JPS6225387Y2 - - Google Patents

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JPS6225387Y2
JPS6225387Y2 JP1981160949U JP16094981U JPS6225387Y2 JP S6225387 Y2 JPS6225387 Y2 JP S6225387Y2 JP 1981160949 U JP1981160949 U JP 1981160949U JP 16094981 U JP16094981 U JP 16094981U JP S6225387 Y2 JPS6225387 Y2 JP S6225387Y2
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JP
Japan
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driver
warning
alarm
driving
drowsy
Prior art date
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JP1981160949U
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JPS5865135U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の運転者の脈拍を検出して
居眠りを判別し、運転者に対して注意を喚気した
り、自動車を停止させる居眠運転防止装置に関す
る。
長距離運転を行なう場合、休憩をとらずに運転
していると眠気を催してくる。そこで休憩するか
しないかは運転者の心理状態によつて決まるが、
もし、休憩をとらずに走行を続け居眠運転をした
場合には重大な事故に続ながる可能性がある。居
眠運転を防止するためには無理な運転をしないよ
うにする運転者の心がけが重要であるが、これに
は不確実性があり、また、居眠を防止する有効な
手段も現状では使用されていない。
この考案は、上記の点に着目してなされたもの
で、運転中の運転者の脈拍を検出して居眠を開始
する頃の脈拍数の低下検知し、運転者に対して警
報を発し有効な注意を促して居眠運転を防止する
と共に、この注意の反応によつてはハザードラン
プを点滅させたり自動車を安全に停止させる制御
を行なつて居眠運転による交通事故を未然に防ぐ
ことができる居眠運転防止装置を提供することを
目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
図は居眠運転防止装置のブロツク図を示し、1
はマイクロホンや圧電素子等を使用して運転者の
脈拍を検出する脈拍センサであり、その出力側を
波形整形器2に接続し、脈拍に対応したパルス信
号をマイクロコンピユータ11に送るように動作
する。3は自動車の車速を検出する車速センサで
あり、車速センサ3の出力側はカウンタ4に接続
され、カウンタ4から車速情報がマイクロコンピ
ユータ11に送られるように構成されている。6
はマイクロホン5を備えた音声認識部であり、運
転者に対して行なわれた警報や注意動作に対し運
転者からの例えば「眠くない」等の音声情報を入
力して、マイクロコンピユータ11に警報に対す
る運転者の応答情報を送るよう動作する。7は警
報を受けた運転者がこれに対する意志表示として
操作するリセツトスイツチであり、マイクロコン
ピユータ11の入力ポートに接続される。8は自
動車のイグニシヨンスイツチであり、同様にその
入力ポートに接続されている。このような、マイ
クロホン5、音声認識部6、リセツトスイツチ
7、及びイグニシヨンスイツチ8により警報反応
検知手段10が構成される。さらに、9はハンド
ルの正対位置を検知し、その検知信号をマイクロ
コンピユータ11に送るハンドル正対センサであ
る。12はマイクロコンピユータ11の出力ポー
トに接続され、検出された運転者の脈拍データを
表示する脈拍数表示部である。13は空調器18
の温度調整器であり、居眠運転時の運転者に対す
る警報又は注意手段として自動車の室内温度を例
えば5度下げるように制御する。14は同様にマ
イクロコンピユータ11の出力ポートに接続され
た警報用のブザー、15は同様に接続された警報
用のラジオ受信機であり警報の際に音量を上げて
動作する。さらに、19は同様に出力ポートに接
続された音声合成部であり、居眠運転時に警報用
の音声をスピーカ17から発するように動作す
る。この音声合成部19はテープレコーダを使用
することもできる。20は同様にマイクロコンピ
ユータ11の出力ポートに接続されたハザード装
置であり、居眠運転時の外部に対しての警報とし
て自動車に取付けられたハザードランプを点滅さ
せるように動作する。さらに、22は運転者の体
に直接弱い電流を流して警報や注意を促す刺激装
置であり、通電装置21を介してマイクロコンピ
ユータ11の出力ポートに接続されている。この
ように、空調器18の温度調整器13、ブザー1
4、ラジオ受信機15、スピーカ17、音声合成
部19、ハザード装置20、及び通電装置21を
もつ刺激装置22から警報発生手段29が構成さ
れ、居眠運転を検出したマイクロコンピユータ1
1は運転者に対しこれらの警報手段のうちどれか
を選択的に動作させて運転者に対し注意を促すよ
うに動作する。なお、刺激装置22は運転者の臀
部や背部に振動等を与えて刺激するようにシート
に振動装置を取付けて構成することもできる。
一方、23はクラツチ24のクラツチ遮断部、
25はブレーキ装置26の制動制御部、27はハ
ンドル28のハンドル制御部であり、それぞれ、
マイクロコンピユータ11の出力ポートに接続さ
れ、運転者に対して出された警報に対し、警報反
応検知手段10によつて何らの応答信号も得られ
ない場合に自動車を停止させるように動作し、そ
の動作はマイクロコンピユータ11によつて選択
的に動作制御され、走行停止手段30を構成して
いる。
次に、居眠運転防止装置の動作を説明する。自
動車の走行中は、車速センサ3からの車速データ
と運転者に装着されれた脈拍センサ1から送られ
る脈拍数のデータがマイクロコンピユータ11に
入力され、脈拍数は表示部12に表示されてい
る。そこで、走行中に運転者が眠気を催したとす
ると、これが脈拍の変化に表われ、脈拍数が約10
回/分程度低下する。この脈拍低下をマイクロコ
ンピユータ11は判別し、音声合成部19に信号
を出力して例えば、「休憩しなさい」等の音声信
号を発生させ、スピーカ17からこの音声が運転
者に対して発せられる。このスピーカ17からの
呼びかけは連続して数回発せられ、これに対し、
運転者がリセツトスイツチ7をオンさせたり、イ
グニシヨンスイツチ8をオフにしたり、或はマイ
クロホン5と音声認識部6を通して、例えば「眠
くない」という言語情報をマイクロコンピユータ
11に入力させた場合には、引き続き通常の走行
がなされる。なお、警報発生手段としてはスピー
カ17からの音声によるものの他にブザー14を
作動させたり、ラジオ受信機15を作動させかな
り大きい音量によつて運転者に注意を与えるよう
にすることもできる。
一方、居眠運転の警報が発せられてから所定の
時間後、又は所定の回数の警報が出された後に、
運転者からの応答が警報反応検知手段10によつ
て何ら検知されない時には、さらに強力な警報、
例えば、通電装置21を作動して刺激装置22を
動作させて、運転者に対し危険のない電流を流し
て刺激を与えたり、シートを取付けた振動器など
によつて運転者の体に直接刺激を与えて、居眠運
転をさせないための警報や注意が実行される。な
お、空調器18の温度調整器13に信号を送つ
て、車内の温度を例えば通常より5℃程度下げ、
運転者の眠気をさまさせるようにすることもでき
る。なお、脈拍検出により居眠運転に入ることが
判別された時には、ハザード装置20に信号を送
つてハザードランプを点滅させ、他の車に対し警
報を発するように動作する。
運転者の体に対する刺激を行なつてもなお運転
者からの反応がリセツトスイツチ7等の警報反応
検知手段10によつて得られない場合には、最終
段階の処置として走行停止の指令が走行停止手段
にマイクロコンピユータ11から出される。すな
わち、制動制御部25が作動して自動車のブレー
キ装置26を徐々に動作させ減速を行なうと共
に、ハンドル制御部27を駆動してハンドル28
を正対させるように動作させる。そして、ハンド
ル正対センサ9によつてハンドルが正対状態とな
つた際、さらにブレーキ装置26が強力に作動
し、クラツチ遮断部23を駆動してクラツチを切
り、安全に車両の走行を停止する。このような操
作はすべてマイクロコンピユータ11のプログラ
ムにより実行され、運転者が居眠運転に入つた際
にも安全に自動車を停止させて事故の発生を未然
に防ぐことができる。
以上のように、この考案の居眠運転防止装置に
よれば、運転者の脈拍を検出して居眠状態を判別
し、居眠りの際、運転者に対し居眠運転の警報音
を発生し且つ運転者の体に刺激を与えて眠気をと
り去るように動作し、運転者の警報に対する反応
が得られない場合、ハンドルの正対位置に制御
し、制動をかけて車を停止させるように構成した
から、運転者の居眠運転を生理的な面から確実に
検知して、注意や警報を運転者に対し発し、居眠
を中止させ、交通事故の発生を未然に防止するこ
とができる。また、警報に対して運転者の応答が
ない場合には自動的に車両停止の制御が行なわれ
るから、事故防止の確実性は向上する。さらに、
居眠りの際、ハザードランプが点滅して、近くの
車両に対し危険を認識させることができ、近傍走
行をやめさせたり、クラクシヨン等による他車か
らの警報も期待できる等の効果をもつものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示す居眠運転防止装置
のブロツク図である。 1……脈拍センサ、10……警報反応検知手
段、11……マイクロコンピユータ、29……警
報発生手段、30……走行停止手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 運転者の脈拍を検知する脈拍センサと、 運転者に対し居眠運転の警報音を発生し且つ運
    転者の体に刺激を与える警報発生手段と、 自動車に設置されたハザードランプを点滅させ
    るハザード装置と、 居眠運転検出時に出された警報に対し運転者か
    ら何らの反応も出されない場合、自動車のハンド
    ルを正対状態に制御して制動をかけ停止させる走
    行停止手段と、 該警報発生手段からの警報に対して行なわれた
    運転者の反応を検知する警報反応検知手段と、 前記脈拍センサから送られる脈拍数の警報に基
    づいて運転者の居眠状態の有無を判別し、居眠り
    の際、前記警報発生手段とハザード装置に作動信
    号を送つて警報を発生させると共にハザードラン
    プを点滅させ、前記警報反応検知手段により運転
    者の反応が得られなければ、前記走行停止手段に
    作動信号を送るように動作するマイクロコンピユ
    ータと、 を備えたことを特徴とする居眠運転防止装置。
JP16094981U 1981-10-28 1981-10-28 居眠運転防止装置 Granted JPS5865135U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16094981U JPS5865135U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 居眠運転防止装置

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JP16094981U JPS5865135U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 居眠運転防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5865135U JPS5865135U (ja) 1983-05-02
JPS6225387Y2 true JPS6225387Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=29953335

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JP16094981U Granted JPS5865135U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 居眠運転防止装置

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JPH0687211B2 (ja) * 1985-02-07 1994-11-02 株式会社日立製作所 プラント監視装置
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JPS5865135U (ja) 1983-05-02

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