JPS62257933A - ポリシロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体およびその製造方法 - Google Patents

ポリシロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体およびその製造方法

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JPS62257933A
JPS62257933A JP10083386A JP10083386A JPS62257933A JP S62257933 A JPS62257933 A JP S62257933A JP 10083386 A JP10083386 A JP 10083386A JP 10083386 A JP10083386 A JP 10083386A JP S62257933 A JPS62257933 A JP S62257933A
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淑夫 今井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共重合
体、特に機械的な強度が大きい新規なボリシロキサンー
ボリアミド糸ブロック共重合体およびその製造方法に関
する。
(従来の技術) ポリシロキサンは、柔軟な分子構造を有し、ボリシロキ
サンーホ゛リカーざネートブロック共重合体によって代
表されるポリシロキサン系のブロック共重合体は優れた
ガス透過膜として知られている。ここで、ピリシロキサ
ン成分がガス透過性を発現するために重要な役割を果た
し、ポリカーボネート成分が膜の機械特性を分担する役
割を果たしていると考えられる。しかし、ポリカーボネ
ートの分子間力は必ずしも強いものではなく、その機械
特性には問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、ポリシロキサン膜においては、優れたガ
ス透過性を示すが、機械特性が十分に高いものではなく
、このことがこの膜の商業的利用の上で大きな問題点で
あった。従って、本発明は機械特性に優れたポリシロキ
サンブロック共重合体およびその製造方法を提供し、問
題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、コリアミドが強い分子間力を有すること
に着目し、ゲリシロキサンーボリアミド系ブロック共重
合体を骨格とする新規な重合体を設計し、合成すること
によって本発明に到達したものである。
本発明の第1の発明は、一般式、 (式中、1文1は、炭素数16個までの直鎖状、分岐状
または環状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基; 10個までの炭素で核が構成された置換または非置換芳
香核を2個まで含む芳香族炭化水素の二価の残基、但し
2個の芳香核はG t Sまたは0で架橋されていても
よく;またはO,N、Sから選ばれたベテロ原子を3個
迄含む8〜6員環の置換または非置換複素環含有炭化水
素の二価の残基であり、 R1i′は、炭素yy1.10 atでの直鎖状、分岐
状または環状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基
;または炭素&?10個までの置換または非置換芳香族
炭化水素の二価の残基であり ylおよびY2はそれぞ
れ炭素数1〜6個のアルキル基またはフェニル基であっ
て ylとY2とは同じ基でも異なる基であってもよく
; zl 、 zl 、 zllおよびz4はそれぞれ水素
原子または炭素数1〜6個のアルキル基であって、互い
に同じでも異なっていてもよく、 mは5〜200の整数、 nは1〜30の整数、また Xは2〜20の整数を示す) で表わされるゲリシロキサンーボリアミド系ブロック共
重合体である。かかるブロック共重合体のうち、特に、
物性並びに用途面より好ましいものは、一般式、 (式中 R1およびR2は、それぞれ炭素数1〜10個
のアルキレン基またはフェニレン基を示し、m、nおよ
びXはそれぞれ前記と同義である)で表わされるものに
包含され、さらに好ましい共重合体は、式、 (式中、pは2〜4の整数を示し、m、nおよびXは前
記と同義である) で表わされる。
本発明の第2の発明は、前記一般式(I)で表わされる
ポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造
方法であり、一般式、 ¥1 c式中 R1は、炭素数10個までの直鎖状、分岐状または環状
の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基:または炭素
数10個までの置換または非置換芳香族炭化水素の二価
の残基であり ylおよびY2はそれぞれ炭素数1〜6
個のアルキル基またはフェニル基であって、Y とY 
とは同じ基でも異なる基で島へへもよく、また mは6〜200の整数を示す) で表わされる両末端にアミ7基を有するポリシロキサン
と、一般式、 (式中、 R1は、炭素数16個までの直鎖状、分岐状または環状
の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基;10個まで
の炭素で核が構成された置換または非置換芳香核を2個
まで含む芳香族炭化水素の二価の残基、但し2個の芳香
核はO,Sまたは0で架橋されていてもよく;または0
tNISから選ばれたベテロ原子を8個迄含む8〜6員
環の置換または非置換複素環含有炭化水素の二価の残基
であり、zl 、 zl 、 z8および2 はそれぞ
れ水素原子または炭素1&1〜6個のアルキル基であっ
て、互いに同じでも異なっていてもよく、 nは1〜80の整数を示す) で表わされる両末端に酸ハライドを有するポリアミドと
を、塩基の存在下に重縮合反応せしめることたよりなり
、特に、前記一般式(…)および(!I)において、R
およびRがそれぞれ炭素数1〜10個のアルキレン基ま
たはフェニレン基を示し、Y  、Y  、z  およ
び2 がそれぞれメチル基であり、がおよびz8は共に
水素である場合に反応原料取得面並びに反応容易性等の
面で有利であり、また好ましい生成物が得られ、更に 
HRが炭素数2〜4個のアルキレン基を示し、前記一般
式(夏)のR1がフェニレン基であれば最も好ましいブ
ロック共重合体を頗る有利に取得することができる。
前記一般式(I) 、 (…)および(1)におけるm
、nおよびXは平均重合度を示す。
本発明で使用する、前記一般式(旧で表わされる両末端
にアミ7基を有するポリシロキサンは、アミ7基をポリ
シロキサン分子の両末端に導入する公知のいかなる方法
によって製造されたものであっても差し支えない。たと
えば、両末端にシリルヒドリド基を有し、あらかじめ目
的の分子量を有するポリシロキサンを、パラジウム、ロ
ジウム、ルテニウム等の金属化合物を触媒として、3−
アミノ−1−プロパン、4−アミノ−1−ブテン等の不
飽和アミンと反応せしめて製造する方法、前記不飽和ア
ミンのかわりにアクリロニトリルと反応せしめ、接触還
元等によりアミ/プロピル基を導入する方法等がある。
さらに、一般のポリシロキサンの製造方法において、ア
ミノアルキル基を有するジシロキサンを重合停止剤とし
て用いて環状オリゴシロキサンの開環重合を行なわせる
ことにより、両末端にアミノ基を有するポリシロキサン
を製造することもできる。上記の製造に適用されるポリ
シロキサンとしては、たとえば、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリジメチルシロキサン、lリメチルエチルシロキ
サン、ポリメチルプロピルシロキサンSゲリメチルブチ
ルシロキサン、ポリメチルペンチルシロキサン、ポリメ
チルへキシルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサ
ンおよびそれらの共重合体が挙げられる。
本発明で使用する、前記一般式で表わされる両末端に酸
ハライドを有するポリアミドは、一般式、(式中、z 
 、z  、z  および2 は前記式(II)の定義
と同義) で表わされるピペラジン化合物と、一般式(式中 R1
は前記式(1)の定義と同義)で表わされるジカルボン
醗ハライドの過剰量を反応させることにより製造し得る
上述のピペラジン化合物としては、例えばピペラジン、
2−メチルビペラジン、2−エチルピペラジン、2−プ
ロピルピペラジン、2−ブチルピペラジン、2−ペンチ
ルピペラジン、2−へキシルピペラジン、2.3−ジメ
チルピペラジン、2.5−ジメチルピペラジン、2.6
−ジエチルピペラジン、2.5−ジエチルピペラジンな
どが好ましい例として挙げられ、特に2.5−ジメチル
ピペラジンが最も好ましい。
また、前記式(P/)で表わされるジカルボン酸シバラ
イドとしては、炭素数16個程度までの脂肪族、脂環族
、10個までの炭素で核を構成する芳素等のいかなるジ
カルボン酸から誘導しても差支えないが、好適に適用し
得るものとして、たとえ酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、4.4′−
ビフェニルジカル〆ンm、3+3’−メチレンニ安息香
酸、4.41−メチレンニ安息香酸、414I−オキシ
ニ安息香酸、4 * 4 ’−チオ二安息香酸、8.8
1−カルボニルニ安息香酸、4.41−カルボニルニ安
息香M、4141−スルホニルニ安息香酸、1.4−ナ
フタレンジカルボン酸、1.5−ナフタレンジカルボン
酸、2.6−す7タレンジカルボン酸等のジカルボン酸
シバライドを例示することができる。
上記ピペラジン化合物と、前記式(■)で表わされるジ
カルボン酸シバライドの過剰量との反応による前記式(
1)で表わされる両末端に酸ノ為ライドを有するピリア
ミドの製造は、公知のいかなる方法によっても差し支え
ない。ここで、これらの両成分の組合せから製造される
前記式(1)で表されるポリアミドの平均重合度nは通
常1〜80である。
本発明において使用される塩基としては、例えば、トリ
エチルアミン、トリブチルアミン、N−メチルピペリジ
ン、トリエチレンジアミン、ピリジン、4−ジメチルア
ミノピリジン等よりなる群より選ばれた少なくとも一種
の有機塩基、なかんずく、トリエチルアミンが好適に用
いられ、また水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のア
ルカリ金属水酸化物、特に水酸化す) +1ウムも適用
可能である。
本発明においては、前記式(旧で表わされる両末端にア
ミ7基を有するポリシロキサンと前記式(りで表わされ
る両末端に酸ハライドを有するピリアミドとを、有機溶
媒中で重縮合させるが、ここで使用する有m溶媒は、両
反応成分と実質的に反応しない溶媒という点で制限を受
けるが、このほかにも両反応成分に対する良溶媒であっ
て、しかも反応生成物のブロック共重合体に対する良溶
媒であることが望ましい。このような有機溶媒として代
表的なものは、ヘキサン、オクタン等の炭化水素、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のベンゼン系溶媒、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、ジクロロエタン、テトラクロ
ロエタン等の塩素系溶媒、ジオキサン、テトラヒドロ7
ラン等のエーテルJi6ffl、N−メチルピロリドン
、ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ド等の、アミド系溶媒、ピリジンである。ここで重合度
の大きいブロック共重合体を得るために、塩化リチウム
や塩化カルシウムなどの無機塩類、トリエチルアミン塩
酸塩、テトラブチルアンモニウムクロリド、セチルトリ
メチルアンモニウムクロリド等の有機塩類をこの反応系
に添加することもできる。
本発明によるブロック共重合体のv!J造方法をさらに
詳細に説明すると、前記式(I[)で表わされる両末端
にアミ7基を有するポリシロキサンと、前記式(1)で
表わされる両末端に酸ハライドをイfするポリアミドの
等モル量を、塩基の存在下に、窒素等の不活性ガス雰囲
気下でかくはんすることにより容易に行われる。ここで
使用する塩基の量は、通常前記式(1)で表わされるポ
リシロキサンのアミン基に対して等モル量以上使用され
るが、30倍モ、/L/量以上の使朋は経済的に見て得
漿ではない。
またここで使用する有機溶媒の使用量は、通常反応成分
を5〜30重量%含むことになるだけの量が使用される
。反応温度は通常の場合−20°Cから100°Cが好
ましい。反応時間は反応温度により大きく影響されるが
、いかなる場合にも最高の重合度を意味する最大粘度が
えられるまで反応系をかくはんするのがよく、多くの場
合数分から20時間である。生成する前記式(I)で表
わされるブロック共重合体の平均重合度Xは、前記式(
I[)で表わされる両末端にアミ7基を有するポリシロ
キサンと前記式(jl)で表わされる両末端に酸ハライ
ドを有するポリアミドの仕込み量によって制限される。
前記反応条件で、両反応成分を等モル量使用すると平均
重合度Xが10内外のブロック共重合体を製造すること
ができる。反応成分のいずれか一方を過剰に使用すると
平均重合度が制限されて通常の目的には好ましくないが
、特定の目的のためにはいずれか一方を週剰に使用して
平均重合度を小さくすることもできる。反応終了後は、
反応混合物をメタノール、水等の非溶媒中に投じて生成
重合体を分離し、さらに再沈殿法によりNI製を行って
副生成物や塩類等を除去することにより、精製重合体を
得ることができる。
さらに簡便な前記式(1)で表わされるマルチブロック
共重合体の製造方法としては、反応の初期の段階におい
て、前述のピペラジン化合物と、前記式(IV)で表わ
されるジカルボン酸ジノ・ライドとを有機溶媒中、塩基
の存在下に反応させ、前記式(1)で表わされる両末端
に酸ハライド基を有するポリアミドの′fljI11!
を得、引き続いてこの溶液に前記式(II)で表わされ
る両末端にアミ7基を有するポリシロキサンを加え、反
応させるものである。
また、ピペラジン化合物、前記式(1/)で表わされる
ジカルメン酸シバライド、および前記式(II)で表わ
される両末端にアミノ基を有するポリシロキサンを有機
溶媒中、塩基の存在下に反応させて目的の前記式(I)
で表わされるブロック共重合体を得ルコトもできる。こ
こで、塩基として有機塩基を使用する場合には、均一溶
液で反応が進行することが望ましいが、不均一系の場合
にはテトラブチルアンモニウムクロリド、セチルトリメ
チルアンモニウムクロリド等の有機塩類の存在下に反応
させるのがよく、また、アルカリ金属水酸化物等の無機
塩基を使用する時には、有機溶媒と水との二層系で反応
させるのが簡便である。
上記の如くして製造されるぎりシロキサン−ポリアミド
系ブロック共重合体は、両反応成分の分子構造、分子量
等および平均重合度Xの選択により、弾性体から強靭な
樹脂状物まで、幅広い物性を有する重合体として得るこ
とができ、繊維やフィルム用の素材としての有用性を有
している0以下に実施例をあげて本発明を詳細に述べる
が、本発明はこれらのみによって限定されるものではな
い。
(実施例) 実施例1 テレフタル喰クロリド0.812 gとりpロホルム5
、−を1009Llのナス7ラスフにとり、この溶液に
7−のクロロホルムに溶解した2、5−ジメチルピペラ
ジン0.40 gとトリエチルアミン1−を加え、窒素
気流下0°Cで1時間かくはんする。得られた溶液に、
7gLtのクロロホルムに溶解した平均分子量1720
のビス(8−アミノピロピル)ぎりジメチルシロキサン
o、s6gとトリエチルアミン0.2−を加え、20″
Cで1時間かくはんした。得られた溶液を500fIL
lのメタノール中に投入し、熱メタノールで洗浄した。
かくして得られたボリシロキサンーゲリアミド系ブロッ
ク共心合体の収率は1.38g(77%lであり、固有
粘度(0,5g/dl + m −クレゾール中30°
Cで測定)は0.72であった。
元素分析値二計算値、0 : 52;5o 、駕〜H;
7.85 、N : 6.29゜実測値、c : 56
.40 、Hニア、28 、N ; 7.21゜ この重合体1りを5−の1+1+1+3+3+3−ヘキ
サフルオロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン板上
に流延することにより得られた透明なフィルムの赤外吸
収スペクトルにおいては、2950t1m  、162
0伽 、1o1oe:ss 等に吸収が観察された。ま
た、このフィルムの破断強度はl 73 K4/ cd
 、破断伸度9.6%、初期弾性率1800に9/Cd
であった。
実施例2 テレフタル酸クロリド1.2209 トクロロホルム5
−を100艷のナスフラスコにとり、こノ溶液に10艷
のクロロホルムに溶解した2、5−ジメチルピペラジン
0.579とトリエチルアミン1.5 gLlを加・・
え、窒素気流下0°Cで1時間かくはんする。得られた
溶液に、10−のクロロホルムに溶解した平q分子量1
720のビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロ
キサン1.729とトリエチルアミン0.8−を加え、
20°Cで1時間かくはんした。
得られた溶液を500−のメタノール中に投入し、熱メ
タノールで洗浄した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロック共重合体の収率は2.077(
67%)であり、固有粘度(0,5g/dl 、 m 
−りL/ゾール中go’cで測定)は0.61Cあった
。この重合体1gを5−の1*1*1e3+8.3−へ
キサフルオロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン板
上に流延することにより得られた透明なフィルムの破断
強度は79に9/ i%破断伸度22%、初期弾性率7
13 kg7 as’であった。
実施例3 テレフタル酸クロリド0.8129とクロロホルム5’
をloo@7!のナスフラスコにとり、この溶液に7艷
のクロロホルムに溶解した2、5−ジメチルピペラジン
0.349とトリエチルアミン0.9−を加え、窒素気
流下0゛Cで1時間かくはんする。得られた溶液に10
−のクロロホルムに溶解した平均分子f11?20のビ
ス(8−アミ/プロピル)ポリジメチルシロキサン1.
72 gとトリエチルアミン0.8−を加え、20℃で
1時間かくはんした。
得られた溶液を500−のメタノール中に投入し、熱メ
タノールで洗浄した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロック共重合体の収率は1.649 
(63%)であり、固有粘度(0,5g/dl、m−ク
レゾール中80℃で測定)はo#45であった。
元素分析値二計算値、c : 46.3り、H: 7.
6似N : 4.32゜実測値、O: 50−00 、
H:フ、62、N: 5.51゜ この重合体1gを5−の111.1.13,2+ −ヘ
キサフルオロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン板
上に流延することにより得られた透明なフィルムの破断
強度は71 kg / cud 、破断伸度30%、初
期弾性率4281a7 / mlであった。
実施例4 テレフタル酸クロリド0.4069とクロロホルム5”
を1OQ−のナスフラスコにとり、この溶液に4−のク
ロロホルムに溶解した2、5−ジメチルピペラジン0.
114 gとトリエチルアミン0.3−を加え、窒素気
流下0°Cで1時間かくはんする。
得られた溶液に、4艷のクロロホルムに溶解シた平均分
子量1フ20のビス(3−アミノプロピル)ポリジメチ
ルシロキサン1.729とトリエチルアミン0.8−を
加え、20°Cで1時間かくはんした。
得られた溶液を500−のメタノール中に投入し、熱メ
タノールで洗浄した。かくして得られたゲリシロキサン
ーボリアミド系ブロック共重合体の収率は1.559 
(74%)であり、固有粘度(0,5g/d11m−ク
レゾール中aO℃で測定)は0.22であった。この重
合体1gを5艷の1+1+1e3゜8.3−へキサフル
オロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン板上に流延
することにより得られた透明なフィルムの破断強度は3
2に9/ am/ 、破断伸度140%、初期弾性率7
4 kg / cdであった。
実施例5 100−のナスフラスコに2.5−ジメチルピペラジン
0.66 g、平均分子fl1720のビス(8−アミ
ノブロピル)ぎりジメチルシロキサンo、17り、トリ
エチルアミン2−をとり、25−のクロロホルムに溶解
する。25−のクロロホルムに溶解したテレフタル酸ク
ロリド1.209を窒素気流下o ’cで滴下し、o 
’cで1時間、20’Cで1時間かくはんした。得られ
た溶液を5g0dのメタノールに投入し、熱メタノール
で洗浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリア
ミド糸プロッり共重合体の収率は1.519 (89%
)であり、固有粘度(0,5g/dl1m−クレゾール
中30”Cで測定)は1.21であった。この重合体1
gを5−の1tlll、8,3.3−へキサフルオロ−
2−Ia) / m’ 、破断伸度4.9%、初期弾性
率5500119/”であった。
実施例6 100−のナスフラスコに2,5−ジメチルピペラジン
0.40g、平均分子ff11フ20のビス(3−アミ
/プロピル)ポリジメチルシロキサン0.86クトリエ
チルアミン1.2 R1をとり、10−のりonホルム
に溶解する。1ogLlのクロロホルムに溶解したテレ
フタル酸クロリド0.8129を窒素気流下0°Cで滴
下し、0°Cで1時間、20°Cで1時間かくはんした
。得られた溶液を5QQgLtのメタノールに投入し、
熱メタノールで洗浄した。かくして得られたポリシロキ
サン−ポリアミド系ブロック共重合体の収率は1.78
g(97%)であり、固有粘度(0,59/ di *
 m−クレゾール中30℃で測定)は0.81であった
元素分析値:計算値、c : 52.50、H; 7.
35、N : 6.29゜実測値、c : 513.1
0 、H: 7.42、N;6.36゜ この重合体1りを5gvtの1.1,1.3,3.3−
ヘキサフルオロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン
板上に流延することにより得られた透明なフィルムの破
断強度は105 kg/ ”s破断伸度18%、初期弾
性率840J19/cdであった。
実施例7 100−のナスフラスコに2.5−ジメチルピペラジン
0.5’19、平均分子t!に1フ20のビス(8−ア
ミノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72り、ト
リエチルアミン1.8−をとり、10−のクロロホルム
に溶解する。15艷のクロロホルムに溶解したテレフタ
ル酸クロリド1.229を窒素気流下0℃で滴下し%0
’Cで1時間、20゛Cで1時間かくはんした。得られ
た溶液を500艷のメタノールに投入し、熱メタノール
で洗浄した。がくして得られたゴリシロキサンーボリア
ミド系ブロック共重合体の収率は2.909 (97%
)であり、固有粘度(o、B/dl、m−クレゾール中
3゜°Cで測定)は0.77であった。この重合体1g
を5−の1,191.3.3.8−へキサフルオロ−2
−プロパツールに溶解し、テフロン板上に流延すること
により得られた透明なフィルムの破断強度は39に97
W、破断伸度52%、初期弾性率aOOkg7dであっ
た。
実施例8 100−のナスフラスコに2,5−ジメチルピペラジン
0.349 、平均分子量1720のビス(8−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72り、トリエ
チルアミン1.24をとり、1o−のクロロホルムに溶
解する。15−のクロロホルムに溶解したテレフタル酸
クロリド0.8129を窒素気流下0℃で滴下し、o 
’cで1時間、20’Cで1時間かくはんした。得られ
た溶液を500艷のメタノールに投入し、熱メタノール
で洗浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリア
ミド系ブロック共重合体の収率は2.009 (77%
)であり、固有粘度(0−597dl  + m −ク
レゾール中80°Cで測定)は0.52であった。
元素分析値:計算値、O: 46.3,3、H: 7.
64N : 4−82゜実測値s O: 46−79.
1(: 7.58、N: 4.40゜ この重合体1gを5 d 17) l 11 + 1 
* 3 y 3 * 8−ヘキサスルオマー2−プロパ
ツールに溶解し、テフロン板上に流延することにより得
られた透明なフィルムの破断強度は79 kg / c
d 、破断伸度98%、初期弾性率3・45 Q kg
 / cdであった。
実施例9 1QQm!のナス7ラスフに2.5−ジメチルピペラジ
ン0−1149 、平均分子量1720のビス(3−ア
ミノプロビル)ぎりジメチルシロキサン1.72り、ト
リエチルアミン0.6−をとり、5−のクロロホルムに
溶解する。10−のクロロホルムに溶解したテレフタル
酸クロリド0.406 gを窒素気流下0℃で滴下し、
0℃で1時間、20″Cで1時間かくはんした。得られ
た溶液を500−のメタノールに投入し、熱メタノール
で洗浄した。かくして得られたポリシロキサン−lリア
ミド系ブロック共重合体の収率は1.2fl 9 (6
0%)であり、固有粘度(o、5g/dl、m−りtz
ゾール中80°Cで測定)は0.19であった。この重
合体1gを54の1+1+1+5+3.a−へキサフル
オロ−2−プロパツールに溶解し、テフロン板上に流延
することにより得られた透明なフィルムの破断強度は2
5に9/cIIIq破断伸度185%、初期弾性率97
kg / ctlであった。
実施例10 100−のナスフラスコに2.5−ジメチルピペラジン
0.285g、平均分子量834のビス(3−アミノプ
ロピル)ポリジメチルシロキサン2.1り、トリエチル
アミン1.4 slをとり、5−のクロロホルムに1解
する。12−のクロロホルムに溶解したテレフタル酸ク
ロリド1.0159を窒素気流下0°Cで滴下し、0゛
Cで1時間、20゛Cで1時間かくはんした。得られた
溶液を5004のメタノールに投入し、熱メタノールで
洗浄した。かくして得られたざリシロキサンーボリアミ
ド系ブロック共重合体の収率は2.949 (97%)
であり、固有粘度(o、sg/dl、テトラクロロエタ
ン中80°Cで測定)は0.15であった。
実施例11 100−のナスフラスコに2,5−ジメチルピペラジン
0.1149 、平均分子量5600のビス(8−アミ
ノプロピル)キリジメチルシロキサン5.6り、トリエ
チルアミン0.6−をとり、lO−のり00ホルムに溶
解する。10−のクロロホルムに溶解したテレフタル酸
クロリド0.4069を窒素気流下0℃で滴下し、0℃
で1時間、20℃で1時間かくはんした。得られた溶液
を500艷のメタノールに投入し、熱メタノールで洗浄
した。かくして得られたポリシリキサン−ポリアミド系
ブロック共重合体の収率は5.809 (99%)であ
11)、固有粘度(o、s 97dl 、テトラクロロ
エタン中80°Cで測定)は0.83であった。
実施例12 100−のナス7ラスコに2.5−ジメチルピペラジン
0.114 g、平均分子量1720のビス(8−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.フ2り、トリ
エチルアミンQ、(l gdをとり、5−のクロロホル
ムに溶解する。1o−のクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.4069を窒素気流下0 ’Cr滴
下し、0°(、?’1時間、zOoCで1時間かくはん
した。得られた溶液を501Rjのメタノールに投入し
、熱メタノールで洗浄した。かくして得られたポリシロ
キサン−ポリアミド系ブロック共重合体の収率は2.a
59 (o s % )であり、固有粘度(0,5g/
di 、 m−りtzゾール中80°Cで測定)は0.
17であった。
実施例13 100−のナスフラスコに2,5−ジメチルピペラジン
0.40g、平均分子量1フ20のビス(8−アミノプ
ロピル)ポリジメチルシロキサン0.869、トリエチ
ルアミン1.24をとり、10−のクロロホルムに溶解
する。10−のクロロホルムに溶解したイソフタル酸ク
ロリド0.8129を窒素気流下O℃で滴下し、o ’
cで1時間、20″Cで1時間かくはんした。得られた
溶液を500−のメタノールに投入し、熱メタノールで
洗浄した。かくして得られたポリシリキサン−ざリアミ
ド系ブロック共重合体の収率は1.68 g(94%)
であり、固有粘度(0−5g/ dl e m−クレゾ
ール中30°Cで測定)は0.59であった。
実施例14 200−のナスフラスコ中、テレフタル酸クロリド0.
406 gを25tLtの塩化メチレンに溶解する。
平均分子fi1720のビス(8−アミノプロピル)ポ
リジメチルシロキサン1.711+、2.5−ジメチル
ピペラジン0.1149、水酸化ナトリウム0.2g、
’     ”−’   −−FH;≠へ〒棒イ降頃ζ
*水25−を加え、20°Cで2時 間激しくかくはんした。得られた溶液を沸騰水中に投入
して重合体を得た。かくして得られたポリシロキサン−
ポリアミド系ブロック共重合体の収率は1.799(8
5%)であり、固有粘度(0,597(11,テトラク
ロロエタン中30°Cで測定)は0.11であった。
実施例15 200−のナス7ラスフ中゛、テレフタル酸クロリド0
.8122を25艷の塩化メチレンに溶解する。
平均分子量1720のビス(8−アミ/プロピル)ぎり
ジメチルシリキサン0−869.2y5−ジメチルピペ
ラジン0−40g、水酸化ナトリウム0.11129、
水z5−を加え、20°Cで2時間激しくかくはんした
◇得られた溶液を沸騰水中に投入して重合体を得た。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブロック
共重合体の収率は1−71 g(96%)であり、固有
粘度(0,5り/ dl 、 m−クレゾール中80℃
で測定)は0.62であった。
実施例16 20011tのナスフラスコ中、イソフタル酸クロリド
0.8129を25tLlの塩化メチレンに溶解する。
平均分子量1720のビス(8−アミノプロピル)ポリ
ジメチルシロキサン0−869.2+5−ジメチルピペ
ラジン0.409、水酸化ナトリウム0.82 g、水
25−を加え、20’Cで2時間激しくかくはんした。
得られた溶液を沸騰水中に投入して重合体を得た。かく
して得られた?リシロキサンーピリアミド系ブロック共
重合体の収率は1.549 (87%)であり、固有粘
度(o、s g/dl + m−クレゾール中30°C
″′C測定)は1.27であった。
(発明の効果) 本発明は前記式(1岸表されるポリシロキサン−ポリア
ミド系ブロック共重合体及び両末端にアミ7基を有する
ポリシロキサンと両末端に酸ハライドを有するポリアミ
ドとを墳墓の存在下で重縮合させるメリシロキサンーゴ
リアミド系ブロック共重合体の製造方法であって、重縮
合反応が低温で容易に進行する。かかる本発明によれば
、重縮合に際して、高温を必要とせず、アミド交換反応
やポリシロキサン鎖の分解反応を避けることができ、他
のアミド生成重縮合法に比べて大きな利点を有する。ま
た本発明によれば、?リアミド部分の構造及び分子量、
ポリシロキサン部分の分子量を自由に選択することがで
き、種々の特性を有するブリック共重合体を製造するこ
とができる。本発明のポリシロキサン−ざリアミド系ブ
ロック共重合体は、耐熱性と耐溶媒性が高く、気体選択
透過膜などへの有用性が大きい。
特杵出願人 東京工業大学長

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、 R^1は、炭素数16個までの直鎖状、分岐状または環
    状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基; 10個までの炭素で核が構成された置換または非置換芳
    香核を2個まで含む芳香族炭化水素の二価の残基、但し
    2個の芳香核はC、SまたはOで架橋されていてもよく
    ;またはO、N、Sから選ばれたヘテロ原子を3個迄含
    む3〜6員環の置換または非置換複素環含有炭化水素の
    二価の残基であり、 R^2は、炭素数10個までの直鎖状、分岐状または環
    状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基;または炭
    素数10個までの置換または非置換芳香族炭化水素の二
    価の残基であり、Y^1およびY^2はそれぞれ炭素数
    1〜6個のアルキル基またはフェニル基であって、Y_
    1とY_2とは同じ基でも異なる基でもよく; z^1、z^2、z^3およびz^4はそれぞれ水素原
    子または炭素数1〜6個のアルキル基であって、互いに
    同じでも異なっていてもよく、 mは5〜200の整数、 nは1〜30の整数、また xは2〜20の整数を示す) で表わされるポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共
    重合体。 2、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は、それぞれ炭素数1〜1
    0個のアルキレン基またはフェニレン基を示し、m、n
    およびxはそれぞれ前記と同義である) で表わされる特許請求の範囲第1項記載のポリシロキサ
    ン−ポリアミド系ブロック共重合体。 3、式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは2〜4の整数を示し、m、nおよびxは前
    記と同義である) で表わされる特許請求の範囲第2項記載のポリシロキサ
    ン−ポリアミド系ブロック共重合体。 4、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R^2は、炭素数10個までの直鎖状、分岐状または環
    状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基;または炭
    素数10個までの置換または非置換芳香族炭化水素の二
    価の残基であり、T^1およびY^2はそれぞれ炭素数
    1〜8個のアルキル基またはフェニル基であって、Y^
    1とY^2とは同じ基でも異なる基でもよく、 またmは5〜200の整数を示す) で表わされる両末端にアミノ基を有するポリシロキサン
    と、 一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、 R^1は、炭素数16個までの直鎖状、分岐状または環
    状の飽和または不飽和炭化水素の二価の残基; 10個までの炭素で核が構成された置換または非置換芳
    香核を2個まで含む芳香族炭化水素の二価の残基、但し
    2個の芳香核はC、SまたはOで架橋されていてもよく
    ;またはO、N、Sから選ばれたヘテロ原子を3個迄含
    む3〜6員環の置換または非置換複素環含有炭化水素の
    二価の残基であり、z^1、z^2、z^3およびz^
    4はそれぞれ水素原子または炭素数1〜6個のアルキル
    基であって、互いに同じでも異なっていてもよく、nは
    1〜30の整数を示す) で表わされる両末端に酸ハライドを有するポリアミドと
    を、塩基の存在下に重縮合反応せしめて、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、Y^1、Y^2、z^1、z
    ^2、z^3、z^4、mおよびnはそれぞれ上記と同
    義であり、xは2〜20の整数を示す) で表わされる化合物を生成することを特徴とするポリシ
    ロキサン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方法。 5、前記一般式(II)および(III)において、R^1
    およびR^2がそれぞれ炭素数1〜10個のアルキレン
    基またはフェニレン基を示し、Y^1、Y^2、z^1
    およびz^4がそれぞれメチル基であり、z^2および
    z^3は共に水素であり、またmおよびnは前記と同義
    であり、且つ、生成化合物が一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、mおよびnは上記と同義であ
    り、xは2〜20の整数を示す) で表わされる特許請求の範囲第4項記載のポリシロキサ
    ン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方法。 6、前記一般式(II)のR^2が炭素数2〜4個のアル
    キレン基を示し、前記一般式(III)のR^1がフェニ
    レン基であり、且つ生成化合物が一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m、nおよびxは前記と同義であり、pは2〜
    4の整数を示す) である特許請求の範囲第5項記載のポリシロキサン−ポ
    リアミド系ブロック共重合体の製造方法。 7、前記一般式(III)で表わされる両末端に酸ハライ
    ドを有するポリアミドを、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、z^1、z^2、z^3およびz^4は前記と
    同義) で表わされるピペラジン化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は前記と同義) で表わされるジカルボン酸ハライドの過剰量を反応せし
    めて生成する特許請求の範囲第4項記載のポリシロキサ
    ン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方法。 8、前記塩基が、トリエチルアミン、トリブチルアミン
    、N−メチルピペリジン、トリエチレンジアミン、ピリ
    ジン、4−ジメチルアミノピリジンよりなる群より選ば
    れた少なくとも一種の有機塩基である特許請求の範囲第
    4項乃至第7項の何れかに記載のポリシロキサン−ポリ
    アミド系ブロック共重合体の製造方法。 9、前記塩基がトリエチルアミンである特許請求の範囲
    第8項記載のポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共
    重合体の製造方法。 10、前記塩基がアルカリ金属水酸化物である特許請求
    の範囲第4項乃至第7項の何れかに記載のポリシロキサ
    ン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方法。 11、アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムである
    特許請求の範囲第10項記載のポリシロキサン−ポリア
    ミド系ブロック共重合体の製造方法。 12、反応が、各反応成分および反応生成物に対して実
    質的に不活性且つ良溶媒である有機溶媒中で行なわれる
    特許請求の範囲第4項乃至第11項の何れかに記載のポ
    リシロキサン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方
    法。 13、両末端にアミノ基を有するポリシロキサンと両末
    端に酸ハライドを有するポリアミドの等モル量を重縮合
    反応せしめる特許請求の範囲第4項乃至第12項の何れ
    かに記載のポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共重
    合体の製造方法。 14、重縮合反応が反応温度−20℃乃至100℃で行
    なわれる特許請求の範囲第4項乃至第 13項の何れかに記載のポリシロキサン−ポリアミド系
    ブロック共重合体の製造方法。
JP10083386A 1986-05-02 1986-05-02 ポリシロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体およびその製造方法 Granted JPS62257933A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0377447A2 (en) * 1989-01-03 1990-07-11 Dow Corning Corporation Polysiloxane-polyamide block copolymers
EP1356856A1 (en) * 2002-04-17 2003-10-29 Korea Research Institute Of Chemical Technology Silicone-coated organic solvent resistant polyamide composite nanofiltration membrane, and method for preparing the same
JP2009521344A (ja) * 2005-12-23 2009-06-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 熱可塑性シリコーンブロックコポリマー類を含む多層膜

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EP0377447A2 (en) * 1989-01-03 1990-07-11 Dow Corning Corporation Polysiloxane-polyamide block copolymers
EP1356856A1 (en) * 2002-04-17 2003-10-29 Korea Research Institute Of Chemical Technology Silicone-coated organic solvent resistant polyamide composite nanofiltration membrane, and method for preparing the same
JP2009521344A (ja) * 2005-12-23 2009-06-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 熱可塑性シリコーンブロックコポリマー類を含む多層膜

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