JPH056631Y2 - - Google Patents

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JPH056631Y2
JPH056631Y2 JP1984190554U JP19055484U JPH056631Y2 JP H056631 Y2 JPH056631 Y2 JP H056631Y2 JP 1984190554 U JP1984190554 U JP 1984190554U JP 19055484 U JP19055484 U JP 19055484U JP H056631 Y2 JPH056631 Y2 JP H056631Y2
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JP
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integrated circuit
semiconductor integrated
magnetic disk
program
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は記憶媒体に記憶されたプログラムのコ
ピー防止に関するものである。
(考案の背景) IC、LSI等の半導体が高密度化され高度な機能
を有することによつて、コンピユータはミニコン
ピユータからマイクロコンピユータへと小型化か
つ低価格になるに伴ない、増々多業種に広く普及
されつつある今日、各分野の用途に応じた種々な
るソフトウエアが開発されて供給されている。
このようにコンピユータの普及によつて供給さ
れるソフトウエアすなわちアプリケーシヨンプロ
グラムは、その開発に多大な労力と時間とを要す
るもので、ユーザーに供給されるアプリケーシヨ
ンプログラムも高価なものとなつている。
アプリケーシヨンプログラムの記憶媒体として
はフレキシブル磁気デイスク(以下磁気デイスク
と略称する)、ハード磁気デイスク、磁気テープ
等が用いられ、コンパクトで取り扱いが簡単であ
ることから磁気デイスクが多用されている。
このような事情から磁気デイスクのアプリケー
シヨンプログラムを不正にコピーして低価格で販
売する者が現われ、社会問題となつている。この
磁気デイスクのプログラムの不正コピーを防止す
るために、著作権法、特許法等によつてプログラ
ムを保護することが論議されているが、プログラ
ムの特殊性から何れの法律によつても保護するこ
とが困難である。このことから特別にプログラム
権法を設立して保護することが提案されている
が、それでも充分にプログラムを保護することが
難しく未だに立法化されず、不正にコピーしたプ
ログラムを販売する者が後を絶たないのが現状で
ある。
このようなことから不正コピーを防止する為
に、プログラムにパスワードを設けたもの、磁気
デイスクへの記録方式を変えたもの、セクターの
ID情報を変更したものが用いられているが、何
れもソフト上のプロテクトであるので、不正コピ
ーを販売する業者によつてこのソフト上のプロテ
クトが破られ有効な不正防止手段とはなり得なか
つた。
(考案の目的) 本考案は斯かる事情から考案されたものでその
目的とする処は、磁気デイスクにプログラムの実
行条件である特定情報を記憶した半導体集積回路
を設け、この半導体集積回路に記憶された特定情
報を読み出すことができる磁気デイスクドライブ
装置(以下FDドライブ装置と称する)以外では
プログラムの実行を不可能にしてプログラムのコ
ピーを防止することにある。
(考案の一実施例) 次に、本考案を図面に示す一実施例について説
明すると、第1図に記憶媒体の例として磁気デイ
スク1の正面図を示すものである。磁気デイスク
1の所望位置には記憶回路で構成された半導体集
積回路2を設けてある。
この半導体集積回路2にはデイスクに記憶され
たプログラムの実行条件である特定情報が記憶さ
れている。
デイスクに記憶されたプログラムを実行するに
は、半導体集積回路2に記憶された特定情報が必
要となり、半導体集積回2に接して特定情報を読
み出すことができる特定のFDドライブ装置を用
いる。
第2図は半導体集積回路2の正面図を示すもの
で、記憶回路で構成され特定情報を記憶したリー
ドオンリメモリ(ROM)3、FDドライブ装置
(図示せず)に接してリードオンリメモリ
(ROM)3の内容が伝送されるリード線4、基
台5から成る。
第3図は第1図におけるA−A線拡大断面図の
一部を示し、6はジヤケツト、7はライナ、8は
デイスク、9は半導体集積回路2のカバーであ
る。
ジヤケツト6とライナ7によりデイスク8の収
納体10が形成され、デイスク8が収納体10に
収納されて磁気デイスク1が構成される。
半導体集積回路2は収納体10のジヤケツト6
の外側に設けた溝11に埋設されて、ジヤケツト
6の表面と半導体集積回路2の表面が同一面上に
なるように構成されているので、磁気デイスク1
をFDドライブ装置に嵌脱する際には障害となら
ない。カバー9は紙、樹脂テープ等の極薄の適宜
なものを用い、半導体集積回路2を覆うようにジ
ヤケツト6に貼着してある。
本考案は上述の如く構成せられているので、第
三者が磁気デイスク1からプログラムを呼び出し
て実行することは不可能なので、実質上不正コピ
ーを完全に防止することができる。
正規の者が磁気デイスク1を使用する場合は、
コピー防止体2の特定情報を呼び出すことができ
る特定のFDドライブ装置を用いればよい。
尚、半導体集積回路2を論理回路で構成した場
合、半導体集積回路2に電気的に入力された情報
は論理回路によつて変換された情報となつて、半
導体集積回路2から出力される。例えば、入力情
報の各ビツトの値を反転させるか又は、入力情報
に一定の数値を加減乗除して入力情報を変換して
出力する。この場合、磁気デイスク1のデイスク
にプログラムを記憶させる際、半導体集積回路2
を介してプログラムを記憶させる。プログラムの
電気信号は半導体集積回路2によつて変換されて
デイスクにプログラムとは全く異なる無意味な情
報として記憶されることになり、第三者が磁気デ
イスク1から記憶情報をコピーしてもプログラム
情報を検出することはできないので、実質上プロ
グラムのコピーを完全に防止することができる。
正規に磁気デイスク1を使用する場合は、半導
体集積回路2の情報変換論理と逆の論理変換機能
を有するFDデイスク装置によりデイスクからの
情報を逆の論理変換をし、プログラム情報を検出
する。
(考案の効果) 本考案は叙上の如く構成せられているので、ソ
フト上のプログラムのプロテクトとは異なり、磁
気デイスクのプログラムのコピーを完全に防止で
きる顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を例示的に示すもので、
第1図は磁気デイスク1の正面図、第2図はコピ
ー防止体の正面図、第3図は第1図におけるA−
A線拡大断面図の一部を示すものである。 1……磁気デイスク、2……半導体集積回路、
3……リードオンリメモリ、6……ジヤケツト、
7……ライナ、8……デイスク、10……収納
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プログラムを記憶する磁気デイスクと、この
    磁気デイスクを収納する収納体と、 この収納体に設けられ前記磁気デイスクに記
    憶されたプログラムの実行条件である特定情報
    を記憶した半導体集積回路とを具備したことを
    特徴とするフレキシブル磁気デイスク。 (2) 半導体集積回路は、収納体のジヤケツトの外
    側に埋設した事を特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載のフレキシブル磁気デイス
    ク。
JP1984190554U 1984-12-15 1984-12-15 Expired - Lifetime JPH056631Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58211347A (ja) * 1982-06-01 1983-12-08 Clarion Co Ltd ビデオ・テ−プ・レコ−ダ

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