JPS6225796Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6225796Y2 JPS6225796Y2 JP1982143345U JP14334582U JPS6225796Y2 JP S6225796 Y2 JPS6225796 Y2 JP S6225796Y2 JP 1982143345 U JP1982143345 U JP 1982143345U JP 14334582 U JP14334582 U JP 14334582U JP S6225796 Y2 JPS6225796 Y2 JP S6225796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- rom
- rom cartridge
- memory
- diversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 claims description 5
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源供給なしに記憶内容を保持する
ことができるROMカートリツジを他に転用した
り、あるいはその内容をコピーしたりするのを防
止するROMカートリツジの転用・転写防止装置
に関する。
ことができるROMカートリツジを他に転用した
り、あるいはその内容をコピーしたりするのを防
止するROMカートリツジの転用・転写防止装置
に関する。
コンピユータでは、カセツトテープや磁気デイ
スク等のような読み出し専用の固定記憶装置であ
るROMカートリツジが容易に抜き取れる構造に
なつているため、このROMカートリツジを他の
コンピユータに転用することや記憶内容をコピー
することが簡単に行なえる。しかし、記憶内容が
機密事項など他人に知られたくないものでは機密
保持ができない問題がある。例えば、最近の通信
機器において、郵政省等から各個人番号や免許番
号等をROMカートリツジに記憶して免許された
機器に対し交付することが提案されているが、こ
の場合免許されていない別の機器に使用された
り、ROMの内容をコピーし不法に使用されたり
する等の悪用を防止できない問題がある。
スク等のような読み出し専用の固定記憶装置であ
るROMカートリツジが容易に抜き取れる構造に
なつているため、このROMカートリツジを他の
コンピユータに転用することや記憶内容をコピー
することが簡単に行なえる。しかし、記憶内容が
機密事項など他人に知られたくないものでは機密
保持ができない問題がある。例えば、最近の通信
機器において、郵政省等から各個人番号や免許番
号等をROMカートリツジに記憶して免許された
機器に対し交付することが提案されているが、こ
の場合免許されていない別の機器に使用された
り、ROMの内容をコピーし不法に使用されたり
する等の悪用を防止できない問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、ROMカートリツジが機
器から抜き取られたとき記憶内容を破壊して悪用
を防止するROMカートリツジの転用・転写防止
装置を提供することである。
の目的とするところは、ROMカートリツジが機
器から抜き取られたとき記憶内容を破壊して悪用
を防止するROMカートリツジの転用・転写防止
装置を提供することである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は本考案の転用・転写防止装置を機器
のROMカートリツジ着脱装置に装備した一例を
示している。図中符号1は位置決め用ガイドで、
ROMカートリツジ2を着脱装置に装着するとき
該ROMカートリツジ2をコネクタ3に案内す
る。このコネクタ3は、ROMカートリツジ2を
機器内部の回路と電気的に接続するものである。
る。第1図は本考案の転用・転写防止装置を機器
のROMカートリツジ着脱装置に装備した一例を
示している。図中符号1は位置決め用ガイドで、
ROMカートリツジ2を着脱装置に装着するとき
該ROMカートリツジ2をコネクタ3に案内す
る。このコネクタ3は、ROMカートリツジ2を
機器内部の回路と電気的に接続するものである。
ROMカートリツジ2は半導体メモリから構成
されていて、その一側面に係合凹部2aが設けら
れている。この係合凹部2aと対向する位置決め
用ガイド1の一方の側面には切欠部1aが設けら
れている。
されていて、その一側面に係合凹部2aが設けら
れている。この係合凹部2aと対向する位置決め
用ガイド1の一方の側面には切欠部1aが設けら
れている。
切欠部1aの近傍位置には取付板4が設けられ
ていて、この取付板4には切欠部1aと対向する
ようにしてプランジヤ5が設けられている。プラ
ンジヤ5のロケツト部6は、スプリング7に付勢
されてその先端部が切欠部1aから係合凹部2a
に係合し、ROMカートリツジ2の抜き取りを阻
止する。ロケツト部6の先端部には傾斜面6aが
設けられていて、ROMカートリツジ2を装着す
るとき(このとき位置決めガイド1内は空でロケ
ツト部6の先端部が突出している。)、該ROMカ
ートリツジ2が傾斜面6aに当接してロケツト部
6をプランジヤ5側に後退させる。
ていて、この取付板4には切欠部1aと対向する
ようにしてプランジヤ5が設けられている。プラ
ンジヤ5のロケツト部6は、スプリング7に付勢
されてその先端部が切欠部1aから係合凹部2a
に係合し、ROMカートリツジ2の抜き取りを阻
止する。ロケツト部6の先端部には傾斜面6aが
設けられていて、ROMカートリツジ2を装着す
るとき(このとき位置決めガイド1内は空でロケ
ツト部6の先端部が突出している。)、該ROMカ
ートリツジ2が傾斜面6aに当接してロケツト部
6をプランジヤ5側に後退させる。
ROMカートリツジ2を抜き取るには、プラン
ジヤ5に通電し、ロケツト部6を吸引して係合凹
部2aから外さなければならないが、このとき
ROMカートリツジ2の記憶内容を破壊する装置
が作用する。第2図はこの装置の一例を示してい
て、プランジヤ5を動作する外部電源がROMカ
ートリツジ2の記憶内容を破壊する。すなわち、
機器には外部電源用の+側接続端子9とアース接
続端子10が設けられていて、これら+側接続端
子9とアース接続端子10にプランジヤ5が接続
されていると共に、+側接続端子9にROMカート
リツジ2が接続されており、ROMカートリツジ
2を抜き取るとき+側接続端子9とアース接続子
10に外部電源11を接続するようになつてい
る。
ジヤ5に通電し、ロケツト部6を吸引して係合凹
部2aから外さなければならないが、このとき
ROMカートリツジ2の記憶内容を破壊する装置
が作用する。第2図はこの装置の一例を示してい
て、プランジヤ5を動作する外部電源がROMカ
ートリツジ2の記憶内容を破壊する。すなわち、
機器には外部電源用の+側接続端子9とアース接
続端子10が設けられていて、これら+側接続端
子9とアース接続端子10にプランジヤ5が接続
されていると共に、+側接続端子9にROMカート
リツジ2が接続されており、ROMカートリツジ
2を抜き取るとき+側接続端子9とアース接続子
10に外部電源11を接続するようになつてい
る。
外部電源11はROMカートリツジ2の回路に
使用するトランジスタのIC,PC,VEBp,IB,
VCEp等の規格をオーバするものであればよい。
また、回路内にヒユーズを使用する場合には該ヒ
ユーズに定格以上の電流を流すものであればよ
い。
使用するトランジスタのIC,PC,VEBp,IB,
VCEp等の規格をオーバするものであればよい。
また、回路内にヒユーズを使用する場合には該ヒ
ユーズに定格以上の電流を流すものであればよ
い。
上記実施例によれば、ROMカートリツジ2を
コネクタ3に接続した装着時にあつては、係合凹
部2aとロケツト部6との係合によりROMカー
トリツジ2の抜き取りは阻止される。係合凹部2
aとロケツト部6との係合状態はスプリング7の
弾撥力により確実に維持される。
コネクタ3に接続した装着時にあつては、係合凹
部2aとロケツト部6との係合によりROMカー
トリツジ2の抜き取りは阻止される。係合凹部2
aとロケツト部6との係合状態はスプリング7の
弾撥力により確実に維持される。
修理等でROMカートリツジ2を抜き取るとき
には、+側接続端子9とアース接続端子10間に
外部電源11により電圧を印加すると、該電圧が
ROMカートリツジ2の内部回路にも印加されて
該内部回路が破壊される。従つて、ROMカート
リツジ2を抜き取つてもその記憶内容を読み出す
ことができない。
には、+側接続端子9とアース接続端子10間に
外部電源11により電圧を印加すると、該電圧が
ROMカートリツジ2の内部回路にも印加されて
該内部回路が破壊される。従つて、ROMカート
リツジ2を抜き取つてもその記憶内容を読み出す
ことができない。
上記実施例では、外部電源11を使用したが、
機器に内部電源を設け、該内部電源とプランジヤ
5、ROMカートリツジ2間に常開スイツチを設
け、ROMカートリツジ2を抜き取るときに該常
開スイツチを閉成するようにしてもよい。
機器に内部電源を設け、該内部電源とプランジヤ
5、ROMカートリツジ2間に常開スイツチを設
け、ROMカートリツジ2を抜き取るときに該常
開スイツチを閉成するようにしてもよい。
また、ROMカートリツジ2にカセツトテープ
や磁気デイスク等を使用する場合には、ROMカ
ートリツジ2に消去磁界を印加するようにしても
よい。
や磁気デイスク等を使用する場合には、ROMカ
ートリツジ2に消去磁界を印加するようにしても
よい。
以上説明したように本考案によれば、電源供給
なしに記憶内容を保持することができるROMカ
ートリツジと、該ROMカートリツジを収容する
カートリツジ収容部と、該カートリツジ収容部に
収容されたROMカートリツジの一部と係合して
ROMカートリツジをカートリツジ収容部に位置
決め保持する係合部材と、通電により動作して該
係合部材を作動し、カートリツジ収容部に収容さ
れているROMカートリツジと係合部材との係合
を解除し、カートリツジ収容部に収容されている
ROMカートリツジを取出し可能にする電磁手段
と、該電磁手段の動作時に、カートリツジ収容部
に収容されているROMカートリツジの記憶内容
を破壊する記憶破壊手段とを備えるので、ROM
カートリツジをカートリツジ収容部から抜き取る
前にその記憶内容を確実に破壊することができ、
ROMカートリツジを抜き取り別の機器に使用さ
れたり、記憶内容を他人に読み取られる心配がな
くなり、記憶内容が他人に悪用されるのを防止で
きる。
なしに記憶内容を保持することができるROMカ
ートリツジと、該ROMカートリツジを収容する
カートリツジ収容部と、該カートリツジ収容部に
収容されたROMカートリツジの一部と係合して
ROMカートリツジをカートリツジ収容部に位置
決め保持する係合部材と、通電により動作して該
係合部材を作動し、カートリツジ収容部に収容さ
れているROMカートリツジと係合部材との係合
を解除し、カートリツジ収容部に収容されている
ROMカートリツジを取出し可能にする電磁手段
と、該電磁手段の動作時に、カートリツジ収容部
に収容されているROMカートリツジの記憶内容
を破壊する記憶破壊手段とを備えるので、ROM
カートリツジをカートリツジ収容部から抜き取る
前にその記憶内容を確実に破壊することができ、
ROMカートリツジを抜き取り別の機器に使用さ
れたり、記憶内容を他人に読み取られる心配がな
くなり、記憶内容が他人に悪用されるのを防止で
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はROMの記憶内容を破壊する装置の回路図で
ある。 2……ROMカートリツジ、2a……係合部
(係合凹部)、5……プランジヤ、6……ロケツト
部、7……+側接続端子、10……アース接続端
子、11………外部電源。
図はROMの記憶内容を破壊する装置の回路図で
ある。 2……ROMカートリツジ、2a……係合部
(係合凹部)、5……プランジヤ、6……ロケツト
部、7……+側接続端子、10……アース接続端
子、11………外部電源。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源供給なしに記憶内容を保持することがで
きるROMカートリツジと、 該ROMカートリツジを収容するカートリツ
ジ収容部と、 該カートリツジ収容部に収容されたROMカ
ートリツジの一部と係合してROMカートリツ
ジをカートリツジ収容部に位置決め保持する係
合部材と、 通電により動作して該係合部材を作動し、カ
ートリツジ収容部に収容されているROMカー
トリツジと係合部材との係合を解除し、カート
リツジ収容部に収容されているROMカートリ
ツジを取出し可能にする電磁手段と、 該電磁手段の動作時に、カートリツジ収容部
に収容されているROMカートリツジの記憶内
容を破壊する記憶破壊手段と、 を備えることを特徴とするROMカートリツ
ジの転用・転写防止装置。 (2) 前記ROMカートリツジが固体メモリからな
り、かつ前記記憶破壊手段が電磁手段の動作時
にROMカートリツジに破壊電流を供給するこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載のROMカートリツジの転用・転写防止装
置。 (3) 前記ROMカートリツジが磁気メモリからな
り、かつ前記記憶破壊手段が電磁手段の動作時
にROMカートリツジに破壊磁界を供給するこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載のROMカートリツジの転用・転写防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982143345U JPS5950100U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | Romカ−トリツジの転用・転写防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982143345U JPS5950100U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | Romカ−トリツジの転用・転写防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950100U JPS5950100U (ja) | 1984-04-03 |
JPS6225796Y2 true JPS6225796Y2 (ja) | 1987-07-01 |
Family
ID=30319986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982143345U Granted JPS5950100U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | Romカ−トリツジの転用・転写防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950100U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856546A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-04 | Fujitsu Ltd | 秘密通信装置 |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP1982143345U patent/JPS5950100U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856546A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-04 | Fujitsu Ltd | 秘密通信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5950100U (ja) | 1984-04-03 |
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