JPS62258628A - 電気掃除機集塵用紙袋の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、消臭効果を荷する薬剤を電気掃除機集塵用紙
袋に処理し、紙袋中に集積されたゴミ等から臭気の発生
を阻止すると共に掃除機内の悪臭も消し掃除機の使用中
悪臭を荷する空気を排出しないことに関する。

吾々が日常生活する環境において悪臭に悩ま嘔れること
は非常に多い。　例えば生ゴミ中の魚貝類や野菜屑など
の腐敗臭、トイレから発生する臭気あるいは犬猫などの
家畜、タバコの煙梅雨期におけるカビ臭等、その数は非
常に多（の発生源があって、それらの臭気が複合され種
々の悪臭となっている。

臭気の成分は、以上のように非常に複雑で簡単に類別す
ることは困難であるが、その大半は有機物が微生物など
によって分解される工程において発生することが多い。

　その成分は低級アルキルメルカプタン、硫化水素等の
硫黄化合物、低級アルキルアミン、アンモニアなどの窒
素化合物、その他炭化水素、脂肪酸、アルデヒド化合物
、その他多くの有機物に起因するが、その多くは比較的
低分子の化合物と思われる。

最近、一般家庭における電気掃除機の普及が進み一家に
ｌ曾から一台あるいは、それ以上にも及んでいる。　こ
の電気掃除機は電動力による吸引力によって室内にたま
ったゴミやホコリなどを空気と共に掃除機内にとり入れ
集塵紙袋で一過し、きれいな空気を再び室内に放出する
ことを繰返している。　この紙袋内に一定のゴミが蓄積
すると新らしい紙袋と交換するが、この期間は統計的に
見て／〜コケ月間となっている。　この間、紙袋内のゴ
ミ等にバクテリア、カビ、酵母等の微生物が増殖し、有
機物の分解を起す。　その過程において悪臭となって室
内に放出されることになる。　また、この臭気が掃除機
内を汚染する結果１紙ψを交換しただけでは臭気を除去
することは出来ない。

このような悪臭の除去方法としては香料によるマスキン
グがある。　悪臭のあるところで香料を使用すると、そ
の強い芳香によって嗅覚を悪（して悪臭を感じさせない
ようにする方法でトイレ内、玄関先などによく利用され
ている。

又、活性炭によって悪臭成分を吸着除去する方法もある
が、冷蔵庫内等比較的せまい空間に用いて、良い結果を
示している。

本発明者は、電気掃除機集塵紙袋内の集積ゴミ、その他
機内から発生する悪臭成分を除去する目的で掃除機内に
装着する集塵用紙袋に悪臭成分を化学的に除去できる性
能を有している化金物を処理することにより、紙袋内に
集積しているゴミ等から発生する悪臭および帰除内にあ
る悪臭をも吸着除去できる結果、掃除機を運転しても室
内に排出する空気には悪臭を感じさせない杓、清浄化で
きることを発見した。

本発明で使用できる消臭剤成分は１例えば澱粉を過沃素
酸で酸化して得られる酸化澱粉の一種やアスコルビン酸
鉄、飲用に供し得ない茶の葉や枝等から得られる水溶性
抽出成分あるいはジメチルアミノポリブテンスル７オン
酸ソーダ等が多く使用されている。　これらは何れも水
に易溶性のものであるので掃除機集應用紙袋の原袋に処
理する方法としては抄紙工程においてスプレーあるいは
ロールコータ−などによって消臭剤稀釈液を処理した後
乾燥するか、成紙された後に消臭剤稀釈液を含浸、スプ
レー等の方法で処理し乾燥した紙を用いて集塵用紙袋を
作成する。　また、この集塵袋の内袋、外袋側れにも本
発明消臭剤を処理することができる。

本発明の掃除機集に用袋は消臭剤のほか必要に応じて殺
菌剤や防カビ剤あるいは防虫剤等を併用することもでき
る。

以下実施例により説明する０ 実　　施　　例 １電気掃除機集塵用紙袋原紙 外袋用原紙　　ｓ２ｇ／ｉ 内袋用原紙　　／　？　１１／ｒｌ？ ユ消実用薬剤 （１）酸化澱粉 ＰＨｌコの酸性液に２０％のコーンスターチを懸濁させ
温度を約参〇℃とするＯ この懸濁液にコーンスターチに対し１０チの過沃素酸を
加え約３時間反応させた後、−過水洗、乾燥する０　こ
こに得られた酸化澱粉を水中に分散させ９０〜ｔＳ℃に
加熱し１０％水溶液をつくる。

体）茶の抽出液 茶の不から得られる飲用不適な枝または葉を約ｉｏ倍の
水と共に、約７時間煮沸抽出し、濾過した後１０％液と
なるよう調整する。

（３アスコルビン酸鉄の７θ％液 （４）ジメチルアミノポリブテンスルフォン醒ソーダＩ
Ｏ％液（ポリブテンの重合度は平均よｎｏｌ） ３集塵用紙袋用原紙の消臭剤処理方法 集塵用紙袋の内袋および外袋原紙を各消臭剤の１０％水
稀釈液に浸漬し絞り率１００％になるようロールで絞っ
た後乾燥する。

この内袋、外袋をコ枚重ね１０ｅＩＲｘコθυに切り消
臭試験に供した。

ダ消臭試験に用いた悪臭成分 （１）アンモニアガス　　（濃度　１３００−ｐｐｒｎ
）（２）トリメチルアミンガス　（濃度　　１６０ｐｐ
ｍ）（四メチルメルカプタン　　１１度　　１０ｐｐｍ
）（４硫化水素　　　　（濃度　　＃＞ｐｐｍ）ｊ消臭
試験方法 （Ａ）悪臭成分（１）〜（４）各々をデシケータ−中に
閉じ込めＢｌａｎｋとする。

β）　Ｂｌａｎｋと同一条件のデシケータ−内に消臭試
験用紙袋原紙を吊るし所定時間毎 に悪臭成分の残ｔ＃度を測定する。

（Ｃ）　（Ａ）と何との差から実験紙の消臭効果を算出
し、それぞれ−百りに換算した。

消臭試験結果

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気掃除機集塵用紙袋に消臭効果のある薬剤を処理する
   ことにより紙袋中に集積されたゴミ等から発生する臭気
   を阻止すると共に掃除機内の臭気も吸収し掃除機運転中
   排気口から悪臭を荷する空気を排出せしめないことを特
   徴とする電気掃除機集塵用、紙袋の製造法。