JPH087340A - 記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置 - Google Patents

記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置

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JPH087340A
JPH087340A JP6137272A JP13727294A JPH087340A JP H087340 A JPH087340 A JP H087340A JP 6137272 A JP6137272 A JP 6137272A JP 13727294 A JP13727294 A JP 13727294A JP H087340 A JPH087340 A JP H087340A
Authority
JP
Japan
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information
area
recording medium
pits
recorded
Prior art date
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Pending
Application number
JP6137272A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Togashi
光宏 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPH087340A publication Critical patent/JPH087340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD−ROM等の記録媒体に記録しているゲ
ームプログラムを他人が悪用コピーするのを防止する、
コピープロテクト機能を有した記録媒体、及びその記録
媒体を用いた光ディスク装置を提供する。 【構成】 記録情報がピット形式で記録された情報記録
領域2と、情報記録領域2の更に内周側、又は、外周側
に、記録情報のピット幅Tとは異なる幅Lを有する暗号
情報が記録された暗号領域4とを具備する記録媒体1
と、その記録媒体1から暗号情報を読み取り、この読み
取った暗号情報が、光ディスク装置本体側が保持してい
る予め定めたコードと一致する場合にのみ、以後の動作
を続行するようにした光ディスク装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピープロテクト機能
を有した記録媒体、及び、その記録媒体を用いたゲーム
機等に使用する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMを用いたゲーム機が市場に
出始めてきているが、このゲームプログラムを開発する
のに多大の費用がかかる。多大の費用をかけたゲームプ
ログラムを無断でコピーして使用されてしまうことは多
大な損失となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このゲームプ
ログラムを第三者に悪用コピーされるのを防止する必要
があるが、このコピープロテクト手段について各社がい
ろいろと検討しているにもかかわらず、まだ有力な手段
が見つかっていない。
【0004】本発明の目的は、CD−ROM等の記録媒
体に記録しているゲームプログラムを他人が悪用コピー
するのを防止する、コピープロテクト機能を有した記録
媒体、及びその記録媒体を用いた光ディスク装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録情報が
ピット形式で記録された情報記録領域と、前記情報記録
領域の更に内周側、又は、外周側に、前記記録情報のピ
ット幅とは異なる幅を有する暗号情報が記録された暗号
領域とを具備する第1の手段により達成される。上記目
的は、第1の手段において、前記暗号情報はピット形式
で記録されている第2の手段により達成される。上記目
的は、第1の手段又は第2の手段において、前記暗号領
域は、前記情報記録領域と同一面に形成されている第3
の手段により達成される。上記目的は、第1の手段〜第
3の手段のいずれか1つにおいて、前記暗号領域に記録
されている暗号情報の幅は、前記情報記録領域に形成さ
れているピットの幅よりも大きい第4の手段により達成
される。上記目的は、第1の手段〜第4の手段のいずれ
か1つにおいて、前記暗号領域に記録されている暗号情
報は、複数のピットから成り、これら複数のピットは目
視可能で、かつ、社名等のロゴを形成するように配列さ
れている第5の手段により達成される。上記目的は、第
1の手段〜第5の手段において、前記記録媒体から前記
暗号情報を読み取り、この読み取った前記暗号情報が、
光ディスク装置本体側が保持している予め定めたコード
と一致する場合にのみ、以後の動作を続行するようにし
た第6の手段により達成される。
【0006】
【作用】第1,2,4,6の手段にあっては、記録媒体
のプログラム領域以外の領域に暗号情報を記録してお
き、ゲーム機等の装置を動作させる際に、まず暗号情報
を読み取り、そのコードが予め定めたコードと一致しな
い場合には、以後の動作を打ち切るようにしているの
で、第三者による記録媒体の海賊版作成を防止できる。
第3の手段にあっては、情報記録領域のピットと、暗号
領域のピットとを記録媒体の同一面に形成したため、こ
れら両ピットを同時にプレス加工できるので、暗号領域
のピットを設けることによる加工費のアップを防止でき
る。第5の手段にあっては、暗号領域のピットを社名等
のロゴマークを表示するように配列したので、記録媒体
を見るだけで、海賊版か否かがすぐ分かる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る記録媒体を示す平面図、図2
は記録媒体の暗号情報を成す複数のピットの配列を示す
説明図、図3は本発明に係る光ディスク装置の動作手順
を示すフローチャート、図4は本発明に係る光ディスク
装置の制御回路を示すブロック図である。
【0008】図1において、1はCD−ROM等のディ
スク状記録媒体であり、この記録媒体1の情報記録領域
2にはピット3,3…を形成することによりゲームプロ
グラム等を記録している。このピット3の幅をTで示し
てある。なお、図示していないが、この情報記録領域2
のうち、スタート位置(内周側)をリード・イン・エリ
ア(Read in area)とし、また、エンド位置(外周側)
をリード・アウト・エリア(Read out area)としてい
る。
【0009】また、情報記録領域2と同一面の更に外周
側には、暗号領域4を設け、この暗号領域4には複数の
ピット5を形成することにより、ピット5のある部分を
“1”とし、ピット5のない部分を“0”とし、例え
ば、001011……からなる暗号情報を記録してい
る。このピット5の幅をLで示してある。なお、暗号領
域4を形成する位置は、情報記録領域2の外周側に限ら
れることなく、内周側の領域6であっても良い。
【0010】暗号領域4に形成しているピット5のピッ
ト幅Lは、情報記録領域2に形成しているピット3のピ
ット幅T(0.5μm程度)とは異なっており、望ましくは
大きい方が良い(200μm程度以上)。また、暗号領域4
に形成している複数のピット5は、図2に示すように、
目視した時に社名等のロゴ(図2にあっては、ALPS
のロゴマークを示している)に見えるように配列されて
いる。つまり、ロゴを表すように配置したピット5,5
…によって得られるコードを暗号のコードとしている。
このように、暗号領域4の複数のピット5は暗号情報を
形成すると共に、社名等のロゴ表示の役目も果たしてい
る。
【0011】次に、本発明の記録媒体を用いた光ディス
ク装置の制御回路を図4を用いて説明する。図4におい
て、10は記録媒体1を回転駆動するモータ、12は光
ピックアップ、13はヘッドアンプ、14はサーボ回
路、15は信号処理回路、16はCPU、17はCPU
16に装備されたコード判定手段で、コード判定手段1
7は予め定めたコードを保持しており、このコードと読
み取った暗号情報(コード)が一致するかどうか判定す
る。18はI/F回路である。次に、本発明の記録媒体
を用いた光ディスク装置の動作手順を図3のフローチャ
ートを参照して説明する。電源投入後、プログラムを読
み取る前に、まず、ヘッドでリード・イン・エリアをチ
ェックし(読み)(S1)、次いで最外周のリード・ア
ウト・エリアへトラックジャンプさせ(S2)、そし
て、更にヘッドを外周の暗号領域4までスレッド移動し
(S3)、次いで、前述した暗号領域に記録している情
報(暗号情報)を読み取る(S4)。コード判定手段1
7によりその読み取った情報が予め定めている情報と一
致している場合にだけ(S5でYes)、正規の記録媒体
であると見なして、それ以降の動作、すなわち、情報記
録領域に記録されているプログラムを読み取り、そのプ
ログラムに従った通常動作を続行する(S7)。コード
判定手段17により読み取った情報が予め定めている情
報と一致しない場合には(S5でNo)、その時点で動
作を打ち切る(S6)。
【0012】なお、上記実施例においては、暗号情報を
ピット形式で記録する例について説明したが、これに代
えて紙等の上にバーコードをスタンプするようにしても
良い。
【0013】このように構成された前記実施例にあって
は、記録媒体1のプログラム領域(2)以外の領域
(4)に暗号情報(5)を記録しておき、ゲーム機等の
装置を動作させる際に、まず暗号情報(5)を読み取
り、そのコードが予め定めたコードと一致しない場合に
は、以後の動作を打ち切るようにしているので、第三者
による記録媒体1の海賊版作成を防止できる。また、前
記実施例にあっては、情報記録領域2のピット3と、暗
号領域4のピット5とを記録媒体1の同一面に形成した
ため、これら両ピット3,5を同時にプレス加工できる
ので、暗号領域4のピット5を設けることによる加工費
のアップを防止できる。また、前記実施例にあっては、
暗号領域4のピット5を社名等のロゴマークを表示する
ように配列したので、記録媒体1を見るだけで、海賊版
か否かがすぐ分かる。また、海賊版を作成した場合、そ
の海賊版にはロゴマークも表示されることになるので、
商標等の無断使用となり、さらに海賊版作成に対して抑
止効果がある。
【0014】
【発明の効果】請求項1,2,4,6記載の発明によれ
ば、記録媒体のプログラム領域以外の領域に暗号情報を
記録しておき、ゲーム機等の装置を動作させる際に、ま
ず暗号情報を読み取り、そのコードが予め定めたコード
と一致しない場合には、以後の動作を打ち切るようにし
ているので、第三者による記録媒体の海賊版作成を防止
できる。請求項3記載の発明によれば、情報記録領域の
ピットと、暗号領域のピットとを記録媒体の同一面に形
成したため、これら両ピットを同時にプレス加工できる
ので、暗号領域のピットを設けることによる加工費のア
ップを防止できる。請求項5記載の発明によれば、暗号
領域のピットを社名等のロゴマークを表示するように配
列したので、記録媒体を見るだけで、海賊版か否かがす
ぐ分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体を示す平面図である。
【図2】記録媒体の暗号情報を成す複数のピットの配列
を示す説明図である。
【図3】本発明に係る光ディスク装置の動作手順を示す
フローチャートである。
【図4】本発明に係る光ディスク装置の制御回路を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 情報記録領域 3 情報記録領域2のピット 4 暗号領域 5 暗号領域4のピット L ピット5のピット幅 T ピット3のピット幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報がピット形式で記録された情報
    記録領域と、 前記情報記録領域の更に内周側、又は、外周側に、前記
    記録情報のピット幅とは異なる幅を有する暗号情報が記
    録された暗号領域とを具備することを特徴とする記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 前記暗号情報はピット形式で記録されて
    いることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記暗号領域は、前記情報記録領域と同
    一面に形成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記暗号領域に記録されている暗号情報
    の幅は、前記情報記録領域に形成されているピットの幅
    よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれか1つに記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記暗号領域に記録されている暗号情報
    は、複数のピットから成り、これら複数のピットは目視
    可能で、かつ、社名等のロゴを形成するように配列され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    1つに記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記請求項1〜請求項5記載の前記記録
    媒体から前記暗号情報を読み取り、この読み取った前記
    暗号情報が、光ディスク装置本体側が保持している予め
    定めたコードと一致する場合にのみ、以後の動作を続行
    するようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
JP6137272A 1994-06-20 1994-06-20 記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置 Pending JPH087340A (ja)

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JP6137272A JPH087340A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置

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JP6137272A JPH087340A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH087340A true JPH087340A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15194803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6137272A Pending JPH087340A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 記録媒体、及び、その記録媒体を用いた光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH087340A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5787068A (en) * 1996-11-07 1998-07-28 Imation Corp. Method and arrangement for preventing unauthorized duplication of optical discs using barriers
KR100439830B1 (ko) * 1999-10-13 2004-07-12 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 광디스크, 광디스크에 기록된 정보를 재생하기 위한 장치및 방법
US6767695B2 (en) 2001-01-17 2004-07-27 International Business Machines Corporation CDROM copy protection
KR100551234B1 (ko) * 1997-03-19 2006-06-15 소니 가부시끼 가이샤 기록장치

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000620