリング15の背面との間には、隙間Sを設けて
いて、常に両部材が接触しないようにしている。
17は、ロツクナツト16に係合されたロツクワ
ツシヤであり、半径方向内側に突出する爪が、ナ
ツクルスピンドル2に設けた軸方向溝2bに係合
している。ロツクワツシヤ17は、ロツクナツト
16に係止されたスナツプリング18により該ロ
ツクナツト16と一体的に構成し、これでロツク
ナツト16の回転及び軸方向への移動を制限して
いる。
次に、作用について説明する。
アクスルシヤフト1が、図示しないエンジンに
より駆動されて回転すると、その回転力がドライ
ブギヤ7からスライドギヤ8を経てスライドカム
11に伝わる。このスライドカム11のV型カム
部11aは、ロータリーカム12のカム面12a
に係合しているため、スライドカム11に伝達さ
れた回転力によりロータリーカム12が回転さ
れ、さらに、このロータリーカム12のV型カム
部12cにカム面13aが係合するブレーキコー
ン13が回転される。このとき、ロータリーカム
12のカム部により、ブレーキコーン13を図中
左側に押し付けるスラスト力が発生し、このスラ
スト力により、ブレーキコーン13がブレーキリ
ング15に押圧され、両部材13,15間に摩擦
力が発生する。
その結果、ブレーキコーン13がブレーキリン
グ15に固定され、これによりロータリーカム1
2が回転を停止する。
ロータリーカム12が回転しなくなると、スラ
イドカム11が、リターンスプリング9の付勢力
に抗してこれを押し縮めながらカム面12aを乗
り上げ、右方向に移動する。これにより、スライ
ドスプリング10で付勢されたスライドギヤ8が
同方向に移動して、そのギヤ部が固定ギヤ6に噛
み合い、ロツク状態となる。
フリー状態からロツク状態になると、スライド
カム11とロータリーカム12との間には、回転
方向に位相のずれが生じ、同じくドライブギヤ7
とブレーキコーン13との間にも位相のずれが生
じる。従つて、ロツク後、ブレーキコーン13は
ドライブギヤ7の突起7aにより直接駆動される
ようになり、このため、ロータリーカム12がブ
レーキリング15を回そうとする力はなくなる。
これにより、ブレーキコーン13をブレーキリン
グ15に押し付けるスラスト力がなくなり、ブレ
ーキコーン13は、極めて軽く回転する。
かくして、アクスルシヤフト1の回転力が、ド
ライブギヤ7、スライドギヤ8、固定ギヤ6及び
ハウジング5を介して、ホイールハブ3に伝達さ
れ、アクスルシヤフト1とホイールハブ3とが一
体に回転する。この場合、この車輪は駆動輪とし
て作用する。
アクスルシヤフト1とホイールハブ3との連結
を切り離す場合は、図示しないコントロールレバ
ーを2Hに切り換え今までの走行方向と逆方向に
わずかに移動させると、ブレーキコーン13がド
ライブギヤ7の突起7aにより駆動されている状
態から、ホイールハブ3が逆転すると、突起7a
の接触が離れ、ロータリーカム12は前述したよ
うに回転を停止する。従つて、スライドカム11
はロータリーカム12に対して相対回転をし、ス
ライドカム11のカム部11aがロータリーカム
12のカム面12a内に、リターンスプリング9
により押し込まれる。このとき、スライドギヤ8
が同時に左側に移動し、これにより固定ギヤ6と
スライドギヤ8との噛み合いが外れ、前記連結が
切り離され2輪駆動状態となる。
一方、エンジンの駆動力がアクスルシヤフト1
に伝達されない場合はアクスルシヤフト1が回転
しないため、カム機構が作動せず、スライドギヤ
8と固定ギヤ6とが噛み合わないから、ホイール
ハブ3と、ハウジング5と、固定ギヤ6とが一体
に転動される。この場合、この車輪は被駆動輪と
して作用する。
オートフリーランニングハブの、正常時の作用
は以上の如くであるが、2輪駆動走行中グリース
切れあるいは泥水の浸入などにより、ハウジング
5とリテーナ14とが固着されたような異常作動
時には、車輪からの回転力がハウジング5、リテ
ーナ14、リターンハウジング9を経てスライド
スプリング10からスライドカム11に入力され
る。すると、スライドカム11に応動するロータ
リーカム12の作動を介して、ブレーキコーン1
3に前記回転力が伝達され、ブレーキコーン13
が、カム部12cの作用によりブレーキリング1
5側に押し付けられながら回転する。
これにより、ブレーキコーン13とブレーキリ
ング15とが摩擦結合され、ブレーキリング15
に伝達された回転力により、その爪15aが破損
されるが、この場合、ブレーキリング15とロツ
クナツト16との間には、隙間Sを設定している
ため、ブレーキリング15がロツクナツト16に
当接することがなく、ブレーキリング15の回転
力によりロツクナツト16が連れ回されるおそれ
をなくすことができる。従つて、ロツクナツト1
6によるベアリング4a,4bの締め付け力の低
下を防止することができ、ベアリング4a,4b
のガタ付きあるいは該ベアリング4a,4bの破
損による車両の走行に支障を生じることがない。
第6図ないし第8図には、この考案の他の実施
例を示す。
第6図に示す実施例は、ブレーキリング15
の、ロツクナツト16側への移動を制限するスト
ツパ30を設けたものである。すなわち、筒状を
なすストツパ30の一端を、所定間隔S1隔てて
ブレーキリング15の背面を臨ませると共に、他
端をホイールハブ3の穴に内嵌している。前記所
定間隔S1は、異常作動時、ブレーキリング15
がロツクナツト16側に移動したときに、ロツク
ナツト16又はロツクワツシヤ17と干渉する前
に、ブレーキリング15がストツパ30に接する
ようにする。
この実施例では、ブレーキリング15の爪部1
5aが破損し、ブレーキリング15とナツクルス
ピンドル2との摩耗が進行してストツパ30にブ
レーキリング15が接触すると、このストツパ3
0によつてこれ以上のブレーキリング15の左方
向へ移動が制限されるため、ブレーキリング15
がロツクナツト16に接触するのを防止すること
ができる。しかも、この場合、ブレーキリング1
5はストツパ30と同回転しているため、これら
が摩耗することがなく、前記接触位置でブレーキ
リング15の移動が停止されて安定し、車両の走
行を確保することができる。
第7図は、スナツプリングでストツパ31を構
成するようにしたものであり、ハウジング5の内
側にスナツプリング31を係止し、その右端とブ
レーキリング15の背面との間に所定間隔S2あ
けて設けている。これによつても、前記実施例と
同様の効果を得ることができる。
なお、第8図に示すように、ロツクワツシヤ1
7をビス28でロツクナツト16に固定し、これ
でロツクナツト16の回動及び軸方向移動を制限
するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案では、ブレ
ーキリングの端面をナツクルスピンドルに当接さ
せると共に、このブレーキリングと締付部材との
間に隙間を設ける構造としたため、グリース切れ
による摩擦力の増大あるいは泥水の浸入による錆
付き等を発生したとしてもブレーキリングと締付
部材との固着を防ぐことができる。また、被作動
時に、異常作動が生じて車輪側からの回転力がブ
レーキリングにまで伝達され、爪が破損されてブ
レーキリングが回転されるような状態が生じて
も、このブレーキリングにより、ベアリングを締
め付けている締付部材が連れ回されることがな
く、ベアリングの締付力が緩められてガタが生じ
あるいは該ベアリングが破損するようなことがな
い。従つて、ホイールハブの回転の正確性を確保
することができ、車両走行の安全性を向上させる
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のオートフリーランニングハブ
のブレーキリング取付構造を示す断面図、第2図
は、この考案の一実施例を示す断面図、第3図
は、カム機構の作動状態を示すもので、ロツク状
態の断面図、第4図は、第3図の左側面図、第5
図は、同じくフリー状態を示す断面図、第6図
は、この考案の他の実施例を示す要部断面図、第
7図は、さらにこの考案の他の実施例を示す要部
断面図、第8図は、締付部材の他の例を示す断面
図である。 1……アクスルシヤフト、2……ナツクルスピ
ンドル、3……ホイールハブ、4a,4b……ベ
アリング、5……ハウジング、6……固定ギヤ、
7……ドライブギヤ、8……スライドギヤ、9…
…リターンスプリング、10……スライドスプリ
ング、11……スライドカム、12……ロータリ
ーカム、13……ブレーキコーン、15……ブレ
ーキリング、16……ロツクナツト(締付部
材)、17……ロツクワツシヤ、30,31……
ストツパ、S,S1,S2……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクスルシヤフトに、軸方向にはスライド可能
    で回転方向には一体に外嵌されたスライドギヤ
    と、このスライドギヤと噛み合うことができる固
    定ギヤを有し、且つホイールハブに固定されたハ
    ウジングと、ベアリングを介して前記ホイールハ
    ブを回転自在に支持するナツクルスピンドルと、
    このナツクルスピンドルに取り付けられて前記ベ
    アリングを締め付ける締付部材と、前記ナツクル
    スピンドルに回転不能に支持され、且つ前記アク
    スルシヤフトの回転に応動するカム機構を作動さ
    せて前記スライドギヤを前記固定ギヤに噛合させ
    るブレーキリングと、を備えたオートフリーラン
    ニングハブにおいて、前記ブレーキリングの端面
    をナツクルスピンドルに当接させ、このブレーキ
    リングと前記締付部材との間に隙間を設けたこと
    を特徴とするオートフリーランニングハブのブレ
    ーキリング取付構造。
JP16445383U 1983-10-24 1983-10-24 オ−トフリ−ランニングハブのブレ−キリング取付構造 Granted JPS6070427U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16445383U JPS6070427U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 オ−トフリ−ランニングハブのブレ−キリング取付構造

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JP16445383U JPS6070427U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 オ−トフリ−ランニングハブのブレ−キリング取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6070427U JPS6070427U (ja) 1985-05-18
JPS6225934Y2 true JPS6225934Y2 (ja) 1987-07-02

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JP16445383U Granted JPS6070427U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 オ−トフリ−ランニングハブのブレ−キリング取付構造

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JPS6070427U (ja) 1985-05-18

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