JPS62254835A - 金属イオンの吸着剤用添加剤 - Google Patents

金属イオンの吸着剤用添加剤

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JPS62254835A
JPS62254835A JP61100292A JP10029286A JPS62254835A JP S62254835 A JPS62254835 A JP S62254835A JP 61100292 A JP61100292 A JP 61100292A JP 10029286 A JP10029286 A JP 10029286A JP S62254835 A JPS62254835 A JP S62254835A
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chloride
adsorbent
additive
cement
citric acid
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Yoshio Taguchi
田口 良夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工場等から排出される各種廃液等の中の有害
な金属イオン及び臭気を吸着して浄化し、また凍原等の
生活排水等の臭気を吸着する吸着剤を製造するために石
炭フライアッシュ等の主原料に添加する添加剤に関する
ものである。
従来の技術 従来、金属イオン及び臭気の吸着剤として活性炭が用い
られ、また金属イオンの吸着剤として合成ゼオライトが
用いられている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、活性炭及び合成ゼオライトは製造に手数を要し
、高価である。また活性炭は液中での吸着効率に劣る。
従って各種廃液や生活排水等の大量処理に用いるには膨
大な費用を要するので、処理されないまま排出され、湖
、川、海の汚染による公害の原因となっているのが現状
である。
そこで、本発明は、金属イオンや臭気を効率良く吸着す
ることができる吸着剤を簡単に製造することができ、コ
ストの低下を図ることができるようにした添加剤を提供
しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の枝術的な手段は、
塩化アンモニウム、jp化カリウム、tIX化マグネシ
ウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウ
ム、クエン酸及び塩化コバルトよりなり、塩化アンモニ
ウム及び塩化カリウムが混合されて粉末化され、塩化カ
リウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カル
シウム、硫酸ナトリウム、クエン酸及び塩化コバルトが
混合されて粉末化されたものである。
そして主原料である石炭フライアッシュ1000kgと
セメント50〜200kgに対し、塩化アンモニウム0
.04〜0.05%、塩化カリウム0.07〜0.09
5%、lt化マグネシウム0.015〜0.02%、塩
化ナトリウム0.015〜0.02%、塩化カルシウム
0.015〜0.02%、硫酸ナトリウム0゜001〜
0.002%、クエン酸0.0005〜0.001%、
塩化コバルト0.0001〜0.0002%の配合比で
用いるもので、塩化アンモニウム0.04〜0.05%
及び塩化カリウム0.05〜0.07%を混合して粉末
化し、Ji!化カリウム0.02〜0.025%、Ji
y化マグネシウム0.015〜0.02%、塩化ナトリ
ウム0.015〜0.02%、塩化カルシウム0.01
5〜0.02%、硫酸ナトリウム0.001〜0.00
2%、クエン酸0.0005〜0.001%及び塩化コ
バルト0.0001−0.0002%を混合して粉末化
している。
石炭フライアッシュとセメントの水溶法による混合によ
りセメントが液相の時にカルシウムイオン反応を活発に
させると共に、セメントの固化反応を阻害している高分
子化合物であるフミン酎等を塩化アンモニウム、硫酸ナ
トリウム、クエン酸と反応させて除去し、石炭フライア
ッシュの主成分である5iOz、ALzOi 、Mg0
2K 、 Naの粒子とセメントのカルシウムとを反応
させてセメント本来の働きをさせる。塩化ナトリウム、
塩化カリウムの働きによりセメントのカルシウムイオン
に浸透性を与えることにより硬化体はセメント固化物と
逆の連続多孔体となる。このとき、塩化カルシウムをセ
メントと反応させることによりセメントの凝結時間を短
縮させることができ、カルシウムイオンと塩化マグネシ
ウムを反応させることによりセメントの収縮を防止する
ことができ、塩化コバルトを用いることにより上記各反
応を活発化させることができる。この連続多孔体の化学
組成は5iOz50〜70%、Al2O310〜30%
、Mg02〜3%、Ca010〜20%、Na5〜lO
%であって、Sik四面体の頂点の酸素原子を共有しな
がら三次元に連なり、孔径がIOA〜300Aで比表面
積がl Om’ / g −15m’ / gとなり、
この中の幾つかのSiがAIで置換されることにより一
1価の電荷を生じ、これを中和する形でNa−に+、C
a+等の陽イオンを内部に有するアルミケイ酸化合物と
なる。
ここで、塩化アンモニウムが0.04%より少ないと各
成分が溶解し難く、0.05%より多いと連続多孔体の
強度が低下する。塩化カリウムが0.07%より少ない
とセメントのカルシウムイオンの浸透能力に劣り、0.
095%より多いと溶解し難いばかりでなく、カルシウ
ムイオンに浸透性を与える効果が向上しない。
塩化マグネシウムが0.015%より少ないと連続多孔
体に収縮クラックが発生し、0.02%より多いと連続
多孔体が膨張する。塩化ナトリウムが0.015%より
少ないとセメントのカルシウムイオンの浸透能力に劣り
、0.02%より多いと溶解し難いばかりでなく、カル
シウムイオンに浸透力を与える効果が向上しない、塩化
カルシウムが0.015%より少ないと、連続多孔一体
の強度を促進させることができず、0.02%より多い
と破水現象により連続多孔体を破壊するおそれがある。
′f&酸ナトリウムが0.001%より少ないとセメン
トを急速硬化させることができず、0.002%より多
いとセメントの強度の長期安定性に劣る。クエン酸がo
、ooos%より少ないと各成分が溶解し難く、o、o
oi%より多いと連続多孔体の強度が低下する。塩化コ
バルトがo、oo。
1%より少ないと各成分のイオン活動を活発にすること
ができず、0.0002%より多いと効果が向−トしな
いばかりでなく、高価となる。
また主原料である石炭フライアッシュ中に含まれる51
02、A1103の成分が不足する場合には粘土により
補充し、また連続多孔体としての強度を大きくする必要
がある場合には骨材として砂を用いればよく、この場合
、砂は石炭フライアッシュloookgに対し、20〜
40%用いるのが望ましい。
作用 上記本発明の吸着剤用添加剤は石炭フライアッシュ、セ
メント等を主原料とし、ミクロ孔とマクロ孔による連続
多孔体に構成し、水、空気を良好に流通させることがで
き、しかも全体として空隙、即ち比表面積が大きく、N
a”  、K+、Ca”等の陽イオンを電気的に捕捉し
ている吸着剤を製造することができる。而してこのよう
にして製造された吸着剤と接触している廃液等の中に含
まれている各種金属イオンが多数のミクロ孔、マクロ孔
に入り込み、電気的に捕捉されている陽イオンとイオン
交換されて吸、flされる。例えばCa”+イオンを含
む溶液がNa+イオンを電気的に捕捉している上記吸着
剤と接触した場合、下記の交換反応を示す。
2 A −+ Na” + Ca”+、J1zCa+ 
2 Naまた廃液等の中の臭気も多数のミクロ孔、マク
ロ孔に入り込んで吸着される。
実施例 石炭フライアッシュ1000kg、ポルトランドセメン
ト125kg、砂300kgに対し、塩化アンモニウム
400g、塩化カリウム900g、塩化マグネシウム1
75 g 、塩化ナトリウム175g、上n化カルシウ
ム175g、硫酸ナトリウム15g、クエン酸7 、5
 g 、 塩化コパル)1.5gの配合比となるように
して選定し、塩化アンモニウム400g及び塩化カリウ
ム600gを混合して粉末化し、塩化カリウム300g
、塩化マグネシウム175g1ji化ナトリウム175
g、tfi化カルシウム175g、硫酸ナトリウム15
g、クエン酸7 、5 g及び塩化コバル)1.5gを
混合して粉末化した。
上記配合比により次のようにして吸着剤を製造した。
石炭フライアッシュ1000kgと、混合して粉末化し
である塩化アンモニウム400g及び塩化カリウム60
0gを水150文に溶解し、ミキサーで混合して20℃
(5〜80℃の間で適宜選択することができる)で乾燥
させ、石炭プライアッシュを中和させた。次に二次処理
として、上記−次処理後の石炭フライアッシュに砂30
0kgを加えて混合し、続いてポルトランドセメン)1
25kgを加えて混合した。続いて混合して粉末化しで
ある塩化カリウム300g、塩化マグネシウム175g
、塩化ナトリウム175g、tjBbカルシウム175
g、硫酸ナトリウム15g、クエン酸7.5g及び塩化
コへル)1.5gを水100文の中に溶解して水溶液に
し、この水溶液を上記混合中のミキサーの中にスプレー
により添加し、混合して80″C(5〜80’Cの間で
適宜選択することができ、温度を高くすることにより硬
化を促進ごせることができる)で乾燥させた。これによ
り連続多孔体を形成することができた。
このようにして製造する吸着剤は、二次処理時において
混合、乾燥した状態では、第1図に示すX線併用の電子
顕微鏡写真(4200倍)に示す通りであり、これが第
2図に示す電子顕微鏡写真(19000倍)の成長過程
を経て。
第3図に示す電子m微鏡写真(19000倍)で示す連
続多孔体となる。この連続多孔体を模式的に表わすと第
4図に示すようになり、この連続多孔体lは5i04四
面体の頂点の酸素原子を共有しながら三次元に連なって
おり、孔2(小)、3(大)の径が10λ〜30OAで
あり、比表面積が10〜15m″/gであった0石炭フ
ライアッシュの比表面積は0.9〜1 m’ 7gであ
るので、これを大幅に増大することができた。
次に上記実施例により製造した吸着剤により金属イオン
の吸着試験を行った例について説明する。
〔第1試験例〕 実験溶液(単位PPM ) p)14.45 Cu    Zn    A 1203   Mg02
4.30 21.90 45.25  18.90下部
に排出口を右し、上記吸着剤を収納した容器に上記実験
溶液を供給して排出口より排出し、吸着剤における吸着
交換量を測定した結果は下記の通りである。
吸着交換量 Cu    Zn   AlzOi  Mg03日 2
528  1001         45214日 
99100  31900  63900  1220
0上記14日のCu、 Znの吸着交換状態をX線併用
の電子顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれぞれ
第5図、第6図に示す。
〔第2試験例〕 実験溶液(単位PPM ) Cu    ZnP′。
19.73  9.77  0.03 下部に排出口を有し1.上記吸着剤を収納した容器に上
記実験溶液を供給して排出口より排出し、別の容器によ
り受け、この出水成分を検出した結果は下記の通りであ
る。
出水成分 Cu    Zn    Pb 0.9B   0.88  0.002これからも明ら
かなようにCu、Zn、Pbの液中に含まれる量は基準
値よりも低くなっている。
尚、上記吸着剤は上記試験例に示す金属イオン以外の金
属イオンをも吸着することができ。
その例として、Ca、Mnの吸着状態をX線併用の電子
顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれぞれ第7図
、第8図に示す。また上記各金属イオンを吸着した状態
の吸着剤の表面を電子顕微鏡により300倍で撮影した
写真を第9因に示す。
発明の効果 以上型するに、本発明は、廃液等の中の金属イオン及び
臭気を効率良く吸着することができる吸着剤を石炭フラ
イアッシュ等の主原料と混合、乾燥するだけで容易に製
造することができるので、安価に提供することができ、
廃液等を従来の数十分の1の低コストで処理することが
でき、大量処理しなければ解決しなl、%湖、用、海の
公害防止に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の添加剤により吸着剤を製造する途中で
、各成分を混合、乾燥した状態を示す4200倍のx!
Ia併用の電子顕微鏡写真、第2図はその成長過程を示
す19000倍の電子顕微鏡写真、第3図は成長後の吸
着剤を示す19000倍の電子顕微鏡写真、第4図はそ
の模式図、第5図乃至第8図はそれぞれ第3図及び第4
図に示す吸着剤により Cu、Zn、Ca、Knを吸着
した状fmを示す300倍のxvJ、併用の電子顕微鏡
写真、第9図はCu、Zn、Ca、  Mnを吸着した
吸着剤の表面を示す300倍の電子顕微鏡写真である。 特許出願人  株式会社田口研究所 、1−il−・し 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第(3図 弔7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化アンモニウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、
    塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム、ク
    エン酸及び塩化コバルトよりなり、塩化アンモニウム及
    び塩化カリウムが混合されて粉末化され、塩化カリウム
    、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム
    、硫酸ナトリウム、クエン酸及び塩化コバルトが混合さ
    れて粉末化されていることを特徴とする金属イオン及び
    臭気の吸着剤用添加剤。
JP61100292A 1986-04-30 1986-04-30 金属イオンの吸着剤用添加剤 Granted JPS62254835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090833A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池用水素製造システム及び燃料電池システム、並びに、炭化水素系燃料の脱イオン方法及び水素製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090833A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池用水素製造システム及び燃料電池システム、並びに、炭化水素系燃料の脱イオン方法及び水素製造方法
JP2012142174A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Jx Nippon Oil & Energy Corp 燃料電池用水素製造システム及び燃料電池システム、並びに、炭化水素系燃料の脱イオン方法及び水素製造方法

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